JP2011187930A - リソグラフィ装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各走査の後、マスクの走査動作の方向および基板の走査動作の方向は逆転され、また基板は走査方向を横切っても動かされるので、時間を食う。
【解決手段】照明システムを備えるリソグラフィ装置であって、照明システムは第1マスク照明領域を形成する第1放射ビームを提供するよう、かつ、同時に第2マスク照明領域を形成する第2放射ビームを提供するよう構成され、第1および第2マスク照明領域は同じマスクを同時に照らすよう構成され、本リソグラフィ装置はさらに投影システムを備え、投影システムは第1放射ビームをそれが第1基板照明領域を形成するように投影するよう、かつ、同時に第2放射ビームをそれが第2基板照明領域を形成するように投影するよう構成される、リソグラフィ装置。
【選択図】図4

Description

本発明はリソグラフィ装置およびデバイス製造方法に関する。
リソグラフィ装置は、所望のパターンを基板のターゲット部分に転写する機械である。リソグラフィ装置は例えば集積回路(IC)の製造に用いられる。この場合、マスクまたはレチクルとも呼ばれるパターニングデバイスを使用して、ICの個々の層に対応する回路パターンを作成することができる。このパターンを、放射感応性材料(レジスト)の層を有する基板(例えばシリコンウエハ)上のターゲット部分(例えば1つまたは複数のダイの一部を含む)に転写することができる。一般に、単一の基板は、連続して露光される隣接するターゲット部分のネットワークを含む。
従来のリソグラフィ装置は、所与の方向(「走査」方向)に放射ビームでマスクを走査する一方、この方向と平行にまたは逆平行に基板を同期して走査することで各ターゲット部分を照射する、いわゆるスキャナを含む。各走査の後、マスクの走査動作の方向および基板の走査動作の方向は逆転される。基板は走査方向を横切っても動かされる。これらの動作は時間を食うものであり、したがってリソグラフィ装置のスループット(すなわち、リソグラフィ装置によって1時間当たりに露光される基板の数)に不利な影響を与える。
例えば、従来技術のひとつ以上の課題を、それが本明細書で指摘されているかそれ以外によって指摘されているかにかかわらず、取り除くかまたは和らげるリソグラフィ装置およびデバイス製造方法を提供することが望まれる。
本発明の第1の態様によると、リソグラフィ装置が提供される。このリソグラフィ装置は、照明システムを備えるリソグラフィ装置であって、照明システムは第1マスク照明領域を形成する第1放射ビームを提供するよう、かつ、同時に第2マスク照明領域を形成する第2放射ビームを提供するよう構成され、第1および第2マスク照明領域は同じマスクを同時に照らすよう構成され、本リソグラフィ装置はさらに投影システムを備え、投影システムは第1放射ビームをそれが第1基板照明領域を形成するように投影するよう、かつ、同時に第2放射ビームをそれが第2基板照明領域を形成するように投影するよう構成される。
本発明の第2の態様によると、リソグラフィ装置が提供される。このリソグラフィ装置は、投影システムを備えるリソグラフィ装置であって、投影システムは、パターン形成された放射ビームを受けてそのパターン形成された放射ビームを第1のパターン形成された放射ビームと第2のパターン形成された放射ビームとに分離するよう構成され、投影システムはさらに、第1のパターン形成された放射ビームをそれが第1基板照明領域を形成するように投影するよう、かつ同時に第2のパターン形成された放射ビームをそれが第2基板照明領域を形成するように投影するよう構成される。
本発明の第3の態様によると、リソグラフィ方法が提供される。この方法は、照明システムを使用して2つの放射ビームを提供することと、2つの放射ビームを使用して2つのマスク照明領域を照らすことと、マスクが2つのマスク照明領域によって照らされ、それによってマスクが2つの放射ビームにパターンを形成するように、2つのマスク照明領域を通してマスクを動かすことと、2つの放射ビームが2つの基板照明領域を照らすように、2つの放射ビームを投影することと、基板が2つの基板照明領域によって照らされ、それによって基板が2つの放射ビームによって運ばれるパターンを受けるように、2つの基板照明領域を通して基板を動かすことと、を含む。
本発明の第4の態様によると、リソグラフィ方法が提供される。この方法は、照明システムを使用して放射ビームを提供することと、放射ビームを使用してマスク照明領域を照らすことと、マスクがマスク照明領域によって照らされ、それによってマスクが放射ビームにパターンを形成するように、マスク照明領域を通してマスクを動かすことと、投影システムを使用してパターン形成された放射ビームを第1のパターン形成された放射ビームと第2のパターン形成された放射ビームとに分離することと、2つのパターン形成された放射ビームが2つの基板照明領域を照らすように、2つのパターン形成された放射ビームを投影することと、基板が2つの基板照明領域によって照らされ、それによって基板が2つの放射ビームによって運ばれるパターンを受けるように、2つの基板照明領域を通して基板を動かすことと、を含む。
例示のみを目的として、本発明の実施の形態が添付の模式的な図面を参照して以下に説明される。これらの図面において、参照符号は対応する部分を指し示す。
本発明の実施の形態に係るリソグラフィ装置を模式的に示す図である。 従来技術に係るリソグラフィ装置によって行われる2つの連続する走査露光を模式的に示す図である。 従来技術に係るリソグラフィ装置によって行われる5つの連続する走査露光を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係るリソグラフィ装置によって行われる走査露光を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係るリソグラフィ装置によって行われる12の連続する走査露光を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態のレチクルマスキングブレイドの動作を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る照明システムの一部を模式的に示す図である。 図7で示される実施の形態の代替的な表現である。 本発明の代替的な実施の形態に係る照明システムの一部を模式的に示す図である。 本発明の照明システムの一部を模式的に示す図である。 図10の照明システムの一部をより詳細に示す模式図である。 本発明のさらなる代替的な実施の形態に係る照明システムの一部を模式的に示す図である。 図12で示される照明システムの一部を模式的に示す図である。 本発明の代替的な実施の形態に係る投影システムを模式的に示す図である。 本発明のさらなる代替的な実施の形態に係る投影システムを模式的に示す図である。
本明細書においてIC製造時におけるリソグラフィ装置の使用について特に言及されるかもしれないが、本明細書で述べるリソグラフィ装置は、集積光学システム、磁気領域メモリ用の誘導及び検出パターン、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッド等の製造といった他の応用形態も有していることは理解されるべきである。当業者は、このような代替的な応用形態の文脈において、「ウエハ」または「ダイ」という用語のあらゆる使用が、より一般的な用語である「基板」または「ターゲット部分」とそれぞれ同義であるとみなしうることを理解するであろう。本明細書で参照される基板を、例えばトラック(通常、基板にレジスト層を塗布し、また露光されたレジストを現像するツール)または計測工具または検査工具で、露光の前後に処理することができる。可能であれば、本明細書の開示をこれらの及び他の基板処理工具に適用することができる。さらに、例えば多層ICを作製するために基板を2回以上処理してもよく、したがって、本明細書で使用される基板という用語は、複数回処理された層を既に有している基板のことを指す場合もある。
