JP2011176977A - スイッチング電源装置および該装置の起動方法 - Google Patents

スイッチング電源装置および該装置の起動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】起動時にアクティブフィルタの負担が増大するのを防ぎ、しかもアクティブフィルタ制御回路を確実に起動させることができるスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】スイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4に電源電圧を供給する補助電源部は、補助巻線T3の誘起電圧を整流・平滑して第1直流化電圧を生成する第1直流化手段(D3、C3)と、補助巻線T3、T4の誘起電圧の和電圧を整流・平滑して第2直流化電圧VC4を生成する第2直流化手段(D4、C4)と、既定電圧を超えないように第2直流化電圧VC4を定電圧化して第3直流化電圧を生成する定電圧回路7と、バイパス抵抗R5とを有し、アクティブフィルタ制御回路4には、第1直流化電圧および第3直流化電圧のうちのいずれか高い方の電圧が電源電圧として供給されるとともに、バイパス抵抗R5を介して第2直流化電圧VC4が供給される。
【選択図】図1

Description

本発明はアクティブフィルタを備えたスイッチング電源装置とその起動方法に関し、特に、補助巻線の誘起電圧に基づいて、アクティブフィルタの制御回路とスイッチング制御回路の電源電圧となる直流の補助電圧を生成するスイッチング電源装置とその起動方法に関する。
商用交流電圧を整流した整流後の電圧をアクティブフィルタに供給して力率を改善するとともに、世界各国の各種商用交流電圧においても使用できるよう構成したワールドワイドなスイッチング電源装置として、例えば、図3に示すスイッチング電源装置が知られている(特許文献1参照)。
図3に示すように、このスイッチング電源装置10は、100[V]/200[V]系の商用交流電源から供給された商用交流電圧VACIN(85〜132[V]/187〜264[V])を整流する整流手段(ダイオードブリッジ回路D1)を備え、その出力電圧(以下、「一次側直流電圧」という)はアクティブフィルタ2に供給されている。
アクティブフィルタ2は、チョーク等のリアクトルを介してダイオードブリッジ回路D1の出力端子間に接続されたスイッチング素子を有し、このスイッチング素子のスイッチング動作はアクティブフィルタ制御回路4からの制御信号によって制御される。アクティブフィルタ2によれば、一次側直流電圧を整形して正弦波状とすることにより、力率を改善することができる。
アクティブフィルタ2の出力端子間には、コンデンサC1と、トランスTの一次巻線T1および電力用FETQ1(スイッチング手段)のドレイン・ソース導電路とからなる直列回路が接続されている。電力用FETQ1のゲートにはスイッチング制御回路3からの制御信号が入力される。これにより、電力用FETQ1の導通期間が制御され、一次巻線T1にスイッチング電圧が供給される。
トランスTの二次巻線T2の一端には整流手段をなすダイオードD2のアノードが接続されている。また、ダイオードD2のカソードは平滑手段をなす平滑用コンデンサC2の一端に接続され、平滑用コンデンサC2の他端は二次巻線T2の他端に接続されている。平滑用コンデンサC2の両端からは、不図示の負荷に供給するための直流の二次側出力電圧VDCOUTが出力される。
平滑用コンデンサC2には、抵抗R2と抵抗R3を直列に接続してなる電圧検知手段5が並列に接続されている。抵抗R2と抵抗R3の接続点に接続されたフィードバック回路6は、二次側出力電圧VDCOUTの多寡に関する信号をスイッチング制御回路3に出力する。スイッチング制御回路3は、二次側出力電圧VDCOUTが一定となるように電力用FETQ1のスイッチング動作を制御する。
