JP2011178206A - ヘッドレスト装置 - Google Patents

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Hironori Yamaguchi
博儀 山口
Kenzo Yasuda
賢三 安田
Makoto Hasegawa
真 長谷川
Takeshi Ito
猛 伊東
Eiji Shimizu
英司 清水
Satoshi Nishikido
智 西城戸
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Abstract

【課題】乗員がシートに着座してシートバックの角度が変わっても、ヘッドレスト(ヘッドレスト本体)の位置が、乗員にとって快適であり、かつ乗員の頭部の拘束性が高くなるような位置とする。
【解決手段】シートバック14の角度を検出する角度検出手段としてのシートバック角度センサ16によって検出された角度に基づいて、バックセットが所定値となるようにヘッドレスト前部12bの移動を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヘッドレスト装置に係り、特に、乗員がシートに着座してシートバックの角度が変わっても、乗員にとって快適となり、かつ乗員の頭部の拘束性が高いヘッドレスト装置に関する。
従来、レーダーを用いて後突(自車両と後続車両との衝突)を予測し、後突する可能性がある場合には、ヘッドレスト前部を、ヘッドレスト後部に対して全閉位置の方向に移動させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−168751号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、後突する後続車両の車速が早い場合などには、後突を予測してからヘッドレスト前部を移動させる前に、後続車両に後突されて乗員の頭部が車両の後方に大きく移動してしまう場合が考えられる。このような場合には、乗員の頭部の拘束性が低くなり、より乗員の頭部の拘束性を高めることが望まれている。
ここで、乗員の頭部とヘッドレストとのバックセット(乗員の頭部とヘッドレストとの水平方向の距離)が小さいほど、乗員の頭部の拘束性が高まるため、予めバックセットが小さくなるようにヘッドレストの位置を固定しておくことが考えられるが、この場合には、乗員の頭部とヘッドレストとの距離が小さいため乗員にとって煩わしいものとなる。また、バックセットが大きいほど、乗員にとって快適なものとなるため、同様に予めバックセットが大きくなるようにヘッドレストの位置を固定しておくことも考えられるが、この場合には、乗員の頭部とヘッドレストとの距離が大きいため乗員の頭部の拘束性が低くなる。そのため、予め乗員にとって快適であり、かつ乗員の頭部の拘束性が高くなるような最適なバックセットの値を統計的または実験的に求めておき、バックセットが求められた値となるように、ヘッドレストの位置を固定することが考えられる。
しかしながら、このようにバックセットの値が最適となるように予めヘッドレストの位置を固定しても、乗員の体格や好みにより、バックセットの大きさがシートバックの角度に応じて変化してしまい、実際のバックセットの大きさが上記のようにして求められた最適なバックセットの値とならない、という問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するために成されたものであり、乗員がシートに着座してシートバックの角度が変わっても、ヘッドレスト(ヘッドレスト本体)の位置が、乗員にとって快適であり、かつ乗員の頭部の拘束性が高くなるような位置となるヘッドレスト装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1のヘッドレスト装置は、乗員が着座するシートに対して角度が可変に設けられたシートバックに対して支持されたヘッドレスト後部、及び前記ヘッドレスト後部に対して最も近い全閉位置から前記ヘッドレスト後部に対して最も離れた全開位置までの所定範囲内で移動可能なヘッドレスト前部を備えたヘッドレスト本体と、前記シートバックの角度を検出する角度検出手段と、前記角度検出手段によって検出された角度に基づいて、前記乗員の頭部と前記ヘッドレストとの水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように前記ヘッドレスト前部の移動を制御する移動制御手段と備えている。
本発明の第1のヘッドレスト装置によれば、シートバックの角度を検出する角度検出手段によって検出された角度に基づいて、バックセットが所定値となるようにヘッドレスト前部の移動を制御するので、上記の所定値を適切に定めることで、乗員がシートに着座してシートバックの角度が変わっても、ヘッドレスト本体の位置が、乗員にとって快適であり、かつ乗員の頭部の拘束性が高くなるような位置となる。
