JP2011200539A - ミスト発生装置、及び美容装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防液性能を高め、装置内部の部品を保護できるミスト発生装置及び美容装置を提供すること。
【解決手段】ミストノズル(ノズルカバー)と上ハウジング13(ベース部材16)との隙間から浸入する水を受容容器65により受容し、美容器の装置内部に水が浸入することを抑制するようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は、ミスト発生装置、及びミスト発生装置を備えた美容装置に関するものである。
従来、ミスト発生装置は、液体をヒータにて沸騰させたり超音波にて霧化させたりして発生させた温ミストを顔など人体に向けて放出することで、肌に潤いを与えるなどの美容効果や肌ケアを目的とした装置として用いられている。このようなミスト発生装置において、本体内部のヒータで発生させた温ミストを使用者の使用に適した位置(部位)から放出することが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のミスト発生装置では、液体を加熱して温ミストを生成するとともに、発生させた温ミストをミスト経路によって上方へ誘導し、装置本体の上部に設けられたミストノズルのミスト放出口から使用者に向けて放出するようになっている。このため、特許文献1では、温ミストが使用者に到達し易く、美容効果や肌ケアの効果を高めることができるようになっている。
特開2007−260058号公報
しかしながら、特許文献1のミスト発生装置において、ミストノズルと装置本体を覆う本体ケースの間には、僅かな隙間が形成されている。このため、特許文献1のミスト発生装置では、ミストノズルの周辺で結露した液体が装置内部に浸入するとともに、装置内部の部品に付着する可能性があった。
この発明は、上記従来技術に存在する課題を解決するためになされたものであって、その目的は、防液性能を高め、装置内部の部品を保護できるミスト発生装置及び美容装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明は、液体を貯留可能な貯留タンクと、供給された液体をミスト化するミスト発生機構と、前記ミストを放出するミスト放出機構を備えたミスト発生装置において、前記ミスト発生装置の装置内部に液体が浸入することを抑制する抑制手段を備えたことを特徴としている。
第2の発明は、第1の発明において、前記ミスト発生装置を覆うケース部材をさらに備え、前記抑制手段は、前記ミスト発生装置の装置内部に浸入しようとする液体を受容可能に構成されているとともに、前記受容した液体が前記ミスト発生装置の装置内部に浸入しないように前記ケース部材に密着されていることを特徴としている。
第3の発明は、第2の発明において、前記抑制手段は、前記受容した液体を前記ミスト発生装置の外部に排出可能に構成されていることを特徴としている。
第4の発明は、第3の発明において、前記貯留タンクに貯留された液体を前記ミスト発生機構に供給する給液機構と、前記給液機構内の液体を前記ミスト発生装置の外部に排出する排出口とをさらに備え、前記抑制手段は、前記排出口に接続されていることにより前記受容した液体を前記ミスト発生装置の外部へ排出可能に構成されていることを特徴としている。
第5の発明は、第1〜第4の発明のうち何れか1つの発明において、前記抑制手段は、前記ミスト発生装置の装置内部に浸入しようとする液体を受容する受容容器であることを特徴としている。
第6の発明は、第5の発明において、前記受容容器は、前記受容した液体を排出するための排出部が設けられており、前記排出部は、前記液体をミスト発生機構に供給する給液機構内の液体を前記ミスト発生装置の外部に排出する排出口に接続されていることを特徴としている。
第7の発明は、第5又は第6の発明において、前記ミスト放出機構は、前記ミスト発生機構よりも上方に配設されるとともに前記ミストを放出するミスト放出口を有するミストノズルを備えており、前記ミストノズルは、前記受容容器に収容されていることを特徴としている。
第8の発明は、ミストを放出して肌表面の手入れを行う美容装置において、第1〜第7の発明のミスト発生装置のうち何れか1つのミスト発生装置を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、防液性能を高め、装置内部の部品を保護できるミスト発生装置及び美容装置を提供することができる。
(a)、(b)は、美容器を示す斜視図。 図1(b)に示すA−A線部分断面図。 美容器の配管構成を示す模式図。 図6(a)に示すB−B線部分断面図。 図6(b)に示すC−C線部分断面図。 (a)は、本体ケースの側壁部の図示を省略した美容器本体の背面図、(b)は、(a)の左側面図。 変形例における受容容器を示す模式図。 (a)及び(b)は、変形例における受容容器を示す模式図。
以下、本発明を美容器に具体化した実施形態を図面に従って説明する。なお、以下の説明において、「前(手前)」「後」「上」「下」「左」「右」は、美容器の使用者が、美容器を使用する際に美容器に向いた状態を基準とした場合の「前(手前)」「後」「上」「下」「左」「右」を示すものとする。
