JP2011179669A - 車両用液圧緩衝器 - Google Patents

車両用液圧緩衝器 Download PDF

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Abstract

【課題】車両における乗り心地を損なうことなく圧縮行程初期にあっても応答性良く必要十分な減衰力を発揮することができる車両用液圧緩衝器を提供することである。
【解決手段】車両用液圧緩衝器Dにおいて、気室側室L2を反気室側の反気室側圧力室L3と気室側の気室側圧力室L4とに仕切る仕切部材5と、反気室側圧力室L3と気室側圧力室L4とを連通する連通路6と、連通路6の途中に設けられて反気室側圧力室L3から気室側圧力室L4へ向かう液体の流れのみを許容し圧縮行程におけるピストン速度が所定速度以下で反気室側圧力室L3から気室側圧力室L4へ向かう液体の流れに抵抗を与える弁要素7と、連通路6の途中に弁要素7と並列して気室側圧力室L4から反気室側圧力室L3へ向かう液体の流れのみを許容するチェック弁8とを設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用液圧緩衝器の改良に関する。
従来、単筒型に設定される車両用液圧緩衝器にあっては、たとえば、シリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されシリンダ内を液室と気室とに区画するフリーピストンと、シリンダ内に摺動自在に挿入され液室を反気室側室と気室に隣接する気室側室に区画するピストンと、ピストンに一端が連結されるロッドとを備えて構成され、制振対象の振動を抑制している(たとえば、特許文献1参照)。
また、この単筒型の車両用液圧緩衝器にあっては、ピストンがシリンダに対して軸方向に移動する伸縮行程にあっては、ロッドがシリンダ内に出入りする際のシリンダ内容積変化を気室の容積を拡大あるいは減少させることによって補償している。
特開平08−159199号公報(図1)
ところで、単筒型の車両用液圧緩衝器は、伸長する行程では、ピストンが気室に面していない反気室側室を圧縮し、反対の気室側室の容積を拡大させるので、液体が圧縮側の反気室側室から拡大側の気室側室へ流れ、この液体の流れに抵抗を与えて圧縮側の反気室側室の圧力上昇を促し、反気室側室と気室側室の圧力に差を生じせしめ、当該差圧をピストンに作用させることによって伸長を妨げる減衰力を発揮する。
これに対して、圧縮される行程では、単筒型の車両用液圧緩衝器は、ピストンが気室に面している気室側室を圧縮し、反対の反気室側室の容積を拡大させるので、液体が圧縮側の気室側室から拡大側の反気室側室へ流れ、この液体の流れに抵抗を与えて気室側室と反気室側室の圧力に差を生じせしめ、当該差圧をピストンに作用させることによって圧縮を妨げる減衰力を発揮する。
このように、単筒型の車両用液圧緩衝器は、伸長行程時には、気室に面していない反気室側室を圧縮するので、ロッド周りのシールの耐久が許容する範囲において、反気室側室の圧力を幾らでも増大させることができる。
反対に、圧縮行程時では、気室に面している気室側室を圧縮することになって気室自体も圧縮されるが、気体の体積弾性係数は液体の体積弾性係数より小さく気室の圧力上昇が小さいため気室側室内の圧力上昇も小さく、さらに、気室に面していない反気室側室内は減圧されるため、シリンダ内の圧力場が低下する。
すると、液体中に溶け込んだ気体の影響もあり液柱剛性が低くなり、特に、伸長行程から圧縮行程に切換わる初期において、圧縮行程時の減衰力の立上りが時間的に不足する傾向となり、単筒型の車両用液圧緩衝器にあっては、圧縮行程時における減衰力発生応答性の更なる向上が求められている。
そのため、単筒型の車両用液圧緩衝器は、気室内に加圧されたガスを封入して、シリンダ内の液体を常時加圧状態に維持して、圧縮行程時の減衰力を高める工夫を施している。
しかしながら、気室の圧力を大きくすると、今度は、車両用液圧緩衝器のシリンダ内の液室内圧力が高くなり、ロッド周りをシールするオイルシールにもこの圧力が作用してオイルシールのロッドを締付ける緊迫力が大きくなって、ロッドの摺動抵抗が過大となり、単筒型液圧緩衝器の円滑な伸縮が妨げられて、特に、車両用途で使用する場合、車両搭乗者にゴツゴツ感を知覚させ車両における乗り心地を阻害してしまいかねない。
