JP2011208487A - 建物耐震補強工法 - Google Patents

Abstract

【課題】地震による一戸建て住宅または建物の、地震による倒壊防止補強工法を提供する。
【解決手段】筋交い入り補強フレーム３の固定金具５を、既存一戸建て住宅または建物の外壁側の柱７・梁６に穴をあけ固定する。固定金具５と柱７・梁６との接触面には凹凸の加工が施され、密着を良くしまたずれ防止がなされている。筋交い入り補強フレーム３と固定金具５の固定方法としては、木造の場合はビスまたはボルトを使用し、鉄骨造の場合は溶接またはボルトし、穴には直接コーキング等をする。
【選択図】図２

Description

この発明は地震による建物倒壊防止補強工法に関するものである。

従来の技術の欠点は柱・梁から金具までの長さが長く、強度不足。また、筋交いの丸棒が、いかにも弱々しく、また、デザイン的にもあまり良いとはいえない。一個建て住宅または建物が、その補強筋交いを入れる事により、簡易プレハブのごとく見栄えの悪い物になってしまっていた。

梁から金具までの長さが長く、強度不足。また、筋交いの丸棒が、いかにも弱々しく、また、デザイン的にもあまり良いとはいえない。一個建て住宅が、その補強筋交いを入れる事により、簡易プレハブのごとく見栄えの悪い住宅または建物になってしまっていた。本発明はこれらの欠点を解決する為になされたものである。

筋交い入り補強フレーム（３）の固定金具（５）を柱（７）・梁（６）の外壁に穴をあけ固定する。筋交い入り補強フレーム（３）と固定金具（５）を締め付け固定する。筋交い入り補強フレーム（３）は１個から数個を積み重ねる事により、柱（７）・梁（６）とのつなぎ及び補強の筋交いとなる。本発明は以上の構成からなる建物耐震補強工法である。

発明の効果を説明すれば、固定金具（５）の柱（７）及び梁（６）への固定が簡単であり、屋外での作業であり、工事中も生活に何も影響が無く、壁等解体も無いので、短期間の工事期間で工事も出来るし、結局安価な工法と言える。従来の工法に比べ、強度的にもアップしているし、デザイン的にも、単なる補強の筋交いでは無く、建物のデザインの一部として、優れていると言える。

実施組付図・実施図 １・実施図 ２ 部品及び組付状態詳細図

［１］発明の構造を説明すれば、筋交い入り補強フレーム（３）の固定金具（５）を柱（７）・梁（６）の外壁に穴をあけ、固定する。固定金具（５）と柱（７）・梁（６）との接触面には凹凸の加工が施され、より、密着よくし、ずれ防止がなされている。筋交い入り補強フレーム（３）と固定金具（５）を固定する。
筋交い入り補強フレーム（３）は、柱（７）・梁（６）とのつなぎ及び補強の筋交いとなる。本発明は以上の構成からなる建物耐震補強工法である。
［２］筋交い入り補強フレーム（３）は１個でも良いし、任意の個数重ねても良い。
［３］土台と基礎を一体固定する金具を、筋交い入り補強フレーム（３）で兼用一体製作し、ホールダウン対策する事も考えられる。
［４］固定金具（５）を柱（７）・梁（６）の外壁に穴をあけ、木造の場合、ビス止めまたはボルト止めする方法も考えられる。
［５］柱（７）・梁（６）が鉄骨の場合、溶接、ナッターによりボルト止めし、固定金具（５）を柱（７）・梁（６）に固定する事もできる。
［６］固定金具（５）取り付け部外壁にあけられた穴のクリアランスに雨の浸透を防ぐために、固定金具（５）と外壁クリアランス部に直接コーキング等を施工する。
［７］固定金具（５）とは別に雨水防止金具を取り付ける事もできる。
［８］本発明は、木造・鉄骨にも、それぞれ対応する固定金具（５）を使用すれば、取り付け可能だし、住宅・ビル・工場のあらゆる建物に取り付ける事ができる建物耐震補強工法である。
［９］本発明は、外部に取り付ける為に発明された物であるが、外部に取り付けられない場合は、建物内部にでも取り付ける事ができる建物耐震補強工法である。
本発明は以上のような構造で、それを工事するには、固定金具（５）を柱（７）・梁（６）の外壁に穴をあけ、固定する。筋交い入り補強フレーム（３）と固定金具（５）を締め付け固定する建物耐震補強工法である。

１−外壁 ２−外壁にあけられた穴 ３−筋交い入り補強フレーム
４−筋交い入り補強フレームと固定金具の締め付けボルト
５−固定金具 ６−梁 ７−柱

Claims (1)

1. 柱（７）・梁（６）の外壁に穴をあけ、固定金具（５）を柱（７）・梁（６）に固定する。
   筋交い入り補強フレーム（３）と固定金具（５）を固定する建物耐震補強工法。

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