JP2011190010A - 給送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成であって、安定した給送速度を実現し、給送媒体の蛇行を防止することができる給送装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる給送装置1は、一対のローラとガイド部材13とを備える。一対のローラは、少なくとも一方のローラがテーパ形状である。また、一対のローラのうち、一方のローラは他方のローラに向けて付勢されている。さらに、一対のローラがシール台紙106を挟持した場合に、双方のローラの外周面の離間距離はローラ軸方向で一定となる。一対のローラは、それぞれのローラの外周面とシール台紙106との間に摩擦が生じるように形成されている。ガイド部材13は、一対のローラにより挟持されたシール台紙106が幅方向に移動しながら給送される場合に、一対のローラに対して、シール台紙106が移動する側に配置され、シール台紙106の端部が当接する。
【選択図】図2

Description

本発明は給送装置に関し、特に薄体を給送する給送装置に関する。
プリンタの紙送りやカセットテープのテープ送り等、薄体をローラ送りする場合に薄体が蛇行してしまうという問題が発生する。この薄体の蛇行を防止するために、ローラの前後に薄体の幅に合わせたガイドを配置する機構が用いられている。しかし、このような機構においては、薄体の幅に応じてガイドの位置を調整しなければ、薄体の幅の違いに対応することができなかった。
このような問題を解消するために、ローラをクラウン型に形成し、薄体をローラ中央に寄せる機構が提案されている。また、ローラをテーパ型に形成し、薄体をローラ外径が太い方に寄せ、ローラ外径が太い端部にガイドを設ける機構(例えば特許文献1)が提案されている。特許文献1に記載された技術は、非特許文献1に示されているように、ローラ形状により薄体の応力分布に相違が発生し、ローラ外径が太い方に薄体が向かう原理に基づいている(図11参照)。
一方、特許文献2には、紙送りを行うメインローラの前後において、一端にフランジが設けられたテーパ形状のローラと直線型のローラとからなるローラ対を設ける技術が開示されている。メインローラの前方と後方でテーパの形状を反転させることにより、メインローラの前後において、記録媒体がテーパ形状のローラの一端に寄る。そのため、記録媒体の蛇行が防止できる。
他方、特許文献3には、一対のローラ軸上に、フラットローラ同士のローラ対とフラットローラ及びテーパローラからなるローラ対とを交互に設ける技術が開示されている。
特開2000−57660号公報 実開昭59−68744号公報 特開昭61−18652号公報
野中修、萱場重男、林良生著、"航空宇宙技術研究所資料 TM−724 ムービングベルト式地面効果試験装置"、航空宇宙技術研究所、1998年2月、p14〜15
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、薄体の応力分布に基づいているため、ローラ前後での十分な張力と、ローラに対する薄体の十分な巻回し角度(特許文献1においては20°〜90°)とを確保する必要がある。そのため、特許文献1に記載の機構を用いる場合は、機構全体の構成や、薄体の取り回しに制限が生じていた。
また、特許文献2に記載の技術は、テーパローラ(従動ローラ)による幅方向の移動のみを期待しているため、テーパローラと対をなす直線型のローラ(駆動ローラ)には摩擦を持たせていない。そのため、給送するために別途メインローラを配置する必要があり、装置全体が煩雑となる。
さらに、特許文献3に記載の技術においては、フラットローラの外周面がテーパローラの大径側のローラ端に押圧されている。そのため、テーパローラのローラ端がつぶれてしまい、給送速度が変化してしまう可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡易な構成であって、安定した給送速度を実現し、給送媒体の蛇行を防止することができる給送装置を提供することを目的としている。
