JP2011145314A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011145314A
JP2011145314A JP2010003638A JP2010003638A JP2011145314A JP 2011145314 A JP2011145314 A JP 2011145314A JP 2010003638 A JP2010003638 A JP 2010003638A JP 2010003638 A JP2010003638 A JP 2010003638A JP 2011145314 A JP2011145314 A JP 2011145314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
image forming
input
color
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010003638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5407879B2 (ja
Inventor
Masayoshi Nakayama
政義 中山
Kazutomi Onishi
一臣 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010003638A priority Critical patent/JP5407879B2/ja
Publication of JP2011145314A publication Critical patent/JP2011145314A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5407879B2 publication Critical patent/JP5407879B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】電子写真方式を用いた画像形成装置で出力した印刷物をニスコーターで後加工した場合にも、トナーが記録媒体から剥れてしまう不具合のない印刷物を得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ニスコーターで後加工を行なうかどうかの情報が入力される情報入力手段を具備し、ニスコーターで後加工する情報が入力された場合には、通常の印刷時よりも記録媒体上のトナーへ付与する熱エネルギーが増加する方向に定着装置における定着条件を調整する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を用いた画像形成装置においては、記録媒体ごとに最適な定着条件が得られるように、記録媒体の熱容量(厚み、サイズ、紙質)の情報に応じて、定着温度、定着ニップ幅、定着圧力、定着速度などの定着条件を変更する構成としている(例えば、特許文献1参照。)。
また、記録媒体の情報に加え、周辺の温度および湿度の情報をも考慮し、定着条件を変更する構成としているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
また、記録媒体の情報に基づき、定着条件を変えたときに起こる色調の変化を防止するために、定着条件の変更に連動してRIP(Raster Image Processor)装置によって色調補正の条件を変更するという従来例もある(例えば、特許文献3参照。)。
一方、近年、電子写真方式のカラー画像形成装置は、小ロットへの対応性とバリアブル印刷の特長を生かし、これまでオフセット印刷機が主流であったプロダクション市場へ参入してきている。プロダクション市場においては、印刷物の不可価値を高めるために、画像形成装置で出力した印刷物を、さらに、PP貼り、プレスコート、ニスコート等で、光沢付与と表面保護を目的として表面加工するような使い方も模索し始められている。
この中で、PP貼りは印刷物の表面にポリプロピレンを貼りつけるために、再生時の問題(再生紙にする際、ビニールを剥がす手間がかかり古紙に回せない)や焼却時の有害ガスの問題があり、今後は縮小していく方向であり、また水性の樹脂系のニスを用紙に塗って、その後蒸気で暖められた大きなシリンダーで溶かしながら固めて鏡面仕上げにするプレスコートは、専門の加工会社に運び加工してもらう必要があるため、短納期が要求されている業界の流れに合わない、またコスト高という問題がある。
現在、低コストでかつ、画像形成装置の後段に直接連結するインライン化も可能である、印刷物の表面にニスを塗り乾燥させるニスコーターでの表面加工が、プロダクション市場において、電子写真装置の出力物の後加工手段として有力視されている。特許文献4〜6では、ニスコーターに関する技術が開示されている。
しかしながら、電子写真方式を用いた画像形成装置で出力した印刷物を、ニスコーターで後加工した場合、トナーが記録媒体から剥れてしまう不具合が発生したり、光沢度が変わるために、色再現域が変わり、所望の色味が得られなくなってしまうという不具合が発生したりする場合がある。
従来例では、電子写真方式を用いた画像形成装置の出力物として、最良の結果が得られるように、記録媒体や周囲の環境に応じて、定着条件、もしくはRIP装置の色調補正条件を変更しているが、画像形成装置の出力物が、ニスコーターで後加工されることを前提として、定着条件もしくはRIP装置の色調補正条件を最適化しているものは見受けられない。
また、上述したニスコーターに関する文献についても、定着条件を十分考慮した上でのものではない。
このため、従来の公知技術においては、上述した画像形成装置で出力した印刷物を、ニスコーターで後加工した場合に発生する場合のある不具合を防止することができなかった。
