JP2011168170A - 小型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】停車時や運転者が小型車両を押して歩く際、運転者がより一層楽に扱えて軽快感のある小型車両を提供することを課題とする。
【解決手段】車体32は、車両側面視にて揺動軸38の回転軸線53より下方に、燃料タンク35を備えている。物品収納部34は、回転軸線53に対して燃料タンク35の反対側(上方)であって、且つ、燃料タンク35に隣接して配置されており、物品収納部34の底部54は回転軸線53よりも下方に配置されている。
【効果】重いエネルギー貯蔵箱を、車体と後輪ユニットを連結する揺動軸の回転軸線より下方に配置したので、車体を傾けた際にエネルギー貯蔵箱の重量により、車体が立つ方向にモーメントが生じ、停車等に運転者が車体を楽に支えることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、左右一対の後輪を有する後輪ユニットに揺動軸を介してロール可能に連結された車体を備えた小型車両に関する。
小型車両では、左右一対の後輪を有し、この後輪ユニットに揺動軸を介してロール可能に車体を連結させた小型車両が知られている(例えば、特許文献1(図1)参照。)。
特許文献1の図1に示されるように、自動三輪車は、左右一対の後輪(WR)(括弧付き数字は特許文献1に記載されている符号を示す。以下同じ。)を有する後輪ユニットと、この後輪ユニットにブラケット(29)を介して取付けられている揺動軸(31)と、この揺動軸(31)にロール可能に連結されている車体(B)とからなる。
走行時、自動三輪車がカーブに差し掛かった場合に、車体(B)を揺動軸(31)中心にロールさせることができる。結果、車体(B)が後輪ユニット及び地面に対して傾くので、2輪のようなコーナリングを得ることができる。
ところで、自動三輪車の使用中、運転者が押して歩いたり、運転席(22)を傾けて停車したりすることもある。車体(B)を傾けると、揺動軸(31)よりも上方にある部品は、車体(B)の倒れる方向にモーメントが働くため、運転者は車体(B)を支えるためにある程度の力を必要とする。しかし、車体(B)を支えるための力は小さい程良い。そこで、運転者がより一層楽に扱えて軽快感のある小型車両の開発が望まれている。
特開2008−80859公報
本発明は、停車時や運転者が小型車両を押して歩く際、運転者がより一層楽に扱えて軽快感のある小型車両を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、左右一対の後輪を有する後輪ユニットと、この後輪ユニットに揺動軸を介してロール可能に連結され運転者が着座するシートを固定する車体と、を備えている小型車両において、前記車体は、車両側面視にて前記揺動軸の回転軸線より下方に配置される燃料タンクやバッテリー等のエネルギー貯蔵箱を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、車体に、物品を収納する物品収納部を備え、この物品収納部は、回転軸線に対してエネルギー貯蔵箱の反対側であって、且つ、エネルギー貯蔵箱に隣接して配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、物品収納部の底部は、回転軸線よりも下方に配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、回転軸線は前上方に向くように傾斜しており、物品収納部の底部は後上方に向けて傾斜しており、揺動軸の前側はリンクを介して車体に連結されるものであり、底部の下方の位置で、リンクが車体に連結されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、エネルギー貯蔵箱の上面の後部を、後下方に向かう傾斜面としたことを特徴とする。
請求項6に係る発明では、エネルギー貯蔵箱は、燃料を貯蔵する燃料タンクであり、傾斜面に燃料ポンプを固定し、その固定部に燃料の吐出管を設けたことを特徴とする。
