JP2011149348A - アイドルストップ車の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイドルストップ車において、通信手段の通信の遅れに起因する車両のずり下がりが生じないようにする。
【解決手段】ブレーキアクチュエータ7のブレーキ制御ユニット13により、アイドルストップ制御ユニット12から車内ネットワーク11を介して受信したブレーキ力制御情報に基づいてブレーキ力を付与したときに、車内ネットワーク11を介してアイドルストップ制御ユニット12にブレ-キ力付与の制御実施情報を送信し、アイドルストップ制御ユニット12により、車内ネットワーク11を介して受信したブレ-キ力付与の制御実施情報を確認し、実際にブレーキ力が付与された状態になっていることを確認してからでないとエンジンの自動停止制御を開始しないようにして、車内ネットワーク11の通信の遅れに起因するアイドルストップ車1のずり下がりが生じないようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、アイドルストップ車の制御装置に関し、詳しくは、通信手段での情報の送に対する受信の遅れを考慮したアイドルストップの制御に関する。
従来、アイドルストップ車は、アイドルストップの制御により、ブレーキペダルが踏まれている等の所定の停止条件が成立することを条件にエンジンを自動停止して走行を停止し、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み換えられる等の所定の再始動条件が成立することにより自動的にエンジンを再始動して走行を開始する。また、自動停止したエンジンを再始動する際の坂道等での車両のずり下がりを防止するため、ヒルスタートの制御機能を備え、エンジンを自動停止して再始動する際、エンジンの自動停止時又はその直後のブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)のブレーキ力を保持し、少なくともドライバがブレーキペダルから足を離す再始動のクランキング期間に、保持したブレーキ力を各車輪のホイールシリンダに付与する。そして、エンジンが再始動して十分なクリープ力が発生した後、ブレーキ液圧の保持を解除してブレーキ力をマスタシリンダ圧に応じて変化する元のブレーキ力に戻す。
そして、上記のヒルスタートの制御機能の制御を含むアイドルストップの制御は、アイドルストップ車のアイドルストップ制御手段(エコランECU)、ブレーキ制御手段(ブレーキECU)、エンジン制御手段(エンジンECU)等の制御ECUおよび、車速センサ等の各種のセンサを車内の通信手段(CAN)により接続して行なわれる。
すなわち、エンジンの自動停止であれば、車速センサの車速の情報等に基づき、アイドルストップ制御手段からエンジン制御手段にエンジン停止要求を送信してエンジンを停止する。また、アイドルストップ制御手段からブレーキ制御手段にもブレーキ力制御の情報(ブレーキ力付与指令の情報)としてエンジン停止要求を送信する。
そして、受信したブレーキ力制御の情報に基づき、ブレーキ制御手段により、マスタシリンダの下流のブレーキ液圧制御バルブ(ソレノイドバルブ)を液圧保持に制御し、少なくとも、その後のエンジンの再始動のクランキング期間には、保持したブレーキ液圧のブレーキ力を各車輪に付与してアイドルストップ車が坂道等でずり下がらないようにする。
また、エンジンの再始動であれば、前記所定の再始動条件が成立することを条件にアイドルストップ制御手段からエンジン制御手段にエンジンの再始動要求を送信してエンジンを再始動する。
その後、エンジンの完爆等を条件にアイドルストップ制御手段からブレーキ制御手段にブレーキ液圧制御バルブの液圧開放を指令し、ブレーキ液圧制御バルブを開放して各車輪に付与するブレーキ力をマスタシリンダ圧に基づく元の状態に戻す。
図6は上記従来制御のタイミングチャートの一例を示し、(a)は車速、(b)はマスタシリンダ圧、(c)はCANを介してアイドルストップ制御手段が受信するマスタシリンダ圧、(d)はエンジン停止要求の発生タイミング、(e)はブレーキ液圧保持要求の発生タイミング、(f)はブレーキ液圧保持の要求に基づくブレーキ液圧制御バルブの状態変化、(g)はエンジンの回転数である。
