JP2011076186A - 操作支援装置、操作支援方法およびプログラム - Google Patents

操作支援装置、操作支援方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】時間、場所に基づいて次の操作を予測する技術を提供する。
【解決手段】操作支援装置1は、ユーザによって入力された操作の頻度を時空間領域毎に集計する操作集計部110と、操作集計部110によって集計された時空間領域毎の操作の頻度に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数を算出する期待度数算出部120と、操作集計部110によって集計された時空間領域毎の操作の頻度が、期待度数算出部120によって算出された時空間領域毎の操作の期待度数と異なる度合いについて全空間領域において合計した時間依存度の高い操作、または、前記度合いについて全時間領域において合計した空間依存度の高い操作のうち少なくとも一方を、入力が予測される操作として選択する操作選択部130とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作支援装置、操作支援方法およびプログラムに関する。
現在、過去または直前の操作履歴に基づいて次の操作を予測する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された情報端末装置は、操作履歴に現れる操作パターンを分析して次の操作を予測する。
特開2004−152276号公報
しかしながら、特許文献1に開示された情報端末装置は、時間、場所に基づいて次の操作を予測することができないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、時間、場所に基づいて次の操作を予測する技術を提供することを目的とする。特に、時間別場所別の頻度に代えてまたは加えて、時間および場所のうち時間に依存する度合いに基づいて、又は、時間および場所のうち場所に依存する度合いに基づいて、次の操作を予測する技術を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の一態様である操作支援装置は、ユーザによる入力が予測される操作を提示する操作支援装置であって、ユーザによって入力された操作の頻度を時空間領域毎に集計する操作集計部と、操作集計部によって集計された時空間領域毎の操作の頻度に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数を算出する期待度数算出部と、操作集計部によって集計された時空間領域毎の操作の頻度が、期待度数算出部によって算出された時空間領域毎の操作の期待度数と異なる度合いについて全空間領域において合計した時間依存度の高い操作、または、度合いについて全時間領域において合計した空間依存度の高い操作のうち少なくとも一方を、上記入力が予測される操作として選択する操作選択部とを備えることを特徴とする。
上記操作支援装置において、操作選択部は、時間依存度の最も高い操作と空間依存度の最も高い操作とを選択した場合であって、選択した時間依存度の最も高い操作が、選択した空間依存度の最も高い操作と重複した場合に、選択した時間依存度の有意確率(選択した時間依存度の統計量としての有意さを表す確率)が、選択した空間依存度の有意確率(選択した空間依存度の統計量としての有意さを表す確率)よりも小さいとき(時間依存度が空間依存度と比較して統計的により有意であるとき)は、選択した空間依存度の最も高い操作に代えて空間依存度の次点の操作(次に空間依存度が高い操作)を選択し、
選択した空間依存度の有意確率が、選択した時間依存度の有意確率よりも小さいとき(空間依存度が時間依存度と比較して統計的により有意であるとき)は、選択した時間依存度の最も高い操作に代えて時間依存度の次点の操作(次に時間依存度が高い操作)を選択するようにしてもよい。
上記操作支援装置において、操作選択部は、更に、時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の高い操作を選択するようにしてもよい。
上記操作支援装置において、操作選択部は、時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作と時間依存度の最も高い操作とを選択した場合、または、時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作と時間依存度の最も高い操作と空間依存度の最も高い操作とを選択した場合であって、選択した時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作が、選択した時間依存度の最も高い操作と重複した場合に、選択した時間依存度の有意確率が所定の値(有意水準)よりも小さいとき(時間依存度が統計的に有意であるとき)は、選択した時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作に代えて、時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の次点の操作を選択し、選択した時間依存度の有意確率が所定の値(有意水準)よりも大きいとき(時間依存度が統計的に有意でないとき)は、選択した時間依存度の最も高い操作に代えて時間依存度の次点の操作を選択し、時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