JP2011186297A - 撮像レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】広角でありながらも収差を良好に補正することのできる撮像レンズを提供する。
【解決手段】物体側から順に、像面側に凹面を向けた平凹レンズとなる形状の第1レンズL1と、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状の正の第2レンズL2と、両凸レンズとなる形状の第3レンズL3と、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状の負の第4レンズL4とを配列して構成した。同構成において、第1レンズL1および第2レンズL2の合成焦点距離をf12、第3レンズL3および第4レンズL4の合成焦点距離をf34としたとき、次の条件式を満足する。
−2.0<f12/f34<−0.5
【選択図】図1

Description

本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子上に被写体像を形成する撮像レンズに係り、携帯電話機、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、監視用カメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等に搭載されて好適な撮像レンズに関するものである。
携帯電話機の殆どの機種にカメラが標準搭載され、携帯電話機としての付加価値の向上が図られている。携帯電話機によるカメラの使い方の一つとしていわゆる自分撮りがある。例えば携帯電話機を片手に持って友人と一緒に自分を撮影したり、景色を背景にして自分を撮影したりといった使い方であり、若年者層を中心に広く利用されている。このような使い方では撮影者自身が被写体となるため、携帯電話機に搭載されるカメラの撮像レンズには小型化はもちろんのこと、撮影画角の拡大、すなわち広角化が求められる。
一方、監視用カメラや車載カメラにおいても、可能な限り広範囲の状況を監視あるいは視認したいとの要求がある。これらカメラに搭載される撮像レンズにおいても、上記携帯電話機用カメラに搭載の撮像レンズと同様に広角化が求められている。
特許文献1には、比較的小型で画角が広い4枚構成の撮像レンズが開示されている。当該特許文献1に記載の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第2レンズと、絞りと、像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズの第3レンズと、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズの第4レンズとから構成される。本レンズ構成において第2〜第4レンズのそれぞれの屈折力を1.7以上に限定することで4枚という少ないレンズ枚数でありながらも、小型化および広角化を実現している。
特開2007−322656号公報
近年、撮像素子の解像度が飛躍的に向上し、携帯電話機や監視用カメラに搭載される撮像レンズには、撮像素子の解像度に応じた十分な光学性能の確保が必要になってきた。上記特許文献1に記載の撮像レンズによれば、少ないレンズ枚数で広角化を図ることは可能である。しかしながら、上記特許文献1に記載の撮像レンズのように第1レンズを負の屈折力を有するレンズで構成した場合には、この第1レンズにて発生した像面湾曲や色収差を、正の屈折力を有する後段のレンズにより補正する必要が生じる。当該撮像レンズでは、正の屈折力を有する3枚のレンズで像面湾曲や色収差の補正を行っているが、この際、どうしても軸上または軸外の色収差が残ってしまう傾向にあり、良好な収差を得ることは難しい。
こうした広角化と良好な収差補正との両立は上記携帯電話機、監視用カメラ、および車載カメラに搭載される撮像レンズに特有の課題ではなく、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、ネットワークカメラ等の比較的小型でありながらも広角化が要求されるカメラに搭載される撮像レンズにおいて共通の課題である。
本発明は上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、広角でありながらも収差を良好に補正することのできる撮像レンズを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、第4レンズとを配置し、第1レンズを像面側の面の曲率半径が正となる形状に形成し、第2レンズを、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状に形成し、第3レンズを、物体側の面の曲率半径が正となり、像面側の面の曲率半径が負となる形状に形成した。本構成において、第1レンズの屈折力を第2レンズの屈折力よりも強くするとともに、第3レンズの屈折力を第4レンズの屈折力よりも強くし、第1レンズおよび第2レンズの合成焦点距離をf12、第3レンズおよび第4レンズの合成焦点距離をf34としたとき、下記条件式(1)を満足するようにした。
f12<0、f34>0 (1)
撮像レンズとしてこのような構成によれば、屈折力の強い負の第1レンズおよび屈折力の強い正の第3レンズによって撮像レンズの画角が広くなり(広角化が図られ)、この広角化によって生じた像面湾曲や色収差等の各種収差が、第1レンズよりも屈折力の弱い第2レンズ、および第3レンズよりも屈折力の弱い第4レンズによって良好に補正される。また、第2レンズが、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状、すなわち光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状であるため、レンズ系の主点の位置が物体側に移動することとなり、撮像レンズの小型化が好適に図られる。
上記構成の撮像レンズにおいては、下記条件式(2)を満足することが望ましい。
−2.0<f12/f34<−0.5 (2)
