JP2011134129A - 文字入力装置 - Google Patents

文字入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011134129A
JP2011134129A JP2009293385A JP2009293385A JP2011134129A JP 2011134129 A JP2011134129 A JP 2011134129A JP 2009293385 A JP2009293385 A JP 2009293385A JP 2009293385 A JP2009293385 A JP 2009293385A JP 2011134129 A JP2011134129 A JP 2011134129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoration
character
control unit
display
candidate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009293385A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Michiue
晃平 道上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2009293385A priority Critical patent/JP2011134129A/ja
Publication of JP2011134129A publication Critical patent/JP2011134129A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】簡単な操作で効率よく適切な文字変換を行うことができる文字入力装置を提供することにある。
【解決手段】操作部の操作に基づいて入力文字を決定し、前記入力文字に対応する少なくとも1つの変換候補文字を作成して、表示部に表示させ、操作部の操作により変換候補文字が選択された場合、当該選択に基づき前記変換候補文字に対する複数の装飾候補を前記表示部に表示させ、操作部の操作により、表示された装飾候補が選択されたことを検出したら、選択された装飾候補に基づく装飾が施された変換候補を、入力決定された確定文字として前記表示部に表示させることで、上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作者からの入力を検知し、文字を入力する文字入力装置に関する。
近年、市場に流通している携帯電話機等の文字入力機能を備える文字入力装置には、デコレーション機能が搭載されている。デコレーション機能とは、プレーンテキスト状態の文字に対して、色、フォントサイズなどの装飾が施されたデコレーション文字によってメールを作成することが可能な機能である。
デコレーション機能(装飾)を有する文字入力装置としては、例えば、特許文献1に、任意の文字列の仮名漢字変換処理で、文字列を装飾付き文字として変換することを指定するための装飾付き文字指定手段と、装飾付き文字指定手段で装飾付き文字の指定がなされた場合、変換候補として装飾付き文字の文字列を提示する装飾付き文字提示手段と、提示した装飾付き文字の変換候補に対して確定指示を受けた場合は、変換候補を前記文字列の仮名漢字変換結果として確定する文字確定手段とを備えた装飾付き文字入力装置が記載されている。
特開2006−139590号公報
特許文献1に記載の文字入力装置は、文字変換中に所定のキーが押下することで、変換中の文字に対する変換候補として、デコレーションした文字(装飾付き文字)を選択することが可能となる。
しかしながら、変換中の文字に対してデコレーション可能なパターンは、多数存在する。そのため、特許文献1に記載の文字入力装置のように、変換候補として、順番にデコレーションした文字を表示させると、ユーザは、所望のデコレーションが施された文字が見つかるまで、1つずつ順番に確認する必要がある。そのため、ユーザビリティを高くすることが困難であるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡単な操作で効率よく適切な文字変換を行うことができる文字入力装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、文字入力装置であって、操作が入力される操作部と、文字を含む画像を表示させる表示部と、前記操作部に入力された操作に基づいて、表示させる文字を選択し、前記表示部に表示させる制御部と、を有し、前記制御部は、前記操作部の操作に基づいて入力文字を決定し、前記入力文字に対応する少なくとも1つの変換候補文字を作成して、前記表示部に表示させ、前記操作部の操作により前記変換候補文字が選択された場合、当該選択に基づき前記変換候補文字に対する複数の装飾候補を前記表示部に表示させ、前記操作部の操作により当該表示された装飾候補が選択されたことを検出したら、当該選択された装飾候補に基づく装飾が施された変換候補を、入力決定された確定文字として前記表示部に表示させることを特徴とする。
ここで、前記制御部は、前記操作部の操作により前記変換候補文字が選択されたら、当該選択された変換候補文字に対して適用可能な装飾候補のカテゴリーを示す複数の装飾カテゴリー識別子を前記表示部に一覧で表示させ、前記操作部の操作により当該装飾カテゴリー識別子が選択されたことを検出したら、当該装飾カテゴリー識別子に関連付けられたカテゴリーに対応する複数の装飾候補を前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、装飾カテゴリー識別子を使用頻度に応じた順番で整列させて前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記表示部に前記装飾カテゴリー識別子を一覧で表示させている場合に、前記操作部により選択解除の操作が入力されたら、変換候補の選択状態へと状態を戻すことが好ましい。
また、前記制御部は、装飾候補とともに、前記変換候補文字を前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記複数の装飾候補として、予め設定されたサンプル文字に対して装飾候補の装飾を施した複数の装飾文字を前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記複数の装飾候補として、前記選択された変換候補文字に対して装飾候補の装飾が施された複数の装飾文字を前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、1つの前記変換候補文字に対して、前記装飾候補を選択する操作が複数行われた場合は、前記変換候補文字に、選択された全ての装飾処理を施した文字を前記入力文字と置き換えて前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記複数の装飾候補のうち、文章の改行が必要な装飾候補を、優先度を下げて表示させる、または、前記複数の装飾候補に含めないことが好ましい。
