JP2011196673A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011196673A JP2011196673A JP2011020348A JP2011020348A JP2011196673A JP 2011196673 A JP2011196673 A JP 2011196673A JP 2011020348 A JP2011020348 A JP 2011020348A JP 2011020348 A JP2011020348 A JP 2011020348A JP 2011196673 A JP2011196673 A JP 2011196673A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- refrigerator
- vegetable compartment
- upper container
- vegetables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
【課題】収納される青果物が上段容器の一部に当って傷つくのを防止するとともに、高さが異なる青果物を左右に分けて収納できるようにした冷蔵庫を提供する。
【解決手段】引出し式の野菜室26を備えた冷蔵庫で、野菜室26は上方に位置する他の収納室と区画壁38によって上下に区画されて配置し、野菜室26は上部容器36と下部容器37とで構成され、上部容器36は上面が開口し、底面部36aは左右方向で略水平面で構成され、区画壁38には野菜室内の左右方向に段差部39を形成したことにより、上段容器36の上面側空間で、青果物の大小を分けて区別でき、青果物の載置面となる上段容器の底面部36aは略水平面なので載置時の青果物の傷つきを防止できる。
【選択図】図2
【解決手段】引出し式の野菜室26を備えた冷蔵庫で、野菜室26は上方に位置する他の収納室と区画壁38によって上下に区画されて配置し、野菜室26は上部容器36と下部容器37とで構成され、上部容器36は上面が開口し、底面部36aは左右方向で略水平面で構成され、区画壁38には野菜室内の左右方向に段差部39を形成したことにより、上段容器36の上面側空間で、青果物の大小を分けて区別でき、青果物の載置面となる上段容器の底面部36aは略水平面なので載置時の青果物の傷つきを防止できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、冷蔵庫の野菜室の野菜収納ケースに関するものである。
従来、この種の野菜収納ケースで、上段ケースが冷蔵庫に対して左右に深さが異なるものがある。(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図5に示すように、正面からみた野菜室1で、野菜収納ケース2は上段容器3と下段容器4で構成されている。上段容器3は左右幅方向の略中央部あたりに立上り部5を形成し、立上り部5を境に深さが異なる収納部Bと収納部Cを形成している。
しかしながら、前記従来の構成では、下段容器4の高さも左右で異なり、上段容器3の収納部Cの下方になる下段容器4の高さは低くなるという課題を有していた。
また上段容器3の立上り部5があるため、青果物が収納部Bと収納部Cに入るように工夫する必要があり、特にバナナなど曲がっていて長いものは、他のものに当って収納すると痛みやすく、またキューリなどの野菜も収納するのに、立上り部5に乗り上がった状態で干渉して痛みを早めるおそれがあった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、収納される青果物が上段容器の一部に当って傷つくのを防止するとともに、高さが異なる青果物を左右に分けて収納できるようにした冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、引出し式の野菜室を備えた冷蔵庫であって、前記野菜室は上方に位置する他の収納室と区画壁によって上下に区画されて配置し、前記野菜室は上部容器と下部容器とで構成され、引出し式の野菜室扉を引出すことで前記上部容器と前記下部容器が引出され、前記上部容器は上面が開口し、底面は左右方向で略水平面で構成され、前記区画壁には左右方向で段差部を形成したものである。
これによって、収納される青果物は、載置状態で上段容器を構成する部分に乗り上げて収納されるのを低減でき、乗り上げ状態による青果物の傷みを防止することができ、また野菜室の上部空間は左右で高さが異なるので上段容器内での青果物の大きさによる整理をして収納できる。
本発明の冷蔵庫は、上段容器を構成する部分に乗り上げて収納されるのを低減でき、乗り上げ状態による青果物の傷みを防止することができる。
第1の発明は引出し式の野菜室を備えた冷蔵庫であって、前記野菜室は上方に位置する他の収納室と区画壁によって上下に区画されて配置し、前記野菜室は上部容器と下部容器とで構成され、引出し式の野菜室扉を引出すことで前記上部容器と前記下部容器が引出され、前記上部容器は上面が開口し、底面は左右方向で略水平面で構成され、前記区画壁には前記野菜室内の左右方向に段差部を形成したことにより、上段容器の上面側空間で、青果物の大小を分けて区別でき、青果物の載置面となる上段容器の底面は略フラット化なので載置時の青果物の傷つきを防止できる。