条件式(1)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、レンズ系全体の焦点距離を短くして広角化するための条件である。また併せて、広角化に伴って発生する色収差や歪曲収差を好適な範囲内に抑制するための条件でもある。上限値「−0.5」を超えると、広角化には有効となるものの、第1レンズおよび第2レンズにより構成される群の負の屈折力が相対的に強くなり、マイナス方向に歪曲収差が増大することになる。また、各波長毎の最良結像面の位置が大きく異なることになり、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値「−2.0」を下回ると、歪曲収差の補正には有効となるものの、倍率の色収差が補正過剰(基準波長に対し短波長がプラス方向に増大)となって良好な結像性能を得ることが困難となる。また、撮像レンズの小型化と広角化との両立を図ることも困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、下記条件式(1A)を満足することがより望ましい。
−1.5<f12/f34<−0.5 (2A)
本発明に係る撮像レンズでは、第4レンズの屈折力が第3レンズの屈折力よりも弱いため、第4レンズの屈折力として正または負のいずれを選択しても、広角化を図りつつ収差を良好に補正することができる。第4レンズの屈折力として負を選択した場合には、倍率の色収差や歪曲収差の補正に対して特に有効なレンズ構成となる。一方、第4レンズの屈折力として正を選択した場合には、撮像レンズから出射される光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制するのに対して有効なレンズ構成となる。
上記構成の撮像レンズにおいて、第4レンズの屈折力を負とした場合には、レンズ系全体の焦点距離をf、第3レンズの焦点距離をf3としたとき、下記条件式(3−1)を満足することが望ましい。
0.3<f3/f<2.3 (3−1)
一方、上記構成の撮像レンズにおいて、第4レンズの屈折力を正とした場合には、レンズ系全体の焦点距離をf、第3レンズの焦点距離をf3としたとき、下記条件式(3−2)を満足することが望ましい。
0.5<f3/f<2.5 (3−2)
条件式(3−1)および(3−2)は、撮像レンズの小型化を図りつつ、軸外のコマ収差や像面湾曲を良好な範囲内に抑制するための条件である。上限値を超えると、屈折力の強い第3レンズの焦点距離が相対的に長くなるため、撮像レンズの小型化を図ることが困難となる。一方、下限値を下回ると、第3レンズの屈折力が相対的に強くなり、撮像レンズの小型化には有利となるものの、軸外の内方コマ収差が増大するため、軸外の光学性能が劣化することになる。また、像面のうちサジタル像面が物体側(マイナス方向)に倒れるため、良好な結像性能を得ることが困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいては、第3レンズの焦点距離をf3、第4レンズの焦点距離をf4としたとき、下記条件式(4)を満足することが望ましい。
|f3/f4|<1.5 (4)
条件式(4)は、色収差を良好な範囲内に抑制するための条件である。また、この条件式(4)は、最大像高において撮像レンズから出射された光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制し、像面湾曲を良好な範囲内に抑制するための条件でもある。周知のように、撮像素子に取り込むことのできる光線には、撮像素子の構造上、入射角度上の限界として、いわゆる最大入射角度が設けられている。この最大入射角度の範囲外の光線が撮像素子に入射した場合には、シェーディング現象によって周辺部の暗い画像となってしまう。そこで、撮像レンズから出射される光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制する必要がある。
第4レンズの屈折力が負の場合には、上記条件式(4)において上限値「1.5」を超えると、当該第4レンズの負の屈折力が相対的に強くなり、軸上および軸外の色収差が補正過剰(基準波長に対し短波長がプラス方向に増大)となり、良好な結像性能を得ることが困難となる。また、最大像高において撮像レンズから出射される光線の撮像素子への入射角度が大きくなるため、撮像レンズから出射される光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制することが困難となる。また、像面湾曲がプラス方向に増大し、像面湾曲を良好な範囲内に抑制することが困難となる。
なお、第4レンズの屈折力が負の場合には、さらに下記条件式(4A)を満足することが望ましい。
|f3/f4|<0.8 (4A)
一方、第4レンズの屈折力が正の場合には、上記条件式(4)において上限値「1.5」を超えると、第4レンズの正の屈折力が相対的に強くなり、最大像高において撮像レンズから出射される光線の撮像素子への入射角度を一定の範囲内に抑制するには有効となるものの、軸上および軸外の色収差が補正不足(基準波長に対し短波長がマイナス方向に増大)となり、良好な結像性能を得ることが困難となる。また、像面湾曲がマイナス方向に増大し、良好な範囲内に抑制することが困難となる。
また、上記構成の撮像レンズにおいて第4レンズの屈折力を負とした場合には、レンズ系全体の焦点距離をf、第2レンズの物体側の面から像面側の面までの光軸上の距離をd3としたとき、下記条件式(5−1)を満足することが望ましい。
0.5<d3/f<3.0 (5−1)
一方、上記構成の撮像レンズにおいて、第4レンズの屈折力を正とした場合には、レンズ系全体の焦点距離をf、第2レンズの物体側の面から像面側の面までの光軸上の距離をd3としたとき、下記条件式(5−2)を満足することが望ましい。
0.5<d3/f<2.5 (5−2)
条件式(5−1)および(5−2)は、像面湾曲および色収差を良好な範囲内に抑制するための条件である。画角が広いこの種の広角レンズでは、小型化に伴って発生する色収差の補正不足が課題の一つとして挙げられている。色収差の発生によって撮影画像の各像高におけるMTF値の向上が困難になるため、一般的には接合レンズの採用やレンズ構成枚数の増加によって色収差を補正している。しかし、接合レンズの採用やレンズ構成枚数の増加は撮像レンズの大型化を招き、また撮像レンズの価格上昇の原因ともなるため得策ではない。
そこで本発明では、第2レンズの物体側の面から像面側の面までの光軸上の距離、すなわち第2レンズの厚さを一定の範囲内に収めることにより、像面の平坦性を維持しつつ軸上および軸外の色収差を良好な範囲内に抑制するようにした。
