JP2011133618A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】転写残トナーがクリーニングブレードをすりぬけて後続の画像に画像汚れを生じさせることのない画像形成装置を提供すること。
【解決手段】表面にトナー像を担持する像担持体と、前記トナー像を転写材に転写する転写手段と、クリーニングブレードを備え、前記像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング装置と、を有し、前記像担持体の回転により画像形成を行う画像形成装置であって、画像形成時の像担持体回転方向における前記クリーニングブレードの下流側に配設され、前記像担持体に当接するトナー捕集部材と、前記像担持体を回転させる正逆回転可能な駆動モータと、画像形成後、前記駆動モータを逆回転させて前記像担持体を画像形成時の像担持体回転方向と逆方向に回転させるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図2

Description

本発明は電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はこれらの複合機等の画像形成装置に関し、特にクリーニングブレードを備えたクリーニング装置を有する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、帯電、露光、現像により像担持体上にトナー像が形成され、そのトナー像が転写材に転写された後、像担持体上の転写残トナーがクリーニング装置によりクリーニングされる。クリーニング装置にはクリーニングブレードを用いるものがよく知られているが、クリーニングブレードは、トナーを除去する効果が大きく、機構的にもコンパクトな構成にできるため、広く用いられている。クリーニングブレードを用いたクリーニング装置においては、ブレードの材料や像担持体への当接角度や押圧荷重等の当接条件が最適になるように構成される。然るに、当接条件をいかなる最適条件に設定しても、トナーの特性やクリーニング時の外的環境によっては、クリーニングブレードと像担持体との間にトナーの凝集物や異物が挟み込まれることがある。
図6は、トナーの凝集物や異物がクリーニングブレードと像担持体としての中間転写体7との間に挟み込まれた状態を示す模式的拡大断面図である。
図6において、符号の6A1はクリーニングブレード、7は中間転写体、TGはトナーの凝集物又は異物を表す。また、符号のgは、トナーの凝集物又は異物TGがクリーニングブレード6A1と中間転写体7との間に挟み込まれたとき、クリーニングブレード6A1の中間転写体7への当接面が浮き上がり、トナーの凝集物又は異物の両側に形成される隙間を表す。
図6に示すように隙間gが形成されてしまうと、トナーは隙間gを通り、クリーニングブレードからすりぬけてしまうという問題が発生する。クリーニング時にクリーニングブレードからすりぬけたトナーは、回転する中間転写体7上にすじ状に残り、次画像が形成される転写材上に転写されてしまう。
この問題は、近年、画像形成装置の高速化及び高画質化によりトナーの小粒径化が進み、トナーがクリーニングブレードからすりぬけ易くなってきており、放置できない問題となっている。
トナーのクリーニングブレードや像担持体への付着を防止するために、像担持体を逆転させるという技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、トナーのクリーニングブレードからすりぬけを防ぐため、像担持体を逆転させるという技術であり、像担持体の逆転は、印字画像の情報量に応じて、又はブレードと像担持体との摺擦時間に応じて行われる。
しかしながら、像担持体の逆転は印字画像の情報量、又はブレードと像担持体との摺擦時間に応じて行われるもので、その間にトナーのすりぬけが発生した場合には、画像にすじ状の画像汚れを生じさせてしまうという問題がある。また、像担持体の逆転を印字画像の情報量、又はブレードと像担持体との摺擦時間に応じて行うということは、プリント1ジョブの途中に行われる可能性もあり、プリントの生産性にも影響する。
特開2007−199169号公報
本発明の目的は、上記のような問題を解決し、転写残トナーがクリーニングブレードをすりぬけて後続の画像に画像汚れを生じさせることのない画像形成装置を提供することにある。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.表面にトナー像を担持する像担持体と、
前記トナー像を転写材に転写する転写手段と、
クリーニングブレードを備え、前記像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング装置と、を有し、前記像担持体の回転により画像形成を行う画像形成装置であって、