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、電子写真方式を用いた画像形成装置で出力した印刷物をニスコーターで後加工した場合にも、トナーが記録媒体から剥れてしまう不具合のない印刷物を得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供する本発明は、以下の通りである。
〔1〕 所定の色ごとのラスターイメージデータに基づいて、記録媒体(記録紙P)上に複数色のトナー像を重ね合わせてカラー用の未定着トナー像を形成する画像形成部(トナー像形成部2M、2C、2Y、2K、1次転写部3、2次転写部5)と、前記記録媒体上の未定着トナー像を定着する定着部(定着装置6)と、後加工として前記記録媒体のトナー像定着面にニスコートを行うか否かの情報が入力される情報入力手段(操作パネル9あるいは画像形成装置の制御部)と、を具備し、前記情報入力手段に前記ニスコートを行うとの情報が入力されると(ステップS12のY)、該ニスコートを行わないときよりも、前記記録媒体上の未定着トナー像へ付与する熱エネルギーを増加させる方向に前記定着部における定着条件を調整する(ステップS14)ことを特徴とする画像形成装置(図1,図4,図5)。
〔2〕 前記定着部における定着条件の調整は、定着温度、定着ニップ幅、ニップ圧、記録媒体搬送速度の少なくともいずれかを変更するものであることを特徴とする前記〔1〕に記載の画像形成装置。
〔3〕 前記定着部における定着条件の調整量を任意に設定できる定着条件設定手段(定着条件設定手段8)を具備することを特徴とする前記〔1〕または〔2〕に記載の画像形成装置。
〔4〕 前記所定の色ごとの入力画像データの色強度を補正して前記所定の色ごとのラスターイメージデータを作成する色強度補正手段(RIP装置7)を具備し、前記情報入力手段に前記ニスコートを行うとの情報が入力されると、前記色強度補正手段は、前記所定の色ごとの入力画像データの色強度を補正する条件を変更することを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の画像形成装置。
〔5〕 前記情報入力手段に前記ニスコートを行うとの情報が入力されると、前記色強度補正手段は、前記ニスコートを行わないときよりも、前記所定の色ごとの中間調のドットゲインを減少させる方向に前記入力画像データの色強度を補正することを特徴とする前記〔4〕に記載の画像形成装置。
〔6〕 前記情報入力手段には、後加工に用いるニスコートの種類の情報が入力され、前記情報入力手段に前記ニスコートを行うとの情報が入力されると、前記色強度補正手段は、前記後加工に用いるニスコートの種類に対応させて、前記所定の色ごとの入力画像データの色強度を補正する条件を変更することを特徴とする前記〔4〕または〔5〕に記載の画像形成装置。
〔7〕 前記色強度補正手段が行う前記所定の色ごとの入力画像データの色強度を補正する条件を任意に設定できる色強度補正条件設定手段を具備することを特徴とする前記〔4〕〜〔6〕のいずれかに記載の画像形成装置。
本発明の画像形成装置によれば、入力された画像データに基づいて画像形成される印刷物についてニスコートが行われる予定の場合、予めニスコートを行わない通常印刷時よりも記録媒体上の未定着トナー像へ付与する熱エネルギーが増加する方向に、定着条件を調整し、通常印刷時よりもトナーの溶融度を高めた状態で印刷を行なうので、画像形成装置で出力した印刷物をニスコーターで後加工しても、トナーが記録媒体から剥れてしまう不具合の発生を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の要部構成を示す概略断面図である。 図1の画像形成装置で用いる定着装置の構成例を示す断面図である。 図1の画像形成装置で行われる標準的な画像形成手順を示すフローチャートである。 図1の画像形成装置で行われるニスコートを前提とした画像形成手順を示すフローチャートである。 定着条件設定手段が行う定着条件の調整のための設定テーブルの一例である。 RIP装置が画像データ入力値の色強度を補正してラスターイメージデータを作成するための変換カーブの一例である。 画像データの入力値と形成された画像の反射濃度の関係を示す図である。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタの要部を示す概略構成図である。このプリンタ1では、マゼンタ,シアン,イエロー,ブラック(以下、M,C,Y,Kと記す)の各色のトナー像形成部(作像部ともいう)2M、2C、2Y、2Kで形成されたM,C,Y,Kトナー像が、各色の1次転写部3において、中間転写ベルト4上に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト4上には4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。中間転写ベルト4上の4色トナー像は、2次転写部5で、記録紙(記録媒体、用紙ともいう)P上に一括2次転写される。フルカラー画像が形成された記録紙Pは、2次転写部5から排出された後、定着装置6に送られて、フルカラー画像が定着せしめられる。
また、本実施形態においては、画像形成装置に付属している操作パネル9もしくは、LANで接続されているPC、スキャナもしくはその他の端末などの情報端末機器10から、プリンタドライバもしくは専用のアプリケーション等を介して、記録紙Pの厚さ(坪量)、種類(非コート、コート紙などの情報もしくは用紙の銘柄)、およびニスコーターでの後加工を行なうかどうかの情報、後加工に用いるニスコーターの種類の情報を、画像形成装置内のRIP装置7および定着条件設定手段8に入力できるようになっている。定着条件設定手段8は、入力された情報に基づき、定着装置6の、定着温度および定着ニップ幅(ニップ幅ともいう。また加えて、定着速度、定着加圧力を可変させる構成としても可)を変更する。また、RIP装置7は、入力された情報に基づき、M,C,Y,K各色の画像処理(作成するラスターイメージ)を調整する。
