JP3201111U - 逆止弁 - Google Patents

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直樹 小泉
直樹 小泉
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Abstract

【課題】汎用性の高い包装用容器用の閉鎖具用の逆止弁を提供する。【解決手段】包装用容器の閉鎖具用の逆止弁1において、逆止弁1が弁座部4と、弁体6と、連通孔5と、筒壁部3とを備えるものとし、連通孔5を、弁座部4の周縁部4aと連続する様に形成されるものとし、弁体6を、弁座部4の中央部と連結していると共に常時は連通孔5を閉塞するものとし、筒壁部3を、該閉鎖具に設けられた流路10A内に嵌合可能に形成されるものとする。【選択図】図2

Description

本考案は、逆止弁に関し、より詳細には、包装用容器用のキャップやスパウト等の閉鎖具用の逆止弁である。
従来、キャップやスパウト等の閉鎖具で密閉性が保持された包装用容器がある。この様な包装用容器は、流通時には、密閉性が保持されているものの開封後の密閉性の低下による酸素等の流入は避けることができないものであった。特に、内容物が、調味料等の使い切りが想定されないものの場合は、味や品質に影響を及ぼすので問題である。そこで、逆止弁を設けて、酸素等の流入を防止する閉鎖具が開発されている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
特開2014−5060号公報 特許第4039507号公報
この様な逆止弁を有する閉鎖具の問題点は、包装用容器の口部や閉鎖具そのものに、逆止弁を設けるための専用の構造を必要とするため、製造工程の複雑化を避けることができず、又、既に普及している閉鎖具に直ちに適用することが困難、換言すれば、汎用性に乏しい点にある。
そこで、本考案は、汎用性の高い包装用容器用の閉鎖具用の逆止弁を提供することを目的とする。
本考案は、包装用容器の閉鎖具用の逆止弁であって、弁座部と、弁体と、連通孔と、筒壁部とを備えており、該連通孔は、該弁座部の周縁部と連続する様に形成されており、該弁体は、該弁座部の中央部と連結していると共に常時は該連通孔を閉塞するものであり、該筒壁部は、該弁座部の周縁と連続すると共に該閉鎖具に設けられた流路内に嵌合可能に形成されていること、を特徴とする逆止弁である。
本考案は、前記弁座部を、前記逆止弁の天壁に設けることもできる。又、本考案は、前記筒壁部の外周面に嵌合用の突起を形成することもできる。又、本考案は、前記閉鎖具をスパウトとし、前記流路の内壁を該スパウトの内壁とすることもできる。又、本考案は、前記閉鎖具をキャップとし、前記流路の内壁を該キャップの内筒とすることもできる。
本考案は、逆止弁を、それとは別体の包装用容器の閉鎖具に設けられた流路内壁に嵌合可能になっているため、該閉鎖具の製造工程を簡略することができると共により汎用性を高めることができる。
本発明の実施形態を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は底面図であり、(c)は斜視図である。 本発明の実施形態の使用態様を示す図であり、(a)は図1のA−A断面図に相当する図であり、(b)は内容物の注出時の様子を示す(a)の要部拡大図に相当する図である。 本発明の実施形態の別の使用態様を示す図であり、図1のA−A断面図に相当する図である。
本考案の実施形態を図1乃至3に基づき説明する。先ず、本実施形態の構成について説明する。逆止弁1は、天壁2と、天壁2の外縁部2aより垂下する筒壁部3とを備えている。逆止弁1は、包装用容器の閉鎖具(例えば、スパウトSやキャップC)に取付けられて使用されるものである。天壁2には、外縁部2aを残すように平面視略円状に弁座部4が凹設されていると共に連通孔5を有している。
連結孔5は、弁座部4の周縁部4aと連続する様に形成された、包装用容器の内外を連通させるための孔であり、本実施形態においては四方に計4箇所形成されている。又、弁座部4は、その中央部4bに、弁体6が溶着によって連結されており、弁座としての役割を担っている。
弁体6は、略円形のフィルム状又はシート状のものであり、例えば、シリコーンゴムにより成形される。また、弁体6は、弁座部4に溶着された中心部を除き自由端となっており、常時(非注出時)に連通孔5を閉塞し、包装用容器の内外が連通しない様に設けられている。又、弁体6は、内容物を注出するために包装用容器が把持された際に、その内圧の増加又は連通孔5内の内容物によって押し上げられ、連通孔5を開放し、包装用容器の内外を連通する様になっている。
