JP2011148171A - ウェブの乾燥装置及び方法並びに印刷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェブの乾燥装置及び方法並びに印刷機において、損紙を低減すると共にウェブに供給されたインキを適正に乾燥して印刷品質の向上を図る。
【解決手段】搬送されるウェブW上のインキを乾燥する乾燥装置14であって、制御装置20は、ウェブ搬送速度となる印刷機回転数を調整可能であると共に、装置内温度を調整可能であり、ウェブWの搬送速度に基づいて装置内温度を調整する装置内温度制御と、ウェブWの搬送速度とウェブ温度に基づいて装置内温度を調整するウェブ温度制御とを実行可能であると共に、装置内温度制御とウェブ温度制御とをウェブ温度に基づいて切替可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送されるウェブ上のインキを乾燥するウェブの乾燥装置及び方法、並びにこのウェブの乾燥装置が搭載された印刷機に関するものである。
一般に、オフセット輪転印刷機は、給紙装置とインフィード装置と印刷装置と乾燥装置と冷却装置とウェブパス装置と折り装置と排紙装置とから構成されている。従って、給紙装置により巻取体からウェブが引き出され、このウェブがインフィード装置により所定のテンションで印刷装置に供給され、この印刷装置における各印刷ユニットにより多色印刷が施され、印刷されたウェブは、乾燥装置でインキが乾燥され、冷却装置で冷却され、ウェブパス装置を経て搬送された後、折り装置により切断されて折り畳まれることで折帖が作成され、排紙装置により搬出される。
ところで、上述したオフセット輪転印刷機にて、印刷されたウェブは、乾燥装置にて、印刷面(転写されたインキ)に対して温風が吹き付けられることで、転写されたインキが乾燥する。この場合、例えば、印刷機の起動時に、印刷機を低速で運転しながら乾燥装置を昇温させ、この乾燥装置の内部温度が所定温度まで達したら、印刷機の運転速度を上げ、各種の印刷調整を行った後、正紙運転速度まで上昇して印刷作業を行っている。
このような乾燥装置の制御装置としては、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載されたシーケンシャルスタートアップ装置では、機械の起動を自動的に行うとき、印刷部を経た紙が通る乾燥部の昇温が完了するまで待機する印刷機回転数と胴入れタイミングを、紙情報により可変制御している。
特開平11−157052号公報
上述した従来の乾燥装置の制御装置にあっては、印刷機を低速で運転しながら乾燥装置を昇温させ、この乾燥装置の内部温度が所定温度まで達したら、印刷機の運転速度を上げて印刷作業を開始している。この場合、ウェブは、乾燥装置が所定温度に昇温するまで、印刷時の運転速度より低速で走行することから、乾燥装置内を通過するときに大量の熱を受け、印刷面が過乾燥状態となって損紙となる可能性がある。
また、上述した従来の乾燥装置の制御装置では、乾燥装置の内部温度を所定温度に維持してウェブの乾燥を行っている。しかし、乾燥装置は、ウェブの表面に転写されたインキを乾燥させるものであり、乾燥装置内の温度とウェブの温度とは相違し、乾燥装置の内部温度を所定温度に維持することでは、ウェブの表面にあるインキを適正に乾燥させることは困難である。
本発明は上述した課題を解決するものであり、損紙を低減すると共にウェブに供給されたインキを適正に乾燥して印刷品質の向上を図るウェブの乾燥装置及び方法並びに印刷機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のウェブの乾燥装置は、搬送されるウェブ上のインキを乾燥するウェブの乾燥装置において、ウェブの搬送速度を調整可能な速度調整部と、装置内温度を調整可能な温度調整部と、装置出口でのウェブ温度を検出するウェブ温度検出部と、ウェブの搬送速度に基づいて装置内温度を調整する装置内温度制御と、ウェブの搬送速度とウェブ温度に基づいて装置内温度を調整するウェブ温度制御とを実行可能であると共に、前記装置内温度制御と前記ウェブ温度制御とをウェブ温度に基づいて切替可能な制御部と、を備えることを特徴とするものである。
従って、ウェブ温度に基づいて装置内温度制御からウェブ温度制御に切替えることで、乾燥不足や過乾燥を抑制して損紙を低減することができると共に、ウェブに供給されたインキを適正に乾燥することで印刷品質を向上することができる。
