JP2011197480A - レンズアレイ及びレンズアレイの製造方法、並びに、レンズ及びレンズの製造方法 - Google Patents

レンズアレイ及びレンズアレイの製造方法、並びに、レンズ及びレンズの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リフロー工程の高い温度によって絞り部材の変形や剥離が生じることを抑え、光学性能が低下することを抑えられるレンズアレイ及びレンズアレイの製造方法、並びに、レンズ及びレンズの製造方法を提供する。
【解決手段】レンズアレイは、複数のレンズ部10を含む基板1と、基板表面に、耐熱性の接着層18を挟んで接着され、前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に形成された絞り部材20とを有し、絞り部材が、耐熱性の樹脂である。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズアレイ及びレンズアレイの製造方法、並びに、レンズ及びレンズの製造方法に関する。
従来、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの電子機器には、撮像ユニットが搭載されている。撮像ユニットは、一般に、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの固体撮像素子と、固体撮像素子上に被写体像を形成するためのレンズと、を備えている。このようなレンズを製造する手順としては、基板に複数のレンズ部を配列したレンズアレイを成形樹脂で一体成形し、レンズアレイを個別のレンズ部に分断することで、レンズを得る方法がある。
また、撮像ユニットの製造コストの低減や組立工程の簡略化を図る目的で、レンズアレイを製造する際に、レンズ部の絞りとなる遮光部材を予めレンズアレイの表面に形成する方法が提案されている。
下記特許文献1には、シルク印刷又はシール状のものを貼り付けてなる絞りを備えた対物レンズの構成が記載されている。
実開昭62−164617号公報
ところで、電子機器に撮像ユニットを実装する際には、半田などのリフロー工程が行われる。このため、撮像ユニットのレンズとして用いられるレンズアレイや、このレンズアレイに予め形成される遮光部材は、リフロー炉の熱(240℃)に耐えうる材料を選択する必要がある。そこで、レンズアレイを成形する成形材料としては、リフロー工程の高い温度に耐えうる熱又は光硬化性樹脂が用いられ、また、レンズアレイに形成される遮光部材の材料としては、耐熱性が高い金属が用いられていた。しかし、金属からなる遮光部材と、レンズアレイを構成する樹脂とでは、一般に、線膨張係数が大きくことなる。よって、リフロー処理等の温度変化に伴い、両者の熱膨張量に差が生じ、それに起因して歪みが生じる。それにより遮光部材の変形や剥離が生じ、光学性能が低下することが懸念されている。また、遮光部材を形成する金属蒸着膜の成膜はコストがかかる。
特許文献1には、リフロー炉での高い温度に起因して遮光部材の変形や剥離が生じる問題を解決することを目的とするものではないうえ、また、絞りをどのような材料で構成するかについては記載がない。
本発明は、リフロー工程の高い温度によって、絞り部材の変形や剥離が生じ、光学性能が低下することを抑えることができるレンズアレイ及びレンズアレイの製造方法、並びに、レンズ及びレンズの製造方法を提供することにある。
複数のレンズ部を含む基板と、
前記基板表面に、耐熱性の接着層を挟んで接着され、前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に形成された絞り部材とを有し、
前記絞り部材が、耐熱性の樹脂であるレンズアレイ。
一つのレンズ部を含む基板片を備えたレンズであって、
前記基板片表面に、耐熱性の接着層を挟んで接着され、前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に形成された絞り部材が形成され、
前記絞り部材が、耐熱性の樹脂であるレンズ。
複数のレンズ部を含む基板を備えたレンズアレイを成形する工程と、
前記レンズ部に応じた開口が前記複数のレンズ部の配列に合わせて形成された絞り部材を、耐熱性の樹脂で形成する工程と、
