JP2011180259A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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敦行 真鍋
Kiyoshi Shobara
潔 庄原
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浩治 井上
Minako Hamamoto
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Abstract

【課題】生産性の低下を抑制することが可能な液晶表示装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、第1スイッチング素子上に配置された第1カラーフィルタ層と、第2スイッチング素子上に配置されるとともに第1カラーフィルタ層の一部に重なった重畳部を形成する第2カラーフィルタ層と、第1カラーフィルタ層及び第2カラーフィルタ層を覆うとともに重畳部の直上に凹部が形成された絶縁膜と、第1カラーフィルタ層の上方に位置する絶縁膜上に配置され第1スイッチング素子に電気的に接続された第1画素電極と、第2カラーフィルタ層の上方に位置する絶縁膜上に配置され第2スイッチング素子に電気的に接続された第2画素電極と、を備えた第1基板と、第1基板に対向して配置された第2基板と、第1基板と第2基板とを貼り合わせる閉ループ状のシール材とを備えた液晶表示装置。
【選択図】 図3

Description

この発明は、液晶表示装置及びその製造方法に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータなどのOA機器やテレビなどの表示装置として各種分野で利用されている。近年では、液晶表示装置は、携帯電話などの携帯端末機器や、カーナビゲーション装置、ゲーム機などの表示装置としても利用されている。
このような液晶表示装置において、一対の基板間に液晶層を形成する方法として、滴下注入法が知られている。この滴下注入法は、一方の基板にシール材を閉ループ状に塗布した後、ループ内に液晶材料を滴下し、他方の基板を重ね合わせ、液晶材料を広げて液晶層を形成し、シール材を硬化するものである。
例えば、特許文献1によれば、ディスペンサーでの描画し始めにシール材が出てきにくく、描画し終わり時には糸曳き状態となりやすいといった課題に対し、シール材を塗布する工程は、閉ループ状シールパターンの外部の箇所から描画し始め、且つ、閉ループ状シールパターンの外部の箇所で描画し終わる工程を有する液晶表示素子の製造方法が開示されている。
特開2003−222883号公報
この発明の目的は、生産性の低下を抑制することが可能な液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
この発明の一態様によれば、
第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子上に配置された第1カラーフィルタ層と、前記第2スイッチング素子上に配置されるとともに前記第1カラーフィルタ層の一部に重なった重畳部を形成する第2カラーフィルタ層と、前記第1カラーフィルタ層及び前記第2カラーフィルタ層を覆うとともに前記重畳部の直上に凹部が形成された絶縁膜と、前記第1カラーフィルタ層の上方に位置する前記絶縁膜上に配置され前記第1スイッチング素子に電気的に接続された第1画素電極と、前記第2カラーフィルタ層の上方に位置する前記絶縁膜上に配置され前記第2スイッチング素子に電気的に接続された第2画素電極と、を備えた第1基板と、前記第1基板に対向して配置された第2基板と、前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせる閉ループ状のシール材と、前記第1基板と前記第2基板との間であって前記シール材によって囲まれた内側に保持された液晶層と、を備えたことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
この発明の他の態様によれば、
絶縁基板の上方に第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を形成し、前記第1スイッチング素子上に第1コンタクトホールが形成された第1カラーフィルタ層を形成し、前記第2スイッチング素子上に第2コンタクトホールが形成されるとともに前記第1カラーフィルタ層の一部に重なった重畳部を形成する第2カラーフィルタ層を形成し、前記第1カラーフィルタ層上及び前記第2カラーフィルタ層上にレジストを塗布し、第1コンタクトホールの直上及び前記第2コンタクトホールの直上に位置する前記レジストを第1露光量で露光するとともに前記重畳部の直上に位置する前記レジストを第1露光量とは異なる第2露光量で露光し、前記レジストにより前記第1コンタクトホール及び前記第2コンタクトホールに連通した貫通孔が形成された絶縁膜を形成し、前記第1カラーフィルタ層の上方に位置する前記絶縁膜上に前記第1スイッチング素子に電気的に接続された第1画素電極を形成するとともに、前記第2カラーフィルタ層の上方に位置する前記絶縁膜上に前記第2スイッチング素子に電気的に接続された第2画素電極を形成する第1基板の製造工程と、前記第1基板の前記第1画素電極及び前記第2画素電極が形成された面に閉ループ状のシール材を塗布する工程と、前記第1基板の前記シール材で囲まれた内側に液晶材料を滴下する工程と、前記第1基板に第2基板を貼り合わせる工程と、を備えたことを特徴とする液晶表示装置の製造方法が提供される。