本明細書において「放射」および「ビーム」という用語は、紫外(UV)放射(例えば365nm、248nm、193nm、157nm、または126nm、の波長を有する)や、極端紫外(EUV)放射(例えば5nm−20nmの範囲の波長を有する)や、イオンビームや電子ビームなどの粒子線を含むあらゆる種類の電磁放射を示す。
本明細書において「マスク」という用語は、放射ビームの断面にパターンを付与し、それにより基板のターゲット部分にパターンを生成するべく使用することができるデバイスを指し示すために使用される。マスクはリソグラフィの分野では周知であり、バイナリマスクやレベンソン型位相シフトマスク、ハーフトーン型位相シフトマスク、更に各種のハイブリッド型マスクが含まれる。マスクは透過型であっても反射型であってもよい。「レチクル」という用語が「マスク」という用語の代わりに使用されてもよい。文脈が許す限り、本明細書における「レチクル」または「マスク」という用語のいかなる使用も、より一般的な「パターニングデバイス」という用語の同義語とみなすことができる。放射ビームに付与されるパターンは、基板のターゲット部分における所望のパターンに必ずしも厳密に対応している必要はないことに留意されたい。放射ビームに付与されるパターンは、通常、ターゲット部分に生成されるデバイス、たとえば集積回路などのデバイス中の特定の機能層に対応している。
サポート構造はマスクを保持する。サポート構造は、マスクの配向、リソグラフィ装置の設計および他の条件、たとえばマスクが真空環境中で保持されているか否か等に応じた方法でマスクを保持している。サポートは、機械的固定、真空固定、または真空環境中での静電固定などの他の固定用技術を使用できる。サポート構造は、例えば必要に応じて固定または移動させることができ、マスクを例えば投影システムに対して所望の位置に確実に配置することができるフレームまたはテーブルであってもよい。
本明細書で使用されている「投影システム」という用語は、たとえば使用する露光放射に適した、もしくは液浸液の使用または真空の使用などの他の要因に適した、屈折光学系、反射光学系、カタディオプトリック光学系を含む種々の投影システムが包含されているものとして広義に解釈されたい。本明細書における「投影レンズ」という用語の使用はすべて、より一般的な「投影システム」という用語の同義語とみなすことができる。
照明システムは、放射ビームを方向付け、成形し、あるいは制御するために、屈折光学素子、反射光学素子、反射屈折光学素子、を含む様々な種類の光学素子を含んでもよい。以下、そのような素子は、集合的にまたは単独で、「レンズ」と称されうる。
リソグラフィ装置は2つ以上(2つの場合にはデュアルステージと呼ばれる)の基板テーブル(および/または2つ以上のサポート構造)を備える種類のものであってもよい。このような「多重ステージ」型の装置においては追加されたテーブルは並行して使用されるか、あるいは1以上のテーブルで露光が行われている間に他の1以上のテーブルで準備工程を実行するようにしてもよい。
また、リソグラフィ装置は、基板が比較的屈折率の大きい液体、たとえば水に浸けられ、それにより投影システムの最終要素と基板との間の空間が充填されるタイプの装置であってもよい。液浸技術は、投影システムの開口数を大きくするため技術として周知である。
図1は、本発明の実施の形態に係るリソグラフィ装置を模式的に示す図である。この装置は、
放射ビームPB(例えばUV放射またはEUV放射)を調整するための照明システム(イルミネータ)ILと、
パターニングデバイス(例えばマスク)MAを支持するためのサポート構造(例えば、サポート構造)MTであって、要素PLに対してパターニングデバイスを正確に位置決めするよう構成されている第1の位置決め装置PMに接続されているサポート構造MTと、
基板(例えばレジストでコーティングされたウエハ)Wを保持するための基板テーブル(例えばウエハテーブル)WTであって、要素PLに対して基板を正確に位置決めするよう構成されている第2の位置決め装置PWに接続されている基板テーブルWTと、
パターニングデバイスMAにより放射ビームPBに付与されたパターンを基板Wの(例えば1つまたは複数のダイからなる)ターゲット部分Cに描画するよう構成されている投影システム(例えば屈折投影レンズ)PLと、を備える。
ここに図示されるのは、(例えば透過型マスクを用いる)透過型のリソグラフィ装置である。これに代えて、(例えば上述のようなプログラマブルミラーアレイを用いる)反射型のリソグラフィ装置を用いることもできる。
イルミネータILは放射源SOから放射ビームを受け取る。例えば光源がエキシマレーザである場合には、光源とリソグラフィ装置とは別体であってもよい。この場合、光源はリソグラフィ装置の一部を構成しているとはみなされなく、放射ビームは光源SOからイルミネータILへとビーム搬送系BDを介して受け渡される。ビーム搬送系BDは例えば適当な方向変更用のミラー及び/またはビームエキスパンダを含んで構成される。あるいは光源が例えば水銀ランプである場合には、光源はリソグラフィ装置に一体に構成されていてもよい。光源SOとイルミネータILとは、またビーム搬送系BDが必要とされる場合にはこれも合わせて、放射システムと総称される。
イルミネータILはビームの角強度分布を調整するためのアジャスタAMを備えてもよい。一般に、イルミネータの瞳面における強度分布の少なくとも半径方向外径及び/または内径の大きさ(通常それぞれ「シグマ−アウタ(σ−outer)」、「シグマ−インナ(σ−inner)」と呼ばれる)が調整される。加えてイルミネータILは一般に、インテグレータIN及びコンデンサCOなどの種々の他の要素を備えてもよい。イルミネータは、ビーム断面における所望の均一性及び強度分布を有する、調整された放射ビームPBを提供する。
放射ビームPBは、サポート構造MTに保持されるパターニングデバイス(例えばマスク)MAに入射する。パターニングデバイスMAを通過したビームPBは投影レンズPLを通る。投影レンズPLはビームを基板Wのターゲット部分Cに集束する。第2の位置決め装置PWと位置センサIF(例えば干渉計)により基板テーブルWTを正確に移動させることができる。基板テーブルWTは例えばビームPBの経路に異なるターゲット部分Cを位置決めするように移動される。同様に、第1の位置決め装置PMと他の位置センサ(図1には明示せず)とを使用して、ビームPBの経路に対してパターニングデバイスMAを正確に位置決めすることができる。この位置決めは例えばマスクライブラリからのマスクの機械検索後や露光走査中に行われる。一般に物体テーブルMT、WTの移動は、位置決め装置PM、PWの一部を構成するロングストロークモジュール(粗い位置決め用)及びショートストロークモジュール(精細な位置決め用)により実現されるであろう。ステッパでは(スキャナとは逆に)、サポート構造MTはショートストロークのアクチュエータにのみ接続されているか、あるいは固定されていてもよい。パターニングデバイスMAと基板Wとは、パターニングデバイスアライメントマークM1、M2及び基板アライメントマークP1、P2を用いてアライメントされてもよい。
図示の装置は例えばスキャンモードで使用されうる。スキャンモードでは、ビームPBに付与されたパターンがターゲット部分Cに投影される間、サポート構造MT及び基板テーブルWTは同期して走査される(すなわち、単一動的露光)。サポート構造MTに対する基板テーブルWTの速度及び方向は、投影システムPLの拡大(縮小)特性及び像反転特性により定められる。スキャンモードでは露光フィールドの最大サイズが単一動的露光でのターゲット部分の(非走査方向の)幅を制限し、スキャン移動距離がターゲット部分の(走査方向の)長さを決定する。