そして、走行中にドライバがブレーキペダルを踏み、t1時に車速が0(=0km/h)になると(図6(a))、その間に、マスタシリンダ圧はしきい値Prを超える(図6(b))。このマスタシリンダ圧の情報がCANによりアイドルストップ制御手段に随時送られたとすると、アイドルストップ制御手段は、CANの周期的な送受信により時間Δt遅れてマスタシリンダ圧の情報を受信する(図6(c))。なお、実際にはマスタシリンダ圧の情報は必要に応じて送受信される。
さらに、アイドルストップ制御手段において、車速が0、マスタシリンダ圧がしきい値Pr以上であることを含む所定のエンジン停止条件の成立をt2時に判定すると、アイドルストップ制御手段はエンジン制御手段に矢印線のエンジン停止要求を送り(図6(d)、同時に、アイドルストップ制御手段はブレーキ制御手段にブレーキ液圧保持要求を送る(図6(e))。
そして、t2時から時間Δt遅れたt3時のエンジン停止要求の受信に基づくエンジン制御手段のt3時からの燃料噴射の絞込みにより、エンジンは回転数が低下して停止する(図6(g))。
また、同様にt2時から時間Δt遅れたt3時のブレーキ液圧保持の要求の受信に基づき、ブレーキ制御手段がブレーキ液圧制御バルブを閉じて各車輪にt3時のマスタシリンダ圧のブレーキ力を付与する(図6(f))。
このような制御を行なう場合、図6の(b)、(c)の比較等からも明らかなように、CAN等の通信手段の通信にΔtの時間遅れがあり、この時間遅れΔtは数十ミリ秒であり、ブレーキ液圧の変化に比して遅い。
そのため、状況変化等によりドライバが自動停止前にブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替え、例えばt2時の所定のエンジン停止条件の成立判定後にマスタシリンダ圧が迅速にしきい値Prより下がるような場合には、t3時のブレーキ液圧保持の要求の受信に基づき、各車輪に付与するブレーキ力が略0(空)の状態でエンジンが一旦停止後、直ちに再始動される事態が発生する。
図7はそのような場合のタイミングチャートの一例を示し、(a)は車速、(b)はマスタシリンダ圧、(c)はCANを介してアイドルストップ制御手段が受信するマスタシリンダ圧、(d)はエンジン停止要求の発生タイミング、(e)はブレーキ液圧保持要求の発生タイミング、(f)はブレーキ液圧保持の要求に基づくブレーキ液圧制御バルブの状態変化、(g)はエンジンの回転数である。
そして、図6の場合と同様、走行中にドライバがブレーキペダルを踏み、t1時に車速が0(=0km/h)になると(図7(a))、その間に、マスタシリンダ圧はしきい値Prを超える(図7(b))。このマスタシリンダ圧の情報がCANによりアイドルストップ制御手段に送られると、アイドルストップ制御手段は、時間Δt遅れてマスタシリンダ圧の情報を受信する(図7(c))。
さらに、アイドルストップ制御手段において、車速が0、マスタシリンダ圧がしきい値Pr以上であることを含む所定のエンジン停止条件の成立をt2時に判定すると、アイドルストップ制御手段はエンジン制御手段に矢印線のエンジン停止要求を送り(図7(d)、同時にアイドルストップ制御手段はブレーキ制御手段にブレーキ力制御情報としてブレーキ液圧保持要求を送る(図7(e))。
ところで、状況の変化等に基づき、アイドルストップ制御手段が所定のエンジン停止条件の成立を判定するのに前後してドライバがブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替え、マスタシリンダ圧が迅速に0になったとする。
この場合、エンジン停止要求の受信に基づくエンジン制御手段のt3時からの燃料噴射の絞込みによりエンジンが停止してエンジンは一旦停止し、その後、直ちに再始動される(図7(g))。
一方、ブレーキ液圧保持要求の受信に基づき、ブレーキ制御手段が略t3時にブレーキ液圧制御バルブを閉じて液圧保持に制御するが(図7(f))、このとき、図7(b)の実際のマスタシリンダ圧は既に0になっており、ブレーキ液圧制御バルブを閉じても保持されるブレーキ液圧は0であり、各車輪に付与されるブレーキ力は0(空)になる。
そのため、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替えられてエンジンが再始動する際に、ヒルスタート制御によるずり下がりの防止が行なえず、坂道等で車両がずり下がる可能性がある。