成形された前記レンズアレイにおける前記基板表面の前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に、耐熱性の接着層を挟んで前記絞り部材を貼り合せる工程と、を含むレンズアレイの製造方法。
複数のレンズ部を含む基板を備えたレンズアレイを成形する工程と、
前記レンズ部に応じた開口が前記複数のレンズ部の配列に合わせて形成された絞り部材を、耐熱性の樹脂で形成する工程と、
成形された前記レンズアレイにおける前記基板表面の前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に、耐熱性の接着層を挟んで前記絞り部材を貼り合せる工程と、
前記基板を個別の前記レンズ部を含むように分断することで、分断された基板片に1つの前記レンズ部を有するレンズを形成する工程と、を含むレンズの製造方法。
本発明によれば、絞り部材が耐熱性の樹脂で形成されているため、レンズアレイやレンズの成形材料として用いられる樹脂との線膨張係数の差を小さくすることができる。よって、製造されたレンズアレイやレンズを撮像ユニットとしてリフロー工程により電子機器に実装する際に、リフロー炉の高温によって、絞り部材の変形や剥離が生じることを抑え、光学性能が低下することを抑えられる。
レンズアレイの分解斜視図である。 レンズアレイの断面図である。 レンズの断面図である。 撮像ユニットの断面図である。 レンズアレイを構成する樹脂成形体を成形する手順を示す図である。 絞り部材を加工する手順を示す図である。 樹脂成形体と絞り部材とを貼り合わせる状態を示す図である。 製造されたレンズアレイを示す図である。 レンズアレイをダイシングした状態を示す図である。 レンズアレイとウエハとを貼り合わせた状態を示す図である。 図10に示すレンズアレイをダイシングした状態を示す図である。
図1は、レンズアレイの分解斜視図である。
レンズアレイは、複数のレンズ部10を含む基板1を備えている。複数のレンズ部10は、基板1の表面に配列されている。また、レンズアレイは、基板1表面のレンズ部10が形成されていない部分に、図示しない接着層を挟んで接着された絞り部材20を備えている。
レンズアレイは、成形型を用いて成形材料を成形し、硬化させることで得られる。つまり、レンズ部10は、基板1と同じ材料から構成され、基板1に一体成形されたものである。
絞り部材20は、レンズ部10の径とほぼ等しい大きさの開口21が、基板1における複数のレンズ部10の配列に合わせて複数形成されたものである。
絞り部材20は、レンズ部10のレンズ面に重ならないように開口21が形成された構成であれば、迷光を遮光するための遮光絞りとして機能する。
又は、絞り部材20の一部が、レンズ部10のレンズ面の一部に重なっていてもよい。このとき、絞り部材20の開口21の径が、レンズ部10の有効径に相当する。つまり、絞り部材20は、レンズ部10を通過する光線束の量を規制する開口絞りとして機能する。
絞り部材20は、耐熱性の樹脂で構成されている。絞り部材20の具体的な材料及び製造方法については後述する。
図2は、レンズアレイの一部を示す断面図である。レンズ部10は、基板1の両面で一対となるレンズ面からなり、レンズ面が基板1の平面部分から突出する凸面を有する凸レンズ形状を有する。レンズ部10の形状は、特に限定されず、用途などによって適宜変形される。
レンズアレイは、基板1表面のレンズ部10が形成されていない部分に、耐熱性の接着層18を挟んで接着された絞り部材20を有している。つまり、レンズアレイは、レンズ部10以外の部分が、基板1と、接着層18と、絞り部材20とからなる3層構成である。
図3は、レンズの断面図である。
レンズは、一つのレンズ部10を含む基板片1aを備えている。ここで、基板片1aは、上述したレンズアレイの基板1を個別のレンズ部10を含むように分断したものであり、基板1と同じ部材からなる。このため、以下の説明では、レンズの構成においては基板片1aとして説明する。
レンズは、基板片1a表面のレンズ部10が形成されていない部分に、接着層18を挟んで接着された絞り部材20を有している。つまり、レンズは、レンズ部10以外の部分が、基板片1aと、接着層18と、絞り部材20とからなる3層構成である。
図4は、撮像ユニットの断面図である。