ここで、定着装置6の構成について説明する。
図2は、本発明で用いる定着ローラ方式の定着装置の構成例を示す断面図である。
定着装置6は、円筒形状の定着ローラ62と、該定着ローラ62に対して回転自在に直接圧接しニップ部Nを形成する加圧ローラ64と、を備える。また、ニップ部N出口の定着ローラ62近傍に定着ローラ62への記録紙の巻き付きを防止する先端が尖った板状部材である分離部材65を備える。
ここで、定着ローラ62は、中空円筒状の基体ローラの外周にシリコーンゴム(ソリッドシリコーンゴム)又はシリコーンスポンジ(発泡シリコーンゴム)などの耐熱弾性層を形成してなるローラである。また、定着ローラ62の内部にヒータ62hを有し、温度検知センサ62sにより検知される定着ローラ62の表面温度に基づいてニップ部Nにおいて適正に定着が可能なようにヒータ62hの点灯制御が行われる。
また、図2に示すように、加圧ローラ64には、加圧レバー66、スプリング67、加圧中間部材66a、カム68からなる加圧手段が設けられている。該加圧手段により加圧ローラ64が定着ローラ62に圧接してニップ部Nを形成したり、該ニップ部Nを開放したりするようになっている。また、そのニップ部Nの定着ニップ幅は複数の通紙状態に可変可能な構成になっている。
この加圧手段により加圧ローラ64を加圧状態とする動作としては、まず、外部からの駆動力によりカム68が図2中矢印方向に一定の回転角だけ回転されると、該カム68が加圧中間部材66aを押し上げる(図2中矢印方向)。加圧中間部材66aが加圧中間部材66a’の位置まで押されると、該加圧中間部材66aに固定されているスプリング67が一定の圧力で加圧レバー66の端部を押し上げる。つぎに、加圧レバー66のスプリング67側の端部が押し上げられると、その加圧レバー66は支持軸66bを中心軸として回転する(図2では反時計回り方向)。ついで、加圧レバー66のスプリング67側の端部と支持軸66bの中間にある加圧部66cが加圧ローラ64の軸に当接し、定着ローラ62方向に押すように作用する。最後に、加圧ローラ64が加圧ローラ64’の位置まで押し上げられ定着ローラ62に一定の圧力で圧接して、ニップ部Nとなる。なお、加圧手段として、スプリング67は省略可能であり、その場合にはカム68が直接加圧レバー66の端部を押し上げるように作用する。
このとき、加圧ローラ64は、定着ローラ62に対して所定の深さ(例えば、2〜4mm)食い込む。これにより、ニップ部Nは、所定の定着ニップ幅を有することになる。
なお、定着装置6では、前記加圧手段により加圧ローラ64の加圧状態を変更して、定着ローラ62との当接状態を変化させ、記録紙Pの厚さ、種類(紙種)などに対応してニップ部Nの定着ニップ幅を複数段階に切り替えることが可能である。
定着装置6の駆動の際には、例えば図2において、定着装置6用に設けられた駆動モータにより加圧ローラ64が図中反時計回り方向に回転駆動する。また定着ローラ62が記録紙Pを排出する方向(図2では時計回り方向)につれ回りする。また、定着の際には、定着ローラ62は、内部に配置されたヒータ62hの発熱により温度検知センサ62sで検出される温度が所定の温度(例えばトナー定着に適する温度)となるまで加熱される。また、必要に応じて加圧ローラ64も、内部に配置されたヒータ64hの発熱により温度検知センサ64sで検出される温度が所定の温度となるまで加熱される。
ついで、ニップ部Nに未定着トナーが形成された記録紙Pが通され(図中、右側から左側方向への通紙)、ニップ部Nにおける加圧及び加熱により未定着トナーを記録紙P上に熱融着させて定着が行なわれる。
図3に、プリンタ1で行われる標準的な画像形成手順を示す。
(S1) まず、情報端末機器10からプリンタ1に画像データが入力される。同時に、記録紙Pに関する情報(厚さ(坪量)、種類(非コート、コート紙などの情報もしくは用紙の銘柄))や印刷条件(印刷サイズ、枚数等)が入力される。
(S2) RIP装置7は、入力された画像データについて必要な画像処理1を行う。すなわち、入力画像データを4色トナーに対応する色信号に変換し、さらに該色信号についてその他必要な補正を行い、4色トナーごとに対応するラスターイメージデータを出力する。
(S3) 定着条件設定手段8は、入力された情報(記録紙Pに関する情報、印刷条件)に基づいて、定着装置6における定着条件1(定着温度、定着ニップ幅、ニップ圧、記録紙搬送速度等)を設定する。
(S4) トナー像形成部2M、2C、2Y、2Kは、RIP装置7から出力されたラスターイメージデータに基づいて、作像を行う。詳しくは、トナー像形成部2M、2C、2Y、2Kは、それぞれ回転する感光体ドラムと、該感光体ドラムの外周面に沿って配置される帯電器、露光装置、現像装置及び転写器(一次転写部3)とから構成されており、帯電器により感光体ドラムの表面に一様に電荷が付与された後、前記ラスターイメージデータに応じて露光装置によって感光体ドラムの表面にレーザ光が照射されて静電潜像が形成され、ついで現像装置により現像されて、感光体ドラムの表面上にトナー像が形成されるようになっている。
(S5) ついで、トナー像形成部2M、2C、2Y、2Kで形成されたM,C,Y,Kトナー像が、各色の1次転写部3において、中間転写ベルト4上に重ね合わせて転写されることにより、4色トナー像が形成され、ついで中間転写ベルト4上の4色トナー像は、2次転写部5で、記録紙P上に2次転写される。
(S6) 定着装置6では、ステップS3で設定された定着条件1で駆動しており、搬送されてきた記録紙Pについて、該記録紙P上の4色トナー像がフルカラー画像として定着、形成される。