そこで、通信手段であるCANの通信によるブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)の情報の通信遅れを監視し、通信遅れ時間とブレーキ液圧の変化量との関係から受信したブレーキ液圧を補正し、通信遅れを考慮して算出(予測)した補正ブレーキ液圧に基づいてアイドルストップ解除後のヒルホールドの制御を行なうことが提案されている(例えば、特許文献1(段落[0003]−[0005]、[0033]−[0043]、図1、図5等)参照)。
特開2006−132451号公報
特許文献1に記載のように、通信手段であるCANの通信遅れ時間と実際のブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)の変化量との関係から、前記通信遅れ時間を考慮して補正されたブレーキ圧(補正ブレーキ圧)を算出(予測)するのでは、前記したように状況変化等によりドライバがアイドルストップの自動停止直前に急にブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替え、実際のブレーキ液圧の変化量が突然変わる場合には対応できず、補正ブレーキ圧が実際のブレーキ圧と異なり、補正ブレーキ圧に基づいてブレーキ液圧制御バルブを閉じるタイミングを早めたとしても、保持されるブレーキ液圧が低く、実際には各車輪にブレーキ力が付与されず、エンジンの再始動時に車両のずり下がりが生じる可能性がある。
本発明は、この種のアイドルストップ車において、通信手段の通信の遅れに起因する車両のずり下がりが生じないようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のアイドルストップ車の制御装置は、ブレーキ力を付与するブレーキ制御手段と、エンジンの自動停止制御、再始動制御を含むアイドルストップ制御を行なうアイドルストップ制御手段と、前記ブレーキ制御手段、前記アイドルストップ制御手段が接続される通信手段とを備え、前記ブレーキ制御手段は、前記アイドルストップ制御手段から前記通信手段を介して受信したブレーキ力制御情報に基づいてブレーキ力を付与したときに、前記通信手段を介して前記アイドルストップ制御手段にブレ-キ力付与の制御実施情報を送信し、前記アイドルストップ制御手段は、前記通信手段を介して受信した前記ブレ-キ力付与の制御実施情報を確認してから前記自動停止制御を開始することを特徴としている(請求項1)。
また、本発明のアイドルストップ車の制御装置において、前記ブレーキ制御手段は、ブレーキ液圧を検出する液圧検出センサを含み、前記ブレーキ力付与の制御実施情報は、前記液圧検出センサにより検出されたブレーキ液圧を含むことを特徴としている(請求項2)。
請求項1の発明の場合、アイドルストップ制御手段は、所定のエンジン停止条件が成立しても、通信手段を介して受信したブレ-キ力付与の制御実施情報により、ブレーキ制御手段がブレ-キ力付与の制御を実施し、実際にブレーキ力が付与された状態になっていることを確認してからでないと、エンジンの自動停止制御を開始しない。そのため、状況変化等により、所定のエンジン停止条件が成立した直後にドライバがブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替えたような場合、通信手段の通信の遅れにより、ブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)が低下してからブレーキ制御手段がブレ-キ力付与の制御を実施し、その結果、各車輪に実際に十分なブレーキ力が付与されていなければ、エンジンの自動停止制御は行なわれない。
そのため、所定のエンジン停止条件が成立する前後にドライバがブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替えたような場合には、エンジンが停止されず、その再始動が行なわれないようになり、通信手段の通信の遅れに起因した再始動時の車両のずり下がりを確実に防止できる。