撮像ユニットは、レンズモジュールと、センサモジュールとを備える。
レンズモジュールは、図3に示すレンズと、レンズとセンサモジュールとの間の間隔を保持するため、レンズの基板片1aに接合されたスペーサ12とからなる。
センサモジュールは、ウエハWと、ウエハWに設けられた撮像素子Dを含んでいる。ウエハWは、例えばシリコンなどの半導体材料で形成されたものを平面視略矩形状に切り出して成形されている。撮像素子Dは、ウエハWの略中央部に設けられている。撮像素子Dは、例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサである。センサモジュールは、チップ化された撮像素子Dを配線等が形成されたウエハ上にボンディングした構成とすることができる。又は、撮像素子Dは、ウエハWに対して周知の成膜工程、フォトリソグラフィ工程、エッチング工程、不純物添加工程等を繰り返し、ウエハWに電極、絶縁膜、配線等を形成して構成されてもよい。
撮像ユニットのレンズ部10は、センサモジュール側に設けられた撮像素子Dに被写体像を結像させる。
レンズの基板片1aとセンサモジュールのウエハWとが、平面視において略同一の矩形状である。
撮像ユニットは、レンズの基板片1aがスペーサ12を挟んでセンサモジュールのウエハWの上に重ね合わされている。スペーサ12とウエハWとは、例えば接着剤などを用いて接合される。
スペーサ12は、レンズ部10がセンサモジュールの撮像素子D上で被写体像を結像させるように設計され、レンズ部10がセンサモジュールに接触しないように、レンズ部10と撮像素子Dとの間に所定の距離を隔てる厚みで形成されている。
スペーサ12は、基板片1aとウエハWとを所定の距離を隔てた位置関係を保持することができる範囲で、その形状は特に限定されず適宜変形できる。例えば、スペーサ12は、基板片1aの平面視において格子状の部材であってもよく、レンズ部10の周囲に複数設けられた柱状の部材であってもよい。また、スペーサ12は、撮像素子Dの周囲を取り囲むような枠状の部材であってもよい。撮像素子Dを枠状のスペーサ12によって取り囲むことで外部から隔絶すれば、撮像素子Dにレンズを透過する光以外の光が入射しないように遮光することができる。また、撮像素子Dをレンズ及びスペーサ12で密封する構成とすれば、撮像素子Dに塵埃が付着することを防止できる。
なお、スペーサ12は、基板片1aに一体に成形されたものであってもよい。
撮像ユニットは、携帯端末等に内蔵される図示しない回路基板にリフロー実装される。回路基板には、撮像ユニットが実装される位置に予めペースト状の半田が適宜印刷されており、そこに撮像ユニットが載せられ、この撮像ユニットを含む回路基板に赤外線の照射や熱風の吹付けといった加熱処理が施され、撮像ユニットが回路基板に溶着される。
レンズの構成の変形例としては、レンズ部10が形成された基板片1aを複数重ね合わせた構成としてもよい。このとき、互いに重ね合わされる基板片同士がスペーサを介して組み付けられる。
撮像ユニットの変形例としては、レンズ部10が形成された基板片1aを複数備えたレンズ積層体の最下位置の基板片1aにスペーサ12を介してセンサモジュールを接合した構成してもよい。
次に、レンズアレイを成形するのに用いる成形材料について説明する。
成形材料としては、成形時には流動性を有し、成形後、加熱や光照射によって硬化する樹脂を用いる。このような樹脂としては、熱硬化性樹脂、又は、活性エネルギー線(例えば紫外線)の照射により硬化する樹脂のいずれであってもよい。
成形材料の樹脂は、成形時の型形状の転写適性等、成形性の観点から硬化前には適度な流動性を有していることが好ましい。具体的には常温で液体であり、粘度が1000〜50000mPa・s程度のものが好ましい。