この発明によれば、生産性の低下を抑制することが可能な液晶表示装置及びその製造方法を提供することができる。
図1は、この発明の一実施の形態における液晶表示装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した液晶表示パネルのアレイ基板の構造を概略的に示す平面図である。 図3は、図1に示した液晶表示パネルの構造を概略的に示す断面図である。 図4は、本実施形態の液晶表示装置の製造方法を説明するための図であり、第1絶縁基板上にスイッチング素子などを形成する工程を説明するための概略断面図である。 図5は、本実施形態の液晶表示装置の製造方法を説明するための図であり、第1絶縁基板上に第1乃至第3カラーフィルタ層を形成する工程を説明するための概略断面図である。 図6は、本実施形態の液晶表示装置の製造方法を説明するための図であり、第1乃至第3カラーフィルタ層の上にレジストを塗布する工程を説明するための概略断面図である。 図7は、本実施形態の液晶表示装置の製造方法を説明するための図であり、塗布されたレジストを露光する工程を説明するための概略断面図である。 図8は、本実施形態の液晶表示装置の製造方法を説明するための図であり、露光されたレジストにより上面に凹部を有するオーバーコート層を形成する工程を説明するための概略断面図である。 図9は、本実施形態の液晶表示装置の製造方法を説明するための図であり、露光されたレジストにより上面が平坦化されたオーバーコート層を形成する工程を説明するための概略断面図である。 図10は、本実施形態の液晶表示装置の製造方法を説明するための図であり、アレイ基板にシール材を塗布する工程、及びその後に液晶材料を滴下する工程を説明するための概略断面図である。 図11は、本実施形態の液晶表示装置の製造方法を説明するための図であり、アレイ基板と対向基板とを貼り合わせる工程を説明するための概略断面図である。 図12は、本実施形態の変形例における第1乃至第3カラーフィルタ層が配置された各画素の概略平面図である。 図13は、図12に示した本実施形態の変形例における位置Aでの第1乃至第3カラーフィルタ層及びオーバーコート層の概略断面図である。
以下、本発明の一態様について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態における液晶表示装置の構成を模式的に示す図である。
すなわち、液晶表示装置1は、アクティブマトリクスタイプの液晶表示パネルLPN、液晶表示パネルLPNに接続された駆動ICチップ2及びフレキシブル配線基板3、液晶表示パネルLPNを照明するバックライト4などを備えている。
液晶表示パネルLPNは、第1基板としてのアレイ基板ARと、アレイ基板ARに対向して配置された第2基板としての対向基板CTと、これらのアレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された図示しない液晶層と、を備えて構成されている。これらのアレイ基板ARと対向基板CTとは、シール材5によって貼り合わせられている。このシール材5は、アレイ基板ARと対向基板CTとの間において、略矩形枠状に形成されている。
このような液晶表示パネルLPNは、シール材5によって囲まれた内側に、画像を表示する略矩形状のアクティブエリアACTを備えている。このアクティブエリアACTは、m×n個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている(但し、m及びnは正の整数である)。
バックライト4は、図示した例では、アレイ基板ARの背面側に配置されている。このようなバックライト4としては、種々の形態が適用可能であり、また、光源として発光ダイオード(LED)を利用したものや冷陰極管(CCFL)を利用したものなどのいずれでも適用可能であり、詳細な構造については説明を省略する。
図2は、図1に示したアレイ基板ARを対向基板CTの側から見た概略上面図である。なお、図2においては、説明に必要な主要部のみを図示している。
まず、アクティブエリアACTの一画素PXの構成について説明する。アレイ基板ARは、第1方向Xに沿ってそれぞれ延出したゲート線G及び補助容量線C、第1方向Xと交差する第2方向Yに沿って延出したソース線S、ゲート線Gとソース線Sとの交差部近傍に配置されたスイッチング素子SWなどを備えている。
