JP2011159148A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションプログラムで扱われるデータを効率的に保護することができ、且つアプリケーションプログラムの動作性、応答性を効果的に向上し得る携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末1は、不揮発性メモリと、規定条件成立時に不揮発メモリに保護すべきデータを保存するデータ保護手段と、アプリケーションプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、アプリケーションプログラムを実行する実行手段とを備えている。更に、アプリケーションプログラムの内容及び状態の少なくともいずれかを、決められた項目毎に評価し、項目毎に安定度算出に反映させるべき評価値を決定する評価値決定手段と、その決定された項目毎の評価値に基づいて、アプリケーションプログラムの安定度を算出する安定度算出手段と、その算出された安定度に基づいて、データ保護手段を有効状態及び無効状態のいずれかに設定する設定手段とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末に関するものである。
携帯型の光学的情報読取などの携帯端末では、使用時に様々な異常状態が発生する可能性があるため、万が一異常状態が発生した場合であってもデータを適切に保護することが求められている。例えば、特許文献1では、システムが不安定又は異常となる可能性が高くなった場合に保護機能をオンにする技術が開示されており、具体的には、異常電流発生時に電池の出力電流を遮断する保護回路を設けられており、この保護回路を迅速かつ確実に動作させるための構成が開示されている。
特開2005−20208公報
ところで、上記携帯端末では、様々なアプリケーションプログラムが用いられており、これらアプリケーションプログラムでは、様々なユーザデータが用いられている。このようなユーザデータは、不意にシステム停止、電源遮断等の異常が生じた場合であっても適切に保護されることが求められており、その対策としては、例えばデータ保護機能を備えたバックアッププログラムを用意しておき、各アプリケーションプログラムの動作中にこのバックアッププログラムを起動させ、不揮発性メモリなどに保護すべきデータを保存するといった方法が考えられる。
しかしながら、上記のような保護方法を用いる場合、ユーザデータに対するトランザクション処理中に発生する処理(例えば、不揮発性メモリからのデータ消去処理)がアプリケーションプログラムの通常動作の負担になり、アプリケーションプログラムの動作や応答性を悪くするという問題がある。特に、携帯端末のような組み込み機器では、ハードウェア資源が限られ、上記データ保護機能のためにハードウェアを無尽蔵に増設することはコスト的にもスペース的にも難しく、上記のような問題をハードウェア的に解決しにくい状況にある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、アプリケーションプログラムで扱われるデータを効率的に保護することができ、且つアプリケーションプログラムの動作性、応答性を効果的に向上し得る携帯端末を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、データを記憶する不揮発性メモリと、規定条件成立時に前記不揮発メモリに保護すべきデータを保存するデータ保護手段と、アプリケーションプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段に記憶された前記アプリケーションプログラムを実行する実行手段と、を備えた携帯端末であって、前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムの内容及び状態の少なくともいずれかを、決められた項目毎に評価し、前記項目毎に安定度算出に反映させるべき評価値を決定する評価値決定手段と、前記評価値決定手段によって決定された前記項目毎の前記評価値に基づいて、前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムの安定度を算出する安定度算出手段と、前記安定度算出手段によって算出された前記安定度に基づいて、前記データ保護手段を有効状態及び無効状態のいずれかに設定する設定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯端末において、前記プログラム記憶手段に記憶される各アプリケーションプログラムに、アプリケーション種別を示す識別子が含まれ、前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムの前記識別子を確認し、当該アプリケーションプログラムの種別を判断する種別判断手段が設けられている。そして、前記評価値決定手段は、前記アプリケーションプログラムの種別を評価する種別評価項目が規定されると共に、前記種別判断手段によって判断された前記アプリケーションプログラムの前記種別に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての前記種別評価項目の前記評価値を決定するように構成されている。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯端末において、前記評価値決定手段が、前記アプリケーションプログラムの安定動作性を評価する安定動作評価項目として、前記アプリケーションプログラムのサイズを評価するサイズ評価項目、前記アプリケーションプログラムの動作時間を評価する動作時間評価項目、前記アプリケーションプログラムの起動回数を評価する起動回数評価項目、前記アプリケーションプログラムによるオペレーティングシステムの呼出回数を評価する呼出回数評価項目、前記アプリケーションプログラムの動作網羅率を評価する動作網羅率評価項目の少なくともいずれかの評価項目が規定されると共に、前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムについて前記安定動作評価項目毎に前記評価値を決定しており、前記安定度算出手段が、前記安定動作評価項目毎の前記評価値に基づいて前記安定度を算出している。