図1は、本実施形態のミスト発生装置を備える美容装置としての美容器10を示す。図1に示すように、有底略円筒状の本体ケース11には美容器本体12が収容されて固定されている。美容器本体12において、上ハウジング13の上面13aの前側中央部には、上方に開口する開口部13bが形成されている。本実施形態では、本体ケース11及び上ハウジング13がケース部材を構成する。上ハウジング13には、この開口部13bと整合させて凹部15を形成するベース部材16が組み付けられている。
ベース部材16には、美容器本体12に対し所定角度(例えば、25〜55°)で矢印Ya方向(上下方向)に回動可能となるように支持軸17を介して、温ミストを放出(噴射)するミストノズル20が取着されている。ミストノズル20は、温ミストを放出するミスト放出口21の周りを覆うように形成されたノズルカバー22が一体形成されて構成されている。本実施形態では、ミストノズル20を上下方向に回動させることで、ミスト放出口21から放出される温ミストの放出方向を上下方向に調整可能となっている。
ノズルカバー22においてミスト放出口21の下方には、ノズルカバー22の外面の法線方向に延びるように、端面視略U字状のミストガイド23が立設されている。ミストガイド23は、ミスト放出口21の下方及び左右側方を囲うように形成されており、左右方向及び下方向から使用者の手指がミストノズル20に接近することを防止するようになっている。ミストガイド23の基端部であってミスト放出口21の下方に対応する位置には、ミストガイド23を上下方向に貫通する逃がし孔23aが設けられている。なお、図2に示すように、ミストノズル20は、ミストノズル20(ミストガイド23の下面)が、ベース部材16に形成された規制部25に当接することにより下方への回動が規制されている。
また、図1に示すように、ベース部材16においてミストノズル20の後方には、ミストノズル20を保護するためのノズルガード26が上下方向(矢印Ybに示す)に回動可能に取着されている。ノズルガード26は、ミストノズル20を覆う閉位置(図1(a)に示す)と、ノズルガード26の開位置(図1(b)に示す)との間で上下方向に回動可能に構成されている。
図1及び図2に示すように、ノズルガード26は、略半円形の平板状に形成されているとともに、左右の両基端部26aが、ベース部材16に対して回転可能に支持された回転軸Z(図2に示す)に固定されている。ノズルガード26の下面の略中央には、この下面から下方へ向かって平面視略U字状の前方リブ26bが垂下されている。この前方リブ26bは、ノズルガード26を閉位置(閉じた状態)とした場合に、ミストガイド23の内側であってミストノズル20(ミスト放出口21)の前方を覆うように配設されている。また、ノズルガード26の下面において、前方リブ26bの左右側方には、この下面から下方へ向かって、前後方向に延びる一対の側方リブ26cが垂下されている。この側方リブ26cは、ノズルガード26を閉じた状態とした場合にミストガイド23の左右側方を覆うように配設されている。すなわち、ノズルガード26が閉位置に位置している状態において、ミストノズル20(ミスト放出口21)は、前方が前方リブ26bに覆われるとともに、左右側方が側方リブ26c及びミストガイド23によって覆われるようになっている。このため、本実施形態では、ノズルガード26を閉位置とした場合に、ミストノズル20(ミスト放出口21)から放出される温ミストが前方及び側方に放出されないようになっている。
また、ノズルガード26の下面には、前方リブ26bから後方へ延びる凹状に形成された排気通路26dが形成されている。排気通路26dにおいてノズルガード26の基端部側には、ノズルガード26の下面と上面とを連通する排気口26eが形成されている。すなわち、本実施形態において排気口26eは、ノズルガード26において使用者から最も距離をおいたノズルガード26の後方に形成されている。本実施形態では、ノズルガード26を閉位置とした場合に各リブ26b,26cによって遮られた温ミストが排気通路26dを通過して排気口26eから上方に向かって排出されるようになっている。
図2に示すように、ノズルガード26は、平板状の部材の中心線が所定の角度(屈曲角度D)で交差するように一体形成されたリンク部材30によってミストノズル20と連結されている。リンク部材の屈曲角度Dは鈍角(本実施形態では132°)に設定されている。リンク部材30は、回転軸Zに固定されてノズルガード26と一体に回動する第1リンク基台31、及びミストノズル20に形成された第2リンク基台32に対してそれぞれ回動可能に組み付けられている。
このような構成により、図2に示す第2の可動範囲H2において、ミストノズル20は、ノズルガード26が回動操作された場合であっても、ミストノズル20(ミストガイド23の下面)が規制部25に接触した状態を維持するようになっている。すなわち、ノズルガード26は、第2の可動範囲H2において、ミストノズル20から独立して動作可能に構成されている。