画像形成時の像担持体回転方向における前記クリーニングブレードの下流側に配設され、前記像担持体に当接するトナー捕集部材と、
前記像担持体を回転させる正逆回転可能な駆動モータと、
画像形成後、前記駆動モータを逆回転させて前記像担持体を画像形成時の像担持体回転方向と逆方向に回転させるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
2.前記制御手段が前記駆動モータを介して行う前記像担持体の像担持体回転方向と逆方向への回転は、画像形成の1ジョブ終了時に行われることを特徴とする前記1に記載の画像形成装置。
3.前記像担持体が前記逆方向に回転されて移動する距離は、前記トナー捕集部材が前記像担持体に当接する面における前記クリーニングブレードに最も近い位置から、前記クリーニングブレードが前記像担持体に当接する当接位置までの距離より長いことを特徴とする前記1又は2に記載の画像形成装置。
4.前記クリーニング装置は、前記画像形成時の像担持体回転方向における前記クリーニングブレードの上流側に配設され、前記像担持体に接する像担持体接触領域を有するトナー貯留部と、前記トナー貯留部より上流側に配設されるトナー飛散防止部材と、を備え、
前記像担持体が前記逆方向に回転されて移動する距離は、前記像担持体接触領域における前記トナー飛散防止部材に最も近い位置から、前記トナー飛散防止部材が前記像担持体に当接する当接位置までの距離より短いことを特徴とする前記1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
5.前記トナー捕集部材は、複数の気泡を有する発泡性材料により形成され、前記トナー捕集部材の像担持体回転方向における長さは、前記複数の気泡の1つ分の直径より大きいことを特徴とする前記1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
本発明によれば、クリーニングブレードをすりぬけた転写残トナーを捕集することにより、後続の画像に画像汚れを生じさせることを防止できる。また、像担持体を逆転することにより、トナー捕集の性能を長時間維持することを可能にするとともに、クリーニングブレードと像担持体との間に挟み込まれたトナー凝集物や異物の除去を可能にしている。
本発明の画像形成装置の実施形態に係るカラー画像形成装置Aの全体構成を示す断面図である。 本発明に係るクリーニング装置6A及びトナー捕集部材6Bの構成及び動作を説明するための概略構成図である。 本発明に係る複数の気泡を有する発泡性材料により形成されるトナー捕集部材6Bの一実施形態についての像担持体回転方向Rにおける断面拡大図である。 本発明に係る像担持体としての中間転写体7の回転動作を制御する制御手段13に関するブロック図である。 プリント開始から、プリント1ジョブ終了時までの動作の手順を示すフローチャートである。 トナーの凝集物や異物がクリーニングブレードと像担持体としての中間転写体7との間に挟み込まれた状態を示す模式的拡大断面図である。
以下に本発明を、実施の形態を用いて説明するが、本発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の画像形成装置の実施形態に係るカラー画像形成装置Aの全体構成を示す断面図である。
このカラー画像形成装置Aはタンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数の画像形成部10Y、10M、10C、10K、ベルト状の中間転写体7、一次転写手段5Y、5M、5C、5K、二次転写手段8、定着装置11、及び給紙装置20を有する。
カラー画像形成装置Aの上部の原稿台上に載置された原稿は、画像読取装置Bの原稿画像走査露光装置の光学系により画像が走査露光され、ラインイメージセンサに読み込まれる。ラインイメージセンサにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、露光手段3Y、3M、3C、3Kに入力される。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、第1の像担持体としての感光体ドラム1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y及びクリーニング手段6Yを有する。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、第1の像担持体としての感光体ドラム1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M及びクリーニング手段6Mを有する。