請求項4の発明は、請求項3に記載の携帯端末において、前記アプリケーションプログラムにおける複数の動作箇所に、各動作箇所の実行履歴を残すための動作履歴マークが付されており、前記評価値決定手段は、前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムにおける全動作履歴マークの内の実行済とされた前記動作履歴マークの割合に基づいて、当該アプリケーションプログラムの前記動作網羅率を求め、得られた前記動作網羅率に基づいて前記動作網羅率評価項目の前記評価値を決定している。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末において、前記評価値決定手段が、前記アプリケーションプログラムの不安定動作性を評価する不安定動作評価項目として、前記アプリケーションプログラムの停止履歴を評価する停止履歴評価項目が規定され、且つ前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムの停止履歴に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての前記停止履歴評価項目の前記評価値を決定しており、前記安定度算出手段が、前記停止履歴評価項目の前記評価値に基づいて前記安定度を算出している。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末において、前記設定手段は、前記実行手段による前記アプリケーションプログラムの実行が、当該アプリケーションプログラムの初回実行時である場合、前記データ保護機能を有効状態としている。
請求項1の発明では、不揮発性メモリと、規定条件成立時に前記不揮発メモリに保護すべきデータを保存するデータ保護手段とを備えた携帯端末において、更に、アプリケーションプログラムの内容及び状態の少なくともいずれかを、決められた項目毎に評価し、項目毎に安定度算出に反映させるべき評価値を決定する評価値決定手段と、この評価値決定手段によって決定された項目毎の評価値に基づいて、アプリケーションプログラムの安定度を算出する安定度算出手段と、この安定度算出手段によって算出された安定度に基づいて、データ保護手段を有効状態及び無効状態のいずれかに設定する設定手段とが設けられている。
この構成によれば、アプリケーションプログラムがどの程度の安定性を有するかを適切に評価することができ、各アプリケーションプログラムの安定度に基づいてデータ保護機能を有効状態とするか無効状態とするかを使い分けることができる。従って、すべのアプリケーションプログラムについて一律にデータ保護機能を有効にする場合と比較して、一部のアプリケーションプログラム(データ保護機能が無効状態とされるプログラム)の動作性、応答性を向上することができる。特に、データ保護機能を有効状態とするアプリケーションプログラムと、無効状態とするアプリケーションプログラムとを安定度に基づいて選別しているため、安定性が高く異常が発生しにくいアプリケーションプログラムについては、データ保護機能を無効状態として動作性、応答性を向上することができ、安定度が低く、相対的に異常が発生し易いアプリケーションプログラムについてはデータ保護機能を有効状態として異常に備えることができる。
また、請求項2の発明では、プログラム記憶手段に記憶される各アプリケーションプログラムに、アプリケーション種別を示す識別子が含まれ、実行手段によって実行されるアプリケーションプログラムの識別子を確認し、当該アプリケーションプログラムの種別を判断する種別判断手段が設けられている。このようにすると、アプリケーション種別を迅速かつ正確に判断できるようになる。更に、評価値決定手段は、アプリケーションプログラムの種別を評価する種別評価項目が規定されると共に、種別判断手段によって判断されたアプリケーションプログラムの種別に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての種別評価項目の評価値を決定している。このようにすると、安定性に大きな影響を及ぼすアプリケーションプログラムの種別を反映した適切な安定度を算出することができる。
請求項3の発明では、評価値決定手段が、アプリケーションプログラムの安定動作性を評価する安定動作評価項目として、アプリケーションプログラムのサイズを評価するサイズ評価項目、アプリケーションプログラムの動作時間を評価する動作時間評価項目、アプリケーションプログラムの起動回数を評価する起動回数評価項目、アプリケーションプログラムによるオペレーティングシステムの呼出回数を評価する呼出回数評価項目、アプリケーションプログラムの動作網羅率を評価する動作網羅率評価項目の少なくともいずれかの評価項目が規定されると共に、実行手段によって実行されるアプリケーションプログラムについて安定動作評価項目毎に評価値を決定しており、安定度算出手段が、安定動作評価項目毎の評価値に基づいて安定度を算出している。
アプリケーションプログラムはプログラムサイズが大きい程不安定になる傾向があるため、アプリケーションプログラムのサイズを評価するサイズ評価項目を設けることでサイズを考慮して安定性をより適切に評価できるようになる。また、アプリケーションプログラムは、動作時間が大きいほど(即ち、長く動作しているほど)、信頼性が高く安定的であると考えることができるため、アプリケーションプログラムの動作時間を評価する動作時間評価項目を設けることで動作時間の実績を考慮して安定性をより適切に評価できるようになる。また、アプリケーションプログラムは、多く起動されたものほど信頼性が高く安定的であると考えることができるため、アプリケーションプログラムの起動回数を評価する起動回数評価項目を設けることで起動回数の実績を考慮して安定性をより適切に評価できるようになる。更に、アプリケーションプログラムは、OSの呼出回数が多いものほどOSとの連携動作の実績を評価することができ、信頼性が高く安定的であると考えることができるため、アプリケーションプログラムによるオペレーティングシステムの呼出回数を評価する呼出回数評価項目を設けることでOSとの連携を考慮して安定性をより適切に評価できるようになる。更に、アプリケーションプログラムは、想定される複数の動作について確認済みの動作が多いほど(想定される全動作における確認済みの動作の占める割合(動作網羅率)が大きいほど)、信頼性が高く安定的であると考えることができるため、アプリケーションプログラムの動作網羅率を評価する動作網羅率評価項目を設けることで、動作網羅率を考慮して安定性をより適切に評価できるようになる。
請求項4の発明では、アプリケーションプログラムにおける複数の動作箇所に、各動作箇所の実行履歴を残すための動作履歴マークが付されており、評価値決定手段は、実行手段によって実行されるアプリケーションプログラムにおける全動作履歴マークの内の実行済とされた動作履歴マークの割合に基づいて、当該アプリケーションプログラムの動作網羅率を求め、得られた動作網羅率に基づいて動作網羅率評価項目の評価値を決定している。
このようにすると、アプリケーションプログラムに含まれる各動作箇所が実行された実績があるか否かを確実に確認でき、アプリケーションプログラム全体の中に、実行された実績のある動作箇所がどの程度含まれているかをより精度高く確認できる。そして、このように算出される動作網羅率に基づいて安定度を算出すれば、安定性をより一層適切に評価できるようになる。
請求項5の発明では、アプリケーションプログラムの不安定動作性を評価する不安定動作評価項目として、アプリケーションプログラムの停止履歴を評価する停止履歴評価項目が規定され、且つ実行手段によって実行されるアプリケーションプログラムの停止履歴に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての停止履歴評価項目の評価値を決定している。そして、このような停止履歴評価項目の評価値に基づいて安定度を算出している。
