JP2011182239A - 位置情報通知装置およびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報を通知する場合において、その通知方法に柔軟性をもたせるようにする。
【解決手段】位置情報通知装置は、ユーザ端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、位置情報をサービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を取得する通知条件取得部と、取得した通知条件を用いて、サービサ端末に位置情報を一斉に通知するユーザ端末を決定する通知端末決定部と、通知端末決定部において決定されたユーザ端末の位置情報を、サービサ端末に通知する位置情報通知部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザ端末の位置情報を取得してサービサ端末に通知する位置情報通知装置に関する。
ユーザが所持する携帯端末の位置情報を収集し、各位置情報に応じた配信情報を各携帯端末に配信する情報配信システムが普及しつつある。この場合、携帯端末の位置情報は、例えば、GPS機能や無線局位置情報等に基づいて取得可能である。また、位置情報に応じた配信情報としては、例えば、位置情報によって特定される地域の周辺案内等が考えられる。
上記のような情報配信システムにおいては、まず、通信サービスの事業者であるキャリアが、各ユーザの携帯端末の位置情報を一括して収集して必要なサービサ端末に通知する。その後、配信情報の配信元であるサービサは、キャリアから通知されてきた各携帯端末の位置情報に基づいて、各種条件に応じた配信情報を携帯端末に送信する。
ところで、このような情報配信システムにおいては、携帯端末ユーザのプライバシ保護の観点から、キャリアからサービサへの位置情報の提供時において、提供対象となる携帯端末の個数をなるべく多く(例えば、k個以上。)確保することが重要とされている(いわゆる、k匿名性の担保。)。
例えば、あるユーザXが、位置に関するプライベート情報を提供するサービス(駅周辺情報サービス)と、一般的な宿泊案内・予約サービスの両方を契約しているケースを考える。図22Aは、駅周辺情報サービスの場合に、キャリアからサービサに提供される位置情報の一例である。図22Bは、宿泊案内・予約サービスの場合に、キャリアからサービサに提供される位置情報の一例である。なお、前者の駅周辺情報サービスについては、匿名性を担保するため氏名を非公開としている。また、後者の宿泊案内・予約サービスについては、予約のため必然的にユーザXの氏名を入力してサービスを利用している。ここで、両サービスの利用履歴情報などが漏洩した場合、前者の情報は匿名なので誰が利用したか不明であり、後者の情報は単純に宿泊客名が漏洩するだけである。
しかしながら、サービス利用位置(例えば、位置が「A駅」。)及び時刻情報(例えば、時刻が「19:22:32」。)を照らし合わせると、両者のサービス利用位置と時刻情報が合致することから、宿泊案内・予約サービスの利用者と、駅周辺情報サービスの利用者が同一人物であることが推測可能である。このような事態が、一回のみであれば、異なる利用者のサービス利用時刻が偶然重なった場合も考えられるが、数回続くと推測の確度は高まる。これは、同時刻に同じ場所でサービスを利用している人数が少ないため起こる問題であって、同時刻に多数のユーザが宿泊案内サービスを利用していれば、このような推測は困難になる。
よって、このような推測が行われることを避けるため、一般的にはサービスの利用者が少ない場合はサービサへの位置通知を一定時間停止させ、匿名性を確保するために十分な人数が集まった段階で初めてサービサに位置情報を通知することにより、ユーザを特定できないようにする技術(k匿名性)が必要となる。
なお、位置ごとに使用者のプライバシを設定しておき、使用者の同意に基づいて位置情報を伝送するか否かを決定することが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、各ユーザのプライバシ保護のため、携帯型機器にユーザ識別情報を付与して、拠点単位での識別を行うことが知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、位置情報受信装置に対する位置情報送信条件を位置情報送信装置等に登録しておかなくても、位置情報送信条件、位置情報受信条件をその都度比較して位置情報提供条件を決定することが知られている(例えば、特許文献3参照)。さらに、各サイトの生データを一箇所に集めることなく、各データ蓄積装置が蓄積するデータを巨視的に統合した情報であるマクロ情報を生成することで、センタとの通信量を低減でき、プライバシの保護を確保することが知られている(例えば、特許文献4参照)。さらに、統計処理を用いてユーザ総数に対するユーザの割合を算出して匿名性の基準を満足しているか否かを判断し、プライバシの保護を確保することが知られている(例えば、特許文献5参照)。
特表2008−538879号公報 特開2001−359169号公報 特開2005−244547号公報 特開2007−73024号公報 特開2005−234866号公報
しかしながら、k匿名性の確保に必要な人数が集まるまでに必要となる時間は、様々な条件によって異なってくるものである。このため、k匿名性の確保に十分な人数が画一的に決定されているとすると、相当な時間が経過してから情報配信サービスが提供される場合もあり得る。このような場合には、ユーザがサービスを受けるまでに時間がかかり、サービスのタイミングによっては、サービスを提供することが無意味になることも考えられる。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報を通知する場合において、その通知方法に柔軟性をもたせることを目的とする。
上記の目的を達成するために、以下に開示する位置情報通知装置は、ユーザが所持するユーザ端末と、前記ユーザ端末に配信情報を提供するサービサが有するサービサ端末とに通信可能な位置情報通知装置であって、前記ユーザ端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報を前記サービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、前記位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を取得する通知条件取得部と、前記取得した通知条件を用いて、前記サービサ端末に位置情報を一斉に通知するユーザ端末を決定する通知端末決定部と、前記通知端末決定部において決定されたユーザ端末の位置情報を、前記サービサ端末に通知する位置情報通知部とを備える。
本願明細書の開示によれば、キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報を通知する場合において、その通知方法に柔軟性をもたせることが可能となる。