条件式(5−1)および(5−2)において上限値を超えると、倍率の色収差が補正過剰となるとともにサジタル像面が物体側に倒れるため、良好な結像性能を得ることが困難となる。一方、下限値を下回ると、撮像レンズの小型化には有利となるものの、軸上および軸外の色収差が補正不足となり、各像高におけるMTF値の向上が困難となる。
上記構成の撮像レンズにおいて第4レンズの屈折力が負の場合には下記条件式(5−1A)を、第4レンズの屈折力が正の場合には下記条件式(5−2A)をそれぞれ満足することがより望ましい。
1.0<d3/f<2.8 (5−1A)
1.0<d3/f<2.0 (5−2A)
本発明の撮像レンズによれば、撮像レンズの広角化と良好な収差補正との両立が図られ、各種の収差が良好に補正された小型の撮像レンズを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態について、数値実施例1に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図1に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図1に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第1の実施の形態について、数値実施例2に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図4に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図4に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第1の実施の形態について、数値実施例3に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図7に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図7に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第1の実施の形態について、数値実施例4に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図10に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図10に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第2の実施の形態について、数値実施例5に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図13に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図13に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。 本発明の第2の実施の形態について、数値実施例6に係る撮像レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 図16に示す撮像レンズの横収差を示す収差図である。 図16に示す撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図4、図7、図10はそれぞれ、本実施の形態の数値実施例1〜4に対応するレンズ断面図を示したものである。いずれの数値実施例も基本的なレンズ構成は同一であるため、ここでは数値実施例1のレンズ断面図を参照しながら、本実施の形態に係る撮像レンズのレンズ構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態の撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズL1と、正または負の屈折力を有する第2レンズL2と、開口絞りSTと、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4とが配列されて構成される。本構成において、第1レンズL1の屈折力は第2レンズL2の屈折力よりも強くなっており、第3レンズL3の屈折力は第4レンズL4の屈折力よりも強くなっている。第4レンズL4と像面との間には、カバーガラス10が配置されている。なお、このカバーガラス10は、割愛することも可能である。
上記構成の撮像レンズにおいて、第1レンズL1は、像面側の面の曲率半径R2が正となる形状、すなわち像面側に凹面を向けた形状に形成されている。数値実施例1は、第1レンズL1の形状が光軸近傍において平凹レンズとなる例であり、数値実施例2〜4は、第1レンズL1の形状が光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる例である。なお、第1レンズL1の形状は、数値実施例1〜4にて示される各形状に限定されるものではなく、光軸近傍において両凹レンズとなる形状でもよい。
第2レンズL2は、物体側の面の曲率半径R3および像面側の面の曲率半径R4が共に正であり、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成されている。数値実施例1〜3は、第2レンズL2が、光軸近傍において物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとなる例であり、数値実施例4は、第2レンズL2が、光軸近傍において物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとなる例である。第2レンズL2は、このように光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状であればよく、その屈折力は正または負のいずれでもよい。
第3レンズL3は、物体側の面の曲率半径R5が正となり、像面側の面の曲率半径R6が負となる形状、すなわち光軸近傍において両凸レンズとなる形状に形成されている。第4レンズL4は、物体側の面の曲率半径R7および像面側の面の曲率半径R8が共に正であり、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成されている。
本実施の形態に係る撮像レンズは、以下に示す条件式を満足する。このため、本実施の形態に係る撮像レンズによれば、撮像レンズの広角化と良好な収差の補正との両立が図られる。