なお、実際にブレーキ力が付与された状態になっていることを確認してからでないとエンジンの自動停止制御を開始しないため、その確認の時間だけ、確認を省略した場合よりエンジンの自動停止や再始動が遅れるが、この遅れは数十ミリ秒程度であり、問題はない。
請求項2の発明の場合、ブレーキ制御手段は液圧検出センサによってブレーキ液圧を実測し、実測したブレーキ液圧を含むブレーキ力付与の制御実施情報をアイドルストップ制御手段に送る。そのため、アイドルストップ制御手段は実測したブレーキ液圧を参照してより確実にブレーキ力が付与された状態になっていることを確認できる。そして、ブレーキ制御手段は一般に液圧検出センサを含む構成であり、既存のブレーキ制御手段を設計変更や改造することなく、そのまま用いることができ、アイドルストップ車の製造コストが増加することもない。
本発明の第1の実施形態のブロック図である。 図1のアイドルストップ制御ユニットの動作説明用のフローチャートである。 図1のブレーキ制御ユニットの動作説明用のフローチャートである。 図1の動作説明用のタイミングチャートの一例である。 図1の動作説明用のタイミングチャートの他の例である。 従来例の動作説明用のタイミングチャートの一例である。 従来例の動作説明用のタイミングチャートの他の例である。
つぎに、本発明をより詳細に説明するため、一実施形態について、図1〜図5を参照して詳述する。
図1は本発明が適用されるアイドルストップ車1のアイドルストップおよびヒルスタートに関連する構成を示し、2はブレーキペダル、3はブレーキペダル2の踏力がブレーキブースタ4を介して加わるマスタシリンダ、5はマスタシリンダ3に接続された配管、6は配管5に取り付けられた液圧センサであり、本発明のブレーキ液圧センサを形成してマスタシリンダ圧を検出する。7は液圧センサ6、ソレノイドバルブ群8を含むブレーキアクチュエータである。ソレノイドバルブ群8はブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを含む複数のソレノイドバルブで構成されている。ブレーキ液圧制御バルブ8a、8bは、配管5から分枝した2系統の系統毎に設けられ、アイドルストップのヒルスタートコントロールの制御および、走行中のESCやTCSのブレーキ制御に兼用される。9FL、9FRはアイドルストップ車1の左、右の前輪シリンダ、9RL、9RRはアイドルストップ車1の左、右の後輪シリンダであり、例えばブレーキ液圧制御バルブ8aから伸びた一方の系統の配管10FL、10RRに左の前輪シリンダ9FL、右の後輪のシリンダ9RRが接続され、ブレーキ液圧制御バルブ8bから伸びた他方の系統の配管10FR、10RLに右の前輪のシリンダ9FR、左の後輪のシリンダ9RLが接続されている。
つぎに、アイドルストップ車1は本発明の通信手段としてのCAN(Control Area Network)等の車内ネットワーク11が配設され、車内ネットワーク11には、本発明のアイドルストップ制御手段を形成するアイドルストップ制御ユニット(エコラン制御ユニット)12、本発明のアイドルストップ制御手段を形成するブレーキアクチュエータ7内のブレーキ制御ユニット13、エンジン制御ユニット14、変速機制御ユニット(CVT制御ユニット)15や、舵角センサ16、ヨーレートセンサ17、車速メータ18等のECUが接続され、それらのECUは車内ネットワーク11を介して情報をやり取りする。なお、各ECUはマイクロコンピュータで形成されている。また、エンジン制御ユニット14はエンジン(図示せず)のスロットル開度等を制御し、変速機制御ユニット15はエンジンとトルクコンバータ(図示せず)を介して接続されるベルト式CVT(図示せず)を制御する。
つぎに、アイドルストップ制御ユニット12、ブレーキ制御ユニット13等は、通常、他のユニット等と同様に車載の12Vのバッテリ19から給電される。また、アイドルストップ制御ユニット12はバックアップ電源としての昇圧回路12aを内蔵する。そして、昇圧回路12aはエンジンが停止しているエンジンの再始動時等にバッテリ19の電源を昇圧し、エンジンの再始動等を行なうために必要なアイドルストップ制御ユニット12、ブレーキ制御ユニット13等の所要の制御ユニット等に昇圧した電源を給電する。
また、ブレーキ制御ユニット13は内蔵したオア回路13aによりバッテリ19からの給電と昇圧回路12aからの給電の電圧の高い方を電源として選択し、選択した電源で動作する。