本発明のウェブの乾燥装置では、前記制御部は、前記装置内温度制御を実行し、ウェブの搬送速度が予め設定された所定の高速領域になったら前記ウェブ温度制御を実行することを特徴としている。
従って、ウェブの低速搬送領域では、装置内温度制御を実行することで、ウェブの搬送速度に応じた適正な乾燥が可能となり、ウェブの高速搬送領域では、ウェブ温度制御を実行することで、ウェブ温度に応じた適正な乾燥が可能となる。
本発明のウェブの乾燥装置では、前記制御部は、ウェブ温度が予め設定された所定の切替温度に到達したら、前記装置内温度制御から前記ウェブ温度制御に切替えることを特徴としている。
従って、装置内温度制御からウェブ温度制御への切替えを容易に行うことができる。
本発明のウェブの乾燥装置では、前記制御部は、印刷機を起動して所定時間の経過後に、前記装置内温度制御から前記ウェブ温度制御へ切替えることを特徴としている。
従って、印刷機の起動から正紙運転までの乾燥温度管理を適正に行うことができる。
本発明のウェブの乾燥装置では、前記制御部は、印刷調整が完了したら、ウェブの搬送速度を所定の正紙運転速度まで上昇すると共に、装置内温度を上昇して前記装置内温度制御から前記ウェブ温度制御へ切替えることを特徴としている。
従って、所定のウェブの搬送速度及び所定の装置内温度で印刷調整を行うことで、折調整、色調整、見当調整などを適正に行うことができ、その後、直ちにウェブの搬送速度を上昇すると共に装置内温度を上昇し、装置内温度制御からウェブ温度制御へ切替えることで、正紙運転までの時間を短時間とし、適正な装置内温度管理を可能とすることができる。
本発明のウェブの乾燥装置では、装置内の実装置内温度を検出する装置内温度検出部を設け、前記制御部は、ウェブの搬送速度、ウェブのサイズ、絵柄面積率、実装置内温度に応じて目標装置内温度を設定し、前記温度調整部を制御することを特徴としている。
従って、ウェブの搬送速度、ウェブのサイズ、絵柄面積率、実装置内温度に応じて装置内温度を調整することで、印刷状態に応じた細かい装置内温度制御を実行することができる。
本発明のウェブの乾燥装置では、前記制御部は、ウェブの搬送速度に応じて目標ウェブ温度を設定し、前記温度調整部を制御することを特徴としている。
従って、ウェブの搬送速度に応じてウェブ温度を調整することで、ウェブの過乾燥を防止することができる。
本発明のウェブの乾燥装置では、装置内の実装置内温度を検出する装置内温度検出部を設け、前記制御部は、実装置内温度が予め設定された所定の起動温度に達したら、前記速度調整部によりウェブの搬送を開始することを特徴としている。
従って、印刷機が起動するまでのウェブの搬送を停止することで、損紙を低減することができる。
また、本発明のウェブの乾燥方法は、印刷機の起動時に、ウェブの搬送速度に基づいて乾燥温度を調整してウェブ上のインキを乾燥し、ウェブ温度が予め設定された所定の切替温度に到達したら、ウェブの搬送速度とウェブ温度に基づいて乾燥温度を調整してウェブ上のインキを乾燥する、ことを特徴とするものである。
従って、ウェブ温度に基づいて装置内温度制御からウェブ温度制御に切替えることで、乾燥不足や過乾燥を抑制して損紙を低減することができると共に、ウェブに供給されたインキを適正に乾燥することで印刷品質を向上することができる。
また、本発明の印刷機は、巻取紙からウェブを供給する給紙装置と、該給紙装置から繰り出されたウェブにインキを供給して印刷する印刷装置と、該印刷装置により供給されたウェブ上のインキを乾燥する乾燥装置と、該乾燥装置により乾燥されたウェブを裁断して折り曲げることで折帖を形成する折り装置と、を備える印刷機において、前記乾燥装置は、ウェブの搬送速度を調整可能な速度調整部と、装置内温度を調整可能な温度調整部と、装置出口でのウェブ温度を検出するウェブ温度検出部と、ウェブの搬送速度に基づいて装置内温度を調整する装置内温度制御と、ウェブの搬送速度とウェブ温度に基づいて装置内温度を調整するウェブ温度制御とを実行可能であると共に、前記装置内温度制御と前記ウェブ温度制御とをウェブ温度に基づいて切替可能な制御部と、を有する、ことを特徴とするものである。
従って、ウェブ温度に基づいて装置内温度制御からウェブ温度制御に切替えることで、乾燥不足や過乾燥を抑制して損紙を低減することができると共に、ウェブに供給されたインキを適正に乾燥することで印刷品質を向上することができる。
本発明のウェブの乾燥装置及び方法並びに印刷機によれば、乾燥不足や過乾燥を抑制して損紙を低減することができると共に、ウェブに供給されたインキを適正に乾燥することで印刷品質を向上することができる。