ここで、本発明では、図1の画像形成装置(プリンタ1)により記録紙P上にトナー像を定着したもの(印刷物)について後加工として記録紙Pのトナー像定着面にニスコーターによりニスコートを施す場合と、ニスコートを施さない場合と、の2つの場合がありうることを前提としている。
なお、このニスコートは、例えばロールコート方式の装置(ニスコーターと称する。)で行われるものであり、図1の画像形成装置(プリンタ1)とニスコーターとを連結した構成として、該画像形成装置で画像形成(トナー像転写)プロセスと定着プロセスを経た後に続けてニスコートを行うようにしてもよいし、図1の画像形成装置(プリンタ1)とニスコーターとを別々のラインとして別途ニスコートを行うようにしてもよい。
また、ニスコーターで用いるニスの種類は、UVニス、油性ニス、水性ニスがあり、ニスコーターは、使用するニスに応じて主にその乾燥手段が異なる。UVニスは、その乾燥手段として、主にUV(紫外線)ランプを用いるが、温風乾燥を併用する場合もある。また、油性ニスおよび、水性ニスは、その乾燥手段として、IR(赤外線)ランプの照射と温風乾燥を併用するのが一般的である。ニスはトナーの成分との相性があり、画像形成装置で使用しているトナーとニスとの相性が悪いと、画像形成装置の印刷物の表面に均一にニスが塗れない場合があり、ニスはトナーとの相性を考慮して選択される。
ところで、画像形成装置で出力した印刷物を画像形成装置外に設けられた別の加工装置であるニスコーターで後加工すると、上記のニスコーター中のニス乾燥手段によって、印刷物に再度、熱が加えられるようになる。このとき、記録紙上のトナーが溶融し、トナーが記録紙から剥れてしまう不具合が発生する場合があった。
発明者らがその現象について検討したところ、画像形成装置の印刷物としては充分な定着強度が確保できている状態であるが、ニスコーターでの後加工時においてはトナーが記録紙から剥れてしまっていた。また、色重ね部分のトナーの付着量が多い部位で、かつ画像形成装置での定着時においてトナーの溶融度が比較的低い場合に発生しやすいことを把握した。
発明者らは、これらの知見に基づき、その不具合を改善すべく鋭意検討を行い、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明に係る画像形成装置は、後加工として記録紙Pのトナー像定着面にニスコートを行うか否かの情報が入力される情報入力手段を具備し、その情報入力手段にニスコートを行うとの情報が入力されると、ニスコートを行わないときよりも、前記記録媒体上の未定着トナー像へ付与する熱エネルギーを増加させる方向にその定着部における定着条件を調整することを特徴とするものである。
ここで、その情報入力手段は、操作パネル9であってもよいし、画像形成装置の制御部であってもよい。すなわち、操作パネル9から入力される情報、あるいは情報端末機器10から画像データとともに送られてくる印刷条件情報から、後加工として記録紙Pのトナー像定着面にニスコートを行うか否かの情報を取得する。なお、画像形成装置外にあるニスコーターは、前述した特許文献4〜6に記載の構成が挙げられる。
本発明に係る画像形成装置の要部構成について図4を用いて説明する。図4は、プリンタ1において行われる画像形成手順を説明するフローチャートである。
(S11) まず、情報端末機器10からプリンタ1に画像データが入力される。同時に、記録紙Pに関する情報(厚さ(坪量)、種類(非コート、コート紙などの情報もしくは用紙の銘柄))や印刷条件(印刷サイズ、枚数等)が入力される(印刷ジョブ)。
(S12) つぎに、この印刷ジョブについて、後加工として記録紙Pのトナー像定着面にニスコートを行うか否かが確認される。なお、ニスコートを行う場合は、予め入力されているニスコートの種類情報についても設定される。また、この確認は、操作パネル9から入力される情報、あるいは情報端末機器10から画像データとともに送られてくる印刷条件情報に基づいて行われる。
ニスコートありの場合(ステップS12のY)、ステップS13からS18までの一連の処理が行われる。
(S13) RIP装置7は、入力された画像データについて必要な画像処理1を行う。ここでは、前述した標準的な画像形成手順における画像処理と同じでよい。これにより、入力画像データは4色トナーに対応する色信号に変換され、さらに該色信号についてその他必要な補正が行われ、4色トナーごとに対応するラスターイメージデータが出力される。
(S14) ついで、定着条件設定手段8は、入力された情報(記録紙Pに関する情報、印刷条件)に基づいて、ニスコートを行わないとき(前述した標準的な画像形成手順のとき)よりも、記録紙P上の未定着トナー像へ付与する熱エネルギーを増加させる方向に定着装置6における定着条件を調整して設定する(定着条件2)。
(S15) トナー像形成部2M、2C、2Y、2Kは、RIP装置7から出力されたラスターイメージデータに基づいて、作像を行う。
(S16) ついで、トナー像形成部2M、2C、2Y、2Kで形成されたM,C,Y,Kトナー像が、各色の1次転写部3において、中間転写ベルト4上に重ね合わせて転写されることにより、4色トナー像が形成され、ついで中間転写ベルト4上の4色トナー像は、2次転写部5で、記録紙P上に2次転写される。
(S17) 定着装置6では、ステップS14で設定された定着条件2で駆動しており、搬送されてきた記録紙Pについて、該記録紙P上の4色トナー像がフルカラー画像として定着、形成される。
(S18) その後、記録紙Pのトナー像定着面にニスコーターによりニスコートを行い、終了する。
また、ニスコートなしの場合(ステップS12のN)、ステップS19からS1dまでの一連の処理が行われる。これは、図3のステップS2からS6と同じであり、詳細は省略する。