位置情報通知装置、サービサ端末およびユーザ端末から構成されるシステムの構成例を示す図である。 図1に示した位置情報通知装置を、CPUを用いて実現したハードウェア構成の例を示す図である。 位置情報通知装置1のCPU23で実行される位置情報通知プログラム26aに基づく、位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図である。 通知条件データ26cの一例を示す図である。 位置情報通知装置1のCPU23で実行される通知端末決定処理サブルーチンにかかるオペレーションチャートの一例を示す図である。 履歴データ26bの一例を示す図である。 待機端末データ26dの一例を示す図である。 位置情報通知装置1のCPU23で実行される位置情報通知プログラム26aに基づく、位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図である。 位置情報通知装置1のCPU23で実行されるリスク分析処理にかかるオペレーションチャートの一例を示す図である。 まとめ数とプライバシリスクとの関係の一例を示す図である。 算出した通知頻度と待機時間との関係の一例を示す図である。 分析テーブルの一例を示す図である。 分析テーブルの一例を示す図である。 位置情報通知装置1からユーザ端末3に送信される問い合わせ画面の一例を示す図である。 位置情報通知装置1のCPU23で実行される通知端末決定処理サブルーチンにかかるオペレーションチャートの一例を示す図である。 待機端末データ26dの一例を示す図である。 地域名にかかる地域と位置との関係を示すテーブルの一例である。 位置情報通知装置、サービサ端末およびユーザ端末から構成されるシステムの構成例を示す図である。 図1に示した位置情報通知装置を、CPUを用いて実現したハードウェア構成の例を示す図である。 位置情報通知装置1のCPU23で実行される位置情報通知プログラム26aに基づく、位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図である。 利用頻度データの一例を示す図である。 位置情報通知装置、サービサ端末およびユーザ端末から構成されるシステムの構成例を示す図である。 位置情報通知装置1のCPU23で実行される位置情報通知プログラム26aに基づく、位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図である。 ユーザ端末3のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 駅周辺情報サービスの場合に、キャリアからサービサに提供される位置情報の一例である。 宿泊案内・予約サービスの場合に、キャリアからサービサに提供される位置情報の一例である。
以下においては、本発明の実施形態について図面を用いて具体的に説明する。
[1.第1の実施形態]
本実施形態にかかる位置情報通知装置は、携帯電話に関する通信サービスを提供する携帯電話会社(キャリア)の情報配信基盤の一部として機能する。以下、上記携帯電話会社と携帯電話の利用契約を締結したユーザが所有する携帯電話の位置情報を、上記携帯電話会社と情報配信基盤の利用契約を締結したサービサが所有するサービサ端末へ通知する場合において、ユーザのk匿名性を担保する例について説明する。
なお、本実施形態において、サービサとは、配信情報をユーザに提供する情報提供者をいい、サービサ端末とは、配信情報をユーザに提供する情報提供者が有する端末をいう。また、「まとめ数」とは、サービサ端末に位置情報を一斉に通知する場合におけるユーザ端末の総数をいう。
本実施形態にかかる位置情報通知装置は、ユーザが所持するユーザ端末と、前記ユーザ端末に配信情報を提供するサービサが有するサービサ端末とに通信可能である。この位置情報通知装置は、前記ユーザ端末の位置情報を取得し、前記位置情報を前記サービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、前記位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を取得する。また、位置情報通知装置は、前記取得した通知条件を用いて、前記サービサ端末に位置情報を一斉に通知するユーザ端末を決定する。また、位置情報通知装置は、前記通知端末決定部において決定されたユーザ端末の位置情報を、前記サービサ端末に通知する。
このように、位置情報をサービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、前記位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を少なくとも用いて、サービサ端末に位置情報を通知するユーザ端末を決定することにより、位置ごとに位置情報の通知条件を設定することができ、キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報を通知する場合において、その通知方法に柔軟性をもたせることが可能となる。
また、本実施形態にかかる位置情報通知装置は、サービサ端末に通知した位置情報の履歴データに基づいて、各位置におけるユーザ端末の位置情報の通知頻度を算出して、前記通知頻度に応じた通知条件を出力する。これにより、各位置に適した通知条件を事前に設定して、位置情報の通知方法に柔軟性をもたせることできる。
また、本実施形態において、通知条件はユーザ端末ごとに記録されており、位置情報通知装置は、位置情報を取得したユーザ端末に対応する通知条件を取得する。これにより、各位置および各ユーザに適した通知条件を事前に設定して、位置情報の通知方法に柔軟性をもたせることできる。
また、本実施形態において、通知条件は一斉に通知する対象となるユーザ端末の総数がまとめ数に達するまで、サービサ端末への位置情報の通知を待機させるための待機時間を含んでおり、位置情報通知装置は、前記待機時間が経過した場合において、前記まとめ数を更新するか否かをユーザ端末に問い合わせて、更新する指示を受けたときに前記まとめ数を更新する。また、位置情報通知装置は、まとめ数の更新がなされた場合に、更新後のまとめ数を用いて、サービサ端末に位置情報を一斉に通知するユーザ端末を決定する。これにより、各位置に適した通知条件を事前に設定するとともに、状況に応じて通知条件を変更することができ、位置情報の通知方法に柔軟性をもたせることできる。
また、本実施形態にかかる位置情報通知装置は、通知条件にかかるまとめ数を、待機時間に応じて段階的に出力するものであり、まとめ数を更新するか否かをユーザ端末に問い合わせる場合において、段階的なまとめ数の少なくとも1つを提示する。これにより、サービサ端末に通知する際の通知条件が緩和され、ユーザ端末はサービサ端末からの配信情報を取得しやすくすることができる。
[1−1.システム構成]
