JP2011159833A - クリーンゲートを備えたロードポート並びに搬送装置 - Google Patents

クリーンゲートを備えたロードポート並びに搬送装置 Download PDF

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wafer carrier
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Kenji Nakamura
健二 中村
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Abstract

【課題】ウェハキャリアの開放面に、外部から進入するパーティクルを最小限にできるようにする。あるいはパーティクルのまきあがりを防ぐ。
【解決手段】複数のウェハを密封して収容するウェハキャリアを搭載し、前記ウェハキャリアのキャリアドアを開放するFIMSドアと、を備えたロードポートにおいて、前記FIMSドアが開放した前記ウェハキャリアの開放面を覆うクリーンゲートを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウェハキャリアを積載するロードポート及び搬送装置に関する。
従来より、半導体装置の製造過程において、基板収納容器としてウェハキャリアが用いられている。図1は、既知のウェハキャリアについて説明するための斜視図である。図1に示すように、ウェハキャリアの側面にドアが形成されているウェハキャリアの例として、たとえば、FLUOROWARE(フルオロウエア)社製のものがある。このタイプのものは、SEMI規格でFOUPと呼ばれている。なお、FOUPとは、フロント・オーニング・ユニファイド・ポッド(Front Opening Unified Pod)の略である。また、詳細な寸法などの情報は、SEMI規格E52、E1.9、E47.1等に記載されている。
図1に示すように、ウェハキャリア100はキャリアシェル10およびキャリアドア20を有している。キャリアシェル10は一面に開放面を有する筐体であり、この開放面においてキャリアドア20がキャリアシェル10に嵌合する。キャリアドア20がキャリアシェル10に嵌合した状態、即ち、キャリアドア20が閉じた状態においては、ウェハキャリア100は、密閉された状態となる。
ウェハキャリア100は、従来使用されてきたオープンカセット(SEMI規格 E1.9他参照)とは異なり、キャリア内の密閉空間中に被加工基板(以下、「ウェハ」とする)を保持することで、大気中の異物や化学的な汚染からウェハを防御している。
一方、上記ウェハキャリア100を基板処理装置(半導体製造装置)においてキャリアドア20を開閉してウェハの出し入れをするためには、SEMI規格で規定されたFIMS面を有するロードポートが必要である。ここで、FIMSはフロント−オーピニング・インターフェイス・メカニカル・スタンダード(Front-opening Interface Mechanical Standard)の略語である。
図2は、従来のロードポートを備えた基板処理装置を説明するための側断面図である。図2に示すように、ロードポート300は、基板処理装置200の基板搬送装置の区画であるミニエンバイロメント40の壁面(筐体面)に装着されている。ロードポート300の載置台30上はウェハキャリア100を搭載する。ロードポート300のFIMSドア32は、キャリアドア20と嵌合し、キャリアドア20とともにミニエンバイロメント40の内側で下降する(開動作)。この動作により、ミニエンバイロメント40内に設置されているウェハ搬送ロボット41がウェハキャリア100に対してアクセス可能となる。また、基板処理装置200は、ミニエンバイロメント40内の空気を清浄化するFFU(Fan Filter Unit)42を備えている。
ところで、FOUP等の密閉式ウェハキャリア100は、一般に、高機能プラスチックで成型される。しかし、プラスチックは水分等を透過させる性質があり、密閉されていても、水分等がウェハキャリア100の内部に進入することがある。また、キャリアドアとキャリアシェルとの間から分子拡散等の機構により外気がウェハキャリア100内に進入することもある。従って、ウェハキャリア100内の湿度、酸素濃度は、時間とともに増す傾向がある。
また、フォトレジストが塗布されたウェハをウェハキャリア100内に保管する場合、ウェハに塗布されたフォトレジストから気化した有機溶剤が、ウェハキャリア100の内壁に付着する場合がある。この場合、ウェハを取り除いたあとでも、ウェハキャリア100内壁に付着した有機溶剤はそのまま残存する。その後、この有機溶剤が再度気化することにより、ウェハキャリア100内の雰囲気が有機汚染される場合がある。
このようなウェハキャリア100内の、湿度、酸素濃度の上昇や、有機汚染に対する対策として、キャリアドア20を閉じた状態で、ウェハキャリア100底部から該ウェハキャリア100内部にN2あるいはドライエアを単純に導入し、ウェハキャリア100内の雰囲気を置換する方法が提案されている。
しかし、図2に示すように、ウェハキャリア100内には、ウェハ16が水平に複数枚収納されている。よって、ウェハキャリア100内に収納されたウェハ等が障害となり、ウェハキャリア100内を短時間でN2ガスやドライエアで置換することができないという問題があった。
特許第3880343号
ロードポート上のウェハキャリア100をドライエアなどで置換するために、例えば特許文献1のように構成にしても、早く適切に置換できないという問題があった。