ここで、ステップS14で行われる定着条件設定手段8による定着条件の調整は、定着温度、定着ニップ幅、ニップ圧、記録紙Pの搬送速度の少なくともいずれかを変更するものであることが好ましい。
図5は、定着条件設定手段8が行う定着条件の調整のための設定テーブルである。ここでは、記録紙Pの厚さ(坪量)、種類(2つのコート紙(コート1、コート2)、非コート紙(非コート))およびどの種類のニスコーターでの後加工を行なうか否か(ニスコートを行うか否か)の情報、後加工に用いるニスコーターの種類の情報に応じて定着条件を変更するための設定テーブルの一例を示す。なお、設定テーブルは適宜設定するものとする。
図5において、符号15の列はニスコートを行なわない場合の通常の定着条件(定着温度、定着ニップ幅)を示しており、符号16の列はニスコートを行なう場合(ニスコート用補正a,b,c)の通常の定着条件に対する補正量を示している。また、これらの定着条件、補正量は、用紙(記録紙P)の秤量と種類により区分されている。
図5の設定テーブル例では、定着条件として定着温度および定着ニップ幅を挙げており、ニスコートを行なう場合の設定は、定着温度は通常よりも高めになるように、また定着ニップ幅は通常よりも広くなる方向へ補正する設定としている。定着温度を高める設定及び定着ニップ幅を広くする設定は、用紙上の未定着トナー像へ付与する熱エネルギーを増加させる方向へ調整することを意味する。なお、図5の設定テーブルにニップ圧及び記録紙搬送速度のパラメータを入れた場合には、ニスコートを行なう場合のニップ圧は通常よりも高く、また記録紙搬送速度は通常よりも遅くなる方向に補正するようにする。
ニスコートを行なう場合に、用紙上のトナーへ付与する熱エネルギーを増加させる方向に定着条件のパラメータを変更するのは、トナーの溶融度を高めるためである。ここで、用紙上のトナーへ付与する熱エネルギーを増加させると、その画像形成装置として狙っている最適な光沢度よりも、印刷物の光沢度が上がるが、後加工のニスコートでさらに光沢が付与されるため、ここでの光沢度の増加を問題とはしていない。ただし、トナーへ付与する熱エネルギーを増加させすぎると、ホットオフセットが発生する場合があるので、定着条件の変更はニスコーターでのトナー剥れが防止できる必要最低限の変更にとどめる。
また、図5の設定テーブル例においては、ニスコートを行なう場合の設定として、a,b,cの3種類の設定枠を設けている。これらは、上述したニスコーターの乾燥手段(ニスコーターで印刷物に付与される二次的な熱のレベル)によって、トナー剥れが防止できる定着条件の補正量が異なることから、各々についてトナー剥れが防止できる必要最低限の補正ができるようにしている。なお、この補正量を決定する設定テーブルについては、予め実験等によって決めているものとする。
ニスコートを行うことで、印刷物に光沢を付与し商品価値を高めることが可能とする。そして、ニスコートを行う場合、定着条件設定手段8は、入力された情報(記録紙Pに関する情報、印刷条件)に基づき、図5の設定テーブルから最適な定着条件を選択し、定着装置6の定着条件を変更する。このようにすることで、ニスコーターで後加工した場合にトナーが記録媒体から剥れてしまう不具合の発生を防止することができる。
なお、ニスコーターは多数のメーカーから多数の機種が販売されており、また主に印刷業者が使用するものであるために特注品である場合も少なくない。よって、定着条件の補正量を決めるテーブルは、デフォルトとしていくつかの条件を用意しておく他に、いくつかのフリーボックスを用意しておき、画像形成装置に付属している操作パネル9などから、ユーザーが使用するニスコーターの条件に最適となる条件を任意に入力できる仕組みとしておくことが好適である。すなわち、定着条件設定手段8において定着装置6における定着条件の調整量を任意に設定できるようにするとよい。こうすることで、ニスコーターのニスの乾燥手段の違いによる不具合の発生傾向の差異などにも柔軟に対応することができる。
次に、RIP装置7の動作について説明する。
RIP装置7は、M,C,Y,K各色の画像データの入力値(色強度)を、画像形成装置(プリンタ1)の特性に合わせて、所定の変換カーブ(図6)を用いて補正し、M,C,Y,K各色のラスターイメージを作成する色強度補正手段である。そして、画像形成装置のトナー像形成部2M、2C、2Y、2Kは、RIP装置7から出力された補正後のラスターイメージに基づいてM,C,Y,Kトナー像を作成する。
本発明では、情報入力手段にニスコートを行うとの情報が入力されると(ニスコートありの場合(ステップS12のY))、RIP装置7は、そのステップS13において、M,C,Y,K各色の入力画像データの色強度を補正する条件を変更することが好ましい。
例えば、図6において符号30の曲線が通常用いる変換カーブ(ニスコートを行わない場合の変換カーブ)であるとすると、本発明では、該変換カーブ30の他に、ニスコートを行う場合の変換カーブ31を別途具備し、ニスコートありの場合(ステップS12のY)、前記ステップS13において変換カーブ31が選択されることが好ましい。さらに、符号31のようなニスコート用の変換カーブを、ニスコーターの種類に対応できるように複数の変換テーブル20〜22として具備することが好ましい。なお、図6の例には示していないが、このような変換カーブのセットを、さらに記録紙の種類に対応して複数具備するとよい。
ここで、図7に、ニスコートを行なう場合に、画像形成装置で用紙上のトナーへ付与する熱エネルギーを増加させる方向に定着条件のパラメータを変更し(ステップS14)、さらに後加工のニスコーターで2次的な熱が加えられるとともに、ニスコートによる光沢度が付与された後の印刷物の反射濃度の傾向の一例を符号41の曲線として示す。なお、図7において符号40の曲線は通常条件(通常の画像形成装置の印刷物、ニスコートなし)の画像データの入力値に対する反射濃度のカーブである。