本発明にかかる給送装置は、少なくとも一方のローラがテーパ形状であり、双方のローラは対向して配置され、円周方向に回転可能であり、少なくとも一方のローラが回転駆動する一対のローラと、前記一対のローラにより挟持された給送媒体が幅方向に移動しながら給送される場合に、前記一対のローラに対して、前記給送媒体が移動する側に配置され、前記給送媒体の端部が当接するガイド部材と、を備え、前記一対のローラのうち、一方のローラは他方のローラに向けて付勢され、前記一対のローラが前記給送媒体を挟持した場合に、前記双方のローラの外周面の離間距離はローラ軸方向で一定となり、前記一対のローラは、それぞれのローラの外周面と前記給送媒体との間に摩擦が生じるように形成されているものである。
本発明により、簡易な構成であって、安定した給送速度を実現し、給送媒体の蛇行を防止することができる給送装置を提供することができる。
実施の形態1にかかるシール剥離機の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる給送装置の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかる給送装置の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかるローラの回転方向を示す図である。 実施の形態1にかかるシール台紙に加わる力を説明するための図である。 実施の形態1にかかるシール剥離機の変形例を示す図である。 実施の形態2にかかる給送装置の構成例を示す図である。 実施の形態2にかかる給送装置の変形例を示す図である。 テーパローラの変形例を説明するための図である。 テーパローラの変形例を説明するための図である。 関連するベルトの応力分布を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。まず、本発明にかかる給送装置の適用例について説明する。図1は、本実施の形態にかかる給送装置1を搭載したシール剥離機101の構成例を示す図である。シール剥離機101は、本体102と、本体102にセットされたリール状シール台紙103とを備える。リール状シール台紙103には、表面に複数のシール104が貼付されている。
本体102は、本発明にかかる給送装置1と、剥離軸105とを備える。給送装置1はシール台紙106を矢印方向に給送する。すると、リール状シール台紙103からシール台紙106が引き出され、剥離軸105により折り返される。その結果、シール台紙106に貼付されていたシール104が剥離される。
次に、本実施の形態にかかる給送装置1の具体的な構成例について説明する。図2は、給送装置1の構成例を示す図である。給送装置1は、テーパローラ11、フラットローラ12、ガイド部材13を備える。
テーパローラ11は、テーパ形状のゴムローラ111、テーパローラ11の中心軸を通る回転軸112を有する。フラットローラ12は、直線状のゴムローラ121、フラットローラ12の中心軸を通る回転軸122を有する。テーパローラ11及びフラットローラ12の外周面はゴムで形成されている。そのため、双方のローラの外周面と給送媒体であるシール台紙106との接面において摩擦力が生じる構成となっている。なお、ゴムローラ111のテーパ形成方法として、ゴムローラ111を最初からテーパ形状で一体形成してもよいし、回転軸112の一部をテーパ形状に形成し、その周囲にフラット型ゴムローラを巻く等してもよい。また、ローラの中心軸とは、ゴムローラ111、121自体の中心軸のことを意味している。ローラの中心軸は図2において一点鎖線で示されている。
テーパローラ11の外周面とフラットローラ12の外周面との離間距離はシール台紙106を挟持した場合に、ローラ軸方向に一定となるように対向して配置されている。より詳細には、テーパローラ11の中心軸とフラットローラ12の中心軸とが同平面上に位置するように配置される。そして、当該平面上において、テーパローラ11の外周面とフラットローラ12の外周面との離間距離がローラ軸方向に一定となっている。なお、離間距離を一定にするには、例えば、図3に示すように、テーパローラ11の回転軸112とフラットローラ12の回転軸122とがなす角度が、テーパ角度θと等しくなるように固定すればよい。
このとき、フラットローラ12は、テーパローラ11に向けて付勢されている。付勢手段としては、例えば、ばね等の付勢部材を用いる。図3に示すように、フラットローラ12の回転軸122にばね14を連結させて、ばね14がフラットローラ12をテーパローラ11方向に付勢する。これにより、テーパローラ11及びフラットローラ12は、シール台紙106を挟持する。
