JP2011170224A - 光学素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切断による樹脂の剥離や歪みを発生させずに、光学素子を作製することが可能な光学素子の製造方法を提供する。
【解決手段】基材1と金型50との間に光硬化性の樹脂60を設けて、基材1と金型50とによって樹脂60を挟むことで、金型50の転写構造51を樹脂60に転写する。転写構造51の形状が転写された樹脂60に対して光を部分的に照射することで、樹脂60を部分的に硬化させる。光が照射されていない箇所で基材1を切断することで、複数の光学素子を作製する。
【選択図】図3

Description

この発明は、光学素子の製造方法に関する。
光学素子を用いた装置は小型化が要求されている。光学素子を用いた装置の小型化に伴い、光学素子も小型化が必要となる。例えば磁気記録媒体においては、記録密度をさらに高めるために光アシスト磁気記録方式が開発されている。光アシスト磁気記録方式の磁気ヘッドのサイズは、例えば長さが0.85mm、幅が0.7mm、厚さが0.23mmである。このように磁気ヘッド自体が小さいため、磁気ヘッドに用いられる光学素子も1mm未満のサイズが要求される。
特許文献1及び特許文献2には、微細構造を有する回折素子が搭載された磁気ヘッドが開示されている。微細構造を有する光学素子の製造方法の一例として、ナノインプリント法がある(特許文献3)。例えばサブミクロン単位の周期構造を有する回折素子やマイクロレンズアレイが、微細構造を有する光学素子に該当する。
微小な回折素子を製造する場合、回折格子の形状をナノインプリント法によって透明基材に転写する。例えば透明基材に樹脂を塗布し、回折格子の形状をナノインプリント法によって樹脂に転写する。回折格子の形状が転写された透明基材を複数の箇所で切断することで、複数の微小な回折素子(光学素子)を作製する。
特開2007−95167号公報 特開2007−122847号公報 特開2006−245072号公報
透明基材を複数の光学素子に切断した場合に、カッターやダイサーなどの刃とナノインプリント用の樹脂との摩擦により、回折格子を形成する樹脂に剥離や歪みが生じる場合がある。光学素子は非常に小さいため、剥離や歪みの影響が光学素子の有効光学面(例えば回折格子)にも及ぶことがある。この場合、光学素子としての特性が劣化してしまう。
剥離や歪みの影響が有効光学面に及ばない場合でも、光学素子の切断面にバリが発生する場合がある。光学素子を含む磁気ヘッドをハードディスク装置に搭載した場合、ハードディスク装置の使用中にバリが取れることがある。光学素子から離れたバリは装置内部で飛散し、磁気ヘッドやディスクとクラッシュして、その結果、ディスクなどが破損するおそれがある。
この発明は上記の問題点を解決するものであり、切断による樹脂の剥離や歪みを発生させずに、光学素子を作製することが可能な光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
この発明の第1の態様は、光学素子の形状を備えた金型と基材との間に光硬化性樹脂を設ける第1のステップと、前記金型と前記基材とによって前記光硬化性樹脂を挟むことで、前記光学素子の形状を前記光硬化性樹脂に転写する第2のステップと、前記光学素子の形状が転写された前記光硬化性樹脂に対して光を部分的に照射することで、前記光硬化性樹脂を部分的に硬化させる第3のステップと、前記金型から前記基材を離して、前記部分的に硬化した前記光硬化性樹脂を前記基材に形成し、前記光が照射されていない箇所で前記基材を切断することで、前記光学素子の形状を有する複数の素子を作製する第4のステップと、を含む光学素子の製造方法である。
前記第3のステップでは、部分的にマスキングをして前記光硬化性樹脂に光を照射することで、前記光硬化性樹脂を部分的に硬化させてもよい。
前記第3のステップでは、個々の前記素子の有効光学面よりも広い複数の領域に光を照射することで、前記光硬化性樹脂を部分的に硬化させてもよい。
前記第3のステップでは、個々の前記素子の有効光学面よりも広いスポットの光を、前記光硬化性樹脂の複数の場所に照射することで、前記光硬化性樹脂を部分的に硬化させてもよい。
前記金型から前記基材を離した後、前記基材を洗浄することで前記光が照射されていない箇所の前記光硬化性樹脂を除去し、その後、前記基材を切断することで、複数の前記素子を作製してもよい。
前記洗浄の後に前記光硬化性樹脂に対して光を照射してもよい。