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、第1の像担持体としての感光体ドラム1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C及びクリーニング手段6Cを有する。黒(K)色の画像を形成する画像形成部10Kは、第1の像担持体としての感光体ドラム1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K及びクリーニング手段6Kを有する。帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光手段3C及び帯電手段2Kと露光手段3Kとは、潜像形成手段を構成する。
感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとしては、OPC感光体やaSi感光体等の周知のものが用いられるが、本実施の形態では、負帯電性のOPCが用いられている。帯電手段2Y、2M、2C、2Kとしては、スコロトロン、コロトロン等のコロナ放電手段が用いられるが、スコロトロン放電手段が好ましく用いられる。露光手段3Y、3M、3C、3Kとしては、レーザ、LEDアレイ等、画像データに従って発光する発光素子が用いられる。
本発明に係る像担持体(第2の像担持体)としてのベルト状の中間転写体(以下、単に中間転写体という)7は、半導電性を有し、複数の支持ローラ71、72、及びバックアップローラ75等により巻回され、循環移動可能に支持される。本実施の形態では、中間転写体7は、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに接する面が鉛直になるように支持されている。
画像形成部10Y、10M、10C、10Kより形成された各色のトナー像は、回動する中間転写体7の表面に一次転写手段5Y、5M、5C、5Kにより逐次転写されて(一次転写)、合成されたカラー画像が形成される。
給紙装置20の給紙カセット21に収容された転写材Pは、給紙手段(第1給紙部)22により給紙され、給紙ローラ23、24、25、レジストローラ(第2給紙部)26を経て、二次転写手段8に搬送され、転写材P上にカラー画像が転写される(二次転写)。カラー画像が転写された転写材Pは、定着装置11により熱と圧力とを加えられ、転写材P上のカラートナー画像(或いは単色トナー像)が定着されて転写材P上に固定され、排紙ローラ27から排出され、機外の排紙トレイ28上に載置される。
一方、二次転写手段8により転写材Pにカラー画像を転写した後、転写材Pを曲率分離した中間転写体7は、クリーニング装置6Aにより残留トナーが除去される。
符号の12は、カラー画像形成装置Aを動作させるための操作部であり、13は、カラー画像形成装置Aの各部の動作を制御する制御手段である。操作部12は、図示しないプリントスタートボタンSB、プリント枚数設定ボタンMB、カウンタKT等を有している。画像形成(プリント)を開始させる動作は、プリント枚数設定ボタンMBにプリント枚数が入力され、その他図示しないボタンにより必要な設定がなされた後、プリントスタートボタンSBのオンにより開始される。
図2は、本発明に係るクリーニング装置6A及びトナー捕集部材6Bの構成及び動作を説明するための概略構成図である。
図2において、クリーニング装置6Aは、クリーニングブレード6A1、トナー飛散防止部材6A2、トナー貯留ローラ6A3、トナー貯留部背面板6A4、トナー回収ローラ6A5、及びケーシング6A6等を備えている。
トナー貯留部TSは、クリーニングブレード6A1、トナー貯留ローラ6A3、トナー貯留部背面板6A4、ケーシング6A6、及び中間転写体7により形成される空間であり、クリーニングブレード6A1の像担持体回転方向の上流側に配設されている。また、トナー貯留部TSは、クリーニングブレード6A1が掻き取ったトナーを一時的に貯留する機能を有している。トナー貯留部TSの中間転写体7に接する領域は、ケーシング6A6の開口部となっており、本発明に係る像担持体接触領域としての中間転写体接触領域CRを形成している。トナー貯留ローラ6A3は、常時反時計方向に回転し、トナー貯留部TS内に貯留されたトナーを少しずつ下方に排出している。トナー貯留部TSから排出されたトナーは、トナー回収ローラ6A5に回収され、図示しない回収手段に向けて排出される。トナー飛散防止部材6A2は、トナー貯留部TSの上流側に配設され、トナー貯留ローラ6A3からトナー回収ローラ6A5に送られるトナーのクリーニング装置6Aの外部への漏れを防止している。
本発明に係る像担持体としての中間転写体7は、図示しない正逆の駆動回転可能な駆動モータである像担持体駆動モータKMにより駆動され、画像形成(プリント)時には正回転、プリントの1ジョブ終了時には回転停止後に逆回転される。