アクティブエリアACTにおいて、複数本のゲート線G及び補助容量線Cは、第2方向Yに沿って交互に並列配置されている。また、複数本のソース線Sは、第1方向に沿って並列配置されている。ゲート線G及び補助容量線Cとソース線Sとは略直交するため、これらは格子状に形成され、アクティブエリアACTにおいてブラックマトリクスを形成する。例えば、補助容量線Cとソース線Sとが成すマス目が画素PXの開口部に相当する。
各スイッチング素子SWは、例えば、nチャネル薄膜トランジスタ(TFT)によって構成されている。このスイッチング素子SWは、半導体層SCを備えている。この半導体層SCは、例えば、ポリシリコンやアモルファスシリコンなどによって形成可能であり、ここではポリシリコンによって形成されている。
スイッチング素子SWのゲート電極WGは、ゲート線Gに電気的に接続されている。図示した例では、ゲート電極WGはゲート線Gと一体的に形成されている。スイッチング素子SWのソース電極WSは、ソース線Sに電気的に接続されている。図示した例では、ソース電極WSはソース線Sと一体に形成されている。スイッチング素子SWのドレイン電極WDは、画素電極PEと電気的に接続されている。
このようなゲート電極WGは、ゲート線Gや補助容量線Cなどと同一の導電材料を用いて同一工程で形成可能である。また、ソース電極WS及びドレイン電極WDは、ソース線Sなどと同一の導電材料を用いて同一工程で形成可能である。これらのゲート線Gやソース線Sなどは、例えばアルミニウム、モリブデン、タングステン、チタンなどの低抵抗な導電材料によって形成されている。ここに示した導電材料は、いずれも光の透過率が極めて低い(あるいはほとんど透過率がゼロである)遮光性の材料である。
カラーフィルタ層CFは、スイッチング素子SWの上に配置されている。このようなカラーフィルタ層CFには、互いに異なる色に着色された複数種類のカラーフィルタ層が含まれる。ここに示した例では、カラーフィルタ層CFとして、例えば赤色に着色された樹脂材料からなる第1カラーフィルタ層CF1、青色に着色された樹脂材料からなる第2カラーフィルタ層CF2、緑色に着色された樹脂材料からなる第3カラーフィルタ層CF3が配置されている。
これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3は、アクティブエリアACTの第2方向Yに沿って延在している。また、これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3は、第1方向Xに交互に配置され、図示した例では、アクティブエリアACTの左側から右側に向かって順に、第1カラーフィルタ層CF1、第2カラーフィルタ層CF2、第3カラーフィルタ層CF3、第1カラーフィルタ層CF1、…、第3カラーフィルタ層CF3と交互に配置されている。
また、これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3は、互いに離間することなく、それぞれの周縁部が重なるように配置されている。つまり、第1カラーフィルタ層CF1の周縁部は、第1方向Xに隣接する第2カラーフィルタ層CF2の周縁部と重なって重畳部を形成している。同様に、第2カラーフィルタ層CF2の周縁部は第1方向Xに隣接する第3カラーフィルタ層CF3の周縁部と重なり、また、第3カラーフィルタ層CF3の周縁部は第1方向Xに隣接する第1カラーフィルタ層CF1の周縁部と重なり、それぞれ重畳部を形成している。これらの重畳部は、図示した例では、ソース線Sの略直上に位置している。このため、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3の下層の導電層、例えばソース線Sやゲート線Gや補助容量線Cがむき出しとならず、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3の上に画素電極PEを形成した際のショートの発生を防止できる。
これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3のそれぞれは、第2方向Yに並んだ画素PXの各スイッチング素子SWを覆うように配置されている。また、これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3の上には、それぞれ第2方向Yに並んだ複数の画素電極PEが配置されている。各画素電極PEは、スイッチング素子SWのドレイン電極WDに電気的に接続されている。このような画素電極PEは、各画素PXの開口部に対応して配置されている。
上述したアレイ基板ARにおいて、アクティブエリアACTの外側には、シール材5が配置されている。図示した例では、シール材5は、略矩形状のアクティブエリアACTの外周に沿って矩形枠状に形成されている。特に、このシール材5は、閉ループ状に形成されており、いわゆる注入口を確保するべく途中で途切れた形状とは異なる。なお、図示した例では、アレイ基板ARの画素電極PEなどが形成された面にシール材5を配置したが、図示しない対向基板CTのアレイ基板ARと向かい合う面にシール材を配置しても良い。
