JP2011205256A - 電話機及び電話機の位置補正方法 - Google Patents

電話機及び電話機の位置補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スピーカの位置をユーザの耳の位置に容易に合わせることができる電話機を提供すること。
【解決手段】携帯電話機1では、ユーザによる受話器2の使用時にインカメラ4によって撮影されるユーザの画像である使用時画像と、画像データベース18によって記憶された適正位置画像との比較結果に基づいて、指示制御部16によって、ユーザに対して耳に対する受話器2の位置を補正させる旨の指示が行われる。ここで、ずれ演算部15における使用時画像と適正位置画像との比較により、受話器2の使用時にスピーカ6の位置がユーザの耳に対面する位置からどの程度ずれているのかを推定することができる。指示制御部16による位置補正指示は、この比較結果に基づいて行われるため、ユーザに対してスピーカ6の位置のずれを小さくするような指示が可能となる。よって、スピーカ6の位置をユーザの耳の位置に容易に合わせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話機及び電話機の位置補正方法に関する。
従来、下記特許文献1に記載されるように、ユーザの口及び耳の位置に合わせて、マイク及びスピーカの位置を最適な位置に設定できる携帯電話装置が知られている。この携帯電話装置は、マイクが設けられた本体と、スピーカが設けられ、本体に対してヒンジ部を介して回動可能に連結された筺体とを備えている。そして、筺体を回動させることにより、本体と筺体とのなす角を任意に設定可能とし、マイク及びスピーカの位置をユーザの口及び耳の位置に合わせられるようにしている。
特開2006−5564号公報
上記の携帯電話装置では、ユーザが通話等を行う際、スピーカはユーザの視界から外れるため、ユーザは、視覚以外の感覚に頼ってスピーカの位置を耳の位置に合わすことになる。しかしながら、近年の電話機の小型化に伴い、スピーカも小さくなる傾向にある。例えば、近年の電話機におけるスピーカ穴の大きさは、数mm程度となっている。そのため、電話機のユーザにとって、スピーカの位置を耳の位置に合わせづらい場合があった。
そこで本発明は、スピーカの位置をユーザの耳の位置に容易に合わせることができる電話機及び電話機の位置補正方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電話機は、ユーザの耳に当てられる受話器と、受話器に搭載され、受話器の一方の側に向けて音声を出力するスピーカと、を備える電話機であって、受話器の一方の側に向けられたカメラと、スピーカが耳に対面する状態でのユーザの画像である適正位置画像に応じた適正位置情報を記憶する記憶部と、ユーザによる受話器の使用時にカメラで撮影されるユーザの画像である使用時画像に応じた使用時位置情報と、記憶部によって記憶された適正位置情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づいて、ユーザに対して耳に対する受話器の位置を補正させる旨の指示を行う指示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電話機によれば、記憶部によって、スピーカが耳に対面する状態でのユーザの画像である適正位置画像に応じた適正位置情報が記憶される。また、比較手段によって、ユーザによる受話器の使用時にカメラで撮影されるユーザの画像である使用時画像に応じた使用時位置情報と、記憶部によって記憶された適正位置情報とが比較される。そして、比較手段による比較結果に基づいて、指示手段によって、ユーザに対して耳に対する受話器の位置を補正させる旨の指示が行われる。ここで、比較手段における使用時位置情報と適正位置情報との比較により、受話器の使用時にスピーカの位置がユーザの耳に対面する位置からどの程度ずれているのかを推定することができる。指示手段による位置補正指示は、この比較結果に基づいて行われるため、ユーザに対してスピーカの位置のずれを小さくするような指示が可能となる。よって、ユーザは、指示に従うだけでスピーカの位置を耳の位置に合わすことができる。従って、スピーカの位置をユーザの耳の位置に容易に合わせることができる。
ここで、本発明に係る電話機において、比較手段は、適正位置画像に含まれるユーザの特徴部と、使用時画像に含まれる特徴部との位置の差分を演算し、指示手段は、比較手段によって演算された差分に基づいて、差分が小さくなるように指示を行うことが好ましい。
この発明によれば、比較手段によって、適正位置画像に含まれるユーザの特徴部と、使用時画像に含まれる特徴部との位置の差分が演算される。更に、指示手段によって、この位置の差分が小さくなるように指示が行われる。よって、スピーカの位置をユーザの耳の位置に精度良く合わせることができる。
また、本発明に係る電話機において、比較手段は、ユーザのアゴ、血管、ヒゲ、肌の色のうち少なくとも1つを特徴部として、差分の演算を行うことが好ましい。
ユーザのアゴ、血管、ヒゲ、肌の色は、ユーザ固有の形状を呈する部分であり、且つ、その形状の時間的変化は少ないと考えられる。よって、比較手段によって、これらのうち少なくとも1つを特徴部として差分の演算が行われるため、ユーザごとに精度の良い位置合わせを行うことができる。また、受話器が使用される時間帯に関わらず、いつでも精度の良い位置合わせを行うことができる。
また、本発明に係る電話機において、指示手段は、受話器の位置を補正させる旨を示す位置補正メッセージをスピーカに出力させることにより、指示を行うことが好ましい。
この発明によれば、ユーザは、指示手段によりスピーカから出力させられる位置補正メッセージに従って受話器の位置を補正することができるので、スピーカの位置をユーザの耳の位置に一層容易に合わせることができる。
また、本発明に係る電話機において、ユーザの音声を入力するマイクとスピーカとにおける音声の入出力を検出する音声入出力検出手段を備え、指示手段は、音声入出力検出手段によって音声の非入出力状態が検出された場合に、スピーカに位置補正メッセージを出力させることが好ましい。
この発明によれば、音声入出力検出手段によって音声の非入出力状態が検出された場合に位置補正メッセージが出力されるので、位置補正メッセージが通話の邪魔になることを防止しつつ、スピーカの位置をユーザの耳の位置に容易に合わせることができる。
また、本発明に係る電話機において、受話器を振動させる振動部を備え、指示手段は、受話器の位置を補正させる旨を示す振動パターンで振動部に受話器を振動させることにより、指示を行うことが好ましい。