請求項7に係る発明では、エネルギー貯蔵箱は、車幅方向で中心に配置され、エネルギー貯蔵箱の左右両側に足を置くステップを配置すると共に、このステップの上面はエネルギー貯蔵箱の上面より低くしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車体は、車両側面視にて揺動軸の回転軸線より下方に配置されるエネルギー貯蔵箱を備えている。重いエネルギー貯蔵箱を、車体と後輪ユニットを連結する揺動軸の回転軸線より下方に配置したので、車体を傾けた際にエネルギー貯蔵箱の重量により、車体が立つ方向にモーメントが生じ、停車等に運転者が車体を楽に支えることができる。結果、停車時や運転者が小型車両を押して歩く際、運転者がより一層楽に扱えて軽快感のある小型車両を提供することができる。
請求項2に係る発明では、車体に、物品を収納する物品収納部を備え、この物品収納部は、回転軸線に対してエネルギー貯蔵箱の反対側であって、且つ、エネルギー貯蔵箱に隣接して配置されている。エネルギー貯蔵箱と重量変化が生じやすい物品収納部を、揺動軸の回転軸線に対して振り分けて近接配置したので、物品収納部が重量変化してもこの重量変化の影響は、エネルギー貯蔵箱の重量で減少されるため、荷物の満載時と空のときの乗り心地の差を小さくすることができる。
請求項3に係る発明では、物品収納部の底部は、回転軸線よりも下方に配置される。物品収納部の底部の物品の重量を、回転軸線より下方、又は、回転軸線上に配置できるので、さらに運転者が車体を楽に扱えることができる。
請求項4に係る発明では、回転軸線は前上方に向くように傾斜しており、物品収納部の底部は後上方に向けて傾斜しており、揺動軸の前側はリンクを介して車体に連結されるものであり、底部の下方の位置で、リンクが車体に連結されている。底部の最低部を前方に配置することで、最低部を回転軸線に対し下方に配置するので、荷物収納した際、車体が立つ方向にモーメントを生じさせることができ、運転者がさらに車体を楽に支えることができる。
加えて、傾斜部の下方のデッドスペースを利用してリンクの連結部を配置したので、小型車両をコンパクトにすることができる。
請求項5に係る発明では、エネルギー貯蔵箱の上面の後部を、後下方に向かう傾斜面とした。傾斜面とすることで、エネルギー貯蔵箱の後部を回転軸線の下で後方に延ばすことができるので、エネルギー貯蔵箱の容量を大きくすることができる。
請求項6に係る発明では、エネルギー貯蔵箱は、燃料を貯蔵する燃料タンクであり、傾斜面に燃料ポンプを固定し、その固定部に燃料の吐出管を設けた。燃料ポンプ及び吐出管を回転軸線より下方に配置できるので、車体が立つ方向にモーメントを生じさせることができ、運転者が車体を楽に支えることができる。
請求項7に係る発明では、エネルギー貯蔵箱は、車幅方向で中心に配置され、エネルギー貯蔵箱の左右両側に足を置くステップを配置すると共に、このステップの上面はエネルギー貯蔵箱の上面より低くした。エネルギー貯蔵箱の上面はステップの上面より高い位置にあるので、エネルギー貯蔵箱の高さ方向の寸法を大きくすることができ、エネルギー貯蔵箱の容量を確保しつつ、足下の居住空間を広くとることができる。
本発明に係る小型車両の左側面図である。 本発明に係る小型車両の平面図である。 本発明に係る小型車両の要部拡大図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る小型車両の作用図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。また、左右、前後は運転者から見た方向を意味する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、小型車両としての揺動式自動三輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の先端に設けられているヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12にボトムブリッジ13を介して操舵自在に取付けられその長手方向に伸縮自在なフロントフォーク14L(左側のみ図示)と、このフロントフォーク14Lの下端に回転自在に取付けられている前輪15と、フロントフォークに取付けられ前輪15が跳ね上げる泥や石を遮断するフロントフェンダ16とを備えている。