図1は、本発明の一実施例に係るウェブの乾燥装置が搭載された印刷機としての商業用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図である。 図2は、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機における制御ブロックを表す概略図である。 図3は、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機による印刷作業を表すフローチャートである。 図4は、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機による印刷作業を表すタイムチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るウェブの乾燥装置及び印刷機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係るウェブの乾燥装置が搭載された印刷機としての商業用オフセット輪転印刷機を表す概略構成図、図2は、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機における制御ブロックを表す概略図、図3は、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機による印刷作業を表すフローチャート、図4は、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機による印刷作業を表すタイムチャートである。
本実施例の印刷機は、商業用オフセット輪転印刷機であって、図1に示すように、給紙装置11と、インフィード装置12と、印刷装置13と、乾燥装置(ウェブの乾燥装置)14と、冷却装置15と、ウェブパス装置16と、折り装置17と、排紙装置18とから構成されている。
給紙装置11は、2つの巻取体(ウェブロール)が装着されるリールスタンドを有しており、一方の巻取体から引き出されて走行しているウェブWを、他方の巻取体のウェブWに接続することで、連続的にウェブWを供給可能となっている。インフィード装置12は、給紙装置11から繰り出されたウェブWを印刷装置13側に供給するものである。印刷装置13は、4つのインキ色である藍(Cyan)、紅(Magenta)、黄(Yellow)、墨(Black)ごとの4個の印刷ユニット21,22,23,24がウェブ走行方向に沿って並設されて構成されている。各印刷ユニット21,22,23,24は、走行するウェブWの両面(表面及び裏面)に印刷を施すことができる。
乾燥装置14は、印刷装置13により印刷が施されたウェブW上のインキを乾燥させるためのものであり、印刷が施されたウェブWの上面及び下面に対して温風を吹き付け、インキを乾燥することができる。冷却装置15は、乾燥装置14での乾燥後の過剰な熱を蓄えるウェブWを適当な温度まで冷却するものであり、ウェブWを巻き付けて冷却する複数(本実施例では、4個)の冷却シリンダ25,26,27,28を有している。この冷却シリンダ25,26,27,28は、内部に冷却水を循環することで、接触するウェブWを冷却可能となっている。ウェブパス装置16は、乾燥されて冷却されたウェブWを搬送するものであり、折り装置17は、ウェブWを縦折りされた後に断裁し、所定の大きさに折り畳んで折帖を形成するものであり、排紙装置18は、折り畳まれた折帖を機外へ搬出するものである。
従って、給紙装置11により巻取体からウェブWが引き出され、インフィード装置12により印刷装置13に供給され、この印刷装置13にて、各印刷ユニット21,22,23,24により多色両面印刷が施され、印刷されたウェブWは、乾燥装置14で温風によりインキが乾燥され、冷却装置15の各冷却シリンダ25,26,27,28に接触することで冷却され、ウェブパス装置16を経て搬送された折り装置17により折帖が作成され、排紙装置18により搬出される。
ところで、このような商業用オフセット輪転印刷機にて、図2に示すように、制御装置20は、ウェブWのサイズとしての紙坪量(紙厚)及び紙幅、絵柄面積率、調整運転速度、正紙運転速度などに基づいて、給紙装置11、インフィード装置12、印刷装置13、乾燥装置14、冷却装置15、ウェブパス装置16、折り装置17、排紙装置18を運転制御可能となっている。