図3に示すように、トランスTは、一次巻線T1、二次巻線T2の他に2つの補助巻線T3、T4を有している。補助巻線T3、T4は、トランスTのコアに一次巻線T1と同一の極性で巻回されており、直列に接続されている。また、補助巻線T3の一端は電力用FETQ1のソースに接続されている。なお、以下の説明では、補助巻線T3の2つの端部のうち、電力用FETQ1のソースに接続されている側の端部を「相互接続端」と呼び、その反対側の端部を「非相互接続端」(図3において、●が付されている側の端部)と呼ぶこととする。また、補助巻線T4の2つの端部のうち、補助巻線T3に接続されている側の端部を「相互接続端」と呼び、その反対側の端部を「非相互接続端」(●が付されている側の端部)と呼ぶこととする。
補助巻線T3、T4の誘起電圧に基づいて、スイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4の電源電圧となる補助電圧を生成する補助電源部には、例えば、非特許文献1に記載の定電圧回路7と、ダイオードD3、D4と、平滑用コンデンサC3、C4とが備えられている。
補助電源部において、ダイオードD4のアノードは補助巻線T4の非相互接続端に接続され、ダイオードD4のカソードは定電圧回路7を構成するトランジスタQ2のコレクタに接続されている。トランジスタQ2のベースは、ツェナーダイオードZDのカソードに接続され、ツェナーダイオードZDのアノードは補助巻線T3の相互接続端に接続されている。トランジスタQ2のコレクタとベースとの間には抵抗R4が接続され、エミッタは平滑用コンデンサC3の一端に接続されている。補助巻線T3の非相互接続端も、順方向に接続されたダイオードD3を介して平滑用コンデンサC3の一端に接続され、平滑用コンデンサC3の他端は補助巻線T3の相互接続端に接続されている。また、補助巻線T3の相互接続端とダイオードD4のカソードとの間には平滑用コンデンサC4が接続されている。
平滑用コンデンサC3の両端からは、スイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4の電源電圧となる補助電圧が出力される。補助電圧は、ダイオードD5を介してスイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4の電源ラインPに供給される。電源ラインPとダイオードブリッジ回路D1の出力端子との間には、起動抵抗R1が接続されている。また、電源ラインPと補助巻線T3の相互接続端との間にはコンデンサC5が接続されている。
このスイッチング電源装置10では、商用交流電圧VACINの入力が開始されると一次側直流電圧が上昇し、起動抵抗R1を介してコンデンサC5が充電される。そして、電源ラインPの電圧がスイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4の各起動電圧まで上昇すると、両回路はそれぞれ動作を開始し、アクティブフィルタ2および電力用FETQ1を制御し始める。
アクティブフィルタ制御回路4の制御下でアクティブフィルタ2の出力電圧VC1が上昇すると、それに伴って補助巻線T3の誘起電圧をダイオードD3で直流化した電圧と、補助巻線T3および補助巻線T4の誘起電圧の和電圧をダイオードD4で直流化した電圧VC4(=定電圧回路7の入力電圧)も上昇する。当然ながら、補助巻線T3の誘起電圧をダイオードD3で直流化した電圧は電圧VC4よりも上昇速度が遅いので、起動当初は定電圧回路7の出力電圧によって平滑用コンデンサC3が充電される。なお、定電圧回路7の出力電圧は、ツェナーダイオードZDが導通状態となると、それ以上上昇することなく一定電圧に維持される。
その後、アクティブフィルタ2の出力電圧VC1がさらに上昇して、補助巻線T3の誘起電圧をダイオードD3で直流化した電圧が定電圧回路7の出力電圧よりも高くなると、平滑用コンデンサC3はダイオードD3を通じて充電されるようになる。このとき、定電圧回路7は動作を停止する。
つまり、このスイッチング電源装置10において、スイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4は、起動当初は起動抵抗R1および定電圧回路7を介して必要な電力が供給されるが、アクティブフィルタ2の出力電圧VC1が十分上昇した後(定常時)は、補助巻線T3の誘起電圧から生成された電圧により電力が供給される。したがって、スイッチング電源装置10によれば、起動抵抗R1および定電圧回路7による定常時の電力損失を削減にすることができる。