この発明によれば、受話器の位置を補正させる旨を示す振動パターンにより位置補正指示が行われるので、位置補正指示が通話の邪魔になることを防止できる。よって、通話のタイミングに関わらず位置補正指示を行うことができ、スピーカの位置をユーザの耳の位置に迅速に合わせることができる。
また、本発明に係る電話機において、受話器の加速度を検出し、検出した加速度に基づいてユーザの耳は右耳であるか左耳であるかを検出する左右検出手段を備え、記憶部に記憶される適正位置情報は、スピーカが右耳に対面する状態でのユーザの画像である右側適正位置画像に応じた右側適正位置情報と、スピーカが左耳に対面する状態でのユーザの画像である左側適正位置画像に応じた左側適正位置情報と、を含み、比較手段は、ユーザによる受話器の使用時に左右検出手段によって検出された検出結果に応じた適正位置情報を用いて、使用時位置情報との比較を行うことが好ましい。
この発明によれば、ユーザによる受話器の使用時に左右検出手段によって検出された右耳であるか左耳であるかの検出結果に応じて、右側適正位置情報又は左側適正位置情報を用いた比較が行われる。よって、受話器がユーザのいずれの耳に当てられたとしても、スピーカの位置をユーザの耳の位置に精度良く合わせることができる。
また、本発明に係る電話機において、適正位置画像は、スピーカが耳に対面する状態でカメラによって撮影されたユーザの画像であることが好ましい。
この発明によれば、適正位置画像は、使用時画像を撮影するのと同じカメラによって撮影される。そして、比較手段において、この適正位置画像に応じた適正位置情報と使用時画像に応じた使用時位置情報とが比較されるため、より正確な比較を行うことができる。よって、指示手段による位置補正指示の正確性の向上が図られる。
ところで、本発明は、上記のように電話機の発明として記述できる他に、以下のように電話機の位置補正方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
すなわち、本発明に係る電話機の位置補正方法は、ユーザの耳に当てられる受話器と、受話器に搭載され、受話器の一方の側に向けて音声を出力するスピーカと、受話器の一方の側に向けられたカメラと、スピーカが耳に対面する状態でのユーザの画像である適正位置画像に応じた適正位置情報を記憶する記憶部と、を備える電話機の位置補正方法であって、ユーザによる受話器の使用時にカメラで撮影されるユーザの画像である使用時画像に応じた使用時位置情報と、記憶部によって記憶された適正位置情報とを比較する比較ステップと、比較ステップにおける比較結果に基づいて、ユーザに対して耳に対する受話器の位置を補正させる旨の指示を行う指示ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、スピーカの位置をユーザの耳の位置に容易に合わせることができる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。 図1の携帯電話機がユーザによって使用される例の説明図である。 図1の携帯電話機のハードウェア構成を示す図である。 適正位置登録の処理手順を示すフローチャートである。 画像データベースに記憶される適正位置画像の具体例を示す図である。 画像データベースに記憶される特徴部適正位置データの具体例を示す図である。 位置合わせの処理手順を示すフローチャートである。 図7の処理手順の一部を示すフローチャートである。 図7の処理における画像処理及びずれ演算処理の説明図である。 図7の処理における位置補正指示が行われるタイミングの説明図である。 振動による位置補正指示の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電話機及び電話機の位置補正方法について、図面を参照しながら説明する。以下の説明では、携帯電話機及び携帯電話機の位置補正方法を例として説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図、図2は、図1の携帯電話機がユーザによって使用される例の説明図である。図1及び図2に示すように、携帯電話機1は、いわゆる折りたたみ式の携帯電話機である。携帯電話機1は、ユーザに向けて音声を出力するスピーカ6が搭載された受話器2と、ユーザの音声を入力するマイク9と、スピーカ6の位置をユーザの耳Eの位置に合わせるために、ユーザに対して耳Eに対する受話器2の位置を補正させる旨の位置補正指示を行う制御部10と、を備えている。
図2に示すように、受話器2は、携帯電話機1の操作のためにユーザによって押される入力ボタン3が搭載された扁平型の第1筺体2aと、第1筺体2aに対して回動可能に連結され、スピーカ6が搭載された扁平型の第2筺体2bとを有している。受話器2は、ユーザが通話を行わない際には、第1筺体2aと第2筺体2bとが重ねられるようにして折りたたまれる。一方、受話器2は、ユーザが通話を行う際には、第2筺体2bが第1筺体2aに対して回動させられて展開され、図2に示す状態となる。ユーザが通話を行う際には、受話器2が展開されたこの状態で、第2筺体2bは、ユーザの耳Eに当てられる。
受話器2の第2筺体2bには、受話器2が展開された状態で、第2筺体2bのユーザに対面する側(一方の側;以下、「ユーザ側」ともいう。)に向けて画像を表示するディスプレイ20が設けられている。なお、図1では、ディスプレイ20の図示を省略している。
スピーカ6は、第2筺体2bのユーザ側の面であって、ディスプレイ20に対して第2筺体2bの先端側に搭載されている。スピーカ6は、ユーザが通話を行う際、第2筺体2bのユーザ側に向けて通話相手の音声を出力する。また、スピーカ6は、音声を出力すると同時に、音声の出力中であることを示す音声出力情報を制御部10に出力する。更に、スピーカ6は、制御部10により制御されてユーザに対する案内や指示のための各種メッセージを出力する。
更に、第2筺体2bのユーザ側に向けられたインカメラ(カメラ)4が、第2筺体2bのユーザ側の面であって、ディスプレイ20に対して第2筺体2bの基端側に搭載されている。このインカメラ4としては、例えば従来知られているCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラを用いることができる。インカメラ4は、ユーザによる入力ボタン3の操作に連動してユーザの顔(より具体的にはアゴの周辺)を側方から撮影する。