また、前輪15を操舵するステアリングハンドル17がトップブリッジ18を介してヘッドパイプ12に設けられ、車体カバー21を保持するステー22がトップブリッジ18に設けられ、車速等を表示するメーター類23がステー22に設けられ、電力を蓄えるバッテリー24がブラケット25を介してヘッドパイプ12に設けられている。
車体フレーム11は、前端部を構成するヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から下方へ延びるダウンフレーム26と、このダウンフレーム26の下部途中から後方へ延びる左右一対のロアフレーム27L、27R(手前側の符号27Lのみ図示)と、このロアフレーム27L、27Rの後部から後上がりに傾斜して延びる左右一対のリヤフレーム28L、28R(手前側の符号28Lのみ図示)と、ロアフレーム27L、27Rに渡され中央部がダウンフレーム26の後端部に支持されているクロスパイプ31とからなる。
車体32の中央に運転者が着座するシート33が設けられ、このシート33の下方に物品を収納する物品収納部34が配置され、この物品収納部34の前下方にエネルギー貯蔵箱としての燃料タンク35が配置されている。
なお、エネルギー貯蔵箱35は、燃料を貯留する燃料タンク35に限定されず、電動車両等の電力を蓄えるバッテリーであっても差し支えない。
また、車体32の後方に左右一対の後輪36L、36R(手前側の符号36Lのみ図示)を有する後輪ユニット37が配置され、この後輪ユニット37に揺動軸38を有する揺動連結機構41が設けられ、この揺動連結機構41に車体32がロール可能に連結されている。
後輪ユニット37は、エンジン42と、このエンジン42の動力により駆動する後輪36L、36Rと、エンジン42に設けられているブラケット43とからなる。
リヤフレーム28L、28Rにリヤクッションユニット44の一端が取付けられ、リヤクッションユニット44の他端が揺動連結機構のジョイント部材45に取付けられ、ジョイント部材45は、リンク46を介してロアフレーム27L、27Rに取付けられている。
また、後輪36L、36Rの上方には、リヤフェンダ47が配置されている。
次に平面視における燃料タンク35等の位置について説明する。
図2に示されるように、燃料タンク35は、車幅方向で中心に配置されている。そして、燃料タンク35の左右両側に足を置くステップ51が配置されている。
また、物品収納部34も、車幅方向で中心に配置されており、シート33の内側に収まる幅に設定されている。車両前後方向において、燃料タンク35の後部は、物品収納部34の下方に入り込んでいる。
次に本発明に係る要部について詳しく説明する。
図3に示されるように、車体32は揺動連結機構41を介してロール可能に後輪ユニット37に連結されている。
揺動軸38は後部がブラケット43に固定されており、前上がりに傾斜して延びた前部がジョイント部材45にロール可能に設けられている。また、ジョイント部材45は、揺動軸38から前後方向に受ける衝撃を吸収するダンパ部52を備えている。
車体32は、車両側面視にて揺動軸38の回転軸線53より下方に、燃料タンク35を備えている。
物品収納部34は、回転軸線53に対して燃料タンク35の反対側(上方)であって、且つ、燃料タンク35に隣接して配置されており、物品収納部34の底部54は回転軸線53よりも下方に配置されている。
回転軸線53は、前上方に向くように傾斜しており、物品収納部34の底部54は後上方に向けて傾斜している。揺動軸38の前側を収納するジョイント部材45は、リンク46を介して車体32に連結されており、底部54の下方の位置でリンク46が車体32に連結されている。
燃料タンク35の上面55の後部は、後下方に向かう傾斜面56であり、この傾斜面56は物品収納部34の下側に潜り込むように延びている。