成形材料の樹脂は、一方、硬化後にはリフロー工程を通しても熱変形しない程度の耐熱性を有していることが好ましい。この観点から、硬化物のガラス転移温度は250℃以上であることが好ましく、250℃以上であることがより好ましく、300℃以上であることが特に好ましい。樹脂組成物にこのような高い耐熱性を付与するためには、分子レベルで運動性を束縛することが必要であり、有効な手段としては、(1)単位体積あたりの架橋密度を上げる手段、(2)剛直な環構造を有する樹脂を利用する手段(例えばシクロヘキサン、ノルボルナン、テトラシクロドデカン等の脂環構造、ベンゼン、ナフタレン等の芳香環構造、9,9’−ビフェニルフルオレン等のカルド構造、スピロビインダン等のスピロ構造を有する樹脂、具体的には例えば、特開平9−137043号公報、同10−67970号公報、特開2003−55316号公報、同2007−334018号公報、同2007−238883号公報等に記載の樹脂)、(3)無機微粒子など高Tgの物質を均一に分散させる手段(例えば特開平5−209027号公報、同10−298265号公報等に記載)等が挙げられる。これらの手段は複数併用してもよく、流動性、収縮率、屈折率特性など他の特性を損なわない範囲で調整することが好ましい。
成形材料の樹脂の組成物は、形状転写精度の観点から、硬化反応による体積収縮率が小さいものが好ましい。樹脂の硬化収縮率としては10%以下であることが好ましく、5%以下であることがより好ましく、3%以下であることが特に好ましい。
硬化収縮率の低い樹脂の組成物としては、例えば、(1)高分子量の硬化剤(プレポリマ−など)を含む樹脂組成物(例えば特開2001−19740号公報、同2004−302293号公報、同2007−211247号公報等に記載、高分子量硬化剤の数平均分子量は200〜100,000の範囲であることが好ましく、より好ましくは500〜50,000の範囲であり、特に好ましくは1,000〜20,000の場合である。また、硬化剤の数平均分子量/硬化反応性基の数で計算される値が、50〜10,000の範囲にあることが好ましく、100〜5,000の範囲にあることがより好ましく、200〜3,000の範囲にあることが特に好ましい。)、(2)非反応性物質(有機/無機微粒子,非反応性樹脂等)を含む樹脂組成物(例えば特開平6−298883号公報、同2001−247793号公報、同2006−225434号公報等に記載)、(3)低収縮架橋反応性基を含む樹脂組成物(例えば、開環重合性基(例えばエポキシ基(例えば、特開2004−210932号公報等に記載)、オキセタニル基(例えば、特開平8−134405号公報等に記載)、エピスルフィド基(例えば、特開2002−105110号公報等に記載)、環状カーボネート基(例えば、特開平7−62065号公報等に記載)、エン/チオール硬化基(例えば、特開2003−20334号公報等に記載)、ヒドロシリル化硬化基(例えば、特開2005−15666号公報等に記載)、(4)剛直骨格樹脂(フルオレン、アダマンタン、イソホロン等)を含む樹脂組成物(例えば、特開平9−137043号公報等に記載)、(5)重合性基の異なる2種類のモノマーを含み相互貫入網目構造(いわゆるIPN構造)が形成される樹脂組成物(例えば、特開2006−131868号公報等に記載)、(6)膨張性物質を含む樹脂組成物(例えば、特開2004−2719号公報、特開2008−238417号公報等に記載)等を挙げることができ、本発明において好適に利用することができる。また上記した複数の硬化収縮低減手段を併用すること(例えば、開環重合性基を含有するプレポリマーと微粒子を含む樹脂組成物など)が物性最適化の観点からは好ましい。
レンズアレイには、高−低2種類以上のアッベ数の異なる樹脂が望まれる。
高アッべ数側の樹脂は、アッベ数(νd)が50以上であることが好ましく、より好ましくは55以上であり特に好ましくは60以上である。屈折率(nd)は1.52以上であることが好ましく、より好ましくは1.55以上であり、特に好ましくは1.57以上である。このような樹脂としては、脂肪族の樹脂が好ましく、特に脂環構造を有する樹脂(例えば、シクロヘキサン、ノルボルナン、アダマンタン、トリシクロデカン、テトラシクロドデカン等の環構造を有する樹脂、具体的には例えば、特開平10−152551号公報、特開2002−212500号公報、同2003−20334号公報、同2004−210932号公報、同2006−199790号公報、同2007−2144号公報、同2007−284650号公報、同2008−105999号公報等に記載の樹脂)が好ましい。
低アッべ数側の樹脂は、アッベ数(νd)が30以下であることが好ましく、より好ましくは25以下であり特に好ましくは20以下である。屈折率(nd)は1.60以上であることが好ましく、より好ましくは1.63以上であり、特に好ましくは1.65以上である。