なお、本発明の第1のヘッドレスト装置において、前記移動制御手段は、前記乗員の頭部と前記ヘッドレストとの水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応する前記ヘッドレスト前部の移動量を記憶した記憶手段に記憶された前記角度検出手段によって検出された角度に対応する前記ヘッドレスト前部の移動量に基づいて、前記ヘッドレスト前部を前記全閉位置から該移動量分前記全開位置の方向に移動させるように制御するようにしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の第2のヘッドレスト装置は、乗員が着座し、かつ車両に設けられたシートに対して角度が可変に設けられたシートバックに対して支持されたヘッドレスト後部、及び前記ヘッドレスト後部に対して最も近い全閉位置から前記ヘッドレスト後部に対して最も離れた全開位置までの所定範囲内で移動可能なヘッドレスト前部を備えたヘッドレスト本体と、前記シートバックの所定方向に対する角度を検出する角度検出手段と、前記車両の前記シートが搭載された床面の前記所定方向に対する角度を検出する床面角度検出手段と、前記角度検出手段によって検出された角度を前記床面角度検出手段によって検出された角度で補正した補正角度を演算する演算手段と、前記演算手段によって演算された補正角度に基づいて、前記乗員の頭部と前記ヘッドレストとの水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように前記ヘッドレスト前部の移動を制御する移動制御手段とを備えている。
本発明の第2のヘッドレスト装置によれば、シートバックの角度を検出する角度検出手段によって検出された角度を床面角度検出手段によって検出された角度で補正した補正角度に基づいて、バックセットが所定値となるようにヘッドレスト前部の移動を制御するので、上記の所定値を適切に定めることで、乗員がシートに着座してシートバックの角度が変わっても、ヘッドレスト本体の位置が、乗員にとって快適であり、かつ乗員の頭部の拘束性が高くなるような位置となる。また、演算手段によって角度検出手段で検出された角度を床面角度検出手段で検出された角度で補正した補正角度を演算しており、例えば、角度検出手段によって検出された角度から床面角度検出手段によって検出された角度を引いた値を、補正角度として演算する場合には、例えば、車両が坂道などの水平面以外の水平方向に対して傾いている路面に位置している場合であっても、その車両の傾きが考慮された角度が補正角度として演算され、その補正角度に基づいて、バックセットが所定値となるようにヘッドレスト前部の移動を制御するので、車両の傾きが考慮されてバックセットの大きさがより適切なものとなる。
なお、本発明の第2のヘッドレスト装置において、前記移動制御手段は、前記乗員の頭部と前記ヘッドレストとの水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応する前記ヘッドレスト前部の移動量を記憶した記憶手段に記憶された前記演算手段によって演算された補正角度に対応する前記ヘッドレスト前部の移動量に基づいて、前記ヘッドレスト前部を前記全閉位置から該移動量分前記全開位置の方向に移動させるように制御するようにしてもよい。
なお、上記第1のヘッドレスト装置または上記第2のヘッドレスト装置において、前記床面角度検出手段を、前記車両に搭載したカーナビゲーション装置に備えられたジャイロセンサを含んで構成するようにしてもよい。一般的に車両にカーナビゲーション装置が搭載されており、また、そのカーナビゲーション装置にはジャイロセンサが備えられているため、車両の床面の角度をこの既存のジャイロセンサを用いて検出することで、コストを抑えることが可能となる。
また、上記所定値を35mmとしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る第1のヘッドレスト装置、及び第2のヘッドレスト装置によれば、乗員がシートに着座してシートバックの角度が変わっても、ヘッドレスト本体の位置が、乗員にとって快適であり、かつ乗員の頭部の拘束性が高くなるようにすることができる、という効果が得られる。