また、前記制御部は、前記装飾候補を使用頻度に応じた順番で整列させて前記表示部に表示させることが好ましい。
また、前記制御部は、前記表示部に前記装飾候補を一覧で表示させている場合に、前記操作部により選択解除の操作が入力されたら、変換候補の選択状態に戻すことが好ましい。
本発明にかかる文字入力装置は、簡単な操作で所望の文字に変換することができ、操作性を高くすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の文字入力装置の一例である携帯電子機器の一実施形態の概略構成を示す正面図である。 図2は、図1に示す携帯電子機器の機能の概略構成を示すブロック図である。 図3は、携帯電子機器の処理動作の一例を示すフロー図である。 図4は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。 図5−1は、装飾カテゴリーの表示順序の一例を示す表である。 図5−2は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。 図6−1は、装飾カテゴリーの表示順序の一例を示す表である。 図6−2は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。 図7−1は、装飾カテゴリーの表示順序の一例を示す表である。 図7−2は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。 図8−1は、装飾候補の表示順序の一例を示す表である。 図8−2は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。 図9は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。 図10は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、文字入力装置の一例である携帯電子機器として携帯電話機を例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話機に限定されるものではなく、例えば、PHS(Personal Handyphone System)、PDA、ポータブルナビゲーション装置、ゲーム機等に対しても本発明は適用できる。
図1は、本発明の文字入力装置の一例である携帯電子機器の一実施形態の概略構成を示す正面図である。携帯電子機器1は、無線通信機能を備えた携帯電話機である。携帯電子機器1は、筐体1Cが第1筐体1CAと第2筐体1CBとで開閉可能に構成された、折り畳み式の携帯電話機である。なお、図1は、携帯電子機器1を開いた状態である。
第1筐体1CAには、表示部として、図1に示すメインディスプレイ2Mが設けられる。メインディスプレイ2Mは、所定の画像として、携帯電子機器1が受信を待機している状態のときに待ち受け画像を表示したり、携帯電子機器1の操作を補助するために用いられるメニュー画像を表示したりする。また、図1に示すように、第1筐体1CAには、携帯電子機器1の通話時に音声を発するレシーバ6が設けられている。
第2筐体1CBには、通話相手の電話番号や、メール作成時等に文字を入力するための操作キー3が複数設けられ、また、メインディスプレイ2Mに表示されるメニューの選択及び決定や画面のスクロール等を容易に実行するための方向及び決定キー4が設けられる。なお、操作キー3及び方向及び決定キー4は、携帯電子機器1の操作部28(図2参照)を構成する。また、第2筐体1CBには、携帯電子機器1の通話時に音声を受け取るマイク5が設けられる。
また、第1筐体1CAと第2筐体1CBとは、ヒンジ18で連結されている。これによって、第1筐体1CA及び第2筐体1CBは、ヒンジ18を中心としてともに回動して、互いに遠ざかる方向及び互いに接近する方向に回動できるように構成される。第1筐体1CAと第2筐体1CBとが互いに遠ざかる方向に回動すると携帯電子機器1が開き、第1筐体1CAと第2筐体1CBとが互いに接近する方向に回動すると携帯電子機器1が閉じる。
次に、携帯電子機器1の機能と制御部との関係を説明する。図2は、図1に示す携帯電子機器の機能の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように携帯電子機器1は、主制御部22と、記憶部24と、通信部26と、操作部28と、入力データ取得部29と、音声処理部30と、表示部32と、表示制御部33と、を有する。
主制御部22は、携帯電子機器1の全体的な動作を統括的に制御する処理部、例えばCPU(Central Processing Unit)である。すなわち、携帯電子機器1の各種の処理が、操作部28の操作や携帯電子機器1の記憶部24に保存されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部26、表示部32等の動作を制御する。主制御部22は、記憶部24に保存されているプログラム(例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。
記憶部24には、主制御部22での処理に利用されるソフトウェアやデータが保存されている。具体的には、文字変換処理および文字装飾処理を行うソフトウェアや、メールの送受信を行うソフトウェアや、文字変換の際に変換候補の抽出に用いられる辞書データ、文字に対する装飾(デコレーション)の情報等が保存されている。なお、文字に対する装飾(デコレーション)の情報としては、装飾カテゴリーの情報、装飾カテゴリーに含まれる装飾候補の情報等がある。ここで、装飾カテゴリーの情報とは、色、サイズ、画像、表示方法等の文字に対する装飾方法のカテゴリー(種類)を示す情報である。また、装飾候補とは、文字に対して施す具体的な処理である。また、装飾候補は、対応する装飾カテゴリーに関連付けられている。ここで、装飾カテゴリーが色であれば、青、赤、黄色等であり、装飾カテゴリーが大きさであれば、大、中、小等であり、装飾カテゴリーが画像であれば、種々の画像、動画である。
通信部26は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。