特に本実施形態にあっては、インカメラ4は、スピーカ6からの音声案内に従いユーザが入力ボタン3を操作することにより、スピーカ6がユーザの耳Eの穴に対面する状態でのユーザの画像である適正位置画像を撮影する。更に、インカメラ4は、ユーザが通話を行う際に、制御部10により制御されてユーザの顔を側方から撮影する。制御部10により制御されて撮影されたユーザの顔の画像は、ユーザによる受話器2の使用時におけるユーザの画像である使用時画像に相当する。インカメラ4は、こうしてユーザの顔を撮影すると、適正位置画像及び使用時画像を生成する。インカメラ4は、生成した適正位置画像及び使用時画像を制御部10に出力する。
また、受話器2の第1筺体2aには、受話器2の加速度を検出する加速度センサ5と、受話器2を振動させるバイブレータ(振動部)7とが内蔵されている。加速度センサ5は、例えば半導体式の3軸加速度センサであり、受話器2の傾きを検出可能とされている。加速度センサ5は、受話器2の傾きを検出すると、検出した傾きを示す傾き情報を制御部10に出力する。この傾き情報は、受話器2に当てられたユーザの耳Eは右耳であるか左耳であるかの検出のために、制御部10において用いられる。バイブレータ7は、例えば振動モータである。
マイク9は、例えばエレクトレットコンデンサマイクである。マイク9は、ユーザの音声を入力すると同時に、音声の入力中であることを示す音声入力情報を制御部10に出力する。
更に、携帯電話機1は、前述した適正位置画像を記憶する画像データベース(記憶部)18を備えている。この適正位置画像は、スピーカ6がユーザの右耳に対面する状態でのユーザの画像である右側適正位置画像PRと、スピーカ6がユーザの左耳に対面する状態でのユーザの画像である左側適正位置画像PLと、各々1個ずつ含んでいる(図5参照)。また、画像データベース18には、右側適正位置画像PR及び左側適正位置画像PLに加え、右側適正位置画像PR及び左側適正位置画像PLの各々に応じた情報である右側特徴部適正位置データ及び左側特徴部適正位置データが記憶されている。これらの特徴部適正位置データは、適正位置画像PR,PLに含まれるユーザの特徴部の位置をxy座標として抽出したデータである(図6参照)。このユーザの特徴部としては、具体的には、アゴのライン(輪郭)、肌に透けて見える血管、ヒゲ、肌の色等が挙げられる。これら特徴部は、ユーザ固有の形状を呈する部分であり、且つ、その形状の時間的変化が少ないものである。こうして画像データベース18に記憶される適正位置画像PR,PL及び特徴部適正位置データは、適正位置情報に相当する。
更にまた、携帯電話機1は、ユーザに対する受話器2の位置補正指示を行うための位置補正メッセージ等を記憶するメッセージデータベース19を備えている。より詳しくは、この位置補正メッセージは、スピーカ6を通じて、受話器2の位置を補正させる旨をユーザに対して示すメッセージである。メッセージデータベース19には、この位置補正メッセージの他に、ユーザに対して適正位置画像を撮影するように案内するための適正位置登録案内メッセージや、適正位置画像を撮影するタイミングをユーザに計らせるためのイミテーション音が記憶されている。
制御部10は、スピーカ6から出力される音声出力情報、インカメラ4から出力される画像、加速度センサ5から出力される傾き情報、及びマイク9から出力される音声入力情報等を入力する。そして、制御部10は、入力したこれらの情報等と、画像データベース18に記憶された適正位置情報及びメッセージデータベース19に記憶された位置補正メッセージとを用いて所定の処理を実行することにより、ユーザに対する受話器2の位置補正指示を行う(この位置補正指示に関する一連の処理を総称して「位置合わせ」ともいう)。制御部10による位置合わせは、1回の通話当たり1回行うこととしてもよいし、1回の通話中において定期的(例えば1分毎)に繰り返し行うこととしてもよい。
また、制御部10は、位置合わせに先立って、適正位置画像(右側適正位置画像PR及び左側適正位置画像PL)及びこれに応じた特徴部適正位置データを画像データベース18に記憶させる(この適正位置画像の記憶に関する一連の処理を総称して「適正位置登録」ともいう)。制御部10による適正位置登録は、ユーザが携帯電話機1を最初に利用する際にのみ1回行うこととしてもよいし、携帯電話機1の利用開始後、定期的(例えば1カ月に1回)に行うこととしてもよい。
制御部10は、音声入出力検出部11と、画像取得部12と、左右検出部13と、画像処理部14と、ずれ演算部15と、指示制御部16とを有している。
音声入出力検出部11は、位置合わせの際、マイク9とスピーカ6とにおける音声の入出力を検出する音声入出力検出手段である。具体的には、音声入出力検出部11は、マイク9から出力される音声入力情報及びスピーカ6から出力される音声出力情報を入力する。音声入出力検出部11は、入力した音声入力情報及び音声出力情報に基づいて、スピーカ6又はマイク9において音声が入出力されている状態である音声の入出力状態を検出する。また、音声入出力検出部11は、入力した音声入力情報及び音声出力情報に基づいて、スピーカ6及びマイク9において音声が入出力されていない状態である音声の非入出力状態を検出する。音声入出力検出部11は、音声の入出力状態又は非入出力状態を検出すると、入出力状態又は非入出力状態を検出した旨を示す音声状態情報を指示制御部16に出力する。また、音声入出力検出部11は、例えば入力ボタン3の一部である通話ボタンがユーザにより操作されたことを検出して、携帯電話機1による通話の開始を検出する。音声入出力検出部11は、通話の開始を検出すると、その旨を左右検出部13に通知すると共に、インカメラ4を制御してインカメラ4に使用時画像を撮影させる。これにより、音声入出力検出部11による通話の開始の検出は、制御部10における位置合わせ開始のトリガとなる。
画像取得部12は、インカメラ4から出力される画像を入力する。すなわち、画像取得部12は、適正位置登録の際、インカメラ4から出力される適正位置画像を入力する。また、画像取得部12は、適正位置画像の入力と共に、インカメラ4によって撮影される適正位置画像は右側適正位置画像PRであるか左側適正位置画像PLであるかを示す適正位置画像左右情報を指示制御部16から取得する。画像取得部12は、適正位置画像を入力すると、入力した適正位置画像に画像処理を施すことにより、適正位置画像に含まれるユーザの特徴部(例えばアゴのライン、血管、ヒゲ、肌の色等)を抽出し、抽出した特徴部の画像中における位置をxy座標として抽出する。画像取得部12は、特徴部の画像中における位置を示すxy座標を含む特徴部適正位置データを生成する。そして、画像取得部12は、適正位置画像に適正位置画像左右情報及び特徴部適正位置データを添付して画像データベース18に記憶させる。なお、画像取得部12における特徴部の抽出や位置の座標等への変換では、従来のパターン認識の技術を利用することができる。