第2の発明は、特に第1の発明の冷蔵庫で、下部容器は前方に調味料や飲料容器など収納可能な前方収納部を、大きな青果物を収納可能な後方収納部と前後方向に区画して形成し、段差部は前記前方収納部の後方から形成したものであり、前方収納部の高さ方向の収納空間を最大限に確保することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の冷蔵庫で、段差部は野菜室を循環する空気のダクト機能を有するものであり、野菜室の下部容器の前方収納部の冷却性能を高め、後部収納部空間への冷気循環を抑え保鮮性を高めることができる。
第4の発明は、特に第1から第3のいずれかの発明の冷蔵庫で、前後方向に移動可能な野菜室ドアと連動する上部容器と下部容器を有し、前記野菜室ドアを引き出した状態で、前記上部容器を前記野菜室内に収納したときに、前記上部容器の左右に形成したフランジ部を下方から受ける受け部を有する庫内レールを備えた冷蔵庫において、前記庫内レールの受け部は庫内方向に向かって下方に傾斜する傾斜部を設けて配置され、前記フランジ部が前記野菜室の左右方向のどちらかに片寄って配置したものであり、これにより上部容器の片寄り配置を防止し、野菜室ドアを前後方向にスムーズに移動させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施形態における冷蔵庫の正面図である。図2は図1の縦断面図である。
図1は本発明の第1の実施形態における冷蔵庫の正面図である。図2は図1の縦断面図である。
図1において、冷蔵庫本体21は、上から順に冷蔵室22、製氷室23と切換室24が左右に配置し、冷凍室25、野菜室26がレイアウトされている。冷蔵室22の冷蔵室ドア22aの中央部付近には操作部27が配置され、照度検知手段である照度センサ(図示しない)が設けられている。
さらに、ドアのレイアウトは代表的なものであって、このレイアウトに限定されるものではなく、例えば上から順に冷蔵室22、野菜室26、製氷室23と切換室24が左右に配置し、最下部に冷凍室25を配置していてもよい。
上記のように冷蔵庫本体21と、ヒンジ式で回転する冷蔵室ドア22a、前後方向に引出せる製氷室ドア23a、引き出し式の切換室ドア24a、引出し式の冷凍室ドア25a
そして前後方向に内部の収納容器が一緒に引出される引出し式の野菜室ドア26aとで断熱箱体20を構成している。
そして前後方向に内部の収納容器が一緒に引出される引出し式の野菜室ドア26aとで断熱箱体20を構成している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
冷蔵庫本体21の両側面部、背面部、周囲と断熱され、仕切り壁によって複数の貯蔵室に断熱区画されている。最上部に冷蔵室22、その冷蔵室22の下部に切換室24もしくは製氷室23が横並びに設けられ、その切換室24と製氷室23の下部に冷凍室25、そして最下部に野菜室26が配置され、各貯蔵室の前面には外気と区画するためそれぞれドアが冷蔵庫本体の前面開口部に構成されている。
冷蔵室22は冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃とし、最下部の野菜室26は冷蔵室22と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃としている。また、冷凍室25は冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
切換室24は、1℃〜5℃で設定される冷蔵、2℃〜7℃で設定される野菜、通常−22℃〜−15℃で設定される冷凍の温度帯以外に、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切り換えることができる。切換室24は製氷室23に並設された独立扉を備えた貯蔵室であり、引き出し式の扉を備えることが多い。
なお、本実施の形態では、切換室24を、冷蔵と冷凍の温度帯までを含めた貯蔵室としているが、冷蔵は冷蔵室22と野菜室26、冷凍は冷凍室25に委ねて、冷蔵と冷凍の中間の上記温度帯のみの切り換えに特化した貯蔵室としても構わない。また、特定の温度帯、例えば近年冷凍食品の需要が多くなってきたことに伴い、冷凍に固定された貯蔵室でも構わない。
製氷室23は、冷蔵室内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、室内下部に配置した貯氷容器(図示せず)に貯蔵する。
図において、冷蔵庫21の冷蔵庫本体である断熱箱体は、主に鋼板を用いた外箱28と、ABSなどの樹脂で成型された内箱29と、外箱28と内箱29との間の空間には充填発泡された硬質ウレタンフォーム30が構成されている。またさらに部分的により断熱性能を高めるために真空断熱材31が硬質ウレタンフォーム内に埋設されている。
また冷蔵庫本体21の天面部は冷蔵庫の背面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に機械室35を形成して、機械室35に、圧縮機32、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。すなわち、圧縮機32を配設する機械室35は、冷蔵室22内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。
また冷凍サイクルの低圧側を構成する冷却器33は冷凍室25の後方に配置し、冷却ファン34によって冷却器33で生成された冷気を強制送風して各貯蔵室を冷却している。