符号41のカーブを符号40のカーブと比較すると、画像データの入力値が100%の部分(ベタ画像の部分)では、ニスコートにより光沢度が増加しているために、反射濃度自体が増加している。一方、画像データの入力値が例えば50〜80%の部分(中間調の部分)では、ベタ画像の部分と同比率で反射濃度が増加するわけではなく、トナーの溶融度が上がり、中間調を構成するドットの面積自体が大きくなる(すなわち中間調のドットゲインが増加する)ために、中間調部分の反射濃度がベタ画像の部分の反射濃度の増加率よりも大きい割合で増加する傾向にある。従って、ニスコーターで後加工する情報が入力された場合には、通常印刷時(ニスコートを行わないとき)よりも中間調のドットゲインを減少させる方向にRIP装置7によって入力画像データの色強度を補正することが好適である。
また、定着条件の調整の場合と同様に、さまざまなニスコーターに対応するため、デフォルトとしていくつかのニスコート用の変換カーブを用意しておく他に、いくつかのフリーボックスを用意しておき、画像形成装置に付属している操作パネル9などから、ユーザーが使用するニスコーターの条件に最適となる変換カーブを任意に入力できる仕組みとしておくことが好適である。すなわち、RIP装置7が行うM,C,Y,K各色の入力画像データの色強度を補正する条件を任意に設定できる色強度補正条件設定手段を具備するとよい。こうすることで、ニスコーターのニスの乾燥手段の違いによる不具合の発生傾向の差異などにも柔軟に対応することができる。
以上のように、ニスコートを行なう場合に、RIP装置7は、入力された情報(記録紙Pに関する情報、印刷条件)に基づいて、最適な変換カーブを選択し、これを用いて、ラスターイメージを作成し、ついで画像形成装置は補正後のラスターイメージに基づいてトナー像を作成する。このようにして、ニスコーターによる後加工において光沢度が変化することを見越して画像処理を行なうので、前述のようにトナーが記録紙Pから剥れてしまう不具合を防止するために定着装置6で記録紙P上の未定着トナー像へ付与する熱エネルギーを増加させる方向に定着条件のパラメータを変更し、さらに後加工のニスコーターで2次的な熱が加えられるとともに、ニスによる光沢度が付与されることにより発生するドットゲインの増加を予め相殺することができ、ニスコート後に色再現域が変わり、所望の色味が得られなくなってしまうという不具合が発生することを防止することができる。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1 プリンタ(画像形成装置)
2M,2C,2Y,2K トナー像形成部
3 1次転写部
4 中間転写ベルト
5 2次転写部
6 定着装置
7 RIP装置
8 定着条件設定手段
9 操作パネル
10 情報端末機器(PCもしくはその他の端末)
15 通常の定着条件
16 ニスコートを行なう場合の通常の定着条件に対する補正量
20〜22 RIP装置の変換カーブの変換テーブル
30 通常(ニスコートなし)の変換カーブ
31 ニスコートを行なう場合の変換カーブ
40 通常の画像形成装置の印刷物の画像データの入力値に対する反射濃度のカーブ
41 ニスコーターで後加工を行なった後の印刷物の画像データの入力値に対する反射濃度のカーブ
62 定着ローラ
62h,64h ヒータ
62s,64s 温度検知センサ
64,64’ 加圧ローラ
65 分離部材
66 加圧レバー
66a,66a’ 加圧中間部材
66b 支持軸
66c 加圧部
67 スプリング
68 カム
P 記録媒体(記録紙)
特開平08−036325号公報 特許第4098726号公報 特許第2687296号公報 特開2001−191489号公報 特開2003−182031号公報 特開2007−176044号公報

Claims (7)

  1. 所定の色ごとのラスターイメージデータに基づいて、記録媒体上に複数色のトナー像を重ね合わせてカラー用の未定着トナー像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体上の未定着トナー像を定着する定着部と、
    後加工として前記記録媒体のトナー像定着面にニスコートを行うか否かの情報が入力される情報入力手段と、を具備し、
    前記情報入力手段に前記ニスコートを行うとの情報が入力されると、該ニスコートを行わないときよりも、前記記録媒体上の未定着トナー像へ付与する熱エネルギーを増加させる方向に前記定着部における定着条件を調整することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着部における定着条件の調整は、定着温度、定着ニップ幅、ニップ圧、記録媒体搬送速度の少なくともいずれかを変更するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記定着部における定着条件の調整量を任意に設定できる定着条件設定手段を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定の色ごとの入力画像データの色強度を補正して前記所定の色ごとのラスターイメージデータを作成する色強度補正手段を具備し、
    前記情報入力手段に前記ニスコートを行うとの情報が入力されると、前記色強度補正手段は、前記所定の色ごとの入力画像データの色強度を補正する条件を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記情報入力手段に前記ニスコートを行うとの情報が入力されると、前記色強度補正手段は、前記ニスコートを行わないときよりも、前記所定の色ごとの中間調のドットゲインを減少させる方向に前記入力画像データの色強度を補正することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記情報入力手段には、後加工に用いるニスコートの種類の情報が入力され、