そこで、本発明は、上記した不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、車両における乗り心地を損なうことなく圧縮行程初期にあっても応答性良く必要十分な減衰力を発揮することができる車両用液圧緩衝器を提供することである。
上記した課題を解決するために、本発明の課題解決手段は、容器と、容器内を液体が充填される液室と気体が充填される気室とに区画するフリーピストンと、容器内に摺動自在に挿入されて液室を反気室側室と気室に隣接する気室側室とに区画するピストンと、容器内に移動自在に挿入されてピストンに連結されるロッドとを備えた液圧緩衝器において、気室側室をさらに反気室側の反気室側圧力室と気室側の気室側圧力室とに仕切る仕切部材と、反気室側圧力室と気室側圧力室とを連通する連通路と、連通路の途中に設けられて反気室側圧力室から気室側圧力室へ向かう液体の流れのみを許容し圧縮行程におけるピストン速度が所定速度以下で反気室側圧力室から気室側圧力室へ向かう液体の流れに抵抗を与える弁要素と、連通路の途中に弁要素と並列して気室側圧力室から反気室側圧力室へ向かう液体の流れのみを許容するチェック弁とを設けたことを特徴とする。
本発明の単筒型液圧緩衝器によれば、圧縮行程におけるピストン速度が所定速度以下では流路面積を小さく制限するので、反気室側圧力室内の液体は気室側圧力室へ移動しづらくなって、反気室側圧力室内の圧力は速やかに増圧されて圧力場の低下を抑制でき、伸長行程から圧縮行程に切換わる初期や、圧縮行程時でピストン速度が低速時において減衰力の立上りが時間的に不足する傾向を解消でき、減衰力発生応答性が向上する。
また、気室内の圧力を高める必要も無いので、車両用液圧緩衝器の容器内の圧力が過剰に高くなることも無く、ロッド周りをシールするシール部材の緊迫力が大きくなる心配が無く、車両搭乗者にゴツゴツ感を知覚させ車両における乗り心地を阻害してしまうこともない。
したがって、本発明の車両用液圧緩衝器によれば、車両における乗り心地を損なうことなく圧縮行程初期にあっても応答性良く必要十分な減衰力を発揮することができるのである。
一実施の形態における車両用液圧緩衝器の縦断面図である。 一実施の形態における車両用液圧緩衝器の一部拡大縦断面図である。 一実施の形態における車両用液圧緩衝器の弁要素およびチェック弁の拡大縦断面図である。 一実施の形態における車両用液圧緩衝器の減衰力の時間変化を説明する図である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1および図2に示すように、一実施の形態における車両用液圧緩衝器Dは、容器1と、容器1内を液体が充填される液室Lと気体が充填される気室Gとに区画するフリーピストン2と、容器1内に摺動自在に挿入されて液室Lを反気室側室L1と気室Gに隣接する気室側室L2とに区画するピストン3と、容器1内に移動自在に挿入されてピストン3に連結されるロッド4と、気室側室L2をさらに反気室側の反気室側圧力室L3と気室側の気室側圧力室L4とに仕切る仕切部材5と、反気室側圧力室L3と気室側圧力室L4とを連通する連通路6と、連通路6の途中に設けた弁要素7と、連通路6の途中に弁要素7と並列してチェック弁8とを備えて構成され、車両の車体にロッド4を車軸に容器1を連結することで車体と車軸との間に正立に介装される正立型に設定されて車体の振動を抑制するものである。
以下、各部材について詳細に説明する。容器1は、ピストン3が摺動自在に挿入されるシリンダ10と、シリンダ10の軸線Vと一致しない軸線Wを持ちフリーピストン2が摺動自在に挿入されるとともに仕切部材5が収容されるサブシリンダ11とを備えて構成されている。