なお、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体の最下部の貯蔵室後方領域に機械室を設けて圧縮機32を配置するタイプの冷蔵庫21に適用しても構わない。
図2は野菜室26の正面図で、内部にある収納容器は上部容器36と下部容器37とで構成されている。上部容器36は上面が開口した容器で、底面部36aは水平面で構成されて収納深さはどの部分もほぼ一定深さである。冷凍室25と野菜室26は上下に区画する区画壁38で区画されており、区画壁38と野菜室26の間には段差部39が形成され、上部容器36の開口部よりも上方に位置している。
段差部39は野菜室26の左右幅寸法に対して1/2以下の幅寸法で、図のように区画壁38に、中央よりも側壁寄りに固定されている。上部容器36にはバナナ、オレンジ、レモン、りんごなどの果物系、キュウリ、なすび、にんじん、葉物などの野菜を収納するのに適しており、特にりんごやオレンジ、レモンなど若干高さのある果物を上部容器36内で段差部39が上部にない空間側に収納し、またバナナ、にんじん、キュウリ、なすびなど高さの低い果物や野菜などを上部容器36内で段差部39が上部にある空間側に収納して分けて配置できる。
具体的に段差部39の前端部39aは前方収納部37aの上方空間領域よりも後方に形成され、後端部39bは、野菜室ドア26aが閉じられた状態で、上部容器36の背面壁よりも後方に形成されて、段差部39は前端部39aから後端部39bまで連続して形成されている。
また下部容器37は前後に前方収納部37aと後方収納部37bとに収納空間は繋がった状態で底面に低いリブ37c等を立ち上げて収納区画されており、野菜室ドア26aを引出した時、上部容器36は前方収納部37aの上方空間を開放し、後方収納部37bの上方空間を覆うように配置し、野菜室ドア26aを引出したまま上部容器36のみを冷蔵庫本体21内へ押し込むことができるように野菜室26の側壁にはレール42が形成されている。
また下部容器37の開口縁部の構造は、前後位置で高さが異なり、前方収納部37aの開口縁部を形成する前方開口縁部37kと後方収納部37bの開口縁部を形成する後方開口縁部37dとで形成され、前方開口縁部37kは下部容器37の前面壁と側面壁の一部を構成し、前方開口縁部37kより高さが低い後方開口縁部37dに段差開口縁部37nによって連続的に形成されている。
また上部容器36と下部容器37の上下配置構成について説明すると、上部容器36の底面部36aとほぼ同じ高さで上部容器36の両側面壁に側壁第1フランジ部36bを形成し、また側壁第1フランジ部36bが上部容器36の奥行き方向に延在して形成されている。
そして野菜室ドア26aを引出した時、側壁第1フランジ部36bが下部容器37の後方開口縁部37dに載置されることで、上部容器36は下部容器37に支持されている。したがって、上部容器36の底面部36aは下部容器37の収納空間内に入り込むことがなく、下部容器37の収納空間にデッドスペースが形成されるのを低減できる。
また野菜室26の下部容器37の後方で、内箱29の背面には野菜室用の冷気吐出口40が形成されている。そして実施例の場合、段差部39内にダクト構造を形成し、野菜室26と冷却器33とを連通する冷気戻りダクト41を形成している。
また下部容器37の背面壁37eは上部容器36の底面部36a高さまで形成され、上部容器36の背面壁に対応する部分には下部容器37の背面壁37eは形成されず、空間部37fとなっている。
そして冷気吐出口40は空間部37fよりも低い位置にあり、背面壁37eに対応する部分に形成されていて、背面壁37eに冷気吐出口40からでた冷気が直接当らないように、冷気吐出口40は下向きに形成されている。また背面壁37eは野菜室26の前方に向かって傾斜構造となっている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
上部容器36は底面部36aが略水平面形状で形成されていて、容器内部に仕切り壁となる突起部などが構成されないので、特にバナナやキュウリなど長物の青果物が仕切り壁などに乗り上げた状態で保存されるのを防止することができ、貯蔵時の傷つきや劣化の促進を防止することができる。
また上部容器36と区画壁38の間に、野菜室26の左右方向で段差部39を構成する段差部材39cを形成し、段差部材39cに野菜室26を循環した冷気を冷却器33へ戻す冷気戻りダクト41を構成することで、上部容器36の背面壁を奥行き方向へ延ばすことができ、上部容器36の収納容積をUPすることができる。
特に上部容器36は、バナナ、オレンジ、レモン、りんごなどの果物系、キュウリ、なすび、にんじん、葉物などの野菜のように、背の低い青果物を収納する部分として適しており、上部容器36と区画壁38との間の空間を大きく取りすぎても逆にデッドスペースとなりやすく、区画壁38の下部に冷気戻りダクト41を構成すると、上部容器36の上方空間を有効空間として活用することができる。
また冷気戻りダクト41を構成する段差部材39cは上部容器36の左右幅方向に対して1/2以下の幅寸法で中央よりも側壁よりに構成されているので、上部容器36内に収納する青果物は、この段差部39によって、左右幅方向に青果物を大小に分けて収納することができる。