また、ウェハキャリアがロードポートによってキャリアドアを開放されてしまうと、キャリアドアの面が全面開放されてしまうので、例えば、ウェハ搬送ロボットが出し入れするウェハが少量であっても全面開放の状態のままとなり、これによってウェハキャリアの外部から異物がキャリアの中に入ったり、あるいは、ウェハ搬送ロボットがウェハを大仕入れするときに大気中の小さな異物を巻き上げ、ウェハキャリア内部に侵入したりする、という問題があった。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
本発明は、複数のウェハを密封して収容するウェハキャリアを搭載し、前記ウェハキャリアのキャリアドアを開放するFIMSドアと、を備えたロードポートにおいて、前記FIMSドアが開放した前記ウェハキャリアの開放面を覆うクリーンゲートを備えたことを特徴とするロードポートとするものである。
また、前記クリーンゲートは、蛇腹状に形成され、前記開放面に対して上下に収縮可能であるように構成するとよい。
また、前記クリーンゲートは、前記蛇腹状の一端が前記FIMSドアを支持するベース板に固定され、他端がクリーンゲート駆動部によって駆動され、前記クリーンゲート駆動部によって前記開放面の面積を調節可能に構成されるようにするとよい。
また、前記ウェハキャリアの内部へ向かって気体を噴出するパージ機構をさらに備え、前記パージ機構の動作と、前記クリーンゲート駆動部による前記開放面の面積の調整の動作と、が同時におこなわれるように構成するとよい。
また、請求項1記載のロードポートと、前記ロードポートに搭載された前記ウェハキャリアに対して前記ウェハを出し入れするウェハ搬送ロボットと、を備え、前記クリーンゲートの動作と前記ウェハ搬送ロボットの動作とが連動しておこなわれる搬送装置とするとよい。
本発明によると、ウェハキャリアの開放面を覆う蛇腹式のクリーンゲートを備えるので、キャリア外部から進入するパーティクルを最小限に抑えることができる。
また、本発明によると、ウェハ搬送ロボットがウェハを出し入れする最小限の隙間を形成することができるので、キャリア外部からのパーティクルの進入を防ぐとともに、内部のパーティクルをまきあげてウェハに付着させることも無い。
ウェハキャリアについて説明するための斜視図 ロードポートおよびそれを備えた基板処理装置を説明するための側断面図 本発明のクリーンゲートを備えたロードポートの正面図であってゲートが開放された状態 本発明のクリーンゲートを備えたロードポートの正面図であってゲートが閉鎖された状態
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図3、および図4は、本発明のロードポートの一実施形態を示す正面図である。図3が後述するクリーンゲートを開けた状態、図4がクリーンゲートを閉めた状態、をそれぞれ示す。図3、および図4は、図2でいうと、ミニエンバイロメント40の内側からロードポートの一部を見た図である。
ロードポートのベース板406は、図2におけるミニエンバイロメント40の筐体の側面に取り付けられる。ベース板406には、FIMSドア32とほぼ同程度の大きさの開口が形成されている。この開口はウェハキャリア100のキャリアドア20による開放面とほぼ同程度の面積である。図3、図4では図示されていない載置台30に搭載されたウェハキャリア100のキャリアドア20は、FIMSドア32に保持されて、図2で説明したように、ミニエンバイロメント40内で下降する。すると、上記開口を介して、ミニエンバイロメント40の内部においてウェハに対してアクセスが可能となる。
上記開口の上部には、クリーンゲート400が設けられている。クリーンゲート400は蛇腹状に形成されていて、伸縮が可能になっている。クリーンゲート400が収縮しているとき、上記開口の上部に収まるように配置されている。クリーンゲート400の上端はベース板406に固定されている。下端の一部は、ベース板406に設けられたガイド405に連結されている。図示しないクリーンゲート駆動部404は、クリーンゲート400の一端をガイド405に沿って移動させる。クリーンゲート400の幅は、FIMSドア32が開放した開放面の幅程度であり、また、その長さは開放面を覆うことができる程度である。
そして、クリーンゲート400は、クリーンゲート駆動部404によって、図示しないウェハ搬送ロボット41の動作と連動する。例えば、ウェハ搬送ロボット41がウェハキャリア100の上段から下段に向かって順にウェハを出し入れする場合、出し入れが終了した上段のほうのウェハに対する開放面を塞ぐように徐々に下方に向かって伸長する。
あるいは、ロードポートが、図示しないパージ機構を有している場合、そのパージ機構の動作と連動する。この場合は、パージ機構が気体をウェハキャリアに向かって噴射しながら上下動するのに合わせて、クリーンゲート400を動作させる。
図4は、上記クリーンゲート400が開放面を塞ぐように伸長した状態を示している。出し入れするウェハが開放面に対していつも定位置にある場合、例えばクリーンゲート400に予め所定の隙間403を形成しておいても良い。
また、上記クリーンゲート400を上記開口に対して上下の2機搭載しても良い。そうすると、上下のクリーンゲート同士で一定の隙間を保ちながら動作させることができ、例えば、ウェハ搬送ロボット41がウェハにアクセスする最小限の隙間を保つことができるので、キャリアの内部でパーティクルのまきあげが最小限になる。また、パージ機構によるパージ動作つまり置換動作が最適に実施される。
10 キャリアシェル
20 キャリアドア
30 載置台
32 ロードポートドア(FIMSドア)
40 ミニエンバイロンメント(搬送装置の空間)
41 ウェハ搬送ロボット
42 FFU
100 ウェハキャリア
200 基板処理装置(半導体製造装置)
300 ロードポート