第1の実施の形態に係るヘッドレスト装置を示す図である。 第1の実施の形態に係る駆動機構を示す図である。 第1の実施の形態に係るヘッドレスト装置を示す図である。 シートバックの角度により変化するバックセットの一例を示す図である。 シートバックの角度に応じた作動量を説明するための図である。 シートバックの移動制御を行う場合の条件を説明するための図である。 ヘッドレスト制御ECUのCPUが実行する第1のヘッドレスト移動制御処理のフローチャートである。 第2の実施の形態に係るヘッドレスト装置を示す図である。 ヘッドレスト制御ECUのCPUが実行する第2のヘッドレスト移動制御処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を車両用のヘッドレスト装置に適用した場合の各実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態について説明する。図1に示すように第1の実施の形態のヘッドレスト装置10は、ヘッドレスト本体12と、シートバック14の角度を検出するためのシートバック角度センサ16と、ヘッドレスト前部12bの移動量(作動量)を検出するためのヘッドレスト作動量検知センサ18と、ヘッドレスト制御ECU(Electronic Control Unit)20とを備えている。
ヘッドレスト本体12は、乗員Aが着座するシート40(図4参照)に対して角度が可変に設けられたシートバック14に対して支持されたヘッドレスト後部12a、及びヘッドレスト後部12aに対して最も近い全閉位置11Aからヘッドレスト後部12aに対して最も離れた全開位置11Bまでの所定範囲内で移動可能なヘッドレスト前部12bを備えている。なお、図1の例では、波線によって示されるヘッドレスト前部12bの位置が全閉位置11Aであり、実線によって示されるヘッドレスト前部12bの位置が全開位置11Bである。
ここで、ヘッドレスト本体12についてより詳細に説明する。ヘッドレスト本体12は、上述したように、車両の前方側のヘッドレスト前部12bと、後方側のヘッドレスト後部12aを備えており、内部にヘッドレスト前部12bを前後方向に駆動させるための駆動機構2を備えている。駆動機構2が駆動することにより、ヘッドレスト前部12bをヘッドレスト後部12aに対して車両の前後方向へ往復移動させ、乗員の頭部とヘッドレスト前部12bとの間の距離を制御する。より具体的には、乗員の頭部とヘッドレスト前部12bとの水平方向の距離であるバックセット(バックセットの大きさ)を制御する。
図2は駆動機構2の構造図の一例を示す。前後一対のベース21、22が左右一対のX状のリンク24で連結されている。一方のベース21が前面側のヘッドレスト前部12b内に結合され、他方のベース22が背面側のヘッドレスト後部12aに結合される。また、一対のリンク24は、それぞれ二つのリンク部材24a,24bからなり、リンク部材24a,24bの略中央部がピン29により回動可能に連結されている。リンク部材24a,24bの両端部は、両ベース21,22の両側に一体に設けられた側部21a,22aにそれぞれ連結されている。
一対のリンク部材24aは、前端部が軸26cにより相互に結合されている。軸26cの両端部は、ベース21の側部21aに形成された縦長のガイド孔21bにスライド可能に連結され、リンク部材24aの後端部はベース22の側部22aにピン25bによって回動可能に連結されている。
一方、一対のリンク24bは、前端部が軸26a、後端部が軸26bにより相互に結合されている。リンク24bの前端部は、ベース21の側部21aにピン25aによって回動可能に連結され、軸26bの両端部は、ベース22の側部22aに形成された縦長のガイド孔22bにスライド可能に連結されている。
背面側のベース22は、駆動機構2の駆動源である電動ユニット28を備えている。電動ユニット28のモータ28aはベース22の内側に取り付けられている。また、モータ28aの駆動軸は、ボールネジ部28bを介して軸26cに連結されている。このボールネジ部28bの機能により、モータ28aの正逆回転が軸26cの昇降動作に変換される。したがって、電動ユニット28の駆動制御に基づき、X状の両リンク24がパンタグラフのように作動し、ベース21がベース22に対して相対的に移動する。
なお、図2に示す駆動機構2は、ヘッドレスト前部12bを移動させるための機構の一例であり、ヘッドレスト前部12bをヘッドレスト後部12aに対して移動させる機構であればどのようなものを用いてもよい。
シートバック角度センサ16は、鉛直方向に対するシートバック14の角度を検出するためのものであり、検出した角度を示す検出信号をヘッドレスト制御ECU20に出力する。なお、シートバック角度センサ16として、例えば、加速度センサ等を用いることができる。
ヘッドレスト作動量検知センサ18は、ヘッドレスト前部12bの全閉位置11Aからの移動量(作動量)を検出するためのものであり、検出した移動量を示す検出信号をヘッドレスト制御ECU20に出力する。ヘッドレスト作動量検知センサ18として、例えば、ポテンションメータ、リニアセンサ、ロータリエンコーダなどを用いることができる。なお、移動量を検出するセンサを用いずに、ヘッドレスト前部12bの全閉位置11Aからの位置を検出するセンサを用いてもよい。