このような樹脂としては芳香族構造を有する樹脂が好ましく、例えば9,9’‐ジアリールフルオレン、ナフタレン、ベンゾチアゾール、ベンゾトリアゾール等の構造を含む樹脂(具体的には例えば、特開昭60−38411号公報、特開平10−67977号公報、特開2002−47335号公報、同2003−238884号公報、同2004−83855号公報、同2005−325331号公報、同2007−238883号公報、国際公開2006/095610号公報、特許第2537540号公報等に記載の樹脂等)が好ましい。
成形材料の樹脂は、屈折率を高める目的やアッベ数を調整する目的のために、無機微粒子をマトリックス中に分散させたものであることが好ましい。無機微粒子としては、例えば、酸化物微粒子、硫化物微粒子、セレン化物微粒子、テルル化物微粒子が挙げられる。より具体的には、例えば、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化ニオブ、酸化セリウム、酸化アルミニウム、酸化ランタン、酸化イットリウム、硫化亜鉛等の微粒子を挙げることができる。
特に上記高アッべ数の樹脂に対しては、酸化ランタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム等の微粒子を分散させることが好ましく、低アッベ数の樹脂に対しては、酸化チタン、酸化スズ、酸化ジルコニウム等の微粒子を分散させることが好ましい。無機微粒子は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。また、複数の成分による複合物であってもよい。
また、無機微粒子には光触媒活性低減、吸水率低減などの種々の目的から、異種金属をドープしたり、表面層をシリカ、アルミナ等異種金属酸化物で被覆したり、シランカップリング剤、チタネートカップリング剤、有機酸(カルボン酸類、スルホン酸類、リン酸類、ホスホン酸類等)又は有機酸基を持つ分散剤などで表面修飾してもよい。無機微粒子の数平均粒子サイズは通常1nm〜1000nm程度とすればよいが、小さすぎると物質の特性が変化する場合があり、大きすぎるとレイリー散乱の影響が顕著となるため、1nm〜15nmが好ましく、2nm〜10nmが更に好ましく、3nm〜7nmが特に好ましい。また、無機微粒子の粒子サイズ分布は狭いほど望ましい。このような単分散粒子の定義の仕方はさまざまであるが、例えば、特開2006−160992号に記載されるような数値規定範囲が好ましい粒径分布範囲に当てはまる。ここで上述の数平均1次粒子サイズとは、例えばX線回折(XRD)装置あるいは透過型電子顕微鏡(TEM)などで測定することができる。無機微粒子の屈折率としては、22℃、589nmの波長において、1.90〜3.00であることが好ましく、1.90〜2.70であることが更に好ましく、2.00〜2.70であることが特に好ましい。無機微粒子の樹脂に対する含有量は、透明性と高屈折率化の観点から、5質量%以上であることが好ましく、10〜70質量%が更に好ましく、30〜60質量%が特に好ましい。
成形材料の樹脂に微粒子を均一に分散させるためには、例えばマトリックスを形成する樹脂モノマーとの反応性を有する官能基を含む分散剤(例えば特開2007−238884号公報実施例等に記載)、疎水性セグメント及び親水性セグメントで構成されるブロック共重合体(例えば特開2007−211164号公報に記載)、あるいは高分子末端又は側鎖に無機微粒子と任意の化学結合を形成しうる官能基を有する樹脂(例えば特開2007−238929号公報、特開2007−238930号公報等に記載)等を適宜用いて微粒子を分散させることが望ましい。
また、成形材料の樹脂には、シリコン系、フッ素系、長鎖アルキル基含有化合物等の公知の離型剤やヒンダードフェノール等の酸化防止剤等の添加剤が適宜配合されていてもよい。
成形材料の樹脂には、必要に応じて硬化触媒又は開始剤を配合することができる。具体的には、例えば特開2005−92099号公報(段落番号[0063]〜[0070])等に記載の熱又は活性エネルギー線の作用により硬化反応(ラジカル重合あるいはイオン重合)を促進する化合物を挙げることができる。これらの硬化反応促進剤の添加量は、触媒や開始剤の種類、あるいは硬化反応性部位の違いなどによって異なり一概に規定することはできないが、一般的には硬化反応性樹脂組成物の全固形分に対して0.1〜15質量%程度が好ましく、0.5〜5質量%程度がより好ましい。