    前記情報入力手段に前記ニスコートを行うとの情報が入力されると、前記色強度補正手段は、前記後加工に用いるニスコートの種類に対応させて、前記所定の色ごとの入力画像データの色強度を補正する条件を変更することを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記色強度補正手段が行う前記所定の色ごとの入力画像データの色強度を補正する条件を任意に設定できる色強度補正条件設定手段を具備することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2010003638A 2010-01-12 2010-01-12 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5407879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003638A JP5407879B2 (ja) 2010-01-12 2010-01-12 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003638A JP5407879B2 (ja) 2010-01-12 2010-01-12 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011145314A true JP2011145314A (ja) 2011-07-28
JP5407879B2 JP5407879B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=44460259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010003638A Expired - Fee Related JP5407879B2 (ja) 2010-01-12 2010-01-12 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5407879B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232640A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 コニカミノルタ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2016224111A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置
JP2019124793A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2021010858A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 株式会社リコー 塗布装置、および画像形成装置
US11921450B2 (en) 2021-10-21 2024-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that conveys a recording material faster when varnish coating is performed
JP7451173B2 (ja) 2019-12-25 2024-03-18 キヤノン株式会社 画像形成システム
US12032314B2 (en) * 2021-09-06 2024-07-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming system

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003145746A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP2008256918A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2008304647A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置、温度制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2009075180A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Ricoh Co Ltd 定着方法、定着装置、画像形成方法及び画像形成装置
JP2009145376A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Canon Inc 画像形成システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003145746A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP2008256918A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2008304647A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置、温度制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2009075180A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Ricoh Co Ltd 定着方法、定着装置、画像形成方法及び画像形成装置