また、テーパローラ11は回転軸112に連結されたモータ(図示省略)の駆動により回転駆動する駆動ローラである。テーパローラ11の回転駆動によりシール台紙106が給送される。一方、フラットローラ12は、接触しているシール台紙106が給送されることにより回転する従動ローラである。
ガイド部材13は、テーパローラ11の大径側の端部に設けられている。シール台紙106が給送される場合に、シール台紙106はテーパローラ11の大径側の端部に寄せられる。そのため、ガイド部材13は、寄せられてきたシール台紙106の幅方向の端部と当接する。図2においては、ガイド部材13はテーパローラ11の大径側の端部に設けられたフランジであるが、これに限られたものではない。ガイド部材13は、フラットローラ12側に設けられていてもよい。また、シール台紙106の送給方向において、一対のローラの前後にシール台紙106が当接するためのガイド部材13が設けられてもよい。
続いて、本実施の形態にかかる給送装置1の動作例について説明する。初めに、シール台紙106が送給される原理について説明する。図4は、テーパローラ11及びフラットローラ12の回転方向を示す図である。テーパローラ11が矢印202方向に回転駆動すると、テーパローラ11に向けて付勢されたフラットローラ12が矢印201方向に回転(従動)する。すると、テーパローラ11及びフラットローラ12に狭持されたシール台紙106が紙面手前方向203に進む。つまり、シール台紙106は、テーパローラ11及びフラットローラ12とシール台紙106との間に生じる摩擦力により給送される。具体的には、シール台紙106は、テーパローラ11及びフラットローラ12から受ける転がり摩擦力により給送される。ここで、転がり摩擦力FRは、ローラの半径をR、ローラとシールとの接触幅をl、ローラの接触荷重をW、ローラの弾性ヒステリシス損失係数をαとすると、一般に以下の式(1)により算出される。
FR=αWl/3πR (1)
つまり、ローラの転がり摩擦力FRにより滑りを無くし、効率よくシール台紙106を給送するためには、ローラ半径Rを小さく、ローラの材質を柔らかく(αを大きく)、シール台紙をローラに付勢する力Wを大きくすればよい。
次に、シール台紙106が、テーパローラ11の大径側の端部に寄せられる原理について説明する。図5に、図4を上面から見た図を示す。このとき、テーパローラ11の中心軸は紙面と並行であるが、シール台紙106及びフラットローラ12は紙面に対して傾斜している。なお、テーパローラ11はシール台紙106の下側に隠れているため、破線により示している。図5に示すように、テーパローラ11とシール台紙106との接触面におけるシール台紙106の速度方向は矢印204である。一方、フラットローラ12とシール台紙106との接触面におけるシール台紙の速度方向は矢印205である。つまり、シール台紙106の両面において異なる方向に速度が発生する。これは、テーパローラ11の回転軸とフラットローラ12の回転軸との間に角度差を設けたことに起因する。
このように、シール台紙106の両面において異なる方向に速度が発生しているため、シール台紙106には、これらの矢印204と矢印205を足し合わせた方向に滑り摩擦力が生じる(矢印206)。滑り摩擦力をシール台紙106の進行方向成分と幅方向成分とに分解すると、進行方向に働く摩擦力が矢印207であり、幅方向に働く摩擦力が矢印208である。フラットローラ12から受ける幅方向の摩擦力(矢印208)により、シール台紙106は、テーパローラ11の大径側の端部に配置されたガイド部材13(図示省略)に寄せられる。
ここで、滑り摩擦力FSは、テーパローラ11のテーパ角度をθ、フラットローラ12とシール台紙106との間の滑り摩擦係数をμ、ローラの接触荷重をWとすると、以下の式(2)により算出される。
FS=μWsinθ (2)
つまり、シール台紙106を幅方向に移動させるためには、テーパ角度θを大きくし、シール台紙106をローラに付勢する力Wを大きくすればよい。なお、図3に示した構成例において、十分な転がり摩擦力FR、滑り摩擦力FSを得るためには、ローラ径10mm、テーパ角度1°、ゴムローラ硬度ショアA30、引張りばね強さ5Nが望ましい。
このように、本実施の形態にかかる給送装置1の構成によれば、一対のローラのそれぞれのローラを、ローラとシール台紙106との間に摩擦が生じるように形成している。そのため、別途給送用のローラを設けることなく、一対のローラが与える転がり摩擦力FRにより、シール台紙106の給送を行うことができる。つまり、簡易な構成の給送装置1のみでシール台紙106の給送が可能となる。