成形材料の樹脂に上記成分を適宜配合して製造する際に、液状の低分子モノマー(反応性希釈剤)等に他の成分を溶解することができる場合には、別途溶剤を添加する必要はない。しかし、それ以外の場合には、樹脂は、別途溶剤を用いることで各構成成分を溶解させ、製造される。溶剤としては、樹脂の組成物が沈殿することなく、均一に溶解又は分散されるものであれば特に制限はなく適宜選択することができ、具体的には、例えば、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等)、エステル類(例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル等)、エーテル類(例えば、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等)アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、エチレングリコール等)、芳香族炭化水素類(例えば、トルエン、キシレン等)、水等を挙げることができる。樹脂が溶剤を含む場合には、樹脂を基板及び/又は型部材の上にキャストし溶剤を乾燥させた後に型形状を転写する操作を行うことが好ましい。
成形材料に好ましい樹脂は、紫外線硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂(線膨張係数:4.0×10−5/℃〜8.0×10−5/℃)、アクリル樹脂(線膨張係数2.0×10−5/℃〜6.0×10−5/℃)、等を例示することができる。
熱硬化性樹脂としては、シリコーン樹脂(線膨張係数:3〜16(10−5/℃))、エポキシ樹脂(線膨張係数:4〜8(10−5/℃))、フェノール樹脂(線膨張係数:3〜7(10−5/℃))、等を例示できる。このような樹脂としては、具体に、富士高分子工業株式会社製SMX−7852、株式会社東芝製IVSM−4500、東レ・ダウコーニング社製SR−7010、等を例示することができる。
次に、絞り部材を構成する樹脂について説明する。
絞り部材を構成する樹脂としては、耐熱性を有する樹脂である。ここで、耐熱性を有する樹脂は、リフロー炉の熱に耐える材料が選択される。
耐熱性を有する樹脂としては、エンジニアリング樹脂やスーパーエンジニアリング樹脂が一般的である。
エンジニアリング樹脂としては、例えば、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、変性ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、GF強化ポリエチレンテレフタレート(GF−PET)、超高分子量ポリエチレン(UHPE)が挙げられる。
スーパーエンジニアリング樹脂としては、例えば、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアリレート(PAR)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が挙げられる。
耐熱性を有する樹脂は、ガラス転移温度が250℃以上であるものである。
また、耐熱性を有する樹脂は、レンズの成形材料である樹脂とその線膨張係数が等しい又は近いことが好ましい。
レンズの成形材料である樹脂と絞り部材を構成する樹脂は、その線膨張係数の差が、1×10−5/℃以下であるものを用いることが好ましい。
このような耐熱性を有する樹脂としては、例えば、日本ポリペンコ株式会社製のポリアミドイミド(製品名「TORLON(登録商標)」)、ポリエーテルエーテルケトン(製品名「ポリペンコPEEK(登録商標)」)、強化ポリアミドイミド(製品名「セミトロン(登録商標)」)が好適である。
レンズアレイの成形樹脂と、絞り部材の樹脂との線膨張係数の差が1×10−5/℃以下であることが好ましい。こうすれば、レンズアレイを撮像ユニットのレンズとして用いた場合に、リフロー炉の高温に曝されても絞り部材の変形や剥離が生じることをより確実に抑えることができる。