操作部28は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられた操作キー3と、方向及び決定キー4とで構成され、これらのキーがユーザの操作により入力されると、その操作内容に対応する信号を発生させる。そして、発生した信号は、ユーザの指示として入力データ取得部29へ入力される。
入力データ取得部29は、操作部28から発生した信号と、入力の設定に基づいて、制御信号を生成し、生成した制御信号を主制御部22に入力する。例えば、文字入力の場合は、操作キー3の各キーの操作回数に基づいて、各キーに割り当てられている文字から1つの文字を抽出し、文字情報として主制御部22に出力する。本実施形態では、操作キー3は、15個のキーで構成されており、そのうち10個のキーに、数字を入力するモードのときに、1から9及び0が入力されるように割り振られている。さらに、数字の1から9が割り振られたキーには、文字を入力するモードのときにそれぞれあ行からら行の文字を入力するように割り振られている。
音声処理部30は、マイク5に入力される音声信号やレシーバ6から出力される音声信号の処理を実行する。
表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成された表示パネル(上述したメインディスプレイ2M等)を備え、主制御部22から表示制御部33を介して供給される映像データに応じた映像、画像データに応じた画像を表示パネルに表示させる。
次に、携帯電子機器1の動作、操作部28に入力される操作と、主制御部22における処理について説明する。ここで、図3は、携帯電子機器の処理動作の一例を示すフロー図である。
まず、携帯電子機器1の主制御部22は、ステップS12として、起動操作を検知、つまり、文字入力機能の起動指示を検知したら、ステップS14として、文字入力画面を起動させる。具体的には、主制御部22は、操作者による操作部28に対する操作により、メールアプリケーションプログラムを起動させる指示や、テキスト入力を起動する指示を検知したら、文字入力画面を起動させる。また、主制御部22は、記憶部24から文字変換を行うためのソフトウェアのデータを読み出しソフトウェアを起動させる。
次に、主制御部22は、ステップS14で文字入力画面を起動された後、ステップS16として、キー押下動作を検知、つまり、操作者により文字入力操作がされたことを入力データ取得部29で検出したら、ステップS18として、文字表示処理を行う。つまり、主制御部22は、ステップS16とステップS18とで、操作者の文字入力操作を検出し、その入力操作に基づいた文字または文字列(以下「文字列」という。)を表示部32に表示させる。なお、ステップS18で表示される文字列は、変換前の文字列であり、操作者に入力された文字列をそのまま表示する。
主制御部22は、ステップS18で文字表示処理を行ったら、ステップS20として、辞書読み出し処理を行う。具体的には、主制御部22は、文字列を漢字等に変換する変換候補を作成するために記憶部24に記憶されている辞書データを読み出す。なお、主制御部22は、記憶部24から辞書データの全てのデータを読み出してもよいが、ステップS16で入力されて確定していない(処理の対象となる)文字列に応じて、読み出すデータを絞りこんでもよい。
主制御部22は、ステップS20で辞書データの読み出し処理を行ったら、ステップS22として、文字列の単語分割処理を行う。つまり、変換候補を作成するために、変換の対象となる文字列を単語に分割する。ここで文字列を単語に分割する方法は特に限定されないが、例えば、文字列と辞書データの単語との比較を行いながら、文字列中の単語を抽出することで単語の分割を行ってもよい。また、文字列を異なる文字位置で分割し、複数の異なるパターンに分割するようにしてもよい。
主制御部22は、ステップS22で変換の対象となる文字列を単語に分割したら、ステップS24として、変換候補文字表示処理を行う。具体的には、主制御部22は、記憶部24から辞書データを読み出し、文字列を分割した単語毎に変換候補となる文字(例えば少なくとも一部を漢字変換した文字列や、カタカナに変換した文字列)を抽出し、抽出した変換候補文字を表示部32に表示させる。なお、主制御部22は、分割した単語のうち先頭の単語(未確定かつ先頭の単語)のみに対して、変換候補文字の抽出を行い、表示させるようにしてもよい。なお、表示させる変換候補の数は特に限定されず、任意の数とすればよい。また、操作者によるスクロール操作等で、表示させる変換候補を変更できるようにしてもよい。
主制御部22は、ステップS24で変換候補文字を表示部32に表示させたら、ステップS26として、操作部28に選択操作が入力されたかを判定する。つまり、操作者により複数の変換候補の中の1つを選択(特定)する操作が入力されたかを判定する。なお、変換候補を選択する動作としては、十字キー等の入力に対応させて選択している変換候補を変化させ、所望の変換候補と指定している状態となったら、任意の確定キーを押下する動作が例示される。
主制御部22は、ステップS26で選択操作の入力がない(No)と判定したら、ステップS28として文節変更処理が入力されたかを検知する。ここで、文節変更処理とは、変換候補の文字列を単語に分割する位置を変化させる処理であり、操作者が十字キー等を操作することで、文節位置を変化させる指示が入力される。主制御部22は、ステップS28で文節変更処理を検知したら(Yes)、ステップS20に進む。なお、主制御部22は、ステップS28でYesと判定された後、ステップS22に進んだ場合は、ステップS28で入力された文節に基づいて、変換の対象となる文字列を単語に分割する。
主制御部22は、ステップS28で文節変更処理を検知していない(No)と判定したら、ステップS16に進む。つまり、主制御部22は、変換候補の選択操作の入力がなく、文節変更処理もない場合は、変換の対象となる文字列の入力が終了していないと判定して、操作者による文字入力操作の検知を行う。その後、操作部28が新たな文字の入力操作を検知した場合、新たに追加された文字も加えた文字列を変換の対象としてステップS18からステップS26までの処理を行う。
次に、主制御部22は、ステップS26で選択操作の入力あり(Yes)と判定したら、ステップS29として、装飾指示があるかを判定する。つまり、主制御部22は、ステップS26で変換を確定させた文字に対して装飾を行う指示が入力されているかを判定する。主制御部22は、ステップS29で、装飾指示なし(No)と判定したら、ステップS40に進む。なお、装飾指示なしの指示としては、変換の確定指示をさらに確定させる指示や、次の単語の変換指示が例示される。