このようにすると、アプリケーションプログラムの安定性に大きな影響を及ぼす「停止履歴」を反映して安定度を算出することができ、過去に停止した事実を適切に考慮してアプリケーションプログラムの安定性をより的確に判断できる。
請求項6の発明では、実行手段によるアプリケーションプログラムの実行が、当該アプリケーションプログラムの初回実行時である場合、データ保護機能を有効状態としている。このようにすると、アプリケーションプログラムの動作実績が低い初回実行にはデータ保護機能を優先させることができ、不意の異常状態に対して効率的に対策をとることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯端末の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図2(A)は、制御回路とメモリの構成を例示するブロック図であり、図2(B)はメモリに記憶されるプログラム及びデータを概念的に説明する説明図である。 図3は、図1の携帯端末で行われる保護機能設定処理を例示するフローチャートである。 図4は、各アプリケーションプログラムの動作履歴データを概念的に説明する説明図である。 図5は、携帯端末に設けられたいずれかのアプリケーションプログラムの処理の流れを概念的に説明するフローチャートである。 図6は、動作網羅率の算出についての説明図であり、上段は動作網羅率の算出式の一例を説明する説明図であり、中段は、過去のマークの記録例を示す説明図であり、下段は更新されたマークの記録例を示す説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の携帯端末を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯端末の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。図2(A)は、制御回路とメモリの構成を例示するブロック図であり、図2(B)はメモリに記憶されるプログラム及びデータを概念的に説明する説明図である。図3は、図1の携帯端末で行われる保護機能設定処理を例示するフローチャートである。図4は、各アプリケーションプログラムの動作履歴データを概念的に説明する説明図である。
(全体構成)
まず、図1等を参照して本実施形態に係る携帯端末の全体構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る携帯端末1は、一次元コード、二次元コード等の情報コードQを読み取る携帯型のコードリーダとして構成されるものであり、図示しないケースによって外郭が構成され、このケース内に各種電子部品が収容された構成をなしている。
この携帯端末1は、主に、照明光源21、受光センサ23、フィルタ25、結像レンズ27等の光学系と、メモリ35、制御回路40、操作スイッチ42、液晶表示装置46等のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)系と、電源スイッチ41、電池49等の電源系と、から構成されている。なお、これらは、図略のプリント配線板に実装あるいはケース(図示略)内に内装されている。
光学系は、照明光源21、受光センサ23、フィルタ25、結像レンズ27等から構成されている。照明光源21は、照明光Lfを発光可能な照明光源として機能するもので、例えば、赤色のLEDとこのLEDの出射側に設けられる拡散レンズ、集光レンズ等とから構成されている。本実施形態では、受光センサ23を挟んだ両側に照明光源21が設けられており、ケースに形成された読取口(図示略)を介して読取対象物Rに向けて照明光Lfを照射可能に構成されている。この読取対象物Rとしては、例えば、樹脂材料、金属材料等の様々な対象が考えられ、このような読取対象物Rに情報コード(図1ではQRコード(商標名)Q)が印刷、ダイレクトマーキングなどによって形成されている。
受光センサ23は、読取対象物RやQRコードQに照射されて反射した反射光Lrを受光可能に構成されるもので、例えば、C−MOSやCCD等の固体撮像素子である受光素子を二次元に配列したエリアセンサが、これに相当する。この受光センサ23は、結像レンズ27を介して入射する入射光を受光面23aで受光可能に図略のプリント配線板に実装されている。
フィルタ25は、反射光Lrの波長相当以下の光の通過を許容し、当該波長相当を超える光の通過を遮断し得る光学的なローパスフィルタで、ケースに形成された読取口(図示略)と結像レンズ27との間に設けられている。また、結像レンズ27は、例えば、鏡筒とこの鏡筒内に収容される複数の集光レンズとによって構成されており、本実施形態では、ケースに形成された読取口(図示略)に入射する反射光Lrを集光し、受光センサ23の受光面23aにQRコードQのコード画像を結像するように構成されている。
マイコン系は、増幅回路31、A/D変換回路33、メモリ35、アドレス発生回路36、同期信号発生回路38、制御回路40、操作スイッチ42、LED43、ブザー44、液晶表示装置46、通信インタフェース48等から構成されている。このマイコン系は、マイコン(情報処理装置)として機能し得る制御回路40及びメモリ35を中心として構成され、前述した光学系によって撮像されたQRコードQの画像信号をハードウェア的及びソフトウェア的に信号処理し得るものである。
光学系の受光センサ23から出力される画像信号(アナログ信号)は、増幅回路31に入力されて所定ゲインで増幅された後、A/D変換回路33に入力され、アナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データ(画像情報)は、メモリ35に入力され、当該メモリ35の画像データ蓄積領域に蓄積される。なお、同期信号発生回路38は、受光センサ23及びアドレス発生回路36に対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路36は、この同期信号発生回路38から供給される同期信号に基づいて、メモリ35に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
メモリ35は、例えば複数の半導体メモリ装置からなり、図2(A)のように、例えばフラッシュメモリ35a、RAM35bなどによって構成されている。このメモリ35のうちのRAM35bには、前述した画像データ蓄積領域のほかに、制御回路40が算術演算や論理演算等の各処理時に利用する作業領域なども確保可能に構成されている。またフラッシュメモリ35aは、後述する読取処理等を実行可能な所定プログラム、照明光源21、受光センサ23等の各ハードウェアを制御可能なシステムプログラム、その他、様々なアプリケーションプログラムや動作履歴データなどが記憶可能とされている。なお、ここでは、フラッシュメモリ35aとRAM35bを例示しているが、他のメモリが設けられていてもよい。また、不揮発性メモリとしてフラッシュメモリ35aを例示しているが、フラッシュメモリ35aに加え、或いはフラッシュメモリ35aに代えて他の不揮発性メモリを用いてもよい。