作と空間依存度の最も高い操作とを選択した場合、または、時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作と空間依存度の最も高い操作と時間依存度の最も高い操作とを選択した場合であって、選択した時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作が、選択した空間依存度の最も高い操作と重複した場合に、選択した空間依存度の有意確率が所定の値(有意水準)よりも小さいとき(空間依存度が統計的に有意であるとき)は、選択した時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作に代えて、時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の次点の操作を選択し、選択した空間依存度の有意確率が所定の値(有意水準)よりも大きいとき(空間依存度が統計的に有意でないとき)は、選択した空間依存度の最も高い操作に代えて選択した空間依存度の次点の操作を選択するようにしてもよい。
上記問題を解決するために、本発明の一態様である操作支援方法は、ユーザによる入力が予測される操作を提示する操作支援方法であって、ユーザによって入力された操作の頻度を時空間領域毎に集計する操作集計手段と、操作集計手段によって集計された時空間領域毎の操作の頻度に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数を算出する期待度数算出手段と、操作集計手段によって集計された時空間領域毎の操作の頻度が、期待度数算出手段によって算出された時空間領域毎の操作の期待度数と異なる度合いについて全空間領域において合計した時間依存度の高い操作、または、度合いについて全時間領域において合計した空間依存度の高い操作のうち少なくとも一方を、上記入力が予測される操作として選択する操作選択手段とを有することを特徴とする。
上記問題を解決するために、本発明の一態様であるプログラムは、ユーザによる入力が予測される操作を提示する操作支援装置のコンピュータに、ユーザによって入力された操作の頻度を時空間領域毎に集計する操作集計ステップと、操作集計ステップによって集計された時空間領域毎の操作の頻度に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数を算出する期待度数算出ステップと、操作集計ステップによって集計された時空間領域毎の操作の頻度が、期待度数算出ステップによって算出された時空間領域毎の操作の期待度数と異なる度合いについて全空間領域において合計した時間依存度の高い操作、または、度合いについて全時間領域において合計した空間依存度の高い操作のうち少なくとも一方を、上記入力が予測される操作として選択する操作選択ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、時間、場所に基づいて次の操作を予測することができるようになる。特に、本発明によれば、時間別場所別の頻度に代えてまたは加えて、時間および場所のうち時間に依存する度合いに基づいて、又は、時間および場所のうち場所に依存する度合いに基づいて、次の操作を予測することができるようになる。更に、時間別場所別の頻度、時間に依存する度合い、および、場所に依存する度合いのそれぞれに基づくそれぞれの操作予測を統合し、次の操作を予測することができるようになる。即ち、精度の高い操作予測を実現することができるようになる。
本発明の一実施形態による操作支援装置10の機能ブロック図である。 操作集計部110による頻度集計結果の一例、および、期待度数算出部120による期待度数算出結果の一例である。 表示部50による表示の一例である。 操作支援装置10の動作の一例を示すフローチャートである。 操作集計部110による頻度集計結果の一例である。 期待度数算出部120による期待度数算出結果の一例である。 操作選択部130による時間依存度および空間依存度の算出過程を説明するための説明図である。 操作選択部130によって算出される時間依存度および空間依存度の一例である。 操作選択部130による操作の選択過程を説明するための説明図である。 操作選択部130によるp値の算出結果の一例である。 操作選択部130による操作の選択過程を説明するための説明図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の一実施形態による操作支援装置1は、ユーザによる入力が予測される操作(予測操作)をユーザに提示する。操作支援装置1は、図1に示すように、入力操作予測部10、時刻・位置取得部20、操作受付部30、時空間領域決定部40、表示部50および操作記憶部90を備える。入力操作予測部10は、操作集計部110、期待度数算出部120および操作選択部130を備える。なお、操作支援装置1は、例えば、携帯電話などである(なお、携帯電話に備わる通常の機能(例えば、通話、通信)については説明を省略する)。
時刻・位置取得部20は、計時部(非図示)から時刻情報を取得し、基地局または無線LAN上のサーバから位置情報を取得する。また例えば、時刻・位置取得部20は、GPSを利用して位置情報を取得してもよい。時刻・位置取得部20は、操作受付部20からの要求に応じて、取得した時刻情報および位置情報を操作受付部30に供給する。また、時刻・位置取得部20は、取得した時刻情報および位置情報を操作選択部130に供給する。