次に、主制御部22は、ステップS29で装飾指示あり(Yes)と判定したら、ステップS30として、装飾カテゴリー(正確には、装飾カテゴリーの項目、装飾カテゴリー識別子)を表示部32に表示させる。具体的には、ステップS26で変換を確定させた文字に対して施す装飾のカテゴリーを選択可能な画面を表示部32に表示させる。なお、表示させる装飾カテゴリーは、上述したように、色、大きさ、画像、点滅、スイング、テロップ等複数種類ある。また、装飾カテゴリーは、基本的に画面の一部に表示させ、装飾の対象となる文字を含む入力された文字列、ステップS24で表示させた変換候補文字の少なくとも一部と組み合わされて表示される。なお、表示させる装飾カテゴリーの数は特に限定されず、任意の数とすればよい。また、操作者によるスクロール操作等で、表示させる装飾カテゴリーを変更できるようにしてもよい。
主制御部22は、ステップS30で装飾カテゴリーを表示部32に表示させたら、ステップS32として、操作部28に選択操作が入力されたかを判定する。つまり、操作者により複数の装飾カテゴリーの中の1つを選択(特定)する操作が入力されたかを判定する。なお、装飾カテゴリーを選択する動作としては、上述した変換候補文字の選択操作と同様の操作を用いることができる。
主制御部22は、ステップS32で選択操作入力なし(No)と判定したら、ステップS40に進む。なお、主制御部22は、例えば、装飾を行わずに選択した変換候補文字に決定する指示の入力を選択操作入力なしと判定する。
また、主制御部22は、ステップS32で選択操作の入力あり(Yes)と判定したら、ステップS34として、装飾候補(正確には、装飾候補の項目、装飾候補の識別子)を表示させる。具体的には、ステップS32で選択された装飾カテゴリーに含まれる装飾候補を表示部32に表示させる。なお、表示させる装飾候補は、上述したように、装飾カテゴリーとして色が選択されたら、青、赤、黄色等を表示させ、装飾カテゴリーとして大きさが選択されたら、大、中、小等を表示させる。また、装飾候補も、装飾カテゴリーと同様に、基本的に画面の一部に表示させ、装飾の対象となる文字を含む入力された文字列、ステップS24で表示させた変換候補文字の少なくとも一部とあわせて表示される。なお、表示させる装飾候補の数も特に限定されず、任意の数とすればよい。また、操作者によるスクロール操作等で、表示させる装飾候補を変更できるようにしてもよい。
主制御部22は、ステップS34で装飾候補を表示させたら、ステップS36で装飾確定指示があるかを判定する。つまり、主制御部22は、装飾候補の中から対象の単語に施す装飾を確定させる指示が操作部28に入力されたかを判定する。なお、装飾候補の中から装飾を確定する指示の入力は、上述した選択操作入力と同様の入力方法を用いることができる。
主制御部22は、ステップS36で装飾確定指示が入力されていない(No)、つまり、装飾が確定されていないと判定したら、ステップS30に進む。なお、主制御部22は、装飾候補の選択時にキャンセルのキーが押下された場合、装飾確定指示が入力されていないと判定する。主制御部22は、ステップS30に進むことで、再び装飾カテゴリーの選択を行う。
また、主制御部22は、ステップS36で装飾確定指示がある(Yes)と判定したら、ステップS38として装飾終了指示があるかを判定する。つまり、対象の単語に施す装飾を終了させる指示が入力されているかを判定する。主制御部22は、ステップS38で装飾終了指示が入力されていない(No)、つまり、さらに、対象の単語に装飾を施す指示を検出したら、ステップS30に進む。これにより、主制御部22は、対象の単語に複数のカテゴリーの装飾を施すことができる。つまり、例えば、対象の単語の色と、大きさを装飾することができる。また、主制御部22は、ステップS38で装飾終了指示が入力されている(Yes)と判定したら、ステップS40に進む。
主制御部22は、ステップS32でNoと判定されたら、また、ステップS38でYesと判定されたら、ステップS40として、単語確定指示があるかを判定する。つまり、変換の対象となっている単語の変換候補、選択された装飾候補を選択されている状態で決定する指示が入力されているかを判定する。
主制御部22は、単語確定指示なし(No)、つまり、変換の対象となっている単語の変換を確定させない、仮確定をキャンセルさせる指示が入力されたら、ステップS24に進み、変換候補文字表示処理から上記処理を繰り返す。
また、主制御部22は、ステップS40で単語確定指示あり(Yes)と判定したら、ステップS42として、未確定の単語があるかを判定する。つまり、主制御部22は、ステップS22で分割した文字列の中に変換が未確定の単語があるかを判定する。主制御部22は、ステップS42で未確定の単語がある(Yes)と判定したら、ステップS22に進み、ステップS40で確定した単語(つまり、既に変換、装飾を確定させた文字)以外の文字列に対して単語の分割処理を行う。その後、主制御部22は、上述した各種処理を行う。
主制御部22は、ステップS42で未確定文字なし(No)と判定したら、ステップS44として、文字入力が継続されるかを判定する。つまり、文章の作成を終了する指示が入力されているかを判定する。主制御部22は、ステップS44で文字入力を継続する(Yes)と判定したら、ステップS16に進み、上記操作を繰り返し、さらに操作部28に文字の入力の操作がされたかの検知の判断を繰り返す。また、主制御部22は、ステップS44で文字入力を継続しない(No)、つまり、文字入力を終了させる指示等が入力されていると判定したら、ステップS46として、終了処理を行い、処理を終了する。
次に、画面の遷移の具体例を用いて、携帯電子機器1の動作を説明する。ここで、図4は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。まず、操作者により操作部28が操作され、「なのはな」が入力されると、図4に示すように、主制御部22は、表示部32に「なのはな」が表示された画面50aを表示させる。ここで、主制御部22は、文字が入力される毎に、単語の文毎の分割を行う。つまり、上述したステップS16からステップS24の処理を行った後、ステップS26でNoと判定され、ステップS28でNoと判断される処理を繰り返す。このため、画面50aには、「なのはな」の先頭の単語の「な」に対する変換候補文字の一部として「な」、「菜」、「名」、「南」、「納」も表示されている。
この状態から、選択操作が入力されると、主制御部22は、文字変換処理を開始する、つまりステップS26の処理を開始する。この時、主制御部22は、操作者の操作に応じて、カーソルを移動させる。その後、移動したカーソルが「菜」を指定した画面50bの状態となったときに、操作者が確定キーを押すと、「な」の変換候補として「菜」が確定した(特定された)状態となる。変換候補として「菜」が確定されることで、画面は、「菜」を指示しているカーソルの色が変化した画面50cとなる。その後、任意のキーが押下され、装飾指示が入力されると、画面は、装飾カテゴリーが表示された画面50dとなる。また、画面50dでは、制御部22は、変換結果を反映させ、文字列「なのはな」を「菜のはな」と表示部32に表示させる。