なお、メモリ35は、アプリケーションプログラムを記憶する「プログラム記憶手段」の一例に相当する。
制御回路40は、携帯端末1全体を制御可能なマイコンで、CPU、システムバス、入出力インタフェース等からなるものであり、情報処理機能を有している。この制御回路40には、内蔵された入出力インタフェースを介して種々の入出力装置(周辺装置)が接続されており、本実施形態の場合、電源スイッチ41、操作スイッチ42、LED43、ブザー44、液晶表示装置46、通信インタフェース48等が接続されている。また、通信インタフェース48には、携帯端末1の上位システムに相当するホストコンピュータHSTなどを接続できるようになっている。
なお、本実施形態では、制御回路40が「実行手段」の一例に相当し、メモリ35「プログラム記憶手段」に記憶されたアプリケーションプログラムを実行するように機能する。また、制御回路40は、「データ保護手段」の一例に相当し、規定条件成立時にフラッシュメモリ35a(不揮発性メモリ)に保護すべきデータを保存するように機能する。
電源系は、電源スイッチ41、電池49等により構成されており、制御回路40により管理される電源スイッチ41のオンオフによって、電池49からの駆動電圧の供給や遮断が制御されている。なお、電池49は、所定の直流電圧を発生可能な2次電池で、例えば、リチウムイオン電池等がこれに相当する。
(保護機能設定処理)
次に、図1の携帯端末で行われる保護機能設定処理について説明する。なお、図3は、図1の携帯端末で行われる保護機能設定処理を例示するフローチャートである。この保護機能設定処理は、所定条件成立時(例えば、各アプリケーションプログラムの実行時、或いはユーザによっていずれかのアプリケーションプログラムに対する所定操作が行われた時など)に開始され、まず、対象となるアプリケーションプログラムの種別を判断する(S1)。本実施形態で用いられる各アプリケーションプログラムにはプログラム内(例えば、ファイル名、インデックスデータ等)に識別子(種別データ)が組み込まれており、S1では対象となるアプリケーションプログラムに組み込まれる識別子(種別データ)を確認する。例えば、図3で対象となるアプリケーションプログラムAがBASIC言語によって作成されたものである場合、S1では、当該アプリケーションプログラムに含まれる「BASICを示す種別データ」を検出してS2に進む。一方、図3で対象となるアプリケーションプログラムがC言語によって作成されたものである場合、S1では、当該アプリケーションプログラムに含まれる「C言語を示す種別データ」を検出してS3に進む。
本実施形態では、アプリケーションプログラムの種別毎に安定度の基礎となる基礎点が与えられるようになっている。なお、本実施形態で扱う「安定度」とは、アプリケーションプログラムの安定性を評価する指標であり、数値が大きいほどプログラムの安定性が高く安定していることを示している。図3の例では、比較的安定性の高いBASICの場合(即ち、S1からS2に進む場合)には基礎点が「7」となり、比較的安定性の低いC言語の場合(即ち、S1からS3に進む場合)には基礎点が「3」となるように構成されている。なお、ここではプログラム種別としてBASICとC言語を例示したが他のプログラム種別であってもよく、他のプログラム種別が用いられる場合には当該種別に対応する基礎点を予め決めておき、S1で当該種別と判断される場合にはその基礎点を割り振るようにすればよい。
なお、本実施形態では、図3のS1の処理を実行する制御回路40が「種別判断手段」一例に相当し、「実行手段」によって実行されるアプリケーションプログラムの識別子を確認し、当該アプリケーションプログラムの種別を判断するように機能する。また、図3の処理を実行する制御回路40が「評価値決定手段」の一例に相当し、「実行手段」によって実行されるアプリケーションプログラムの内容及び状態の少なくともいずれかを、決められた項目毎に評価し、これら項目毎に安定度算出に反映させるべき評価値を決定するように機能する。例えば、S1〜S3のように、アプリケーションプログラムの種別を評価する「種別評価項目」が規定されると共に、この「種別判断手段」によって判断されたアプリケーションプログラムの種別に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての種別評価項目の評価値(図3の例では基礎点)を決定するように機能している。
S2又はS3の後には、「動作時間」等の他の評価項目のそれぞれついて、安定度を評価するための評価値を算出する。まず、これら「動作時間」などの他の評価項目について説明する。
本実施形態では、例えば、各アプリケーションプログラムが実行される毎の所定の時期(例えばアプリケーションプログラム終了時)に動作時間、起動回数、OS呼出回数、動作網羅率、停止回数が更新されるようになっており、このような各アプリケーションプログラムの動作履歴データが図4のように記録(例えばフラッシュメモリ35aに記録)されるようになっている。このうち、「動作時間」とは、各アプリケーションプログラムの通算動作時間(過去の総動作時間)を意味しており、「起動回数」は各アプリケーションプログラムが起動された通算回数(過去の起動回数の総和)を意味している。また、「OS呼出回数」は、各アプリケーションプログラムによってOSが呼び出された通算回数(各アプリケーションプログラムについての過去のOS呼出回数の総和)を意味しており、動作網羅率は、各アプリケーションプログラムで実行可能な全動作の内の実行済の動作が占める割合を意味している。また、「停止回数」は、各アプリケーションプログラムにおいて過去に動作の異常停止(規定された正常終了以外の異常停止)が生じた回数を示すものである。
図5は、携帯端末1で実行可能な複数のアプリケーションプログラムのいずれか(アプリケーションプログラムA)についての処理の流れを概念的に例示している。このアプリケーションプログラムAでは、実行開始に伴い条件1を判断しており(S21)、条件1が成立した場合(S21でYes)には処理1を実行し(S22)、この処理1の実行後には処理1が実行されたことを示すマーク1を記録している(S23)。一方、条件1が成立していない場合(S21でNo)には処理2を実行し(S24)、この処理2の実行後には処理2が実行されたことを示すマーク2を記録している(S25)。S23又はS25の処理の後には、条件2が成立したか否かを判断し、条件2が成立した場合(S26でYes)には処理3を実行し(S27)、この処理3の実行後には処理3が実行されたことを示すマーク3を記録している(S28)。条件2が成立していない場合には(S26でNo)、条件3を判断しており(S29)、条件3が成立した場合(S29でYes)には処理4を実行し(S30)、この処理4の実行後には処理4が実行されたことを示すマーク4を記録している(S31)。一方、条件3が成立していない場合(S29でNo)には処理5を実行し(S32)、この処理5の実行後には処理5が実行されたことを示すマーク5を記録している(S33)。