一方、図2に示す第1の可動範囲H1において、ミストノズル20(ノズルカバ−22)は、ノズルガード26の回動動作に連動して中心軸線X(支持軸17)を回動中心として上下方向に回動する。このため、第1の可動範囲H1では、ノズルガード26を回動操作することで、ミストノズル20(ミスト放出口21)からの温ミストの放出方向を調整することができるようになっている。なお、第1の可動範囲H1において、ノズルガード26は、図示しない付勢手段によって、外力を付与しなくても回動位置を維持(保持)できるように構成されており、調整したミストノズル20の回動位置(温ミストの放出方向)を維持(保持)可能となっている。また、第1の可動範囲H1において、ノズルガード26は、このノズルガード26がミストノズル20の上方に配置され、且つこのノズルガード26によって温ミストの放出が遮られない位置を維持するようになっている。このように、本実施形態のノズルガード26は、美容器10の不使用時においてミストノズル20(ミスト放出口21)を覆う蓋部材としての機能を有する。また、ノズルガード26は、美容器10の使用時において使用者の手指がミストノズル20(ミスト放出口21)に接近することを規制し、使用者を保護する保護具としての機能を有する。
また、図1に示すように、ノズルガード26の後側には、ミストノズル20から放出する温ミストを発生するのに使用される液体(本実施形態では、水)を、所定量(本実施形態では、約100ml)貯蔵する貯留タンクとしての給水タンク33が、美容器本体12に収容された状態で設置されている。給水タンク33は、美容器本体12に対し上下(垂直)方向に挿入及び取り出し可能に収納されている。
上ハウジング13の上面13aにおいて、ミストノズル20(ノズルガード26)の左前方には、美容器10の電源をオン及びオフする際に操作される電源ボタン35が設けられている。また、上ハウジング13の上面13aにおいて、ミストノズル20の右前方には、複数種類用意された美容器10の運転モードのうちから1つの運転モードを選択する際に操作されるモード切替ボタン36が設けられている。また、上ハウジング13の上面13aには、モード切替ボタン36と前後方向に並ぶように、モード切替ボタン36の操作によって選択された運転モードで美容器10の運転開始させる際、及び運転停止をする際に操作される運転制御ボタン37が設けられている。
美容器10(本体ケース11)の前面側において、上下方向の略中央には、静電霧化装置38a(点線で示す)により液体を霧化させて発生させた帯電微粒子ミスト(帯電微粒子液体)を放出するための帯電微粒子ミスト放出口38が設けられている。
次に、本実施形態の美容器本体12(美容器10)の配管構成(内部構造)について、図3にしたがって説明する。なお、図3に示す水面Wは、略一定に保たれるようになっている。
美容器本体12には、美容器本体12(上ハウジング13)の上面13aに開口し、給水タンク33を収納可能なタンクホルダ33aが設けられている。タンクホルダ33aには、空気抜き孔33bが開口形成されている。また、タンクホルダ33aには、オーバーフロー孔33cが設けられており、タンクホルダ33a内の水位がオーバーフロー孔33cの形成位置まで上昇した際に、タンクホルダ33a内の水をタンクホルダ33aの外部に排出するようになっている。また、タンクホルダ33aの下端には、耐熱性を備えた弾性材料(例えば、シリコンゴムやフッ素ゴム)で形成された給水パイプP1の上流端が接続されているとともに、この給水パイプP1の下流端は、上下方向に延びる有底略円筒状に形成された貯留部43の下端部に接続されている。給水パイプP1は、給水タンク33から水を貯留部43に供給する給水経路K1を形成している。また、給水パイプP1は、途中で分岐されるとともに、空気抜き孔33bに接続されている。このため、本実施形態では、給水パイプP1内の空気(気泡)が空気抜き孔33bを介してタンクホルダ33aに排出されるようになっている。
貯留部43の底部には、貯留部43の底部を2つの領域(空間)に区画するように、貯留部43の内側底部から上方に延びる板状の仕切り壁47が形成されている。そして、給水パイプP1は、貯留部43の底部において、仕切り壁47で区画された一方の底部に接続されている。また、貯留部43の底部において、仕切り壁47で区画された他方の底部は、供給された水を温ミストヒータ42で加熱するための沸騰室42aの下端部と連通部48により連通されている。連通部48は、貯留部43から沸騰室42aへ水を供給する給水経路K2を形成している。このため、本実施形態において、給水パイプP1を介して供給された比較的低温の水は、下端部から貯留部43内に供給された後に仕切り壁47に沿って上方へ移動し、貯留部43内に貯留されている水と混合される。そして、本実施形態では、新たに供給された比較的低温の水と、既に貯留部43内に貯留されている水とを混合した水が沸騰室42aに供給されるようになっている(矢印Yd,Yeに示す)。
沸騰室42aは、上下方向に沿って立設された温ミストヒータ42の加熱面42bに沿って上下方向に延びる薄平板状に形成されている。温ミストヒータ42は、例えばPTC(positive temperature coefficient)素子からなる。連通部48を介して沸騰室42aに供給された水は、沸騰室42a内で温ミストヒータ42により加熱され、温ミスト化されるようになっている。また温ミストヒータ42には、温度センサSEが設けられている。