中間転写体接触領域CRのトナー飛散防止部材に最も近い位置であるトナー貯留ローラ6A3の接点と、中間転写体7に当接するトナー飛散防止部材6A2の当接位置との距離L2は、後述する中間転写体7が逆転時に戻る距離L0より長い値に設定されている。
トナー捕集部材6Bは、複数の気泡KH(後述)を有する樹脂又はゴムからなる発泡性材料により形成され、中間転写体7に当接する当接面6Baを有しており、クリーニングブレード6A1の像担持体回転方向Rの下流側に配設されている。トナー捕集部材6Bの配設位置は、当接面6Baのクリーニングブレード6A1に最も近い位置から、クリーニングブレード6A1の先端が中間転写体7に当接する、当接位置までの距離がL1となる位置である。この距離L1は、中間転写体7が逆転されて移動する距離(以下、中間転写体7が戻る距離ともいう)L0より短い値に設定される。即ち、中間転写体7の戻る距離L0は、距離L1より長く、距離L2より短い値に設定されていることになる。更にまた、トナー捕集部材6Bが配設される位置は、トナー捕集部材6Bの少なくとも一部が、中間転写体7を巻回する支持ローラ71に対して、中間転写体7を介して押圧する位置となるように設定されている。
プリント時にクリーニングブレード6A1からすりぬけた転写残トナーは、トナー捕集部材6Bにより捕集される。また、プリントの1ジョブが終了すると中間転写体7が逆回転し、トナー捕集部材6Bにより捕集されたトナーはクリーニングブレード6A1を越えてクリーニング装置6A内に取り込まれる。
本発明によれば、クリーニングブレードをすりぬけた転写残トナーがトナー捕集部材6Bにより捕集されるため、後続の画像に画像汚れを生じさせることを防止することができる。また、像担持体の逆転により、トナー捕集部材6Bに捕集されたトナーをクリーニング装置6A内に回収してトナー捕集性能を長時間維持することを可能にし、かつクリーニングブレードと像担持体との間に挟み込まれたトナー凝集物や異物の除去を可能にしている。
更に、トナー貯留部TSからトナー飛散防止部材6A2の先端までの距離L2を中間転写体7が逆転時に戻る距離L0より長い値に設定することにより、トナー貯留部TS内のトナーがトナー飛散防止部材6A2から外部に漏れることを防いでいる。
更にまた、トナー捕集部材6Bからクリーニングブレード6A1までの距離L1を、中間転写体7の戻る距離L0より短い値に設定することにより、トナー捕集部材6Bに捕集されたトナーがクリーニング装置6A内に確実に取り込まれる構成となっている。
図3は、本発明に係る複数の気泡を有する発泡性材料により形成されるトナー捕集部材6Bの一実施形態についての像担持体回転方向Rにおける断面拡大図である。発泡性材料を用いることにより、トナーの捕集能力を高めるとともに、中間転写体7との摩擦抵抗を軽減している。
本実施形態においては、トナー捕集部材6Bの像担持体回転方向Rにおける長さW1が複数の気泡KHの1つ分の直径Dに極めて近い値となる例を示している。図3に示すように、トナー捕集部材6Bの長さW1が気泡KHの直径Dより大きいことから、トナー捕集部材6Bをどの位置でカットしても、中間転写体7とトナー捕集部材6Bとが接触する当接面6Baが必ず存在することになる。
これに対し、トナー捕集部材6Bの長さを気泡KHの直径Dより小さいW2に設定すると、切断する断面によっては、トナー捕集部材6Bの長さW2は二点鎖線で示す位置となり、中間転写体7との間に隙間d2のような当接面6Baの無い領域が生じてしまう。隙間d2ができると、クリーニングブレード6A1をすりぬけたトナーが隙間d2を通り、トナー捕集部材6Bからもすりぬけてしまうおそれがある。
本発明によれば、トナー捕集部材6Bが発泡性材料により形成されているため、局所的に大量のトナーが来ても捕集することができ、全く来ない場合でも中間転写体7との間での過大な摩擦力の発生やトナー捕集部材6Bのめくれ等を生じさせる懸念がない。また、トナー捕集部材6Bの像担持体回転方向Rにおける長さW1が気泡1つ分の直径Dより大きい寸法に形成されるため、中間転写体7とトナー捕集部材6Bとの当接面6Baが必ず存在することになり、トナーのすりぬけを確実に防止することができる。
図4は、本発明に係る像担持体としての中間転写体7の回転動作を制御する制御手段13に関するブロック図であり、図5は、プリント開始から、プリント1ジョブ終了時までの動作の手順を示すフローチャートである。以下、図4及び図5に基づき、中間転写体7の回転動作について説明する。
図4において、制御手段13は、操作部12のプリント枚数設定ボタンMB、プリントスタートボタンSB、及びカウンタKTからの情報により、像担持体駆動モータ(以下、単に駆動モータともいう)KMの回転を制御する。