操作受付部30は、ユーザから操作(例えば、メール操作、ブラウザ操作、ナビゲーション操作)を受け付ける。操作受付部30は、ユーザから操作を受け付けた場合には、時刻・位置取得部20から取得した時刻情報および位置情報に対応付けて入力操作を識別する情報を操作記憶部90に記憶する。操作記憶部90は、時刻情報および位置情報に対応付けて入力操作を示す情報(操作ID)を記憶する。
時空間領域決定部40は、操作記憶部90から時刻情報および位置情報に対応付けて記憶されている入力操作を示す情報(操作ID)を取得し、入力操作を集計するための時空間領域を決定(規定)する。例えば、時空間領域決定部40は、図2(a)に示すように、時間領域(時間)を時間1、時間2、時間3と分割し、空間領域(場所)を場所1、場所2、場所3と分割して、9つの時空間領域を決定する。なお、時空間領域決定部40は、ユーザの生活時間に基づいて時間履歴をクラスタリングしたときに得られる各クラスタを時間1、時間2、…としてもよい。また、時空間領域決定部40は、ユーザの滞在頻度に基づいて位置履歴をクラスタリングしたときに得られる各クラスタを場所1、場所2、…としてもよい。時空間領域を決定した時空間領域決定部40は、決定した時空間領域(例えば、時間1、時間2、…、場所1、場所2、…)を示す情報(時間ID、空間ID)を操作集計部110に供給する。
操作集計部110は、時空間領域決定部40によって決定された時空間領域毎に操作の頻度を集計する。具体的には、操作集計部110は、操作記憶部90から時刻情報および位置情報に対応付けて記憶されている入力操作を示す情報(操作ID)を取得し、時空間領域決定部40から時空間領域を示す情報(時間ID、空間ID)を取得して、時空間領域毎に操作の頻度を集計する。
例えば、操作集計部110は、図2(a)に示すように、操作1について、時間領域毎(時間1、時間2、時間3)および空間領域(場所1、場所2、場所3)毎に頻度を集計する。なお、図2(a)において、セル内の各値Nijkは、各操作に係る各時間および各場所の頻度である。なお、Nijkにおける添え字iは操作ID、添え字jは時間ID、添え字kは空間IDである。例えば、セルAの値N111は、操作1に係る時間1および場所1の頻度である。また、図2(a)において、セル内の各値Ni*kは、各操作に係る各場所の頻度であって、下記式(1)によって算出される。例えば、セルBの値N1*2は、操作1に係る場所2の頻度(N112+N122+N132)である。
i*k=Σijk …(1)
また、図2(a)において、セル内の各値Nij*は、各操作に係る各時間の頻度であって、下記式(2)によって算出される。例えば、セルCの値N13*は、操作1に係る時間3の頻度(N131+N132+N133)である。
ij*=Σijk …(2)
また、図2(a)において、セル内の値Ni**は、各操作に係る頻度であって、下記式(3)によって算出される。例えば、セルDの値N1**は、操作1に係る頻度(N1*1+N1*2+N1*3、又は、N11*+N12*+N13*)である。
i**=Σj,kijk …(3)
時空間領域毎に操作の頻度を集計した操作集計部110は、頻度集計結果である頻度集計情報(例えば、図2(a)に示す情報)を期待度数算出部120に供給する。また、操作集計部110は、頻度集計情報を内部に記憶し、操作選択部130からの要求に応じて操作選択部130に供給する。
期待度数算出部120は、操作集計部110によって集計された時空間領域毎の操作の頻度(頻度集計情報)に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数Eijkを算出する。期待度数Eijkは、時間と場所が独立であるという仮定のもとで、期待される度数であって、下記式(4)によって算出される。なお、Eijkにおける添え字iは操作ID、添え字jは時間ID、添え字kは空間IDである。
ijk=(Nij*×Ni*k)/Ni**…(4)
例えば、期待度数算出部120は、図2(a)に示す頻度集計情報(Nijk,Ni*k,Nij*,Ni**)に基づいて、図2(b)に示す期待度数Eijkを算出する。例えば、図2(b)において、セルAの値E132は、時間3および場所2における操作1の期待度数である。時空間領域毎の操作の期待度数を算出した期待度数算出部120は、期待度数算出結果である期待度数情報(例えば、図2(b)に示す情報)を内部に記憶し、操作選択部130からの要求に応じて操作選択部130に供給する。
操作選択部130は、時刻・位置取得部20から新たな時間情報および場所情報を取得した場合、操作集計部110によって集計された時空間領域毎の操作の頻度Nijkが、期待度数算出部120によって算出された時空間領域毎の操作の期待度数Eijkと異なる度合い(後述)について全空間領域において合計した時間依存度Hij*の高い操作、または、上記度合いについて全時間領域において合計した空間依存度Hi*kの高い操作のうち少なくとも一方を予測操作として選択する。
例えば、操作支援装置1はモード設定部(非図示)を備え、例えば、モード設定部において操作選択部130が時間依存度Hij*の最も高い操作および空間依存度Hi*kの最も高い操作を選択するモードに設定されている場合、操作選択部130は時間依存度Hij*の最も高い操作および空間依存度Hi*kの最も高い操作を選択する。なお、Hij*における添え字iは操作ID、添え字jは時間ID、Hi*kにおける添え字iは操作ID、添え字kは空間IDである。
上記度合いは、例えば、下記式(5)によって算出される。即ち、操作選択部130は、下記式(5)によって上記度合いを算出する。