図1は、上記位置情報通知装置、サービサ端末およびユーザ端末から構成されるシステムの構成例を示す図である。位置情報通知装置1、サービサ端末2およびユーザ端末3は、ネットワーク(図示せず。)を介して相互に通信可能である。なお、この通信の形式は、有線・無線を問わない。なお、図1においてサービサ端末2およびユーザ端末3は、それぞれ3つしか記載されていないが、3つ以上存在してもよい。
図1に示す位置情報通知装置1は、位置情報取得部11、通知条件取得部12、通知端末決定部13、位置情報通知部14、リスク分析部15および、まとめ数更新部16を備える。また、上記位置情報通知装置1は、履歴データ記録部5、通知条件記録部6および待機端末記録部7を備える。
位置情報取得部11は、ユーザ端末の位置情報を取得する。通知条件取得部12は、位置情報をサービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、前記位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を通知条件記録部6から取得する。通知端末決定部13は、取得した通知条件を少なくとも用いて、サービサ端末に位置情報を通知するユーザ端末を決定する。位置情報通知部14は、通知端末決定部13において決定されたユーザ端末の位置情報を、サービサ端末に通知するとともに待機端末記録部7に記録する。
リスク分析部15は、ユーザ端末の位置情報として、履歴データ記録部5から取得した履歴データに基づいて、各位置におけるユーザ端末の位置情報の通知頻度を算出して、前記通知頻度に応じた通知条件を生成する。まとめ数更新部16は、サービサ端末への位置情報の通知を、一斉に通知する対象となるユーザ端末がまとめ数に達するまで待機させるための待機時間が経過した場合に、ユーザ端末にまとめ数を更新するか否かを確認して、必要に応じてまとめ数を更新する。
なお、図1の位置情報通知装置1において示した各機能部は、プログラムによって実現されるCPUの機能を含む概念である。ここで、プログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
[1−2.位置情報通知装置1のハードウェア構成]
図2は、図1に示した位置情報通知装置1を、CPUを用いて実現したハードウェア構成の例を示す図である。上記位置情報通知装置1は、ディスプレイ21、CPU23、メモリ24、キーボード/マウス25、ハードディスク26、光学式ドライブ27および通信回路28を備える。ハードディスク26には、OS(オペレーティング・システム、図示せず。)、位置情報通知プログラム26a、履歴データ26b、通知条件データ26c、待機端末データ26d等が記録される。なお、メモリ24に、オペレーティング・システム(OS)(図示せず。)、位置情報通知プログラム26a、履歴データ26b、通知条件データ26c、待機端末データ26d等の全部または一部を記録する構成としてもよい。位置情報通知プログラム26aは、光学式ドライブ27を介して、例えば、CD−ROM等の光学式ディスク27aに記録されたプログラムを読み出してインストールされたものである。CPU23は、OSおよび位置情報通知プログラム26a等に基づいた処理を実行する。
図1に示した位置情報通知装置1を構成する履歴データ記録部5、通知条件記録部6および、待機端末記録部7は、ハードディスク26に記録される履歴データ26b、通知条件データ26cおよび待機端末データ26dにそれぞれ該当する。図1に示した位置情報通知装置1を構成する位置情報取得部11、通知条件取得部12、通知端末決定部13、位置情報通知部14、リスク分析部15および、まとめ数更新部16は、CPU23上において位置情報通知プログラム26aを実行することによって実現される。
[1−3.サービサ端末2およびユーザ端末3のハードウェア構成]
サービサ端末2は、一般的なコンピュータ装置であり、図2に示した位置情報通知装置1のハードウェア構成と基本的に同様である。ハードディスク26には、OSが少なくとも記録される。また、ユーザ端末3は、例えば、GPS機能等の位置情報送信機能付きの一般的な携帯電話である。
[1−4.位置情報通知プログラムの処理内容]
[1−4−1.図3のOp301〜Op304]
上述の図1および2に加え、図3〜図11を用いて、上記位置情報通知装置1における位置情報通知プログラム26aの処理内容を説明する。図1のユーザ端末3は、定期的に自己の端末IDを含む位置情報を位置情報通知装置1に送信する。例えば、GPS機能に基づいて取得したGPSデータを位置情報として位置情報通知装置1に送信する。なお、位置情報は、ユーザ端末が定期的に常時通信している基地局がいずれであるかを当該基地局から送信されたものであってもよい。
図3は、位置情報通知装置1のCPU23で実行される位置情報通知プログラム26aに基づく、位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図である。図3の位置情報通知処理において、CPU23は、ユーザ端末3から送信された位置情報を取得したか否かを判断する(Op301)。例えば、Op301における位置情報の取得の判断は、ユーザ端末3から位置情報通知装置1に直接送信されてきた位置情報に基づいて判断してもよいし、位置情報通知装置1が別の装置において受信された位置情報を参照することによって判断してもよい。
CPU23は、ユーザ端末3から送信された位置情報を取得したと判断すると(Op301、Yes)、位置情報に基づいて通知条件データ26cを検索し、位置情報を送信してきたユーザ端末3にかかる通知条件が存在するか否かを判断する(Op302)。なお、この場合、位置情報は所定の位置を示す情報に変換される。例えば、GPSデータが示す駅の情報に変換される。
図4は、通知条件データ26cの一例である。例えば、通知条件データ26cは、位置41、時間帯42、ユーザID43、待機時間44および、まとめ数45を少なくとも含むデータ項目によって構成されている。また、図4のレコード401に示すように、ユーザID43が「ALL」のデータレコードは、デフォルト値としての通知条件データを示す。例えば、ユーザID43が存在しないユーザ端末については、このデフォルト値を用いて処理を行う。
CPU23は、通知条件データ26cを検索して位置情報を送信してきたユーザ端末3にかかる通知条件が存在すると判断すると(Op302、Yes)、その通知条件にかかるデータレコードを抽出して取得する(Op303)。例えば、ユーザID「001」のユーザ端末3が、位置「A駅」の位置情報を、時間帯「10時」に送信してきた場合には、ユーザID43「001」、位置41「A駅」、時間帯42「10時」を検索キーとして通知条件データ26cを検索し、レコード402を抽出して取得する。
一方、CPU23は、通知条件データ26cを検索して位置情報を送信してきたユーザ端末3にかかる通知条件が存在しないと判断すると(Op302、No)、デフォルトのデータレコードを抽出して取得する(Op304)。例えば、ユーザID「999」のユーザ端末3が、位置「A駅」の位置情報を、時間帯「10時」に送信してきた場合には、ユーザID43「999」、位置41「A駅」、時間帯42「10時」を検索キーとして通知条件データ26cを検索しても該当レコードが存在しないため、デフォルト値を含むレコード401を抽出して取得する。