この発明によると、光硬化性樹脂に対して光が照射されていない箇所で基材を切断することで、切断によって樹脂の剥離や歪みを発生させずに、光学素子を作製することが可能となる。
この発明の実施形態に係る基材の斜視図である。 この発明の実施形態に係る金型の斜視図である。 この発明の実施形態に係る光学素子の製造方法を説明するための図であり、基材及び金型の断面図である。 光を照射する位置を説明するための図であり、金型の裏面を示す図である。 基材の転写面から基材を見た図であり、樹脂を部分的に硬化させた後の状態を示す図である。 基材の転写面から基材を見た図であり、未硬化の樹脂を除去した後の状態を示す図である。 基材の転写面から基材を見た図であり、切断箇所を示す図である。 この発明の実施形態に係る光学素子の製造方法によって作製された光学素子の斜視図である。 マスクの平面図である。 基材、金型、及びマスクの断面図である。 変形例1に係る光学素子の斜視図である。 変形例2に係る光学素子の斜視図である。
(基材1)
図1を参照して、この発明の実施形態に係る基材について説明する。一例として基材1は、断面の形状が三角形の棒状のプリズムである。基材1の材料はガラスである。面2と面4(転写面)とが直交し、面3は傾斜面である。この実施形態では、基材1を切断することで、複数の光学素子を作製する。光学素子は、例えば回折格子が形成されたプリズム、回折素子、又はレンズなどが該当する。一例として、回折格子が形成されたプリズムを作製する場合について説明する。例えば面2は、光源から光学素子に光が入射する入射面に相当する。入射面となる面2には、光源への反射戻り光を低減するための反射防止膜を予め成膜しておいてもよい。面4(転写面)には、回折格子が形成される。
(回折格子を転写するための金型50)
図2を参照して、この発明の実施形態に係る金型について説明する。金型50は、ガラス製の透明な基材である。金型50の一方の面には、ブレーズ形状の回折格子を転写するための転写構造51が形成されている。転写構造51は、一方の方向に沿った複数の溝を有する。溝の断面の形状は鋸歯状である。また、転写構造51の近傍に、所定の距離をおいて2つのピン52が設けられている。ピン52は、プリズムである基材1を金型50に設置したときに、基材1の位置を決めるために用いられる。転写構造51は、金型50の一方の全面に形成されていてもよいし、一部の領域に形成されていてもよい。
異方性エッチングによってガラス板の表面に転写構造51を形成することで、金型50を作製する。また、ニッケル(Ni)などの金属の金型を用いて、金型50を作製してもよい。金属の金型には、基材1に形成される回折格子と同じ形状の構造が形成されている。この金属の金型に透明樹脂を塗布し、光硬化や熱硬化によって透明樹脂に回折格子の形状を転写する。回折格子の形状が転写された透明樹脂を、金型50として用いてもよい。また、射出成型によって透明な金型50を作製してもよい。
(光学素子の製造方法)
図3から図8を参照して、この発明の実施形態に係る光学素子の製造方法について説明する。この実施形態では、基材1と金型50との間に光硬化性樹脂を設けて、基材1と金型50とによって光硬化性樹脂を挟むことで、金型50の転写構造51を光硬化性樹脂に転写する。転写構造51の形状が転写された光硬化性樹脂に対して光を部分的に照射することで、光硬化性樹脂を部分的に硬化させる。光が照射されていない箇所で基材1を切断することで、複数の光学素子を作製する。以下、製造方法の各工程について説明する。
(樹脂60の塗布)
図3(a)に示すように、金型50において転写構造51が形成されている面に光硬化性の樹脂60を塗布し、図3(b)に示すように、転写構造51に樹脂60を設ける。光硬化性の樹脂としては、例えばPAK−02(東洋合成工業株式会社製、nd=1.51)を用いる。この実施形態においては、光硬化性の樹脂の材料は限定されない。
(転写構造51の転写)
次に図3(c)に示すように、プリズムである基材1を金型50に押し付ける。具体的には、基材1の面2を、金型50に設置されている2つのピン52に押し当てながら、基材1の面4(転写面)を、樹脂60が塗布された転写構造51に押し付ける。このように基材1と金型50とによって樹脂60を挟むことで、金型50の転写構造51を樹脂60に転写する。
なお、基材1の面4に樹脂60を塗布し、金型50の転写構造51を樹脂60に押し付けることで、転写構造51を樹脂60に転写してもよい。
(硬化処理)