f12<0、f34>0 (1)
−2.0<f12/f34<−0.5 (2)
0.3<f3/f<2.3 (3−1)
|f3/f4|<1.5 (4)
0.5<d3/f<3.0 (5−1)
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
f12:第1レンズL1と第2レンズL2との合成焦点距離
f34:第3レンズL3と第4レンズL4との合成焦点距離
d3:第2レンズL2の物体側の面から像面側の面までの光軸上の距離(厚さ)
本実施の形態に係る撮像レンズはさらに、広角化により生じる像面湾曲や色収差を一層良好に補正するために、上記各条件式に加えて以下に示す条件式を満足する。
−1.5<f12/f34<−0.5 (2A)
|f3/f4|<0.8 (4A)
1.0<d3/f<2.8 (5−1A)
なお、上記各条件式の全てを満足する必要はなく、それぞれを単独に満足することにより、各条件式に対応する作用効果をそれぞれ得ることができる。
本実施の形態では、必要に応じて各レンズのレンズ面を非球面で形成している。これらレンズ面に採用する非球面形状は、光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さをH、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16としたとき、次式により表される(後述の第2の実施の形態においても同じ)。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例を示す。各数値実施例において、fはレンズ系全体の焦点距離を、FnoはFナンバーを、ωは半画角をそれぞれ示す。また、iは物体側より数えた面番号を示し、Rは曲率半径を示し、dは光軸に沿ったレンズ面間の距離(面間隔)を示し、Ndはd線に対する屈折率を、νdはd線に対するアッベ数をそれぞれ示す。なお、非球面の面には、面番号iの後に*(アスタリスク)の符号を付加して示すこととする(後述の第2の実施の形態においても同じ)。
数値実施例1
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.367mm、Fno=2.550、ω=44.18°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 ∞ 0.5800 1.80420 46.5
2 2.342 0.8000
3* 4.692 6.0000 1.61420 26.0
4* 3.270 0.1000
5* 1.794 1.5317 1.52470 56.2
6* -1.776 0.1000
7* 3.623 0.7759 1.61420 26.0
8* 1.718 1.0000
9 ∞ 0.8000 1.51633 64.1
10 ∞ 1.8628
(像面) ∞
f3=1.996
f4=−6.295
f12=−1.855
f34=2.070
d3=6.0000
非球面データ
第3面
k=0.000000,A4=-1.028603E-03,A6=1.099329E-03,A8=-2.322072E-05,
10=-5.273353E-05,A12=1.160232E-05
第4面
k=-2.839900,A4=-7.952640E-03,A6=3.272493E-02,A8=-2.469437E-02,
10=2.001948E-02,A12=-8.844125E-03
第5面
k=0.000000,A4=-3.335422E-02,A6=4.846327E-03,A8=-4.775102E-03,
10=1.011601E-03,A12=2.596273E-04,A14=-1.610992E-03,A16=-6.694518E-04
第6面
k=-6.788322,A4=-4.320767E-02,A6=-2.507905E-04,A8=4.840310E-03,
10=-6.310766E-03,A12=6.684271E-04,A14=3.579905E-04
第7面
k=-3.311532,A4=1.756838E-02,A6=-4.721393E-02,A8=1.182203E-02,
10=-7.257518E-03,A12=5.814087E-03,A14=-4.345011E-03
第8面
k=0.000000,A4=-9.619894E-02,A6=3.223868E-02,A8=-1.957263E-02,
10=-7.107598E-04,A12=1.006373E-03,A14=3.877688E-04
各条件式の値を以下に示す。
f12/f34=−0.896
f3/f=0.843
|f3/f4|=0.317
d3/f=2.534
このように、本数値実施例1に係る撮像レンズは各条件式を満足する。したがって、本数値実施例1に係る撮像レンズによれば、広角でありながらも良好に収差を補正することができる。
図2は、数値実施例1の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差をタンジェンシャル方向とサジタル方向に分けて示したものである(図5、図8、および図11において同じ)。また、図3は、数値実施例1の撮像レンズについて、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら収差図において、球面収差図には、587.56nm、435.84nm、656.27nm、486.13nm、546.07nmの各波長に対する収差量とともに、正弦条件違反量OSCを併せて示し、非点収差図には、サジタル像面Sにおける収差量とタンジェンシャル像面Tにおける収差量とをそれぞれ示す(図6、図9、および図12において同じ)。図2および図3に示されるように、本数値実施例1に係る撮像レンズによれば、各種収差が良好に補正される。
数値実施例2
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.329mm、Fno=2.555、ω=44.01°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 11.999 0.5500 1.80420 46.5
2 2.022 1.2567
3* 4.190 4.2254 1.61420 26.0