したがって、バッテリ19の電圧が大きく低下する可能性があるアイドルストップのエンジンの再始動時、とくにエンジンが完爆するまでのクランキング期間においては、ブレーキ制御ユニット13は昇圧回路12aの昇圧されたバックアップ電源で給電が補償されて確実に動作し、エンジンの再始動におけるヒルスタートコントロールの制御を確実に行なう。
アイドルストップ制御ユニット12およびブレーキ制御ユニット13について、さらに説明する。
アイドルストップ制御ユニット12は、アイドルストップ車1の走行中等に車内ネットワーク11を介した通信に基づいて液圧センサ6が検出したマスタシリンダ圧やメータ16の車速等の情報を収集する。そして、エンジンの自動停止制御、再始動制御を含むアイドルストップ制御を実行し、信号待ち等をする際、アクセルペダル(図示せず)からブレーキペダル2に踏みかえられ、車速が一定以下に低下する等の所定の停止条件(アイドルストップ条件)が成立すると、アイドルストップ制御ユニット12は、従来は車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13にブレーキ制御手段にブレーキ力制御情報としてブレーキ液圧保持要求を送ると同時に、エンジン制御ユニット14にアイドルストップのエンジン停止要求を送っていたが、本実施例の場合、車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13にブレーキ液圧保持要求を先に送り、同時にはエンジン制御ユニット14にアイドルストップのエンジン停止要求を送らない。
そして、ドライバがブレーキペダル2を踏むことにより、マスタシリンダ圧のブレーキ力がホイルシリンダ9FL〜9RRに付与され、アイドルストップ車1の走行が停止する。
また、ブレーキ液圧保持要求を受信したブレーキ制御ユニット13は、例えば走行停止後、エンジンの停止を待たずにソレノイドバルブ群8のブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを閉じてそのときのマスタシリンダ圧のブレーキ力を保持し、エンジンが再始動されるまで各シリンダ9FL〜9RRに保持したブレーキ力を付与する。
さらに、ブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを閉じてブレーキ力付与の制御を実施すると、少なくとも、そのときに液圧センサ6が実測したマスタシリンダ圧を含むブレーキ力付与の制御実施情報を車内ネットワーク11を介してアイドルストップ制御ユニット12に送信する。なお、ブレーキ力付与の制御実施情報には、液圧センサ6が実測したマスタシリンダ圧の他、設計仕様等に基づき、例えばブレーキ液圧制御バルブ8a、8bの状態情報等が含まれることがある。
つぎに、アイドルストップ制御ユニット12は、車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13から送られたブレーキ力付与の制御実施情報を受信すると、受信したブレーキ力付与の制御実施情報を確認し、各車輪に一定ブレーキ圧以上の有効なブレーキ力が付与されたことを確認したときのみ、自動停止制御を開始し、車内ネットワーク11を介してエンジン制御ユニット14にアイドルストップのエンジン停止要求を送る。
そして、エンジン停止要求を受信したエンジン制御ユニット14は、エンジンの燃料スロットルを絞ってエンジンを自動停止し、アイドルストップ車1はアイドルストップの状態になる。
その後、ブレーキペダル2からアクセルペダルに踏み換えられる等の所定の再始動条件が成立することにより、アイドルストップ制御ユニット12は、車内ネットワーク11を介してエンジン制御ユニット14に再始動要求を送信し、自動的にエンジンを再始動する。この再始動のクランキング期間には、ブレーキ液圧制御バルブ8a、8bが閉じられて各車輪にブレーキ力が付与されるため、アイドルストップ車1の坂道発進等でのずり下がりが防止される。
