JP2011158186A - 機器管理システム、ユーザ端末および機器の制御方法 - Google Patents

機器管理システム、ユーザ端末および機器の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】入力済みあるいはこれから入力するスケジュールを利用した簡単な追加操作で、制御対象の複数の機器をまとめて制御できるようにする。
【解決手段】機器管理システムは、スケジュール管理機能を備えたユーザ端末から、前記スケジュール管理機能にて作成されたスケジュールに含まれる時刻と、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを受信する通信部と、前記スケジュール連携動作パターンを記憶する記憶部と、前記スケジュール連携動作パターンを参照して、前記制御対象の複数の機器をそれぞれ制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器管理システム、ユーザ端末および機器の制御方法に関し、特に、スケジュール機能を備える端末と連携して動作する機器管理システム、ユーザ端末および機器の制御方法に関する。
特許文献1に、外出先などから、宅内の家電製品を携帯電話で遠隔操作できるようにした構成が開示されている。特許文献1の構成は、あくまでユーザが能動的に遠隔操作を行うものであり、家電製品の自動制御については触れられていない。
特許文献2には、ユーザが入力したスケジュールに基づいて、家電機器へのタイマー設定を自動的に行うスケジュール連動型タイマー設定システムが開示されている。より具体的には、特許文献2のタイマー時刻算出部は、翌日朝9時から打ち合わせに出席するとのスケジュールが入力されている場合、起床から打ち合わせ場所に到着するまでの所要時間(1時間とする。)を見越して、タイマー時刻算出部が、目覚ましタイマー機能を有する家電機器のタイマーを朝8時にセットするといったことが記載されている(段落0152−0153参照)。
特許文献3には、複数の利用者から登録された行動予定情報を総合した分析結果に基づいて、利用者に代わって被制御機器を最適に制御するスケジュール管理システムが開示されている。
特開2002−345051号公報 特開2007−108081号公報 特開2007−213152号公報
上記特許文献1の技術は、特許文献2にも指摘されているように、制御対象の機器が多い場合に操作が煩雑になってしまうという問題点がある。
特許文献2の技術は、特許文献1とは反対にユーザの操作負担を軽減するが、タイマー時刻算出部の挙動によっては、ユーザが望んでいないようなタイマー設定がなされてしまう可能性がある。例えば、同じく「朝9時からの打ち合わせ」という用件であっても、その時々のユーザの気分や体調によって、エアコンの温度を変えたり、音楽プレーヤから音楽を流したり、特定の番組を録画したりといった種々の設定を変えたいということが考えられる。さらに、特許文献2は、冷暖房機器や照明機器など、季節によって、一律にタイマーを設定することが適当でない家電機器にも対応することができないという問題点もある。
特許文献3では、複数の利用者のスケジュールと、個々の利用者が一食当たりに食する米量や好みのエアコン設定温度を参照して、炊飯する米量やエアコンの運転制御を行うことが記載されているが、利用者全体としての最適性を追求するあまり、利用者の意向が反映されにくい仕組みとなってしまっているという問題点がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、入力済みあるいはこれから入力するスケジュールを利用した簡単な追加操作で、制御対象の複数の機器をまとめて制御可能な機器管理システム、ユーザ端末および機器の制御方法を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、スケジュール管理機能を備えたユーザ端末から、前記スケジュール管理機能にて作成されたスケジュールに含まれる時刻と、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを受信する通信部と、前記スケジュール連携動作パターンを記憶する記憶部と、前記スケジュール連携動作パターンを参照して、前記制御対象の複数の機器をそれぞれ制御する制御部と、を備えた機器管理システムが提供される。
本発明の第2の視点によれば、スケジュール管理機能と、上記した機器管理システムに対して、前記スケジュール管理機能にて作成したスケジュールに含まれる時刻と、管理対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを送信する機能を備えたユーザ端末が提供される。