4* 2.997 0.1000
5* 1.642 0.9099 1.45650 90.3
6* -1.750 0.1000
7* 2.000 0.6651 1.52470 56.2
8* 1.400 1.0000
9 ∞ 0.8000 1.51633 64.1
10 ∞ 1.4732
(像面) ∞
f3=1.996
f4=−14.379
f12=−2.139
f34=1.922
d3=4.2254
非球面データ
第3面
k=0.000000,A4=-8.212503E-03,A6=2.061281E-03,A8=-9.059462E-04,
10=5.715947E-05,A12=-5.314974E-06
第4面
k=-2.839900,A4=-2.965113E-02,A6=3.009807E-02,A8=-2.840842E-02,
10=1.945366E-02,A12=-9.293561E-03
第5面
k=0.000000,A4=-3.421102E-02,A6=-7.596290E-04,A8=-2.379342E-03,
10=3.162250E-03,A12=-1.246372E-03,A14=-5.653149E-03,A16=-2.662851E-03
第6面
k=-6.788322,A4=-4.211138E-02,A6=1.549686E-02,A8=6.325562E-03,
10=-8.117420E-03,A12=-1.055412E-03,A14=-3.586197E-03
第7面
k=-3.311532,A4=3.054239E-02,A6=-6.575098E-02,A8=1.958466E-02,
10=-2.832587E-03,A12=3.782635E-03,A14=-8.189655E-03
第8面
k=0.000000,A4=-1.370286E-01,A6=4.129807E-02,A8=-2.798906E-02,
10=-5.912638E-03,A12=7.861151E-04,A14=1.657199E-03
各条件式の値を以下に示す。
f12/f34=−1.113
f3/f=0.870
|f3/f4|=0.141
d3/f=1.813
このように、本数値実施例2に係る撮像レンズは各条件式を満足する。したがって、本数値実施例2に係る撮像レンズによれば、広角でありながらも良好に収差を補正することができる。
図5は、数値実施例2の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図6は、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら図5および図6に示されるように、本数値実施例2に係る撮像レンズによっても、数値実施例1と同様に像面が良好に補正され、各種収差が好適に補正される。
数値実施例3
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.370mm、Fno=2.550、ω=44.14°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 101.726 0.5500 1.72916 54.7
2 2.289 1.0255
3* 3.596 3.9447 1.61420 26.0
4* 2.697 0.2939
5* 1.667 1.1472 1.49700 81.6
6* -1.735 0.1000
7* 2.429 0.6722 1.52470 56.2
8* 1.423 1.0000
9 ∞ 0.8000 1.51633 64.1
10 ∞ 1.2638
(像面) ∞
f3=1.926
f4=−8.504
f12=−2.308
f34=1.927
d3=3.9447
非球面データ
第3面
k=0.000000,A4=-7.178337E-03,A6=1.020357E-03,A8=-3.131979E-04,
10=-8.502021E-05,A12=1.597995E-05
第4面
k=-2.839900,A4=-1.324258E-02,A6=3.483138E-02,A8=-2.477128E-02,
10=1.963713E-02,A12=-7.004891E-03
第5面
k=0.000000,A4=-3.530938E-02,A6=9.556082E-04,A8=-3.815011E-03,
10=3.825524E-03,A12=1.788855E-03,A14=-2.409678E-03,A16=-1.633798E-03
第6面
k=-6.788322,A4=-4.798487E-02,A6=7.311676E-03,A8=9.040632E-03,
10=-4.501898E-03,A12=1.247816E-03,A14=-1.775255E-03
第7面
k=-3.311532,A4=2.711627E-02,A6=-5.847770E-02,A8=1.340630E-02,
10=-3.755744E-03,A12=6.304943E-03,A14=-7.236438E-03
第8面
k=0.000000,A4=-1.179631E-01,A6=3.466906E-02,A8=-2.498959E-02,
10=-3.755734E-03,A12=9.629862E-04,A14=1.620900E-03
各条件式の値を以下に示す。
f12/f34=−1.198
f3/f=0.812
|f3/f4|=0.226
d3/f=1.664
このように、本数値実施例3に係る撮像レンズは各条件式を満足する。したがって、本数値実施例3に係る撮像レンズによれば、広角でありながらも良好に収差を補正することができる。
図8は、数値実施例3の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図9は、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら図8および図9に示されるように、本数値実施例3に係る撮像レンズによっても、数値実施例1と同様に像面が良好に補正され、各種収差が好適に補正される。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例4について説明する。
数値実施例4