より具体的には、シリンダ10は、筒状であって図1中上端には、ロッド4を摺動自在に軸支するロッドガイド12が嵌合されている。ロッドガイド12の上方には、シール部材13が積層され、シリンダ10の図1中上端外周に螺着されるキャップ14によってロッドガイド12とともにシリンダ10へ締め付け固定されている。なお、シール部材13は、ロッド4の外周に摺接するリップ部13aと、ロッドガイド12に密着する外周シール部13bとを備えていて、ロッド4とロッドガイド12との間が密にシールされている。
サブシリンダ11は、筒状であって、シリンダ10の軸線Vに対して傾斜して交わる軸線Wを持つとともに、図1中右端寄りの上方に垂設された筒状のソケット15と、ソケット15とは反対側の下方に垂設されてサブシリンダ11を車両の車軸側の部材へ連結するためのブラケット16を備えて構成されている。また、サブシリンダ11内とソケット15内は、ソケット15の付け根から斜めにサブシリンダ11の肉厚を斜めに貫く貫通孔17を介して連通されている。
このサブシリンダ11は、ソケット15をシリンダ10の下端に螺合することでシリンダ10に結合される。このようにシリンダ10とサブシリンダ11とを結合すると、ソケット15とブラケット16はシリンダ10に軸線V上に配置されるとともに、サブシリンダ11は、シリンダ10に対して傾斜姿勢で結合される。また、シリンダ10内は、上記貫通孔17を介してサブシリンダ11内に連通され、サブシリンダ11における両端は、蓋18,19によって密閉される。
そして、シリンダ10内には上記ロッド4の先端に固定されるピストン3が摺動自在に挿入され、サブシリンダ11内であって図1中左方側の挿入部11aには、フリーピストン2が摺動自在に挿入されていて、シリンダ10内およびサブシリンダ11内の一部で液室Lを形成しており、当該液室L内には、たとえば、作動油等の液体が充填されている。他方、サブシリンダ11内は、上記フリーピストン2によって気室Gが形成され、当該フリーピストン2によって気室Gと液室Lとが仕切られている。気室G内には、たとえば、窒素等の不活性ガスが所定圧で充填される。この気室Gは、車両用液圧緩衝器Dが伸縮する際にフリーピストン2がシリンダ10に対し図中上下に移動して、その容積を膨縮することで、ロッド4がシリンダ10内へ出入りすることによる液室Lの容積変化を補償している。
また、シリンダ10内に摺動自在に挿入されるピストン3によって、シリンダ10内は、反気室側室L1と気室Gに隣接する気室側室L2とに区画され、サブシリンダ11内であって図1中右方側の収容部11bには、仕切部材5が嵌合されていて、当該仕切部材5によって気室側室L2が反気室側の反気室側圧力室L3と気室側の気室側圧力室L4とに仕切られている。なお、貫通孔17のサブシリンダ11側の開口端は、仕切部材5の収容位置よりもサブシリンダ11の右端よりに設けられていて、仕切部材5よりサブシリンダ11の右端側の空間はシリンダ10内に連通されて反気室側圧力室L3の一部を形成している。
さらに、サブシリンダ11は、シリンダ10に対して傾斜姿勢で固定され、サブシリンダ11内に形成される反気室側圧力室L3が気室Gより下方側に配置され、サブシリンダ11のシリンダ10に対する結合位置から見てサブシリンダ11の気室G側の全長xをサブシリンダ11の反気室側圧力室側L3の全長yより長くなるように設定してある。それゆえ、車軸側の部材への取付部材であるブラケット16の周囲にサブシリンダ11が配置されないように配慮され、車両用液圧緩衝器Dの車軸側への取付に際しサブシリンダ11が邪魔となったり、他部材と干渉したりしないようになっている。また、サブシリンダ11のシリンダ10に対する結合位置から見てサブシリンダ11の気室G側の全長xをサブシリンダ11の反気室側圧力室側L3の全長yより長くなるように設定してあるので、貫通孔17を短くすることができ、必要強度以上に肉厚を厚くしなくてはならないサブシリンダ11の貫通孔設置箇所における全長を短くでき、車両用液圧緩衝器Dを軽量化することができる。