本発明の第3の視点によれば、スケジュール管理機能を備えたユーザ端末を用いて、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンを対応付けたスケジュールを作成するステップと、前記ユーザ端末から機器管理システムに対し、前記動作パターンを対応付けたスケジュールを、スケジュール連携動作パターンとして送信するステップと、前記機器管理システムが、前記スケジュール連携動作パターンに基づいて、前記制御対象の複数の機器をそれぞれ制御するステップと、を含む複数の機器の制御方法が提供される。本方法は、複数の機器をそれぞれ制御する機器管理システムという、特定の機械に結びつけられている。
本発明の第4の視点によれば、機器管理システムを構成するコンピュータに、スケジュール管理機能を備えたユーザ端末から、前記スケジュール管理機能にて作成されたスケジュールに含まれる時刻と、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを受信する処理と、前記スケジュール連携動作パターンを参照して、前記制御対象の複数の機器をそれぞれ制御する処理と、を実行させるプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の第5の視点によれば、ユーザ端末を構成するコンピュータに、スケジュール管理機能と、前記スケジュール管理機能にて作成したスケジュールに含まれる時刻と、管理対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを、所定の機器管理システムに対して送信する機能と、を実現するプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
入力済みあるいはこれから入力するスケジュールを利用した簡単な追加操作で、制御対象の複数の機器をそれぞれ所望の状態に制御することが可能になる。その理由は、スケジュールと対応付けて入力された制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンに基づいて、前記複数の機器を制御する構成を採用したことにある。
本発明の第1の実施形態の全体構成を説明するための図である。 制御対象機器とその管理項目の一例である。 制御対象機器とその管理項目の別の一例である。 本発明の第1の実施形態の機器管理システムおよび携帯端末の構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の機器管理システムに保持される動作パターンの例である。 動作パターンが対応付けて入力されたスケジュール(スケジュール連携動作パターン)の例である。 図6のスケジュールによって制御内容を説明するための図である。 図6のスケジュールによって制御内容を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の一連の動作を説明するためのシーケンス図である。 動作パターンが対応付けて入力されたスケジュールの別の例である。
はじめに、本発明の概要について説明する。本発明は、スケジュール管理機能を備えたユーザ端末(図1の10参照)と、該ユーザ端末から、ユーザ・スケジュール上の用件データ等と紐付けられた動作パターン(スケジュール連携動作パターン)に基づいて、制御対象の複数の機器(図1の20a、20b参照)をそれぞれ制御する機器管理システム(図1の30参照)と、により実現できる。
ユーザは、ユーザ端末を用いて、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンを予め作成しておく(図5参照)。ユーザは、ユーザ端末のスケジュール管理機能を用いて入力したスケジュールのデータを利用して、当該スケジュール中の指定した時刻または時間において適用する動作パターンを選択し、機器管理システムに、スケジュール連携動作パターンとして送信し、登録する。なお、スケジュール連携動作パターンは、スケジュール管理機能の追加機能としてスケジュールの新規入力時に作成できるようにしてもよいし、スケジュール管理機能とは別のスケジュール連携動作パターン作成機能を設け、当該機能にて入力済みのスケジュールデータを読み出して、スケジュール連携動作パターンを作成するものとしてもよい。