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.368mm、Fno=2.400、ω=45.38°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 30.436 0.5800 1.72916 54.7
2 2.064 0.8500
3* 4.945 3.0000 1.62090 24.0
4* 3.391 0.5000
5* 1.794 1.5317 1.52470 56.2
6* -1.776 0.1000
7* 3.528 0.7759 1.61420 26.0
8* 1.697 1.0000
9 ∞ 0.8000 1.51633 64.1
10 ∞ 1.4419
(像面) ∞
f3=1.996
f4=−6.347
f12=−2.192
f34=2.062
d3=3.0000
非球面データ
第3面
k=0.000000,A4=-8.332297E-03,A6=-4.371098E-04,A8=2.529433E-04,
10=-1.845956E-04,A12=1.686690E-05
第4面
k=-2.839900,A4=-1.987991E-02,A6=2.787292E-02,A8=-2.553426E-02,
10=2.069072E-02,A12=-6.790000E-03
第5面
k=0.000000,A4=-3.177894E-02,A6=3.819782E-03,A8=-5.912679E-03,
10=1.013574E-03,A12=1.246839E-03,A14=-4.813064E-05,A16=-4.587000E-04
第6面
k=-6.788322,A4=-3.821797E-02,A6=3.857820E-03,A8=7.098667E-03,
10=-5.665563E-03,A12=6.366178E-04,A14=3.740255E-04
第7面
k=-3.311532,A4=1.681047E-02,A6=-4.783746E-02,A8=1.218450E-02,
10=-7.553507E-03,A12=6.108749E-03,A14=-2.858119E-03
第8面
k=0.000000,A4=-9.096002E-02,A6=3.420331E-02,A8=-2.111593E-02,
10=-5.339868E-04,A12=1.391608E-03,A14=5.315504E-04
各条件式の値を以下に示す。
f12/f34=−1.063
f3/f=0.843
|f3/f4|=0.314
d3/f=1.267
このように、本数値実施例4に係る撮像レンズは各条件式を満足する。したがって、本数値実施例4に係る撮像レンズによれば、広角でありながらも良好に収差を補正することができる。
図11は、数値実施例4の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図12は、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら図11および図12に示されるように、本数値実施例4に係る撮像レンズによっても、数値実施例1と同様に像面が良好に補正され、各種収差が好適に補正される。
(第2の実施の形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図13および図16は、本実施の形態の数値実施例5および6に対応するレンズ断面図を示したものである。いずれの数値実施例も基本的なレンズ構成は同一であるため、ここでは数値実施例5のレンズ断面図を参照しながら、本実施の形態に係る撮像レンズのレンズ構成について説明する。
図13に示すように、本実施の形態の撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズL1と、正または負の屈折力を有する第2レンズL2と、開口絞りSTと、正の屈折力を有する第3レンズL3と、正の屈折力を有する第4レンズL4とが配列されて構成される。本構成において、第1レンズL1の屈折力は第2レンズL2の屈折力よりも強くなっており、第3レンズL3の屈折力は第4レンズL4の屈折力よりも強くなっている。第4レンズL4と像面との間には、カバーガラス10が配置されている。なお、このカバーガラス10は、割愛することも可能である。
上記構成の撮像レンズにおいて、第1レンズL1は、像面側の面の曲率半径R2が正となる形状、すなわち像面側に凹面を向けた形状に形成されている。数値実施例5および6は、第1レンズL1の形状が光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる例である。なお、第1レンズL1の形状は、数値実施例5および6にて示される形状に限定されるものではなく、光軸近傍において平凹レンズとなる形状や光軸近傍において両凹レンズとなる形状でもよい。
第2レンズL2は、物体側の面の曲率半径R3および像面側の面の曲率半径R4が共に正であり、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状に形成されている。数値実施例5は、第2レンズL2が、光軸近傍において物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとなる例であり、数値実施例6は、第2レンズL2が、光軸近傍において物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとなる例である。第2レンズL2は、このように光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状であればよく、その屈折力は正または負のいずれでもよい。
第3レンズL3は、物体側の面の曲率半径R5が正となり、像面側の面の曲率半径R6が負となる形状、すなわち光軸近傍において両凸レンズとなる形状に形成されている。第4レンズL4は、物体側の面の曲率半径R7が正となり、像面側の面の曲率半径R8が負となる形状、すなわち光軸近傍において両凸レンズとなる形状に形成されている。なお、第4レンズL4の形状は、光軸近傍において両凸レンズとなる形状に限定されるものではない。第4レンズL4の形状はその屈折力が正となる形状であればよく、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる形状でもよい。数値実施例6は、第4レンズL4の形状が、光軸近傍において物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなる例である。