図2は、基板の連続ターゲット部分の露光を模式的に示す。説明を容易とするため、ターゲット部分はダイとして示されるが、ターゲット部分はひとつ以上のダイを含んでもよい。図2Aを参照すると、下向きの矢印で示される放射ビームPBを使用して、マスク照明領域(マスク露光スリットと呼ばれてもよい)を照らす。マスクMAは、(矢印で示されているような)走査動作において左から右へ、照らされているマスク露光スリットを通して動かされる。マスクMAが図2Aに示される位置にあるとき、放射ビームPBは放射マスクMAの左側の端部を照らす。放射ビームはマスクMAによってパターン形成され、投影システムPLを通過する。投影システムPLは、パターン形成された放射を、基板Wの第1ダイC1上に投影する。投影システムPLは縮小係数4を有しており、その縮小係数の影響は放射ビームPBをより小さい矢印を使用して表すことによって模式的に示されている。放射ビームPBは基板照明領域(基板露光スリットと呼ばれることもある)を照らす。その露光スリットによってダイC1の右側の端部が照らされる。基板は、(矢印で示されているような)走査動作において左から右へ、照らされている基板露光スリットを通して動かされる。
図2Bおよび2Cを参照すると、マスクMAは走査動作において−y向きに動かされる一方、基板Wは走査動作においてy向きに動かされる。その動きは投影システムPLの縮小係数を考慮に入れており、基板Wの動きはマスクMAの動きの4分の1である。その動きの結果、マスクMAは、マスクのパターン形成された部分の全てがマスク露光スリットによって照らされるようにマスク露光スリットを通過する。同様に、基板Wは、ダイC1全体が基板露光スリットによって照らされるように動く。
ダイC1の露光が完了すると、基板は、露光されたダイC1の次に位置するダイが露光のために位置決めされるように動かされる。基板の動きは図3を参照することによって最も良く理解されうる。図3は5つのダイC1−C5を上から見た場合を示す。第1ダイC1は、基板露光スリットを表す矩形SSと矢印とで示されているように基板を左から右へ動かしているときに露光される。次に基板Wは第2ダイC2が露光されうるように動かされる。このことは、第2ダイC2と投影システムPLとが整列し第2ダイC2がパターン形成された放射を受ける準備ができるように、基板をx方向に動かすことを含む。
第2ダイC2の露光が図2D−Fに示される。まず図2Dを参照すると、放射ビームPBは、最初マスクMAの右側の端部に位置するマスク露光スリットを照らす。投影システムPLはパターン形成された放射を基板露光スリットを形成するように投影し、その基板露光スリットは最初第2ダイC2の左側の端部にある。図2Eおよび2Fを参照すると、マスクMAは走査動作においてy向きに動かされる一方、基板W(および第2ダイC2)は−y向きに動かされる。したがって、第2ダイC2の露光中のマスクMAの移動の向きは、第1ダイC1の露光中のマスクの移動の向きと反対である。同様に、基板Wの移動の向きは第1ダイC1の露光中の基板Wの移動の向きと反対である。
図3からも理解されうる通り、第3ダイの露光は、再び基板をx方向に動かすことを要求し、またマスクおよび基板の両方の走査移動の向きの変更を要求する。マスクおよび基板の向きの変更はダイのそれぞれが露光された後に要求される。この場合、マスクおよび基板を減速してゼロ速度とし、次にマスクおよび基板を加速して反対向きの走査速度とすることが要求されるので、時間がかかる。したがって、向きの変更はリソグラフィ装置のスループットに負の影響を与える。
図4および5は、上述の課題を克服するかまたは軽減するリソグラフィ装置の一例を模式的に示す。このような課題の克服または軽減は、基板を同じ向きに走査しながら連続するダイを露光できるようにしたことにより実現される。
まず図4Aを参照すると、単一の放射ビームPBを提供する代わりに、2つの放射ビームPB1、PB2が提供される。第1放射ビームPB1は第1マスク照明領域を照らし、第2放射ビームPB2は第2マスク照明領域を照らす。これらは第1および第2マスク露光スリットと呼ばれてもよい。マスクMAが図4Aに示される位置にあるとき、第1放射ビームPB1はマスクMAの左側の端部を照らす。第2放射ビームPB2はマスクMAの中央を照らす。投影システムPLは、2つのパターン形成された放射ビームPB1、PB2を第1ダイC1上に投影する。投影システムは縮小係数4を有しており、これはパターン形成された放射ビームPB1、PB2をより小さい矢印で表すことによって模式的に示されている。放射ビームPB1、PB2は2つの基板照明領域(これらは2つの基板露光スリットと呼ばれてもよい)を照らす。基板が図4Aに示される位置にあるとき、第1放射ビームPB1はダイC1の中央を横切って延びる露光スリットを照らし、第2放射ビームPB2はダイC1の右側の端部に位置する露光スリットを照らす。したがって、2つのマスク露光スリットおよび2つの基板露光スリットは同時に照らされる。
図4Bおよび4Cを参照すると、マスクが−y向きに動かされる一方、同時に基板Wがy向きに動かされる。マスクMAおよび基板Wの動きはマスク全体およびダイC1全体を照らすのには十分であるが、従来技術において要求されるマスクおよび基板の動きよりも非常に小さなものとなっている。これは、マスクMAの左半分が第1放射ビームPB1によって照らされ、マスクの右半分が第2放射ビームPB2によって照らされるからである。したがって、マスクMA全体の照射は、従来技術において要求される距離の半分の距離だけマスクを動かすことによって達成される。
これに対応して基板Wの動きもまた低減されていることが図4に示されている。第1放射ビームPB1によって照らされる第1基板露光スリットによってダイC1の半分が露光され、そのダイのもう半分が第2放射ビームPB2によって照らされる第2基板露光スリットによって照らされる。
図4Cを参照すると、マスクMAおよび基板Wを従来技術において要求されるよりも非常に短い距離だけ動かすことによって、第1ダイC1の全体が露光されている。このように低減された動作の結果として、第2ダイC2の照射が行われる前に、基板Wをy向きに追加的にかなり動かすことが要求される。この追加的な動きが図4Dおよび4Eに示される。基板Wはy向きに進行し続ける。この動きは例えば第1ダイC1の露光中の基板の走査動作のときと同じ速さで行われてもよい。基板Wのこの動作中、マスクおよび基板が照らされないように放射ビームは(例えばレチクルマスキングブレイドを使用して)ブロックされる。
図4Fに示されるように、マスクはその元々の位置に戻るまでy向きに動かされる。基板WおよびマスクMAの動きの結果として、マスクMAおよび第2ダイC2の初期位置は図4Aに示されるマスクおよび第1ダイC1の初期位置に対応し、その初期位置から第2ダイC2の露光が始まる。したがって、第2ダイC2の露光は第1ダイC1の露光と同じようにして行われる。基板Wの向きの変化は要求されない。
図4に示される実施の形態では、第1ダイC1は2つの基板露光スリットを使用して露光される。第1基板露光スリットによって露光されたダイの部分が第2基板露光スリットによって露光されたダイの部分と出会うゾーンが第1ダイC1の中央に存在するであろう。スティッチングを使用してそれらの2つの部分を結合してもよい(例えば既知のスティッチング方法を使用してもよい)。
変形された実施の形態では、図4のマスクMAはひとつのダイではなく2つのダイについてのパターンを備えてもよい。第1放射ビームPB1を使用して基板上に第1ダイを投影し、第2放射ビームPB2を使用して基板上に第2ダイを投影してもよい。この場合、投影されたパターン同士が出会うゾーンは存在しない。第1ダイと第2ダイとの間にはギャップが存在するであろうからである。このため、スティッチングは必要ないかもしれない。
図5は、本発明の実施の形態を使用した12のダイC1−12の露光を模式的に示す。第1および第2基板露光スリットは第1ダイC1上の矩形SS1、SS2によって示されている。ダイの第1行C1−6の露光は、基板を矢印で示されているように常にy向きに動かしている状態で行われる。ダイのこの行の露光が終わると、ダイの第2行C7−12を露光できるようにするために基板はx向きに動かされる。基板を−y向きに連続的に動かしながらダイの第2行C7−12を露光する。