そして、制御装置(制御部)20は、紙坪量(紙厚)、紙幅、絵柄面積率、調整運転速度、正紙運転速度に加えて、装置内温度、ウェブ温度に基づいて乾燥装置14を運転制御可能となっている。
本実施例の乾燥装置14は、ウェブWの搬送速度を調整可能な速度調整部と、乾燥装置14内の温度(装置内温度)を調整可能な温度調整部とを有しており、この速度調整部と温度調整部は制御装置20が機能する。即ち、商業用オフセット輪転印刷機は、給紙装置11、インフィード装置12、印刷装置13、乾燥装置14、冷却装置15、ウェブパス装置16、折り装置17、排紙装置18が同期駆動することで、ウェブWを所定の速度で搬送しながら印刷を行うと共に折り畳んで排出することで、所定の印刷物を作成している。速度調整部としての制御装置20は、この各装置11〜18にて、駆動可能な各ローラや各胴の回転数(以下、印刷機回転数と称する。)を所定回転数に調整することで、ウェブWの搬送速度を調整可能となっている。
また、乾燥装置14は、図示しないが、炉内にバーナと送風ファンが装備されて構成され、バーナで加熱されて高温空気を送風ファンにより印刷済のウェブの印刷面に供給することで、インキを乾燥して固化するものである。温度調整部としての制御装置20は、このバーナの出力または送風ファンによる風量を調整することで乾燥装置14の出力を調整し、乾燥温度としての装置内温度を調整可能となっている。
また、乾燥装置14には、図1に示すように、内部に実際の装置内温度(以下、実装置内温度と称する。)を検出する装置内温度検出センサ(装置内温度検出部)31が設けられている。また、乾燥装置14には、装置出口での紙面温度、つまり、ウェブWの温度(以下、ウェブ温度と称する。)を検出するウェブ温度検出センサ(ウェブ温度検出部)32が設けられている。
そして、制御装置20は、ウェブ搬送速度(印刷機回転数)に基づいて乾燥装置14の装置内温度を調整する装置内温度制御と、ウェブ搬送速度とウェブ温度に基づいて乾燥装置14の装置内温度を調整するウェブ温度制御とを実行可能となっている。この場合、装置内温度制御は、主に、ウェブ搬送速度が低速状態にあるときに実行されるものである。つまり、制御装置20は、ウェブWが低速搬送領域にあるとき、ウェブWの搬送速度、つまり、印刷機回転数に基づいて乾燥装置14の装置内温度を予め設定された所定温度に調整するものである。具体的に、制御装置20は、ウェブWの搬送速度、ウェブWの紙坪量、紙幅、絵柄面積率、実装置内温度に応じて目標装置内温度を設定し、乾燥装置14の出力を調整制御し、装置内温度が目標装置内温度となるようにする。
一方、ウェブ温度制御は、主に、ウェブ搬送速度が高速状態にあるときに実行されるものである。つまり、制御装置20は、ウェブWが高速搬送領域にあるとき、ウェブWの搬送速度、つまり、印刷機回転数とウェブ温度に基づいて乾燥装置14の出口でのウェブ温度を予め設定された所定温度に調整するものである。具体的に、制御装置20は、ウェブWの搬送速度、ウェブWの紙坪量、紙幅、絵柄面積率、ウェブ温度に応じて目標ウェブ温度を設定し、乾燥装置14の出力を調整制御し、ウェブ温度が目標ウェブ温度となるようにする。
また、制御装置20は、装置内温度制御とウェブ温度制御とをウェブ温度に基づいて切替可能となっている。この場合、制御装置20は、ウェブWの低速搬送領域で装置内温度制御を実行し、ウェブWの搬送速度が予め設定された所定の高速搬送領域になったらウェブ温度制御を実行する。即ち、制御装置20は、ウェブ温度が予め設定された所定の切替温度に到達したら、装置内温度制御からウェブ温度制御に切替える。
この制御装置20により切替制御は、商業用オフセット輪転印刷機を立ち上げて(起動して)から、所定時間の経過後、つまり、ウェブ温度が所定の切替温度に到達したら、装置内温度制御からウェブ温度制御に切替える。
また、商業用オフセット輪転印刷機では、立ち上げ時に印刷調整(折調整、色調整、見当調整)を実施するが、制御装置20は、この印刷調整が完了したら、ウェブWの搬送速度を所定の正紙運転速度まで上昇すると共に、装置内温度を上昇して装置内温度制御からウェブ温度制御へ切替える。
このとき、制御装置20は、まず、乾燥装置14を起動し、実装置内温度が予め設定された所定の起動温度に達したら、商業用オフセット輪転印刷機、つまり、乾燥装置14以外の給紙装置11、インフィード装置12、印刷装置13、冷却装置15、ウェブパス装置16、折り装置17、排紙装置18を起動し、ウェブWの搬送を開始する。
ここで、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機による印刷作業について、図3のフローチャート、図4のタイムチャートを用いて詳細に説明する。