度合い=(Nijk−Eijk/Eijk…(5)
また、上記式によって度合いが算出される場合、時間依存度Hij*は下記式(6)によって算出され、空間依存度Hi*kは下記式(7)によって算出される。
ij*=Σ((Nijk−Eijk/Eijk)…(6)
i*k=Σ((Nijk−Eijk/Eijk)…(7)
時間依存度Hij*の高い操作、または、空間依存度Hi*kの高い操作のうち少なくとも一方を選択した操作選択部130は、選択した操作を示す情報(操作ID)を表示部50に供給する。例えば、操作選択部130は、時間依存度Hij*の最も高い操作および空間依存度Hi*kの最も高い操作を選択したときは、当該時間依存度Hij*の最も高い操作を示す情報(操作ID)および当該空間依存度Hi*kの最も高い操作を示す情報(操作ID)を表示部50に供給する。
なお、操作選択部130は、時間依存度Hij*の最も高い操作と空間依存度Hi*kの最も高い操作とを選択した場合に、選択した時間依存度Hij*の最も高い操作が、選択した空間依存度Hi*kの最も高い操作と重複したときは、重複に係る時間依存度Hij*の有意確率(時間依存度Hij*の統計量としての有意さを表す確率)が重複に係る空間依存度Hi*kの有意確率(空間依存度Hi*kの統計量としての有意さを表す確率)よりも小さいとき(時間依存度Hij*が空間依存度Hi*kと比較して統計的により有意であるとき)は、空間依存度Hi*kの最も高い操作に代えて空間依存度Hi*kの次点の操作(次に空間依存度Hi*kが高い操作)を選択し、重複に係る空間依存度Hi*kの有意確率が重複に係る時間依存度Hij*の有意確率よりも小さいとき(空間依存度Hi*kが時間依存度Hij*と比較して統計的により有意であるとき)は、時間依存度Hij*の最も高い操作に代えて時間依存度Hij*の次点の操作(次に時間依存度Hij*が高い操作)を選択する。
なお、時間、場所の分割数をそれぞれJ、Kとすると、時間依存度Hij*の有意確率p値は下記式(8)によって算出され、空間依存度Hi*kの有意確率p値は下記式(9)によって算出される。例えば、時間依存度Hij*の有意確率p値は、ある時間jについて、時空間領域毎の操作の頻度Nijkの分布が時空間領域毎の操作の期待度数Eijkの分布に従うという仮説のもとで、該時間jに関して場所毎の頻度が期待度数と異なる度合いである時間依存度が観測される確率であり、p値が小さいほど有意さが大きい(逆に、p値が大きいほど有意さが小さい)。なお、下記式(8)(9)内のFは、下記式(10)によって算出される。
時間依存度Hij*の有意確率p値
=カイ二乗分布関数F(時間依存度;自由度)
=カイ二乗分布関数F(時間依存度;K−1)…(8)
空間依存度Hi*kの有意確率p値
=カイ二乗分布関数F(空間依存度;自由度)
=カイ二乗分布関数F(空間依存度;J−1)…(9)
Figure 2011076186
また、操作選択部130は、時間依存度Hij*の高い操作や空間依存度Hi*kの高い操作に加えて、時空間領域毎の操作の頻度Nijkの高い操作を選択してもよい。当該場合、操作選択部130は、操作集計部110から取得した頻度集計情報(例えば、図2(a)に示す情報)に基づいて、時空間領域毎の操作の頻度Nijkの高い操作を選択してもよい。
また、操作選択部130は、時間依存度Hij*の高い操作や空間依存度Hi*kの高い操作に加えて、時空間領域毎の操作の期待度数Eijkの高い操作を選択してもよい。当該場合、操作選択部130は、期待度数算出部120から取得した期待度数情報(例えば、図2(b)に示す情報)に基づいて、時空間領域毎の操作の期待度数Eijkの高い操作を選択する。
更に、操作選択部130は、時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の最も高い操作と時間依存度Hij*の最も高い操作とを選択した場合に、選択した時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の最も高い操作が、選択した時間依存度Hij*の最も高い操作と重複したときは、重複に係る時間依存度Hij*の有意確率が所定の値(有意水準)よりも小さいとき(時間依存度Hij*が統計的に有意であるとき)は、時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の最も高い操作に代えて、時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の次点の操作(次に該頻度Nijk(若しくは該期待度数Eijk)が高い操作)を選択し、重複に係る時間依存度Hij*の有意確率が所定の値(有意水準)よりも大きいとき(時間依存度Hij*が統計的に有意でないとき)は、時間依存度Hij*の最も高い操作に代えて、時間依存度Hij*の次点の操作(次に時間依存度Hij*が高い操作)を選択してもよい。時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の最も高い操作と時間依存度Hij*の最も高い操作と空間依存度Hi*kの最も高い操作とを選択した場合も同様である。
