JP2011136707A - 詰め替え容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本容器2に詰め替える内容物が収容されるとともに可撓性を具備する容器本体11と、容器本体11に突設され内部が容器本体11の内部に連通するとともに、本容器2の下筒部38内に挿入可能な注出筒12と、注出筒12の内部を閉塞するとともに、下筒部38の径方向の内側に配設された刃筒部41によって押圧されることで破断可能なシール部材とを備えるとともに、容器本体11には、前後両シートの左右両側部をそれぞれ重ね合わせ接合させた側方シール部14に、注出筒11の軸方向に延在するリブ16Aを設ける構成とした。
【選択図】図3
Description
また、中栓の注出口を開封した後に本容器の口部を詰め替え容器の中栓に螺着するため、その螺合作業中に誤って詰め替え容器を倒すと、詰め替え容器内の内容物がこぼれ出るおそれがある。
また、中栓に本容器の口部を螺着する際に本容器を倒立姿勢にするため、本容器の内側に内容物が残留していると本容器内の内容物がこぼれ出る。したがって、本容器内の内容物を使い切った後でないと詰め替え作業を行うことができないという問題がある。
また、詰め替えに際し、注出筒の内部を閉塞するシール部材が、注入口部の径方向の内側に配設された刃部によって破断されるので、詰め替え容器の開封と同時に注出筒および注入口部を通して内容物が本容器内に詰め替えられることとなり、内容物をこぼすことを抑制できる。
図1に示すように、本実施形態に係る詰め替え容器1は、後述する本容器2に詰め替える図示しない内容物が収容されるとともに可撓性を具備する容器本体11と、容器本体11に突設され内部が容器本体11の内部に連通するとともに、後述する本容器2の下筒部(注入口部)38内に挿入可能な注出筒12と、注出筒12の内部を閉塞するとともに、後述する本容器2の刃筒部(刃部)41によって押圧されることで破断可能なシール部材13と、を備えている。
一対の側面部材11aの左右両側部は、それぞれ重ね合わせて溶着(接着)接合された側方シール部14を構成している。また、一対の側面部材11aの上端部同士は、注出筒12の基端部に設けられた連結部12bと共に溶着(接着)されて上シール部15を構成している。
なお、側面部材11aおよび底部11bとしては、例えば、合成樹脂フィルムやアルミ箔などを積層した溶着性樹脂シートを採用することができる。
図3に示すように、本容器2は、内容物が収容される容器体21と、容器体21の口部21aに装着される注出キャップ24と、注出キャップ24を覆うとともに注出キャップ24に着脱可能に装着される有頂筒状の計量キャップ25と、を備えている。
なお、図示の例では、容器体21、注出キャップ24および計量キャップ25は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸を第2容器軸O2といい、第2容器軸O2において、第2容器軸O2に沿って計量キャップ25側を上側、容器体21側を下側という。
装着筒体32は、下側部分34が上側部分35よりも小径の多段の筒状に形成されるとともに下側部分34が注出キャップ24内に挿入された挿入筒部36と、注出キャップ24の外筒部28の上側部分27に螺合するとともに上端が挿入筒部36の段部に連結されたねじ筒部37と、を備えている。
下筒部38の内径は、挿入筒部36の下側部分34の内径と同等とされるとともに、詰め替え容器1の注出筒12よりも大径となっており、この下筒部38には、注出筒12が挿入可能となっている。
上筒部39は、下端部が下筒部38の上端部に着脱可能に外嵌されるとともに、下筒部38にヒンジ部40を介して連結されている。なお、上筒部39は、下筒部38の上端開口を開閉可能に該下筒部38に装着されていれば、これに限られず、例えば、上筒部39が下筒部38に着脱可能に螺着されていても良い。
刃筒部41は、第2容器軸O2と同軸に配設され、下端部が下筒部38内に位置するとともに、上端部が下筒部38よりも上方に向けて突出し上筒部39内に位置している。刃筒部41の上端面は、第2容器軸O2に対して傾斜している。なお図示の例では、刃筒部41は、上面視でノズル筒部23の径方向の内側に位置している。
また、刃筒部41の外周面の下端は、周方向に間隔をあけて配設された複数の連結片42により、下筒部38の内周面に連結されている。
先ず、図3に示すように、本容器2の軽量キャップ25(カップ本体33)の前記上筒部39をヒンジ部40回りに回動させて下筒部38の上端開口を開放する。
ここで、本実施の形態では、容器本体11が可撓性を具備しているので、該容器本体11が、内容物の注出に伴って減容変形するものの、この減容変形時に、側方シール部14のリブ16Aの剛性により、容器本体11が支持される。したがって、容器本体11が、容器本体11の内部と注出筒12の内部との連通を遮断するように減容変形するのが抑制され、容器本体11の内部と注出筒12の内部との連通が確保される。