特開2001−16851号公報
実用電子回路ハンドブック1「トランジスタと組み合わせた定電圧回路」、CQ出版社、1972年9月、p.375、図4
しかしながら、この従来のスイッチング電源装置10は、起動時にアクティブフィルタ2の負担が増大するという問題があった。
より詳しくは、このスイッチング電源装置10では、起動抵抗R1が一次側直流電圧を供給することによってスイッチング制御回路3とアクティブフィルタ制御回路4とがほぼ同時に起動するため、アクティブフィルタ2は、出力電圧VC1を0Vから設定電圧(例えば、373[V](=264[V]×√2))にまで上昇させるべく平滑コンデンサC1を長時間に亘って全力で充電しなければならない。その結果、アクティブフィルタ2は過電流状態となり、構成素子が劣化したり、損傷したりするおそれがあった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、起動時にアクティブフィルタの負担が増大するのを防ぐことができるスイッチング電源装置、および該装置の起動方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るスイッチング電源装置は、
(A)外部から入力された交流電圧を整流および平滑して得た一次側直流電圧が供給されるアクティブフィルタと、(B)アクティブフィルタを制御するアクティブフィルタ制御回路と、(C)アクティブフィルタの出力電圧をスイッチングしてスイッチング電圧を生成するスイッチング手段と、(D)スイッチング手段を制御するスイッチング制御回路と、(E)一次側直流電圧をスイッチング制御回路に供給する起動抵抗と、(F)スイッチング電圧が供給される一次巻線と、二次巻線と、一次巻線電圧の上昇に伴って誘起電圧が上昇するように一次巻線と同一極性に巻回された第1および第2補助巻線とを有するトランスと、(G)トランスの二次巻線の誘起電圧を整流および平滑して直流の二次側出力電圧を生成する出力電圧生成手段と、(H)第1および第2補助巻線の誘起電圧に基づいて直流の補助電圧を生成し、該補助電圧を電源電圧としてスイッチング制御回路およびアクティブフィルタ制御回路に供給する補助電源部とを備えたスイッチング電源装置であって、
上記補助電源部は、(a)第1補助巻線の誘起電圧を整流および平滑して第1直流化電圧を生成する第1直流化手段と、(b)第1および第2補助巻線の誘起電圧の和電圧を整流および平滑して第2直流化電圧を生成する第2直流化手段と、(c)第2直流化手段の出力側に設けられ、第2直流化電圧を制限して定電圧化することで第3直流化電圧を生成する定電圧化手段と、(d)定電圧化手段をバイパスするように第2直流化手段の出力とアクティブフィルタ制御回路とを繋ぐバイパスライン上に介装されたバイパス抵抗とを有し、
スイッチング制御回路およびアクティブフィルタ制御回路を起動させる際に、スイッチング制御回路には起動抵抗を介して一次側直流電圧が供給され、アクティブフィルタ制御回路にはバイパス抵抗を介して第2直流化電圧が供給されることを特徴としている。
また、本発明に係るスイッチング電源装置の起動方法は、
(A)外部から入力された交流電圧を整流および平滑して得た一次側直流電圧が供給されるアクティブフィルタと、(B)アクティブフィルタを制御するアクティブフィルタ制御回路と、(C)アクティブフィルタの出力電圧をスイッチングしてスイッチング電圧を生成するスイッチング手段と、(D)スイッチング手段を制御するスイッチング制御回路と、(E)一次側直流電圧をスイッチング制御回路に供給する起動抵抗と、(F)スイッチング電圧が供給される一次巻線と、二次巻線と、一次巻線電圧の上昇に伴って誘起電圧が上昇するように一次巻線と同一極性に巻回された第1および第2補助巻線とを有するトランスと、(G)二次巻線の誘起電圧を整流および平滑して直流の二次側出力電圧を生成する出力電圧生成手段と、(H)第1および第2補助巻線の誘起電圧に基づいて直流の補助電圧を生成し、該補助電圧を電源電圧としてスイッチング制御回路およびアクティブフィルタ制御回路に供給する補助電源部とを備えたスイッチング電源装置の起動方法であって、