図3(c)に示すように、基材1を金型50に押し当てた状態で、金型50の裏面53から所定のスポット径を有する光70(例えば紫外線)を照射することで、照射された領域の樹脂60を硬化させる。裏面53は、転写構造51が形成されている面に対向する面である。金型50はガラス製の透明基材であるため、裏面53から入射した光70は金型50を透過して樹脂60に照射される。平行光を照射してもよいし、面4(転写面)上で所定のスポット径となる集束光を照射してもよい。例えばスポット照射することで、樹脂60を部分的に硬化させる。具体的には、光学素子の有効光学面よりも広いスポットを有する光70を複数の場所に照射することで、樹脂60を部分的に硬化させる。換言すると、光学素子の有効光学面よりも広い複数の領域に光70を照射することで、樹脂60を部分的に硬化させる。
図4を参照して、光70を照射する位置について説明する。図4は、金型50の裏面53から金型50を見た図であり、スポット照射を行っている過程を示す図である。所定のスポット径を有する光70を、金型50(基材1)の長手方向(X方向)に所定の間隔をおいて繰り返し照射する。光70のスポットの形状は円形であってもよく、矩形であってもよい。図4に示す例では、紙面の左側からX方向に向けて光70を順番に照射し、4か所の領域における樹脂60を硬化させ、5つ目の領域に光70を照射している。例えばステッパーで光源を所定間隔ずつ移動させて、各位置で光源から光70を照射することでスポット照射を行う。または、基材1と金型50とを移動ステージに載せて、移動ステージを所定間隔で順次移動させてスポット照射を行ってもよい。
所定数の領域に光70を照射して樹脂60を部分的に硬化させた後、基材1を金型50から取り外す。図5に、金型50から取り出した後の基材1を示す。図5は、面4(転写面)から基材1を見た図であり、樹脂60を部分的に硬化させた後の状態を示す図である。光70が照射された樹脂は硬化し、転写構造51が転写された回折格子5が形成される。複数の場所に光70が照射されているため、面4(転写面)上に複数の回折格子5が形成される。光70が照射されていない樹脂60は、未硬化のまま面4上に残る。このようにして、各光学素子の有効光学面(回折格子5)が硬化された基材1が得られる。
(洗浄工程)
基材1を金型50から取り外した後、基材1を洗浄することで、未硬化の樹脂60を除去する。すなわち、基材1を洗浄することで、光70が照射されていない場所の樹脂60を除去する。図6に、未硬化の樹脂60を除去した後の基材1を示す。図6は、面4(転写面)から基材1を見た図である。例えば未硬化の樹脂60をアルコール洗浄によって除去することで、硬化された樹脂により形成された複数の回折格子5が、面4上に残る。
基材1を洗浄した後に、未硬化の樹脂60が基材1に残存している場合には、光を樹脂60に照射することで、残存している未硬化の樹脂60を硬化させてもよい。洗浄によって取り除くことができなかった未硬化の樹脂60を硬化させることで、未硬化の樹脂60が剥がれてゴミとなることを防止することができる。
(切断工程)
洗浄の後、図7に示すように、各回折格子5の間の切断面Aに沿って基材1を切断することで、複数の光学素子を作製する。例えばカッターやダイサーを用いて基材1を切断する。基材1を切断する前に、回折格子5が形成された面4に、金などの反射膜を成膜してもよい。面4に反射膜を成膜した後、基材1を切断することで複数の光学素子を作製する。
(光学素子10)
図8に、切断された光学素子を示す。光学素子10は、切断面Aに沿って基材1を切断することで得られる。面4には回折格子5が形成されている。面2が入射面に相当し、面4が反射面に相当する。外部から面2に入射した光は、光学素子10の内部を進行して面3に到達し、面3で反射されて面4に到達する。光は、回折格子5が形成された面4で反射されて、光学素子10の外部に出射する。
以上のように、この実施形態に係る光学素子の製造方法によると、切断面Aを含む切断領域には樹脂が存在しないため、ダイサーで基材1を切断しても、その切断によって樹脂の剥離や歪みが発生しない。そのため、樹脂の剥離や歪みの影響を有効光学面(回折格子5)に与えることなく、複数の光学素子10を作製することが可能となる。すなわち、有効光学面を含む領域に光70を照射して樹脂60を部分的に硬化させ、未硬化の樹脂60を除去することで、切断面Aを含む切断領域から樹脂60を除去することが可能となる。樹脂60が除去された領域内の切断面Aで基材1を切断することで、樹脂の剥離や歪みの影響を有効光学面(回折格子5)に与えずに光学素子10を作製することが可能となる。換言すると、切断面Aを含む切断領域の樹脂60に光70を照射しないことで、切断領域の樹脂60を未硬化の状態に維持しておく。そのことにより、切断領域の樹脂60を洗浄によって除去することができるため、切断面Aで基材1を切断することで、樹脂の剥離や歪みの影響を有効光学面に与えることなく、複数の光学素子10を作製することが可能となる。