これに加えて、この実施の形態の場合、サブシリンダ11の図1中右方の仕切部材5の収容側となる収容部11bの外径がフリーピストン2の挿入側となる挿入部11aの外径以下に設定されており、フリーピストン2の挿入部11aにおける軸線W1に対して仕切部材5の収容部11bにおける軸線W2を上方にオフセットしてある。このように、サブシリンダ11内にあって気室Gより下方側に配置される反気室側圧力室L3側の端部である収容部11bが上方にオフセットされるため、ブラケット16の周囲からサブシリンダ11をより一層遠ざけることができ、車両用液圧緩衝器Dの車軸側への取付に際してサブシリンダ11がより邪魔とならず、他部材とより干渉しないことになる。
また、フリーピストン2は、サブシリンダ11の挿入部11aに挿入されるが、収容部11bの内周と挿入部11aの内周の境に形成される段部11cによって、それ以上、液室Lを圧縮しないように移動が規制されていて、後述する仕切部材5への干渉を避けるため、液室L側に凹部2aを持つ形状とされている。
ピストン3は、上記反気室側室L1と上記気室側室L2とを連通する減衰通路20を備えており、該減衰通路20は、減衰弁21を備えてこれを通過する液体の流れに抵抗を与えるようになっており、車両用液圧緩衝器Dの伸縮時に反気室側室L1から気室側室L2へ、あるいは、気室側室L2から反気室側室L1へ移動する液体の流れに抵抗を与えてこれら反気室側室L1と気室側室L2の圧力に差を生じさせるようになっている。
なお、減衰弁21は、液体が通過する際にこの液体の流れに抵抗を与え、所定の圧力損失を生じさせるものであればよく、具体的にはたとえば、オリフィスやリーフバルブといった減衰バルブを採用することができる。また、反気室側室L1から気室側室L2へ向かう流れのみを許容する減衰通路と、気室側室L2から反気室側室L1へ向かう流れのみを許容する減衰通路を設けておいて、それぞれに、減衰弁を設ける構成を採用してもよいし、また、減衰通路は、ピストン3以外にも、ロッド4に設けたり、シリンダ10外に設けたりするようにしてもよい。
仕切部材5は、図1および図2に示すように、連通路6と環状弁座22とを備えており、詳しくは、連通路6と環状弁座22とを備えるディスク部23と、ディスク部23から立ち上がる軸部24aを備えて構成されている。
ディスク部23は、環状であって肉厚を軸方向に貫く複数の貫通孔でなる連通路6と、気室側圧力室L4側の端部であって上記貫通孔の全てを囲む、つまり連通路6を取り囲む環状弁座22とを備えて構成されている。
そして、軸部24aは、ディスク部23の内周に挿通されるボルト部材24によって構成されている。詳しくは、ボルト部材24は、ディスク部23の内周に挿通されるとともに先端に螺子部24bが形成される軸部24aと、ディスク部23の反気室側圧力室L3側の端部に当接する軸部24aより大径な頭部24cとを備えている。なお、軸部24aは、ディスク部23に一体に直接形成するようにしてもよい。
また、この実施の形態の場合、仕切部材5は、軸部24aの螺子部24bに螺着されるケース25を備えていて、当該ケース25は、軸部24に螺合する内筒25aと、内筒25aの外周に設けた鍔部25bと、鍔部25bの外周から立ち上がってディスク部23の外周に嵌合する外筒25cと、外筒25cに設けた複数の孔25dとを備えて構成されている。なお、内筒25a内には、軸部24aの螺子部24bの他に、ボルト部材24とは反対側から螺子部材33が螺着されていて、螺子部材33の先端が軸部24aの先端に衝き合せてあって、ボルト部材24とケース25の弛み止めがなされている。
このケース25を軸部24aに螺着すると、ディスク部23がボルト部材24とケース25によって挟持されるようになり、これら各部材が一体化される。
また、ケース25の外筒25cの外周に段部25eを設けてあり、この段部25eがサブシリンダ11における収容部11bの内周に設けた段部11dにかみ合うようになっており、サブシリンダ11の収容部11bの開口端に蓋19を螺着すると蓋19と段部11dによって仕切部材5が挟持されてサブシリンダ11に一体化されるようになっている。このように、仕切部材5をサブシリンダ11に収容した際に、貫通孔17を通過してサブシリンダ11内に流入或いは連通路6を通過して貫通孔17へ抜けていく液体の流れをディスク部23とサブシリンダ11の間の環状隙間で絞ってしまって妨げないように、ディスク部23の反気室側圧力室L3側端となる図2中下端の外周を面取りして面取部23aを設けてある。このようにディスク部23の反気室側圧力室L3側端の外周に面取部23aを設けることで、流路面積の確保が容易となるので、サブシリンダ11の全長を短縮化することができる。