更に、操作選択部130は、時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の最も高い操作と空間依存度Hi*kの最も高い操作とを選択した場合に、選択した時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の最も高い操作が、選択した空間依存度Hi*kの最も高い操作と重複したときは、重複に係る空間依存度Hi*kの有意確率が所定の値(有意水準)よりも小さいとき(空間依存度Hi*kが統計的に有意であるとき)は、時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の最も高い操作に代えて、時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の次点の操作(次に該頻度Nijk(若しくは該期待度数Eijk)が高い操作)を選択し、重複に係る空間依存度Hi*kの有意確率が所定の値(有意水準)よりも大きいとき(空間依存度Hi*kが統計的に有意でないとき)は、空間依存度Hi*kの最も高い操作に代えて、空間依存度Hi*kの次点の操作(次に空間依存度Hi*kが高い操作)を選択してもよい。時空間領域毎の操作の頻度Nijk(若しくは時空間領域毎の操作の期待度数Eijk)の最も高い操作と空間依存度Hi*kの最も高い操作と時間依存度Hij*の最も高い操作とを選択した場合も同様である。
以上、操作選択部130による操作選択の種々の態様を説明したが、操作選択部130は、頻度Nijkの最も高い操作、時間依存度Hij*の最も高い操作、空間依存度Hi*kの最も高い操作を選択することが好ましい。即ち、操作選択部130は、現在時刻j、現在位置kを特定した場合に、以下の3つの操作を選択することが好ましい。
(A)時間j、場所kにおける頻度Nijkが最上位の操作
(B)時間jにおける時間依存度Hij*が最上位の操作
(C)場所kにおける空間依存度Hi*kが最上位の操作
(選択した操作が重複した時の優先順位付けの手順)
上記(B)の操作(または上記(C)の操作)が上記(A)の操作と重複する場合、操作選択部130は、上記式(8)(9)によってp値を算出する。操作選択部130は、p値が0.05より小さい場合は、上記(B)の操作(または上記(C)の操作)を優先し、頻度Nijkの2位以下から上記(B)の操作(または上記(C)の操作)と重複しない操作を再選択する。一方、操作選択部130は、p値が0.05以上の場合には、上記(A)の操作を優先し、時間依存度Hij*(空間依存度Hi*k)の2位以下から上記(A)の操作と重複しない操作を選択する。上記(B)の操作が上記(C)の操作と重複する場合、p値の小さい方を優先する。
なお、操作選択部130は、4つ以上の操作を選択する場合、選択する操作として、上記3つの操作以外にp値が0.05より小さい(優先順位の高い)時間依存の操作または場所依存の操作があれば、追加してもよい。なお、ユーザからのフィードバックを反映させて操作を選択してもよい。例えば、ユーザからある時間、ある場所にある操作を行うというフィードバックがあった場合(明示的でなく、表示部50に表示した操作以外に係る操作が選択された場合も含む)、当該操作の頻度に一定の重みをつけて頻度を再集計し、当該操作が選択されやすいようにしてもよい。
表示部50は、操作選択部130によって選択された操作を出力する。例えば、表示部50は、操作選択部130から、時空間領域毎の操作の頻度Nijkの最も高い操作としてメール操作を示す操作IDと、時間依存度Hij*の最も高い操作としてブラウザ操作を示す操作IDと、空間依存度Hi*kの最も高い操作としてナビゲーション操作を示す操作IDとを取得した場合、図3に示すように、メール操作を示す情報(例えば、文字、アイコン)と、ブラウザ操作を示す情報と、ナビゲーション操作を示す情報とを表示する。なお、表示部140は、図3に示すように、所定の場所に、それぞれの操作を示す情報を表示するようにしてもよい。図3に示す例の場合、中央に頻度Nijkに基づき選択された操作を示す情報、左側に空間依存度Hi*kに基づき選択された操作を示す情報、右側に時間依存度Hij*に基づき選択された操作を示す情報を表示するようにしている。
つまり、図3に示す例の場合、表示部50は、現在の時間、場所において頻度の高い操作と同時に、現在の時間に関して場所毎の頻度が期待度数と異なる度合いが強い操作、および、現在の場所に関して時間毎の頻度が期待度数と異なる度合いが強い操作の操作名が表示される。なお、図3の例においては、キー押下によって該当するアプリ(例えば、メール、ブラウザ、ナビゲーション)が起動する。
続いて、図4を用いて操作支援装置1の動作を説明する。図4(a)に示すフローチャートは、時空間領域を決定から期待度数を算出する迄の動作の流れである。図4(a)に示すフローチャートは、適宜(例えば、所定時間経過毎、操作記憶部90に所定量の入力情報が記憶または更新される毎)開始する。
図4(a)において、時空間領域決定部40は、操作記憶部90から時刻情報および位置情報に対応付けて記憶されている入力操作を示す情報(操作ID)を取得し、時空間領域を決定する(ステップS100)。時空間領域を決定した時空間領域決定部40は、決定した時空間領域を示す情報(時間ID、空間ID)を操作集計部110に供給する。
次いで、操作集計部110は、操作記憶部90から時刻情報および位置情報に対応付けて記憶されている入力操作を示す情報(操作ID)を取得し、時空間領域決定部40から時空間領域を示す情報(時間ID、空間ID)を取得して、時空間領域毎に操作の頻度Nijkを集計する(ステップS110)。時空間領域毎に操作の頻度Nijkを集計した操作集計部110は、頻度集計情報を期待度数算出部120に供給する。また、操作集計部110は、頻度集計情報を内部に記憶する。