本実施の形態に係る撮像レンズは、以下に示す条件式を満足する。このため、本実施の形態に係る撮像レンズによれば、撮像レンズの広角化と良好な収差の補正との両立が図られる。
f12<0、f34>0 (1)
−2.0<f12/f34<−0.5 (2)
0.5<f3/f<2.5 (3−2)
|f3/f4|<1.5 (4)
0.5<d3/f<2.5 (5−2)
但し、
f:レンズ系全体の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
f12:第1レンズL1と第2レンズL2との合成焦点距離
f34:第3レンズL3と第4レンズL4との合成焦点距離
d3:第2レンズL2の物体側の面から像面側の面までの光軸上の距離(厚さ)
本実施の形態に係る撮像レンズはさらに、広角化により生じる像面湾曲や色収差を一層良好に補正するために、上記各条件式に加えて以下に示す条件式を満足する。
−1.5<f12/f34<−0.5 (2A)
1.0<d3/f<2.0 (5−2A)
なお、上記各条件式の全てを満たす必要はなく、それぞれを単独に満たすことにより、各条件式に対応する作用効果をそれぞれ得ることができる。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの数値実施例を示す。

数値実施例5
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.361mm、Fno=2.555、ω=43.62°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 6.538 0.5500 1.80420 46.5
2 1.773 1.0994
3* 5.500 4.1400 1.61420 26.0
4* 4.050 0.1000
5* 12.655 0.7000 1.45650 90.3
6* -2.445 0.1000
7* 3.257 0.7000 1.45650 90.3
8* -5.524 1.0000
9 ∞ 0.8000 1.51633 64.1
10 ∞ 2.7828
(像面) ∞
f3=4.555
f4=4.603
f12=−2.320
f34=2.384
d3=4.1400
非球面データ
第3面
k=0.000000,A4=-8.983318E-03,A6=3.017054E-03,A8=-1.400843E-03,
10=1.654081E-04,A12=-6.912875E-05
第4面
k=-2.839900,A4=-3.272938E-02,A6=1.334859E-02,A8=-4.608573E-02,
10=9.106202E-03,A12=-4.692913E-03
第5面
k=0.000000,A4=-1.675862E-02,A6=1.254982E-02,A8=-9.637673E-03,
10=-1.641580E-02,A12=-1.886303E-02,A14=-8.281361E-03,A16=2.046571E-02
第6面
k=-6.788322,A4=-1.918057E-02,A6=1.023597E-02,A8=1.223965E-02,
10=6.050601E-03,A12=9.323315E-03,A14=-9.622720E-03
第7面
k=-3.311532,A4=1.254705E-02,A6=-2.682482E-02,A8=2.304837E-02,
10=-1.087836E-02,A12=3.007239E-03,A14=1.573687E-03
第8面
k=0.000000,A4=-3.214158E-02,A6=1.923961E-02,A8=-2.092446E-02,
10=3.990970E-03,A12=3.900573E-03,A14=-3.216035E-04
各条件式の値を以下に示す。
f12/f34=−0.973
f3/f=1.929
|f3/f4|=0.990
d3/f=1.753
このように、本数値実施例5に係る撮像レンズは各条件式を満足する。したがって、本数値実施例5に係る撮像レンズによれば、広角でありながらも良好に収差を補正することができる。
図14は、数値実施例5の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差をタンジェンシャル方向とサジタル方向に分けて示したものである(図17において同じ)。また、図15は、数値実施例5の撮像レンズについて、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら収差図において、球面収差図には、587.56nm、435.84nm、656.27nm、486.13nm、546.07nmの各波長に対する収差量とともに、正弦条件違反量OSCを併せて示し、非点収差図には、サジタル像面Sにおける収差量とタンジェンシャル像面Tにおける収差量とをそれぞれ示す(図18において同じ)。図14および図15に示されるように、本数値実施例5に係る撮像レンズによれば、各種収差が良好に補正される。
数値実施例6
基本的なレンズデータを以下に示す。
f=2.355mm、Fno=2.555、ω=43.69°
単位 mm
面データ
面番号i R d Nd νd
(物面) ∞ ∞
1 8.314 0.5500 1.80420 46.5
2 1.882 0.9720
3* 5.290 4.1601 1.61420 26.0
4* 3.521 0.1000
5* 2.166 1.0020 1.45650 90.3
6* -2.029 0.1000
7* 1.800 0.4000 1.52470 56.2
8* 2.000 1.0000
9 ∞ 0.8000 1.51633 64.1
10 ∞ 2.1895
(像面) ∞
f3=2.481
f4=20.320
f12=−2.133
f34=2.123
d3=4.1601
非球面データ
第3面
k=0.000000,A4=-1.268173E-02,A6=3.441824E-03,A8=-1.513992E-03,
10=-3.511395E-05,A12=-2.215871E-05
第4面
k=-2.839900,A4=-4.256199E-02,A6=2.417970E-02,A8=-3.572356E-02,