また、上述したアレイ基板ARにおいて、アクティブエリアACTの外側であってシール材5よりも内側には、遮光層6が配置されている。図示した例では、遮光層6は、略矩形状のアクティブエリアACTの外周に沿って矩形枠状に形成されている。このような遮光層6は、例えば、黒色に着色された樹脂材料によって形成されている。
液晶表示パネルLPNの構造について、以下により詳細に説明する。
図3は、図2に示したアレイ基板ARを図中のA−B線で切断したときの液晶表示パネルLPNの概略断面図である。
アレイ基板ARは、ガラス板などの光透過性を有する第1絶縁基板10を用いて形成されている。スイッチング素子SWは、第1絶縁基板10の上に形成された半導体層SCを備えている。この半導体層SCは、チャネル領域SCCを挟んだ両側にそれぞれソース領域SCS及びドレイン領域SCDを有している。なお、第1絶縁基板10と半導体層SCとの間には、絶縁膜であるアンダーコート層が介在していても良い。半導体層SCは、ゲート絶縁膜11によって覆われている。また、ゲート絶縁膜11は、第1絶縁基板10の上にも配置されている。
ゲート電極WGは、ゲート絶縁膜11の上に形成され、半導体層SCのチャネル領域SCCの直上に位置している。ゲート電極WGは、層間絶縁膜12によって覆われている。また、この層間絶縁膜12は、ゲート絶縁膜11の上にも配置されている。これらのゲート絶縁膜11及び層間絶縁膜12は、例えば、酸化シリコン及び窒化シリコンなどの無機系材料によって形成されている。
スイッチング素子SWのソース電極WS及びドレイン電極WDは、層間絶縁膜12の上に形成されている。ソース電極WSは、ゲート絶縁膜11及び層間絶縁膜12を貫通するコンタクトホールを通して半導体層SCのソース領域SCSにコンタクトしている。同様に、ドレイン電極WDは、ゲート絶縁膜11及び層間絶縁膜12を貫通するコンタクトホールを通して半導体層SCのドレイン領域SCDにコンタクトしている。
このような構成のスイッチング素子SWの上にはカラーフィルタ層が配置されている。すなわち、画素PX1において、第1カラーフィルタ層CF1は、ソース電極WS及びドレイン電極WDを覆うとともに、層間絶縁膜12の上にも配置され、さらに、第1方向Xに隣接する2本のソース線Sの上にもそれぞれ延在している。この第1カラーフィルタ層CF1は、概略テーパ状の断面を有している。第1カラーフィルタ層CF1が延在した2本のソース線Sのうちの一方のソース線Sの直上近傍では、第1カラーフィルタ層CF1の上に第3カラーフィルタ層CF3が重なり、重畳部OLを形成している。このような第1カラーフィルタ層CF1には、画素PX1に配置されたスイッチング素子SWのドレイン電極WDに到達するコンタクトホールCH1が形成されている。
画素PX2においても同様に第2カラーフィルタ層CF2が配置されている。この第2カラーフィルタ層CF2は、画素PX1と画素PX2との間のソース線Sの直上近傍で第1カラーフィルタ層CF1の上に重なり、重畳部OLを形成している。この第2カラーフィルタ層CF2には、画素PX2に配置されたスイッチング素子SWのドレイン電極WDに到達するコンタクトホールCH2が形成されている。
また、画素PX3においても同様に第3カラーフィルタ層CF3が配置されている。この第3カラーフィルタ層CF3は、画素PX2と画素PX3との間のソース線Sの直上近傍で第2カラーフィルタ層CF2の上に重なり、重畳部OLを形成している。この第3カラーフィルタ層CF3には、画素PX3に配置されたスイッチング素子SWのドレイン電極WDに到達するコンタクトホールCH3が形成されている。
図示した重畳部OLは、いずれもソース線Sの直上付近において、第1カラーフィルタ層CF1と第2カラーフィルタ層CF2、第2カラーフィルタ層CF2と第3カラーフィルタ層CF3、第3カラーフィルタ層CF3と第1カラーフィルタ層CF1といった2種類のカラーフィルタ層が積層された2層構造であるが、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3が積層された3層構造であっても良い。また、重畳部OLは、ソース線Sの直上付近に限らず、ゲート線Gの直上付近や、補助容量線Cの直上付近に形成されても良い。
これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3は、重畳部OLを含む略全体が絶縁膜であるオーバーコート層13によって覆われている。つまり、オーバーコート層13は、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3のうち、第1カラーフィルタ層CF1のみが配置された部分、第1カラーフィルタ層CF1と第2カラーフィルタ層CF2との重畳部OL、第2カラーフィルタ層CF2のみが配置された部分、第2カラーフィルタ層CF2と第3カラーフィルタ層CF3との重畳部OL、第3カラーフィルタ層CF3のみが配置された部分、さらには、第3カラーフィルタ層CF3と第1カラーフィルタ層CF1との重畳部OLのそれぞれの上面に配置されている。