さらに、その後、文字に対する装飾の種類を示す装飾カテゴリーとして「サイズ」が選択されたら、主制御部22は、装飾カテゴリー「サイズ」に含まれる、装飾候補である「大」「中」「小」を表示させる。これにより、画面は、装飾候補である「大」「中」「小」が表示され、画面50eとなる。また、画面50eでは、装飾候補のうち「大」が選択されているため、「菜のはな」のうち、対象となっている「菜」の表示が大きく表示される。
その後、装飾候補「大」が選択されている状態で、変換候補を確定すると、画面は、「菜」への装飾が確定され、かつ、装飾カテゴリーが表示された画面50fとなる。その後装飾終了指示が入力され、単語確定指示が入力されることで、「菜」への変換及び装飾が終了し、「のはな」への変換が開始される。主制御部22は、「のはな」を単語に分節し、その先頭の単語である「のは」を変換候補とする。このとき画面は、「のは」の変換候補が表示された画面50gとなる。
このように、携帯電子機器1では、単語の変換候補を選択した後、変換した単語への装飾処理を行うことができる。これにより、文字の変換後に改めて、文字を指定し、変換処理を行う必要がなくなり、簡単な操作で効率よく文字への装飾を施すことができる。また、文字装飾を行う基本的な単位である単語を自動的に指定した状態とすることができるため、装飾対象の指定も簡単となる。
さらに、装飾カテゴリーを指定した後、その装飾カテゴリーの装飾候補を選択可能とすることで、多数ある装飾候補を効率よく選択することができる。つまり、単に装飾候補を順番に表示させる構成では、多数ある装飾候補から順番に所望の装飾候補を見つけ出す必要があるが、装飾候補を系統つけ、2段階で選択できるようにすることで、主制御部22は、装飾候補をより簡単に操作者に選択させることができる。また、1つの単語に対して、処理が抵触しない複数の装飾を行う場合も上記処理を繰り返すことで簡単に施すことができる。
ここで、上記実施形態では、対象の文字の状態をより適切に把握することができるため、装飾候補が選択された時点で対象の文字に選択された装飾を施したが、つまり、上記実施形態では、文字を大きく表示させたが、本発明はこれに限定されない。装飾を反映させるタイミングは任意のタイミングとすることができる。
次に、装飾カテゴリーの表示順序は、対象の単語に応じて、切り替えることが好ましい。以下、具体例を用いて説明する。図5−1は、装飾カテゴリーの表示順序の一例を示す表であり、図5−2は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。また、図6−1は、装飾カテゴリーの表示順序の一例を示す表であり、図6−2は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。なお、図5−1及び図5−2は、表示順序を単語「花」に設定した例であり、図6−1及び図6−2は、表示順序を単語「大きい」に設定した例である。
まず、携帯電子機器1は、図5−1に示すような、単語「花」に対する装飾カテゴリーの表示順序の情報(リスト)が記憶部24に記憶されている。具体的には、装飾カテゴリー毎に表示の優先度が設定されており、優先度が高い順から、色設定、点滅設定、サイズ設定、画像、スイング設定、テロップの順で設定されている。なお、これら以外にも種々の装飾カテゴリーに対して優先度を設定することができる。
図5−1に示す優先度が設定されている状態で、変換候補として「花」が選択され、確定され、装飾処理が開始されると、図5−2に示すように、装飾カテゴリーが優先度の順に表示される。具体的には、図5−2において、優先度の高い順に、左上、左下、中央上、中央下、右上、右下に表示される。なお、左上は、装飾処理の開始時にカーソルが割り当てられている位置である。
次に、携帯電子機器1は、図6−1に示すような、単語「大きい」に対する装飾カテゴリーの表示順序の情報(リスト)も記憶部24に記憶されている。具体的には、装飾カテゴリー毎に表示の優先度が設定されており、優先度が高い順から、サイズ設定、色設定、点滅設定、画像、スイング設定、テロップの順で設定されている。なお、これら以外にも種々の装飾カテゴリーに対して優先度を設定することができる。
図6−1に示す優先度が設定されている状態で、変換候補として「大きい」が選択され、確定され、装飾処理が開始されると、図6−2に示すように、装飾カテゴリーが優先度の順に表示される。
このように、単語に対して装飾カテゴリーの表示順序に優先順位を設定することで、使用される可能性がより高い装飾カテゴリー、その単語により関連性が高い装飾カテゴリーをより指定しやすい位置に表示させることができる。これにより、操作性をより高くすることができる。
なお、各単語に対応した装飾カテゴリーの表示優先度のリストは、それぞれ独立したデータとして記憶させてもよいが、辞書データの一部として記憶させることが好ましい。辞書データに記憶させることで、変換候補として抽出時にリストの情報も取得することができ、処理を簡単にすることができる。
上記実施形態では、表示順序を単語毎に予め設定された優先度としたが、表示順序の設定方法は、これに限定されない。以下、図7−1及び図7−2を用いて、説明する。ここで、図7−1は、装飾カテゴリーの表示順序の一例を示す表であり、図7−2は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。
まず、携帯電子機器1は、文字に対する装飾処理の履歴を記憶しておき、装飾カテゴリー毎に使用頻度を算出する。なお、使用頻度は、例えば、過去一定回数の装飾において、使用された装飾候補を記憶し、装飾候補の使用回数を装飾カテゴリー毎に統計することで、算出することができる。このようにして、使用頻度を算出した結果、一例として図7−1に示す使用頻度の順番が算出されるとする。具体的には、使用頻度が多かった順に、画像、テロップ、色設定、サイズ設定、スイング設定、点滅設定の順で算出されるとする。
図7−1に示す使用頻度が設定されている状態で、装飾カテゴリーの表示順序を優先度順から、使用頻度順に切り替えると、図7−2に示すように、装飾カテゴリーの表示順序が、図7−2中左側の状態から右側の状態に切り替えられる。