基板の走査移動の向きをダイのそれぞれの露光後に反転させる必要がないので、図2および3に示されている従来技術に係る方法を使用してダイを露光する場合よりも速くダイを露光することができる。したがって、リソグラフィ装置のスループットが向上する。本発明の他の実施の形態(後述)は同じ利点を提供しうる。
基板の移動の向きを反転させる必要性を回避することに加えて、本発明の実施の形態は、ダイのそれぞれの露光後にx向きに基板を動かす必要性も回避する。これにより、追加的に時間を短縮でき、したがってリソグラフィ装置のスループットを改善できる。本発明の他の実施の形態(後述)は同じ利点を提供しうる。
図1および図4には図示されていないが、レチクルマスキングブレイドを使用して、放射ビームPB1、PB2が基板に入射するときのその放射ビームPB1、PB2のエッジの位置を制御してもよい。図6は、ダイC8(すなわち、図5に示される第2行の2番目のダイ)の露光中のレチクルマスキングブレイドの動作を模式的に示す。説明を容易とするため、照明システムの部材および投影システムは図6では省略されている。リソグラフィ装置は3つのレチクルマスキングブレイド14−16を備える。中央レチクルマスキングブレイド14は固定される。左側レチクルマスキングブレイド15および右側レチクルマスキングブレイド16は両方ともy方向に可動とされ、したがって所望の通りに放射をブロックし放射の通過を許すために使用されうる。
まず図6Aを参照すると、先のダイC7の露光が完了し、次のダイC8が露光のために位置決めされる。ダイC8は点線で示されており、この点線は露光されるべきレジスト領域を模式的に示す。ダイC8の前端はまだ第1放射ビームPB1の下にはおらず、左側および中央レチクルマスキングブレイド15、14は第1放射ビームが基板Wに入射しないようにその第1放射ビームをブロックする。右側および中央レチクルブレイド16、14は開いており、第2放射ビームPB2は基板Wに入射している。
図6Bは短い時間が経過した後のリソグラフィ装置およびダイC8を示す。左側ブレイド15が部分的に開き、第1放射ビームPB1の一部がダイC8の前端を露光する。左側レチクルブレイド15の動きは基板Wの動きと(投影システム(不図示)の縮小係数を考慮に入れて)同期される。したがって、左側レチクルブレイド15によって、放射がダイC8の前端を露光するがダイの外側は露光しないことが確かなものとされる。レジストの露光は図6において影付きによって示される。ダイC8の前端が第1放射ビームPB1によって露光されることに加えて、ダイの中央部は第2放射ビームPB2によって露光されることが理解されるであろう。
図6Cは短い時間が経過した後のリソグラフィ装置およびダイC8を示す。放射がダイC8の外側に落ちることなしに左側レチクルブレイド15を完全に開くことができる程度に、ダイC8の前端は進行している。したがって、左側および右側レチクルブレイド15、16を両方とも完全に開くことができる。ダイC8の前部分および中央部分はそれぞれ第1および第2放射ビームPB1、PB2によって露光されている。
図6Dはかなり長い時間が経過した後のリソグラフィ装置およびダイC8を示す。ダイC8の前端は左側レチクルブレイド15のエッジをはるかに超えて移動しており、ダイのほとんどが露光されてしまっている。ダイC8の後端と右側レチクルブレイド16とが整列している。右側レチクルブレイド16は、ダイの後端の動きと同期した動きで、中央レチクルブレイド14に向けて動くであろう。
図6Eは短い時間が経過した後のリソグラフィ装置およびダイC8を示す。右側レチクルブレイド16は第2放射ビームPB2を部分的にブロックし、放射がダイC8の外側に入射しないことを確かなものとする。左側レチクルブレイド15は完全開き位置のままとされ、これにより第1放射ビームPB1によってダイC8の中央部分を引き続き露光できる。
図6Fは短い時間が経過してダイC8の露光が丁度完了したときのリソグラフィ装置およびダイC8を示す。右側レチクルブレイド16を使用して第2放射ビームPB2がブロックされており、これにより放射がダイC8の外側に入射することが防がれる。左側レチクルブレイド15は開いたままであり、これによりダイC8の中央部分の露光を完了することができる。ダイC8はこの時点で完全に露光されており、これは灰色の影付きによって模式的に示されている。ダイC8が完全に露光されると、ソースSO(図1参照)はオフに切り替えられ(またはソースが出す放射がブロックされ)、ダイC8のさらなる露光が防がれる。
ソースSOがオフに切り替えられると、次の露光を始めるように次のダイC9が位置決めされる(すなわち、次のダイC9が図6Aに示されるように位置決めされる)まで基板Wが動かされ続ける。マスク(図6では不図示)からダイのパターンが投影されるのであるが、基板が次の露光位置に動くのと同時にそのマスク(図6では不図示)は(例えば、図4に示されるように)初期位置に戻される。左側レチクルブレイド15は閉じられ、右側レチクルブレイド16は開かれる。したがってレチクルブレイド15、16は図6Aに示される位置に戻される。
レチクルブレイドの動きは制御装置(不図示)によって制御されてもよい。その制御装置はマスクおよび基板の動きを制御してもよく、またソースによる放射の生成を制御してもよい。
図4、5および6には2つの放射ビームPB1、PB2が示されているが、2よりも多い放射ビームが使用されてもよい。例えば3つの放射ビームが使用されてもよい。この場合、基板を露光するために要求されるマスクおよび基板の走査動作は、従来技術によって要求されるマスクおよび基板の走査動作の3分の1であろう。4以上の放射ビームが使用されてもよい。
変形された実施の形態では、図4A−Cに示されるようにダイを露光し、次にマスクMAおよび基板を反対の向きに動かすことによって基板を露光する前に従来技術のように(例えば図3に示されるように)基板Wをx方向に動かしてもよい。言い換えると、図4に示される装置を、図2に示される従来技術に係る方法と同様の方法を使用して基板を露光するために使用してもよい。こうすることにより、ダイの露光中のマスクMAおよび基板Wの速さが従来技術に係る方法のものよりも遅くなる。したがって、基板の向きおよびマスクの向きをより素早く変えることができ、したがって一連のダイの露光間の遅滞を低減できる。その結果、従来技術の場合よりもスループットを向上できる。
図7は、2つの放射ビームPB1、PB2が生成されうるひとつの手法を模式的に示す。単一の放射ビーム(不図示)が回折光学素子10に入射する。この回折光学素子10は、放射ビームを2つの放射ビームPB1、PB2に分けるよう構成された回折格子または他の回折的構造を含む。回折光学素子10は、例えば通常のリソグラフィ装置においてダイポール照明モードを形成するために使用されるタイプのものであってもよい。
回折光学素子10はリソグラフィ装置の瞳面に(または瞳面に隣接して)置かれ、2つの放射ビームが形成されるよう放射に角度特性を与える。レンズまたはレンズのグループ12(以下、フィールドレンズグループと称す)は、レチクルマスキングブレイド14−16によって提供される開口を介して放射ビームPB1、PB2をマスクMA上に導く。マスクMAはリソグラフィ装置のフィールド面に置かれる。第1および第2放射ビームPB1、PB2は図7において平面図で示される2つのマスク露光スリットMS1、MS2を照らす。マスク露光スリットMS1、MS2の形状は一般に回折光学素子10によって決定される。しかしながら、レチクルマスキングブレイド14−16はマスク露光スリットのエッジを切り落とすことによって露光スリットMS1、MS2の形状を変更してもよい。これにより、マスク露光スリットが鋭いエッジを有することが確かなものとされる。マスク露光スリットMS1、MS2は一般に(図7に示されるように)矩形であってもよいが、露光スリットの前および後ろ(x方向に延びる辺)において放射強度のテーパを含んでもよい。