このオーバーコート層13には、貫通孔THが形成されている。貫通孔THは、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3のそれぞれに形成されたコンタクトホールCH1乃至3に連通している。このようなオーバーコート層13は、例えば、ポジ型レジストなどの光透過性を有するフォトレジストによって形成されている。
このようなオーバーコート層13は、概ね上方(つまり対向基板CTの側)に突出することなく、略平坦に形成されている、もしくは、一部に凹部が形成されている。図示した例では、オーバーコート層13において、重畳部OLの直上には凹部13Cが形成されている。換言すると、重畳部OLの直上に位置するオーバーコート層13の上面T1は、画素電極PEが配置される下地となるオーバーコート層13の上面T2よりも窪んでいる。このような凹部13Cは、ソース線Sの直上付近に位置している。第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3が図2に示したようなパターンで形成された場合、凹部13Cは、アクティブエリアACTにおいて第2方向Yに延在し、ストライプ状に形成されている。オーバーコート層13の上面が略平坦が形成された例については後述する。
画素電極PEは、アクティブエリアACTにおいて各画素PXに配置されている。すなわち、この画素電極PEは、オーバーコート層13の上に配置されている。このような画素電極PEは、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。
画素PX1に配置された画素電極PEは、オーバーコート層13に形成された貫通孔TH及び第1カラーフィルタ層CF1に形成されたコンタクトホールCH1を通してドレイン電極WDと電気的に接続されている。同様に、画素PX2に配置された画素電極は貫通孔TH及びコンタクトホールCH2を通してドレイン電極と電気的に接続されている。同様に、画素PX3に配置された画素電極は貫通孔TH及びコンタクトホールCH3を通してドレイン電極と電気的に接続されている。
これらの画素電極PEの表面は、第1配向膜14によって覆われている。すなわち、第1配向膜14は、アレイ基板ARの対向基板CTと向かい合う側の表面、つまり、液晶層LQに接する面に配置されている。
アレイ基板ARのアクティブエリアACTの外側においては、遮光層6が配置され、さらにその外側にはシール材5が配置されている。
一方、液晶表示パネルLPNの対向基板CTは、ガラス板などの光透過性を有する第2絶縁基板30を用いて形成されている。この対向基板CTは、第2絶縁基板30に対向電極CEなどを備えている。
対向電極CEは連続膜であり、アクティブエリアACTにおいては、液晶層LQを介して各画素電極PEと対向している。また、この対向電極CEは、アクティブエリアACTの外側にも延在し、シール材5よりも外側において図示しない導電部材を介してアレイ基板ARの側から所定の電圧が印加される。このような対向電極CEは、ITOやIZOなどの光透過性を有する導電材料によって形成されている。
対向電極CEの表面は、第2配向膜31によって覆われている。すなわち、第2配向膜31は、対向基板CTのアレイ基板ARと向かい合う側の表面、つまり液晶層LQに接する面に配置されている。
上述したようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、それぞれの第1配向膜14及び第2配向膜31が対向するように配置されている。このとき、アレイ基板ARの第1配向膜14と対向基板CTの第2配向膜31との間には、例えば、樹脂材料によって一方の基板に一体的に形成された柱状スペーサが配置され、これにより、所定のギャップ、例えば3〜7μmのギャップが形成される。アレイ基板ARと対向基板CTとは、所定のギャップが形成された状態でシール材5によって貼り合わせられている。
液晶層LQは、上述したセルギャップに封入されている。すなわち、液晶層LQは、アレイ基板ARの画素電極PEと対向基板CTの対向電極CEとの間に保持された液晶材料によって構成されている。液晶層LQと画素電極PEとの間には、第1配向膜14が介在している。液晶層LQと対向電極CEとの間には、第2配向膜31が介在している。
液晶表示パネルLPNの一方の外面、つまり、アレイ基板ARを構成する第1絶縁基板10の外面には、第1偏光板PL1が接着剤などにより貼付されている。また、液晶表示パネルLPNの他方の外面、つまり、対向基板CTを構成する第2絶縁基板30の外面には、第2偏光板PL2が接着剤などにより貼付されている。
次に、上述した液晶表示パネルLPNの製造方法について説明する。
まず、図4に示すように、第1絶縁基板10の上方にソース線Sや図示しないゲート線及び補助容量線を形成するとともにスイッチング素子SWを形成する。なお、ここでは、説明に必要な構成のみを図示しており、スイッチング素子SWを簡略化して図示するとともに、ゲート絶縁膜や層間絶縁膜は省略している。スイッチング素子SWは、画素PX1乃至PX3にそれぞれ形成される。