機器管理システムは、スケジュール連携動作パターンに基づいて、前記制御対象の複数の機器をそれぞれ制御する(図7、図8参照)。例えば、図7のような動作を行わせたい場合、特許文献1の方法では、個々の機器についてそれぞれ遠隔操作をする必要があるが、本発明によれば、動作パターンを選択して、スケジュール連携動作パターンを作成するだけで一連の制御を実現することが可能になる。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の全体構成を説明するための図である。図1を参照すると、ユーザの自宅内等に、無線通信機能を具備した機器管理システム30と、無線通信機能を具備して機器管理システム30の制御により動作する制御対象機器20a、20b(それぞれ数量任意)とが設置された構成が示されている。
制御対象機器20a、20bは、機器管理システム30からの無線による指示を受け、所定の動作を行う。機器管理システム30からの指示は、監視状況の報告、指示動作の実行など、制御対象機器20a、20bの種別や機能により決定される。ここでは、制御対象機器20aは、ユーザ宅の玄関ドアに設置された施錠システムであり、制御対象機器20bは、エアーコンディショナー(以下、「エアコン」)であるものとする。
図2、図3は、制御対象機器20a、20bの詳細構成とその管理項目(制御対象項目)の例を表した図である。
図2の制御対象機器20a(施錠システム)は、施錠装置201と、施錠時に接触する部分に設置された接触判定型センサー202と、無線通信機203とを備えて構成されている。接触判定型センサー202は、接触時は施錠中、非接触時は開錠中であると判断し、無線通信機203は、機器管理システム30に対して、所定のタイミングで、施錠状態(施錠中/解除中)を報告する。
図3の制御対象機器20b(エアコン)は、エアコン機器本体に無線通信機203が追加された構成となっている。無線通信機203は、機器管理システム30からの、運行状態(運転/停止)、設定温度、運転モード(冷房/暖房/ドライ等)、タイマー設定といった指示を機器本体に伝達するとともに、その結果(成功/エラー等)を応答する。
なお、これら制御対象機器20a、20bとしては、図2、図3の例に限られるものではなく、遠隔監視・遠隔制御の必要性のある種々の機器が考えられる。また、その管理項目も、制御対象機器の種別や機能により適宜設定できる。
機器管理システム30は、Ethernet、Bluetooth、Zigbee(それぞれ登録商標)などの予め定めた通信方式を用いて、制御対象機器20a、20bを制御する。例えば、機器管理システム30は、制御対象機器20a(施錠システム)に対し、施錠状態(施錠中/解除中)を問い合わせる機能を備えている。また例えば、機器管理システム30は、制御対象機器20b(エアコン)に対し、運行状態(運転/停止)、設定温度、運転モード(冷房/暖房/ドライ等)、タイマー設定等を指示する機能を備えている。
機器管理システム30は、図1に示すように、キャリア網を介して、外出中のユーザの携帯端末10から、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンの設定や、スケジュールにこの動作パターンを対応付けたスケジュール連携動作パターンを受信し、その内容に従って制御対象機器20a(施錠システム)、制御対象機器(エアコン)20bを制御する。
図4は、機器管理システム30および携帯端末10の詳細構成を表したブロック図である。図4を参照すると、機器管理システム30は、携帯端末10の無線送受信部101と通信するための通信部301と、計時部303にて管理される時間情報と、記憶部304に保持されるスケジュール連携動作パターンとに基づいて、制御対象機器20a、20bを制御するとともに、記憶部304への動作パターンやスケジュール連携動作パターンの編集機能を提供する制御部302と、制御対象機器20a、20bと通信するための制御対象機器通信部305と、を備えて構成されている。
また、携帯端末10は、機器管理システム30と通信するための無線送受信部101と、機器管理システム連携スケジュール管理部102と、スケジュール記憶部103とを備えて構成される。機器管理システム連携スケジュール管理部102は、機器管理システム30との対話処理により、機器管理システム30の記憶部304に、動作パターンや、携帯電話端末に標準搭載されているスケジュール帳機能と連動したスケジュール連携動作パターンの編集機能を提供する。このような機器管理システム連携スケジュール管理部102は、携帯端末に搭載可能なアプリケーションプログラムにより実現することができる。また、本実施形態の携帯端末10は、電子メール機能を備えており、そのメールアドレスは機器管理システム30の記憶部304にユーザ情報として登録されているものとする。