つづいて、弁要素7は、図2および図3に示すように、上記仕切部材5の連通路6の開口端の外周に設けた環状弁座22と、当該仕切部材5におけるディスク部23に軸方向に遠近自在とされて環状弁座22に離着座する弁体26と、弁体26を環状弁座22側へ附勢するとともに収縮行程におけるピストン速度が所定速度を超えると圧縮して弁体26の仕切部材5におけるディスク部23からの離間を許容する附勢手段としてのばね27とを備えて構成されている。
より詳細に説明すると、弁体26は、環状であって軸部24aの外周に軸方向移動可能に装着されており、同心円上に複数の透孔26aを備え、外周を環状弁座22に当接させている。また、弁体26とディスク部23との間には、ディスク部23側から順に、軸部材24aの外周に装着されるそれぞれ環状のばね部材28、スペーサ29およびチェック弁体30が介装され、さらに、弁体26の気室側圧力室L4側には弁体26よりも外径が小径であってばね27の一端が着座する間座31と、同じく、軸部材24aの外周に装着される環状のスペーサ32が介装されている。これら弁体26およびスペーサ32は、軸部24aの螺子部24b以外の外周に装着されており、弁体26の軸方向の移動を妨げることが無いようになっている。なお、透孔26aの設置数は、任意であるが、透孔26aの全部の開口面積が通過する液体の流れに抵抗を与えて反気室側圧力室L3と気室側の気室側圧力室L4とに減衰力を発揮する上で無視できない程度の差圧を与えてしまわないように設定されていればよい。
また、ばね27は、この場合、コイルばねとされており内径が上記したスペーサ32の外径より大径に設定されて、弁体26の内周側と上記したケース25の鍔部25bとの間に圧縮状態で介装されており、常時、弁体26を環状弁座22側へ向けて附勢している。ケース25は、ばね27を圧縮状態に維持するばね受としても機能しており、ばね27の初期荷重(プリロード)の調整は、鍔部25bにワッシャ等を介装するなどして行ってもよい。
そして、反気室側圧力室L3内の圧力が気室側圧力室L4内の圧力を上回るものの弁体26をばね27の附勢力に打ち勝って後退させるまでは、弁体26の外周が撓んで環状弁座22から離座して連通路6を開放し、反気室側圧力室L3内の圧力と気室側圧力室L4内の圧力の差が大きくなってばね27を圧縮されるようになると、弁体26の全体がディスク部23から離間して環状弁座22との間の隙間を大きくして連通路6を開放するようになる。なお、弁体26のディスク部23から後退して離間した際の後退量は、スペーサ32とケース25の内筒25aとの軸方向隙間によって決定されており、スペーサ32の厚み或いは内筒25aの軸方向長さによって決定される。また、本実施の形態では、軸部24aをボルト部材24で構成し、ケース25をナットとして機能させるとともに軸部24aの外周を弁体26が軸方向に移動することから、ケース25に外筒25cを設けてディスク部23をこれらボルト部材24とケース25で挟み込むといった構造を採用しているが、軸部24aをディスク部23に他の手段によって固定したりディスク部23に直接設けるようにする場合には、ケース25はばね27のばね受として機能すればよいので、外筒25cを設ける必要はない。
チェック弁8は、図2および図3に示すように、上記弁体26に設けた透孔26aと、上記軸部24aに装着されるとともに上記弁体26のディスク部23側端部に積層されて透孔26aを開閉する環状のチェック弁体30と、上記軸部24aに装着されてチェック弁体30を上記弁体26へ向けて附勢する附勢手段としてのばね部材28とを備えて構成されている。このチェック弁体30は、ばね27とスペーサ29によって挟持されており、弁体26に設けた複数の透孔26aの内接円よりも外径が小径に設定されるスペーサ29の外縁を撓みの始点として外周が撓むことが許容されている。