筒壁部3は、前記閉鎖具C,Sに設けられた内容物を注出するための流路内に嵌合可能に略円筒形に形成され、必要に応じて、その外面には周方向に延在する嵌合突起(図示せず)が形成される。
次に、本実施形態の使用時の態様について説明する。図2は、逆止弁1をスパウトSに取付けた例である。スパウトSは、その中心部を貫通する様に形成された孔状の流路10Aを有しており、逆止弁1は流路10A、例えば、内壁11内に嵌合によって取付けられる。
また、図3は、逆止弁1をキャップCに取付けた例である(尚、図3は、ヒンジキャップの例であるが当然スクリューキャップ等の他のキャップにも取り付け可能である)。キャップCは、包装用容器の口部を嵌着させるための溝部12を形成するために内筒13が設けられており、内筒13から注出筒14にかけて流路10Bが設けられている。逆止弁1は、例えば、内筒13内に嵌着され、キャップCに取付けられる。この様にすることで、溝部12に包装用容器の口部が嵌着された際に内筒13が内方に変形することを利用して逆止弁1を流路10B内に留めることが可能となる。
逆止弁1をスパウトSに取付けた場合を例として、内容物を注出する際の逆止弁1の様子を説明すると、使用者が内容物を注出するために包装用容器を傾け、そして同容器を把持すると、内容物は矢印Aで示した様に連通孔5内へと移動する。そして、弁体6は、内容物又は上記把持により生じた内圧によって押し上げられ、連通孔5の弁体6による閉塞は解除され、包装容器の内外は連通され、矢印Aで示した様に内容物は注出される。
その後、使用者が上記容器の傾きを元へと戻すと、弁体6も元の状態へと戻り、再度、連通孔5は閉塞される。内容物が液体の場合は、弁座部4に内容物が多少残留するが、本実施形態においては、当該残留した内容物は、弁座部4と弁体6との間に僅かに残る様にして連通孔5を通じて包装用容器内に戻る(サックバック)する様になっている。弁座部4と弁体6との間に僅かに内容物が残ることで、弁座部4と弁体6との間に表面張力が働き、より強い力で連通孔5を閉塞することができる様になる。
本考案を上記実施形態に基づき説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、考案の要旨を変更しない範囲を適宜変更可能である。例えば、弁体6の弁座部4への連結方法は、必ずしも溶着でなくてもよく、接着、嵌め込み、インサート成形、その他の方法であってもよい。
1 逆止弁 2 天壁 2a 外縁部 3 筒壁部
4 弁座部 4a 周縁部 4b 中央部 5 連通孔
6 弁体 10 流路 11 内壁 12 溝部
13 内筒 14 注出筒 C キャップ S スパウト

Claims (5)

  1. 包装用容器の閉鎖具用の逆止弁であって、
    弁座部と、弁体と、連通孔と、筒壁部とを備えており、
    該連通孔は、該弁座部の周縁部と連続する様に形成されており、
    該弁体は、該弁座部の中央部と連結していると共に常時は該連通孔を閉塞するものであり、
    該筒壁部は、該閉鎖具に設けられた流路内に嵌合可能に形成されていること、を特徴とする逆止弁。
  2. 前記弁座部は、前記逆止弁の天壁に設けられることを特徴とする請求項1に記載の逆止弁。
  3. 前記筒壁部には、その外周面に嵌合用の突起が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の逆止弁。
  4. 前記閉鎖具は、スパウトであり、前記流路の内壁は、該スパウトの内壁であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の逆止弁。
  5. 前記閉鎖具は、キャップであり、前記流路の内壁は、該キャップの内筒であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の逆止弁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017197251A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社吉野工業所 二重容器用キャップ
JP2018052579A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 キョーラク株式会社 キャップ及びキャップ付き容器

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