第1および第2放射ビームPB1、PB2を形成することに加えて、回折光学素子10はゼロ次放射ビーム(不図示)を提供してもよい。この放射ビームは光軸OAに沿って進行するが、それがマスクMAに到達する前に中央レチクルマスキングブレイド14によってブロックされる。
図8は図7の実施の形態を示すが、図7では存在しないかまたは説明されていないいくつかの特徴を含む。図7と8との両方に共通する要素には同じ参照符号を付する。回折光学素子10は入射放射ビーム(不図示)を2つの分岐放射ビームPB1、PB2に分離する。フィールドレンズグループ12は放射ビームPB1、PB2のさらなる発散を止めて放射ビームを光軸OAと平行となるよう方向付ける(すなわち、放射ビームPB1、PB2をコリメートする)よう構成される。第1くさび対18は放射ビームPB1、PB2間の分離を増大させるよう構成される。第2くさび対20は放射ビームPB1、PB2をコリメートするよう構成される。第2くさび対20は光軸に沿って可動である。第2くさび対20を第1くさび対18からさらに離れるように動かすと、放射ビームPB1、PB2間の分離距離を増やすことができる。第2くさび対20を第1くさび対18により近づくように動かすと、放射ビームPB1、PB1間の分離距離を低減できる。代替的な構成では、第1くさび対18は光軸OAに沿って可動であってもよく、これは第2くさび対による影響と同じ影響を提供しうる。図8に示される実施の形態によると、露光スリット間の分離距離を調整することができる。これによりリソグラフィ装置のスループットを低減せずに本発明の実施の形態を(走査方向における)サイズが異なるダイに対して使用することができる点で、これは有利である。露光スリット間の分離距離は図8に示される光学装置とは異なる光学装置を使用して調整されてもよい。
放射ビームPB1、PB2をマスクMA上に導くために使用されるレンズ22、23もまた図8に示されている。これらのレンズはリレーレンズと称されてもよい。図8にはレチクルマスキングブレイド14−16は示されていないが、レチクルマスキングブレイドは例えば(例えば図7に示されるように)マスクMAに隣接して設けられてもよいし、または第2くさび対20の後に設けられてもよい。レチクルマスキングブレイドはリソグラフィ装置のフィールド面内にまたはフィールド面に隣接して設けられてもよい。
さらなる代替的な実施の形態が図9に模式的に示されている。図9を参照すると、2つの放射ビームPB1、PB2を生成するよう構成された回折光学素子10はフィールドレンズグループ12の前に設けられていない。代わりに、フィールド決定素子24(これは例えば回折光学素子であってもよい)が設けられ、このフィールド決定素子24は所望の露光スリット形状(例えば矩形)を生成する。したがって、単一の放射ビームPBはフィールドレンズグループ12を通過し、フィールド面FPを介してレンズ22に至る。レチクルマスキングブレイド26、27がフィールド面に(またはフィールド面に隣接して)設けられてもよい。レチクルマスキングブレイドを使用して放射ビームPBに鋭いエッジを与えてもよく、またレチクルマスキングブレイドを使用して、マスクと基板とが一連の露光位置間を移動するときに(図4Dおよび4E参照)放射ビームをブロックしてもよい。レンズ22は放射ビームPBを瞳面に集束させ、回折光学素子10はその瞳面内に置かれる(回折光学素子は代替的に瞳面に隣接して置かれてもよい)。図6および7に示される回折光学素子10と共通するように、回折光学素子は放射ビームPBを2つの分岐放射ビームPB1、PB2に変換するよう構成される。レンズ23は第1および第2放射ビームPB1、PB2をコリメートし、それらをマスクMA上に導く。回折光学素子10によって伝送されるゼロ次放射はビームストップや他の適切な装置(不図示)を使用してブロックされてもよい。
図9に示される実施の形態の利点は、それが(例えば、図7に示されるような)レチクルマスキングブレイドの新たなデザインを必要としないことである。代わりに、フィールドレンズグループ12の後のフィールド面FP内に(またはフィールド面に隣接して)設けられてもよい一般的なレチクルマスキングブレイドの対26、27を使用できる。
図7−9に示される実施の形態で使用される回折光学素子10は、例えば通常のリソグラフィ装置においてダイポール照明モードを形成するために通常使用される回折光学素子と似ていてもよい。
代替的な実施の形態が図10に模式的に示されている。代替的な実施の形態では、第1および第2放射ビームは回折光学素子を使用して生成されるのではなく、代わりに半透明ミラーを使用して生成される。
図10では、放射ビームPBは半透明ミラー30に入射する。放射ビームの半分はその半透明ミラー30によって反射され、第1放射ビームPB1を形成する。第1放射ビームPB1はドーズ制御装置34を通過する前に光路補正器32を通過する。放射ビームPBのもう半分は半透明ミラー30を通過し、第2放射ビームPB2を形成する。第2放射ビームPB2はミラー36によって反射され、そのミラー36は第2放射ビームをドーズ制御装置34を通るよう導く。図10に示される装置はリソグラフィ装置のレチクルマスキングブレイド(不図示)の前に設けられてもよい。例えば、この装置は図7および9の回折光学素子10の代わりに設けられてもよい。あるいはまた、図10に示される装置はレチクルマスキングブレイド(不図示)の後に置かれてもよく、例えば図9の回折光学素子10の代わりに置かれてもよい。
第1および第2放射ビームPB1、PB2がマスク(不図示)に入射する前に同じ光路長に沿って進行することが望ましい。第2放射ビームPB2はミラー36によってドーズ制御装置34に向けられる前に半透明ミラー30を超えて通過するので、第2放射ビームは(光路補正器がない場合は)第1放射ビームPB1よりも長い光路長を有するであろう。光路補正器32は、第1および第2放射ビームPB1、PB2が通過する光路長が等しく(または実質的に等しく)なるように、第1放射ビームPB1が通過する光路長を増やす。光路補正器32は、例えば1より大きい屈折率を有するが放射ビームPB1について透明な物質であってもよい。例えば光路補正器32は融解石英やフッ化カルシウムなどの光学ガラスであってもよい。
ドーズ制御装置34は、放射ビームの強度を等しくするためにおよび/またはそれらが提供する露光ドーズを等しくするために放射ビームPB1、PB2のうちの一方を減衰させるために使用されてもよい。ドーズ制御装置の例がさらに後述される。
変形された実施の形態(不図示)では、光路補正器32は装置から除かれる。代わりに、半透明ミラー30の厚さは、第1および第2放射ビームPB1、PB2が通過する光路長の差を補償するように選択される。この変形された実施の形態では、半透明ミラー30は透明な前面と半透明な背面を有する。したがって、半透明ミラー30によって反射される放射は半透明ミラーのボディを2回通過する。しかしながら半透明ミラーを透過する放射は半透明ミラーのボディを1回だけ通過する。したがって、半透明ミラー30のボディをより厚くすると、第1放射ビームPB1の経路長を第2放射ビームPB2の経路長に対して相対的に増やすことができる。
変形された実施の形態(不図示)では、通常のミラーに加えて2つの半透明ミラーが設けられる。その3つのミラーは、図10に示される方法と似た方法で入射放射ビームを3つの放射ビームに変換するために使用される。第1ミラーの反射率は33%であってもよく、第2ミラーの反射率は50%であってもよく、第3ミラーの反射率は100%であってもよい。光路補正器およびドーズ制御装置が使用されてもよい。