続いて、図5に示すように、画素PX1に第1カラーフィルタ層CF1を形成する。この第1カラーフィルタ層CF1は、例えば、第1絶縁基板10の上面全体に着色された樹脂材料を成膜した後に、フォトリソグラフィプロセスを経て所望の形状にパターン化されることによって形成される。このような樹脂材料のパターニングの際に、画素PX1に配置されたスイッチング素子SWに到達するコンタクトホールCH1も同時に形成される。その後、同様にして、画素PX2にコンタクトホールCH2が形成された第2カラーフィルタ層CF2を形成する。さらにその後、同様にして、画素PX3にコンタクトホールCH3が形成された第3カラーフィルタ層CF3を形成する。
これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3は、それらの周縁部で互いに重なるように配置される。このため、図示したように、第1カラーフィルタ層CF1の上に第2カラーフィルタ層CF2が重なった重畳部OLでは、第2カラーフィルタ層CF2が上方に向かって盛り上がっている。同様に、第2カラーフィルタ層CF2の上に第3カラーフィルタ層CF3が重なった重畳部OLでは、第3カラーフィルタ層CF3が上方に向かって盛り上がっている。図示していないが、第1カラーフィルタ層CF1の上に第3カラーフィルタ層CF3が重なった重畳部OLでも同様に、第3カラーフィルタ層CF3が上方に向かって盛り上がっている。
重畳部OLにおける盛り上がりの高さは、カラーフィルタ層の材料特性や厚さ、カラーフィルタ同士の重なり量、加工プロセスなどの条件によって変わるが、一例として、塗布したレジストRの厚さが約2μmである場合に、重畳部OLの直上付近でレジストRが0.2〜1.0μm程度盛り上がることがある。
続いて、図6に示すように、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3の上にレジストRを塗布する。ここでは、レジストRとして、光照射により分解が促進され現像液に溶解するポジ型レジストを適用している。このレジストRは、塗布された際に下地の凹凸を吸収する傾向にあるが、重畳部OLの直上付近ではその上面は依然として上方に向かって盛り上がっている。
続いて、図7に示すように、レジストRのうち、コンタクトホールCH1乃至3の直上に位置するレジストRを第1露光量で露光するとともに、重畳部OLの直上に位置するレジストRを第1露光量とは異なる第2露光量で露光する。このような位置に応じて露光量が異なる露光工程は、たとえば、第1露光量で露光する工程と第2露光量で露光する工程とを分けて行っても良いが、コンタクトホールCH1乃至3に対向する領域が第1透過率(高透過率)であり且つ重畳部OLに対向する領域が第1透過率より低い第2透過率である露光マスクを用いて一括して行っても良い。また、露光マスクとして、重畳部OLに対向する領域にグラデーションが形成されたハーフトーンマスクを用いても良い。
ここでは、ポジ型レジストを適用しているため、露光量が大きいほどレジストRの分解が促進される。このため、コンタクトホールCH1乃至3の直上においては、レジストRを完全に除去し、コンタクトホールCH1乃至3に連通した貫通孔THを形成する必要があるため、第1露光量は高露光量に設定される。一方で、重畳部OLの直上においては、レジストRの盛り上がりを除去することが目的であり、レジストRを完全に除去することはないため、第2露光量は第1露光量よりも低露光量に設定される。
続いて、図8に示すように、上述したレジストRに対して現像処理などを施すことにより、コンタクトホールCH1乃至3に連通した貫通孔THが形成されたオーバーコート層13が形成される。また、このオーバーコート層13においては、重畳部OLの直上における盛り上がりが除去される。図8に示した例では、重畳部OLの直上におけるオーバーコート層13には凹部13Cが形成されている。このような凹部13Cは、重畳部OLまで貫通していない。
なお、図9に示したように、オーバーコート層13において、重畳部OLの直上が略平坦に形成されても良い。この場合、重畳部OLの直上に位置するオーバーコート層13の上面T1は、画素電極PEが配置される下地となるオーバーコート層の上面T2と同一平面を形成している。図8及び図9のいずれに示した例についても、重畳部OLはオーバーコート層13によって覆われている。
その後、図示を省略するが、画素PX1乃至画素PX3のそれぞれにおいて、オーバーコート層13の上に画素電極PEが形成され、さらにその後、画素電極PEの上に第1配向膜14が形成される。以上のような工程を経てアレイ基板ARが製造される。
続いて、図10に示すように、アレイ基板ARの画素電極PEが形成された面にシール材5を塗布する。このとき、シール材5は、図2などに示した通り、閉ループ状に形成される。その後、アレイ基板ARのシール材5で囲まれた内側に液晶材料Lを滴下する。このとき、液晶材料Lは、アレイ基板ARのシール材5が形成された面に滴下され、配向膜14の上に位置している。