なお、基材1を金型50に押し当てることで、基材1から樹脂60がはみ出ることがある。この実施形態では、有効光学面を含む領域に光70が照射され、樹脂60がはみ出た箇所には光70は照射されないため、はみ出た樹脂60は硬化されない。そのため、はみ出た樹脂60は洗浄によって除去されて、バリとして光学素子10に残らない。
また、基材1を切断する前に洗浄によって未硬化の樹脂60を除去することで、カッターやダイサーへの樹脂の付着を防止することができる。そのことにより、カッターやダイサーの清掃の頻度を減らし、カッターやダイサーの寿命を延ばすことができる。
(マスク)
樹脂60を硬化させる工程では、マスクを用いて樹脂60を部分的に硬化させてもよい。図9及び図10を参照して、マスクを用いた方法について説明する。図9は、マスクの平面図である。図10は、基材、金型、及びマスクの断面図である。マスク80には、光学素子の有効光学面よりも広い開口部81が、マスク80の長手方向(X方向)に所定の間隔をおいて形成されている。
上述した図3(a)、(b)に示すように、金型50において転写構造51が形成されている面に樹脂60を塗布し、基材1の面4(転写面)を、樹脂60が塗布された転写構造51に押し付ける。そして図10に示すように、金型50の裏面53にマスク80を設置する。有効光学面となる箇所に光70が照射されるように、金型50に対するマスク80の位置を合わせる。マスク80を介して裏面53側から樹脂60に光70を照射する。マスク80によって樹脂60は部分的にマスキングされているため、裏面53の全面に光70を照射する。開口部81を通過した光70は樹脂60に照射され、光70が照射された樹脂60が硬化する。なお、金型50の裏面53においてマスク80を所定の位置に予め接合させておき、マスク80と金型50とが一体化された金型を用いてもよい。
樹脂60を部分的に硬化させた後、基材1を金型50から取り出し、基材1を洗浄することで未硬化の樹脂60を除去する。そして図7に示すように、切断面Aに沿って基材1を切断することで、複数の光学素子10を作製する。
以上のようにマスク80を用いて樹脂60を部分的に硬化させた場合も、切断面Aを含む切断領域には樹脂が存在しないため、樹脂の剥離や歪みの影響を有効光学面(回折格子5)に与えることなく、複数の光学素子10を作製することが可能となる。
また、マスク80を用いることで、複数の光学素子を一度に硬化させることができる。そのことにより、製造の工数を減らすことができる。
一方、マスクを用いずにスポット照射によって各光学素子を硬化させる場合、マスクが不要であるため、マスクの位置合わせが不要となり、また、製造装置のコストが減少する。
(変形例1)
図11を参照して、変形例1に係る光学素子について説明する。上述した実施形態に係る製造方法では、ナノインプリント法により回折格子を基材1に形成する。この発明は回折格子に限定されず、レンズを形成してもよい。図11に示す基材20は、断面の形状が三角形の棒状のプリズムである。基材20の材料はガラスである。基材20の斜面21に、ナノインプリント法によって複数のレンズ面22を形成する。
具体的には、レンズ面22の形状を転写するための転写構造が形成された金型と、基材20の斜面21との間に光硬化性樹脂を設け、金型と基材20とによって光硬化性樹脂を挟むことで、複数のレンズ面22の形状を光硬化性樹脂に転写する。レンズ面22の形状が転写された光硬化性樹脂に対して光を部分的に照射することで、光硬化性樹脂を部分的に硬化させる。この場合、レンズ面22の形状が転写された箇所を含む領域に光を照射することで、レンズ面22の形状が転写された箇所の樹脂を硬化させる。例えば、有効光学面(レンズ面22)よりも広い複数の領域に光を照射することで、光硬化性樹脂を部分的に硬化させる。基材20を金型から取り外し、基材20を洗浄することで、未硬化の樹脂を除去する。すなわち、基材20の切断領域に残った未硬化の樹脂を洗浄により除去する。図11は、洗浄後の基材20を示す。硬化された樹脂により形成された複数のレンズ面22が、基材20の斜面21に残る。