上記補助電源部を、(a)第1補助巻線の誘起電圧を整流および平滑して第1直流化電圧を生成する第1直流化手段と、(b)第1および第2補助巻線の誘起電圧の和電圧を整流および平滑して第2直流化電圧を生成する第2直流化手段と、(c)第2直流化手段の出力側に設けられ、第2直流化電圧を制限して定電圧化することで第3直流化電圧を生成する定電圧化手段と、(d)定電圧化手段をバイパスするように第2直流化手段の出力とアクティブフィルタ制御回路とを繋ぐバイパスライン上に介装されたバイパス抵抗とから構成し、
交流電圧の入力が開始されると、起動抵抗を介して供給された一次側直流電圧を利用してスイッチング制御回路が起動し、その後、第3直流化電圧に加えてバイパス抵抗を介して供給された第2直流化電圧を利用してアクティブフィルタ制御回路が起動することを特徴としている。
この構成(スイッチング電源装置および該装置の起動方法)では、一次側直流電圧をスイッチング制御回路に供給する起動抵抗を備えているので、外部からの交流電圧が入力されて一次側直流電圧が上昇すると、スイッチング制御回路が起動する。一方、起動抵抗は、アクティブフィルタ制御回路には一次側直流電圧を供給しないので、アクティブフィルタ制御回路はスイッチング制御回路よりも必ず遅れて起動する。したがって、この構成によれば、両制御回路の同時起動に起因してアクティブフィルタの負担が増大するのを防ぐことができる。
さらに、この構成では、補助電源部が第2直流化手段の出力とアクティブフィルタ制御回路とを繋ぐバイパスライン上に介装されたバイパス抵抗を有しているので、アクティブフィルタ制御回路を起動させる際に、アクティブフィルタ制御回路に、第2直流化電圧を供給することができる。すなわち、[背景技術]の項で説明したように、スイッチング制御回路とアクティブフィルタ制御回路とを正常に動作させるためには、(i)第3直流化電圧および第1直流化電圧を、スイッチング制御回路とアクティブフィルタ制御回路の耐電圧(許容入力電圧)を超えない電圧値に設定するとともに、(ii)第3直流化電圧を第1直流化電圧より低い電圧値に設定する必要がある。このため、従来技術では、アクティブフィルタ制御回路を起動させる際に、第3直流化電圧では電圧値が不足し、起動不良を引き起こす場合があった。これに対し、本発明によれば、アクティブフィルタ制御回路を起動させる際に、バイパス抵抗を介してアクティブフィルタ制御回路に第2直流化電圧を供給して不足電圧を補うことができる。したがって、スイッチング制御回路およびアクティブフィルタ制御回路の耐電圧との関係で、第3直流化電圧を十分に高くできない場合であっても、アクティブフィルタ制御回路を確実に起動することができる。
上記の構成において、第3直流化電圧は、ツェナーダイオードの降伏電圧によって第2直流化電圧を制限して定電圧化することにより簡易に生成することができる。
本発明によれば、起動時にアクティブフィルタの負担が増大するのを防ぐことができ、しかもアクティブフィルタ制御回路を確実に起動させることができるスイッチング電源装置および該装置の起動方法を提供することができる。
本発明に係るスイッチング電源装置の回路図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の各部電圧波形を簡略化したグラフである。 従来のスイッチング電源装置の回路図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明に係るスイッチング電源装置およびその起動方法の好ましい実施形態について説明する。なお、図1に示されている各構成要素のうち、図3と同一の符号を付した構成要素については従来技術で説明したものと同様なので、ここでは説明を一部省略する。また、以下の説明において、符号VC1、VC3、VC4、VC5は、それぞれ平滑用コンデンサC1、C3、C4、C5の両端の電圧を意味するものとする。
[スイッチング電源装置の構成]
図1に示すように、本発明に係るスイッチング電源装置1において、トランスTは、一次巻線T1、二次巻線T2の他に第1および第2補助巻線T3、T4を有している。第1および第2補助巻線T3、T4は、トランスTのコアに一次巻線T1と同一の極性で巻回されており、直列に接続されている。また、第1補助巻線T3の一端(相互接続端)は電力用FETQ1のソースに接続されている。