また、野菜室ドア26aを閉じた状態では上部容器36は庫内レール42に支持される側壁第2フランジ部36cと、側壁第2フランジ部36cの下部にあって下部容器37の後方開口縁部37dに載置して支持される側壁第1フランジ部36bとで支持されており、野菜室ドア26aを開放した状態では、上部容器36は、側壁第1フランジ部36bが下部容器37の後方開口縁部37dに載置して支持されるので、上部容器36の底面部36aは下部容器37内に入り込んで支持されないので、下部容器37は後方開口縁部37dの高さまで無効空間を形成せず有効空間として活用でき、大物野菜を十分収納可能にすることができる。
また野菜室の冷却については、冷気吐出口40は下部容器37の背面壁37eに向かって開口せず、野菜室26の底面に向かって開口しているので、吐出冷気の大半は野菜室26の背面壁37eに直接当るのを低減することができ、これによって下部容器37内の青果物の凍結、また下部容器37の氷結や結露を低減することができる。
また背面壁37eは傾斜配置しているので、吐出冷気を下部容器37の底面部37gと野菜室26の内箱29の底面部との間に図1の矢印のように案内する案内板の機能を果たし、冷気対流を促進することができ、氷結や結露を低減できる。
そして、段差部39を形成する段差部材39cは、下部容器37の前方収納部37aの上方空間を開放し、後方収納部37bの上方空間を覆うように配置し、前端部39aは前方収納部37aの上方空間領域よりも後方に形成されている。
また後端部39bは、野菜室ドア26aが閉じられた状態で、上部容器36の背面壁よりも後方に形成されて、実施例の場合、後端部39bは冷却器33に連通するカバー部材まで連続して形成されている。そして下部容器37の底面部37gを通って前方に循環する冷気は下部容器37の前面壁上部に開口した開口孔37hを通って、段差部材39c内に形成されている冷気戻りダクト41に吸い込まれる。
これによって、下部容器37内の青果物を下部容器37を介して間接冷却し、さらに開口孔37hを通るので前方収納部37aに収納される調味料や飲料容器などを適温に冷却することができ、後方収納部37bに収納される青果物には直接冷気を循環させないダクト構成になっているので、乾燥を防ぐことができ、適温に冷却することができる。
また上部容器36と下部容器37との間には積極的に対流する構成ではないが、ファン34の停止時など、上部容器36と下部容器37の間に冷気が対流する。この場合上部容器36の底面部36aが略水平面形状であるため、冷気は底面部36aに滞留するところがなく対流抵抗になるのを低減し、底面部36aに結露が発生するのを低減することができ、下部容器37内の青果物が結露水の滴下による水くされするのを防止することができる。
また段差部材39cの側面部に冷気戻りダクト41に連通する連通孔を複数設けてもよい、これによって区画壁38の壁面に結露が発生するのを防止し、結露水による上部容器36内の青果物が水くされするのを低減できる。
また上部容器36の底面部39aを略水面上としたが、波形形状など青果物の滑り止め形状を施してもよく、これによって同様の作用効果を得ることができる。
また、図4のように、内箱と一体に真空成型で形成された庫内レール42で、上部容器36のフランジ部36cを下方から受ける受け部は、図のように庫内方向に向かって下方へ傾斜した構造となって配置されている。
このため野菜室ドア26aを前後に移動させた場合にも、上部容器36が下部容器37と一緒に前方に引き出され、利用者が上部容器36のみを後方へ移動させ庫内に収納動作した場合でも、上部容器36は庫内レール42の受け部が、庫内方向に下方に傾斜しているので、フランジ部36cが左右どちらか一方に片寄せされることはなく、野菜室の幅方向の中央部に移動し配置することになるので、上部容器36が下部容器37に対して幅方向の一方側に偏った状態に維持されることがなく、野菜室ドア26aを前後方向にスムーズに移動させることができる。
特に上部容器36は小物の収納物が入れられるので、上部容器36の重量は軽く、野菜室ドア26aの前後のストロークが大きい場合に、上部容器36が左右方向に移動した場合でも、庫内レール42の受け部によって、上部容器36の片寄せを規制し下部容器37の中央部に維持することができる。
本発明の冷蔵庫は、上段容器を構成する部分に乗り上げて収納されるのを低減でき、乗り上げ状態による青果物の傷みを防止することができ、食品を貯蔵する収納庫などの用途に利用できる。
26 野菜室
36 上部容器
36a 底面部
37 下部容器
39 段差部
41 冷気戻りダクト
42 庫内レール
36 上部容器
36a 底面部
37 下部容器
39 段差部
41 冷気戻りダクト
42 庫内レール
Claims (4)
- 引出し式の野菜室を備えた冷蔵庫であって、前記野菜室は上方に位置する他の収納室と区画壁によって上下に区画されて配置し、前記野菜室は上部容器と下部容器とで構成され、引出し式の野菜室扉を引出すことで前記上部容器と前記下部容器が引出され、前記上部容器は上面が開口し、底面は左右方向で略水平面で構成され、前記区画壁には前記野菜室内の左右方向に段差部を形成したことを特徴とする冷蔵庫。
- 下部容器は前方に調味料や飲料容器など収納可能な前方収納部を、大きな青果物を収納可能な後方収納部と前後方向に区画して形成し、段差部は前記前方収納部の後方から形成し、前記前方収納部の後方から段差部を形成した請求項1に記載の冷蔵庫。