まず、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機における印刷制御において、図1及び図3に示すように、ステップS11にて、制御装置20には、オペレータによる操作装置の操作により、紙坪量、紙幅、絵柄面積率、調整運転速度、正紙運転速度が入力される。ステップS12にて、制御装置20は、ウェブWの搬送速度、ウェブWの紙坪量、紙幅、絵柄面積率、実装置内温度に応じて目標装置内温度を設定すると共に、目標ウェブ温度を設定する。この場合、制御装置20は、図示しない記憶装置に記憶された過去の印刷データを検索し、同様のウェブWの搬送速度、ウェブWの紙坪量、紙幅、絵柄面積率での印刷データがある場合には、このデータを利用して目標装置内温度と目標ウェブ温度を設定してもよい。
そして、ステップS13にて、乾燥装置14を起動し、装置内温度制御を実行することで内部を昇温する。ステップS14では、制御装置20は、装置内温度検出センサ31が検出した実装置内温度が50℃になったかどうかを判定する。ここで、制御装置20は、実装置内温度が50℃になるまで待機し、実装置内温度が50℃になったら、ステップS15にて、印刷機を起動し、緩動運転速度(印刷機回転数12rpm)まで加速し、この緩動運転速度を維持する。
ステップS16では、制御装置20は、装置内温度検出センサ31が検出した実装置内温度が70℃になったかどうかを判定する。ここで、制御装置20は、実装置内温度が70℃になるまで待機し、印刷機が緩動運転速度となり、且つ、実装置内温度が70℃になったら、ステップS17にて、印刷機を低速運転速度(印刷機回転数50rpm)まで加速し、この低速運転速度を維持する。
そして、ステップS18にて、制御装置20は、印刷機が低速運転速度となったら、印刷装置13による印刷を開始し、ステップS19にて、調整運転速度(印刷機回転数300rpm)まで加速し、この調整運転速度を維持する。ステップS20では、制御装置20は、装置内温度検出センサ31が検出した実装置内温度が120℃になったかどうかを判定する。ここで、制御装置20は、実装置内温度が120℃になるまで待機し、印刷機が調整運転速度となり、且つ、実装置内温度が120℃になったら、この温度を維持し、ステップS21にて、印刷調整、つまり、印刷装置13における色調整及び見当調整と折り装置17における折調整を実施する。
ステップS22では、この印刷調整が完了したかどうかを判定する。ここで、制御装置20は、印刷調整が完了するまで待機し、印刷調整が完了したら、ステップS23にて、印刷機を正紙運転速度まで加速する。この場合、ウェブWの紙坪量、紙幅、絵柄面積率などにより正紙運転速度が設定されており、例えば、印刷機回転数400rpm、600rpm、800rpmである。また、ステップS24にて、乾燥装置14の出力を上昇し、装置内温度を上げる。
ステップS25では、ウェブ温度検出センサ32が検出したウェブ温度が所定温度(切替温度)になったかどうかを判定する。この場合、正紙運転速度により所定温度(切替温度)が設定されており、例えば、印刷機回転数400rpmでは90℃、600rpmでは100℃、800rpmでは120℃である。
ここで、制御装置20は、ウェブ温度が所定温度(90℃、100℃、120℃)になるまで待機し、印刷機回転数400rpm、または600rpm、または800rpmまで到達し、且つ、ウェブ温度が90℃、または100℃、または120℃になったら、ステップS26にて、制御装置20は、装置内温度制御からウェブ温度制御に切替え、このウェブ温度制御を実行する。そして、ステップS27にて、印刷調整の完了を確認し、ステップS28にて、正紙運転を開始する。
なお、上述した装置内温度制御にて、制御装置20は、実装置内温度が目標装置内温度となるように乾燥装置14の出力を制御する。このときの目標装置内温度とは、上述した印刷機起動温度としての50℃、印刷機低速運転温度としての70℃、印刷機調整運転温度としての120℃である。また、ウェブ温度制御(正紙運転制御)にて、制御装置20は、ウェブ温度が目標ウェブ温度となるように乾燥装置14の出力を制御する。このときの目標ウェブ温度とは、上述した印刷機回転数400rpm、600rpm、800rpmに応じたウェブ温度90℃、100℃、120℃である。