このように、表示順序を、使用頻度とすることで、より使用される可能性が高い装飾カテゴリーをより指定しやすい位置に表示させることができる。なお、使用頻度は、全ての単語に共通して1つの使用頻度を算出するようにしても、単語毎に使用頻度を算出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、予め設定された優先度、使用頻度の順で装飾カテゴリーを表示させたが、操作者が任意に設定できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、装飾カテゴリーの表示順序を種々の順序としたが、装飾カテゴリーの装飾候補を表示させる場合も、種々の表示順序とすることが好ましい。図8−1は、装飾候補の表示順序の一例を示す表であり、図8−2は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。
まず、携帯電子機器1は、図8−1に示すように、単語「花」に対する、装飾カテゴリーの色設定に含まれる装飾候補の表示順序の情報(リスト)が記憶部24に記憶されている。具体的には、装飾候補毎に表示の優先度が設定されており、優先度が高い順から、赤、黄、紫、青、緑の順で設定されている。なお、図示は省略したが、これら以外にも種々の色の装飾候補に対して優先度が設定されている。
図8−1に示す優先度が設定されている状態で、変換候補として「花」が選択され、確定され、装飾処理が開始され、さらに、装飾カテゴリーとして色設定が選択されると、図8−2に示すように、装飾カテゴリーの色設定に含まれる装飾候補が優先度の順に表示される。具体的には、図8−2において、優先度の高い順に、左側一番端の上側、下側、一段右側に移動した上側、下側、以下同様に左側から右側で、上、下の順番で、表示されている。なお、左端上側は、装飾処理の開始時にカーソルが割り当てられている位置である。
このように、装飾候補も優先度順に表示させることで、より使用される可能性が高い装飾候補をより簡単に選択することが可能となる。なお、上記実施形態では、優先度としたが、使用頻度、操作者の設定に応じた順で表示させてもよい。
なお、携帯電子機器1は、装飾候補の確定後であっても、キャンセルキーにより、対象文字に対する装飾処理を削除し、変換候補表示処理に戻れるようにしてもよい。つまり、図3のフロー図において、ステップS36でYesを選択した後、ステップS40で確定する前に、キャンセル操作があった場合は、装飾候補をリセットしてステップS24に進むようにしてもよい。以下、図9を用いて説明する。ここで、図9は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。
まず、操作者により操作部28が操作され、「あ」が入力されると、図9に示すように、主制御部22は、表示部32に「あ」が表示された画面60aを表示させる。ここで、主制御部22は、文字が入力されると文節を行い、変換候補文字を表示させる。このため、画面60aには、「あ」に対する変換候補文字の一部として「明日」、「あの」、「朝」、「あなた」、「あまり」も表示されている。
この状態から、選択操作が入力されると、主制御部22は、文字変換処理を開始する、つまりステップS26の処理を開始する。この時、主制御部22は、操作者の操作に応じて、カーソルを移動させる。その後、移動したカーソルが「朝」を指定した画面60bの状態となったときに、操作者が確定キーを押すと、「あ」の変換候補として「朝」が確定した(特定された)状態となる。変換候補として「朝」が確定されることで、画面は、「朝」を指示しているカーソルの色が変化した画面60cとなる。また、画面60cでは、入力文字を表示させる欄の表示も「あ」から「朝」に切り替えられる。
この状態で、装飾指示が入力されず、単語が確定されると、画面は、「あ」の変換候補が削除され、「朝」の次の文字の予測変換文字が表示された画面60dとなる。
また、画面60cの状態から、任意のキーが押下され、装飾指示が入力されると、画面は、装飾カテゴリーが表示された画面60eとなる。
さらに、その後、装飾カテゴリーとして「サイズ」が選択され、装飾候補のうち「大」が選択された状態で、装飾を確定すると、画面は、「朝」への装飾が確定され、かつ、装飾カテゴリーが表示された画面60fとなる。その後装飾終了指示が入力され、単語確定指示が入力されることで、「あ」への変換及び装飾が終了し、画面は、「朝」の次の文字の予測変換文字が表示された画面60gとなる。なお、画像60gでは、「朝」の表示サイズを大きくする装飾が施されているため、「朝」が大きく表示される。
また、携帯電子機器1は、画面60fが表示されている状態で、装飾のキャンセルが入力されたら、「朝」への装飾をキャンセルし、画面60cが表示されている状態に切り替わる。また、画像60fが表示されている状態で、再度装飾カテゴリーが選択された場合は、画像60eの状態に戻る。なお、この場合は「朝」の表示は、大きいままとなる。
このように、キャンセルキーで装飾を削除できるようにすることで、文字入力をより簡単にすることが可能となる。
また、携帯電子機器1は、装飾候補を確定した後、確定した装飾候補を維持しつつ、変換候補文字を再選択できるようにしてもよい。つまり、表示の色や、大きさ、表示方法等の設定は維持しつつ、変換候補を切り替えるようにしてもよい。つまり、装飾をそのままにして文字を「朝」から「明日」に切り替え可能としてもよい。これにより、再変換や、再装飾に必要な操作をより少なくすることができ、操作性を高くすることができる。
また、携帯電子機器1は、装飾候補の選択に合わせて、操作者が入力した文字及び変換候補文字の少なくとも一方の表示を切り替えるようにすることが好ましい。つまり、装飾候補の選択時(確定前)に、操作者が入力した文字と、変換候補文字の少なくとも一方に選択されている(カーソル等で指示されている)装飾候補の装飾を施して表示させることが好ましい。以下、図10を用いて説明する。図10は、携帯電子機器の動作を説明するための説明図である。図10に示すように、入力された文字列、変換済みの文字列が表示される欄72に表示された対象の文字、変換候補が表示される欄74に表示されている文字を、選択されている装飾候補の装飾を施して表示させる。具体的には、図10では、装飾候補として装飾カテゴリー文字サイズの「大」が選択されているため、欄72の「大きい」、欄74の「大きい」「おおきい」「オオキイ」「オオキイ」(半角)を標準サイズよりも大きく表示している。
このように、選択している装飾を対象の文字に施して表示させることで、操作者は、装飾候補をより選択しやすくすることができる。また、変換候補文字を装飾させた状態で表示させることで、変換候補文字の中から、装飾により適した文字を選択することが可能となる。
また、上記実施形態では、装飾カテゴリー(の項目)、装飾候補(の項目)の操作の内容を、文字で表示させて識別するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、装飾候補を、サンプル文字に装飾を施した状態で表示させてもよい。また、装飾カテゴリーの場合は、装飾カテゴリーの中から1つの装飾を選択し、その装飾をサンプル文字に施した状態で表示させてもよい。