次いで、期待度数算出部120は、頻度集計情報に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数Eijkを算出する(ステップS120)。時空間領域毎の操作の期待度数Eijkを算出した期待度数算出部120は、期待度数情報を内部に記憶する。そして、図4(a)に示すフローチャートは終了する。
図4(b)に示すフローチャートは、操作の選択から表示する迄の動作の流れである。図4(b)に示すフローチャートは、新たな時間IDまたは空間IDになったときに開始する。
操作選択部130は、頻度集計情報および期待度数情報に基づいて、頻度Nijkに基づく操作(本フローチャートにおいて操作という)としてNijkが最上位の操作を選択し、時間依存度Hij*に基づく操作(本フローチャートにおいて操作という)としてHij*が最上位の操作を選択し、空間依存度Hi*kに基づく操作(本フローチャートにおいて操作という)としてHi*kが最上位の操作を選択する(ステップS200)。
操作選択部130は、操作、操作、操作の何れもが互いに異なるか否かを判断する(ステップS210)。つまり、操作選択部130は、操作と操作、操作と操作、操作と操作の何れも重複していないか否かを判断する。操作選択部130は、操作、操作、操作の何れもが互いに異なると判断した場合(ステップS210:Yes)、操作、操作、操作を示す情報(操作ID)を表示部50に供給し、表示部50は、操作、操作、操作を示す情報(例えば、文字、アイコン)を表示する(ステップS280)。そして、本フローチャートは終了する。
一方、操作選択部130は、操作、操作、操作の何れかが同一であると判断した場合(ステップS210:No)、操作と操作とが同一であるか否かを判断する(ステップS220)。操作選択部130は、操作と操作とが同一であると判断した場合(ステップS220:Yes)、操作に係るp値に基づき、操作、操作の何れか一方を再選択する(ステップS230)。具体的には、操作選択部130は、操作に係るp値が0.05より小さい場合には、操作を再選択し、操作に係るp値が0.05以上の場合には、操作を再選択する。一方、操作選択部130は、操作と操作とが同一でないと判断した場合(ステップS220:No)、ステップS230を飛ばしてステップS240に進む。
ステップS230またはステップS220(No)に続いて、操作選択部130は、操作と操作とが同一であるか否かを判断する(ステップS240)。操作選択部130は、操作と操作とが同一であると判断した場合(ステップS240:Yes)、操作に係るp値に基づき、操作、操作の何れか一方を再選択する(ステップS250)。具体的には、操作選択部130は、操作に係るp値が0.05より小さい場合には、操作を再選択し、操作に係るp値が0.05以上の場合には、操作を再選択する。一方、操作選択部130は、操作と操作とが同一でないと判断した場合(ステップS240:No)、ステップS250を飛ばしてステップS260に進む。
ステップS250またはステップS240(No)に続いて、操作選択部130は、操作と操作とが同一であるか否かを判断する(ステップS260)。操作選択部130は、操作と操作とが同一であると判断した場合(ステップS260:Yes)、操作および操作に係るp値に基づき、操作、操作の何れか一方を再選択する(ステップS270)。具体的には、操作選択部130は、操作に係るp値が操作に係るp値より小さい場合には、操作を再選択し、操作に係るp値が操作に係るp値より小さい場合には、操作を再選択する。一方、操作選択部130は、操作と操作とが同一でないと判断した場合(ステップS260:No)、ステップS260を飛ばしてステップS210に戻る。以降、ステップS210(Yes)となる迄、ステップS210〜ステップS270を繰り返し実行し、ステップS210(Yes)となった場合、操作、操作、操作を示す情報(操作ID)を表示部50に供給し、表示部50は、操作、操作、操作を示す情報(例えば、文字、アイコン)を表示する(ステップS280)。そして、本フローチャートは終了する。
以下、具体的な値を用いて説明する。なお、操作集計部110は、図5に示す頻度Nijkを算出したものとする。期待度数算出部120は、図5に示す頻度集計結果に基づいて、図6に示す期待度数Eijkを算出する。例えば、図6(a)のAに示す時間1および場所1における操作1の期待度数E111は、上記式(4)から、E111=(N11*×Ni*k)/Ni**となるため、図5(a)のA、B、Cの値を用いて、E111=(30×31)/80=11.63となる。
操作選択部130は、図5に示す頻度集計結果、図6に示す期待度数算出結果に基づいて、図7および図8に示す時間依存度Hij*および空間依存度Hi*kを算出する。図7において時間別場所別の値は、合計値(時間依存度Hij*および空間依存度Hi*k)を算出するために算出する値であって、上記式(6)(7)の一部を構成する値(Nijk−Eijk/Eijkである。例えば、図7(a)のAに示す値は、(N111−E111/E111=(10−11.63)/11.63=0.228…となる。図8の値は、図7に示す合計値(時間依存度Hij*および空間依存度Hi*k)である。例えば、図7(a)のB、C、Dは、図8(a)に示す操作1の時間依存度H1j*に相当し、図7(a)のE、F、Gは、図8(b)に示す操作1の空間依存度H1*kに相当する。