沸騰室42aの上端部の側方には、扁平な有底略円筒状に形成された下部温ミスト誘導部46が連設されている。本実施形態では、下部温ミスト誘導部46が下部温ミスト経路M1を形成している。下部温ミスト誘導部46は、沸騰室42aで生成された水蒸気(温ミスト)を一時的に収容するとともに、ミストノズル20が配設された上方へ誘導するようになっている(矢印Yfで示す)。また、下部温ミスト誘導部46の底面には、この下部温ミスト誘導部46の底面に開口するように、前述した貯留部43が連設されている。このため、本実施形態では、下部温ミスト誘導部46の内部で結露により生じた水や、沸騰室42aで沸騰することに伴って飛散した水など、比較的高温(約80〜100℃)の水が下部温ミスト誘導部46を介して貯留部43へ還流されるようになっている(矢印Ygで示す)。すなわち、温ミストの発生中(温ミストヒータ42による加熱中)には、給水タンク33、タンクホルダ33a、及び給水パイプP1内の水と比較して、高温の水が貯留部43に常時供給されることになる。このため、貯留部43に貯留されている水は、給水タンク33から新たに供給される水と比較して高温となる。このため、本実施形態では、沸騰室42aに対し予備的に加熱した温水を供給可能とし、給水パイプP1から供給される比較的低温(室温)の水を沸騰室42aに直接供給する場合と比較して、温ミストヒータ42の加熱面42bの温度低下を抑制し、温ミストの発生量が低下することを抑制できる。このように、本実施形態では、貯留部43が還流路としても機能する。
また、本実施形態では、貯留部43(還流路)及び沸騰室42aが平行に配置される一方で、連通部48(給水経路K2)及び下部温ミスト誘導部46(下部温ミスト経路M1)が平行に配置されている。すなわち、貯留部43、連通部48(給水経路K2)、沸騰室42a、及び下部温ミスト誘導部46(下部温ミスト経路M1)により、四角環状の管路が形成されている。
下部温ミスト誘導部46の上端部には、下部温ミスト誘導部46を通過した温ミストをさらに上方(ミストノズル20)へ誘導するとともに、高圧放電により温ミストを微細化(イオン化)する放電部50を備えた上部温ミスト誘導部51が連設されている。上部温ミスト誘導部51の下部(下部温ミスト誘導部46の上部)には、上部温ミスト誘導部51の底部を形成するとともに、下部温ミスト誘導部46の底部と上部温ミスト誘導部51の底部との間で段差(段違い構造)を形成する防止壁53が設けられている。防止壁53は、沸騰室42aから飛散する比較的高温の水が下部温ミスト誘導部46より上方(ミストノズル20側)へ直接侵入することを阻止するようになっている。このため、本実施形態では、沸騰室42aから飛散した比較的高温の水がミストノズル20より放出されることを抑制している。
上部温ミスト誘導部51内において防止壁53の上部には、放電部50が設けられている。放電部50は、高電圧が印加される一対の放電針50aと、各放電針50aの間に配設される中間電極部50bとから構成されている。放電部50では、各放電針50aからの高圧放電によって温ミストが微細化される。
上部温ミスト誘導部51の上端には、耐熱性を備えた弾性材料(例えば、シリコンゴムやフッ素ゴム)からなり、蛇腹状に形成された蛇腹部材55の上流端(下端)が連結固定されている。また、蛇腹部材55の下流端(上端)は、略円筒状に形成されたノズルホルダ56に連結固定されている。ノズルホルダ56は、ミストノズル20(ノズルカバー22)の内側であってミスト放出口21の周囲に固着された略円環状のノズルパッキン57に連結固定されている。このため、本実施形態では、下部温ミスト誘導部46を通過した温ミストは、上部温ミスト誘導部51、蛇腹部材55によってミストノズル20(ミスト放出口21)へ誘導される(矢印Yhで示す)。本実施形態では、上部温ミスト誘導部51、蛇腹部材55によって、温ミストヒータ42により発生させた温ミストをミスト放出口21へ誘導する上部温ミスト経路M2が形成されている。
本実施形態では、タンクホルダ33a、及び給水パイプP1が給液機構としての給水機構部62を構成し、貯留部43(還流路)、沸騰室42a、温ミストヒータ42、及び下部温ミスト誘導部46がミスト発生機構としての加熱機構部60を構成する。また、本実施形態では、上部温ミスト誘導部51、蛇腹部材55、及びミストノズル20(ミスト放出口21)がミスト放出機構としてのミスト放出機構部61を構成している。
そして、本実施形態の美容器10は、上ハウジング13の内部に浸入する液体を受容するための受容容器65を備えている。本実施形態では、本体ケース11及び上ハウジング13で区画形成される内部空間のうち、受容容器65を除いた空間が美容器10の装置内部となる。以下、本実施形態の受容容器65について、図3〜図6にしたがって詳しく説明する。なお、図4及び図5では、上ハウジング13、及びベース部材16の一部が図示されている。
図3〜図5に示すように、耐熱性を有する材料からなる受容容器65は、上面に開口するとともに、左右方向に延びる横長の有底略箱(トレー)状に形成されている。本実施形態の受容容器65は、温ミストを上方(ミストノズル20)へ誘導する上部温ミスト誘導部51と一体に形成されている。より具体的に説明すると、受容容器65は、上下方向に延びる略円筒状の上部温ミスト誘導部51の上端開口部の周囲に連設されるとともに、受容容器65の内側の底面65aには、上部温ミスト誘導部51の内部(温ミスト経路M2)が開口されている。
受容容器65の内側の底面65aにおいて、上部温ミスト誘導部51の開口部には、略円環状に形成され蛇腹部材55の上流端(下端)を接続可能に形成された接続部材66が組み付けられている。接続部材66は、Oリング67を介して上部温ミスト誘導部51の開口部に組み付けられており、接続部材66と上部温ミスト誘導部51の間から温ミストが漏れ出ないように構成されている。そして、接続部材66には、蛇腹部材55の上流端(下端)が接続されている。
また、接続部材66には、蛇腹部材55の左右側方に位置するように、上方に向かって一対の軸受け部68が立設されている。各軸受け部68には、左右方向に貫通する軸受け孔68aが形成されているとともに、各軸受け孔68aには、ミストノズル20(ノズルカバー22)の左右側面から外側へ向かって突出する支持軸17が挿通されている。このため、本実施形態のミストノズル20(ノズルカバー22)は、支持軸17の軸線回りで上下方向に回動可能に構成されている。また、ミストノズル20(ノズルホルダ56)と上部温ミスト誘導部51(接続部材66)とは、伸縮自在な蛇腹部材55によって接続されており、ミストノズル20の回動が妨げられないようになっている。このように、本実施形態では、ミストノズル20が受容容器65内に収容されている。
また、受容容器65の前後左右の側壁の各上端部65bは、その全周に亘ってベース部材16の下面16aに密着(シール)されている。このため、本実施形態では、受容容器65の側壁の上端部65bの全周に亘って、この側壁の上端部65bとベース部材16の下面16aとの間を液体やミストが通過できないように構成されている。また、ベース部材16の周縁部の上面16bは、その全周に亘って上ハウジング13の下面13cに密着(シール)されている。このため、本実施形態では、ベース部材16の上面16bと上ハウジング13の下面13cとの間を液体やミストが通過できないように構成されている。
なお、本実施形態において、ミストノズル20(ノズルカバー22)とベース部材16との間には隙間Sが設けられており、ミストノズル20とベース部材16との摩擦によってミストノズル20の回動動作が妨げられないようになっている。また、受容容器65の底部の左右両側には、左右両壁から内側(中央側)へ向かって下方に傾斜する傾斜部70が形成されている。また、受容容器65の底部であって傾斜部70よりも下方には、受容容器65内の水を排出するための排出部71が開口形成されている。
図6に示すように、受容容器65の排出部71は、パイプ(配管)同士を連結するための連結部72と第1排水パイプP2で接続されている。また、連結部72には、美容器10から水を外部に排出するための排出口73が連設されている。このため、本実施形態では、受容容器65内の水を、第1排水パイプP2を介して排出口73から美容器10の外部へ排出可能に構成されている。
また、前述したタンクホルダ33aのオーバーフロー孔33cは、第2排水パイプP3で連結部72に接続されている。このため、本実施形態では、タンクホルダ33a内の水を、第2排水パイプP3を介して排出口73から美容器10の外部へ排出可能に構成されている。なお、本実施形態の美容器10では、美容器10を後方に傾斜させることで給水パイプP1、貯留部43、及び沸騰室42aに貯留されている水を、オーバーフロー孔33cを介して美容器10の外部に排出することができるようになっている。
次に、本実施形態の美容器10の電気的構成について説明する。
図1及び図6(a)に示すように、美容器本体12には、美容器10の動作を制御するための制御基板58が設けられている。制御基板58には、温ミストヒータ42、静電霧化装置38a、及び放電部50が電気的に接続されている。また、制御基板58には、電源ボタン35、モード切替ボタン36、及び運転制御ボタン37が電気的に接続されている。また、制御基板58には、温度センサSEが接続されている。
本実施形態の制御基板58は、電源ボタン35の押下操作によって電源投入がされると、初期運転モードとして帯電微粒子ミスト放出口38から帯電微粒子ミストを放出させる「帯電微粒子モード」を初期設定する。また、制御基板58は、モード切替ボタン36が押下操作された際に出力する操作信号を入力する毎に、「帯電微粒子モード」と、温ミストをミストノズル20(ミスト放出口21)から放出させる「温ミストモード」とを切り替えて設定する。
制御基板58は、帯電微粒子モードを設定している場合、運転制御ボタン37が押下操作された際に出力する操作信号を入力すると、静電霧化装置38aを制御して帯電微粒子ミストを生成し、帯電微粒子ミスト放出口38から放出させる。また、本実施形態の制御基板58は、「温ミストモード」を設定している場合、運転制御ボタン37から操作信号を入力すると、温ミストヒータ42及び放電部50に通電を開始して温ミストを生成するとともに、ミストノズル20(ミスト放出口21)から温ミストを放出させる。なお、制御基板58は、温度センサSEで計測した温ミストヒータ42の表面温度が所定温度(例えば128℃)に達した場合、温ミストヒータ42への通電を停止して空焚きを防止するようになっている。