[1−4−2.図3のOp305]
上記のように通知条件にかかるデータレコードを取得すると、位置情報をサービサ端末2に一斉に通知する対象となるユーザ端末3を決定するために、CPU23は、サブルーチンにおいて通知端末決定処理を実行する(Op305)。
図5は、位置情報通知装置1のCPU23で実行される通知端末決定処理サブルーチンにかかるオペレーションチャートの一例を示す図である。
CPU23は、まず、位置41および時間帯42に対応する「まとめ数」を最大値に設定する(Op501)。なお、位置41および時間帯42に対応する「まとめ数」の最大値は、予め、位置および時間帯ごとにリスク分析処理を行って作成した分析テーブルから取得する。
ここで、リスク分析処理とは、実際に、位置情報通知装置1からサービサ端末2へ通知したユーザ端末3の位置情報の履歴データに基づいて、各位置におけるユーザ端末の位置情報の通知頻度を算出して、通知頻度に応じて、待機時間とまとめ数の対応関係を分析データとして出力する処理である。
図9は、位置情報通知装置1のCPU23で実行されるリスク分析処理にかかるオペレーションチャートの一例を示す図である。
図9において、CPU23は、所定の時間範囲のリスク分析を行うため、計測タイマを用いる。例えば、時間帯が「10時」のリスク分析を行う場合には、1時間の計測タイマを用いる。計測タイマが満了していない限り(Op901、No)、履歴データ26bから、サービサ端末2に通知した位置情報を取得する(Op902)。具体的には、位置と通知時間を含む位置情報データを取得する。
CPU23は、計測タイマが存在しない場合には(Op903、No)、計測タイマを起動し(Op904)、計測タイマが存在する場合には(Op903、Yes)、位置情報をメモリ24上に逐次記録していく(Op905)。
CPU23は、計測タイマが満了すると、対象位置、対象時間範囲に対応する分析テーブルが存在するか否かを判断する(Op906)。対象位置、対象時間範囲に対応する分析テーブルが存在しなければ、対象位置、対象時間範囲に対応する分析テーブルを作成する(Op908)。
CPU23は、取得した履歴データの中に、対象位置および対象時間範囲に対応するデータが存在する場合には(Op907、Yes)、通知頻度を算出し(Op909)、待機時間を算出し(Op910)、これらに基づいて分析データを生成し、当該分析データを出力する(Op911)。
例えば、図10Aは、まとめ数とプライバシリスクとの関係の一例を示す図である。図10Bは、算出した通知頻度と時間帯との関係の一例を示す図である。ここでいう通信頻度とは、単位時間あたりに各ユーザ端末から通知されてきた位置情報の個数(位置情報を通知してきたユーザの総数あるいは累積数)である。図10Bの例では、「A駅」において、10時台では、1分当たり、平均して10人のユーザの位置情報が取得されていることを示している。図10Cは、分析テーブルの一例を示す図である。ここでいうプライバシリスクとは、位置情報を一斉にサービサ端末2に送信するユーザ端末3の総和に基づく、プライバシ漏洩リスクの度合いである。例えば、図10Aに示すように、まとめ数が「1」であれば、プライバシリスクが大きいため「大」と設定され、その逆に、まとめ数が「100以上」であれば、プライバシリスクが小さいため「小」と設定され、まとめ数がその中間の「10」であれば、プライバシリスクが「中」とされる。例えば、位置「A駅」の時間帯「10時」の通知頻度の平均が、「1分間に10人(10人/分)」であれば、各プライバシリスク(大、中、小)に対応する待機時間は、それぞれ「0分」、「1分」、「10分」と算出される。
CPU23は、取得した履歴データの中に、対象位置および対象時間範囲に対応するデータが存在しない場合には(Op907、No)、デフォルトの分析データを出力する(Op912)。例えば、図10Dに示すような、各プライバシリスク(大、中、小)に対応する待機時間が、それぞれ「0分」、「10分」、「100分」と設定された分析データを出力する。
図5のOp501に戻って、CPU23は、例えば、図10Cに示すように、位置「A駅」、時間帯「10時台」の分析データから、最大のまとめ数である「100以上」をまとめ数としてメモリ24またはハードディスク26内のバッファ(図示せず。)に設定する。
CPU23は、履歴データ26bから、過去の所定時間内に通知済みとなったデータを抽出する(Op502)。
図6は、履歴データ26bの一例を示す図である。例えば、履歴データ26bは、位置61、ユーザID62、通知時刻63およびタイマ値64を少なくとも含むデータ項目によって構成されている。ここで、過去の所定時間内とは、例えば、現在時刻から5分前を含む概念である。この場合、現在時刻が「10:15:00」であれば、履歴データ26bのレコード601(「10:13:00」)および602(「10:14:00」)が抽出される。
CPU23は、待機端末データ26dから、設定したまとめ数と同一の待機端末データを抽出する(Op503)。
図7は、待機端末データ26dの一例を示す図である。例えば、待機端末データ26dは、位置71、ユーザID72、待機時間73、まとめ数74および、タイマ値75を少なくとも含むデータ項目によって構成されている。
CPU23は、Op502およびOp503において抽出したデータの合計数を算出し、抽出データ数が、Op501においてバッファに設定したまとめ数以上となるか否かを判定する(Op504)。CPU23は、抽出データの合計数が、バッファに設定したまとめ数以上であれば(Op504、Yes)、通知可能を出力する。例えば、通知可能を示すフラグTを出力する。
一方、CPU23は、抽出データの合計数がバッファに設定したまとめ数未満であれば(Op504、No)、さらに、CPU23は、バッファに設定したまとめ数がOp303またはOp304において取得した通知条件のまとめ数に一致するか否かを判断する(Op506)。
CPU23は、バッファに設定したまとめ数がOp303またはOp304において取得した通知条件のまとめ数に一致すれば(Op506、Yes)、通知不可能を出力する。例えば、通知不可能を示すフラグFを出力する。
一方、CPU23は、バッファに設定したまとめ数がOp303またはOp304において取得した通知条件のまとめ数に一致しなければ(Op506、No)。Op501においてバッファに設定したまとめ数を低減して再設定する(Op508)。CPU23は、例えば、図10Cに示すように、位置「A駅」、時間帯「10時台」の分析データから、最大のまとめ数「100以上」から2番目に大きいまとめ数である「10」をまとめ数としてメモリ24またはハードディスク26内のバッファ(図示せず。)に設定する。なお、まとめ数を再設定した後においては、CPU23は、上記Op502に戻って処理を繰り返す。
[1−4−3.図3のOp305〜Op312]
上記のOp305において通知可能が出力されると、CPU23は、Op503において抽出した待機端末データにかかる位置情報をサービサ端末に通知する(Op307)。例えば、ユーザID「001」のユーザ端末3から、位置「A駅」の位置情報が送信されてきた場合、待機端末データ26dから、Op503において設定したまとめ数と同一の待機端末データのレコードとして、レコード701(ユーザID「002」)を含むレコードを抽出してサービサ端末2に通知する。
CPU23は、上記Op307においてサービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるレコードを待機端末データから削除する(Op308)。これは、重複して通知されることを避けるためである。CPU23は、上記Op307において、サービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるタイマを、スレッドから削除する(Op309)。これは、不必要なタイマ処理を排除するためである。CPU23は、上記Op307において、サービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるデータを履歴データ26bに追加する(Op310)。これは、後に統計的処理を用いてデータ分析を行うためである。
一方、上記のOp305において通知不可能が出力されると、CPU23は、位置情報を取得したユーザ端末3にかかるデータを待機端末データ26dに登録する(Op311)。さらに、CPU23は、位置情報を取得したユーザ端末3にかかるタイマを起動する(Op312)。これは、ユーザ端末3の待機時間を計測するためである。
[1−4−4.図8のOp801〜Op818]
図8は、上記Op312と連結する位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図である。CPU23は、タイマが満了したと判断すると(Op800、Yes)、サブルーチンにおいて上述の通知端末決定処理を実行する(Op801)。
上記のOp801において通知可能が出力されると、CPU23は、Op503において抽出した待機端末データにかかる位置情報をサービサ端末に通知する(Op803)。CPU23は、上記Op803においてサービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるレコードを待機端末データから削除する(Op804)。CPU23は、上記Op803においてサービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるタイマをスレッドから削除する(Op805)。CPU23は、上記Op803においてサービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるデータを履歴データ26bに追加する(Op806)。
一方、上記のOp801において通知不可能が出力されると、CPU23は、ユーザ端末2に問い合わせを行う(Op807)。図11に、この場合に、位置情報通知装置1からユーザ端末3に送信される問い合わせ画面の一例を示す。図11に示すように、「ユーザ問い合わせ」画面においては、位置情報をサービサに通知することができない旨、および、今後における処理の選択を促す旨が表示される。ユーザ端末3のユーザは、サービサ端末2への位置情報の通知を中止する場合には「1.通知中止」を選択し、一斉にサービサ端末2に通知するユーザ端末3の数を減らす場合には「2.まとめ数を低減する」を選択することができる。また、同一の通知条件で処理を継続させる場合には「3.まとめ数を低減しない」を選択することができる。
CPU23は、「1.通知中止」が選択されると(Op808、Yes)、上記Op311において待機端末データ26dに登録したユーザ端末3を、待機端末データ26dから削除する(Op809)。また、CPU23は、上記Op312においてタイマ起動したユーザ端末3のタイマをスレッドから削除する(Op810)。
一方、CPU23は、「2.まとめ数を低減する」が選択されると(Op811、Yes)、通知条件のまとめ数を低減して再設定する(Op812)。例えば、まとめ数を「100」から「10」に変更する。これにより、サービサ端末2に通知する際の通知条件が緩和され、位置情報を通知されやすくして、ユーザ端末3はサービサ端末2からの配信情報を取得しやすくすることができる。一方、CPU23は、「3.まとめ数を低減する」が選択されると(Op811、No)、まとめ数の変更することなく、位置情報を取得したユーザ端末3にかかるタイマを起動する(Op819)。
CPU23は、サブルーチンにおいて上述の通知端末決定処理を実行する(Op813)。上記のOp813において通知可能が出力されると、CPU23は、Op503において抽出した待機端末データにかかる位置情報をサービサ端末に通知する(Op815)。CPU23は、上記Op815においてサービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるレコードを待機端末データから削除する(Op816)。CPU23は、上記Op815においてサービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるタイマをスレッドから削除する(Op817)。CPU23は、上記Op815においてサービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるデータを履歴データ26bに追加する(Op818)。一方、上記のOp813において通知不可能が出力されると、CPU23は、上記Op812において再設定したまとめ数の状態で、位置情報を取得したユーザ端末3にかかるタイマを起動する(Op819)。なお、CPUは、タイマ満了後上記のOp800に戻って上記処理を繰り返す。
[1−5.まとめ]
以上に説明したとおり、上記の位置情報通知装置1は、位置情報をサービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、前記位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を少なくとも用いて、サービサ端末に位置情報を通知するユーザ端末を決定するため、位置ごとに位置情報の通知条件を設定して、キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報の通知方法に柔軟性をもたせることができる。
この実施形態において、位置情報取得部11は、一例として、図3のOp301の処理機能を含む。通知条件取得部12は、一例として、図3のOp302〜Op304の処理機能を含む。通知端末決定部13は、一例として、図3のOp305(図5)の処理機能を含む。位置情報通知部14は、一例として、図3のOp307の処理機能を含む。リスク分析部15は、一例として、図9のOp901〜Op912の処理機能を含む。まとめ数更新部16は、一例として、図8のOp811およびOp812の処理機能を含む。
[2.第2の実施形態]
本実施形態にかかる位置情報通知装置も、第1の実施形態と同様に、携帯電話会社(キャリア)の情報配信基盤として機能する。本実施形態においては、第1の実施形態のように、常にユーザ端末が存在する位置ごとの位置情報をサービサ端末に送信するのではなく、状況に応じて複数の位置からなる地域ごとの位置情報をサービサ端末に送信して匿名性を確保する。
本実施形態にかかる位置情報通知装置は、通知条件のまとめ数を用いて、サービサ端末に位置情報を通知するユーザ端末を決定する場合において、一斉に通知する対象となるユーザ端末の数が前記まとめ数に満たないときは、他の位置についてサービサ端末への位置情報の通知を待機している状態にあるユーザ端末を、前記一斉に通知する対象となるユーザ端末に含めて、前記サービサ端末に位置情報を通知するユーザ端末を決定する。このように、他の位置について待機状態にあるユーザ端末を、一斉に通知する対象となるユーザ端末に含めてユーザ端末を決定することにより、ユーザ端末の個数がまとめ数に達しやすくすることができる。このため、ユーザ端末の位置情報を早期にサービサ端末に通知することができるとともに、ユーザ端末はサービサからの配信情報を早期に取得することができる。
[2−1.システム構成およびハードウェア構成]
本実施形態にかかる位置情報通知装置のシステムの構成例は、第1の実施形態で説明した図1と同様である。また、本実施形態にかかる位置情報通知装置1のハードウェアの構成例は、第1の実施形態で説明した図2と同様である。さらに、第1の実施形態と同様に、サービサ端末2は一般的なコンピュータ装置であり、ユーザ端末3はブラウザ機能付きの一般的な携帯電話である。
[2−2.位置情報通知プログラムの処理内容]
上述の図1および図2に加え、図3〜図14を用いて、上記位置情報通知装置1における位置情報通知プログラム26aの処理内容を説明する。第1の実施形態と同様に、図1のユーザ端末3は、定期的に自己の端末IDを含む位置情報を位置情報通知装置1に送信する。
本実施形態における位置情報通知装置1のCPU23で実行される位置情報通知プログラム26aに基づく、位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例は、第1の実施形態で説明した図3および図8と同様である。但し、本実施形態において、図3のOp305の処理は、第1の実施形態で説明した図5と一部が異なる。
図12は、本実施形態にかかる位置情報通知装置1のCPU23で実行される通知端末決定処理サブルーチンにかかるオペレーションチャートの一例を示す図である。
CPU23におけるOp501〜Op508の処理は、第1の実施形態で説明した図5と同様である。Op506において、CPU23は、バッファに設定したまとめ数がOp303またはOp304において取得した通知条件のまとめ数に一致すれば(Op506、Yes)、位置の拡大が可能か否かを判断する(Op511)。
ここで、位置の拡大が可能か否かの判断は、例えば、位置情報を取得したユーザ端末にかかる位置と同一の地域に含まれる他の位置が存在するか否かによって判断することができる。図14は、地域名にかかる地域と位置との関係を示すテーブルの一例である。例えば、「A駅」、「B駅」および「C駅」の全部または一部が互いに隣接している場合には、レコード1301に示すように、位置1_132「A駅」、位置2_133「B駅」および位置3_134「C駅」を、1つの地域を表す地域131「α地域」として定義する。この場合、位置「A駅」には、同一の地域「α地域」に含まれる他の地域として「B駅」および「C駅」が存在するので、位置の拡大が可能である。
図13において、CPU23は、位置の拡大が可能であると判断すれば(Op511、Yes)、複数の位置をまとめた1つの地域を新たな位置に設定して、Op502に戻り処理繰り返す(Op512)。図14は、本実施形態における待機端末データ26dの一例を示す図である。例えば、「α地域」に含まれる位置である「A駅」「B駅」および「C駅」について同一のまとめ数「10」のレコード711〜715が抽出されて処理が実行される。一方、CPU23は、位置の拡大が可能でないと判断れば(Op511、No)、通知不可能を出力する。例えば、通知不可能を示すフラグFを出力する。
図3のOp305において通知可能が出力された場合、CPU23は、Op503において抽出した待機端末データにかかる位置情報をサービサ端末に通知する(Op307)。例えば、ユーザID「001」のユーザ端末3から、位置「A駅」の位置情報が送信されてきた場合において、位置を「α地域」に拡大しているときには、待機端末データのレコード711の位置71「A駅」を、地域名「α地域」に変更してサービサ端末2に通知する。これにより、ユーザの匿名性を担保することができる。
[3.第3の実施形態]
本実施形態にかかる位置情報通知装置も、第1の実施形態と同様に、携帯電話会社(キャリア)の情報配信基盤として機能する。本実施形態においては、第1の実施形態のように、位置情報に基づく通知条件データが存在しない場合に、デフォルトの通知条件データを利用するのではなく、ユーザ端末が最も頻繁に送信してきた位置情報にかかる通知条件を利用して処理を行う。
本実施形態において、通知条件は各位置ごとかつユーザ端末ごとに設定されており、位置情報通知装置は、ユーザ端末から取得した位置情報に対応する通知条件が存在しない場合には、当該ユーザ端末について設定されている通知条件の中から最も利用頻度の高い位置にかかる通知条件を取得する。これにより、ユーザに適した通知条件を利用して、サービサ端末に位置情報を通知することができ、キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報の通知方法に柔軟性をもたせることができる。
[3−1.システム構成およびハードウェア構成]
図15は、本実施形態にかかる位置情報通知装置、サービサ端末およびユーザ端末から構成されるシステムの構成例を示す図である。本実施形態にかかる位置情報通知装置のシステムの構成例は、第1の実施形態で説明した図1と基本的に同様である。図15に示すように、第1の実施形態と本実施形態では、位置情報通知装置1が、ユーザごとの利用頻度記録部8をさらに備える点が異なる。
図16は、図15に示した位置情報通知装置1を、CPUを用いて実現したハードウェア構成の例を示す図である。本実施形態にかかる位置情報通知装置1のハードウェアの構成例は、第1の実施形態で説明した図2と基本的に同様である。第1の実施形態と本実施形態では、位置情報通知装置1のハードディスク26が、上記利用頻度記録部に対応する、ユーザかつ位置ごとに利用頻度を記録した利用頻度データ26eをさらに記録する点が異なる。
なお、第1の実施形態と同様に、サービサ端末2は一般的なコンピュータ装置であり、ユーザ端末3はブラウザ機能付きの一般的な携帯電話である。
[3−2.位置情報通知プログラムの処理内容]
上述の図15よび図16に加え、図3〜図18を用いて、上記位置情報通知装置1における位置情報通知プログラム26aの処理内容を説明する。第1の実施形態と同様に、図1のユーザ端末3は、定期的に自己の端末IDを含む位置情報を位置情報通知装置1に送信する。
図17は、本実施形態における位置情報通知装置1のCPU23で実行される位置情報通知プログラム26aに基づく、位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図である。また、図17のOp312と連結する位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図は、第1の実施形態で説明した図8と同様である。さらに、本実施形態において、図17のOp171以外の処理は、第1の実施形態で説明した図3と同様である。
図17において、CPU23は、通知条件データ26cを検索して、位置情報を送信してきたユーザ端末3にかかる通知条件が存在しない、と判断すると(Op302、No)、利用頻度データ26eから、最も利用した回数の多かった位置である最頻位置を取得する。図18は、ユーザID「001」の利用頻度データ26eの一例を示す図である。利用頻度データ26eは、例えば、上記において説明した履歴データ26b(図6)に基づいて作成したものである。具体的には、ユーザIDごとの履歴データを抽出し、抽出した履歴データを各位置ごとに回数を計数することにより、位置181および回数182のデータ項目によって構成される利用頻度データ26eのレコード1801を作成することができる。
例えば、ユーザID「001」のユーザ端末3が、位置「X駅」の位置情報を送信してきた場合において、位置「X駅」が通知条件データ26cに存しないときには、CPU23は、上記利用頻度データ26eからユーザ「001」にかかる最頻位置「A駅」を取得する。これにより、位置「X駅」が通知条件データ26cに存しない場合であっても、位置「A駅」の通知条件データレコード401に基づいて、Op305(図17)以下の処理を実行することができる。
以上により、本実施形態にかかる位置情報通知装置1を用いることにより、通知条件が設定されていない場合であっても、ユーザに適した通知条件を取得して、サービサ端末に位置情報を通知することができ、キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報の通知方法に柔軟性をもたせることができる。
[4.第4の実施形態]
本実施形態にかかる位置情報通知装置も、第1の実施形態と同様に、携帯電話会社(キャリア)の情報配信基盤として機能する。
本実施形態にかかる位置情報通知装置は、ユーザ端末ごとに、位置情報を取得してからサービサ端末に通知するまでの平均所要時間を記録しておき、前記平均所要時間と、ユーザ端末ごとに設定した通知条件に含まれる待機時間との差が閾値以上であれば、ユーザ端末ごとに設定した通知条件に含まれる待機時間を更新するか否かをユーザ端末に問い合わせて、更新する指示を受けたときに待機時間を更新する。これにより、統計的処理により通知条件をユーザに適した通知条件に更新して、サービサ端末に位置情報を通知することができ、キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報の通知方法に柔軟性をもたせることができる。
[4−1.システム構成およびハードウェア構成]
図19は、本実施形態にかかる位置情報通知装置、サービサ端末およびユーザ端末から構成されるシステムの構成例を示す図である。本実施形態にかかる位置情報通知装置のシステムの構成例は、第1の実施形態で説明した図1と基本的に同様である。図19に示すように、第1の実施形態と本実施形態では、位置情報通知装置1が、ユーザごとに設定された通知条件の待機時間を更新するための待機時間更新部17をさらに備える点が異なる。また、本実施形態にかかる位置情報通知装置1のハードウェアの構成例は、第1の実施形態で説明した図2と同様である。なお、第1の実施形態と同様に、サービサ端末2は一般的なコンピュータ装置であり、ユーザ端末3はブラウザ機能付きの一般的な携帯電話である。
上記の待機時間更新部17は、ユーザ端末ごとの、位置情報を取得してからサービサ端末に通知するまでの平均所要時間と、ユーザ端末ごとに設定した通知条件に含まれる待機時間との差が閾値以上であれば、ユーザ端末ごとに設定した通知条件に含まれる待機時間を更新するか否かを確認して、必要に応じて待機時間を更新する。
図19に示した位置情報通知装置1を構成する位置情報取得部11、通知条件取得部12、通知端末決定部13、位置情報通知部14、リスク分析部15、まとめ数更新部16および、待機時間更新部17は、CPU23上において位置情報通知プログラム26aを実行することによって実現される。
[4−2.位置情報通知プログラムの処理内容]
上述の図19よび図2に加え、図3〜図20を用いて、上記位置情報通知装置1における位置情報通知プログラム26aの処理内容を説明する。第1の実施形態と同様に、図1のユーザ端末3は、定期的に自己の端末IDを含む位置情報を位置情報通知装置1に送信する。
図20は、本実施形態における位置情報通知装置1のCPU23で実行される位置情報通知プログラム26aに基づく、位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図である。また、図20のOp312と連結する位置情報通知処理を示すオペレーションチャートの一例を示す図は、第1の実施形態で説明した図8と同様である。さらに、本実施形態において、図20のOp313以外の処理は、第1の実施形態で説明した図3と同様である。
図20のOp310において、CPU23は、上記Op307においてサービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるデータを履歴データ26bに追加した後、待機時間更新処理をサブルーチンで実行する(Op313)。具体的には、上記の待機時間更新処理において、CPU23は、上記Op307において履歴データ26bに追加した、サービサ端末2に通知したユーザ端末3にかかるデータに基づいて、待機時間更新処理を実行する。
例えば、図4の履歴データ26bのレコード403に示すように、ユーザID「003」の通知条件が、待機時間「20分」、まとめ数「30」ユーザである場合を考える。この場合、履歴データ26bのレコード603に示すように、ユーザ端末3が、対象の位置に到着して、位置情報通知装置1が位置情報を取得したときから、上記処理を行って、実際にサービサ端末2に位置情報を通知するためにかかった時間は、履歴データ26bのタイマ値「00:01:15」と合致する。このタイマ値を利用することにより、位置情報通知装置1が位置情報を取得してからサービサ端末に通知するまでの平均所要時間を算出することができる。