続いて、操作選択部130は、図5に示す頻度集計結果に基づいて、図9(a)に示すように、頻度Nijkが最上位の操作を選択する。また、操作選択部130は、図8(a)に示す時間依存度Hij*に基づいて、図9(b)に示すように、時間依存度Hij*が最上位の操作を選択する。また、操作選択部130は、図8(b)に示す空間依存度Hi*kに基づいて、図9(c)に示すように、空間依存度Hi*kが最上位の操作を選択する。例えば、操作選択部130は、時間2および場所3における操作を選択する場合、頻度Nijkが最上位の操作としては、図5(a)から操作1が5、図5(b)から操作2が5、図5(c)から操作3が15、図5(c)から操作4が5であるため、図9(a)のAに示すように操作3を選択し、時間依存度Hij*が最上位の操作としては、時間2のみに着目し、図8(a)から、操作1が6.07、操作2が2.07、操作3が4.41、操作4が1.27であるため、図9(b)のBに示すように操作1を選択し、空間依存度Hi*kが最上位の操作としては、場所3のみに着目し、図8(b)から、操作1が9.05、操作2が16.74、操作3が3.84、操作4が5.74であるため、図9(c)のCに示すように操作2を選択する。
続いて、操作選択部130は、図9(a)、図9(b)、図9(c)には重複して選択した操作があるため、図10に示すように、p値を算出する。そして、操作選択部130は、図10のp値に基づいて、重複して選択した操作について、再度操作を選択することによって、図11に示すように、重複を解消する。
例えば、時間1および場所2に係る頻度Ni12の最上位の操作1(図9(a)のD)と、時間1および場所2に係る空間依存度合Hi*2の最上位の操作1(図9(c)のF)は重複するが、図10(b)によれば、空間依存度合H1*2のp値は、0.0071(0.05以上)であるため、頻度Ni12の最上位を優先し、図8(b)において空間依存度合Hi*2が最上位(5.29)の次点(1.66)である操作3を、図11(c)に示すように再選択する(繰り上げる)。
また、時間1および場所3に係る頻度Ni13の最上位の操作2(図9(a)のG)と、時間1および場所3に係る時間依存度合Hi1*の最上位の操作2(図9(b)のH)と、時間1および場所3に係る空間依存度合Hi*3の最上位の操作2(図9(c)のI)は、全て重複するが、図10(a)によれば、時間依存度合H21*のp値は0.0002(0.05未満)、図10(b)によれば、空間依存度合H2*3のp値は0.0002(0.05未満)であるため、時間依存度合Hi1*の最上位および空間依存度合Hi*3の最上位を優先する。時間依存度合H21*のp値および空間依存度合H2*3のp値を少数点以下第5位まで比べると、時間依存度合H21*のp値の方が小さいため、時間依存度合H21*の最上位を優先し、図8(b)において空間依存度合Hi*3の最上位(16.74)の次点(9.05)である操作1を、図11(c)に示すように再選択する。更に、図5(b)において頻度Ni13が最上位(16)の次点(10)である操作3または操作4を、図11(a)に示すように再選択する(繰り上げる)。
以上、上記実施形態による操作支援装置1によれば、時間、場所に基づいて次の操作を予測することができるようになる。特に、操作支援装置1によれば、時間別場所別の頻度に代えてまたは加えて、時間および場所のうち時間に依存する度合いに基づいて、又は、時間および場所のうち場所に依存する度合いに基づいて、次の操作を予測することができるようになる。更に、操作支援装置1によれば、時間別場所別の頻度、時間に依存する度合い、および、場所に依存する度合いのそれぞれに基づくそれぞれの操作予測を統合し、次の操作を予測することができるようになる。即ち、精度の高い操作予測を実現することができるようになる。
なお、本実施形態において、操作支援装置1の一例は携帯電話である(換言すれば、入力操作予測部10の適用例は携帯電話である)と説明したが、入力操作予測部10の適用例は携帯電話に限定するものではない。例えば、他の機器(例えば、携帯して使用可能なパーソナルコンピュータ、カーナビゲーションシステム本体、カメラ、携帯して使用可能な音楽プレーヤ、携帯して使用可能なゲーム機)に入力操作予測部10を適用してもよい。
また、本実施形態において、入力操作予測部10は、操作支援装置1の構成要素であると説明したが、入力操作予測部10を、ユーザに予測操作を提示する他の装置から独立した別体の装置(入力操作予測装置)として構成してもよい。
なお、本発明の一実施形態による操作支援装置1の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の一実施形態による操作支援装置1の各処理に係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 操作支援装置 10 入力操作予測部 20 時刻・位置取得部 30 操作受付部 90 操作記憶部 40 時空間領域決定部 50 表示部 110 操作集計部 120 期待度数算出部 130 操作選択部

Claims (6)

  1. ユーザによる入力が予測される操作を提示する操作支援装置であって、
    ユーザによって入力された操作の頻度を時空間領域毎に集計する操作集計部と、
    前記操作集計部によって集計された時空間領域毎の操作の頻度に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数を算出する期待度数算出部と、