JP2009145376A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Canon Inc 画像形成システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232640A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 コニカミノルタ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2016224111A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置
US9959492B2 (en) 2015-05-27 2018-05-01 Konica Minolta, Inc. Image processing device
JP2019124793A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2021010858A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 株式会社リコー 塗布装置、および画像形成装置
JP7351115B2 (ja) 2019-07-04 2023-09-27 株式会社リコー 塗布装置、および画像形成装置
JP7451173B2 (ja) 2019-12-25 2024-03-18 キヤノン株式会社 画像形成システム
US12032314B2 (en) * 2021-09-06 2024-07-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming system
US11921450B2 (en) 2021-10-21 2024-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that conveys a recording material faster when varnish coating is performed

Also Published As

Publication number Publication date
JP5407879B2 (ja) 2014-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9134667B2 (en) Fixing apparatus having cooling device for pressure roller
JP5407879B2 (ja) 画像形成装置
JP5268745B2 (ja) 画像形成システム、制御装置、プログラム、プログラムが記録された記録媒体
CN104423232A (zh) 定影装置及图像形成装置
JP5589370B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009288452A (ja) 画像形成装置
JP2011081051A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2011043683A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
CN103823345B (zh) 图像形成装置及其控制方法
JP6053660B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JP2013088735A (ja) 画像加熱装置
JP7375366B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP7494489B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成装置の制御方法および画像形成装置の制御プログラム
JP2015114591A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2008242161A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP4899480B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2014109600A (ja) 定着装置、及びそれを用いた画像形成装置
CN112286025B (zh) 图像形成装置、以及图像形成装置的控制方法及记录介质
JP2011158809A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2013088665A (ja) 加熱装置、画像形成装置および後処理装置
JP7243297B2 (ja) 画像形成装置
JP4752964B2 (ja) 定着装置
JP2008033033A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5239486B2 (ja) 画像形成装置
JP2009042460A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131021

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5407879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees