JP2011199037A - 固体撮像装置、及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光照射面側の素子分離を強化して、混色を低減させ、感度向上、素子分離部の暗電流低減できる固体撮像装置、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】n型の半導体基板30表面内に形成された前記n型の拡散層32を含み、前記半導体基板の裏面側から表面側に向かって照射された光により前記半導体基板内で生成された電子を蓄積する電荷蓄積部PDと、前記電荷蓄積部を挟み、前記半導体基板表面からこの半導体基板内に達するように形成されたp型の第1、第2拡散層(36)と、前記電荷蓄積部を電気的に分離し、前記半導体基板の前記裏面側が開口されるよう形成された第1、第2トレンチ55に埋め込まれたp型のa−アモルファスシリコン化合物(p型a−SiC)と、を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体撮像装置、及びその製造方法に関する。
最近、画素の微細化が進み、開口率を高めることを主な目的として、裏面照射型の固体撮像装置(BSI:Back side illumination)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この裏面照射型の固体撮像装置において、光照射面側で発生した電子は、配線側にあるフォトダイオード(PD)にまでたどり着かないと信号としてカウントされない。このため、光電変換を行うシリコン(Si)基板の厚さで、感度が決定される(シリコン基板の膜厚は、厚い方が高感度となる)。このとき、光電変換による発生キャリア(電子)は、シリコン基板内の光照射面側で多く、PD近傍に近づくに従い少なくなる。また、光照射面側近傍のシリコン基板は、PDから離れているため、PDによる電界(PDに電子を集め様とする電界)が弱くなっている。つまり、弱電界領域になっている。
また、シリコン基板内にボロン(B)をイオン注入したP型半導体層で素子分離層を形成することが一般的だが、高加速でボロンをシリコン基板深部に打ち込むと、イオンダメージや、ボロンイオンが散乱され、素子分離層のボロン濃度が実効的に低くなることにより、素子分離能力が低下する。
裏面照射型固体撮像装置では、光照射面側で多くのキャリアが発生するが、弱電界領域のため、かなりのキャリアは、拡散により移動する。
拡散により移動するこのキャリアは、隣接画素へ漏れ込み、混色を招く。特に、BSIにおいては、短波長(青光)照射時の混色が表面照射型固体撮像装置に比べて多くなる傾向がある。
BSIにおいては、短波長光の混色低減が課題である。このため、一般には、PDを形成するシリコン基板の膜厚を薄膜化して、シリコン基板における光照射面側とPDとの距離を短くすることが一手段として行われている。
しかしながら、前述の様にシリコン基板の薄膜化は、G(緑)光、R(赤)光の照射に対して、感度低下を招く問題がある。上記のように、従来の裏面照射型固体撮像装置およびその製造方法では、光照射面側で発生するキャリアによる混色等に対して不利であるという傾向がある。
特開2006−128392号公報
本発明は、光照射面側の素子分離を強化して、混色を低減させ、感度向上できる固体撮像装置およびその製造方法を提供する。
この発明の一態様に係る固体撮像装置は、第1導電型の半導体基板表面内に形成された前記第1導電型の拡散層を含み、前記半導体基板の裏面側から表面側に向かって照射された光により前記半導体基板内で生成された電子を蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部を挟み、前記半導体基板表面からこの半導体基板内に達するように形成された第2導電型の第1、第2拡散層と前記電荷蓄積部を電気的に分離し、前記半導体基板の前記裏面側に形成された第1、第2トレンチに埋め込まれたp型のアモルファスシリコン化合物とを具備する。
また、この発明の一態様に係る固体撮像装置の製造方法は、第1導電型の半導体基板表面に形成された前記第1導電型の拡散層を含み、前記半導体基板の裏面側から表面側に向かって照射された光により前記半導体基板内で生成された電子を蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部を挟みこの電荷蓄積部を電気的に分離するよう、前記半導体基板表面からこの半導体基板内に達するように形成された第1、第2拡散層とを備えた前記半導体基板の前記裏面上にレジスト膜を形成し、所望のパターンにパターニングし、前記裏面を露出する工程と、前記露出した裏面から前記半導体基板中に達する第1、第2トレンチを形成して、前記第1、第2拡散層の一部を除去する工程と、前記第1、第2トレンチにp型のアモルファスシリコン化合物を埋設する工程とを具備する。
本発明によれば、光照射面側の素子分離を強化して、混色を低減させ、感度向上できる固体撮像装置およびその製造方法を提供できる。
この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の全体構成を示すブロック図。 この発明の第1の実施形態に係る撮像領域の構成例を示す回路図。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成例を示す断面図。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の第1の製造工程の断面図。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の第2の製造工程の断面図。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の第3の製造工程の断面図。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の第4の製造工程の断面図。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の第5の製造工程の断面図。 この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の第6の製造工程の断面図。 この発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の断面図。 この発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の第1の製造工程の断面図。 この発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の第2の製造工程の断面図。 この発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の第3の製造工程の断面図。 この発明の変形例に係る固体撮像装置の断面図。
以下、この発明の実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
以下の実施形態では、光照射面(受光面)が、信号走査回路部が形成される半導体基板表面上と反対側の半導体基板上の裏面側に設けられる裏面照射型(BSI:Back side illumination)の固体撮像装置を一例に挙げる。尚、この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。
<1.構成例>
図1乃至図2を用いて、この発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の構成例について説明する。
1−1.全体構成例
まず、図1を用いて、本例に係る固体撮像装置の全体構成例について説明する。図1は、本例に係る固体撮像装置の全体構成例を示すシステムブロック図である。図1では、撮像領域のカラム位置にAD変換回路が配置された場合の一構成について示した。
図示するように、本例に係る固体撮像装置10は、撮像領域12と駆動回路領域14とを備える。
撮像領域12は、半導体基板に、光電変換部及び信号走査回路部を含んだ単位画素(Pixel)1の行列が配置される。
光電変換部は、光電変換し蓄積するフォトダイオードを備え、撮像部として機能する。信号走査回路部は、後述する増幅トランジスタ等を備え、光電変換部からの信号を読み出し増幅しAD変換回路15に送信する。本例の場合、光照射面(光電変換部)は、信号走査回路部が形成される半導体基板表面上と反対側の半導体基板上の裏面側に設けられる。
駆動回路領域14は、上記信号走査回路部を駆動するための垂直シフトレジスタ13およびAD変換回路15等の駆動回路を配置して成るものである。
垂直シフトレジスタ(Vertical Shift register)13は、信号LS1〜SLkを撮像領域12に出力し、単位画素1を行毎に選択する選択部として機能する。選択された行の単位画素1からはそれぞれ、入射された光の量に応じたアナログ信号Vsigが垂直信号線VSLを介して出力される。
AD変換回路(ADC)15は、垂直信号線VSLを介して入力されたアナログ信号Vsigを、デジタル信号に変換する。
尚、ここでは、固体撮像装置の全体構成の一部として、図示およびその説明を省略したが、これに限られるものではない。即ち、例えば、撮像領域12等の動作を制御する制御回路等を更に備えていても良い。カラム並列にADC回路15が配置されずチップレベルにADC回路15が配置される構成、或いはセンサーチップ上にADC回路15が配置されない構成等であっても良い。
1−2.撮像領域の構成例
次に、図2を用いて、図1中の撮像領域12における単位画素1(以下、画素1と呼ぶこともある)の構成例について説明する。本例では、単一の撮像領域12で複数の色情報を取得する単版式撮像素子を一例に挙げて説明する。
図示するように、単位画素1は、垂直シフトレジスタ13からの読み出し信号線と垂直信号線VSLとの交差位置にマトリクス状に配置される。
この単位画素(PIXEL)1は、フォトダイオードPD、増幅トランジスタTb、読み出しトランジスタTd、リセットトランジスタTc、アドレストランジスタTaを備えている。
上記画素1の構成において、フォトダイオードPDは、例えばn型の拡散層を含む光電変換部を構成する。増幅トランジスタTb、読み出しトランジスタTd、リセットトランジスタTc、およびアドレストランジスタTaは、信号走査回路部を構成する。
フォトダイオードPDのカソードには、基準電位Vssが与えられる。
増幅トランジスタTbは、浮遊拡散層(フローティングディフュージョン:検出部)FDからの信号を増幅して出力するように構成されている。増幅トランジスタTbのゲートは浮遊拡散層FDに接続され、ソースは垂直信号線VSLに接続され、ドレインはアドレストランジスタTaのソースに接続されている。垂直信号線VSLにより送信される単位画素1の出力信号は、図示せぬCDS雑音除去回路により雑音が除去された後、出力端子から出力される。
読み出しトランジスタTdは、フォトダイオードPDでの信号電荷の蓄積を制御するように構成されている。読み出しトランジスタTdのゲートは読み出し信号線TRFに接続され、ソースはフォトダイオードPDのアノードに接続され、ドレインは浮遊拡散層FDに接続されている。
リセットトランジスタTcは、増幅トランジスタTbのゲート電位をリセットするように構成されている。リセットトランジスタTcのゲートはリセット信号線RSTに接続され、ソースは浮遊拡散層FDに接続され、ドレインは電源端子に接続され、内部電圧VDDが供給される。
アドレストランジスタTaのゲートは、アドレス信号線ADRに接続されている。
読み出し駆動動作
この撮像領域12の画素1における読み出し駆動動作は、次のようである。まず、読み出し行のアドレストランジスタTaが、垂直シフトレジスタ13から送られる行選択パルスによりオン(ON)状態になる。
続いて、同様に垂直シフトレジスタ13から送られたリセットパルスによりリセットトランジスタTcが、オン(ON)状態になり、浮遊拡散層FDの電位に近い電圧にリセットされる。その後、リセットトランジスタTcは、オフ(OFF)状態になる。
続いて、トランスファゲートTdが、オン(ON)状態になり、フォトダイオードPDに蓄積された信号電荷が浮遊拡散層FDに読み出され、浮遊拡散層FDの電位が読み出された信号電荷数に応じて変調される。
続いて、変調された信号が、ソースフォロワを構成するMOSトランジスタTbと図示せぬMOSトランジスタにより垂直信号線VSLに読み出され、読み出し動作を完了する。
1−3.断面構成例
次に、図3を用いて、本例に係る固体撮像装置の断面構成例について説明する。以下説明する固体撮像装置の断面構成例は、特に光電変換部、すなわちフォトダイオードPDに着目した断面図である。また、光電変換部の直下には、信号走査回路部に接続される配線層が設けられている。
図3に示すように、例えばシリコン等から形成される第1支持基板20上に層間絶縁膜21が形成されている。また第1支持基板20上には、配線層22が形成されている。つまり配線層22を被膜するように、第1支持基板20上には層間絶縁膜21が形成されている。なお、この配線層22はAL(アルミニウム)やCu(銅)等で形成されており、信号走査線回路側に形成される配線である。そして、層間絶縁膜21上にはn型のシリコン基板30が形成されている。そして、この半導体基板30は、例えば、SOI基板上にエピタキシャル成長させて形成したn型半導体層である。半導体基板30の膜厚は、本例の場合、例えば、2.4μm程度である。
シリコン基板30表面内にはp型拡散層31とこのp型拡散層31上に形成されたn型拡散層32とが形成されている。そして、裏面側(図中、絶縁膜40側)から第1支持基板に向かって入射した光によってシリコン基板30内で生成された電子が、このn型拡散層32に蓄積される。つまり、シリコン基板30の裏面側から第1支持基板に向かって電界が掛けられており、生成された電子はn型拡散層32に向かい、該電子と対で生成された正孔は絶縁膜40方向に向かって、接地された拡散層(図示せぬ)に吸収される。つまり、フォトダイオードPDを構成するn型拡散層32は電子を蓄積する電荷蓄積層として機能する。
上記フォトダイオードPDを構成するp型拡散層31、n型拡散層32、及び上記のMOSトランジスタTb、Tc、Td(それぞれ図示せぬ)により単位画素1が形成される。
そして、シリコン基板30を貫通するようにイオン注入により形成された画素分離層36が形成される。ここで画素分離層36には、例えばシリコン基板30とは異なる例えばボロン(B)イオンなどが注入される。この画素分離層36は、隣接するフォトダイオードPD間に形成されている。これにより隣接する複数のフォトダイオードPDがそれぞれ電気的に分離される。
また、裏面方向に向かって、画素分離層36が有する幅wが大きくなる(図中、w0<w1<w2)。これは、裏面方向に向かってイオンを注入する際のエネルギー、すなわち加速電圧は、その深さに応じた値とされるからである。つまり、裏面方向に向かうほど、つまりフォトダイオードPD側から距離が遠くなるほど、高い注入エネルギーを必要とする。そして、注入されたイオンは、シリコン基板30内で等方的に散乱し拡散する。このため、裏面方向に向かって同心円状の画素分離層36が順次形成される。
更に、この画素分離層36内にp型のアモルファスシリコン化合物37が設けられている。具体的には、裏面側から画素分離層36内に形成されたトレンチにこのp型のアモルファスシリコン化合物膜37が設けられている。このアモルファスシリコン化合物37はカーボン(C)を含んでいる、すなわちp型のa−SiC膜である。このa−SiC膜37は、シリコン(Si)のバンドギャップ(1.1eV程度)よりも通常広いバンドギャップ(2.0eV程度)を有する。なお、a−SiC膜37に含まれるボロン濃度は、画素分離層36の表面近傍が空乏化しないボロン濃度であって暗電流が十分低くなる濃度、例えば、1E17cm−3以上が好ましい。そして、照射面側におけるシリコン基板30内(図中、画素分離層36にa−SiC膜37が埋設された領域)にはホール蓄積層38が形成される。これは、a−SiC膜37がp型の半導体層であるため、画素分離層36表面近傍にホール蓄積層が形成される。また、光照射面側の半導体基板30と絶縁膜40との界面(以下、BF近傍)においても、p型のa−SiC膜37により形成されるホール蓄積層が形成される(図示せぬ)。
また、シリコン基板30底面全域(裏面側)にシリコン絶縁膜40が形成され、このシリコン酸化膜40上に例えば、Si膜等で形成されたパッシベーション膜41が形成され、更にこのパッシベーション膜上に平坦化層42が形成される。この平坦化層32は例えば、シリコン酸化膜(SiO膜)等により形成される。そして、この平坦化層42内には、マイクロレンズMLが形成され、この平坦化層42上にはレンズ50が形成されている。なお、平坦化層42内に図示せぬ色フィルタCFが形成される。この色フィルタは、例えば、ベイヤー(Bayer)配置の場合、R(Red),G(Green),B(Blue)等のそれぞれの色に対応して配置される。
<2.製造方法>
次に、図4〜図9を用い、第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について説明する。
まず、図4に示すように例えば、シリコン酸化膜51を介してSOI(Silicon on insulator)基板50上にn型半導体層を例えば、2.4μm程度エピタキシャル成長させる。これにより、n型の半導体基板(Si-sub)30形成する。続いて、信号走査線側(表面側)の半導体基板30に、周知のCMOSセンサの製造方法を用い、フォトダイオードPDを形成する。更に半導体基板30上にフォトレジスト膜52を積層させ、所望のパターンにパターにングする。その後、半導体基板30表面に向かって高加速でボロンイオンのドーピングを行う。加速電圧は、例えば3.0[eV]程度である。これにより、半導体基板30を貫通する画素分離層36が形成される。その後、フォトレジスト膜52はエッチング液などで除去する。
次に図5に示すように、半導体基板30上に層間絶縁膜21及び配線層22を順次形成する。その後、層間絶縁膜21上に第1支持基板20を形成する。このとき、第1支持基板20は接着剤または直接接合法を用いて層間絶縁膜21上に形成する。
次に図6に示すように、上記図5の構成において第1支持基板が下になるように、そして半導体基板30が第1支持基板20の上になるように上下を逆転させる。そして、SOI基板50及びシリコン酸化膜51を、所望の厚さまで削除し、ある一定の厚さに達した時点で、例えばCMP(Chemical Mechanical Polisherを用いて、半導体基板30表面が露出する程度まで研磨する。
また、SOI基板50上に形成されたシリコン酸化層51を残存させてもよい。この場合、シリコン酸化層(SOI層)51の膜厚がまだ、所望の膜厚よりも厚い場合には、必要に応じてさらに、例えば、NFOH、あるいは、HF、あるいは、HFとHNOとCHCOOHの混合液によりシリコン酸化層51を所望の膜厚(例えば、50nm程度)に薄膜化する。または、はじめから、シリコン酸化層51の膜厚が0.1μm(100nm程度)以下のSOI基板50を使えば、前述のシリコン酸化層51の薄膜化加工を行わなくても良い。
次に図7に示すように、半導体基板30上にフォトレジスト膜54を形成し、その後、所望のパターンにパターにングする。更に。RIE(reactive ion etching)法を用いて、半導体基板30内に形成された画素分離層36の一部にトレンチ55を形成する。このトレンチの深さはおよそ1.5[μm]である。このトレンチの深さは、裏面側(光照射側)の弱電界領域の深さが、1.5[μm]程度の深さのためである。
次に図8に示すように、フォトレジスト膜54を除去した後、例えばプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法などを用いてトレンチ55内に、p型のa−SiC膜37を埋設させる。この際p−SiC膜37は、半導体基板30上(全域)にも堆積される。このp−SiC膜37の成膜条件を以下示す。成膜条件は、SiHガスを100[SCCM]、Hガスを50[SCCM]、CHガスを20[SCCM]、Bガスを8[SCCM]をそれぞれ0.5[Torr]以下の圧力下で流す。この際、プラズマCVD装置の出力を30[W/cm2]とし、例えば図6に示すシリコン基板30の温度を230度とする。以上条件下において、p−SiC膜37を20分程度積層させることで、2[μm]程度の膜厚を形成する。
そして図9に示すように、半導体基板30上に堆積したp−SiC膜37を研磨し、平坦化する。その後、このp−SiC膜37上に順次シリコン絶縁膜40、例えば、Si膜等で形成されたパッシベーション膜41、及び平坦化層42を形成し、この平坦化層42上にレンズ50を形成する。これにより、図3に示す固体撮像装置が形成される。
なお、本第1の実施形態では、SOI基板上にn型のシリコン(Si)膜をエピタキシャル成長させた基板を用いて説明したが、これに限られることはない。例えば、SOI基板に限定される必要は無く、バルクのシリコン基板、あるいは、SIMOX基板等を用いた場合であっても同様に適用することが可能である。
<3.作用効果>
第1の実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法によれば、少なくとも下記(1)〜(3)の効果が得られる。
(1)光照射面側の素子分離領域部分の空乏化を防止して、暗電流を低減できる。
上記のように、本例に係る固体撮像装置は、半導体基板30上に光電変換部(PD)及び信号走査回路部を含む複数の画素1が配置される撮像領域12を備え、信号走査回路部が形成される半導体基板30の表面とは反対側の基板表面上に光照射面が形成される裏面照射型の固体撮像装置である。更に、本例に係る固体撮像装置は、半導体基板30内に、この半導体基板30を貫通するように設けられた画素分離層36と、裏面側からこの画素分離層36内に設けられたトレンチ55内に埋設されたp−SiC37膜とを備える。
そして、本例に係る固体撮像装置であると、光照射面側であって画素分離層36と半導体基板30との界面にホール蓄積層38が形成される。これは上述したように、半導体基板30がn型に対し、a−SiC膜37がp型の半導体層であるためである。
上記構成によれば、欠陥が多く暗電流の発生源となり得る画素分離層36近傍にホール蓄積層35を配置できる。そのため、裏面側のホール濃度を増大させ、裏面側における画素分離層36近傍の空乏化を抑制することができる。そのため、画素分離層36近傍で発生する暗電流を抑制することができる。
(2)素子分離層として機能する画素分離層36を強化出来、混色を低減できる。
本例に係る固体撮像装置であるとa−SiC膜37は、シリコン(Si)のバンドギャップ(1.1eV)よりも通常広い2.0eV程度であり、また、シリコンに比べて短波長光の吸収係数が小さいため、青色光(例えば450nm)に対する感度低下を抑制できる。また、a−SiC膜37は、シリコンに比べてバンドギャップが広いので、キャリア(電子)がa−SiC層37を含む素子分離領域を超えて隣接画素に漏れ込むことを抑制する効果が大きい。すなわち、ブルーミングや混色を抑制させることができる。
(3)動作信頼性を向上させることが出来る。
本例に係る固体撮像装置であると、トレンチ55にa−SiC膜37を230度の条件化で埋設させる。このため高温での製造ではないことから、読み出しトランジスタやリセットトランジスタなどの閾値を変動させることを抑制させることが出来る。すなわち、製造過程で、周辺の読み出しトランジスタやリセットトランジスタの閾値の変動を抑制させつつ、a−SiC膜37を形成させることが出来る。すなわち、信頼性の高い画素1を提供させることが出来る。
また、a−SiC(p)層33の形成工程では、成膜温度が230度程度の比較的低温度であるため、AlやCu等の配線層22を形成した後であっても、この配線層22の配線特性を劣化することなく、a−SiC(P)層33を形成することができる。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置について、図10を用いて説明する。なお、上記第1の実施形態に係る固体撮像装置と異なる構成のみ説明し、同一の部材については同一の参照符号を用いる。
<1.構成例>
図10に示すように、本実施形態に係る固体撮像装置は、第1支持基板側から見て、ボロン(B)イオンの注入で形成される画素分離層(P型半導体層)36下部にp型のa−SiC膜37が形成される。これら画素分離層(P型半導体層)36とp型のa−SiC膜37とにより、隣接するフォトダイオードPDを電気的に分離する素子分離領域として機能させた構造をとる。すなわち、少なくとも画素分離層36の一部とp型のa−SiC膜37の一部とが繋がった構造になっている。換言すれば、エピタキシャル成長させたn型の半導体基板30内で、画素分離層36とp型のa−SiC膜37とが繋がった構造をとっている。従って、実効的に光電変換を行うシリコン基板30の膜厚を、第1の実施形態に係る固体撮像装置に比して厚膜化できる。換言すれば、エピタキシャル成長させる半導体基板30の膜厚は、上記第1の実施形態における約2.4[μm]の画素分離層36と約1.5[μm]の深さを有したp型のa−SiC層37との合計値、すなわち約3.9[μm]となる。
<2.製造方法>
次に、本実施形態に係る固体撮像装置の製造方法について説明する。本実施形態に係る固体撮像装置の製造方法は、半導体基板30内において、前記Bのイオン注入で形成される画素分離層36の装置的な加速電圧の制限いっぱいの深さまで画素分離層36を形成後、更にこの半導体基板30内で少なくとも画素分離層36の一部で接続されるp型のa−SiC層37を形成するものである。
本実施形態の製造方法について図11〜図14を用いて説明する。
まず図11を用いて説明する。図11は、上記第1の実施形態における図4において、半導体基板30表面に向かって例えば、3.0[eV]程度の加速電圧でボロンイオンのドーピングを行った様子を示す。装置的な制限で3.0[eV]程度の加速電圧で、約2.4[μm]程度の深さまで画素分離層36が形成される。本実施形態では、エピタキシャル成長させたn型の半導体基板30の膜厚は、この画素分離層36よりも大きな3.9[μm]程度である。従って、形成されるこの画素分離層36の底部は半導体基板30内途中で停止する。
次に、上記第1の実施形態における図5の工程を経て、半導体基板30上に層間絶縁膜21、配線層22、及び第1支持基板20をそれぞれ形成する。
その後、上記第1の実施形態における図6〜図8で説明した方法と同様に、所定の工程を経ることで、トレンチ55内にp型のa−SiC膜37を埋設させる。これにより、図12の構成を得る。
また、この際p−SiC膜37は、半導体基板30上にも堆積される。なお、このトレンチ55の深さは約1.5[μm]とされる。従って、このトレンチ55の底部が、画素分離層36の少なくとも一部に接続される。またこのp−SiC膜37の成膜条件及びその成膜の特性は、上記第1の実施形態と同様である。
最後に、上記第1の実施形態における図9で説明した工程を経ることで、図13の構成を得ることが出来る。
<3.作用効果>
第2の実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法によれば、上記(1)〜(3)の効果に加え、少なくとも下記(4)の効果を得ることが出来る。
(4)感度の低下を抑制させることが出来る。
本実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法であると、上記第1の実施形態に比して、エピタキシャル成長させた半導体基板30の膜厚が大きい。つまり、半導体基板30の膜厚は、最大の加速電圧で形成される画素分離層36の高さとその下部に形成されるa−SiC膜37の高さの合計値である。
従って、上記第1の実施形態に係る固体撮像装置に比して、感度の低下を抑制させることが出来る。以下、この感度低下の抑制について説明する。裏面側から入射し、その後カラーフィルターCF通過した光により、半導体基板30内で、例えば赤色、緑色、青色などの光照射による電子が生成される。(光電変換で発生した電子。)
これらSi基板において、光が吸収される割合は、A*exp−αxで表現することが出来る(A:実数、α:Si基板における光の吸収係数、x:Si基板における深さ)。そして、例えば青色光に対しては、Siにおける光の吸収係数が大きく、赤色になるに従ってその吸収係数は小さくなる。すなわち、青色の光であれば、短い距離の内にSi中で吸収され、光電変換で電子が生成されるので、短い距離の内に光は減衰する。
これに対し青色光に比べ波長の長い赤色光については、Siにおける吸収係数が小さいので減衰するまで長い距離を必要とする(光電変換するSi膜の領域がB(青)光照射時に比べて、R(赤)光照射時では広い)。このように、裏面側からフォトダイオードPDに達するまで、波長の短い青色の光は、ほぼ全てSi基板で光電変換し電子を発生する。これに対し、波長の長い緑色、または赤色になるにつれ、緑色、または赤色の光は、裏面側からフォトダイオードPDに達するまでに、全ての光が光電変換で電子に変換されずにフォトダイオードPDに達してしまう。
しかし、本実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法であると、半導体基板30の膜厚が上記第1の実施形態における半導体基板30よりも大きい作ることができる。(光電変換するSiの領域を広くすることができる。)従って、緑色、赤色の情報を有した光が光電変換できる領域が広がるので、感度を向上できる。
[第3の実施形態]
次に本発明の第3の実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法について説明する。
<1.構成例>
本実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法は、上記第2の実施形態係る固体撮像装置を、2.4[μm]の膜厚を有した半導体基板30に適用したものである。なお、上記第2の実施形態と異なる点についてのみ説明し、同一の部材については、同一の参照符号を付す。
この様子を図14に示す。図14は本実施形態に係る固体撮像装置の断面図である。図示するように、膜厚を2.4[μm]にエピタキシャル成長させたn型の半導体基板30内に、画素分離層36と、この画素分離層36に接するa−SiC膜37とをそれぞれ設けた構成である。
この場合、画素分離層36を形成する際の加速電圧を、最大出力よりも落とし、ボロンイオンをドーピングする。このとき、半導体基板30内に形成される画素分離層36の深さは、例えば1.7[μm]とされる。
そして、この場合、半導体基板30の表面から形成されたトレンチの深さは、例えば0.7[μm]とされる。なお、製造方法については、半導体基板30に形成する画素分離層36と少なくともその一部に接するトレンチ55をRIEで除去する際の、そのトレンチ55の深さが異なる以外、同一であることから説明を省略する。
<2.作用効果>
第3の実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法においても、上記(1)〜(3)の効果を奏することが出来る。本実施形態に係る固体撮像装置は、画素分離層36とそれに少なくとも一部が接するa−SiC膜37とで隣接するフォトダイオードPDを電気的に分離する素子分離を形成している。そして、トレンチ55に埋設されたa−SiC膜37と半導体基板30との界面にはホール蓄積層38が形成される。このように、本実施形態に係る構成であっても上記(1)〜(3)の効果を奏することが出来る。
[変形例(a−SiNの一例)]
次に、上記第1〜第3の実施形態の変形例に係る固体撮像装置およびその製造方法について説明する。
<1.構成例>
本変形例は、p型のa−SiC膜37に代えて、p型のアモルファスシリコンナイトライド膜(a−SiN)を適用するものである。すなわち、トレンチ55にa−SiN膜が埋設させた構成であってもよい。
<2.製造方法>
次に、変形例に係る固体撮像装置の製造方法に関して説明する。なお、上記第1〜第3の実施形態と同一の工程について説明を省略し、また、同一の部材については同一の参照符号を付す。
変形例に係る固体撮像装置の変形例では、p型のa−SiC膜37の成膜条件において、メタンガス(CH)の変わりにNHガスを使用する。これにより、p型のa−SiN膜を形成することができる。なおa−SiN膜の膜特性は1.9[eV]程度のバンドギャップを有する。すなわち、a−SiC膜37と同様、画素分離層36を強化することが出来る。
<3.作用効果>
上記第1〜第3の実施形態において、変形例に係る固体撮像装置およびその製造方法を適用しても、それぞれの実施形態で、上記(1)〜(4)の効果を奏することが出来る。つまり、第1の実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法であれば、効果(1)〜(3)を奏することが出来、また第2の実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法でれば効果(1)〜(3)に加え(4)の効果を奏することが出来る。更には、第3の実施形態に係る固体撮像装置およびその製造方法であれば効果(1)〜(3)の効果を奏することが出来る。
なお、上記第1乃至第3の実施形態及びそれらに対する変形例において、シリコン酸化膜51は、SOI基板を用いて残存させたシリコン酸化膜に限らず、例えば、バルク基板を用いた場合であって膜厚が2nm程度の自然酸化膜等も含まれる。
なお、p型のa−SiC膜37またはp型のa−SiN膜はそれぞれ、p型でなく、i型(Non−Dope)でもよい。
また、トレンチ55の幅wtは、画素分離層36の幅wよりも小さな値である。つまり、wtが画素分理想36の幅wよりも小さければよいことから、w2>wtでもw1>wtでも、更にはw0>wtであってもよい。
以上、第1乃至第3の実施形態及びそれらの変形例を用いて本発明の説明を行ったが、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…単位画素(Pixel)、10…固体撮像装置、12…撮像領域(Pixel region)、13…垂直シフトレジスタ、14…駆動回路領域、15…AD変換回路、Ta…選択トランジスタ、Tb…増幅トランジスタ、Tc…リセットトランジスタ、Td…読み出しトランジスタ、PD…フォトダイオード、20…第1支持基板、21…層間絶縁膜、22…配線層、30…半導体基板、31…p型拡散層、32…n型拡散層、36…画素分離層、37…p型アモルファスシリコンカーバイド膜(a−SiC(p)膜)、38…ホール蓄積層、40〜42…酸化膜、ML…マイクロレンズ、50…レンズ、51…シリコン酸化膜、52、54…フォトレジスト、BF…光照射面側の半導体基板とシリコン酸化膜との界面

Claims (5)

  1. 第1導電型の半導体基板表面内に形成された前記第1導電型の拡散層を含み、前記半導体基板の裏面側から表面側に向かって照射された光により前記半導体基板内で生成された電子を蓄積する電荷蓄積部と、
    前記電荷蓄積部を挟み、前記半導体基板表面からこの半導体基板内に達するように形成された第2導電型の第1、第2拡散層と
    前記電荷蓄積部を電気的に分離し、前記半導体基板の前記裏面側に形成された第1、第2トレンチに埋め込まれたp型のアモルファスシリコン化合物と
    を具備することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記p−アモルファスシリコン化合物は、カーボン(C)または窒素(N)のいずれかを含む化合物である
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記半導体基板中において、前記第1拡散層中に前記第1トレンチが形成され、
    前記第2拡散層中に前記第2トレンチが形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記半導体基板中において、前記第1拡散層は少なくとも前記第1トレンチの底面の一部と接続され、
    前記第2拡散層は少なくとも前記第2トレンチの底面の一部と接続される
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 第1導電型の半導体基板表面に形成された前記第1導電型の拡散層を含み、前記半導体基板の裏面側から表面側に向かって照射された光により前記半導体基板内で生成された電子を蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部を挟みこの電荷蓄積部を電気的に分離するよう、前記半導体基板表面からこの半導体基板内に達するように形成された第1、第2拡散層とを備えた前記半導体基板の前記裏面上にレジスト膜を形成し、所望のパターンにパターニングし、前記裏面を露出する工程と、
    前記露出した裏面から前記半導体基板中に達する第1、第2トレンチを形成して、前記第1、第2拡散層の一部を除去する工程と、
    前記第1、第2トレンチにp型のアモルファスシリコン化合物を埋設する工程と
    を具備することを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
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