変形された実施の形態では、半透明ミラーはドーズ制御を提供してもよい。図11は、ドーズ制御を提供しうる半透明ミラー40を模式的に示す。半透明ミラー40は、互いに離間された複数の固定ミラー42と、互いに離間された複数の可動ミラー44と、を備える。可動ミラー44は、(図11Aに示されるような)それが固定ミラー42の後ろに配置される位置から、(図11Bに示されるような)それが固定ミラーの後ろから部分的に突き出る位置まで動かされうる。可動ミラー44が固定ミラー42の後ろに配置される場合、半分より少ない放射ビームPBが固定ミラー42によって反射されて第1放射ビームPB1を形成し、半分より多い放射ビームが隙間を通過して第2放射ビームPB2を形成する。可動ミラー44が固定ミラー42の後ろから突き出る場合、その可動ミラー44は放射ビームPBの追加的な部分を反射し、それによって第1放射ビームPB1に存在する放射の部分が増大する。加えて、可動ミラー44は固定ミラー42間の隙間のサイズを低減し、それによって調整可能ミラー40を通過する放射の強度を低減し、第2放射ビームPB2を形成する。したがって、可動ミラー44によって第1および第2放射ビームPB1、PB2の相対強度を調整することが可能となる。調整可能ミラー40は調整可能な透過性を有する。これにより、リソグラフィ装置に追加的にドーズ制御装置を設ける必要性が回避されうる。
半分より少ない放射ビームPBが固定ミラー42によって反射されて第1放射ビームPB1を形成し、半分より多い放射ビームが隙間を通過して第2放射ビームPB2を形成するよう固定ミラー42を構成することは有利である。これにより、第1および第2放射ビームPB1、PB2の放射強度を入射放射ビームPBの50%より大きくまたは50%より小さくなるよう調整できるからである。
半透明ミラー40はリソグラフィ装置のフィールド面内にもフィールド面の近くにも設けられていないので、ミラー間の隙間によって形成される断続的なパターンはマスクMAでも基板Wでも観測されない。加えて、断続的なパターンはリソグラフィ装置の走査方向(図11では矢印で示されている)に対応する方向に形成されるので、その断続的なパターンによる影響はリソグラフィ装置によって行われる走査露光中に平均化されうる。
図12は、第1および第2放射ビームを生成するために使用されうる代替的な実施の形態を模式的に示す。この代替的な実施の形態では、第1くさび対50を使用して放射ビームPBを2つの部分に分離する(この分離は図12ではy方向として示されている走査方向において生じる)。放射ビームPBは例えばガウシアンプロファイルまたは他のプロファイルを有してもよい。放射ビームが2つの部分に分離される場合、各部分はそのプロファイルの半分を含んでもよい。したがって、第1放射ビーム部分PB1aはガウシアン(または他の形状)の左側を含むプロファイルを有してもよく、第2放射ビーム部分PB2aはガウシアン(または他の形状)の右側を含んでもよい。
第2くさび対52は第1および第2放射ビーム部分PB1a、PB2aをコリメートするよう構成される。第1および第2放射ビーム部分PB1a、PB2a間の分離距離は第1および第2くさび対50、52間の分離距離を調整することによって調整されうる。第1放射ビーム部分PB1aはビーム反転および再合成装置54に入射する。ビーム反転および再合成装置54は、放射ビーム部分PB1aの鏡像を形成し、それをその放射ビームと合成して第1放射ビームPB1を形成するよう構成される。その第1放射ビームPB1は、図12に模式的に示されるようなガウシアン形状(または他の形状)を有する。第2ビーム反転および再合成装置55は、同様の方法で、第2放射ビーム部分PB2aを変更して第2放射ビームPB2を形成する。
図13は、第1ビーム反転および再合成装置54を模式的に示す。第1ビーム反転および再合成装置54は、同じ焦点を共有する2つの凹面鏡56、57と、2つの半透明ビームスプリッタ58、59と、を備える。第1半透明ビームスプリッタ58はビーム反転および再合成装置54の入り口に設けられ、第2半透明ビームスプリッタ59はビーム反転および再合成装置の出口に設けられる。
図13Aに示されるように、ビーム反転および再合成装置54に入る際、第1放射ビーム部分PB1aの半分は第1ビームスプリッタ58によって反射される。この半分の第1放射ビーム部分は下側の凹面鏡57から反射され、次に上側の凹面鏡56から反射され、そして放射ビーム部分の半分は第2ビームスプリッタ59による反射を通してビーム反転および再合成装置から出てくる。図13Aでは、第1放射ビーム部分PB1aの一辺が実線を使用して示され、また一辺が点線を使用して示されている。これにより、放射ビーム部分の像反転を見ることができる。第1放射ビーム部分の半分は第1ビームスプリッタ58、下側の凹面鏡57、上側の凹面鏡56および第2ビームスプリッタ59を介して反射され、像反転を行う(すなわち、そのプロファイルがひっくり返される)。
図13Aに示されるように、第1ビームスプリッタ58に入射する放射部分の半分は第1ビームスプリッタを通過し、第2ビームスプリッタ59に入射する。この放射の半分は第2ビームスプリッタ59を通過し、ビーム反転および再合成装置54から出てくる。この半分の放射は像反転を行っていない(すなわち、そのプロファイルはひっくり返されていない)。したがって、像反転を行った放射と像反転を行っていない放射とがビーム反転および再合成装置54から運ばれてくるので、第1放射ビームPB1に(図12に模式的に示されるように)所望のプロファイルを提供できる。
図13Aは、最初に第1ビームスプリッタ58によって反射され次に第2ビームスプリッタ59を透過した放射の経路をも示す。この放射の半分は第1ビームスプリッタ58を通過し、最初に第1ビームスプリッタによって反射された放射に合流しうる。放射のもう半分は第1ビームスプリッタ58によって反射され、最初に第1ビームスプリッタを透過した放射に合流しうる。
図13Bもまたビーム反転および再合成装置54を示しているが、この図は第1ビームスプリッタ58を通過し、次に第2ビームスプリッタ59によって反射される放射のルートを示す(図13Aは最初に第1ビームスプリッタ58によって反射される放射のルートを示す)。図13Bから理解される通り、放射の一部は像反転を行い、放射の一部は行わず、それによって第1放射ビームPB1に所望のプロファイルが提供される。
上記説明では、ビームスプリッタ58、59は入射放射の半分を反射し入射放射の半分を通過させる。しかしながら、ビームスプリッタは例えば半分より多くの入射放射を反射してもよいし、あるいは半分より少ない入射放射を反射してもよい(ビーム反転および再合成装置54は依然として正しく動作する)。
他の実施の形態と共通して、図12および13に示される実施の形態はリソグラフィ装置内の種々の位置に設けられてもよい。その実施の形態はレチクルマスキングブレイドの前または後に設けられてもよい。
図10に示されるドーズ制御装置34は種々の異なる形態を取りうる。ドーズ制御装置は例えば、放射ビームPB1、PB2のうちの一方と交わる箇所の中に伸びていくかまたはそこから伸びる一組のフィンガーを含んでもよい。このフィンガーは例えばフィールド面内に(またはフィールド面に隣接して)設けられてもよく、またマスクMAおよび基板Wの走査動作方向に対応する方向に伸びてもよい。フィンガーを放射ビームのうちの一方の一部と交わる箇所内に入れることによって、放射ビームのその一部の分だけダイに運ばれる放射のドーズを低減できる。これは、露光スリットの幅が低減され、その結果露光スリットのその部分の分だけダイが照らされる時間が低減されるからである。
代替的な実施の形態では、ドーズ制御装置は、放射ビームのうちの一方と交わる箇所に導入されるかまたはその箇所から除去されうるひとつ以上の一部透過型のフィルタを含んでもよい。例えば、透過性の度合いが異なる複数のプレートが設けられてもよい。放射ビームの強度を所望の量だけ低減するために、その放射ビームと交わる箇所に所与のプレートを導入してもよい。同様の実施の形態では、異なる位置で透過性の量が異なる単一のプレートを使用してもよい。そのプレートは例えば第1位置と第2位置との間で動かされてもよい。第1位置では放射ビームは高い透過性を有するプレートの部分を通過し、第2位置では放射ビームは低い透過性を有するプレートの部分を通過する。