    前記操作集計部によって集計された時空間領域毎の操作の頻度が、前記期待度数算出部によって算出された時空間領域毎の操作の期待度数と異なる度合いについて全空間領域において合計した時間依存度の高い操作、または、前記度合いについて全時間領域において合計した空間依存度の高い操作のうち少なくとも一方を、前記入力が予測される操作として選択する操作選択部と
    を備えることを特徴とする操作支援装置。
  2. 前記操作選択部は、
    前記時間依存度の最も高い操作と前記空間依存度の最も高い操作とを選択した場合であって、選択した時間依存度の最も高い操作が、選択した空間依存度の最も高い操作と重複した場合に、
    選択した時間依存度の有意確率が、選択した空間依存度の有意確率よりも小さいときは、選択した空間依存度の最も高い操作に代えて前記空間依存度の次点の操作を選択し、
    選択した空間依存度の有意確率が、選択した時間依存度の有意確率よりも小さいときは、選択した時間依存度の最も高い操作に代えて前記時間依存度の次点の操作を選択することを特徴とする請求項1に記載の操作支援装置。
  3. 前記操作選択部は、
    更に、前記時空間領域毎の操作の頻度若しくは前記時空間領域毎の操作の期待度数の高い操作を選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の操作支援装置。
  4. 前記操作選択部は、
    前記時空間領域毎の操作の頻度若しくは前記時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作と前記時間依存度の最も高い操作とを選択した場合、または、前記時空間領域毎の操作の頻度若しくは前記時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作と前記時間依存度の最も高い操作と前記空間依存度の最も高い操作とを選択した場合であって、選択した時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作が、選択した時間依存度の最も高い操作と重複した場合に、
    選択した時間依存度の有意確率が所定の値よりも小さいときは、選択した時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作に代えて、前記時空間領域毎の操作の頻度若しくは前記時空間領域毎の操作の期待度数の次点の操作を選択し、選択した時間依存度の有意確率が所定の値よりも大きいときは、選択した時間依存度の最も高い操作に代えて前記時間依存度の次点の操作を選択し、
    前記時空間領域毎の操作の頻度若しくは前記時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作と前記空間依存度の最も高い操作とを選択した場合、または、前記時空間領域毎の操作の頻度若しくは前記時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作と前記空間依存度の最も高い操作と前記時間依存度の最も高い操作とを選択した場合であって、選択した時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作が、選択した空間依存度の最も高い操作と重複した場合に、
    選択した空間依存度の有意確率が所定の値よりも小さいときは、選択した時空間領域毎の操作の頻度若しくは時空間領域毎の操作の期待度数の最も高い操作に代えて、前記時空間領域毎の操作の頻度若しくは前記時空間領域毎の操作の期待度数の次点の操作を選択し、選択した空間依存度の有意確率が所定の値よりも大きいときは、選択した空間依存度の最も高い操作に代えて選択した空間依存度の次点の操作を選択することを特徴とする請求項3に記載の操作支援装置。
  5. ユーザによる入力が予測される操作を提示する操作支援方法であって、
    ユーザによって入力された操作の頻度を時空間領域毎に集計する操作集計手段と、
    前記操作集計手段によって集計された時空間領域毎の操作の頻度に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数を算出する期待度数算出手段と、
    前記操作集計手段によって集計された時空間領域毎の操作の頻度が、前記期待度数算出手段によって算出された時空間領域毎の操作の期待度数と異なる度合いについて全空間領域において合計した時間依存度の高い操作、または、前記度合いについて全時間領域において合計した空間依存度の高い操作のうち少なくとも一方を、前記入力が予測される操作として選択する操作選択手段と
    を有することを特徴とする操作支援方法。
  6. ユーザによる入力が予測される操作を提示する操作支援装置のコンピュータに、
    ユーザによって入力された操作の頻度を時空間領域毎に集計する操作集計ステップと、
    前記操作集計ステップによって集計された時空間領域毎の操作の頻度に基づいて時空間領域毎の操作の期待度数を算出する期待度数算出ステップと、
    前記操作集計ステップによって集計された時空間領域毎の操作の頻度が、前記期待度数算出ステップによって算出された時空間領域毎の操作の期待度数と異なる度合いについて全空間領域において合計した時間依存度の高い操作、または、前記度合いについて全時間領域において合計した空間依存度の高い操作のうち少なくとも一方を、前記入力が予測される操作として選択する操作選択ステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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