燃料タンク35は、傾斜面56に燃料ポンプ57を固定している。その固定部58に燃料の吐出管61が設けられている。燃料ポンプ57は燃料タンク35内に延びており、燃料タンク35の底近傍にゴミ等を除去するストレーナ62を備えている。燃料タンク35は、上面55に給油口63を備え、給油キャップ64で塞がれている。また、燃料タンク35のフランジ部65は、車体フレーム11に固定されている。
次にステップ51について説明する。
図4に示されるように、燃料タンク35は、左右のロアフレーム27L、27Rの間、且つ、ダウンフレーム26の上方に配置されている。燃料タンク35の左右両側にステップ51が配置され、このステップの上面66は、燃料タンク35の上面55より低くされている。
以上に述べた揺動式自動三輪車10の作用を次に述べる。
図5(a)は比較例の揺動式自動三輪車100を示す図であり、後輪ユニット101に揺動連結機構102を介して車体103が連結されている。燃料タンク104は、揺動連結機構102の揺動軸105の回転軸線106の上方に配置されている。
図5(b)は比較例の燃料タンク104に作用するモーメントを説明する図であり、車体103が傾くと燃料タンク104も傾き、燃料タンク104に回転軸線106を中心として、矢印(1)の向きのモーメントが作用する。結果、燃料が多く貯留されている場合、停車時等に揺動式自動三輪車100を傾けると、運転者は車体103が倒れないようにするために力を有する。
一方、図5(c)は実施例の揺動式自動三輪車10を示す図であり、後輪ユニット37に揺動連結機構41を介して車体32が連結されている。燃料タンク35は、揺動連結機構41の揺動軸38の回転軸線53の下方に配置されている。
図5(d)は実施例の燃料タンク35に作用するモーメントを説明する図であり、車体32が傾くと燃料タンク35も傾き、燃料タンク35に回転軸線53を中心として、矢印(2)のように車体32が立つ方向のモーメントが作用する。結果、運転者は楽に揺動式自動三輪車10を扱うことができる。
以上に述べた内容をまとめて以下に記載する。
上記の図1〜図3に示したように、左右一対の後輪36L、36Rを有する後輪ユニット37と、この後輪ユニット37に揺動軸38を介してロール可能に連結され運転者が着座するシート33を固定する車体32と、を備えている小型車両10において、車体32は、車両側面視にて揺動軸38の回転軸線53より下方に配置される燃料タンクやバッテリー等のエネルギー貯蔵箱35を備えている。
この構成により、重いエネルギー貯蔵箱35を、車体32と後輪ユニット37を連結する揺動軸38の回転軸線53より下方に配置したので、車体32を傾けた際にエネルギー貯蔵箱35の重量により、車体32が立つ方向にモーメントが生じ、停車等に運転者が車体32を楽に支えることができる。結果、停車時や運転者が小型車両10を押して歩く際、運転者がより一層楽に扱えて軽快感のある小型車両10を提供することができる。
上記の図3に示したように、車体32に、物品を収納する物品収納部34を備え、この物品収納部34は、回転軸線53に対してエネルギー貯蔵箱35の反対側(上方)であって、且つ、エネルギー貯蔵箱35に隣接して配置されている。
この構成により、エネルギー貯蔵箱35と重量変化が生じやすい物品収納部34を、揺動軸38の回転軸線53に対して振り分けて近接配置したので、物品収納部34が重量変化してもこの重量変化の影響は、エネルギー貯蔵箱35の重量で減少されるため、荷物の満載時と空のときの乗り心地の差を小さくすることができる。
上記の図3、図5に示したように、物品収納部34の底部54は、回転軸線53よりも下方に配置される。
この構成により、物品収納部34の底部54の物品の重量を、回転軸線53より下方、又は、回転軸線53上に配置できるので、さらに運転者が車体32を楽に扱えることができる。
上記の図3に示したように、回転軸線53は前上方に向くように傾斜しており、物品収納部34の底部54は後上方に向けて傾斜しており、揺動軸38の前側はリンク46を介して車体32に連結されるものであり、底部54の下方の位置で、リンク46が車体32に連結されている。
この構成により、底部54の最低部を前方に配置することで、最低部を回転軸線53に対し下方に配置するので、荷物収納した際、車体32が立つ方向にモーメントを生じさせることができ、運転者がさらに車体32を楽に支えることができる。