ドーズ制御装置は例えばリソグラフィ装置のフィールド面内に設けられてもよいし、または例えばリソグラフィ装置のフィールド面に隣接して設けられてもよい。
ドーズ制御装置はリソグラフィ装置の照明システム内に設けられてもよいし、またはリソグラフィ装置の投影システム内に設けられてもよい。
代替的な実施の形態では、可変アテニュエータを使用して放射ビームの強度を調整してもよい。可変アテニュエータは例えば、放射ビームの一部を分離しそれを光軸から離れるよう導く透過的プレートを含んでもよい。そのプレートによって分離される放射ビームの量は、光軸に対するそのプレートの向きを調整することによって調整されうる。
ある実施の形態では、各放射ビームについて複数のドーズ制御装置が設けられてもよい。例えば、放射ビームと交わる箇所の中に伸びていくかまたはそこから伸びるフィンガーは、可変アテニュエータまたは一部透過型のプレートと合わせて設けられてもよい。
ドーズ制御装置は、第1および第2放射ビームPB1、PB2間の強度差を除去するかまたは低減するために使用されうる。ドーズ制御装置は、露光スリット内に運ばれる放射の一様性を改善するために使用されうる(ここではリソグラフィ装置の走査方向を横切る方向における一様性が考慮される)。
本発明のさらなる代替的な実施の形態が図14に模式的に示される。本発明のこの実施の形態では、マスクMAは単一の放射ビームPBによって照らされる。次に放射ビームは、投影システムPS内のフィールド面内に(またはフィールド面に隣接して)設けられたビームスプリッタ60によって、2つの放射ビームPB1、PB2に分離される。第1放射ビームPB1は、基板Wに入射する前に、ビームスプリッタ60を通過し、2つのミラー61、62によって反射され、投影光学系(不図示)を通過する。第2放射ビームPB2は、投影光学系(不図示)を通過して基板Wに入射する前に、ビームスプリッタ60によって反射され、ミラー63によって反射される。
投影システムPSは基板W上にマスクMAの像を2つ形成する。したがって、マスクMAが単一のダイについてのパターンを含む場合、2つのダイが同時に基板W上に投影される。
装置を使用してマスクパターンの走査投影を基板W上に提供してもよい。マスクMAは例えば、マスクMAが放射ビームPBによって形成されるマスク露光スリットを通過するように、−y向きに動いてもよい。同様に、基板Wは、基板上の隣接するダイが第1および第2放射ビームPB1、PB2によってそれぞれ形成される第1および第2基板露光スリットを通過するように、y向きに動いてもよい。このようにすることで、マスクMAの単一の走査中に、2つのダイが基板W上に露光される。
基板W上の第1および第2ダイの露光が終わると、走査方向における基板Wの引き続く動きによって未露光のダイが投影システムPSの下に置かれる前にある期間が経過する。この期間中にマスクMAが初期位置に戻されてもよい。したがって、図14に示される装置は図4および5に示される方法に対応する方法を実行するために使用されてもよい(それらの方法の間の主な差異は、ひとつのダイではなくむしろ2つのダイが各走査露光中にパターン形成されることである)。
さらなる代替的な実施の形態(不図示)では、ビームスプリッタ60の代わりに回折光学素子が使用されてもよい。その回折光学素子は投影システムの瞳面内または瞳面に隣接して設けられてもよく、(例えば図8に示されるように)放射ビームPBを一対の放射ビームPB1、PB2に分離してもよい。
本発明のさらなる代替的な実施の形態が図15に模式的に示されている。この実施の形態は、第1および第2放射ビームPB1、PB2はそれらがマスクMAに入射するときには比較的近接しており、投影システムPSによってそれらの分離距離が増大される点を除いては図4に示される実施の形態に対応している。投影システムPSは、フィールド面内に(またはフィールド面に隣接して)設けられた一対のミラー71、72を備える。第1ミラー71は第1放射ビームPB1を第3ミラー73に向け、第3ミラー73は第1放射ビームを基板Wに向ける。第2ミラー72は第2放射ビームPB2を第4ミラー74に向け、第4ミラー74は第2放射ビームを基板Wに向ける。第1および第2放射ビームPB1、PB2は基板に入射する前に投影光学系(不図示)を通過してもよい。
第1および第2ミラー71、72は三角形刑務所の2つの側として設けられてもよい。
図15に示される装置は図14に示される装置と同じように使用されてもよい。マスクMAは例えば、マスクMAが放射ビームPB1、PB2によって形成される重なり合う2つのマスク露光スリットを通過するように、−y向きに動いてもよい。同様に、基板Wは、基板上の隣接するダイが第1および第2放射ビームPB1、PB2によってそれぞれ形成される第1および第2基板露光スリットを通過するように、y向きに動いてもよい。このようにすることで、マスクMAの単一の走査中に、2つのダイが基板W上に露光される。
基板W上の第1および第2ダイの露光が終わると、走査方向における基板Wの引き続く動きによって未露光のダイが投影システムPSの下に置かれる前にある期間が経過する。この期間中にマスクMAが初期位置に戻されてもよい。したがって、図15に示される装置は図4および5に示される方法に対応する方法を実行するために使用されてもよい(それらの方法の間の主な差異は、ひとつのダイではなくむしろ2つのダイが各走査露光中にパターン形成されることである)。
本発明の実施の形態は主に2つの放射ビームPB1、PB2を使用したが、実施の形態は3つの放射ビームや4つの放射ビームやそれより多い放射ビームを使用してもよい。
本発明の実施の形態は主に一度に単一のダイをパターン形成したが、本発明の実施の形態は同時に複数のダイをパターン形成してもよい(例えば、各放射ビームが異なるダイをパターン形成してもよい)。
上記説明では本発明の実施の形態の説明を容易とするためデカルト座標が使用された。デカルト座標は表現のみであり、リソグラフィ装置の任意の部材が特定の配向を有さなければならないことを暗示することを意図するものではない。
説明された本発明の実施の形態では、基板Wの走査動作はマスクMAの走査動作と反対の向きであった。しかしながらこれは必須ではなく、基板Wの走査動作はマスクMAと同じ向きであってもよい。
説明された本発明の実施の形態では、第1および第2放射ビームPB1、PB2は単一の照明システムを使用して生成される。しかしながら、それらは別個の照明システムを使用して生成されうる。
ある実施の形態では、リソグラフィ装置はさらに、リソグラフィ装置が上述の方法のうちのひとつ以上を実行するようにリソグラフィ装置の動作を制御するよう構成された制御システムを備えてもよい。
2以上の露光スリットの投影を容易とするため、投影システムPLは通常の投影システムよりも大きくてもよい。投影システムの対物フィールドは通常の投影システムの対物フィールドよりも大きくてもよい。
説明された本発明の実施の形態の任意の動作は、制御装置(不図示)によって制御されてもよい。制御装置は、リソグラフィ装置が上述の方法を実行するようにリソグラフィ装置を制御してもよい。
本発明の特定の実施の形態が上で説明されたが、本発明は説明されたのとは別の態様で実施されうることは理解されるであろう。説明は本発明を限定することを意図していない。

Claims (23)

  1. 照明システムを備えるリソグラフィ装置であって、前記照明システムは第1マスク照明領域を形成する第1放射ビームを提供するよう、かつ、同時に第2マスク照明領域を形成する第2放射ビームを提供するよう構成され、前記第1および前記第2マスク照明領域は同じマスクを同時に照らすよう構成され、
    本リソグラフィ装置はさらに投影システムを備え、前記投影システムは前記第1放射ビームをそれが第1基板照明領域を形成するように投影するよう、かつ、同時に前記第2放射ビームをそれが第2基板照明領域を形成するように投影するよう構成される、リソグラフィ装置。