また、給送装置1は、一対のローラの少なくとも一方が、テーパ形状をしているため、それぞれのローラの中心軸に角度差が生じる。そのため、それぞれのローラの転がり摩擦力FR1、FR2の向きが異なる方向となる。その結果、シール台紙106に幅方向成分の力を含む滑り摩擦力FSが発生する。当該幅方向の力により、シール台紙106は、テーパローラ11に設けられたガイド部材13に常に当接しながら給送される。したがって、シール台紙106が蛇行することを防止することができる。加えて、シール台紙106の片側のみをガイド部材13により規制しているため、ローラサイズの許す限り、シール台紙106の幅方向に制限はない。
さらに、給送装置1は、テーパローラ11とフラットローラ12との離間距離が一定である。そのため、テーパローラ11の大径側の端部にのみ力が加わることがない。その結果、テーパローラ11の先端つぶれに起因する給送速度の変化が発生しない。よって、安定した給送速度によりシール台紙106を給送することができる。
なお、図1に示したシール剥離機の構成に替えて、図6に示すような構成としてもよい。図6に示したシール剥離機は、給送装置1から送り出されたシール台紙106を巻き取る巻き取りリール107をさらに備える。これにより、シール104剥離後のシール台紙106の回収処理が煩雑にならない。
実施の形態2
本発明にかかる実施の形態2について説明する。図7に本実施の形態にかかる給送装置2の構成例を示す。給送装置2においては、フラットローラ12は中空筒形状であって、内径が回転軸122の外径よりも大きい構成となっている。なお、その他の構成については給送装置1と同様であるので、説明を省略する。
フラットローラ12の内径が回転軸122の外径よりも大きいため、回転軸122の半径方向にフラットローラ12の中心軸(図7の一点鎖線)が制限されない。すなわち、フラットローラ12の中心軸は傾動可能となる。そのため、テーパローラ11のテーパ角度を変更した場合にも、フラットローラ12の外周面とテーパローラ11の外周面とは、常に離間距離がローラ軸方向に一定となる。つまり、一対のローラによりシール台紙106を挟持した場合に、テーパローラ11の外周面及びフラットローラ12の外周面とシール台紙106とが、常に隙間なく接する。したがって、テーパローラ11及びフラットローラ12とシール台紙106との接面において、シール台紙106の幅方向全体に転がり摩擦力FR及び滑り摩擦力FSが発生する。その結果、安定した給送動作を実現できる。なお、図8に示すように、左右逆転した構成としても、同様の効果を得ることができる。また、本実施の形態において、一対のローラがシール台紙106を挟持しない状態においては、フラットローラ12の外周面とテーパローラ11の外周面との離間距離は、必ずしもローラ軸方向に一定である必要はない。
次に、本実施の形態にかかる変形例について説明する。図9に示すように、テーパローラ11が、ゴムローラ111、回転軸112、ガイド部材13に加えて、テーパ形状部材113、留め具114を備える構成としてもよい。
テーパ形状部材113は、回転軸112の軸方向にストローク可能となっている。つまり、破線で示すように、ゴムローラ111の内部は空洞となっている。そのため、図10に示すように、テーパ形状部材113をゴムローラ111内部に任意の位置まで押し込むことにより、ゴムローラ111のテーパ角度を増減できる。このとき、ゴムローラ111の小径側の端部は回転軸112に固定されている。また、留め具114は、回転軸112に対して、テーパ形状部材113の大径側の端部の位置を固定することができる。そのため、ゴムローラ111とゴムローラ111に挿入されたテーパ形状部材113との位置関係を固定することができる。すなわち、テーパ角度を任意の角度に固定できる。
このように、本実施の形態の変形例の構成によれば、テーパローラ11のテーパ角度を任意の角度に調整することができる。そのため、シール台紙106が受ける滑り摩擦力FSを調整できる(式(2)参照)。その結果、シール台紙106の材質や、給送装置2に要求される蛇行状態からの復帰速度に応じて、シール台紙106をガイド部材13に当接させる力の大きさを調整可能となる。勿論、本実施の形態においては、フラットローラ12の中心軸が傾動自在であるため、テーパローラ11及びフラットローラ12はシール台紙106と隙間なく接する。つまり、テーパ角度が変化した場合でも、安定した給送動作を実現できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更及び組み合わせをすることが可能である。例えば、上記の実施の形態においては、テーパローラ11を駆動ローラとし、フラットローラ12を従動ローラとしていたが、逆であってもよいし、双方が駆動してもよい。また、双方のローラをテーパローラとして、大径側の端部の方向が合うように配置しても同様の効果を得ることができる。