第1および第2補助巻線T3、T4の誘起電圧に基づいて、スイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4の電源電圧となる補助電圧を生成する補助電源部には、定電圧回路7と、ダイオードD3、D4と、平滑用コンデンサC3、C4と、バイパス抵抗R5とが備えられている。
このうち、ダイオードD3および平滑用コンデンサC3は本発明の「第1直流化手段」を構成し、第1補助巻線T3の誘起電圧を整流および平滑して「第1直流化電圧」を生成する。ダイオードD4および平滑用コンデンサC4は本発明の「第2直流化手段」を構成し、第1および第2補助巻線T3、T4の誘起電圧の和電圧を整流および平滑して「第2直流化電圧」(=VC4)を生成する。また、定電圧回路7は本発明の「定電圧化手段」を構成し、予め設定された既定電圧を超えないように第2直流化電圧VC4を制限して定電圧化することで「第3直流化電圧」を生成する。そして、平滑用コンデンサC3は、定電圧化手段で生成された第3直流化電圧と、第1直流化手段で生成された第1直流化電圧とによって選択的に充電される。
補助電源部において、ダイオードD4のアノードは第2補助巻線T4の非相互接続端に接続され、ダイオードD4のカソードは定電圧回路7を構成するトランジスタQ2のコレクタに接続されている。トランジスタQ2のベースは、ツェナーダイオードZDのカソードに接続され、ツェナーダイオードZDのアノードは第1補助巻線T3の相互接続端に接続されている。トランジスタQ2のコレクタとベースとの間には抵抗R4が接続され、エミッタは平滑用コンデンサC3の一端に接続されている。第1補助巻線T3の非相互接続端も、順方向に接続されたダイオードD3を介して平滑用コンデンサC3の一端に接続され、平滑用コンデンサC3の他端は第1補助巻線T3の相互接続端に接続されている。また、第1補助巻線T3の相互接続端とダイオードD4のカソードとの間には平滑用コンデンサC4が接続されている。
平滑用コンデンサC3の両端からは、スイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4の電源電圧となる直流の補助電圧VC3が出力される。補助電圧VC3は、ダイオードD5を介してスイッチング制御回路3の電源ラインP3(スイッチング制御回路3の電源入力端子に繋がるライン)に供給される。電源ラインP3とダイオードブリッジ回路D1の出力端子との間には、起動抵抗R1が接続されている。また、電源ラインP3と第1補助巻線T3の相互接続端との間にはコンデンサC5が接続されている。
平滑用コンデンサC3の両端から出力される補助電圧VC3は、ダイオードD6を介してアクティブフィルタ制御回路4の電源ラインP4(アクティブフィルタ制御回路4の電源入力端子に繋がるライン)にも供給される。図1に示すように、アクティブフィルタ制御回路4の電源ラインP4には、起動抵抗R1が接続されていない。また、電源ラインP3と電源ラインP4の間には、電源ラインP3の電圧(=スイッチング制御回路3の電源電圧)が電源ラインP4の電圧(=アクティブフィルタ制御回路4の電源電圧。以下、この電圧を「電源電圧VIC2」とする)に影響を及ぼすのを防ぐための、逆方向に接続されたダイオードD5が存在している。したがって、図1に示す構成によれば、電源電圧VIC2が一次側直流電圧の影響を受けて上昇することに起因したスイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4の同時起動を防ぎ、アクティブフィルタ2の負担を低減することができる。
その一方で、電源電圧VIC2は、第2直流化電圧VC4の影響を受けるよう構成されている。具体的には、アクティブフィルタ制御回路4の電源ラインP4の端部(アクティブフィルタ制御回路4の電源入力端子に繋がる側と反対側の端部)はバイパスラインP5の一端に接続されている。バイパスラインP5の他端は第2直流化手段、より詳しくは平滑用コンデンサC4の一端に接続されている。また、バイパスラインP5にはバイパス抵抗R5が介装されている。したがって、電源電圧VIC2よりも第2直流化電圧VC4が高い場合は、第2直流化手段からアクティブフィルタ制御回路4に向けてバイパス抵抗R5を介して電流が流れ、アクティブフィルタ制御回路4の電源電圧VIC2が上昇する。