そして、前記クランキング期間が終了してエンジンが完爆状態に達し、ずり下がりに抗する十分な駆動力が発生し始めると、エンジン制御ユニット14は、車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13にエンジン回転数情報を送信し、ブレーキ制御ユニット13は当該エンジン回転数情報が完爆を示す回転数であれば、ソレノイドバルブ群8のブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを開いてブレーキ力の保持を止め、ブレーキ力がマスタシリンダ圧に応じて変化する元の状態に戻す。
図2は上記制御におけるアイドルストップ制御ユニット12の処理を示し、図3は上記制御におけるブレーキ制御ユニット13の処理を示す。
図4は上記制御の自動停止に至るタイミングチャートの一例(通常のアイドルストップの場合)を示し、(a)は車速、(b)は液圧センサ6が実測するマスタシリンダ圧、(c)は車内ネットワーク11を介してアイドルストップ制御ユニット12が受信するマスタシリンダ圧、(d)はブレーキ液圧保持要求の発生タイミング、(e)はブレーキ液圧保持要求に基づくブレーキ液圧制御バルブ8a、8bの状態変化、(f)はエンジン停止要求の発生タイミング、(g)はエンジンの回転数である。
そして、走行中にドライバがブレーキペダル2を踏み、t1時に車速が0(=0km/h)になると(図4(a))、その間に、マスタシリンダ圧はしきい値Prを超える(図4(b))。このマスタシリンダ圧の情報が車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13からアイドルストップ制御ユニット12に随時送られると、アイドルストップ制御ユニット12は、車内ネットワーク11の周期的な送受信により時間Δt遅れて液圧センサ6のマスタシリンダ圧の情報を受信する(図4(c))。なお、実際にはマスタシリンダ圧の情報は必要に応じて送受信される。
さらに、アイドルストップ制御ユニット12において、車速が0、マスタシリンダ圧がしきい値Pr以上であることを含む所定のエンジン停止条件の成立をt2時に判定すると、アイドルストップ制御ユニット12は、まず、ブレーキ制御ユニット13に矢印線のブレーキ液圧保持要求を送る(図2のステップS1、図4(d))。
そして、t2時から時間Δt遅れたt3時のブレーキ液圧保持要求の受信に基づき、ブレーキ制御ユニット13がブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを閉じ、ドライバがブレーキペダルを踏み込まなくなっても各車輪にt3時のマスタシリンダ圧のブレーキ力を付与する(図3のステップQ1、図4(e))。
また、ブレーキ制御ユニット13は、ブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを閉じるときに液圧センサ6が実測したマスタシリンダ圧を含むブレーキ力付与の制御実施情報を、車内ネットワーク11を介してアイドルストップ制御ユニット12に送信する(図3のステップQ2)。
つぎに、ブレーキ力付与の制御実施情報を受信したアイドルストップ制御ユニット12は、その制御実施情報を確認し、例えば液圧センサ6が実測したブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)が一定圧以上であれば(図2のステップS2のYES)、実際に十分なブレーキ力が付与された状態になっていると判断し、その後のt4時に、エンジン制御ユニット14に矢印線のエンジン停止要求を送る(図2のステップS3、図4(f))。なお、図2のステップS2でブレーキ液圧が一定圧以上でなければ、同図のステップS1でブレーキ液圧保持要求を送信しているので、それを解除するために、液圧保持解除要求を送信する(図2のステップS6)。
そして、t4時から時間Δt遅れたt5時のエンジン停止要求の受信により、エンジン停止制御ユニット14が燃料噴射を絞込んでエンジンを自動停止し、アイドルストップ車1がアイドルストップの状態になる。
その後、ブレーキペダル2からアクセルペダルに踏み換えられる等の所定の再始動条件が成立することにより(図2のステップS4のYES)、アイドルストップ制御ユニット12は、車内ネットワーク11を介してエンジン制御ユニット14に再始動要求を送信し(図2のステップS5)、自動的にエンジンを再始動する。