- 段差部には野菜室を循環する空気のダクト機能を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
- 前後方向に移動可能な野菜室ドアと連動する上部容器と下部容器を有し、前記野菜室ドアを引き出した状態で、前記上部容器を前記野菜室内に収納したときに、前記上部容器の左右に形成したフランジ部を下方から受ける受け部を有する庫内レールを備えた冷蔵庫において、前記庫内レールの受け部は庫内方向に向かって下方に傾斜する傾斜部を設けて配置され、前記フランジ部が前記野菜室の左右方向のどちらかに片寄って配置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011020348A JP2011196673A (ja) | 2010-02-26 | 2011-02-02 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010041511 | 2010-02-26 | ||
JP2010041511 | 2010-02-26 | ||
JP2011020348A JP2011196673A (ja) | 2010-02-26 | 2011-02-02 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011196673A true JP2011196673A (ja) | 2011-10-06 |
Family
ID=44875124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011020348A Withdrawn JP2011196673A (ja) | 2010-02-26 | 2011-02-02 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011196673A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113739486A (zh) * | 2020-05-27 | 2021-12-03 | 东芝生活电器株式会社 | 冰箱用容器以及冰箱 |
-
2011
- 2011-02-02 JP JP2011020348A patent/JP2011196673A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113739486A (zh) * | 2020-05-27 | 2021-12-03 | 东芝生活电器株式会社 | 冰箱用容器以及冰箱 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8152256B2 (en) | Accepting device for refrigerator | |
US8833882B2 (en) | Refrigerator | |
US8468848B2 (en) | Refrigerator | |
EP2594877B1 (en) | Refrigerator | |
US10648723B2 (en) | Refrigerator | |
US20130127323A1 (en) | Refrigerator | |
US20140117831A1 (en) | Refrigerator | |
JP4983817B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008256349A (ja) | 冷蔵庫 | |
RU2010110579A (ru) | Холодильник | |
KR100919822B1 (ko) | 냉장고 | |
JP2011179695A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2012159275A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4250643B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5609156B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2011196673A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6622980B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
KR101892746B1 (ko) | 냉장고 | |
KR101737835B1 (ko) | 냉장고 | |
JP2007147224A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR100674038B1 (ko) | 냉장고용 수납박스 냉기공급구조 | |
KR100855352B1 (ko) | 냉장고용 야채박스 | |
KR20110051350A (ko) | 냉장고 | |
JP6489767B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2021188751A (ja) | 冷蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140513 |