図5において、始めに操作部12におけるプリント枚数設定ボタンMBが設定され、次にプリントスタートボタンSBがオンされ、制御手段13は、駆動モータKMを正回転させて中間転写体7を像担持体回転方向Rに回転させ、移動させる。同時に制御手段13は、カラー画像形成装置Aの各部に指令を発し、プリント動作を開始させる(ステップS11)。次に、設定された枚数分の画像形成が行われ(ステップS12)、更に、プリント中の画像は1ジョブの最終の画像かどうかが判断される(ステップS13)。プリント中の画像が最終の画像でないとき(ステップS13否定)にはステップS12に戻り、最終画像のとき(ステップS13肯定)にはステップS14に進む。ステップS14において、制御手段13は、画像形成(プリント)終了後、駆動モータKMの回転を停止させた後、逆転させ、中間転写体を像担持体回転方向Rの逆方向に距離L0だけ移動させてプリント1ジョブ分の動作を終了する(ステップS14)。
本実施の形態によれば、プリントの1ジョブ終了時に中間転写体7を逆転させるため、プリントの生産性に影響を与えることなく、トナー捕集部材6Bに捕集されたトナーをクリーニング装置6A内に回収することができる。
なお、本実施の形態においては、カラー画像形成装置について説明したが、本発明はモノクロの画像形成装置についても適用できることは言うまでもない。また、像担持体としては中間転写体に限らず、ドラムタイプの感光体を用いても良い。
1Y、1M、1C、1K 感光体ドラム(第1の像担持体)
6A クリーニング装置
6A1 クリーニングブレード
6A2 トナー飛散防止部材
6A3 貯留ローラ
6B トナー捕集部材
7 中間転写体(像担持体、第2の像担持体)
8 二次転写手段
12 操作部
13 制御手段
A カラー画像形成装置
CR 中間転写体接触領域(像担持体接触領域)
D 気泡KHの直径
g 隙間
KH 気泡
KM 像担持体駆動モータ(駆動モータ)
KT カウンタ
L0 中間転写体の戻る距離(像担持体の逆回転により移動する距離)
L1、L2 距離
R 像担持体回転方向
TS トナー貯留部
W1 トナー捕集部材6Bの長さ

Claims (5)

  1. 表面にトナー像を担持する像担持体と、
    前記トナー像を転写材に転写する転写手段と、
    クリーニングブレードを備え、前記像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング装置と、を有し、前記像担持体の回転により画像形成を行う画像形成装置であって、
    画像形成時の像担持体回転方向における前記クリーニングブレードの下流側に配設され、前記像担持体に当接するトナー捕集部材と、
    前記像担持体を回転させる正逆回転可能な駆動モータと、
    画像形成後、前記駆動モータを逆回転させて前記像担持体を画像形成時の像担持体回転方向と逆方向に回転させるように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段が前記駆動モータを介して行う前記像担持体の像担持体回転方向と逆方向への回転は、画像形成の1ジョブ終了時に行われることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体が前記逆方向に回転されて移動する距離は、前記トナー捕集部材が前記像担持体に当接する面における前記クリーニングブレードに最も近い位置から、前記クリーニングブレードが前記像担持体に当接する当接位置までの距離より長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニング装置は、前記画像形成時の像担持体回転方向における前記クリーニングブレードの上流側に配設され、前記像担持体に接する像担持体接触領域を有するトナー貯留部と、前記トナー貯留部より上流側に配設されるトナー飛散防止部材と、を備え、
    前記像担持体が前記逆方向に回転されて移動する距離は、前記像担持体接触領域における前記トナー飛散防止部材に最も近い位置から、前記トナー飛散防止部材が前記像担持体に当接する当接位置までの距離より短いことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー捕集部材は、複数の気泡を有する発泡性材料により形成され、前記トナー捕集部材の像担持体回転方向における長さは、前記複数の気泡の1つ分の直径より大きいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2016004191A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 コニカミノルタ株式会社 クリーニング装置、画像形成装置および異物除去方法

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