電源電圧VIC2をより高く上昇させたい場合は、第2直流化電圧VC4の設定電圧を高くして電源電圧VIC2と第2直流化電圧VC4の電圧差を大きくするか、またはバイパス抵抗R5の抵抗値を小さくして、アクティブフィルタ制御回路4に向かって流れる電流量を増やせばよい。しかし、バイパス抵抗R5の抵抗値を小さくした場合には、抵抗損失が大きくなるため、アクティブフィルタ制御回路4の起動を十分に補える範囲で大きな抵抗値に設定することが好ましい。
[スイッチング電源装置の起動時の動作]
次に、図2を参照して、本発明に係るスイッチング電源装置1の起動時の動作について具体的に説明する。なお、図2は、下記条件の下でスイッチング電源装置1を起動させた場合の各部電圧波形の一例であって、条件が異なれば異なった電圧波形となることは言うまでもない。
・商用交流電圧VACIN=AC90[V]
・トランスTの巻数比T1:T2:T3:T4=44:10:2:7
・スイッチング制御回路3の起動電圧/耐圧=16[V]/30[V]
・アクティブフィルタ制御回路4の起動電圧/耐圧=12.7[V]/22[V]
・R1=200[kΩ]
・R5=10[kΩ]
・ツェナーダイオードZDの設定電圧(降伏電圧)=20[V]
・アクティブフィルタ2の設定電圧=373[V](=264[V]×√2)
図2に示すように、時間t0において商用交流電圧VACINの入力が開始され、一次側直流電圧が上昇すると、それに伴ってアクティブフィルタ2の出力電圧VC1が127[V](=90[V]×√2)まで上昇するとともに、起動抵抗R1を通って、ダイオードブリッジ回路D1の出力端子からスイッチング制御回路3の電源ラインP3に電流が流れる。そして、この電流によってコンデンサC5が充電され、スイッチング制御回路3の電源電圧VC5が上昇する。
電源電圧VC5が上昇を続け、時間t1において16[V]になるとスイッチング制御回路3が起動し、スイッチング制御回路3は電力用FETQ1を制御し始める。これにより、第1および第2補助巻線T3、T4に誘起電圧が発生して第2直流化電圧VC4が上昇し、トランジスタQ2が導通状態となる。そして、補助電圧VC3は、第2直流化電圧VC4にやや遅れて上昇する。
図1に示すように、第2直流化電圧VC4はバイパス抵抗R5を介してアクティブフィルタ制御回路4の電源ラインP4に供給される。また、補助電圧VC3はダイオードD6を介して電源ラインP4に供給される。したがって、第2直流化電圧VC4および補助電圧VC3が上昇すると、それに伴ってアクティブフィルタ制御回路4の電源電圧VIC2も上昇する。
電源電圧VIC2が上昇を続け、時間t2において12.7[V]になるとアクティブフィルタ制御回路4が起動し、アクティブフィルタ制御回路4はアクティブフィルタ2を制御し始める。そして、図2(B)に示すように、アクティブフィルタ2は出力電圧VC1を127Vから設定電圧である373[V]にまで上昇させる。
ここで、仮に起動抵抗R5によるバイパス経路を省略した場合でも、補助電圧VC3によって電源電圧VIC2が上昇し、アクティブフィルタ制御回路4は起動するとも考えられる。しかしながら、この場合の電源電圧VIC2の上昇率は、バイパス抵抗R5を備えた場合の上昇率よりも低く、しかも、電源電圧VIC2と補助電圧VC3との電圧差が小さくなるにつれて電源電圧VIC2の上昇率は次第に低下する。したがって、スイッチング制御回路3またはアクティブフィルタ制御回路4の耐圧が低く、補助電圧VC3を高めに設定できない場合は、電源電圧VIC2がアクティブフィルタ制御回路4の起動電圧まで上昇せず、アクティブフィルタ制御回路4の起動に失敗するおそれがある。この点、第2直流化電圧VC4は両制御回路に直接的に供給される電圧ではないため、両制御回路の耐圧との関係で制限を受けることなく、高めに設定することができる。したがって、バイパス抵抗R5を介してアクティブフィルタ制御回路4に第2直流化電圧VC4を供給して不足電圧を補うことにより、アクティブフィルタ制御回路4を確実に起動させることができる。