例えば、平均所要時間が「1分」であり、このときのまとめ数が「10」であれば、「プライバシレベルを現在の、待機時間『20分』およびまとめ数『30ユーザ』から、待機時間『1分』およびまとめ数『10ユーザ』に変更する」旨をユーザ端末3に表示してユーザに設定変更を促す。図21は、この場合にユーザ端末3のディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。これにより、統計的処理により通知条件をユーザに適した通知条件に更新して、サービサ端末に位置情報を通知することができ、キャリアからサービサへ携帯端末の位置情報の通知方法に柔軟性をもたせることができる。
[5.その他の実施形態]
[5−1.実施形態の組み合わせ]
上記第2〜第4の実施形態において説明した構成の一部または全部を、2以上組み合わせた構成としてもよい。
[5−2.各機能ブロックの実現方法]
上記実施形態においては、図1に示す各機能ブロックを、ソフトウェアを実行するCPUの処理によって実現している。しかし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。なお、プログラムの一部の処理をさらに、オペレーティング・システム(OS)にさせるようにしてもよい。
11 位置情報取得部
12 通知条件取得部
13 通知端末決定部
14 位置情報通知部
15 リスク分析部
16 まとめ数更新部
17 待機時間更新部

Claims (9)

  1. ユーザが所持するユーザ端末と、前記ユーザ端末に配信情報を提供するサービサが有するサービサ端末とに通信可能な位置情報通知装置であって、
    前記ユーザ端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報を前記サービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、前記位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を取得する通知条件取得部と、
    前記取得した通知条件を用いて、前記サービサ端末に位置情報を一斉に通知するユーザ端末を決定する通知端末決定部と、
    前記通知端末決定部において決定されたユーザ端末の位置情報を、前記サービサ端末に通知する位置情報通知部とを備えた位置情報通知装置。
  2. サービサ端末に通知した位置情報の履歴データに基づいて、各位置におけるユーザ端末の位置情報の通知頻度を算出して、前記通知頻度に応じた通知条件であって前記通知条件取得部が取得するための通知条件を出力するリスク分析部をさらに備える、請求項1に記載の位置情報通知装置。
  3. 前記通知条件は、一斉に通知する対象となるユーザ端末の総数が前記まとめ数に達するまで、サービサ端末への位置情報の通知を待機させるための待機時間を含んでおり、
    前記待機時間が経過した場合において、前記まとめ数を更新するか否かをユーザ端末に問い合わせて、更新する指示を受けたときに前記まとめ数を更新する、まとめ数更新部をさらに備え、
    前記通知端末決定部は、前記まとめ数更新部においてまとめ数の更新がなされた場合に、更新後のまとめ数を用いて、前記サービサ端末に位置情報を通知するユーザ端末を決定する、請求項2に記載の位置情報通知装置。
  4. 前記リスク分析部は、前記通知条件にかかるまとめ数を、待機時間に応じて段階的に出力するものであり、
    前記まとめ数更新部は、まとめ数を更新するか否かをユーザ端末に問い合わせる場合において、リスク分析部が出力した段階的なまとめ数の少なくとも1つを提示する、請求項2または3に記載の位置情報通知装置。
  5. 前記通知端末決定部は、前記通知条件のまとめ数を用いて、前記サービサ端末に位置情報を通知するユーザ端末を決定する場合において、一斉に通知する対象となるユーザ端末の数が前記まとめ数に満たないときは、他の位置についてサービサ端末への位置情報の通知を待機している状態にあるユーザ端末を、前記一斉に通知する対象となるユーザ端末に含めて、前記サービサ端末に位置情報を通知するユーザ端末を決定する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の位置情報通知装置。
  6. 前記通知条件取得部は、前記通知条件は、各位置ごとかつユーザ端末ごとに設定されており、前記位置情報取得部において取得した位置情報に対応する通知条件が存在しない場合には、当該ユーザ端末について設定されている通知条件の中から最も利用頻度の高い位置にかかる通知条件を取得する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の位置情報通知装置。
  7. ユーザ端末ごとに、位置情報を取得してからサービサ端末に通知するまでの平均所要時間を記録しておき、前記平均所要時間と、ユーザ端末ごとに設定した通知条件に含まれる待機時間との差が閾値以上であれば、ユーザ端末ごとに設定した通知条件に含まれる待機時間を更新するか否かをユーザ端末に問い合わせて、更新する指示を受けたときに待機時間を更新する待機時間更新部をさらに備える、請求項4乃至6のいずれか一項に記載の位置情報通知装置。
  8. ユーザが所持するユーザ端末と、前記ユーザ端末に配信情報を提供するサービサが有するサービサ端末とに通信可能な位置情報通知装置を、コンピュータを用いて実現するための位置情報通知プログラムであって、
    前記ユーザ端末の位置情報を取得する位置情報取得処理と、
    前記位置情報を前記サービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、前記位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を取得する通知条件取得処理と、
    前記取得した通知条件を用いて、前記サービサ端末に位置情報を一斉に通知するユーザ端末を決定する通知端末決定処理と、
    前記通知端末決定処理において決定されたユーザ端末の位置情報を、前記サービサ端末に通知する位置情報通知処理とをコンピュータに実行させる、位置情報通知プログラム。
  9. ユーザが所持するユーザ端末と、前記ユーザ端末に配信情報を提供するサービサが有するサービサ端末とを用いた位置情報通知方法であって、
    前記ユーザ端末の位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記位置情報を前記サービサ端末に一斉に通知する対象となるユーザ端末のまとめ数を含む通知条件であって、当該通知条件が各ユーザ端末と各位置とに対応づけて記憶されている記憶部から、前記位置情報取得部により位置情報が取得されたユーザ端末に対応づけて記憶されている通知条件を取得する通知条件取得工程と、
    前記取得した通知条件を用いて、前記サービサ端末に位置情報を一斉に通知するユーザ端末を決定する通知端末決定工程と、
    前記通知端末決定工程において決定されたユーザ端末の位置情報を、前記サービサ端末に通知する位置情報通知工程と、を含む位置情報通知方法。
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