そして、アプリケーションプログラムAの終了時(S28、S31、S33の終了後)には、更新処理を行っている(S34)。この更新処理では、実行されたアプリケーションプログラムAについての動作時間、起動回数、OS呼出回数、動作網羅率が更新される。例えばアプリケーションプログラムAの動作時間Ta(図4も参照)は、アプリケーションプログラムAについての前回までの動作時間Ta1に対して、今回の動作時間Ta2を追加し、合計の動作時間Ta1+Ta2を当該アプリケーションプログラムAについての新たな動作時間Taとするように更新する。同様に、起動回数Naについては、アプリケーションプログラムAについて前回までの起動回数Na1に対して、今回の起動を追加し(即ち起動回数を1加算し)、合計の動作時間Na1+1を当該アプリケーションプログラムAについての新たな起動回数Naとするように更新する。また、OS呼出回数Caについては、アプリケーションプログラムAについて前回までのOS呼出回数Ca1に対して、今回のアプリケーションプログラムAの処理でのOS呼出回数Ca2を追加し、合計の動作時間Ca1+Ca2を当該アプリケーションプログラムAについての新たなOS呼出回数Caとするように更新する。
また、動作網羅率Yaについては、図6上段に示すように、予め定められている全マーク数Ya0(図5の処理では5つ)の内、現時点(S34の処理時点)で記録されているマークの数Ya1をカウントし、全マーク数Ya0に対する現時点で記録されているマークの数Ya1の割合(Ya1/Ya0)を動作網羅率として算出する。ここで、「現時点で記録されているマーク」とは、各アプリケーションプログラムについての今回又は過去の処理で、1度でも記録がなされたことのあるマークを意味している。例えば、図6中段に示すように、アプリケーションプログラムAについて過去に行われた図3の処理で既にS23、S28、S31が実行されてマーク1、マーク3、マーク4が記録されており、今回行われた図3の処理で新たにS25の処理が実行され、新たにマーク2が記録された場合、現在記録されているマークは図6下段のように変化する。そして、この場合、今回の処理で追加されたマークを加算したマーク数「4」が現時点(今回のS34の処理時点)で記録されているマークの数となる。そして、この場合、現在記録されているマークの数「4」を全マーク数「5」で割った値4/5=0.8(80%)が動作網羅率Yaとなる。
本実施形態では、S23、S25、S28、S31、S33のように、アプリケーションプログラムにおける複数の動作箇所に、各動作箇所の実行履歴を残すため処理が組み込まれており、これらS23、S25、S28、S31、S33の処理が「動作履歴マーク」の一例に相当している。そして、これら全動作履歴マークの内の実行済とされた動作履歴マークの割合(即ち、S23、S25、S28、S31、S33の全処理の内の実行済とされた処理の割合)に基づいて、当該アプリケーションプログラムの動作網羅率を求め、得られた動作網羅率に基づいて「動作網羅率」についての評価項目(動作網羅率評価項目)の評価値を決定している。
また、本実施形態に係る携帯端末1には、例えば各アプリケーションプログラムとは別で、各アプリケーションプログラムの停止回数をカウントするカウントプログラムが設けられており、アプリケーションプログラムに異常停止状態が発生する毎に、その異常停止したアプリケーションプログラムの「停止回数」をカウントアップしている。例えば、アプリケーションプログラムAの過去の異常停止回数がZa0であり、今回の図5の処理途中で異常停止が発生した場合には上記カウントプログラムが作動してアプリケーションプログラムAについてそれまで記録されていた「停止回数」をカウントアップした値(即ち、Za0+1)を新たな停止回数Zaとするように更新する。
本実施形態では、上記「停止回数」についての項目が「アプリケーションプログラムの停止履歴を評価する停止履歴評価項目」の一例に相当し、この「停止履歴評価項目」が、「アプリケーションプログラムの不安定動作性を評価する不安定動作評価項目」の一例に相当している。
再び図3に戻り、保護機能設定処理の説明を続けることとする。S2又はS3の処理が終わると、S4では、図3で対象となっているアプリケーションプログラムについての上記「動作時間」が所定閾値1(ここでは240時間)以上であるか否かを判断し、動作時間がこの所定閾値1以上である場合にはS4にてYesに進み、安定度を基礎点から「1」カウントアップする(S5)。一方、当該アプリケーションプログラムの「動作時間」が所定閾値1未満である場合にはS4にてNoに進む。この場合、安定度は変化しないこととなる。このように、本実施形態では、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの「動作時間」が所定閾値1以上である場合に安定度を所定値だけ上げるように安定度算出処理を行っている。
なお、本実施形態では、上記「動作時間」についての項目が「アプリケーションプログラムの動作時間を評価する動作時間評価項目」に相当しており、この「動作時間評価項目」が「安定動作評価項目」の一例に相当している。
S5の後又はS4にてNoに進む場合、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの「起動回数」が所定閾値2(ここでは300回)以上であるか否かを判断し(S6)、起動回数がこの所定閾値2以上である場合にはS6にてYesに進み、安定度をそれまでの算出値(S5終了時若しくはS4でNoに進む時点の安定度の算出値)から「1」カウントアップする(S7)。一方、起動回数が所定閾値2未満である場合にはS6にてNoに進む。この場合、安定度は変化しない。このように、本実施形態では、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの起動回数が所定閾値2以上である場合に安定度を所定値だけ上げるように安定度算出処理を行っている。
なお、本実施形態では、上記「起動回数」についての項目が「アプリケーションプログラムの起動回数を評価する起動回数評価項目」に相当しており、この「起動回数評価項目」が「安定動作評価項目」の一例に相当している。
S7の後又はS6にてNoに進む場合、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの「OS呼出回数」が所定閾値3(ここでは100万回)以上であるか否かを判断し(S8)、「OS呼出回数」がこの所定閾値3以上である場合にはS8にてYesに進み、安定度をそれまでの算出値(S7終了時若しくはS6でNoに進む時点での安定度の算出値)から「1」カウントアップする(S9)。一方、「OS呼出回数」が所定閾値3未満である場合にはS8にてNoに進む。この場合、安定度は変化しないこととなる。このように、本実施形態では、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの「OS呼出回数」が所定閾値3以上である場合に安定度を所定値だけ上げるように安定度算出処理を行っている。