アクティブフィルタ2の出力電圧VC1が上昇すると、それに伴って各巻線の誘起電圧も上昇し、第2直流化電圧VC4および第3直流化電圧(補助電圧VC3)が上昇する。そして、第2直流化電圧VC4がツェナーダイオードZDの設定電圧である20[V]を超えると、ツェナーダイオードZDが導通状態となり、第3直流化電圧はそれ以上上昇することなく約20[V]で一定となる。一方、図2(C)に示すように、第2直流化電圧VC4は上昇を続け、76[V]となる。
また、第1補助巻線T3の誘起電圧が上昇すると第1直流化電圧も上昇する。そして、第1直流化電圧が約20[V]を超えると、定電圧化回路7で生成された第3直流化電圧ではなく、第1直流化手段で生成された第1直流化電圧によって平滑用コンデンサC3が充電されるようになる。すなわち、平滑用コンデンサC3は、第1直流化電圧および第3直流化電圧のいずれか高い方の電圧によって充電され、当該高い方の電圧が補助電圧VC3としてスイッチング制御回路3およびアクティブフィルタ制御回路4に供給される。
以上をまとめると、本発明に係るスイッチング電源装置1では、ダイオードブリッジ回路D1の出力電圧(一次側直流電圧)をスイッチング制御回路3に供給する起動抵抗R1を備えているので、商用交流電圧VACINが入力されて一次側直流電圧が上昇すると、スイッチング制御回路3が起動する。一方、起動抵抗R1は、アクティブフィルタ制御回路4には一次側直流電圧を供給しないので、アクティブフィルタ制御回路4はスイッチング制御回路3よりも必ず遅れて起動する。したがって、この構成によれば、両制御回路の同時起動に起因してアクティブフィルタ2の負担が増大するのを防ぐことができる。
さらに、本発明に係るスイッチング電源装置1では、補助電源部が第2直流化手段とアクティブフィルタ制御回路4との間に介装されたバイパス抵抗R5を有しているので、アクティブフィルタ制御回路4には、補助電圧VC3のみならず、第2直流化電圧VC4も供給される。また、第1直流化電圧および第3直流化電圧とは異なり、第2直流化電圧VC4は両制御回路に直接的に供給される電圧ではないため、両制御回路の耐圧等との関係で制限を受けることなく、アクティブフィルタ制御回路4の起動電圧よりも十分高めに設定することができる。そして、バイパス抵抗R5の抵抗値を調整することで、起動電圧よりも高く、かつ耐圧を超えないような電圧をアクティブフィルタ制御回路4に供給することができる。したがって、スイッチング電源装置1によれば、第1直流化電圧および第3直流化電圧を十分に高くできない場合であっても、アクティブフィルタ制御回路4を確実に起動することができる。
以上、本発明に係るスイッチング電源装置の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形例が考えられる。
定電圧回路7は、以下の条件を満たす他の定電圧回路に置き換えることができる。
条件1:入力電圧が既定電圧(例えば、ツェナーダイオードZDの設定電圧)を超えるまでは、入力電圧にほぼ等しい出力電圧を出力する。
条件2:入力電圧が既定電圧を超えると、入力電圧の如何に拘わらず、既定電圧にほぼ等しい出力電圧を出力する。
トランジスタQ2のエミッタ−ベース間に逆バイアスがかかるのを防止したい場合は、エミッタと平滑用コンデンサC3との間にダイオードを接続することができる。
1 スイッチング電源装置
2 アクティブフィルタ
3 スイッチング制御回路
4 アクティブフィルタ制御回路
5 電圧検知手段
6 フィードバック回路
7 定電圧回路(定電圧化手段)
1 電力用FET(スイッチング手段)
1 起動抵抗
5 バイパス抵抗
T トランス
1 一次巻線
2 二次巻線
3 補助巻線(第1補助巻線)
4 補助巻線(第2補助巻線)

Claims (3)

  1. 外部から入力された交流電圧を整流および平滑して得た一次側直流電圧が供給されるアクティブフィルタと、
    前記アクティブフィルタを制御するアクティブフィルタ制御回路と、
    前記アクティブフィルタの出力電圧をスイッチングしてスイッチング電圧を生成するスイッチング手段と、
    前記スイッチング手段を制御するスイッチング制御回路と、
    前記一次側直流電圧を前記スイッチング制御回路に供給する起動抵抗と、