さらに、クランキング期間が終了してエンジンが完爆状態に達し、ずり下がりに抗する十分な駆動力が発生し始めると、エンジン制御ユニット14は、車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13に現在のエンジン回転数を示すエンジン回転数情報を送信する。
そして、ブレーキ制御ユニット13は、受信したエンジン回転数情報が完爆を示す回転数であれば、所定の液圧保持解除の条件が成立したものとし、その所定の液圧保持解除の条件の成立に基づき(図3のステップQ3のYES)、ソレノイドバルブ群8のブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを開いてブレーキ力の保持を止め、ブレーキ力がマスタシリンダ圧に応じて変化する元の状態に戻す(図3のステップQ4)。
ところで、状況の変化等に基づき、所定のエンジン停止条件が成立する前後にドライバがブレーキペダル2からアクセルペダルに踏み替えた場合、アイドルストップ制御ユニット12が受信したブレーキ力付与の制御実施情報はブレーキ力が略0(空)であり、図2のステップS2をNOで通過する。
図5はこの場合の上記制御の自動停止に至るタイミングチャートを示し、(a)は車速、(b)は液圧センサ6が実測するマスタシリンダ圧、(c)は車内ネットワーク11を介してアイドルストップ制御ユニット12が受信するマスタシリンダ圧、(d)はブレーキ液圧保持要求の発生タイミング、(e)はブレーキ液圧保持要求に基づくブレーキ液圧制御バルブ8a、8bの状態変化、(f)はエンジン停止要求の発生タイミング、(g)はエンジンの回転数である。
そして、図4の場合と同様、走行中にドライバがブレーキペダル2を踏み、t1時に車速が0(=0km/h)になると(図5(a))、その間に、マスタシリンダ圧はしきい値Prを超える(図5(b))。このマスタシリンダ圧の情報が車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13からアイドルストップ制御ユニット12に随時送られると、アイドルストップ制御ユニット12は、時間Δt遅れてマスタシリンダ圧の情報を受信することになる(図5(c))。
そして、アイドルストップ制御手段において、車速が0、マスタシリンダ圧がしきい値Pr以上であることを含む所定のエンジン停止条件の成立をt2時に判定すると、アイドルストップ制御ユニット12は車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13にブレーキ液圧保持要求を送る(図5(d))。
一方、状況の変化等に基づき、アイドルストップ制御ユニット12が所定のエンジン停止条件の成立を判定するのに前後してドライバがブレーキペダル2からアクセルペダルに踏み替え、マスタシリンダ圧が数ミリ秒以下の応答で迅速に0になったとする。
この場合、ブレーキ液圧保持要求の受信に基づき、ブレーキ制御ユニット13はt3時にブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを閉じて液圧保持に制御するが(図5(e))、このとき、車内ネットワーク11の通信の遅れ時間Δtに基づき、図5(b)の実際のマスタシリンダ圧は既に0になっており、ブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを閉じても保持されるブレーキ液圧は略0であり、各車輪に付与されるブレーキ力は0(空)になる。
そして、アイドルストップ制御ユニット12は、0(空)のブレーキ力付与の制御実施情報を確認して図2のステップS2をNOで通過してアイドルストップの制御を中止し、エンジン制御ユニット14にアイドルストップのエンジン停止要求を送らず(図5(f))、代わりに、車内ネットワーク11を介してブレーキ制御ユニット13に液圧保持解除要求を送信する(図2のステップS6)。
ブレーキ制御ユニット13は、この液圧保持解除要求の受信に基づき、ソレノイドバルブ群8のブレーキ液圧制御バルブ8a、8bを開いてブレーキ力の保持を止め、ブレーキ力がマスタシリンダ圧に応じて変化する元の状態に戻す(図3のステップQ4)。
そのため、各車輪に付与されるブレーキ力が0(空)になってエンジンの再始動時にアイドルストップ車1がずり下がる可能性があるときには、アイドルストップの制御を中止してエンジンを自動停止しないようにし、エンジンの再始動を行なわないようにしてアイドルストップ車1のずり下がりを確実に防止できる。