また、詰め替えに際し、注出筒12の内部を閉塞するシール部材13が、下筒部38の径方向の内側に配設された刃筒部41によって破断されるので、詰め替え容器1の開封と同時に注出筒12および下筒部38を通して内容物が本容器2内に詰め替えられることとなり、内容物をこぼすことを抑制できる。
例えば、前記実施形態では側方シール部14のリブ16Aとして側面視で波形状としているが、このような形状に限定されることはない。例えば、図4および図5に示す第1変形例のリブ(凹凸リブ)16Bは、側面視で第1容器軸O1(図1)方向に延びる一対の直線状をなし、1つの側方シール部14に2つのリブ16B、16Bが配設されている。
断面視で曲線状の2つのリブ16b、16bがそれぞれ異なるシート面側に突出した形状となっている。また、図6および図7に示す第2変形例では、球面状のリブ(凹凸リブ)16Cが側方シール部14全体にわたって所定の間隔をもって配置されている。
例えば、本実施形態では、刃部として、筒状の刃筒部41を採用しているが、このような形状の刃部であることに限らない。例えば、周方向に複数のスリットが形成された筒体や、円錐状の突起など、種々の形状を採用することが可能である。
さらに、前記実施形態では、刃筒部41は、計量キャップ25の前記下筒部38の径方向の内側に配設されているものとしたが、これに代えて、例えば、注出キャップ24の前記ノズル筒部23内に配設されていても良い。この場合、注出筒12は、本容器2の注出キャップ24のノズル筒部(注入口部)23内に挿入可能であれば良い。さらにまた、注出キャップ24の径方向の内側に位置するノズル筒部23を刃部としてもよい。この場合、注出筒12は、本容器2の外筒部28の上側部分(注入口部)27内に挿入可能であれば良い。
前述の構成においては、計量キャップを注出キャップ24から外した状態で詰め替えることが可能であり、計量キャップとして、1パーツからなる一般的なキャップを使用することができる。
また、前記実施形態では、注出キャップ24に計量キャップ25が装着されるものとしたが、計量キャップ25に代えて、計量用ではなく、単に注出口30を覆うためのオーバーキャップを採用しても良い。
2 本容器
11 容器本体
12 注出筒
13 シール部材
14 側方シール部
16、16A、16B、16C リブ(凹凸リブ)
21 容器体
38 下筒部(注入口部)
41 刃筒部(刃部)
O1 第1容器軸(注出筒の軸線)
O2 第3容器軸
Claims (1)
- 本容器に詰め替える内容物が収容されるとともに可撓性を具備する容器本体と、
該容器本体に突設され内部が該容器本体の内部に連通するとともに、前記本容器の注入口部内に挿入可能な注出筒と、
該注出筒の内部を閉塞するとともに、前記注入口部の径方向の内側に配設された刃部によって押圧されることで破断可能なシール部材と、を備え、
前記容器本体は、前後両シートの左右両側部をそれぞれ重ね合わせ接合させた側方シール部を備え、該側方シール部に前記注出筒の軸方向に延在する凹凸リブを設けたことを特徴とする詰め替え容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP5492549B2 JP5492549B2 (ja) | 2014-05-14 |
Family
ID=44348562
Family Applications (1)
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JP (1) | JP5492549B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048119A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 株式会社吉野工業所 | 注出容器 |
JP2017165492A (ja) * | 2017-07-03 | 2017-09-21 | 大日本印刷株式会社 | 自立袋 |
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JP2000159249A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-13 | Altech Co Ltd | 詰め替えキャップ |
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-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009296171A patent/JP5492549B2/ja active Active
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JP5492549B2 (ja) | 2014-05-14 |
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