続いて、図11に示すように、アレイ基板ARと対向基板CTとを貼り合わせる。なお、ここで用意した対向基板CTは、第2絶縁基板30の上に対向電極CEを形成した後、この対向電極CEの上に第2配向膜31を形成したものである。この貼り合わせ工程では、例えば、真空にした組立チャンバー内に、液晶材料Lが滴下されたアレイ基板AR及び別個に用意した対向基板CTを挿入し、アレイ基板ARの上の液晶材料Lと対向基板CTの第2配向膜31とが向かい合うように配置される。そして、アレイ基板ARと対向基板CTとの間隔が小さくなるに従い、滴下した液晶材料Lがアレイ基板ARの第1配向膜14と対向基板CTの第2配向膜31との間で周囲に向かって広がり、これらの基板間を満たすことによって液晶注入が行われる。そして、シール材5の硬化処理がなされ、貼り合わせられたアレイ基板ARと対向基板CTとの間に液晶層LQを保持した液晶表示パネルが製造される。
上述した本実施形態によれば、アレイ基板ARに形成されたカラーフィルタ層CFの段差、つまり対向基板CTに向かって突出した盛り上がり(凸部)が低減されている。このため、アレイ基板ARに滴下した液晶材料Lは、アレイ基板ARと対向基板CTとの間で周囲に向かって広がる際、アレイ基板ARの表面(つまり第1配向膜14の上面)及び対向基板CTの表面(つまり第2配向膜31の上面)に沿ってスムースに進み、短時間で均一な液晶層LQを形成することが可能となる。したがって、効率よく液晶注入を行うことが可能となり、歩留りを改善できる。
また、本実施形態によれば、重畳部OLの直上における不所望な盛り上がりが低減されたため、液晶分子の配向不良またはセルギャップ変化を抑制することが可能となる。このため、重畳部OLの直上付近での画質低下、例えば透過率やコントラストや視野角の変化がなく、表示品位の改善に貢献できる。
一方、カラーフィルタ層CFの盛り上がりが残っている場合、例えば、図2に示したようなパターンの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3を形成した場合、第2方向Yに沿って延びた盛り上がりが形成されるため、液晶材料Lの第1方向Xへの広がりに対する抵抗となり、均一な液晶層を形成するまでに要する時間が本実施形態よりも長く、場合によってはアクティブエリアACTの周辺、特にコーナー部に僅かに気泡が残る場合もあった。
上述した実施の形態では、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3のいずれもが第2方向Yに沿って直線的に延在していた例について説明したが、この例に限らない。
例えば、図12に示した例は、図2などに示した例と比較して、第2カラーフィルタ層CF2及び第3カラーフィルタ層CF3が画素PXの開口部に配置される一方で、第1カラーフィルタ層CF1が画素PXの開口部のみならずコンタクトホールCH1乃至3が形成される補助容量線Cの上にも延在している点で相違している。
このような例の場合にも、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3は、それぞれの周縁部が重なるように配置され、重畳部OLが形成されている。このような重畳部OLのうち、特に図中のAで示した位置では、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3の3層が積層されている。このため、位置Aに形成された重畳部OLは、2層のカラーフィルタ層が積層されて形成された他の位置の重畳部OLよりも高く盛り上がる。
これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3の上にオーバーコート層13を配置した場合、重畳部OLの直上付近で盛り上がり、特に、位置Aでは高く盛り上がる。このため、位置A付近で液晶材料の広がりに対する抵抗が大きくなる。
そこで、上述した例と同様に、オーバーコート層13を形成する際に、露光量を調整することにより、図13の概略断面図に示すように、位置Aを含む重畳部OLの直上に位置するオーバーコート層13の盛り上がりを低減することができる。これにより、液晶材料をよりスムースに広げることができ、短時間で均一な液晶層LQを形成することが可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
例えば、上述した実施の形態では、オーバーコート層を形成するレジストとしてポジ型レジストを適用した例について説明したが、ネガ型レジストを適用することも可能である。