図3に示すように、ヘッドレスト制御ECU20は、シートバック角度センサ16、ヘッドレスト作動量検知センサ18、イグニッションスイッチ5、及び駆動機構2(より詳細には駆動機構2のモータ28a)に接続されている。ヘッドレスト制御ECU20は、ROM(Read Only Memory)、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びI/O(入出力)ポートを備えている。これらROM、CPU、RAM、及びI/Oポートは互いにバスで接続されている。
記憶媒体(記憶手段)としてのROMには、OS等の基本プログラムや、詳細を以下で説明する第1のヘッドレスト移動制御処理の処理ルーチンを実行するためのプログラムが記憶されている。
ここで、図4(A)、図4(B)にシートバック14の角度(いわゆるリクライニング角度であり、本実施の形態では鉛直方向に対するシートバック14の角度)と、バックセットの大きさとの関係の一例を示す。図4に示すように、シートバック14の角度が変化すると、バックセットの大きさも変化することが分かる。そこで、本実施の形態では、シートバック14の角度が変化してもバックセットの大きさが適切な大きさ(所定値、目標値)のまま変わらないように、シートバック14の角度に応じて移動させるヘッドレスト前部12bの移動量(作動量)をROMに記憶している。すなわち、ROMには、バックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応するヘッドレスト前部12bの移動量が記憶されている。ここで、図5(A)、図5(B)にその移動量の一例を示す。なお、図5(A)、図5(B)には、適切なセットバックの大きさ(所定値、目標値)を35mmとした場合におけるシートバック14の各角度に対応する移動量の一例が示されている。ここで、この移動量は、全閉位置11Aからのヘッドレスト前部12bの全開位置11Bの方向への移動量を示している。また、本実施の形態では、シートバック14が立ちすぎている場合(図6の例では、シートバック14の角度が20度未満の場合)や、シートバック14が寝すぎている場合(図6の例では、シートバック14の角度が28度より大きい場合)には、ヘッドレスト前部12bを所定値に保つ制御を行わないため、それらの各場合における移動量についてはROMには記憶していない。これにより、記憶手段としてのROMの資源を有効活用できる。
CPUは、プログラムをROMから読み出して実行する。RAMには、各種データが一時的に記憶される。
I/Oポートには、シートバック角度センサ16、ヘッドレスト作動量検知センサ18、イグニッションスイッチ5、及びモータ28aが接続されている。なお、イグニッションスイッチ5は、ON(オン)の場合にはオンを示す信号を出力し、OFF(オフ)の場合にはオフを示す信号を出力する。
次にヘッドレスト制御ECU20のCPUが実行する第1のヘッドレスト移動制御処理の処理ルーチンについて、図7を参照して説明する。ここで、この第1のヘッドレスト移動制御処理は、図示しない電源からヘッドレスト制御ECU20に電力が供給された場合に開始される。なお、本第1のヘッドレスト移動制御処理の開始時では、ヘッドレスト前部12bの位置は、全閉位置11Aに存在する。
まず、ステップS100では、イグニッションスイッチ5からの信号を取り込んで、イグニッションスイッチ5がONであるか否かを判定する。ステップS100でONであると判定された場合には、次のステップS102へ進む。一方、ステップS100で、ONでない(すなわち、OFFである)と判定された場合には、ONであると判定されるまで同様の判定を繰り返し行う。
ステップS102では、シートバック角度センサ16から検出信号を取り込み、シートバック14の角度を検出する。
次のステップS104では、ROMに記憶された「バックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応するヘッドレスト前部12bの移動量」の情報から、上記ステップS102で検出された角度に対応するヘッドレスト前部12bの移動量を取得することにより、ヘッドレスト前部12bの移動量を推定する。
次のステップS106では、シートバック14の角度の角度に応じてヘッドレスト前部12bを移動させてバックセットの大きさが最適な値となるように制御を行うための条件が満たされているか否かを判定する。このような判定として、例えば、ステップS106では、シートバック14の角度が第1の所定値(例えば20度)未満である場合には、シートバック14が立ちすぎており、上記制御を行う必要がないため、上記条件が満たされていないと判定し、また、シートバック14の角度が第1の所定値より大きい第2の所定値(例えば28度)より大きい場合についても、シートバック14が寝すぎており、上記制御を行う必要がないため、上記条件が満たされていないと判定するとともに、シートバック14の角度が上記第1の所定値以上かつ上記第2の所定値未満の場合には、上記条件が満たされていると判定する。