なお、図4の例では、機器管理システム30と携帯端末10とがそれぞれ一台ある構成を示しているが、機器管理システム30が、複数の携帯端末10からの制御を受け付けるようにしてもよい。もちろん、機器管理システム30に、携帯端末10やそのユーザの認証を行う機能を備えることも好ましい。
ここで、機器管理システム30の記憶部304に登録される動作パターンについて説明する。図5は、機器管理システム30の記憶部304に登録される動作パターンの例である。例えば、図5のパターンAでは、機器a(制御対象機器20a)に対する制御内容と、機器b(制御対象機器20b)に対する制御と、が設定されている。パターンAが設定された場合、機器管理システム30は、機器a(制御対象機器20a)に対し、設定時刻10分前まで施錠状態を保持するとともに、開錠時等の状態不一致時(異常検出時)の確認と通報を行うよう指示する。また、前記通報が行われた場合、機器管理システム30は、電子メールで携帯端末10に対し、開錠時等の状態不一致が発生したことを報知する。同時に、機器管理システム30は、機器b(制御対象機器20b)に対しても、指定時刻30分前から運転を開始するといった指示を行う。
上記動作パターンAにおける10分前、30分後のように、スケジュールに含まれる時刻を基準として、所定時間前または所定時間後の時点で動作する制御内容を定義可能とすることで、よりきめ細かい制御が可能になる。例えば、いわゆるオフタイマーのように、スケジュール中のある時刻から所定時間が経過した時点で、施錠、開錠または監視を開始する、エアコンをオン、オフまたは設定温度を変更するといった内容を定義することも可能である。
なお、上記のようなパターンAは、スケジュールにて登録された用件にて外出中のユーザが、帰宅するまでの動作パターンとして好適に用いることができる。特許文献1の場合、個々の機器を一つずつ遠隔操作する必要があったが、本実施形態では、パターンAを選択することにより、これら複数の機器をまとめて制御することができることになる。
同様に、図5の例では、スケジュールにて登録された用件にてユーザが外出中後の複数の機器の制御内容を定義したパターンBや、ユーザが帰宅以後の複数の機器の制御内容を定義したパターンCが登録されている。
パターンの内容としては、図5に示した例に限られず、各種制御対象機器の起動、監視の開始、終了時間の設定が設定される。例えば、制御対象機器として、録画装置を加え、所定の番組の録画を行うようにしてもよいし、あるいは、照明機器等に、防犯上等の観点から、所定のパターンで点灯動作を行わせるようにしてもよい。また、これら動作パターンの登録は、携帯端末10だけに限られず、図1に示すPCや機器管理システム本体の操作パネル等から登録できるようにしてもよい。
続いて、機器管理システム30の記憶部304に登録されるスケジュール連携動作パターンについて説明する。図6は、携帯端末10の機器管理システム連携スケジュール管理部102にて作成されたスケジュール連携動作パターンの例である。
図6の例では、2010年8月9日 9:00から2010年8月15日 17:00までという期間が設定されたスケジュール「旅行(夏)」、毎日、毎週、毎月等の定例スケジュールとして平日の19:00が設定された「帰宅」というスケジュールについてそれぞれ、開始時設定と、終了時設定と、開始時〜終了時以外に適用される常時設定とについて、それぞれ図5に示した動作パターンを設定することが可能となっている。
なお、上記した「旅行(夏)」と「帰宅」という定例スケジュールのように、スケジュールが重複する期間が発生することがある。この場合、複数の動作パターンが競合してしまうことが考えられる。このようなスケジュール連携動作パターンの競合は、新しいスケジュール連携動作パターンの登録時に、機器管理システム30が競合が生じないかどうかを確認し、ユーザに警告を発し、修正を促すことにより回避できる。また、機器管理システム30が競合の発生を確認することに代えて、動作パターン間に優先度を設けて、より優先度の高い動作パターンが適用されるようにしてもよい。
図7は、図6のスケジュール「旅行(夏)」が設定されている場合の制御対象機器20a(施錠システム)と、制御対象機器20b(エアコン)の動作を表したタイミングチャートである。図7を参照すると、ユーザのスケジュール「旅行(夏)」の始期が到来すると、機器管理システム30は、スケジュール連携動作パターンの開始時設定に設定された動作パターンBのとおり、制御対象機器20a(施錠システム)および制御対象機器20b(エアコン)の制御を開始する。具体的には、機器管理システム30は、制御対象機器20a(施錠システム)に対し、施錠の開始と、状態不一致時(不正開錠時)の確認・通報とを指示する。同様に、機器管理システム30は、制御対象機器20b(エアコン)に対し、運転停止を指示する。