また、装飾候補の項目として、対象となる文字に装飾候補の装飾を施した文字を表示させることが好ましい。これにより、操作者は、対象となる文字が装飾された状態を比較することができ、より所望の装飾を施すことができる。
また、装飾カテゴリー、装飾候補のうち、装飾の対象となる文字に施すことができない装飾カテゴリー、装飾候補は、表示させないようにすることが好ましい。具体的には、改行しないと表示できない装飾候補がある場合、装飾対象の文字が文中にあることを検出したら、当該装飾候補は表示させないようにする。これにより、選択できない装飾を操作者が選択することを防止できる。
また、上記実施形態では、図4で説明したように、画面50cの状態から任意のキーが押下されると画面50dの状態になるとしたが、これに限定されず、任意のキー押下により、画面50cの状態から装飾候補を示す画面50eの状態へ直接遷移するように設計してもよい。
また、施すことができない装飾がある場合は、表示させない(選択できない)ようにすることが好ましいが、表示の優先度を下げて表示させるようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる文字入力装置は、入力された文字列を他の文字列に変換する装置に用いることに有用である。
1 携帯電子機器
1C 筐体
1CA 第1筐体
1CB 第2筐体
2M メインディスプレイ
3 操作キー
4 方向及び決定キー
5 マイク
6 レシーバ
18 ヒンジ
22 主制御部(CPU)
24 記憶部(メモリ)
26 通信部
28 操作部
29 入力データ取得部
30 音声処理部
32 表示部
33 表示制御部

Claims (11)

  1. 操作が入力される操作部と、
    文字を含む画像を表示させる表示部と、
    前記操作部に入力された操作に基づいて、表示させる文字を選択し、前記表示部に表示させる制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記操作部の操作に基づいて入力文字を決定し、前記入力文字に対応する少なくとも1つの変換候補文字を作成して、前記表示部に表示させ、
    前記操作部の操作により前記変換候補文字が選択された場合、当該選択に基づき前記変換候補文字に対する複数の装飾候補を前記表示部に表示させ、
    前記操作部の操作により当該表示された装飾候補が選択されたことを検出したら、当該選択された装飾候補に基づく装飾が施された変換候補を、入力決定された確定文字として前記表示部に表示させることを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記制御部は、前記操作部の操作により前記変換候補文字が選択されたら、当該選択された変換候補文字に対して適用可能な装飾候補のカテゴリーを示す複数の装飾カテゴリー識別子を前記表示部に一覧で表示させ、
    前記操作部の操作により当該装飾カテゴリー識別子が選択されたことを検出したら、当該装飾カテゴリー識別子に関連付けられたカテゴリーに対応する複数の装飾候補を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 前記制御部は、装飾カテゴリー識別子を使用頻度に応じた順番で整列させて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の文字入力装置。
  4. 前記制御部は、前記表示部に前記装飾カテゴリー識別子を一覧で表示させている場合に、前記操作部により選択解除の操作が入力されたら、変換候補の選択状態へと状態を戻すことを特徴とする請求項2または3に記載の文字入力装置。
  5. 前記制御部は、装飾候補とともに、前記変換候補文字を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の装飾候補として、予め設定されたサンプル文字に対して装飾候補の装飾を施した複数の装飾文字を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の装飾候補として、前記選択された変換候補文字に対して装飾候補の装飾が施された複数の装飾文字を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  8. 前記制御部は、1つの前記変換候補文字に対して、前記装飾候補を選択する操作が複数行われた場合は、前記変換候補文字に、選択された全ての装飾処理を施した文字を前記入力文字と置き換えて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  9. 前記制御部は、前記複数の装飾候補のうち、文章の改行が必要な装飾候補を、優先度を下げて表示させる、または、前記複数の装飾候補に含めないことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  10. 前記制御部は、前記装飾候補を使用頻度に応じた順番で整列させて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の文字入力装置。
  11. 前記制御部は、前記表示部に前記装飾候補を一覧で表示させている場合に、前記操作部により選択解除の操作が入力されたら、変換候補の選択状態に戻すことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の文字入力装置。
JP2009293385A 2009-12-24 2009-12-24 文字入力装置 Pending JP2011134129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009293385A JP2011134129A (ja) 2009-12-24 2009-12-24 文字入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009293385A JP2011134129A (ja) 2009-12-24 2009-12-24 文字入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011134129A true JP2011134129A (ja) 2011-07-07

Family