10=1.410330E-02,A12=-2.052114E-03
第5面
k=0.000000,A4=-1.615025E-02,A6=-2.318088E-03,A8=-7.877264E-03,
10=-8.244710E-04,A12=-2.237993E-03,A14=-3.615144E-03,A16=1.485079E-03
第6面
k=-6.788322,A4=-2.730842E-02,A6=1.514906E-02,A8=6.267446E-03,
10=-7.120737E-03,A12=-1.439232E-04,A14=-3.952609E-03
第7面
k=-3.311532,A4=2.603641E-02,A6=-3.812154E-02,A8=1.969940E-02,
10=-1.073969E-02,A12=2.216594E-03,A14=-1.250410E-03
第8面
k=0.000000,A4=-9.118051E-02,A6=3.149749E-02,A8=-2.109894E-02,
10=7.808130E-04,A12=2.076978E-03,A14=-8.885547E-04
各条件式の値を以下に示す。
f12/f34=−1.005
f3/f=1.054
|f3/f4|=0.122
d3/f=1.766
このように、本数値実施例6に係る撮像レンズは各条件式を満足する。したがって、本数値実施例6に係る撮像レンズによれば、広角でありながらも良好に収差を補正することができる。
図17は、数値実施例6の撮像レンズについて、半画角ωに対応する横収差を示したものであり、図18は、球面収差SA(mm)、非点収差AS(mm)、および歪曲収差DIST(%)をそれぞれ示したものである。これら図17および図18に示されるように、本数値実施例6に係る撮像レンズによっても、数値実施例5と同様に像面が良好に補正され、各種収差が好適に補正される。
したがって、上記各実施の形態に係る撮像レンズを、携帯電話機、デジタルスティルカメラ、携帯情報端末、監視用カメラ、車載カメラ、ネットワークカメラ等の撮像光学系に適用した場合、撮影画角が広いにも拘らず収差の良好に補正された小型のカメラを提供することができる。
本発明は、撮像レンズとして広い画角とともに良好な収差補正能力が要求される機器、例えば携帯電話機や監視用カメラ、車載カメラ等の機器に搭載される撮像レンズに適用することができる。
ST 絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
10 カバーガラス

Claims (10)

  1. 物体側から像面側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、第4レンズとを配置して構成され、
    前記第1レンズは、像面側の面の曲率半径が正となる形状に形成されており、
    前記第2レンズは、物体側の面の曲率半径および像面側の面の曲率半径が共に正となる形状に形成されており、
    前記第3レンズは、物体側の面の曲率半径が正となり、像面側の面の曲率半径が負となる形状に形成されており、
    前記第1レンズの屈折力は前記第2レンズの屈折力よりも強く、
    前記第3レンズの屈折力は前記第4レンズの屈折力よりも強く、
    前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12、前記第3レンズおよび前記第4レンズの合成焦点距離をf34としたとき、
    f12<0、f34>0
    を満足することを特徴とする撮像レンズ。
  2. 前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12、前記第3レンズおよび前記第4レンズの合成焦点距離をf34としたとき、
    −2.0<f12/f34<−0.5
    を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第4レンズは負の屈折力を有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  4. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第3レンズの焦点距離をf3としたとき、
    0.3<f3/f<2.3
    を満足することを特徴とする請求項3に記載の撮像レンズ。
  5. 前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの焦点距離をf4としたとき、
    |f3/f4|<1.5
    を満足することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像レンズ。
  6. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第2レンズの物体側の面から像面側の面までの光軸上の距離をd3としたとき、
    0.5<d3/f<3.0
    を満足することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
  7. 前記第4レンズは正の屈折力を有する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  8. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第3レンズの焦点距離をf3としたとき、
    0.5<f3/f<2.5
    を満足することを特徴とする請求項7に記載の撮像レンズ。
  9. 前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの焦点距離をf4としたとき、
    |f3/f4|<1.5
    を満足することを特徴とする請求項7または8に記載の撮像レンズ。
  10. レンズ系全体の焦点距離をf、前記第2レンズの物体側の面から像面側の面までの光軸上の距離をd3としたとき、
    0.5<d3/f<2.5
    を満足することを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
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