また、ステップS20にて、制御装置20は、装置内温度検出センサ31が検出した実装置内温度が120℃になったかどうかを判定し、実装置内温度が120℃になったら、この温度を維持した状態で、ステップS21にて、印刷調整を実施したが、このとき、オペレータは、乾燥装置14から排出されたウェブWの乾燥状態を確認し、インキの乾燥不良や過乾燥を確認する。ここで、オペレータがインキの乾燥不良または過乾燥を確認したら、目標装置内温度の変更を制御装置20に示唆する。具体的には、オペレータが操作装置を用いて、印刷機起動温度、印刷機低速運転温度、印刷機調整運転温度を上昇または下降するような変更値を制御装置20に入力する。
更に、ステップS25にて、制御装置20は、ウェブ温度検出センサ32が検出したウェブ温度が所定温度になったかどうかを判定し、ウェブ温度が所定温度になったら、この温度を維持した状態で、ステップS26にて、装置内温度制御からウェブ温度制御に切替えたが、このとき、オペレータは、乾燥装置14から排出されたウェブWの乾燥状態を確認し、インキの乾燥不良や過乾燥を確認する。ここで、オペレータがインキの乾燥不良または過乾燥を確認したら、目標ウェブ温度の変更を制御装置20に示唆する。具体的には、オペレータが操作装置を用いて、印刷機正紙運転温度を上昇または下降するような変更値を制御装置20に入力する。
次に、本実施例の商業用オフセット輪転印刷機におけるウェブ搬送速度(印刷機回転数)、装置内温度、ウェブ温度の変化において、図4に示すように、時間0にて、乾燥装置14を起動し、装置内温度制御を実行する。この乾燥装置14の起動により装置内温度Tdが上昇し、時間tにて、装置内温度Tdが印刷機起動温度50℃になったら、印刷機を起動する。すると、印刷機回転数Nが上昇すると共に、ウェブ温度Twが上昇する。そして、時間tにて、印刷機回転数Nが緩動運転速度(印刷機回転数12rpm)となったら、この回転数を維持し、時間tにて、装置内温度Tdが印刷機低速運転温度70℃になったら、印刷機を加速する。
時間tにて、印刷機回転数Nが低速運転速度(印刷機回転数50rpm)になったら、この回転数を維持し、印刷装置13による印刷を開始する。その後、時間tにて、印刷機を加速する。時間tにて、印刷機回転数Nが調整運転速度(印刷機回転数300rpm)になったら、その回転数を維持し、乾燥装置14の装置内温度Tdが120℃になったら、この温度を維持する。そして、この状態で、印刷調整、つまり、印刷装置13における色調整及び見当調整と折り装置17における折調整を実施する。
時間tにて、印刷調整が完了したら、印刷機を加速すると共に乾燥装置14の出力を上昇する。すると、印刷機回転数Nが上昇すると共に、乾燥装置14の装置内温度Td及びウェブ温度Twが上昇する。上述したように、ウェブWの紙坪量、紙幅、絵柄面積率などにより正紙運転速度(印刷機回転数N=400rpm、N=600rpm、N=800rpm)が設定されている。また、各正紙運転速度に応じた正紙運転温度、つまり、制御切替温度(ウェブ温度Tw=90℃、Tw=100℃、Tw=120℃)が設定されている。
そのため、例えば、正紙運転速度が印刷機回転数N=400rpmであるとき、制御切替温度はウェブ温度Tw=90℃であることから、時間tにて、ウェブ温度が90℃になり、時間t11にて、印刷機回転数400rpmになったら、このとき、装置内温度制御からウェブ温度制御に切替え、このウェブ温度制御を実行する。つまり、印刷機回転数N=400rpmで正紙運転を行うとき、ウェブ温度Twが目標ウェブ温度であるTw=90℃となるように乾燥装置14の出力を制御する。このとき、装置内温度Td=150℃に維持される。
また、正紙運転速度が印刷機回転数N=600rpmであるときには、制御切替温度はウェブ温度Tw=100℃であることから、時間tにて、ウェブ温度が100℃になり、時間t12にて、印刷機回転数600rpmになったら、このとき、装置内温度制御からウェブ温度制御に切替え、このウェブ温度制御を実行する。つまり、印刷機回転数N=600rpmで正紙運転を行うとき、ウェブ温度Twが目標ウェブ温度であるTw=100℃となるように乾燥装置14の出力を制御する。このとき、装置内温度Td=170℃に維持される。
更に、正紙運転速度が印刷機回転数N=800rpmであるとき、制御切替温度はウェブ温度Tw=120℃であることから、時間t10にて、ウェブ温度が120℃になり、時間t13にて、印刷機回転数800rpmになったら、このとき、装置内温度制御からウェブ温度制御に切替え、このウェブ温度制御を実行する。つまり、印刷機回転数N=800rpmで正紙運転を行うとき、ウェブ温度Twが目標ウェブ温度であるTw=120℃となるように乾燥装置14の出力を制御する。このとき、装置内温度Td=190℃に維持される。