また、ばね部材28は、軸部24aの外周に装着される環状の座部28aと、座部28aの外周からチェック弁体30へ向けて放射状に伸びる複数の薄板ばね部28bとから構成されていて、薄板ばね部28bの撓みによって弾発力を発揮しチェック弁体30を弁体26へ向けて附勢している。なお、薄板ばね部28bの設置数は任意であるが、チェック弁体30を偏り無く附勢する都合上、三つ以上を等間隔に設けることが好ましい。ばね部材28のチェック弁体30を附勢する附勢力は、薄板ばね部28bの弾発力や設置数のみならず、スペーサ29の軸方向の厚みによっても調整することも可能である。
そして、上記チェック弁8は、気室側圧力室L4から反気室側圧力室L3へ向けて透孔26aを通過する液体の流れに対しては、チェック弁体30が外周を撓ませて当該流れを許容し、反対に反気室側圧力室L3から気室側圧力室L4へ向く方向の液体の流れに対しては、弁体26に密着して透孔26aを閉塞する。この反気室側圧力室L3から気室側圧力室L4へ向く方向の液体の流れに対しては、弁要素7における弁体26が撓むなり仕切部材5から離間するなりし連通路6を開放するのであるが、チェック弁体30は弁体26に密着して弁体26とともに撓むことになるので、当該液体の流れを阻害することはない。
このように反気室側圧力室L3から気室側圧力室L4へ向かい液体の流れのみを許容する弁要素7と、気室側圧力室L4から反気室側圧力室L3へ向かう液体の流れのみを許容するチェック弁8は、連通路6に対して並列して設けられている。なお、チェック弁8が弁要素7の弁体26に設けた透孔26aを利用しており、チェック弁8と弁要素7とが不可分とされているが、これらを全く別個に設けるようにしてもよい。しかしながら、上記の如く、弁要素7における上記弁体26に透孔26aを設けて、上記軸部24aに装着されるとともに上記弁体26の仕切部材5側端部に積層されて透孔26aを開閉する環状のチェック弁体30と、上記軸部24aに装着されてチェック弁体30を上記弁体26へ向けて附勢する附勢手段としてのばね部材28とでチェック弁8を構成することで、チェック弁8をコンパクトに構成できる利点がある。
また、上記したところでは、弁要素7およびチェック弁8における附勢手段は、それぞればねとされているが附勢力を発揮できればよいので弾性体を用いてもよい。
つづいて、上述のように構成された車両用液圧緩衝器Dに作用について説明する。まず、図1中でピストン3が上方へ移動する車両用液圧緩衝器Dが伸長する場合、ピストン3の上昇によって反気室側室L1が圧縮されて、当該反気室側室L1の液体が減衰弁21を介して下方の気室側室L2の反気室側圧力室L3へ流入する。その際、ロッド4がシリンダ10から退出するのでシリンダ10内でロッド4が退出する体積分の液体が不足するので、この不足する分の液体は、チェック弁8が連通路6を開放して気室側圧力室L4から反気室側圧力室L3へ供給され、フリーピストン2が気室Gを膨張させる方向へ移動してこれを吸収する。
なお、チェック弁8は、ばね部材28によって附勢されているが、当該附勢力は極弱く設定されており、この場合、液体はチェック弁8を殆ど抵抗を受けずに通過し気室側圧力室L4から反気室側圧力室L3へ移動する。
したがって、この伸長行程時には、車両用液圧緩衝器Dは、液体がピストン3に設けた減衰弁21を通過する際に生じる反気室側室L1と気室側室L2の圧力差に応じた伸側減衰力を発揮する。
他方、図1中でピストン3が下方へ移動する車両用液圧緩衝器Dが圧縮する場合、ピストン3の下降によって気室側室L2における反気室側圧力室L3が圧縮されて当該反気室側圧力室L3の液体が減衰弁21を介して上方の反気室側室L1へ流入する。その際、ロッド4がシリンダ10内へ侵入するのでシリンダ10内でロッド4が侵入する体積分の液体が過剰となるので、この過剰分の液体は、弁要素7が連通路6を開放して反気室側圧力室L3から気室側圧力室L4へ排出され、フリーピストン2が気室Gを収縮させる方向へ移動してこれを吸収する。