    前記スイッチング電圧が供給される一次巻線と、二次巻線と、前記一次巻線電圧の上昇に伴って誘起電圧が上昇するように前記一次巻線と同一極性に巻回された第1および第2補助巻線とを有するトランスと、
    前記トランスの二次巻線の誘起電圧を整流および平滑して直流の二次側出力電圧を生成する出力電圧生成手段と、
    前記第1および第2補助巻線の誘起電圧に基づいて直流の補助電圧を生成し、該補助電圧を電源電圧として前記スイッチング制御回路および前記アクティブフィルタ制御回路に供給する補助電源部と、
    を備えたスイッチング電源装置であって、
    前記補助電源部は、
    前記第1補助巻線の誘起電圧を整流および平滑して第1直流化電圧を生成する第1直流化手段と、
    前記第1および第2補助巻線の誘起電圧の和電圧を整流および平滑して第2直流化電圧を生成する第2直流化手段と、
    前記第2直流化手段の出力側に設けられ、前記第2直流化電圧を制限して定電圧化することで第3直流化電圧を生成する定電圧化手段と、
    前記定電圧化手段をバイパスするように前記第2直流化手段の出力と前記アクティブフィルタ制御回路とを繋ぐバイパスライン上に介装されたバイパス抵抗と、
    を有し、
    前記スイッチング制御回路および前記アクティブフィルタ制御回路を起動させる際に、前記スイッチング制御回路には、前記起動抵抗を介して前記一次側直流電圧が供給され、前記アクティブフィルタ制御回路には、前記バイパス抵抗を介して前記第2直流化電圧が供給されることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記定電圧化手段は、ツェナーダイオードを有し、該ツェナーダイオードの降伏電圧によって前記第2直流化電圧を定電圧化して前記第3直流化電圧を生成することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 外部から入力された交流電圧を整流および平滑して得た一次側直流電圧が供給されるアクティブフィルタと、
    前記アクティブフィルタを制御するアクティブフィルタ制御回路と、
    前記アクティブフィルタの出力電圧をスイッチングしてスイッチング電圧を生成するスイッチング手段と、
    前記スイッチング手段を制御するスイッチング制御回路と、
    前記一次側直流電圧を前記スイッチング制御回路に供給する起動抵抗と、
    前記スイッチング電圧が供給される一次巻線と、二次巻線と、前記一次巻線電圧の上昇に伴って誘起電圧が上昇するように前記一次巻線と同一極性に巻回された第1および第2補助巻線とを有するトランスと、
    前記二次巻線の誘起電圧を整流および平滑して直流の二次側出力電圧を生成する出力電圧生成手段と、
    前記第1および第2補助巻線の誘起電圧に基づいて直流の補助電圧を生成し、該補助電圧を電源電圧として前記スイッチング制御回路および前記アクティブフィルタ制御回路に供給する補助電源部と、
    を備えたスイッチング電源装置の起動方法であって、
    前記補助電源部を、
    前記第1補助巻線の誘起電圧を整流および平滑して第1直流化電圧を生成する第1直流化手段と、
    前記第1および第2補助巻線の誘起電圧の和電圧を整流および平滑して第2直流化電圧を生成する第2直流化手段と、
    前記第2直流化手段の出力側に設けられ、前記第2直流化電圧を制限して定電圧化することで第3直流化電圧を生成する定電圧化手段と、
    前記定電圧化手段をバイパスするように前記第2直流化手段の出力と前記アクティブフィルタ制御回路とを繋ぐバイパスライン上に介装されたバイパス抵抗と、
    から構成し、
    前記交流電圧の入力が開始されると、
    前記起動抵抗を介して供給された前記一次側直流電圧を利用して前記スイッチング制御回路が起動し、
    その後、前記第3直流化電圧に加えて前記バイパス抵抗を介して供給された前記第2直流化電圧を利用して前記アクティブフィルタ制御回路が起動する、
    ことを特徴とするスイッチング電源装置の起動方法。
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