なお、この判定方法以外にもステップS106では様々な判定方法がある。例えば、ステップS106では、検出されたシートバック14の角度の時系列データに基づいて、単位時間あたりのシートバック14の角度の変化が第3の所定値α以上であることが検出できた場合には、シートバック14の角度が上記第1の所定値以上かつ上記第2の所定値未満の場合であっても、上記条件が満たされていないと判定するようにしてもよい。これは、乗員がシートバック14に勢いよく接触したり、あるいは後部座席の乗員が車両に乗り込もうとしてシートバック14を掴んだりすることによって、シートバック14の角度が上記第1の所定値以上かつ上記第2の所定値未満となってしまった場合には、本来は上記制御を行う必要がないからである。また、ステップS106で、検出されたシートバック14の角度の時系列データに基づいて、単位時間あたりのシートバック14の角度の変化が第3の所定値α未満であることが検出でき、かつシートバック14の角度が上記第1の所定値以上かつ上記第2の所定値未満の場合には、上記条件が満たされていると判定するようにしてもよい。
ステップS106で、上記条件を満たしていると判定された場合には、次のステップS108へ進む。一方、ステップS106で、上記条件を満たしていないと判定された場合には、次のステップS114に進む。
ステップS108では、ヘッドレスト前部12bの全閉位置11Aから全開位置11Bの方向への移動を開始する。より具体的には、ヘッドレスト前部12bが全開位置11Bの方向への移動が開始されるように、モータ28aを制御する。これにより、ヘッドレスト前部12bが全開位置11Bの方向へ移動し始める。
次のステップS110では、ヘッドレスト作動量検知センサ18からの検出信号を取り込み、取り込んだ検出信号が示す移動量が、上記ステップS104で推定した移動量と一致したか否かを判定する。これにより、取り込んだ検出信号が示す移動量が、上記ステップS104で推定した移動量と一致したと判定された場合には、ヘッドレスト前部12bが全閉位置11Aから推定した移動量分移動全開位置11Bの方向に移動したと判定することができる。また、取り込んだ検出信号が示す移動量が、上記ステップS104で推定した移動量と一致していないと判定された場合には、ヘッドレスト前部12bが全閉位置11Aから推定した移動量分移動全開位置11Bの方向に移動していないと判定することができる。
ステップS110で、取り込んだ検出信号が示す移動量が、上記ステップS104で推定した移動量と一致したと判定された場合には次のステップS112へ進む。一方、ステップS110で、取り込んだ検出信号が示す移動量が、上記ステップS104で推定した移動量と一致していないと判定された場合には、一致していると判定されるまで繰り返し当該判定の処理を行う。
ステップS112では、ヘッドレスト前部12bの移動が停止されるようにモータ28aを制御する。これにより、ヘッドレスト前部12bの移動が停止し、バックセットの大きさが適切な大きさ(所定値、目標値)となる。
次のステップS114では、イグニッションスイッチ5からの信号を取り込んで、イグニッションスイッチ5がOFFであるか否かを判定する。ステップS114でOFFであると判定された場合には、次のステップS116へ進む。一方、ステップS114で、OFFでない(すなわち、ONである)と判定された場合には、OFFであると判定されるまで同様の判定の処理を繰り返し行う。
次のステップS116では、ヘッドレスト前部12bを全閉位置11Aまで移動させるようにモータ28aを制御することにより、ヘッドレスト前部12bを全閉位置11Aに移動させて収納する。そして、本第1のヘッドレスト移動制御処理を終了する。
以上、本第1のヘッドレスト移動制御処理によれば、シートバックの角度を検出する角度検出手段としてのシートバック角度センサ16によって検出された角度に基づいて、バックセットが所定値(本実施の形態では一例として35mm)となるようにヘッドレスト前部12bの移動を制御する。より具体的には、乗員Aの頭部とヘッドレスト本体12(より具体的にはヘッドレスト前部12b)との水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応するヘッドレスト前部12bの移動量を記憶したROMに記憶されたシートバック角度センサ16によって検出された角度に対応するヘッドレスト前部12bの移動量に基づいて、ヘッドレスト前部12bを全閉位置11Aから当該移動量分全開位置11Bの方向に移動させるように制御する。これにより、上記の所定値を適切に定めることで、乗員Aがシート40に着座してシートバック14の角度が変わっても、ヘッドレスト本体12(ヘッドレスト前部12bの位置)の位置を、乗員Aにとって快適であり、かつ乗員Aの頭部の拘束性が高くなるような位置にすることができる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態のヘッドレスト装置10´について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成及び処理については同一の符号を付して説明を省略する。