上記の実施の形態においては、十分な摩擦力を得るために、ゴムローラ111、121を用いたが、これに限られるものではない。例えば、他の材質のローラを用いた場合であっても、ローラ表面にサンドブラスト処理を施す、サンドペーパを巻く、ナール加工を施す等により、十分な摩擦力を確保してもよい。
また、一対のローラを互いの方向に付勢する手段として、引張りばねを用いたが、ねじりばね、板ばね等でフラットローラ12の回転軸122を上方から押さえつけてもよいし、フラットローラ12の質量を十分大きなものとして押さえつけてもよい。フラットローラ12を傾動自在とする手段についても、ゴムローラ121の内径と回転軸122の径は略同一としておき、回転軸122を弾性素材で形成してもよい。これにより、ゴムローラ121の質量によって回転軸122がしなり、フラットローラ12の中心軸が傾動する。
さらに、上記の実施の形態においては、シール剥離機を想定して構成したが、これに限られるものではない。例えば、普通紙、テープ、ベルト等の薄体の給送にも適用可能である。薄体の供給方式に関しても、短冊状、長尺ロール状、リールトゥリール形式等を対象としても本発明にかかる給送装置は適用可能である。
1、2 給送装置
11 テーパローラ
12 フラットローラ
13 ガイド部材
14 ばね
101 シール剥離機
102 本体
103 リール状シール台紙
104 シール
105 剥離軸
106 シール台紙
107 巻き取りリール
111、121 ゴムローラ
112、122 回転軸
113 テーパ形状部材
114 留め具

Claims (6)

  1. 少なくとも一方のローラがテーパ形状であり、双方のローラは対向して配置され、円周方向に回転可能であり、少なくとも一方のローラが回転駆動する一対のローラと、
    前記一対のローラにより挟持された給送媒体が幅方向に移動しながら給送される場合に、前記一対のローラに対して、前記給送媒体が移動する側に配置され、前記給送媒体の端部が当接するガイド部材と、
    を備え、
    前記一対のローラのうち、一方のローラは他方のローラに向けて付勢され、前記一対のローラが前記給送媒体を挟持した場合に、前記双方のローラの外周面の離間距離はローラ軸方向で一定となり、前記一対のローラは、それぞれのローラの外周面と前記給送媒体との間に摩擦が生じるように形成されている給送装置。
  2. 前記一対のローラのうち、一方のローラは、当該一方のローラの中心軸が他方のローラの中心軸に対して傾動自在となるように設けられている請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記一対のローラのうち、テーパ形状のローラは、テーパ角度を任意に調整可能である請求項1または2に記載の給送装置。
  4. 前記一対のローラは、少なくとも表層がゴム層で形成されているローラである請求項1〜3のいずれか一項に記載の給送装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記一対のローラのうち、テーパ形状のローラにおける大径側のローラ端部に設けられたフランジである請求項1〜4のいずれか一項に記載の給送装置。
  6. 前記一対のローラのうち、少なくとも一方のローラの回転軸に設けられ、当該一方のローラの回転軸を他方のローラの回転軸に向けて付勢する付勢部材をさらに備える請求項1〜5のいずれか一項に記載の給送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2687944C2 (ru) * 2014-05-30 2019-05-16 Пирелли Тайр С.П.А. Установка для укладки пар удлиненных элементов на формовочный барабан и способ получения шин для колес транспортных средств

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