次に、本実施形態の美容器10の作用効果について説明する。
図4に示すように、使用者が運転制御ボタン37を押下操作して温ミストの発生を停止させるとともに、ノズルガード26を閉位置に回動させたとする。この場合には、沸騰室42aに残存する水が温ミストヒータ42の余熱によって加熱されることに伴って若干の温ミストが生成されるとともに、ミストノズル20(ミスト放出口21)から放出されることがある。前述のように、ノズルガード26が閉位置に位置している状態において、ミストノズル20(ミスト放出口21)は、前方が前方リブ26bに覆われるとともに、左右側方が側方リブ26c及びミストガイド23によって覆われるようになっている。このため、ノズルガード26が閉位置に位置している状態において、ミストノズル20から放出された温ミストは、前方及び左右側方への進行が遮られるとともに、ミストノズル20の後方(排気通路26d)へ向かって誘導される(矢印Yiに示す)。そして、温ミストは、排気通路26dを通過して排気口26eから上方に向かって排出されるようになっている(矢印Yjに示す)。この際、ミストガイド23、前方リブ26b、及び排気通路26d内では、温ミストの温度低下に伴って結露が生じ易くなる。また、ノズルガード26を開位置に回動させた状態とし、ミストノズル20(ミスト放出口21)から温ミストを放出している場合であっても、ミストガイド23が温ミストと比較して低温であるため、このミストガイド23の上面に結露が生じる可能性がある。
本実施形態において、このような結露により生じた水(以下、単に「結露水」と示す場合がある)は、下方に向かって流下するとともに、ベース部材16とミストノズル20(ノズルカバー22)との隙間Sから受容容器65内へ流下される。このとき、ミストガイド23の上面に流下した結露水、及びミストガイド23の上面で生じた結露水は、逃がし孔23aを通って受容容器65へ向けて流下される。このため、本実施形態では、ミストガイド23上に結露水が滞留することを抑制している。また、ノズルガード26が閉位置に位置することで、温ミストそのものが隙間Sから受容容器65内に流入すると共に、この受容容器65内で結露することも考えられる。
受容容器65に流入した結露水、及び受容容器65内で生じた結露水は、傾斜部70によって中央部に集合されるとともに、排出部71から第1排水パイプP2を介して排出口73から美容器10の外部へ排出されるようになっている。
本実施形態の美容器10では、上ハウジング13の上面13aに露出するようにミストノズル20を配設することで、温ミストが使用者に到達しやすくなり、美容効果や肌ケアの効果を高めることができる。その反面、本実施形態の美容器10では、ミストノズル20の周囲で結露した水がベース部材16とミストノズル20との隙間Sから美容器10の内部に浸入してしまう可能性がある。図6に示すように、美容器本体12においてミストノズル20(ミスト放出口21)の下方には、放電部50、加熱機構部60、制御基板58など、多数の電子部品が配設されているため、水の浸入を抑制して美容器10の内部を低湿に保つことが好ましいといえる。本実施形態では、受容容器65を設けるとともに、この受容容器65の側壁の各上端部65bの全周に亘って上ハウジング13の下面13c(ベース部材16の下面16a)と密着(シール)させている。このため、本実施形態では、美容器10(美容器本体12)の装置内部に結露水や温ミストが浸入することを抑制し、放電部50、加熱機構部60、制御基板58などの電子部品を保護している。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)美容器10の内部に水(結露水及び温ミスト)が浸入することを抑制する受容容器65を設けた。このため、上ハウジング13(ベース部材16)とミストノズル20との隙間Sから、水が美容器10の内部に浸入することを抑制できる。したがって、防液性能を高め、美容器10の装置内部の部品を保護することができる。
(2)受容容器65は、隙間Sから進入する水を受容可能であるとともに、ベース部材16を介して上ハウジング13の下面13b密着されている。したがって、美容器10の装置内部に水が浸入することを抑制できる。
(3)受容容器65内の水を排出口73から美容器10の外部に排出可能に構成した。このため、受容容器65で受容した水が滞留することを抑制し、受容容器65の内部及びミストノズル20(ミスト放出口21)の周辺を衛生に保つことができる。
(4)排出口73に連設された連結部72には、第1排水パイプP2、及び第2排水パイプP3を接続した。このため、美容器10の給水機構部62(タンクホルダ33a、及び給水パイプP1)内の水を美容器10の外部に排出するための排出口と、受容容器65内の水を排出するための排出口とを兼用構成とし、それぞれ別個の排出口を設ける場合と比較して構成を簡略化することができる。
(5)受容容器65は、隙間Sから浸入する水を受容する容器として構成した。このため、ベース部材16とミストノズル20(ノズルカバー22)との隙間Sから浸入(流下)する水を受容(貯留)し、より確実に水が美容器10の装置内部に浸入することを抑制できる。