第1の実施の形態のヘッドレスト装置10と、第2の実施の形態のヘッドレスト装置10´とで異なる点は、図8に示すように、シート40が搭載された車両の床面の鉛直方向に対する角度を検出するためのフロア角度センサ50がヘッドレスト装置10´に更に備えられた点、及びヘッドレスト制御ECU20のROMには、詳細を以下で説明する第2のヘッドレスト移動制御処理の処理ルーチンを実行するためのプログラムが記憶されている点である。
フロア角度センサ50は、車両の床面70(図6参照)の鉛直方向に対する角度を検出して、検出した角度を示す検出信号をヘッドレスト制御ECU20に出力する。なお、フロア角度センサ50を、例えば、車両に搭載した既存のカーナビゲーション装置に備えられた既存のジャイロセンサを含んで構成されたものとしてもよい。このように車両の床面の鉛直方向に対する角度を既存のセンサを用いて検出することでコストを抑えることが可能となる。
次にヘッドレスト制御ECU20のCPUが実行する第2のヘッドレスト移動制御処理の処理ルーチンについて、図9を参照して説明する。ここで、この第2のヘッドレスト移動制御処理は、図示しない電源からヘッドレスト制御ECU20に電力が供給された場合に開始される。なお、本第2のヘッドレスト移動制御処理の開始時では、ヘッドレスト前部12bの位置は、全閉位置11Aに存在する。
本実施の形態では、ステップS100でイグニッションスイッチ5がONであるか否かを判定し、ステップS100でONであると判定された場合には、次のステップ101へ進む。ステップ101では、フロア角度センサ50から検出信号を取り込み、シート40が搭載された車両の床面の鉛直方向に対する角度を検出する。そして、ステップS102へ進む。
ステップS102では、シートバック角度センサ16から検出信号を取り込み、シートバック14の角度を検出する。
次のステップS104では、まず、上記ステップS102で検出された角度から上記ステップS101で検出された角度を引いた値を補正角度として演算することにより、角度の補正を行う。これは、車両が坂道などの水平面以外の水平方向に対して傾いている路面に位置している場合などに、その車両の傾きを考慮してより適切な移動量を推定するためである。このように、ステップS104では、まず、上記ステップS102で検出された角度を上記ステップS101で検出された角度で補正した値を補正角度として演算する。そして、ROMに記憶された「バックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応するヘッドレスト前部12bの移動量」の情報から、演算された結果得られた補正された角度(補正角度)に対応するヘッドレスト前部12bの移動量を取得することにより、ヘッドレスト前部12bの移動量を推定する。
そして、第1の実施の形態と同様に、ステップS106、S108、S110、S112の処理を行って、ステップS112の次のステップS115で、イグニッションスイッチ5からの信号を取り込んで、イグニッションスイッチ5がOFFであるか否かを判定する。ステップS115でOFFであると判定された場合には、次のステップS116へ進む。一方、ステップS115で、OFFでない(すなわち、ONである)と判定された場合には上記ステップS101に戻る。
以上、本第2のヘッドレスト移動制御処理によれば、シートバック14の角度を検出する角度検出手段としてのシートバック角度センサ16によって検出された角度に基づいて、バックセットが所定値となるようにヘッドレスト前部12bの移動を制御する。より具体的には、乗員Aの頭部とヘッドレスト本体12(より具体的にはヘッドレスト前部12b)との水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応するヘッドレスト前部12bの移動量を記憶したROMに記憶された、上記ステップS104で演算された補正角度に対応するヘッドレスト前部12bの移動量に基づいて、ヘッドレスト前部12bを全閉位置11Aから当該移動量分全開位置11Bの方向に移動させるように制御する。これにより、上記の所定値を適切に定める(本実施の形態では一例として35mm)ことで、乗員Aがシート40に着座してシートバック14の角度が変わっても、ヘッドレスト本体12の位置が、乗員Aにとって快適であり、かつ乗員Aの頭部の拘束性が高くなるようにすることができる。