その後、正紙運転が完了したら、時間t14、時間t15、時間t16にて、印刷機回転数Nを低下させ、時間t17から時間t18まで、緩動運転速度に維持してから、時間t19にて、印刷機を停止する。この印刷機の停止に伴って、ウェブ温度Tw及び装置内温度Tdも低下する。
このように本実施例のウェブの乾燥装置及び方法にあっては、搬送されるウェブW上のインキを乾燥する乾燥装置14であって、制御装置20は、ウェブ搬送速度となる印刷機回転数を調整可能であると共に、装置内温度を調整可能であり、ウェブWの搬送速度に基づいて装置内温度を調整する装置内温度制御と、ウェブ搬送速度とウェブ温度に基づいて装置内温度を調整するウェブ温度制御とを実行可能であると共に、装置内温度制御とウェブ温度制御とをウェブ温度に基づいて切替可能である。
従って、ウェブ温度に基づいて装置内温度制御からウェブ温度制御に切替えることで、ウェブWの印刷面にあるインキの乾燥不足や過乾燥を抑制し、損紙を低減することができると共に、ウェブWに供給されたインキを適正に乾燥することで、印刷品質を向上することができる。
また、本実施例のウェブの乾燥装置では、制御装置20は、装置内温度制御を実行し、ウェブ搬送速度が予め設定された所定の高速領域になったらウェブ温度制御を実行するようにしている。従って、ウェブの低速搬送領域では、装置内温度制御を実行することで、ウェブWの搬送速度に応じた適正な乾燥が可能となり、ウェブWに急激なストレスを与えないことから、ひじわの発生が抑制され、ウェブの高速搬送領域では、ウェブ温度制御を実行することで、ウェブ温度に応じた適正な乾燥が可能となる。
また、本実施例のウェブの乾燥装置では、制御装置20は、ウェブ温度が予め設定された所定の切替温度に到達したら、装置内温度制御からウェブ温度制御に切替えるようにしている。従って、切替温度を設定することで、装置内温度制御からウェブ温度制御への切替えを容易に行うことができる。
また、本実施例のウェブの乾燥装置では、制御装置20は、印刷機を起動して所定時間の経過後に、装置内温度制御からウェブ温度制御へ切替えるようにしている。従って、印刷機の起動から正紙運転までの乾燥温度管理を適正に行うことができる。
また、本実施例のウェブの乾燥装置では、制御装置20は、印刷調整が完了したら、ウェブ搬送速度を所定の正紙運転速度まで上昇すると共に装置内温度を上昇し、装置内温度制御からウェブ温度制御へ切替えるようにしている。従って、所定のウェブ搬送速度及び所定の装置内温度で印刷調整を行うことで、折調整、色調整、見当調整などを適正に行うことができ、その後、直ちにウェブ搬送速度を上昇すると共に装置内温度を上昇し、装置内温度制御からウェブ温度制御へ切替えることで、正紙運転までの時間を短時間とし、適正な装置内温度管理を可能とすることができる。
また、本実施例のウェブの乾燥装置では、実装置内温度を検出する装置内温度検出センサ31を設け、制御装置20は、ウェブ搬送速度、ウェブサイズ、絵柄面積率、実装置内温度に応じて目標装置内温度を設定し、装置内温度を調整制御するようにしている。従って、ウェブの搬送速度、ウェブサイズ、絵柄面積率、実装置内温度に応じて装置内温度を調整することで、印刷状態に応じた細かい装置内温度制御を実行することができる。また、無駄な乾燥エネルギをなくして印刷コストを低減することができる。
また、本実施例のウェブの乾燥装置では、ウェブ温度を検出するウェブ温度検出センサ32を設け、制御装置20は、ウェブ搬送速度に応じて目標ウェブ温度を設定し、装置内温度を調整制御するようにしている。従って、ウェブ搬送速度に応じてウェブ温度を調整することで、ウェブの過乾燥を防止することができる。
また、本実施例のウェブの乾燥装置では、制御装置20は、実装置内温度が予め設定された所定の起動温度に達したら、印刷機を起動し、ウェブWの搬送を開始するようにしている。従って、印刷機が起動するまでのウェブWの搬送を停止することで、損紙を低減することができる。
本発明に係るウェブの乾燥装置及び方法並びに印刷機は、装置内温度制御とウェブ温度制御とをウェブ温度に基づいて切替可能とすることで、損紙を低減すると共にウェブに供給されたインキを適正に乾燥して印刷品質の向上を図るものであり、いずれの乾燥装置及び印刷機にも適用することができる。
11 給紙装置
12 インフィード装置
13 印刷装置