なお、本実施形態では、上記「OS呼出回数」についての項目が「アプリケーションプログラムによるオペレーティングシステムの呼出回数を評価する呼出回数評価項目」に相当しており、この「呼出回数評価項目」が「安定動作評価項目」の一例に相当している。
S9の後又はS8にてNoに進む場合、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの「動作網羅率」が所定閾値4(ここでは20%)以上であるか否かを判断し(S10)、「動作網羅率」がこの所定閾値4以上である場合にはS10にてYesに進み、安定度をそれまでの算出値(S9終了時若しくはS8でNoに進む時点での安定度の算出値)から「1」カウントアップする(S11)。一方、「動作網羅率」が所定閾値4未満である場合にはS10にてNoに進む。この場合、安定度は変化しないこととなる。このように、本実施形態では、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの「動作網羅率」が所定閾値4以上である場合に安定度を所定値だけ上げるように安定度算出処理を行っている。
なお、本実施形態では、上記「動作網羅率」についての項目が「アプリケーションプログラムの動作網羅率を評価する動作網羅率評価項目」に相当しており、この「動作網羅率評価項目」が「安定動作評価項目」の一例に相当している。
S11の後又はS10にてNoに進む場合、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの「停止回数」が所定閾値5(ここでは1)以上であるか否かを判断し(S12)、「停止回数」がこの所定閾値5(ここでは1)以上である場合にはS12にてYesに進み、安定度をそれまでの算出値(S11終了時若しくはS10でNoに進む時点での安定度の算出値)から、停止回数に応じた値だけカウントダウンする(S13)。本実施形態では、例えば、停止回数に応じた減算値が予め定められており、例えば、停止回数が一定値未満の場合(例えば1回〜3回の場合)の第1減算値(例えば−1)と、停止回数が一定値以上の場合(例えば4回以上の場合)の第2減算値(例えば−5)とが設定されている。従って、S12でYesに進む場合、上記「停止回数」が前記一定値未満のとき(例えば、1回〜3回のとき)には、S13では、それまでの安定度の算出値(S11終了時若しくはS10でNoに進む時点での安定度の算出値)から第1減算値(例えば「1」)だけ減算する。また、上記「停止回数」が一定値以上のとき(例えば、4回以上のとき)には、S13では、それまでの安定度の算出値(S11終了時若しくはS10でNoに進む時点での安定度の算出値)から第2減算値(例えば、「5」)だけ減算する。このように、本実施形態では、図3で対象となっているアプリケーションプログラムの「停止回数」が所定閾値5(図3では「1」)以上である場合に安定度を所定値だけ下げるように安定度算出処理を行っている。一方、S12の判断処理において、「停止回数」が所定閾値5(図3では「1」)未満と判断される場合にはNoに進む。
S13の後又はS12にてNoに進む場合、これまでに算出された安定度の値が安定度についての所定閾値6(図3では「7」)よりも大きいか否かを判断し(S14)、大きい場合にはS14にてYesに進み、保護機能をオフに設定する(S15)。この場合、図3で対象となっているアプリケーションプログラムに対して規定のデータ保護処理が行われなくなる。一方、S14にてNoに進む場合には、保護機能をオンに設定する(S16)。この場合、図3で対象となっているアプリケーションプログラムに対して規定のデータ保護処理が行われることとなる。
なお、本実施形態では、S2又はS3で設定された基礎となる安定度に対して、S5、S7、S9、S11で安定度を加算できるようになっているが、「停止回数」が前記一定値以上の場合にS13で減算される値(第2減算値)は、これらS5、S7、S9、S11で加算可能な最大値(ここでは「4」)よりも大きくなっている。従って、「停止回数」が前記一定値以上の場合には、最終的な安定度(即ち、S14までに計算される安定度)が、S2又はS3で設定される安定度よりも低い安定度となり、更に、S14での所定閾値6(図3では「7」:後述)よりも低い安定度となる。よって、「停止回数」が一定値以上の場合には、S16にて保護機能がオンに設定されることとなる。
本実施形態では、図3の処理を実行する制御回路40は、「安定度算出手段」の一例に相当し、「評価値決定手段」によって決定された項目毎の評価値に基づいて、「実行手段」によって実行されるアプリケーションプログラムの安定度を算出するように機能する。具体的には、上述の「評価値決定手段」によって安定動作評価項目毎に評価値を決定しており、この安定動作評価項目毎の評価値に基づいて安定度を算出している。また、上述したように、「評価値決定手段」によって「不安定動作評価項目」についての評価値も決定しており、この不安定動作評価項目の評価値に基づいて(具体的には、停止履歴評価項目の評価値に基づいて)安定度を算出している。
更に、図3のS15及びS16の処理を実行する制御回路40は、「設定手段」の一例に相当し、データ保護手段を有効状態及び無効状態のいずれかに設定するように機能する。
なお、図3では、評価項目の例をいくつか示したが、他の評価項目を追加して安定度を算出してもよい。例えば、アプリケーションプログラムの安定動作性を評価する安定動作評価項目として、「アプリケーションプログラムのサイズを評価するサイズ評価項目」を設けるようにしてもよい。例えば、図3の所定位置(例えばS4の処理の前)に図3で対象となっているアプリケーションプログラムのサイズが所定閾値7(例えば、1MB)未満であるか否かを判断し、所定閾値未満の場合には、安定度を「1」カウントアップし、所定閾値7以上である場合には安定度をカウントアップしないような算出処理を追加することができる。
(データ保護処理)
本実施形態では、データ保護機能がオンに設定されたアプリケーションプログラムについて所定のデータ保護処理が行われるようになっている。このデータ保護処理は公知の様々な処理を用いることができ、公知ではない処理を用いてもよい。データ保護処理の一例としては、例えば、データ保護機能がオンに設定されているアプリケーションプログラムで扱われるデータについて、フラッシュメモリ35aの所定のバックアップ領域に逐次記憶したり、複数の記憶領域(例えば、RAM35bとフラッシュメモリ35a)に逐次記憶するといった処理などが挙げられる。そして、不意のシステム停止、電源遮断、その他の異常が生じた場合には、バックアップ領域に記憶されているデータを読み出して復旧するようにすることができる。なお、この場合、バックアップ領域の容量が大きく確保できない場合等には、所定時期毎(例えば容量が不足する毎、バックアップ用のデータを書き込む毎)にフラッシュメモリ35aのバックアップ領域に記憶されている過去のデータを削除する処理を行うことが望ましい。