耐熱性の接着層は、耐熱性の接着剤を材料として用いることができる。例えば2液混合型のエポキシ系の接着剤で、ガラス転移温度が250℃以上の耐熱性を有するものが使用される。
次に、レンズアレイ及びレンズを製造する手順を説明する。
図5Aから図5Cは、レンズアレイを成形する手順を示す図である。
図5Aに示すように、型部材102の型面に成形材料である樹脂10Rを供給する。型部材102の型面には、レンズ部10の反転形状を有するレンズ転写面102aが形成されている。
樹脂10Rは、型部材102の型面に、ディスペンサ120によって所定量だけ供給される。樹脂10Rが供給される位置は、レンズ転写面102aの位置ごとに供給される。
樹脂10Rが供給された後、図5Bに示すように、型部材102に供給された樹脂10Rを型部材104によって挟み込む。型部材102,104は、下型と上型との一対で構成される。樹脂10Rは、一対の型部材102,104によって挟み込まれることで、各型部材102,104の型面のレンズ転写面104aの形状が転写される。
次に、樹脂10Rを一対の型部材102,104によって挟み込んだ状態で、樹脂10Rを硬化させる。
樹脂10Rが紫外線硬化性樹脂の場合には、一対の型部材102,104の位置を保持した状態で、樹脂10Rに紫外線を照射することで樹脂10Rを硬化させる。このとき、一対の型部材102,104のうち紫外線を照射する側の型部材を、紫外線が透過可能な透明な材料で構成する。
樹脂10Rが熱硬化性樹脂の場合には、一対の型部材102,104の位置を保持した状態で、ヒータ等の加熱手段によって樹脂10Rを加熱し、硬化させる。
樹脂10Rを硬化させた後、図5Cに示すように、樹脂成形体を一対の型部材102,104のそれぞれから離型する。こうすることで、基板1に複数のレンズ部10が配列された樹脂成形体を得ることができる。
図6A及び6Bは、絞り部材を加工する手順を示す図である。
図6Aに示すように、絞り部材を構成する樹脂部材を用意する。樹脂部材は、薄厚の層状の部材である。樹脂部材上の、レンズアレイに配列されるレンズ部10の位置に対応する領域Hを、パンチ等の機械加工によって打ち抜く。こうすることで、図6Bのように、レンズ部10に応じた開口21が、レンズ部の配列に合わせて複数形成された絞り部材20を得る。
図7は、樹脂成形体と絞り部材とを貼り合わせる前の状態を示す図である。図8は、樹脂成形体と絞り部材とを貼り合わせた状態を示す図である。
絞り部材20の貼り合わせ面に接着層18を形成する。そして、樹脂成形体の基板1表面に、接着層18を挟んで絞り部材20を貼り合わせる。絞り部材20は、基板1表面のレンズ部10を除く領域又はレンズ部10の一部に重なる領域に貼り合わされる。このとき、絞り部材20の開口21の中心とレンズ部10の中心とを一致させる。
なお、樹脂成形体の基板1表面に接着層18を形成してから絞り部材20を貼り合わせてもよい。
図9は、レンズアレイをダイシングした状態を示す図である。
図9に示すように、レンズは、レンズアレイを上述した手順で製造した後、更に、基板1を個別のレンズ部10を含むように分断することで得られる。
次に、撮像ユニットを製造する手順を説明する。
図10は、レンズアレイをウエハに接合した状態を示す図である。
レンズアレイは上述した手順によって予め形成される。基板1に接着層18を挟んで絞り部材20が形成された後で、レンズアレイがスペーサ12を挟んでウエハWに接合される。
図11は、図10に示すレンズアレイ及びウエハをダイシングした状態を示す図である。レンズアレイとウエハは、互いに接合された状態でともにダイシングされる。このとき、基板1が個別のレンズ部10を含むように、複数の基板片1aに分離される。スペーサ12は、レンズアレイの基板1上のダイシングされる領域に応じた形成され、ダイシングによって分離され、各撮像ユニットに付属する。こうすることで、撮像素子Dと、レンズと、レンズの基板片1a表面に接着層18で貼り合わされた絞り部材20を備えた撮像ユニットを得ることができる。
本明細書は、次の内容を開示するものである。
(1)複数のレンズ部を含む基板と、
前記基板表面に、耐熱性の接着層を挟んで接着され、前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に形成された絞り部材とを有し、
前記絞り部材が、耐熱性の樹脂であるレンズアレイ。
(2)(1)に記載のレンズアレイであって、
前記樹脂及び前記接着のガラス転移温度が250℃以上であるレンズアレイ。
(3)(1)又は(2)に記載のレンズアレイであって、
前記レンズ部及び基板が成形樹脂で一体に成形され、
前記成形樹脂と、前記絞り部材の前記樹脂との線膨張係数の差が1×10−5/℃以下であるレンズアレイ。
(4)一つのレンズ部を含む基板片を備えたレンズであって、
前記基板片表面に、耐熱性の接着層を挟んで接着され、前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に形成された絞り部材が形成され、
前記絞り部材が、耐熱性の樹脂であるレンズ。
(5)複数のレンズ部を含む基板を備えたレンズアレイを成形する工程と、
前記レンズ部に応じた開口が前記複数のレンズ部の配列に合わせて形成された絞り部材を、耐熱性の樹脂で形成する工程と、
成形された前記レンズアレイにおける前記基板表面の前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に、耐熱性の接着層を挟んで前記絞り部材を貼り合せる工程と、を含むレンズアレイの製造方法。
(6)複数のレンズ部を含む基板を備えたレンズアレイを成形する工程と、
前記レンズ部に応じた開口が前記複数のレンズ部の配列に合わせて形成された絞り部材を、耐熱性の樹脂で形成する工程と、
成形された前記レンズアレイにおける前記基板表面の前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に、耐熱性の接着層を挟んで前記絞り部材を貼り合せる工程と、
前記基板を個別の前記レンズ部を含むように分断することで、分断された基板片に1つの前記レンズ部を有するレンズを形成する工程と、を含むレンズの製造方法。
1 基板
1a 基板片
10 レンズ部
12 スペーサ
18 接着層
20 絞り部材

Claims (6)

  1. 複数のレンズ部を含む基板と、
    前記基板表面に、耐熱性の接着層を挟んで接着され、前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に形成された絞り部材とを有し、
    前記絞り部材が、耐熱性の樹脂であるレンズアレイ。
  2. 請求項1に記載のレンズアレイであって、
    前記樹脂及び前記接着層のガラス転移温度が250℃以上であるレンズアレイ。
  3. 請求項1又は2に記載のレンズアレイであって、
    前記レンズ部及び基板が成形樹脂で一体に成形され、
    前記成形樹脂と、前記絞り部材の前記樹脂との線膨張係数の差が1×10−5/℃以下であるレンズアレイ。
  4. 一つのレンズ部を含む基板片を備えたレンズであって、
    前記基板片表面に、耐熱性の接着層を挟んで接着され、前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に形成された絞り部材が形成され、
    前記絞り部材が、耐熱性の樹脂であるレンズ。
  5. 複数のレンズ部を含む基板を備えたレンズアレイを成形する工程と、
    前記レンズ部に応じた開口が前記複数のレンズ部の配列に合わせて形成された絞り部材を、耐熱性の樹脂で形成する工程と、
    成形された前記レンズアレイにおける前記基板表面の前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に、耐熱性の接着層を挟んで前記絞り部材を貼り合せる工程と、を含むレンズアレイの製造方法。
  6. 複数のレンズ部を含む基板を備えたレンズアレイを成形する工程と、
    前記レンズ部に応じた開口が前記複数のレンズ部の配列に合わせて形成された絞り部材を、耐熱性の樹脂で形成する工程と、
    成形された前記レンズアレイにおける前記基板表面の前記レンズ部を除く領域又は前記レンズ部の一部に重なる領域に、耐熱性の接着層を挟んで前記絞り部材を貼り合せる工程と、
    前記基板を個別の前記レンズ部を含むように分断することで、分断された基板片に1つの前記レンズ部を有するレンズを形成する工程と、を含むレンズの製造方法。
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