400 クリーンゲート
403 隙間
404 クリーンゲート駆動部
405 ガイド
406 ベース板

Claims (5)

  1. 複数のウェハを密封して収容するウェハキャリアを搭載し、前記ウェハキャリアのキャリアドアを開放するFIMSドアと、を備えたロードポートにおいて、
    前記FIMSドアが開放した前記ウェハキャリアの開放面を覆うクリーンゲートを備えたことを特徴とするロードポート。
  2. 前記クリーンゲートは、蛇腹状に形成され、前記開放面に対して上下に収縮可能であることを特徴とする請求項1記載のロードポート。
  3. 前記クリーンゲートは、前記蛇腹状の一端が前記FIMSドアを支持するベース板に固定され、他端がクリーンゲート駆動部によって駆動され、前記クリーンゲート駆動部によって前記開放面の面積を調節可能に構成されていることを特徴とする請求項2記載のロードポート。
  4. 前記ウェハキャリアの内部へ向かって気体を噴出するパージ機構をさらに備え、前記パージ機構の動作と、前記クリーンゲート駆動部による前記開放面の面積の調整の動作と、が同時におこなわれることを特徴とする請求項3記載のロードポート。
  5. 請求項1記載のロードポートと、前記ロードポートに搭載された前記ウェハキャリアに対して前記ウェハを出し入れするウェハ搬送ロボットと、を備え、前記クリーンゲートの動作と前記ウェハ搬送ロボットの動作とが連動しておこなわれることを特徴とする搬送装置。
JP2010020747A 2010-02-01 2010-02-01 クリーンゲートを備えたロードポート並びに搬送装置 Pending JP2011159833A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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