また、シートバック角度センサ16によって検出された角度をフロア角度センサ50によって検出された角度で補正した補正角度を演算し、演算された補正角度に基づいて、乗員Aの頭部とヘッドレスト本体12との水平方向の距離であるバックセットが所定値となるようにヘッドレスト前部12bの移動を制御しており、例えば、車両が坂道などの水平面以外の水平方向に対して傾いている路面に位置している場合であっても、その車両の傾きが考慮された角度が補正角度として演算され、その補正角度に基づいて、バックセットが所定値となるようにヘッドレスト前部12bの移動を制御するので、車両の傾きが考慮されてバックセットの大きさがより適切なものとなる。
また、各実施の形態では、適切なバックセットの大きさ(所定値)として35mmの例を挙げて説明したが、適切なバックセットの大きさはこれに限られない。例えば、32mm、37mmなど様々な値が考えられる。
また、各実施の形態では、鉛直方向に対するシートバック14の角度や鉛直方向に対する車両の床面の角度を検出する例について説明したが、本発明はこれに限られない。例えば所定方向(例えば水平方向)に対するシートバック14の角度や車両の床面の角度を検出するようにしてもよい。
また、シートバック角度センサ16、ヘッドレスト作動量検知センサ18、ヘッドレスト制御ECU20の各々の配置位置は図示した位置に限られない。
2 駆動機構
5 イグニッションスイッチ
10 ヘッドレスト装置
12 ヘッドレスト本体
12a ヘッドレスト後部
12b ヘッドレスト前部
14 シートバック
16 シートバック角度センサ
18 ヘッドレスト作動量検知センサ
20 ヘッドレスト制御ECU

Claims (6)

  1. 乗員が着座するシートに対して角度が可変に設けられたシートバックに対して支持されたヘッドレスト後部、及び前記ヘッドレスト後部に対して最も近い全閉位置から前記ヘッドレスト後部に対して最も離れた全開位置までの所定範囲内で移動可能なヘッドレスト前部を備えたヘッドレスト本体と、
    前記シートバックの角度を検出する角度検出手段と、
    前記角度検出手段によって検出された角度に基づいて、前記乗員の頭部と前記ヘッドレストとの水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように前記ヘッドレスト前部の移動を制御する移動制御手段と、
    を備えたヘッドレスト装置。
  2. 前記移動制御手段は、前記乗員の頭部と前記ヘッドレストとの水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応する前記ヘッドレスト前部の移動量を記憶した記憶手段に記憶された前記角度検出手段によって検出された角度に対応する前記ヘッドレスト前部の移動量に基づいて、前記ヘッドレスト前部を前記全閉位置から該移動量分前記全開位置の方向に移動させるように制御する請求項1記載のヘッドレスト装置。
  3. 乗員が着座し、かつ車両に設けられたシートに対して角度が可変に設けられたシートバックに対して支持されたヘッドレスト後部、及び前記ヘッドレスト後部に対して最も近い全閉位置から前記ヘッドレスト後部に対して最も離れた全開位置までの所定範囲内で移動可能なヘッドレスト前部を備えたヘッドレスト本体と、
    前記シートバックの所定方向に対する角度を検出する角度検出手段と、
    前記車両の前記シートが搭載された床面の前記所定方向に対する角度を検出する床面角度検出手段と、
    前記角度検出手段によって検出された角度を前記床面角度検出手段によって検出された角度で補正した補正角度を演算する演算手段と、
    前記演算手段によって演算された補正角度に基づいて、前記乗員の頭部と前記ヘッドレストとの水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように前記ヘッドレスト前部の移動を制御する移動制御手段と、
    を備えたヘッドレスト装置。
  4. 前記移動制御手段は、前記乗員の頭部と前記ヘッドレストとの水平方向の距離であるバックセットが所定値となるように予め定められた各角度に対応する前記ヘッドレスト前部の移動量を記憶した記憶手段に記憶された前記演算手段によって演算された補正角度に対応する前記ヘッドレスト前部の移動量に基づいて、前記ヘッドレスト前部を前記全閉位置から該移動量分前記全開位置の方向に移動させるように制御する請求項3記載のヘッドレスト装置。
  5. 前記補正角度を、前記角度検出手段によって検出された角度から前記床面角度検出手段によって検出された角度を引いた値とした請求項3または請求項4記載のヘッドレスト装置。
  6. 前記床面角度検出手段を、前記車両に搭載したカーナビゲーション装置に備えられたジャイロセンサを含んで構成した請求項3〜請求項5の何れか1項記載のヘッドレスト装置。
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