加えて、傾斜部の下方のデッドスペースを利用してリンク46の連結部を配置したので、小型車両10をコンパクトにすることができる。
上記の図3に示したように、エネルギー貯蔵箱35の上面55の後部を、後下方に向かう傾斜面56とした。
この構成により、傾斜面56とすることで、エネルギー貯蔵箱35の後部を回転軸線53の下で後方に延ばすことができるので、エネルギー貯蔵箱35の容量を大きくすることができる。
上記の図3に示したように、エネルギー貯蔵箱35は、燃料を貯蔵する燃料タンク35であり、傾斜面56に燃料ポンプ57を固定し、その固定部58に燃料の吐出管61を設けた。
この構成により、燃料ポンプ57及び吐出管61を回転軸線53より下方に配置できるので、車体32が立つ方向にモーメントを生じさせることができ、運転者が車体32を楽に支えることができる。
上記の図3、図4に示したように、エネルギー貯蔵箱35は、車幅方向で中心に配置され、エネルギー貯蔵箱35の左右両側に足を置くステップ51を配置すると共に、このステップ51の上面66はエネルギー貯蔵箱35の上面55より低くした。
この構成により、エネルギー貯蔵箱35の上面55はステップ51の上面66より高い位置にあるので、エネルギー貯蔵箱35の高さ方向の寸法を大きくすることができ、エネルギー貯蔵箱35の容量を確保しつつ、足下の居住空間を広くとることができる。
尚、本発明に係る揺動式自動三輪車10は、燃料タンク35の燃料を燃料させるエンジン42を搭載した揺動式自動三輪車に適応したが、これに限定されず、バッテリーの電気により走行するモーターを備えた電動車両や、ハイブリッド車両に適用しても差し支えない。
本発明の小型車両は、左右一対の後輪を有する後輪ユニットに揺動軸を介してロール可能に連結された車体を備えた小型車両に好適である。
10…小型車両(揺動式自動三輪車)、32…車体、33…シート、34…物品収納部、35…エネルギー貯蔵箱(燃料タンク、バッテリー)、36L、36R…後輪、37…後輪ユニット、38…揺動軸、41…揺動連結機構、46…リンク、51…ステップ、53…回転軸線、54…物品収納部の底部、55…燃料タンクの上面、56…傾斜面、57…燃料ポンプ、58…固定部、61…吐出管。

Claims (7)

  1. 左右一対の後輪を有する後輪ユニットと、この後輪ユニットに揺動軸を介してロール可能に連結され運転者が着座するシートを固定する車体と、を備えている小型車両において、
    前記車体は、車両側面視にて前記揺動軸の回転軸線より下方に配置される燃料タンクやバッテリー等のエネルギー貯蔵箱を備えていることを特徴とする小型車両。
  2. 前記車体に、物品を収納する物品収納部を備え、
    この物品収納部は、前記回転軸線に対して前記エネルギー貯蔵箱の反対側であって、且つ、前記エネルギー貯蔵箱に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1記載の小型車両。
  3. 前記物品収納部の底部は、前記回転軸線よりも下方に配置されることを特徴とする請求項2記載の小型車両。
  4. 前記回転軸線は前上方に向くように傾斜しており、前記物品収納部の底部は後上方に向けて傾斜しており、前記揺動軸の前側はリンクを介して前記車体に連結されるものであり、
    前記底部の下方の位置で、前記リンクが前記車体に連結されていることを特徴とする請求項3記載の小型車両。
  5. 前記エネルギー貯蔵箱の上面の後部を、後下方に向かう傾斜面としたことを特徴とする請求項1記載の小型車両。
  6. 前記エネルギー貯蔵箱は、燃料を貯蔵する燃料タンクであり、前記傾斜面に燃料ポンプを固定し、その固定部に燃料の吐出管を設けたことを特徴とする請求項5記載の小型車両。
  7. 前記エネルギー貯蔵箱は、車幅方向で中心に配置され、
    前記エネルギー貯蔵箱の左右両側に足を置くステップを配置すると共に、このステップの上面は前記エネルギー貯蔵箱の上面より低くしたことを特徴とする請求項1記載の小型車両。
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