14 乾燥装置
15 冷却装置
16 ウェブパス装置
17 折り装置
18 排紙装置
20 制御装置(速度調整部、温度調整部、制御部)
21,22,23,24 印刷ユニット
31 装置内温度検出センサ(装置内温度検出部)
32 ウェブ温度検出センサ(ウェブ温度検出部)
W ウェブ

Claims (10)

  1. 搬送されるウェブ上のインキを乾燥するウェブの乾燥装置において、
    ウェブの搬送速度を調整可能な速度調整部と、
    装置内温度を調整可能な温度調整部と、
    装置出口でのウェブ温度を検出するウェブ温度検出部と、
    ウェブの搬送速度に基づいて装置内温度を調整する装置内温度制御と、ウェブの搬送速度とウェブ温度に基づいて装置内温度を調整するウェブ温度制御とを実行可能であると共に、前記装置内温度制御と前記ウェブ温度制御とをウェブ温度に基づいて切替可能な制御部と、
    を備えることを特徴とするウェブの乾燥装置。
  2. 前記制御部は、前記装置内温度制御を実行し、ウェブの搬送速度が予め設定された所定の高速領域になったら前記ウェブ温度制御を実行することを特徴とする請求項1に記載のウェブの乾燥装置。
  3. 前記制御部は、ウェブ温度が予め設定された所定の切替温度に到達したら、前記装置内温度制御から前記ウェブ温度制御に切替えることを特徴とする請求項1または2に記載のウェブの乾燥装置。
  4. 前記制御部は、印刷機を起動して所定時間の経過後に、前記装置内温度制御から前記ウェブ温度制御へ切替えることを特徴とする請求項3に記載のウェブの乾燥装置。
  5. 前記制御部は、印刷調整が完了したら、ウェブの搬送速度を所定の正紙運転速度まで上昇すると共に、装置内温度を上昇して前記装置内温度制御から前記ウェブ温度制御へ切替えることを特徴とする請求項4に記載のウェブの乾燥装置。
  6. 装置内の実装置内温度を検出する装置内温度検出部を設け、前記制御部は、ウェブの搬送速度、ウェブのサイズ、絵柄面積率、実装置内温度に応じて目標装置内温度を設定し、前記温度調整部を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のウェブの乾燥装置。
  7. 前記制御部は、ウェブの搬送速度に応じて目標ウェブ温度を設定し、前記温度調整部を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のウェブの乾燥装置。
  8. 装置内の実装置内温度を検出する装置内温度検出部を設け、前記制御部は、実装置内温度が予め設定された所定の起動温度に達したら、前記速度調整部によりウェブの搬送を開始することを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のウェブの乾燥装置。
  9. 印刷機の起動時に、ウェブの搬送速度に基づいて乾燥温度を調整してウェブ上のインキを乾燥し、
    ウェブ温度が予め設定された所定の切替温度に到達したら、ウェブの搬送速度とウェブ温度に基づいて乾燥温度を調整してウェブ上のインキを乾燥する、
    ことを特徴とするウェブ乾燥方法。
  10. 巻取紙からウェブを供給する給紙装置と、
    該給紙装置から繰り出されたウェブにインキを供給して印刷する印刷装置と、
    該印刷装置により供給されたウェブ上のインキを乾燥する乾燥装置と、
    該乾燥装置により乾燥されたウェブを裁断して折り曲げることで折帖を形成する折り装置と、
    を備える印刷機において、
    前記乾燥装置は、
    ウェブの搬送速度を調整可能な速度調整部と、
    装置内温度を調整可能な温度調整部と、
    装置出口でのウェブ温度を検出するウェブ温度検出部と、
    ウェブの搬送速度に基づいて装置内温度を調整する装置内温度制御と、ウェブの搬送速度とウェブ温度に基づいて装置内温度を調整するウェブ温度制御とを実行可能であると共に、前記装置内温度制御と前記ウェブ温度制御とをウェブ温度に基づいて切替可能な制御部と、を有する、
    ことを特徴とする印刷機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102439143B1 (ko) * 2022-04-26 2022-09-02 (주)세호 컬러바를 이용한 인쇄물의 불량 검지 방법 및 이를 이용하는 스마트 팩토리 시스템

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