一方、画像取得部12は、位置合わせの際、インカメラ4から出力される使用時画像を入力する。画像取得部12は、使用時画像を入力すると、入力した使用時画像を左右検出部13に出力する。
左右検出部13は、位置合わせの際、ユーザの耳Eは右耳であるか左耳であるかを受話器2の加速度に基づいて検出する。具体的には、左右検出部13は、音声入出力検出部11から通話の開始が検出された旨の通知を取得すると、加速度センサ5から出力される傾き情報を入力する。左右検出部13は、入力した傾き情報に示される傾きに基づいて、受話器2に当てられたユーザの耳Eは右耳であるか左耳であるかを検出する。すなわち、左右検出部13は、加速度センサ5と共に左右検出手段を構成している。なお、加速度センサ5及び左右検出部13による左右の検出は、従来の方法と同様である。
更に、左右検出部13は、受話器2に当てられたユーザの耳Eは右耳であるか左耳であるかを検出すると、検出結果に応じた適正位置画像を画像データベース18から抽出する。より具体的には、左右検出部13は、受話器2に当てられたユーザの耳Eは右耳であることを検出した場合、画像データベース18に記憶された適正位置画像に添付される適正位置画像左右情報を参照することにより、画像データベース18から右側適正位置画像PRを抽出する。また、左右検出部13は、受話器2に当てられたユーザの耳Eは左耳であることを検出した場合、画像データベース18に記憶された適正位置画像に添付される適正位置画像左右情報を参照することにより、画像データベース18から左側適正位置画像PLを抽出する。
更にまた、左右検出部13は、画像取得部12から出力された使用時画像を取得する。左右検出部13は、画像取得部12から出力された使用時画像を取得すると、取得した使用時画像と、画像データベース18から抽出した適正位置画像とを画像処理部14に出力する。
画像処理部14は、位置合わせの際、左右検出部13から出力される使用時画像及び適正位置画像を取得する。画像処理部14は、取得した使用時画像に画像処理を施すことにより、使用時画像に含まれるユーザの特徴部(例えばアゴのライン、血管、ヒゲ、肌の色等)を抽出し、抽出した特徴部の画像中における位置をxy座標として抽出する。画像処理部14は、特徴部の画像中における位置を示すxy座標を含む特徴部使用時位置データを生成する。そして、画像処理部14は、使用時画像に特徴部使用時位置データを添付して、適正位置画像と共にずれ演算部15に出力する。ここで出力される使用時画像及び特徴部使用時位置データは、使用時位置情報に相当する。なお、画像処理部14における特徴部の抽出や位置の座標等への変換では、従来のパターン認識の技術を利用することができる。
ずれ演算部15は、位置合わせの際、ずれ演算部15から出力された使用時位置情報と画像データベース18に記憶された適正位置情報とを比較する比較手段である。ずれ演算部15は、画像処理部14から出力される使用時画像及び適正位置画像を取得する。ずれ演算部15は、取得した使用時画像及び適正位置画像を重ね合わせる画像処理を行う。そして、ずれ演算部15は、適正位置画像に含まれる所定の特徴部と、使用時画像に含まれる所定の特徴部との位置の差分(以下、「ずれ」ともいう)を演算する。具体的には、ずれ演算部15は、使用時画像及び適正位置画像を重ね合わせた画像において、適正位置画像に含まれたユーザの所定の特徴部と、使用時画像に含まれた、その所定の特徴部に対応する特徴部とを検出する。ここで、対応する特徴部は、例えばその形状や位置に基づいて検出される。そして、適正位置画像に含まれた特徴部と、使用時画像に含まれた特徴部との対応する点の座標の差(x方向、y方向)を位置の差分として演算する。ずれ演算部15は、位置の差分を演算すると、その位置の差分を示す位置差分情報を生成する。
このように、適正位置画像と使用時画像との比較によりずれが演算される場合、適正位置画像が適正位置情報(右側適正位置情報又は左側適正位置情報)に相当し、使用時画像が使用時位置情報に相当する。
なお、上記した画像処理部14及びずれ演算部15によるずれの演算では、まず適正位置画像と使用時画像とにおいて特徴部を抽出し、対応する特徴部同士の位置の差分を演算しているが、特徴部を抽出することなく、適正位置画像と使用時画像との画像のずれを検出することによりずれを演算してもよい。この場合、2つの画像のずれを検出する従来の画像処理技術を用いることができる。
また、ここで、ずれ演算部15は、使用時画像及び適正位置画像を直接用いずに、使用時画像及び適正位置画像の各々に添付された特徴部適正位置データと特徴部使用時位置データとを比較することにより、適正位置画像に含まれた特徴部と、使用時画像に含まれた特徴部との対応する点の座標の差(x方向、y方向)を演算してもよい。この場合、画像データベース18には、適正位置画像は記憶されずに、右側特徴部適正位置データ及び左側特徴部適正位置データのみが記憶されていてもよい。また、この場合、右側特徴部適正位置データ及び左側特徴部適正位置データが適正位置情報(右側適正位置情報及び左側適正位置情報)に相当し、特徴部使用時位置データが使用時位置情報に相当する。
また、ずれ演算部15は、演算した位置の差分に基づいて、使用時画像が適正位置画像に一致しているか否かを判断する。具体的には、ずれ演算部15は、予め記憶した所定の差分閾値と位置の差分との比較により一致しているか否かの判断を行う。ずれ演算部15は、位置の差分が所定の差分閾値以上である場合、生成した位置差分情報を指示制御部16における位置補正指示のために指示制御部16に出力する。また、ずれ演算部15は、位置の差分が差分閾値未満である場合、指示制御部16における位置補正指示は不要である旨を示す指示不要情報を生成し、生成した指示不要情報を指示制御部16に出力する。
指示制御部16は、位置合わせの際、ずれ演算部15による比較結果に基づいて、ユーザに対して耳Eに対する受話器2の位置を補正させる旨の位置補正指示を行う指示手段である。具体的には、指示制御部16は、ずれ演算部15から出力される位置差分情報又は指示不要情報を取得する。指示制御部16は、ずれ演算部15から位置差分情報を取得すると、取得した位置差分情報に示される位置の差分に基づいて、その位置の差分が小さくなるようにユーザに対する位置補正指示を行う。より詳しくは、指示制御部16は、ずれ演算部15で演算される位置の差分と、この位置の差分を小さくするような位置補正方向及び位置補正距離との対応関係(例えば換算式等)を記憶している。指示制御部16は、この対応関係を用いることにより、取得した位置差分情報に示される位置の差分に応じて、その位置の差分を小さくするような位置補正方向及び位置補正距離(例えば「右(又は左)にamm、上(又は下)にbmm」等)を演算する。ここでの位置補正方向は、携帯電話機1(インカメラ4)が基準とされる。なお、指示制御部16は、位置補正距離は演算せずに位置補正方向のみを演算してもよい。
また、指示制御部16は、音声入出力検出部11から出力される音声状態情報を取得する。更に、指示制御部16は、取得した音声状態情報に音声の非入出力状態が一定時間連続して示される場合に、メッセージデータベース19から位置補正メッセージを取得する。指示制御部16は、位置補正メッセージを取得すると、取得した位置補正メッセージに、演算した位置補正方向及び位置補正距離を含める。そして、指示制御部16は、スピーカ6を制御してスピーカ6に位置補正方向及び位置補正距離を含む位置補正メッセージを出力させることにより、ユーザに対する位置補正指示を行う。なお、指示制御部16は、ずれ演算部15から指示不要情報を取得すると、位置合わせを終了する。なお、指示制御部16は、位置補正距離は演算せずに位置補正方向のみを演算した場合、位置補正方向のみを位置補正メッセージに含める。
また、指示制御部16には、1回の通話中に位置合わせを繰り返し実行するか否かを示す繰り返し情報が記憶されている。この繰り返し情報は、例えば「1回の通話当たり1回行う」旨や、「1回の通話中において定期的(例えば1分毎)に繰り返し行う」旨を示す情報である。指示制御部16は、位置合わせの際、繰り返し情報に基づいて、受話器2の位置合わせを定期的に実行するか否かを判断する。
更に、指示制御部16には、適正位置登録を定期的に行う頻度を示す位置登録頻度情報が記憶されている。この位置登録頻度情報は、例えば「ユーザが携帯電話機1を最初に利用する際にのみ1回行う」旨や、「携帯電話機1の利用開始後、定期的(例えば1カ月に1回)に行う」旨を示す情報である。指示制御部16は、位置登録頻度情報に基づいて、適正位置登録を実行する。
また、指示制御部16は、適正位置登録の際、ユーザに対する適正位置画像の登録案内を行う。具体的には、指示制御部16は、メッセージデータベース19から適正位置登録案内メッセージを取得する。指示制御部16は、適正位置登録案内メッセージを取得すると、スピーカ6を制御してスピーカ6に適正位置登録案内メッセージを出力させる。この適正位置登録案内メッセージは、ユーザに対して右側適正位置画像PRを撮影するように案内する右側用メッセージと、ユーザに対して左側適正位置画像PLを撮影するように案内する左側用メッセージとが含まれる。また、指示制御部16は、スピーカ6に適正位置登録案内メッセージを出力させる。そして、指示制御部16は、スピーカ6に出力させた適正位置登録案内メッセージが右側用メッセージであるか左側用メッセージであるかに応じて、インカメラ4によって撮影される適正位置画像が右側適正位置画像PRであるか左側適正位置画像PLであるかを示す適正位置画像左右情報を生成する。指示制御部16は、生成した適正位置画像左右情報を画像取得部12に出力する。
更に、指示制御部16は、適正位置登録の際、ユーザに対して適正位置画像を撮影するタイミングを計らせる。具体的には、指示制御部16は、メッセージデータベース19から、適正位置画像を撮影するタイミングをユーザに計らせるためのイミテーション音を取得する。指示制御部16は、イミテーション音を取得すると、スピーカ6を制御してスピーカ6にイミテーション音を出力させる。
図3は、携帯電話機1のハードウェア構成を示す図である。図3に示すように、携帯電話機1は、CPU(Central Processing Unit)101、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)102、及びROM(ReadOnly Memory)103、入力ボタン3を含む操作部104、無線通信モジュール105、ハードディスク等の補助記憶装置106等のハードウェアを備えるコンピュータを備えて構成される。これらの構成要素が動作することにより、携帯電話機1の上述した機能が発揮される。
続いて、携帯電話機1により実行される処理(携帯電話機1の位置補正方法)について説明する。携帯電話機1による処理は、図4及び図7に示すフローチャートに従い主に制御部10によって実行される。図4は、適正位置登録の処理手順を示すフローチャートである。また、図7は、位置合わせの処理手順を示すフローチャートである。
まず、図4を参照しながら適正位置登録について説明する。ここでは、指示制御部16に記憶された位置登録頻度情報に基づいて適正位置登録が実行される。以下の説明では、位置登録頻度情報に「ユーザが携帯電話機1を最初に利用する際にのみ1回行う」旨が示される場合について説明する。この適正位置登録は、入力ボタン3の一部である電源ボタンがユーザにより押された際、若しくは、ユーザにより適正位置登録を行う旨の操作が行われた際に開始する。まず、指示制御部16によって、画像データベース18に適正位置画像が記憶されているか否かが検出される。画像データベース18に適正位置画像が既に記憶されている場合、適正位置登録は実行されない。但し、改めて適正位置登録が実行されてもよい。
画像データベース18に適正位置画像が記憶されていない場合、図4に示すように、指示制御部16によって、ユーザに対する適正位置画像の登録案内が行われる(S01)。ここでは、スピーカ6からユーザに向けて適正位置登録案内メッセージが出力される。適正位置登録案内メッセージとしては、例えば「これから適正位置登録を開始します。受話器を右耳(又は左耳)に当て、イミテーション音が最もよく聞こえる位置で入力ボタンを押してインカメラで撮影してください」が該当する。また、指示制御部16によって、適正位置画像左右情報が画像取得部12に出力される。
次に、指示制御部16によって、イミテーション音が出力される(S02)。ここでは、スピーカ6からユーザに向けてイミテーション音が出力される。イミテーション音としては、例えば「ピーピーピー…」という音が該当する。このイミテーション音の出力は、ユーザに対して適正位置画像を撮影するタイミングを計らせるために行われる。続いて、ユーザは、イミテーション音が最もよく聞こえる位置で入力ボタン3を押す。この入力ボタン3の操作により、インカメラ4によって、適正位置画像の撮影が行われる(S03)。そして、インカメラ4によって適正位置画像が生成され、生成された適正位置画像が画像取得部12に出力される。
次に、画像取得部12によって、画像データベース18に適正位置画像が記憶させられる(S04)。ここでは、画像取得部12によって、適正位置画像に画像処理が施されることにより、適正位置画像に含まれるユーザの特徴部が抽出され、特徴部適正位置データが生成される。そして、適正位置画像に適正位置画像左右情報及び特徴部適正位置データが添付され、画像データベース18に記憶させられる。
以上の一連の処理を右側(右耳)と左側(左耳)とのそれぞれについて実行することによって、適正位置登録が行われる。図5は、画像データベース18に記憶される適正位置画像の具体例を示す図である。図5に示すように、画像データベース18は、スピーカ6がユーザの右耳に対面する状態でのユーザの画像である右側適正位置画像PRと、スピーカ6がユーザの左耳に対面する状態でのユーザの画像である左側適正位置画像PLとを記憶している。右側適正位置画像PRでは、ユーザの特徴部として、アゴのラインAR、血管BR、及びヒゲCRが抽出されている。また、左側適正位置画像PLでは、ユーザの特徴部として、アゴのラインAL、血管BL、及びヒゲCLが抽出されている。
図6は、画像データベース18に記憶される特徴部適正位置データの具体例を示す図である。図6に示すように、画像データベース18には、アゴのライン、血管、及びヒゲに対応する画像内の座標が記憶されている。更に、図6に示すように、肌の色(くすんでいる箇所等)を特徴部として認識し、肌の色が変わっている箇所の座標が記憶されるようにしてもよい。この適正位置データは、右側適正位置画像PR及び左側適正位置画像PLの各々について記憶される。
続いて、図7を参照しながら位置合わせについて説明する。まず、音声入出力検出部11によって、通話ボタンの操作が検出されて、携帯電話機1による通話の開始が検出される(S11)。通話の開始が検出されると、その旨が左右検出部13に通知される。次に、左右検出部13によって、受話器2に当てられたユーザの耳Eは右耳であるか左耳であるかが検出される(S12)。また、ユーザの耳Eは右耳であるか左耳であるかが検出されると共に、左右検出部13によって、検出結果に応じた適正位置画像(右側適正位置画像PR又は左側適正位置画像PL)が画像データベース18から抽出される。以下の説明では、ユーザの耳Eが右耳である場合について説明する。
次に、音声入出力検出部11によって、インカメラ4が制御されて使用時画像が撮影させられる(S13)。そして、インカメラ4によって、使用時画像が生成され、生成された使用時画像が画像取得部12を介して左右検出部13に出力される。そして、左右検出部13によって、使用時画像と適正位置画像とが画像処理部14に出力される。次に、画像処理部14によって、使用時画像に画像処理が施されることにより、使用時画像に含まれるユーザの特徴部が抽出され、特徴部使用時位置データが生成される(S14)。そして、画像処理部14によって、使用時画像に特徴部使用時位置データが添付され、適正位置画像と共にずれ演算部15に出力される。
図9(a)は、ステップS14において画像処理された使用時画像P2を示す図である。図9(a)に示すように、使用時画像P2では、ユーザの特徴部として、アゴのラインA2、血管B2、及びヒゲC2が抽出されている。図9(a)に示す使用時画像P2は、受話器2がユーザの右耳に当てられた場合の使用時画像である。
次に、ずれ演算部15によって、適正位置画像に含まれる所定の特徴部と、使用時画像に含まれる所定の特徴部との位置の差分(ずれ)が演算される(S15;比較ステップ)。ここでの演算処理は、図8に示すフローチャートに従って、ずれ演算部15によって実行される。まず、使用時画像及び適正位置画像が画像処理により重ね合わされる(S51)。次に、適正位置画像に含まれたユーザの所定の特徴部と、使用時画像に含まれた、その所定の特徴部に対応する特徴部とが検出される(S52)。そして、適正位置画像に含まれる所定の特徴部と、使用時画像に含まれる所定の特徴部との位置の差分(ずれ)が演算される(S53)。そして、位置の差分が演算されると、ずれ演算部15によって、その位置の差分を示す位置差分情報が生成される。
図9(b)は、ステップS15(S51〜S53)におけるずれ演算処理の説明図である。図9(b)に示すように、ステップS51で重ね合わされた画像PSでは、図9(a)に示した使用時画像P2と図5に示した右側適正位置画像PRとが所定のずれをもっている。ここで、破線で示す右側適正位置画像PRのアゴのラインAR、血管BR、及びヒゲCRは、実線で示す使用時画像P2のアゴのラインA2、血管B2、及びヒゲC2に各々対応している。ステップS53のずれの演算では、対応する特徴部同士の座標のx方向及びy方向における差が演算される。図9(b)に示す例では、血管BRの上側の端点pには、血管B2の上側の端点qが対応している。そして、血管BRの上側の端点pの座標が(x11,y11)であるのに対し、血管B2の上側の端点qの座標は(x12,y12)となっている。よって、次式によってずれが演算される。
(X方向のずれ)=x12−x11
(Y方向のずれ)=y12−y11
このように、ずれ演算部15は、ユーザのアゴ、血管、ヒゲのうち少なくとも1つを特徴部として、ずれの演算を行う。また、ずれ演算部15は、肌の色(くすんでいる箇所等)を特徴部としてずれの演算を行ってもよい。
なお、ずれの演算は、上記式のように対応する特定点同士の座標の差として演算されてもよいし、対応する複数の点で座標の差が異なる場合には、複数の点の座標の差を平均することにより演算されてもよい。また、使用時画像P2及び適正位置画像PRを直接用いずにこれらに添付された特徴部適正位置データ(図6参照)と特徴部使用時位置データとを比較することにより、適正位置画像に含まれた特徴部と、使用時画像に含まれた特徴部との対応する点の座標の差(x方向、y方向)を演算してもよい。
ステップS15でずれが演算されると、ずれ演算部15によって、使用時画像が適正位置画像に一致しているか否かが判断される(図7のS16)。ここでは、所定の差分閾値と位置の差分との比較により判断が行われる。位置の差分が差分閾値未満である場合、使用時画像は適正位置画像に一致していると判断される。そして、ずれ演算部15によって、指示制御部16における位置補正指示は不要である旨を示す指示不要情報が生成され、生成された指示不要情報が指示制御部16に出力される。これにより、位置合わせは終了する。また、位置の差分が差分閾値以上である場合、使用時画像は適正位置画像に一致していないと判断される。そして、位置差分情報が指示制御部16に出力され、指示制御部16によって、位置差分情報に示される位置の差分が小さくなるように、ユーザに対する位置補正指示が行われる(S17;指示ステップ)。
ここで、ステップS17の位置補正指示では、指示制御部16によって、ステップS15で演算されたずれに応じて、ずれを小さくするような位置補正方向及び位置補正距離が演算される。図9(b)に示した例では、血管B2の上側の端点qは、血管BRの上側の端点pに対して、例えば「X方向では右方向に3mm、Y方向では下方向に2mm」ずれていると演算される。この場合、受話器2のスピーカ6の位置は、ユーザの右耳に対面する方向(インカメラ4側)から見て、ユーザの右耳に対してX方向で左方向に3mm、Y方向で上方向に2mmずれていることが推定される。言い換えれば、受話器2は、ユーザの右耳に対面する方向から見て、適正位置よりもやや左上に位置している。そのため、指示制御部16によって、「少し右下」或いは「右に3mm、下に2mm」が位置補正方向及び位置補正距離として演算される。
また、指示制御部16によって、音声入出力検出部11から出力される音声状態情報が取得される。更に、音声の非入出力状態が一定時間連続して示される場合に、指示制御部16によって、位置補正メッセージが取得され、演算した位置補正方向及び位置補正距離が含められる。そして、スピーカ6から位置補正メッセージが出力される。図10は、ステップS17における位置補正指示が行われるタイミングの説明図である。図10では、携帯電話機1のユーザであるAさんと、通話相手のBさんとの通話の流れを時間軸上に示している。図10に示すように、Bさんによる音声が2度目に出力された後、一定時間T1連続して音声の入出力はなされていない。よって、一定時間T1が経過した時点である時刻t1においてスピーカ6から位置補正メッセージが出力される。例えば、図9(b)に示した例では、出力される位置補正メッセージとしては、「もう少し右下です」や「右に3mm、下に2mmです」が該当する。
このように、本実施形態の携帯電話機1では、音声入出力検出部11によって音声の非入出力状態が検出された場合に、スピーカ6に位置補正メッセージを出力させる。このような制御により、位置補正メッセージが通話の邪魔になることが防止される。また、携帯電話機1では、左右検出部13によって検出された検出結果(右耳又は左耳)に応じた適正位置画像に基づいて位置補正指示がなされる。よって、ずれの演算精度が高まり、スピーカの位置をユーザの耳の位置に精度良く合わせることができる。
ステップS17に続いて、指示制御部16によって、繰り返し情報に基づいて受話器2の位置合わせは定期的に実行されるか否かが判断される(S18)。繰り返し情報に「1回の通話中において1分毎に繰り返し行う」旨が示されている場合、指示制御部16によって、位置合わせは定期的に実行されると判断され、この判断が行われた時刻から1分後にステップS12の左右検出処理に戻る。また、繰り返し情報に「1回の通話当たり1回行う」旨が示されている場合、指示制御部16によって、位置合わせは定期的に実行されないと判断され、図7に示す処理は終了する。
以上説明した本実施形態の携帯電話機1によれば、画像データベース18によって、スピーカ6が耳Eに対面する状態でのユーザの画像である適正位置画像(図5に示す右側適正位置画像PR又は左側適正位置画像PL)が記憶される。また、ずれ演算部15によって、ユーザによる受話器2の使用時にインカメラ4によって撮影されるユーザの画像である使用時画像P2と、画像データベース18によって記憶された適正位置画像PRとが比較される(図9参照)。そして、ずれ演算部15による比較結果に基づいて、指示制御部16によって、ユーザに対して耳Eに対する受話器2の位置を補正させる旨の指示が行われる。ここで、ずれ演算部15における使用時画像P2と適正位置画像PRとの比較により、受話器2の使用時にスピーカ6の位置がユーザの耳Eに対面する位置からどの程度ずれているのかを推定することができる。指示制御部16による位置補正指示は、この比較結果に基づいて行われるため、ユーザに対してスピーカ6の位置のずれを小さくするような指示が可能となる。よって、ユーザは、指示に従うだけでスピーカ6の位置を耳Eの位置に合わすことができる。従って、スピーカ6の位置をスピーカ6から出力される音声がよく聞こえるようなユーザの耳Eの位置に容易に合わせることができる。
特許文献1に記載されるような従来の技術では、スピーカの位置をユーザの耳の位置に合わせるため、第1筺体と第2筺体とを連結する特別なヒンジ部等の物理的構成を必要としていた。しかしながら、本実施形態の携帯電話機1によれば、そのような特別な物理的構成を要することなく、スピーカ6の位置をユーザの耳Eの位置に容易に合わせることができる。
また、ずれ演算部15によって、適正位置画像PRに含まれるユーザの特徴部AR,BR,CRの画像と、使用時画像P2に含まれる特徴部A2,B2,C2の画像との位置の差分が演算される。更に、指示制御部16によって、この位置の差分が小さくなるように指示が行われるため、スピーカ6の位置をユーザの耳Eの位置に精度良く合わせることができる。
また、ユーザのアゴ、血管、ヒゲ、肌の色は、ユーザ固有の形状を呈する部分であり、且つ、その形状の時間的変化は少ないと考えられる。よって、ずれ演算部15によって、これらのうち少なくとも1つを特徴部として差分の演算が行われるため、ユーザごとに精度の良い位置合わせを行うことができる。また、受話器2が使用される時間帯に関わらず、いつでも精度の良い位置合わせを行うことができる。
また、ユーザは、指示制御部16によりスピーカ6から出力させられる位置補正メッセージに従って受話器2の位置を補正することができるので、スピーカ6の位置をユーザの耳Eの位置に一層容易に合わせることができる。
また、音声入出力検出部11によって音声の非入出力状態が検出された場合に位置補正メッセージが出力されるので、位置補正メッセージが通話の邪魔になることを防止しつつ、スピーカ6の位置をユーザの耳Eの位置に容易に合わせることができる。
また、ユーザによる受話器2の使用時に左右検出部13によって検出された右耳であるか左耳であるかの検出結果に応じて、右側適正位置画像PR又は左側適正位置画像PLに基づく位置補正指示が行われる。よって、スピーカ6の位置をユーザの耳Eの位置に一層精度良く合わせることができる。
更にまた、適正位置画像PRは、使用時画像P2を撮影するのと同じインカメラ4によって撮影されるため、ずれ演算部15において、使用時画像P2と適正位置画像PRとの比較をより正確に行うことができる。よって、指示制御部16による位置補正指示の正確性の向上が図られる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、指示制御部16による位置補正指示がスピーカ6を通じて行われる場合について示したが、図11に示すように、受話器2の位置を補正させる旨を示す振動パターンでバイブレータ7に受話器2を振動させることにより、位置補正指示を行ってもよい。この場合、バイブレータ7は、制御部10により制御されて所定の振動パターンで受話器2を振動させる。この振動による位置補正指示では、図11(a)に示すように、ユーザ(Aさん)と通話相手(Bさん)との通話の流れに関わらず、差分閾値以上の位置の差分が検出された時刻t2で、位置補正指示が行われる。また、図11(b)に示すように、位置補正指示により示す方向は、各振動パターンにおける振動の長さや間隔を変えることによりユーザに伝達することができる。例えば、図11(b)に示す例において受話器2の位置を「右下」に補正させたい場合は、パターンBとパターンDとの組み合わせによる振動パターンで位置補正指示が行われる。なお、ここで用いられる振動パターンは、メッセージデータベース19に記憶される。
このような構成によれば、受話器2の位置を補正させる旨を示す振動パターンでバイブレータ7が受話器2を振動させることにより位置補正指示が行われるので、位置補正指示が通話の邪魔になることを防止できる。よって、通話のタイミングに関わらず位置補正指示を行うことができ、スピーカ6の位置をユーザの耳Eの位置に迅速に合わせることができる。
また、画像データベース18に記憶される適正位置画像は、インカメラ4によって撮影される場合に限られず、インカメラ4以外の他の手段によって生成された画像でもよい。また、上記実施形態では、インカメラ4が第2筺体2bに搭載される場合について説明したが、インカメラ4は、第1筺体2aに搭載されてもよい。また、本発明は、折りたたみ式の形態電話機に限られず、ストレート式の携帯電話機にも適用可能である。更にまた、本発明は、携帯電話機に限られず、固定電話の受話器やその子機等に適用することも可能である。
1…携帯電話機(電話機)、2…受話器、4…インカメラ(カメラ)、5…加速度センサ(左右検出手段)、6…スピーカ、7…バイブレータ(振動部)、9…マイク、11…音声入出力検出部(音声入出力検出手段)、13…左右検出部(左右検出手段)、15…ずれ演算部(比較手段)、16…指示制御部(指示手段)、18…画像データベース(記憶部)、E…耳、P2…使用時画像、PL…左側適正位置画像、PR…右側適正位置画像。

Claims (9)

  1. ユーザの耳に当てられる受話器と、前記受話器に搭載され、前記受話器の一方の側に向けて音声を出力するスピーカと、を備える電話機であって、
    前記受話器の前記一方の側に向けられたカメラと、
    前記スピーカが前記耳に対面する状態での前記ユーザの画像である適正位置画像に応じた適正位置情報を記憶する記憶部と、
    前記ユーザによる前記受話器の使用時に前記カメラで撮影される前記ユーザの画像である使用時画像に応じた使用時位置情報と、前記記憶部によって記憶された前記適正位置情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、前記ユーザに対して前記耳に対する前記受話器の位置を補正させる旨の指示を行う指示手段と、
    を備えることを特徴とする電話機。
  2. 前記比較手段は、前記適正位置画像に含まれる前記ユーザの特徴部と、前記使用時画像に含まれる前記特徴部との位置の差分を演算し、
    前記指示手段は、前記比較手段によって演算された前記差分に基づいて、前記差分が小さくなるように前記指示を行うことを特徴とする請求項1記載の電話機。
  3. 前記比較手段は、前記ユーザのアゴ、血管、ヒゲ、肌の色のうち少なくとも1つを前記特徴部として、前記差分の演算を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の電話機。
  4. 前記指示手段は、前記受話器の位置を補正させる旨を示す位置補正メッセージを前記スピーカに出力させることにより、前記指示を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の電話機。
  5. 前記ユーザの音声を入力するマイクと前記スピーカとにおける音声の入出力を検出する音声入出力検出手段を備え、
    前記指示手段は、前記音声入出力検出手段によって前記音声の非入出力状態が検出された場合に、前記スピーカに前記位置補正メッセージを出力させることを特徴とする請求項4記載の電話機。
  6. 前記受話器を振動させる振動部を備え、
    前記指示手段は、前記受話器の位置を補正させる旨を示す振動パターンで前記振動部に前記受話器を振動させることにより、前記指示を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の電話機。
  7. 前記受話器の加速度を検出し、検出した前記加速度に基づいて前記ユーザの前記耳は右耳であるか左耳であるかを検出する左右検出手段を備え、
    前記記憶部に記憶される前記適正位置情報は、前記スピーカが前記右耳に対面する状態での前記ユーザの画像である右側適正位置画像に応じた右側適正位置情報と、前記スピーカが前記左耳に対面する状態での前記ユーザの画像である左側適正位置画像に応じた左側適正位置情報と、を含み、
    前記比較手段は、前記ユーザによる前記受話器の使用時に前記左右検出手段によって検出された検出結果に応じた前記適正位置情報を用いて、前記使用時位置情報との比較を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の電話機。
  8. 前記適正位置画像は、前記スピーカが前記耳に対面する状態で前記カメラによって撮影された前記ユーザの画像であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の電話機。
  9. ユーザの耳に当てられる受話器と、前記受話器に搭載され、前記受話器の一方の側に向けて音声を出力するスピーカと、前記受話器の前記一方の側に向けられたカメラと、前記スピーカが前記耳に対面する状態での前記ユーザの画像である適正位置画像に応じた適正位置情報を記憶する記憶部と、を備える電話機の位置補正方法であって、
    前記ユーザによる前記受話器の使用時に前記カメラで撮影される前記ユーザの画像である使用時画像に応じた使用時位置情報と、前記記憶部によって記憶された前記適正位置情報とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較結果に基づいて、前記ユーザに対して前記耳に対する前記受話器の位置を補正させる旨の指示を行う指示ステップと、
    を含むことを特徴とする電話機の位置補正方法。
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