ID=44346785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009293385A Pending JP2011134129A (ja) 2009-12-24 2009-12-24 文字入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011134129A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013020410A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Mukogawa Gakuin 数式出力コンピュータ、数式出力方法、数式出力プログラム、および数式出力プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
CN115268665A (zh) * 2022-08-02 2022-11-01 四川大学 一种基于赋色的输入方法、装置及电子设备

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05158929A (ja) * 1991-12-09 1993-06-25 Sanyo Electric Co Ltd 文書処理装置
JPH06282536A (ja) * 1993-03-30 1994-10-07 Mitsubishi Electric Corp 文書編集装置
JPH0785027A (ja) * 1993-06-28 1995-03-31 Canon Inc 文書編集装置
JP2005244396A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Sharp Corp 携帯型情報機器、携帯型情報機器における文字の表示方法、およびその方法を実現するためのプログラム
JP2006139590A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Mitsubishi Electric Corp 装飾付き文字入力装置
WO2009113135A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 パナソニック株式会社 装飾文字列生成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05158929A (ja) * 1991-12-09 1993-06-25 Sanyo Electric Co Ltd 文書処理装置
JPH06282536A (ja) * 1993-03-30 1994-10-07 Mitsubishi Electric Corp 文書編集装置
JPH0785027A (ja) * 1993-06-28 1995-03-31 Canon Inc 文書編集装置
JP2005244396A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Sharp Corp 携帯型情報機器、携帯型情報機器における文字の表示方法、およびその方法を実現するためのプログラム
JP2006139590A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Mitsubishi Electric Corp 装飾付き文字入力装置
WO2009113135A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 パナソニック株式会社 装飾文字列生成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013020410A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Mukogawa Gakuin 数式出力コンピュータ、数式出力方法、数式出力プログラム、および数式出力プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
CN115268665A (zh) * 2022-08-02 2022-11-01 四川大学 一种基于赋色的输入方法、装置及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050184999A1 (en) Portable information apparatus, character display method in portable information apparatus, and program product for implementing the method
JP5351165B2 (ja) ユーザインタフェース生成装置
JP2006148316A (ja) 携帯端末装置およびプログラム選択方法
WO2008010432A1 (fr) dispositif d'interface utilisateur, programme informatique et son support d'enregistrement
JP2009059264A (ja) 情報処理装置および携帯電話端末
KR101376244B1 (ko) 전자기기
WO2006025145A1 (ja) マークアップ言語文書処理装置、ブラウザプログラムおよびマークアップ言語処理方法
JP2008293403A (ja) 文字入力装置、携帯端末および文字入力プログラム
JP2006209553A (ja) 表示装置
JP2011134129A (ja) 文字入力装置
JP4548093B2 (ja) 携帯端末装置及び携帯端末装置の表示データ編集方法
WO2010035774A1 (ja) 電子機器
JP5468923B2 (ja) 携帯端末装置
KR100584136B1 (ko) 이동통신단말기의 단축키 설정장치
US20100318696A1 (en) Input for keyboards in devices
JP2006350777A (ja) 文字入力装置、携帯電話端末、文字入力方法およびコンピュータプログラム
JP5385744B2 (ja) 電子機器及びアプリケーションの起動方法
JP2015133159A (ja) 表示プログラム、及び、表示装置
JP5368841B2 (ja) 文字入力装置及び文字入力方法
JP2006005695A (ja) 携帯端末装置
JP2002229705A (ja) 移動体通信機器
KR20030052615A (ko) 이동 전화기에서의 전화번호 검색 방법
JP5340034B2 (ja) 文字入力装置、文字表示システム及び文字変換方法
JP2009230727A (ja) 文字入力装置
WO2011037230A1 (ja) 電子機器及びアプリケーションの起動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140617