(6)受容容器65に排出部71を設け、この排出部71から第1排水パイプP2を介して排出口73から水を排出可能に構成した。このため、受容容器65内の水を、簡略な構成により美容器10の外部へ排出することができる。
(7)ミスト放出口21を備えたミストノズル20は、加熱機構部60よりも上方に配設されているとともに、受容容器65に収容されている。このため、ミストノズル20(ミスト放出口21)の周囲で結露した水をより確実に受容容器65で受容し、美容器10の装置内部に水が浸入することを抑制できる。
(8)ベース部材16とミストノズル20(ノズルカバー22)との間に隙間Sを形成した。このため、ベース部材16とミストノズル20との摩擦によってミストノズル20(ノズルガード26)の回動操作に要する力が大きくなることを抑制し、スムーズに操作できる。
(9)受容容器65の内側の底面65aに接続部材66を介して蛇腹部材55を接続した。また、接続部材66に形成した軸受け部68によってミストノズル20(ノズルカバー22)を回動可能に支持するようにした。このため、ミストノズル20(ノズルカバー22)、ミストノズル20を支持するための機構、及び温ミストをミストノズル20へ誘導するための蛇腹部材55を全て受容容器65内に収容できる。このため、結露の生じ易い部位を、受容容器65によって美容器10の装置内部から隔離し、美容器10の装置内部に水が浸入することをより確実に抑制できる。
(10)上部温ミスト誘導部51と受容容器65を一体に形成した。このため、上部温ミスト誘導部51と受容容器65とを別個に設ける場合と比較して組み付け作業を省略できる。
なお、上記実施形態は、以下の様に変更してもよい。
・上記実施形態において、受容容器65と第1排水パイプP2とを別体に構成して組み付けたが、一体に形成してもよい。例えば、図7に示すように、受容容器65の全体を弾性材料などにより構成するとともに、排出部71に連続して延びるように第1排水パイプP2を形成する。このような構成によれば、受容容器65及び第1排水パイプP2に係る構成を簡略化できる。
・上記実施形態において、傾斜部70は、図8(a)に示すように、左右両端に位置する壁部のうち、排出部71が形成されていない方の壁部から、排出部71が形成された側の壁部に向けて下方へ傾斜するように設けてもよい。また、図8(b)に示すように、左右両端に位置する壁部から排出部71までの範囲で下方に傾斜するように傾斜部70を形成してもよい。このように形成することで、受容容器65で受容した水を排出部71に集めて排出させることが可能となり、受容容器65内に水が滞留することをより抑制できる。
・上記実施形態において、傾斜部70を前後方向に設けてもよい。
・上記実施形態において、受容容器65の全周に亘って傾斜部70を設け、受容容器65をすり鉢状に形成してもよい。この場合、受容容器65の最下部に排出部71を設けるとよい。
・上記実施形態において、傾斜部70を省略してもよい。ただし、受容容器65内における水の滞留を抑制する観点から、傾斜部70を設けるほうが好ましい。
・上記実施形態において、排出部71を省略してもよい。ただし、受容容器65内における水の滞留を抑制する観点から、排出部71を設けるほうが好ましい。
・上記実施形態において、受容容器65と上部温ミスト誘導部51とを別体に形成してから組み付けるようにしてもよい。
・上記実施形態において、受容容器65は、左右方向に延びる平面視楕円形や、円形、正方形など、異なる形状に形成してもよい。
・上記実施形態において、受容容器65は、ベース部材16を介さないで直接、上ハウジング13の下面13cに密着(シール)するように構成してもよい。このように構成しても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
・上記実施形態において、受容容器65は、パッキンなどのシール部材を介して上ハウジング13の下面13c又はベース部材16に密着させるようにしてもよい。このように構成しても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
・上記実施形態において、受容容器65の壁部の上端部65bは、部分的に上ハウジング13の下面13c(ベース部材16の下面16a)に密着するようにしてもよい。このように構成しても、美容器10の内部へ水が浸入することを抑制できる。但し、上記実施形態のように、上端部65bの全周に亘って上ハウジング13の下面13c(ベース部材16の下面16a)に密着するように構成するのがより好ましい。
・上記実施形態において、受容容器65に代えてベース部材16とミストノズル20との間の隙間Sを埋めるパッキンを設けてもよい。このように構成しても、美容器10の装置内部に水が浸入することを抑制できる。この場合、このパッキンが抑制手段として機能する。
・上記実施形態において、受容容器65に代えて美容器10の装置内部にファンを設け、このファンから送出した空気を隙間Sから吹き出させるように構成してもよい。このように構成しても、美容器10の装置内部に水が浸入することを抑制できる。この場合、このファンが抑制手段として機能する。