その後、機器管理システム30は、スケジュール連携動作パターンの終了時設定に設定された動作パターンAのとおり、制御対象機器20a(施錠システム)に対して、帰宅10分前の施錠の解除と、状態不一致時(不正開錠時)におけるメール通知の終了を指示する。同様に、機器管理システム30は、制御対象機器20b(エアコン)に対し、帰宅30分前からの運転を指示する。
その後は、機器管理システム30は、スケジュール連携動作パターンの常時設定に設定された動作パターンCのとおり、制御対象機器20b(エアコン)に対し、冷房28℃での運転を指示する。
このように、ユーザとしては、旅行のスケジュールを入力するとともに、開始時設定、終了時設定、常時設定として、それぞれ動作パターンを選択した上で機器管理システム30に登録するだけで、当該スケジュールの期間、複数の制御対象機器を包括的に制御することが可能になる。
図8は、図6のスケジュール「帰宅」が設定されている場合の制御対象機器20a(施錠システム)と、制御対象機器20b(エアコン)の動作を表したタイミングチャートである。このように、本実施形態では、帰宅等の定例スケジュールにおいても、その中の時刻情報に動作パターンを対応付けることにより、同様に複数の制御対象機器を包括的に制御することが可能になる。
続いて、図9に示すシーケンス図を用いて、本実施形態の全体の動作について説明する。まず、ユーザが携帯端末10のスケジュール管理機能を用いてスケジュール帳に予定を登録すると(ステップS001)、機器管理システム連携スケジュール管理部(スケジュール管理部)102が動作し、機器管理システム30に接続し、登録したスケジュール中の時刻情報に対応付ける動作パターンの選択を受け付けて、スケジュール連携動作パターンの登録を受け付ける(ステップS002)。
その後、機器管理システム30は、登録されたスケジュール連携動作パターンを保持し、いずれかの動作パターンの実行時刻の到来まで待機する。また、この間に、常時設定動作パターンが設定されている場合には、常時設定として選択された動作パターンが適用される(ステップS003)。
その後、機器管理システム30は、いずれかの動作パターンの実行時刻が到来すると、動作パターンに従って、各制御対象機器20a、20bに対しそれぞれ指示を送り、制御を開始する(ステップS004a、S004b)。
制御対象機器20a、20bは、機器管理システム30からの指示に従って動作を開始する(ステップS005a、S005b)。図9の例では、制御対象機器20aは、「状態不一致の確認・応答」を行い、制御対象機器20bは、運行を開始した旨を応答している。その後も同様に、機器管理システム30からのスケジュール連携動作パターンに基づいた指示に従って制御が行われる。
その間、例えば、制御対象機器20aから状態不一致が通報された場合、機器管理システム30は、携帯端末10に対して、その旨をメールにて通知する。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザは機器管理システム30の存在を意識せずとも自宅にある種々の機器をまとめて制御することが可能になる。上記した実施形態では、携帯端末10におけるスケジュール管理機能とは別に機器管理システム連携スケジュール管理部102を備えるものとして説明したが両者を結合することも可能である。例えば、スケジュール入力画面の一項目として動作パターンの選択項目を設けることが考えられる。このようにすれば、例えば、外出先からスケジュールを登録または変更することで、自動的に、選択した動作パターンのとおりに複数の制御対象機器を制御することが可能になる。
以上、本発明の好適な実施形態およびその具体的な動作を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。
例えば、上記した実施形態では、家庭での使用を例に挙げて説明したが、本発明は、ビジネスユースにも適用可能である。例えば、図10に示すように、「研修会」や「来客」といったスケジュールに合わせて、エアコンや照明の制御することが可能である。
また、上記した実施形態では、開始時設定、終了時設定、常時設定の3つの動作パターンを設定したスケジュール連携動作パターンの例を挙げて説明したが、イベント1、イベント2、・・・、イベントnというように、スケジュール上の時点やその他任意の時点を指定して、動作パターンを登録できるようにしてもよい。このようにすれば、例えば、図10のスケジュール「研修会」のように、昼休憩、コーヒーブレイク、10分休憩、といった任意のタイミングで、動作パターンを適用し、エアコンや照明の動作を変えることが可能になる。