また、本実施形態では、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3をアレイ基板ARに形成するいわゆるカラーフィルタ・オン・アレイ(COA)構造について説明したが、これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3は、対向基板CTに形成されても良い。この場合、第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3は、第2絶縁基板30と対向電極CEとの間に配置され、さらに、これらの第1乃至第3カラーフィルタ層CF1乃至3と対向電極CEとの間にオーバーコート層13が配置される。このような構成においても、重畳部OLの直上に位置するオーバーコート層13の盛り上がりを低減することにより、本実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、本実施形態では、液晶層LQに印加する電界をアレイ基板ARに形成した画素電極PEと対向基板CTに形成した対向電極CEとの間で形成した場合について説明したが、一方の基板に画素電極PEと対向電極CEとを形成したいわゆる横電界モードを適用しても良い。
さらに、本実施形態では、液晶注入を滴下注入方式にて説明したが、シールによって注入口を設け、真空排気後に注入口に液晶を付けた後に大気圧に戻す従来の注入方式でも同様な効果が期待できる。
LPN…液晶表示パネル AR…アレイ基板 CT…対向基板 LQ…液晶層
ACT…アクティブエリア PX…画素
G…ゲート線 C…補助容量線 S…ソース線 SW…スイッチング素子
PE…画素電極 CE…対向電極
CF…カラーフィルタ層 OL…重畳部 CH…コンタクトホール
13…オーバーコート層 13C…凹部 TH…貫通孔

Claims (5)

  1. 第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子上に配置された第1カラーフィルタ層と、前記第2スイッチング素子上に配置されるとともに前記第1カラーフィルタ層の一部に重なった重畳部を形成する第2カラーフィルタ層と、前記第1カラーフィルタ層及び前記第2カラーフィルタ層を覆うとともに前記重畳部の直上に凹部が形成された絶縁膜と、前記第1カラーフィルタ層の上方に位置する前記絶縁膜上に配置され前記第1スイッチング素子に電気的に接続された第1画素電極と、前記第2カラーフィルタ層の上方に位置する前記絶縁膜上に配置され前記第2スイッチング素子に電気的に接続された第2画素電極と、を備えた第1基板と、
    前記第1基板に対向して配置された第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板とを貼り合わせる閉ループ状のシール材と、
    前記第1基板と前記第2基板との間であって前記シール材によって囲まれた内側に保持された液晶層と、
    を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記絶縁膜は、ポジ型レジストによって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 絶縁基板の上方に第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を形成し、
    前記第1スイッチング素子上に第1コンタクトホールが形成された第1カラーフィルタ層を形成し、
    前記第2スイッチング素子上に第2コンタクトホールが形成されるとともに前記第1カラーフィルタ層の一部に重なった重畳部を形成する第2カラーフィルタ層を形成し、
    前記第1カラーフィルタ層上及び前記第2カラーフィルタ層上にレジストを塗布し、
    第1コンタクトホールの直上及び前記第2コンタクトホールの直上に位置する前記レジストを第1露光量で露光するとともに前記重畳部の直上に位置する前記レジストを第1露光量とは異なる第2露光量で露光し、
    前記レジストにより前記第1コンタクトホール及び前記第2コンタクトホールに連通した貫通孔が形成された絶縁膜を形成し、
    前記第1カラーフィルタ層の上方に位置する前記絶縁膜上に前記第1スイッチング素子に電気的に接続された第1画素電極を形成するとともに、前記第2カラーフィルタ層の上方に位置する前記絶縁膜上に前記第2スイッチング素子に電気的に接続された第2画素電極を形成する第1基板の製造工程と、
    前記第1基板の前記第1画素電極及び前記第2画素電極が形成された面に閉ループ状のシール材を塗布する工程と、
    前記第1基板の前記シール材で囲まれた内側に液晶材料を滴下する工程と、
    前記第1基板に第2基板を貼り合わせる工程と、
    を備えたことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  4. 前記レジストはポジ型レジストであり、前記第2露光量は前記第1露光量よりも低露光量であることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 前記重畳部の直上に位置する前記絶縁膜の上面は、前記第1画素電極及び前記第2画素電極が形成される前記絶縁膜の上面よりも窪んでいることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置の製造方法。
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