  2. 前記照明システムは少なくともひとつの追加的なマスク照明領域を形成する少なくともひとつの追加的な放射ビームを提供するよう構成され、少なくともひとつの追加的なマスク照明領域は前記第1および前記第2マスク照明領域と同時に前記マスクを照らし、
    前記投影システムは前記少なくともひとつの追加的な放射ビームをそれが前記第1および前記第2基板照明領域と同時に追加的な基板照明領域を形成するように投影するよう構成される、請求項1に記載のリソグラフィ装置。
  3. 前記第1および前記第2マスク照明領域は互いに重なり合う、請求項1または2に記載のリソグラフィ装置。
  4. 前記照明システムは、放射ビームを前記第1放射ビームと前記第2放射ビームとに分離するよう構成された回折光学素子を含む、請求項1から3のいずれかに記載のリソグラフィ装置。
  5. 前記照明システムは前記回折光学素子によって生成されるゼロ次放射が前記マスクに入射するのを妨げるよう構成される、請求項4に記載のリソグラフィ装置。
  6. 前記照明システムは、放射ビームを前記第1放射ビームと前記第2放射ビームとに分離するよう構成された一部透過型のミラーを含む、請求項1から3のいずれかに記載のリソグラフィ装置。
  7. 前記一部透過型のミラーは調整可能な透過性を有する、請求項6に記載のリソグラフィ装置。
  8. 前記一部透過型のミラーは、隙間によって分離されている複数の固定ミラー要素と、前記隙間に出入り可能な可動ミラー要素と、を有する、請求項7に記載のリソグラフィ装置。
  9. 前記照明システムは、
    放射ビームを2つの部分に分離するよう構成された光学素子と、
    前記第1放射ビーム部分の半分の鏡像を形成してそれを前記第1放射ビーム部分のもう半分と合成し、それによって前記第1放射ビームを形成する第1ビーム反転および再合成装置と、
    前記第2放射ビーム部分の半分の鏡像を形成してそれを前記第2放射ビーム部分のもう半分と合成し、それによって前記第2放射ビームを形成する第2ビーム反転および再合成装置と、を含む、請求項1から3のいずれかに記載のリソグラフィ装置。
  10. 前記光学素子は一対のくさびであり、各くさびは前記放射ビームの半分と交わるよう構成される、請求項9に記載のリソグラフィ装置。
  11. 使用中前記第1および前記第2放射ビームを受ける位置にレチクルマスキングブレイドが設けられ、前記レチクルマスキングブレイドは前記第1放射ビームのための開口と前記第2放射ビームのための開口とを提供するよう構成される、請求項1から10のいずれかに記載のリソグラフィ装置。
  12. 放射ビームを受ける位置にレチクルマスキングブレイドが設けられ、前記レチクルマスキングブレイドは前記放射ビームが前記第1放射ビームと前記第2放射ビームとに分離される前に、前記放射ビームのための開口を提供するよう構成される、請求項1から10のいずれかに記載のリソグラフィ装置。
  13. 前記照明システムはさらに光路補正器を含み、前記光路補正器は、前記放射ビームの一方が通過する光路を前記第1および前記第2放射ビームが同じ経路長または実質的に同じ経路長を有するように補正する、請求項1から12のいずれかに記載のリソグラフィ装置。
  14. 本リソグラフィ装置を請求項16から23のいずれかにしたがって動作するよう制御する制御システムをさらに備える、請求項1から13のいずれかに記載のリソグラフィ装置。
  15. 投影システムを備えるリソグラフィ装置であって、前記投影システムは、パターン形成された放射ビームを受けてそのパターン形成された放射ビームを第1のパターン形成された放射ビームと第2のパターン形成された放射ビームとに分離するよう構成され、
    前記投影システムはさらに、前記第1のパターン形成された放射ビームをそれが第1基板照明領域を形成するように投影するよう、かつ同時に前記第2のパターン形成された放射ビームをそれが第2基板照明領域を形成するように投影するよう構成される、リソグラフィ装置。
  16. 照明システムを使用して2つの放射ビームを提供することと、
    前記2つの放射ビームを使用して2つのマスク照明領域を照らすことと、
    マスクが前記2つのマスク照明領域によって照らされ、それによって前記マスクが前記2つの放射ビームにパターンを形成するように、前記2つのマスク照明領域を通して前記マスクを動かすことと、
    前記2つの放射ビームが2つの基板照明領域を照らすように、前記2つの放射ビームを投影することと、
    基板が前記2つの基板照明領域によって照らされ、それによって前記基板が前記2つの放射ビームによって運ばれるパターンを受けるように、前記2つの基板照明領域を通して前記基板を動かすことと、を含む、リソグラフィ方法。
  17. 前記照明領域が照らされる間初期位置から第1方向に前記マスクを動かす一方、前記基板を反対の第2方向に動かすことと、
    前記マスクを照らすことを止め、前記マスクを前記初期位置に戻す一方、前記基板を前記第2方向に動かし続けることと、
    前記照明領域が照らされる間前記初期位置から前記第1方向に前記マスクを動かす一方、前記基板を前記第2方向に動かし続けることと、をさらに含む請求項16に記載の方法。
  18. 前記照明領域が照らされる間初期位置から第1方向に前記マスクを動かす一方、前記基板を反対の第2方向に動かすことと、
    前記マスクを照らすことを止め、前記基板を横方向に動かすことと、
    前記照明領域が照らされる間前記第2方向に前記マスクを動かす一方、前記基板を前記第1方向に動かすことと、をさらに含む請求項16に記載の方法。
  19. 前記マスクは単一のダイを含むパターンを備える、請求項17または18に記載の方法。
  20. 前記マスクは2以上のダイを含むパターンを備える、請求項17または18に記載の方法。
  21. 前記照明システムを使用して追加的な放射ビームを提供することと、
    前記追加的な放射ビームを使用して追加的なマスク照明領域を照らすことと、
    マスクが前記追加的な照明領域によって照らされる一方、同時に前記マスクが前記2つのマスク照明領域によって照らされ、それによって前記マスクが前記追加的な放射ビームにパターンを形成するように、前記追加的な照明領域を通して前記マスクを動かすことと、
    前記追加的な放射ビームをそれが追加的な基板照明領域を照らすように投影することと、
    前記基板が前記2つの基板照明領域および前記追加的な照明領域によって照らされ、それによって前記基板が前記2つの放射ビームおよび前記追加的な放射ビームによって運ばれるパターンを受けるように、前記追加的な照明領域を通して前記基板を動かすことと、をさらに含む、請求項17から20のいずれかに記載の方法。
  22. 前記第1および前記第2マスク照明領域は互いに重なり合う、請求項17から21のいずれかに記載の方法。
  23. 照明システムを使用して放射ビームを提供することと、
    前記放射ビームを使用してマスク照明領域を照らすことと、
    マスクが前記マスク照明領域によって照らされ、それによって前記マスクが前記放射ビームにパターンを形成するように、前記マスク照明領域を通して前記マスクを動かすことと、
    投影システムを使用して前記パターン形成された放射ビームを第1のパターン形成された放射ビームと第2のパターン形成された放射ビームとに分離することと、
    前記2つのパターン形成された放射ビームが2つの基板照明領域を照らすように、前記2つのパターン形成された放射ビームを投影することと、
    基板が前記2つの基板照明領域によって照らされ、それによって前記基板が前記2つの放射ビームによって運ばれるパターンを受けるように、前記2つの基板照明領域を通して前記基板を動かすことと、を含む、リソグラフィ方法。
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