また、上記した実施形態では、携帯端末10側にスケジュール管理機能があり、スケジュールが記憶されているものとして説明したが、グループウェアなどにより共有されているスケジュールを用いてスケジュール連携動作パターンを作成できるようにしてもよい。さらに、スケジュール連携動作パターン自体を複数ユーザで共有し、それぞれのユーザが自身のスケジュールに基づきスケジュール連携動作パターンを登録または更新できるようにしてもよい。
10 携帯端末
20a 制御対象機器(施錠システム)
20b 制御対象機器(エアコン)
30 機器管理システム
31 PC(パーソナルコンピュータ)
101 無線送受信部
102 機器管理システム連携スケジュール管理部
103 スケジュール記憶部
201 施錠装置
202 接触判定型センサー
203 無線通信機
301 通信部
302 制御部
303 計時部
304 記憶部
305 制御対象機器通信部

Claims (10)

  1. スケジュール管理機能を備えたユーザ端末から、前記スケジュール管理機能にて作成されたスケジュールに含まれる時刻と、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを受信する通信部と、
    前記スケジュール連携動作パターンを記憶する記憶部と、
    前記スケジュール連携動作パターンを参照して、前記制御対象の複数の機器をそれぞれ制御する制御部と、を備えた機器管理システム。
  2. 前記ユーザ端末に対し、前記制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンの編集機能を提供する請求項1の機器管理システム。
  3. 前記動作パターンとして、前記スケジュールに含まれる時刻を基準として、所定時間前または所定時間後の時点で動作する制御内容を定義可能である請求項1または2の機器管理システム。
  4. 前記動作パターンとして、機器毎に、前記ユーザ端末に対し異常を報知する動作を設定可能である請求項1から3いずれか一の機器管理システム。
  5. 各動作パターンに優先順位が設定され、複数のスケジュール連携動作パターンが重複している期間は、優先順位の高い動作パターンが適用される請求項1から4いずれか一の機器管理システム。
  6. 前記ユーザ端末のスケジュール管理機能が、前記スケジュール連携動作パターンの作成機能を備えており、スケジュールを更新すると、スケジュール連携動作パターンの更新が行われる前記請求項1から5いずれか一の機器管理システム。
  7. スケジュール管理機能と、請求項1から5いずれか一の機器管理システムに対して、前記スケジュール管理機能にて作成したスケジュールに含まれる時刻と、管理対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを送信する機能を備えたユーザ端末。
  8. スケジュール管理機能を備えたユーザ端末を用いて、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンを対応付けたスケジュールを作成するステップと、
    前記ユーザ端末から機器管理システムに対し、前記動作パターンを対応付けたスケジュールを、スケジュール連携動作パターンとして送信するステップと、
    前記機器管理システムが、前記スケジュール連携動作パターンに基づいて、前記制御対象の複数の機器をそれぞれ制御するステップと、を含む複数の機器の制御方法。
  9. 機器管理システムを構成するコンピュータに、
    スケジュール管理機能を備えたユーザ端末から、前記スケジュール管理機能にて作成されたスケジュールに含まれる時刻と、制御対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを受信する処理と、
    前記スケジュール連携動作パターンを参照して、前記制御対象の複数の機器をそれぞれ制御する処理と、
    を実行させるプログラム。
  10. ユーザ端末を構成するコンピュータに、
    スケジュール管理機能と、
    前記スケジュール管理機能にて作成したスケジュールに含まれる時刻と、管理対象の複数の機器についてそれぞれ制御内容を定義した動作パターンとを対応付けたスケジュール連携動作パターンを、所定の機器管理システムに対して送信する機能と、
    を実現するプログラム。
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