一方、データ保護機能がオンに設定されていないアプリケーションプログラムで扱われるデータについては、当該アプリケーションプログラムの実行中にはRAMに記憶するようにして処理速度を速めるようにしてもよく、フラッシュメモリ35aに記憶しつつも、データ復旧処理を行わないようにしてもよい。
(第1実施形態の主な効果)
本実施形態の構成によれば、各アプリケーションプログラムがどの程度の安定性を有するかを適切に評価することができ、各アプリケーションプログラムの安定度に基づいてデータ保護機能を有効状態とするか無効状態とするかを使い分けることができる。従って、すべのアプリケーションプログラムについて一律にデータ保護機能を有効にする場合と比較して、一部のアプリケーションプログラム(データ保護機能が無効状態とされるプログラム)の動作性、応答性を向上することができる。特に、データ保護機能を有効状態とするアプリケーションプログラムと、無効状態とするアプリケーションプログラムとを安定度に基づいて選別しているため、安定性が高く異常が発生しにくいアプリケーションプログラムについては、データ保護機能を無効状態として動作性、応答性を向上することができ、安定度が低く、相対的に異常が発生し易いアプリケーションプログラムについてはデータ保護機能を有効状態として異常に備えることができる。
また、本実施形態では、各アプリケーションプログラムにアプリケーション種別を示す識別子が含まれており、このようなアプリケーションプログラムの識別子を確認し、当該アプリケーションプログラムの種別を判断する種別判断手段が設けられている。このようにすると、アプリケーション種別を迅速かつ正確に判断できるようになる。更に、評価値決定手段は、アプリケーションプログラムの種別を評価する種別評価項目が規定されると共に、種別判断手段によって判断されたアプリケーションプログラムの種別に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての種別評価項目の評価値を決定している。このようにすると、安定性に大きな影響を及ぼすアプリケーションプログラムの種別を反映した適切な安定度を算出することができる。
また、本実施形態では、評価値決定手段が、アプリケーションプログラムの安定動作性を評価する安定動作評価項目として、アプリケーションプログラムのサイズを評価するサイズ評価項目、アプリケーションプログラムの動作時間を評価する動作時間評価項目、アプリケーションプログラムの起動回数を評価する起動回数評価項目、アプリケーションプログラムによるオペレーティングシステムの呼出回数を評価する呼出回数評価項目、アプリケーションプログラムの動作網羅率を評価する動作網羅率評価項目の少なくともいずれかの評価項目が規定されると共に、実行手段によって実行されるアプリケーションプログラムについて安定動作評価項目毎に評価値を決定しており、安定度算出手段が、安定動作評価項目毎の評価値に基づいて安定度を算出している。
アプリケーションプログラムはプログラムサイズが大きい程不安定になる傾向があるため、アプリケーションプログラムのサイズを評価するサイズ評価項目を設けることでサイズを考慮して安定性をより適切に評価できるようになる。また、アプリケーションプログラムは、動作時間が大きいほど(即ち、長く動作しているほど)、信頼性が高く安定的であると考えることができるため、アプリケーションプログラムの動作時間を評価する動作時間評価項目を設けることで動作時間の実績を考慮して安定性をより適切に評価できるようになる(図3のS4、S5参照)。また、アプリケーションプログラムは、多く起動されたものほど信頼性が高く安定的であると考えることができるため、アプリケーションプログラムの起動回数を評価する起動回数評価項目を設けることで起動回数の実績を考慮して安定性をより適切に評価できるようになる(図3のS6、S7参照)。更に、アプリケーションプログラムは、OSの呼出回数が多いものほどOSとの連携動作の実績を評価することができ、信頼性が高く安定的であると考えることができるため、アプリケーションプログラムによるオペレーティングシステムの呼出回数を評価する呼出回数評価項目を設けることでOSとの連携を考慮して安定性をより適切に評価できるようになる(図3のS8、S9参照)。更に、アプリケーションプログラムは、想定される複数の動作について確認済みの動作が多いほど(想定される全動作における確認済みの動作の占める割合(動作網羅率)が大きいほど)、信頼性が高く安定的であると考えることができるため、アプリケーションプログラムの動作網羅率を評価する動作網羅率評価項目を設けることで、動作網羅率を考慮して安定性をより適切に評価できるようになる(図3のS10、S11参照)。
更に、本実施形態では、アプリケーションプログラムにおける複数の動作箇所に、各動作箇所の実行履歴を残すための動作履歴マーク(例えば、図5のS23、S25、S28、S31、S33)が付されており、評価値決定手段は、アプリケーションプログラムにおける全動作履歴マークの内の実行済とされた動作履歴マークの割合に基づいて、当該アプリケーションプログラムの動作網羅率を求め、得られた動作網羅率に基づいて動作網羅率評価項目の評価値を決定している。このようにすると、アプリケーションプログラムに含まれる各動作箇所が実行された実績があるか否かを確実に確認でき、アプリケーションプログラム全体の中に、実行された実績のある動作箇所がどの程度含まれているかをより精度高く確認できる。そして、このように算出される動作網羅率に基づいて安定度を算出すれば、安定性をより一層適切に評価できるようになる。
また、本実施形態では、アプリケーションプログラムの不安定動作性を評価する不安定動作評価項目として、アプリケーションプログラムの停止履歴を評価する停止履歴評価項目が規定され、且つアプリケーションプログラムの停止履歴に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての停止履歴評価項目の評価値を決定している(図3のS12、S13参照)。そして、このような停止履歴評価項目の評価値に基づいて安定度を算出している。このようにすると、アプリケーションプログラムの安定性に大きな影響を及ぼす「停止履歴」を反映して安定度を算出することができ、過去に停止した事実を適切に考慮してアプリケーションプログラムの安定性をより的確に判断できる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
データ保護をオンまたはオフにする条件として第1実施形態以外の他の条件を追加してもよい。例えば、アプリケーションプログラムの実行が、当該アプリケーションプログラムの初回実行時である場合、安定度に関わらず(即ち、図3での設定に関わらず)当該アプリケーションプログラムに対して上述のデータ保護機能を有効状態とするようにしてもよい。このようにすると、アプリケーションプログラムの動作実績が低い初回実行にはデータ保護機能を優先させることができ、不意の異常状態に対して効率的に対策をとることができる。