・上記実施形態において、本体ケース11及び上ハウジング13は一体に形成してもよい。
・上記実施形態では、温ミストヒータ42にて水(他の液体でも可)を沸騰させて温ミストを生成する構成としたが、超音波振動にて液体をミスト化する装置や静電霧化装置を用いてミスト化する装置等を用い、温ミストを生成してもよい。
・上記実施形態では、温ミストが放出されるミストノズル20を一つ設けたが、ミストノズルを二つ以上設けるようにしてもよい。このとき、温ミストが放出される温ミストノズルを複数設けるようにしてもよいし、冷ミストが放出される冷ミストノズルを複数設けるようにしてもよい。また、一つ又は複数の温ミストノズルと一つ又は複数の冷ミストノズルとを設けるようにしてもよい。この場合、各ミストノズルを受容容器65に収容するようにすればよい。
・上記実施形態において、静電霧化装置38a、及び帯電微粒子ミスト放出口38を省略してもよい。
・上記実施形態の美容器10において、ミストノズル20と併せて、マイナスイオンやプラスイオンなどを放出するノズルや、保湿剤や美白剤などの薬剤を放出するノズルなどを設けるようにしてもよい。
・上記実施形態において、温ミストヒータ42で加熱して温ミストを生成するための液体として、保湿剤や美白剤などを含む液体や、芳香剤を含む液体を給水タンク33に貯留するようにしてもよい。
・上記実施形態において、ミストノズル20(ミスト放出口21)から温ミストに代えて冷ミストを放出するように構成してもよい。
次に、上記実施形態、及び変形例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)液体を貯留可能な貯留タンクと、供給された液体をミスト化するミスト発生機構と、前記ミストを放出するミスト放出機構を備えたミスト発生装置において、前記ミスト発生装置の装置内部に浸入しようとする液体を受容可能な受容手段を備えたことを特徴とするミスト発生装置。
(ロ)前記受容手段は、前記受容した液体を前記ミスト発生装置の外部に排出可能に構成されていることを特徴とする技術的思想(イ)に記載のミスト発生装置。
10…美容器(ミスト発生装置、美容装置)、11…本体ケース、13…上ハウジング(ケース部材)、20…ミストノズル、21…ミスト放出口、33…給水タンク(貯留タンク)、60…加熱機構部(ミスト発生機構)、61…ミスト放出機構部(ミスト放出機構)、62…給水機構部(給液機構)、65…受容容器(抑制手段)、71…排出部、73…排出口。

Claims (8)

  1. 液体を貯留可能な貯留タンクと、供給された液体をミスト化するミスト発生機構と、前記ミストを放出するミスト放出機構を備えたミスト発生装置において、
    前記ミスト発生装置の装置内部に液体が浸入することを抑制する抑制手段を備えたことを特徴とするミスト発生装置。
  2. 前記ミスト発生装置を覆うケース部材をさらに備え、
    前記抑制手段は、前記ミスト発生装置の装置内部に浸入しようとする液体を受容可能に構成されているとともに、前記受容した液体が前記ミスト発生装置の装置内部に浸入しないように前記ケース部材に密着されていることを特徴とする請求項1に記載のミスト発生装置。
  3. 前記抑制手段は、前記受容した液体を前記ミスト発生装置の外部に排出可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のミスト発生装置。
  4. 前記貯留タンクに貯留された液体を前記ミスト発生機構に供給する給液機構と、前記給液機構内の液体を前記ミスト発生装置の外部に排出する排出口とをさらに備え、
    前記抑制手段は、前記排出口に接続されていることにより前記受容した液体を前記ミスト発生装置の外部へ排出可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載のミスト発生装置。
  5. 前記抑制手段は、前記ミスト発生装置の装置内部に浸入しようとする液体を受容する受容容器であることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のミスト発生装置。
  6. 前記受容容器は、前記受容した液体を排出するための排出部が設けられており、前記排出部は、前記液体をミスト発生機構に供給する給液機構内の液体を前記ミスト発生装置の外部に排出する排出口に接続されていることを特徴とする請求項5に記載のミスト発生装置。
  7. 前記ミスト放出機構は、前記ミスト発生機構よりも上方に配設されるとともに前記ミストを放出するミスト放出口を有するミストノズルを備えており、
    前記ミストノズルは、前記受容容器に収容されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のミスト発生装置。
  8. ミストを放出して肌表面の手入れを行う美容装置において、
    請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載のミスト発生装置を備えたことを特徴とする美容装置。
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