各レンズ面22の間の切断面Aに沿って基材20を切断することで、複数の光学素子を作製する。これにより、レンズ面22を有するプリズムが形成される。切断面Aを含む切断領域には樹脂が存在しないため、ダイシングによって樹脂の剥離や歪みが発生しない。そのことにより、樹脂の剥離や歪みの影響を有効光学面(レンズ面22)に与えずに、光学素子を作製することが可能となる。
(変形例2)
図12を参照して、変形例2に係る光学素子について説明する。上述した実施形態及び変形例1では、基材としてプリズムを用いているが、ガラスや樹脂の平板を基材として用いてもよい。図12に示す基材30は、ウェハ状のガラス板である。基材30の表面31に、ナノインプリント法によって複数のレンズ面32を形成する。
具体的には、レンズ面32の形状を転写するための転写構造が形成された金型と、基材30の表面31との間に光硬化性樹脂を設け、金型と基材30とによって光硬化性樹脂を挟むことで、複数のレンズ面32の形状を光硬化性樹脂に転写する。レンズ面32の形状が転写された光硬化性樹脂に対して光を部分的に照射することで、光硬化性樹脂を部分的に硬化させる。この場合、レンズ面32の形状が転写された箇所を含む領域に光を照射することで、レンズ面32の形状が転写された箇所の樹脂を硬化させる。例えば、有効光学面(レンズ面32)よりも広い複数の領域に光を照射することで、光硬化性樹脂を部分的に硬化させる。基材30を金型から取り外し、基材30を洗浄することで、未硬化の樹脂を除去する。すなわち、基材30の切断領域に残った未硬化の樹脂を洗浄により除去する。図12は、洗浄後の基材30を示す。硬化された樹脂により形成された複数のレンズ面32が、基材30の表面31に残る。
各レンズ面32の間の切断面Bに沿って基材30を切断することで、複数の光学素子を作製する。これにより、レンズ面32を有する光学素子が形成される。切断面Bを含む切断領域には樹脂が存在しないため、ダイシングによって樹脂の剥離や歪みが発生しない。そのことにより、樹脂の剥離や歪みの影響を有効光学面(レンズ面32)に与えずに、光学素子を作製することが可能となる。
1、20、30 基材
2、3、4 面
5 回折格子
10 光学素子
21 斜面
31 表面
50 金型
51 転写構造
52 ピン
53 裏面
60 樹脂
70 光
80 マスク
81 開口部

Claims (6)

  1. 光学素子の形状を備えた金型と基材との間に光硬化性樹脂を設ける第1のステップと、
    前記金型と前記基材とによって前記光硬化性樹脂を挟むことで、前記光学素子の形状を前記光硬化性樹脂に転写する第2のステップと、
    前記光学素子の形状が転写された前記光硬化性樹脂に対して光を部分的に照射することで、前記光硬化性樹脂を部分的に硬化させる第3のステップと、
    前記金型から前記基材を離して、前記部分的に硬化した前記光硬化性樹脂を前記基材に形成し、前記光が照射されていない箇所で前記基材を切断することで、前記光学素子の形状を有する複数の素子を作製する第4のステップと、
    を含む光学素子の製造方法。
  2. 前記第3のステップでは、部分的にマスキングをして前記光硬化性樹脂に光を照射することで、前記光硬化性樹脂を部分的に硬化させる請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記第3のステップでは、個々の前記素子の有効光学面よりも広い複数の領域に光を照射することで、前記光硬化性樹脂を部分的に硬化させる請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記第3のステップでは、個々の前記素子の有効光学面よりも広いスポットの光を、前記光硬化性樹脂の複数の場所に照射することで、前記光硬化性樹脂を部分的に硬化させる請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記金型から前記基材を離した後、前記基材を洗浄することで前記光が照射されていない箇所の前記光硬化性樹脂を除去し、その後、前記基材を切断することで、複数の前記素子を作製する請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学素子の製造方法。
  6. 前記洗浄の後に前記光硬化性樹脂に対して光を照射する請求項5に記載の光学素子の製造方法。
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