上記実施形態では、安定動作評価項目の例をいくつか示したが、評価項目はこれらに限られない。例えば、安定動作評価項目として、「所定の会社によって作成されたアプリケーションプログラムであるか否かを評価する項目」を設けるようにしてもよい。この場合、例えば、図3の所定位置(例えばS4の処理の前)に、図3で対象となっているアプリケーションプログラムが所定の会社によって作成されたアプリケーションプログラムであるか否かを判断する処理を設け、Yesの場合には安定度をカウントアップ(例えば「1」カウントアップ)し、Noの場合には安定度をカウントアップしないような算出処理を追加することができる。
上記実施形態では、不安定動作評価項目の例を示したが他の不安定動作評価項目を用いてもよい。例えば、図3の所定位置(例えば、S14の前)において、対象となっているアプリケーションプログラムに過去に所定不具合(例えばデータ破壊等)が生じたか否かを判断する処理を設け、過去に所定不具合(例えばデータ破壊)が生じている場合には安定度をカウントダウンし(例えば「1」下げ)、このような所定不具合が生じたことがない場合には安定度を下げないような算出処理を追加してもよい。
上記実施形態では、プログラム種別に基づいて基礎点を決定していたが、各アプリケーションプログラム内に予め基礎点を含ませておいてもよい。例えば、アプリケーションプログラム作成時に作成者が当該アプリケーションプログラムの安定度の基礎点を作成し、これをアプリケーションプログラムに含ませておいてもよい。この場合、S1〜S3の処理に代えて基礎点を読み出す処理を設けるようにすればよい。また、予め設定される基礎点については様々な観点から設定でき、例えば、コーディング規約の遵守度合いの高いものについては基礎点を大きくし、遵守度合いの低いものについては基礎点を小さくするといった設定方法が考えられる。
1…携帯端末
35…メモリ(プログラム記憶手段)
35a…フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)
40…制御回路(データ保護手段、実行手段、評価値決定手段、安定度算出手段、設定手段、種別判断手段)

Claims (6)

  1. データを記憶する不揮発性メモリと、
    規定条件成立時に前記不揮発メモリに保護すべきデータを保存するデータ保護手段と、
    アプリケーションプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    前記プログラム記憶手段に記憶された前記アプリケーションプログラムを実行する実行手段と、
    を備えた携帯端末であって、
    前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムの内容及び状態の少なくともいずれかを、決められた項目毎に評価し、前記項目毎に安定度算出に反映させるべき評価値を決定する評価値決定手段と、
    前記評価値決定手段によって決定された前記項目毎の前記評価値に基づいて、前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムの安定度を算出する安定度算出手段と、
    前記安定度算出手段によって算出された前記安定度に基づいて、前記データ保護手段を有効状態及び無効状態のいずれかに設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記プログラム記憶手段に記憶される各アプリケーションプログラムには、アプリケーション種別を示す識別子が含まれ、
    前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムの前記識別子を確認し、当該アプリケーションプログラムの種別を判断する種別判断手段が設けられており、
    前記評価値決定手段は、前記アプリケーションプログラムの種別を評価する種別評価項目が規定されると共に、前記種別判断手段によって判断された前記アプリケーションプログラムの前記種別に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての前記種別評価項目の前記評価値を決定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記評価値決定手段は、前記アプリケーションプログラムの安定動作性を評価する安定動作評価項目として、前記アプリケーションプログラムのサイズを評価するサイズ評価項目、前記アプリケーションプログラムの動作時間を評価する動作時間評価項目、前記アプリケーションプログラムの起動回数を評価する起動回数評価項目、前記アプリケーションプログラムによるオペレーティングシステムの呼出回数を評価する呼出回数評価項目、前記アプリケーションプログラムの動作網羅率を評価する動作網羅率評価項目の少なくともいずれかの評価項目が規定されると共に、前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムについて前記安定動作評価項目毎に前記評価値を決定しており、
    前記安定度算出手段は、前記安定動作評価項目毎の前記評価値に基づいて前記安定度を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記アプリケーションプログラムにおける複数の動作箇所に、各動作箇所の実行履歴を残すための動作履歴マークが付されており、
    前記評価値決定手段は、前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムにおける全動作履歴マークの内の実行済とされた前記動作履歴マークの割合に基づいて、当該アプリケーションプログラムの前記動作網羅率を求め、得られた前記動作網羅率に基づいて前記動作網羅率評価項目の前記評価値を決定することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記評価値決定手段は、前記アプリケーションプログラムの不安定動作性を評価する不安定動作評価項目として、前記アプリケーションプログラムの停止履歴を評価する停止履歴評価項目が規定され、且つ前記実行手段によって実行される前記アプリケーションプログラムの停止履歴に基づいて、当該アプリケーションプログラムについての前記停止履歴評価項目の前記評価値を決定しており、
    前記安定度算出手段は、前記停止履歴評価項目の前記評価値に基づいて前記安定度を算出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末。
  6. 前記設定手段は、前記実行手段による前記アプリケーションプログラムの実行が、当該アプリケーションプログラムの初回実行時である場合、前記データ保護機能を有効状態とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末。
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