そして、弁要素7は、車両用液圧緩衝器Dが圧縮行程におけるピストン速度が所定速度以下では、附勢手段としてのばね27が弁体26を仕切部材5のディスク部23へ向けて附勢する附勢力を、圧縮される反気室側圧力室L3内の圧力の作用によって弁体26を上記ばね27の附勢力に抗して押す力が打ち勝つことができず、ばね27は圧縮せずに弁体26の内周のディスク部23からの浮き上がりを阻止し、弁体26はその外周のみを撓ませて環状弁座22から離座して連通路6を開放する。つまり、ばね27の初期荷重を反気室側圧力室L3内の圧力の作用によって弁体26を上記ばね27の附勢力に抗して押す力が上回るまでは、弁体26は外周のみを撓ませて環状弁座22から離座して連通路6を開放するのである。
さらに、車両用液圧緩衝器Dが圧縮行程におけるピストン速度が所定速度を超えると、反気室側圧力室L3内の圧力の作用によって弁体26を上記ばね27の附勢力に抗して押す力がばね27の初期荷重を上回って、ばね27も圧縮され弁体26の全体がディスク部23から離間して弁体26と環状弁座22との間に大きな環状隙間が形成され、弁体26の外周のみの撓みによって連通路6を開放するときよりも非常に大きな流路面積で連通路6を開放することになる。
このように、弁要素7は、車両用液圧緩衝器Dが圧縮行程におけるピストン速度が所定速度以下では、流路面積を小さく制限するので、反気室側圧力室L3内の液体は気室側圧力室L4へ移動しづらくなって、反気室側圧力室L3内の圧力は速やかに増圧されることになる。
すなわち、車両用液圧緩衝器Dは、反気室側圧力室L3内の圧力を速やかに増圧させて、反気室側室L1と反気室側圧力室L3における圧力場の低下を抑制しつつ圧縮側の減衰力を発揮することができるので、伸長行程から圧縮行程に切換わる初期や、圧縮行程時でピストン速度が低速時において減衰力の立上りが時間的に不足する傾向を解消でき、減衰力発生応答性が向上する。つまり、従来の単筒型液圧緩衝器では、図4中破線で示すように、伸長行程から圧縮行程に切換わる初期に減衰力の発生応答性が立ち遅れる傾向にあるが、本発明の車両用液圧緩衝器Dでは、図4中実線で示すように、減衰力の発生応答遅れを解消することができるのである。なお、図4は、ピストン速度が伸長行程から圧縮行程に切換わって、圧縮方向へのピストン速度が徐々に上昇する状態における減衰力の応答を示している。
また、気室内の圧力を高める必要も無いので、車両用液圧緩衝器Dの容器1内の圧力が過剰に高くなることも無く、ロッド4周りをシールするシール部材13の緊迫力が大きくなる心配が無く、車両搭乗者にゴツゴツ感を知覚させ車両における乗り心地を阻害してしまうこともない。
したがって、本発明の車両用液圧緩衝器Dによれば、車両における乗り心地を損なうことなく圧縮行程初期にあっても応答性良く必要十分な減衰力を発揮することができるのである。なお、弁要素7の流路面積が大きくなる上記所定速度は、車両に適するように任意に決定することができる。
他方、ピストン速度が所定速度を超えると流路面積が大きくなって、抵抗が小さくなって、液体は反気室側圧力室L3から気室側圧力室L4へ差ほど制限されずに移動することができるようになるので、この場合は、従来の単筒型液圧緩衝器と同等の減衰力を発揮することになる。
なお、上記したところでは、シリンダ10とサブシリンダ11とがT字状に結合されているが、サブシリンダ11をシリンダ10の横に設けてもよいし、シリンダ10とサブシリンダ11とをホースにて接続するような構成を採用してもよい。また、容器1は、上記したシリンダ10とサブシリンダ11とで構成される以外にも他の構成で実現するようにしてもよい。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
本発明の車両用液圧緩衝器は、車両の制振用途に利用することができる。
1 容器
2 フリーピストン
2a フリーピストンにおける凹部
3 ピストン
4 ロッド
5 仕切部材
6 連通路
7 弁要素
8 チェック弁
10 シリンダ
11 サブシリンダ
11a サブシリンダにおける挿入部
11b サブシリンダにおける収容部
11c,11d サブシリンダにおける段部
12 ロッドガイド
13 シール部材
13a シール部材におけるリップ部
13b シール部材における外周シール部
14 キャップ
15 ソケット
16 ブラケット
17 貫通孔
18,19 蓋
20 減衰通路