以上説明したように、本実施形態の場合、アイドルストップ制御手段としてのアイドルストップ制御ユニット12は、所定のエンジン停止条件が成立しても、通信手段であるCAN等の車内ネットワーク11を介して受信したブレ-キ力付与の制御実施情報により、ブレーキ制御ユニット13がブレ-キ力付与の制御を実施し、実際にブレーキ力が付与された状態になっていることを確認してからでないと、エンジンの自動停止制御を開始しない。そのため、状況変化等により、所定のエンジン停止条件が成立した直後にドライバがブレーキペダル2からアクセルペダルに踏み替えたような場合に、車内ネットワーク11の通信の遅れにより、ブレーキ液圧(マスタシリンダ圧)が低下してからブレーキ制御ユニット13がブレ-キ力付与の制御を実施し、その結果、各車輪に実際に十分なブレーキ力が付与されていなければ、エンジンの自動停止制御が行なわれず、その再始動が行なわれない。したがって、車内ネットワーク11の通信遅れに起因したエンジンの再始動時のアイドルストップ車1のずり下がりを確実に防止できる。
なお、実際にブレーキ力が付与された状態になっていることを確認してからでないとエンジンの自動停止制御を開始しないため、その確認の時間だけ、確認を省略した場合よりエンジンの自動停止や再始動が遅れるが、この遅れは数十ミリ秒程度であり、問題はない。
また、ブレーキ制御ユニット13はブレーキ制御手段としてのブレーキアクチュエータ7の既設の液圧センサ(液圧検出センサ)7によってブレーキ液圧を実測し、実測したブレーキ液圧を含むブレーキ力付与の制御実施情報をアイドルストップ制御ユニット12に送る構成である。そのため、アイドルストップ制御ユニット12は実測したブレーキ液圧を参照してより確実にブレーキ力が付与された状態になっていることを確認できる利点があり、さらに、既存のブレーキアクチュエータ7を設計変更や改造することなく、そのまま用いることができ、アイドルストップ車1の製造コストが増加することもない。
そして、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、ブレーキアクチュエータ7の構成やアイドルストップ制御ユニット12、ブレーキ制御ユニット13等の構成、制御手法等は、前記実施形態のものに限るものではない。
また、車内ネットワーク11に接続される制御ユニット等の種類や数はどのようであってもよく、車内ネットワーク11はCANに限るものではない。そして、車内ネットワーク11の構成やその通信の時間遅れの程度は、どのようであってもよい。
さらに、ブレーキ液圧保持要求の発生タイミングやエンジン停止要求の発生タイミング等は、前記実施形態のタイミングに限るものではない。
そして、本発明は、種々のアイドルストップ車に適用することができる。
1 アイドルストップ車
6 液圧センサ
7 ブレーキアクチュエータ
8 ソレノイドバルブ群
8a、8b ブレーキ液圧制御バルブ
12 アイドルストップ制御ユニット
13 ブレーキ制御ユニット

Claims (2)

  1. ブレーキ力を付与するブレーキ制御手段と、
    エンジンの自動停止制御、再始動制御を含むアイドルストップ制御を行なうアイドルストップ制御手段と、
    前記ブレーキ制御手段、前記アイドルストップ制御手段が接続される通信手段とを備え、
    前記ブレーキ制御手段は、前記アイドルストップ制御手段から前記通信手段を介して受信したブレーキ力制御情報に基づいてブレーキ力を付与したときに、前記通信手段を介して前記アイドルストップ制御手段にブレ-キ力付与の制御実施情報を送信し、
    前記アイドルストップ制御手段は、前記通信手段を介して受信した前記ブレ-キ力付与の制御実施情報を確認してから前記自動停止制御を開始することを特徴とするアイドルストップ車の制御装置。
  2. 請求項1に記載のアイドルストップ車の制御装置において、
    前記ブレーキ制御手段は、ブレーキ液圧を検出する液圧検出センサを含み、
    前記ブレーキ力付与の制御実施情報は、前記液圧検出センサにより検出されたブレーキ液圧を含むことを特徴とするアイドルストップ車の制御装置。
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