21 減衰弁
22 環状弁座
23 ディスク部
23a ディスク部における面取部
24 ボルト部材
24a 軸部
24b 螺子部
24c 頭部
25 ケース
25a ケースにおける内筒
25b ケースにおける鍔部
25c ケースにおける外筒
25d ケースにおける孔
25e ケースにおける段部
33 螺子部材
26 弁体
26a 透孔
27 附勢手段としてのばね
28 ばね部材
28a ばね部材における座部
28b ばね部材における薄板ばね部
29,32 スペーサ
30 チェック弁体
31 間座
D 車両用液圧緩衝器
G 気室
L 液室
L1 反気室側室
L2 気室側室
L3 反気室側圧力室
L4 気室側圧力室
V シリンダの軸線
W サブシリンダの軸線
W1 サブシリンダの挿入部における軸線
W2 サブシリンダの収容部における軸線

Claims (7)

  1. 容器と、容器内を液体が充填される液室と気体が充填される気室とに区画するフリーピストンと、容器内に摺動自在に挿入されて液室を反気室側室と気室に隣接する気室側室とに区画するピストンと、容器内に移動自在に挿入されてピストンに連結されるロッドとを備えた液圧緩衝器において、気室側室をさらに反気室側の反気室側圧力室と気室側の気室側圧力室とに仕切る仕切部材と、反気室側圧力室と気室側圧力室とを連通する連通路と、連通路の途中に設けられて反気室側圧力室から気室側圧力室へ向かう液体の流れのみを許容し圧縮行程におけるピストン速度が所定速度以下で反気室側圧力室から気室側圧力室へ向かう液体の流れに抵抗を与える弁要素と、連通路の途中に弁要素と並列して気室側圧力室から反気室側圧力室へ向かう液体の流れのみを許容するチェック弁とを設けたことを特徴とする車両用液圧緩衝器。
  2. 上記仕切部材が上記連通路を備え、上記弁要素は、仕切部材の連通路の開口端の外周に設けた環状弁座と、仕切部材に遠近自在とされて環状弁座に離着座する弁体と、弁体を環状弁座側へ附勢するとともに収縮行程におけるピストン速度が所定速度を超えると圧縮して弁体の仕切部材からの離間を許容する附勢手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用液圧緩衝器。
  3. 上記仕切部材は、連通路と環状弁座とを備えるディスク部と、ディスク部から立ち上がる軸部とを備え、弁要素における上記弁体が環状であって上記軸部の外周に摺動自在に装着され、チェック弁は、上記弁体に設けた透孔と、上記軸部に装着されるとともに上記弁体の仕切部材側端部に積層されて透孔を開閉する環状のチェック弁体と、上記軸部に装着されてチェック弁体を上記弁体へ向けて附勢する附勢手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の車両用液圧緩衝器。
  4. 容器は、ピストンが摺動自在に挿入されるシリンダと、シリンダの軸線と一致しない軸線を持ちフリーピストンが摺動自在に挿入されるとともに仕切部材が収容されるサブシリンダとを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両用液圧緩衝器。
  5. 正立型に設定されるとともに、上記シリンダの下端にサブシリンダが傾斜姿勢で結合されることを特徴とする請求項4に記載の車両用液圧緩衝器。
  6. サブシリンダ内に形成される反気室側圧力室を気室より下方側へ設けるとともに、サブシリンダのシリンダに対する結合位置から見てサブシリンダの気室側の全長をサブシリンダの反気室側圧力室側の全長より長くしたことを特徴とする請求項5に記載の車両用液圧緩衝器。
  7. サブシリンダが筒状であって、当該サブシリンダにおける仕切部材の収容側の外径をフリーピストンの挿入側の外径以下に設定するとともに、フリーピストンの挿入側における軸線に対して仕切部材の収容側における軸線を上方にオフセットしたことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の車両用液圧緩衝器。
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