JP2011121750A - エレベータ制御システム - Google Patents

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Hiroaki Iwata
宏明 岩田
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Abstract

【課題】エレベータ制御システムにおいて、エレベータの運行中におけるかご扉の乗場側壁面への通常ではない接近に対応することである。
【解決手段】エレベータ制御システム10は、かご扉34に設けられ乗場扉側係合部22と係合するかご扉側係合部32と、乗りかご14の運行の下流側にある乗場扉側係合部22の位置から運行の上流側である接近検知位置に設置され、かご扉側係合部32と乗場側壁面13との間の間隔が安全間隔C0以下のときに接近検知信号を出力する検知センサ40,44と、接近検知位置よりも運行の下流側であって、乗場扉側係合部22の位置から運行の上流側である接近確認位置に設置され、かご扉側係合部32と乗場側壁面13との間の間隔が安全間隔C0以下のときに接近確認信号を出力する昇降路12内に設けられる確認センサ42,46とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ制御システムに係り、特に、エレベータの乗場扉とかご扉とを係合状態として連動させて開閉するエレベータの制御システムに関する。
乗場に設けられた乗場扉と乗りかごに設けられたかご扉は、乗場扉の乗りかごと対向する面に設けられた乗場扉側係合部と、かご扉の乗場と対向する面に設けられたかご扉側係合部とを係合状態として連動させることによって開閉させている。例えば、かご扉が開くとかご扉側係合部が乗場扉側係合部と係合し、連動して乗場扉が開く。閉めるときも同様である。
かご扉側係合部と乗場扉側係合部との係合がうまくいかないと、かご扉と乗場扉との連動開閉に支障が生じる。そこで、特許文献1には、エレベータ扉装置において、検出器で乗場扉側係合子とかご扉側係合板の距離を検出して扉開閉速度制御を行うことが開示されている。特許文献2には、かご扉と乗場扉の両者が動作中である場合に乗場扉に乗りかご内の利用者が衝突したときの安全装置として、かご扉と乗場扉の相対距離を光で検出することが開示されている。特許文献3には、係合手段としての乗場扉側係合ローラとかご扉側ベーンとの間隔の点検装置について開示されている。特許文献4には、係合寸法を測定する場合において、係合寸法測定運転制御回路によって全閉位置からかご扉の移動位置を検出するエレベータ扉の制御装置が開示されている。特許文献5には、かご扉側係合片と乗場扉側係合ローラの掛り代確認用治具を備えるエレベータドア係合装置について開示されている。
特許第2504275号明細書 特許第3156432号明細書 特開平10−114484号公報 特開2002−3116号公報 特開平9−136781号公報
乗りかごの運行中においては、かご扉側係合部は乗場扉側係合部と係合してないが、運行に支障が生じないように、かご扉側係合部は昇降路の乗場側壁面と適切に離されている。しかし、乗りかごの運行中に何かの理由でかご扉が乗場側壁面に通常以上に近づきすぎると、かご扉側係合部が昇降路の乗場側壁面と接触し、あるいは、乗場側係合部に近づいたときに係合がうまく行われず、場合によっては係合部分を損傷することが生じえる。このようなかご扉の乗場側壁面への異常接近としては、例えば、乗りかご内の利用者によって人為的に乗りかごの内側から外側に向けてかご扉に外圧がかけられた場合等が考えられる。
特許文献1から5には、かご扉側係合部と乗場扉側係合部との係合そのものについての不具合について述べられているが、エレベータの運行中におけるかご扉が乗場側壁面に通常ではない接近をすることについては述べられていない。
本発明の目的は、エレベータの運行中におけるかご扉が乗場側壁面に通常ではない接近をすることに対応できるエレベータ制御システムを提供することである。
本発明に係るエレベータ制御システムは、建物の昇降路内を昇降する乗りかごが建物の各乗場階の所定の位置に来た際に、乗りかごのかご扉と乗場階の乗場扉とを係合状態としてかご扉と乗場扉を連動させて開閉するエレベータ制御システムであって、かご扉に設けられ、乗場扉に設けられる乗場扉側係合部と係合するかご扉側係合部と、乗りかごの運行が昇階するときと降階するときとのそれぞれについて、運行の下流側にある乗場扉側係合部の位置から運行の上流側へ予め設定される検知余裕距離だけ離された位置である接近検知位置に設置され、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔が予め定められる安全間隔以下のときに接近検知信号を出力する昇降路内に設けられる検知センサと、接近検知位置よりも運行の下流側であって、乗場扉側係合部の位置から運行の上流側へ予め設定される確認余裕距離だけ離された位置である接近確認位置に設置され、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔が予め定められる安全間隔以下のときに接近確認信号を出力する昇降路内に設けられる確認センサとを備えることを特徴とする。
また、エレベータ制御システムにおいて、乗りかごを昇降するエレベータの運行を全体として制御する制御装置を備え、制御装置は、検知センサからの接近検知信号を取得したときに、乗りかごが接近確認位置の手前の位置で一時停止できるように、乗りかごの運行速度を変更して減速させる減速停止処理部を含むことが好ましい。
また、エレベータ制御システムにおいて、乗りかご内に設けられ、異常報知を出力できる出力装置を備え、制御装置は、検知センサからの接近検知信号を取得して異常報知を出力装置に伝送する異常報知処理部を含むことが好ましい。
また、エレベータ制御システムにおいて、制御装置は、出力装置に異常報知を伝送した後、乗りかごの運行を再開し、その後、確認センサからの接近確認信号を取得したときに、乗りかごのかご扉側係合部が乗場扉側係合部と係合する手前の位置で停止できるように、乗りかごを停止させる緊急停止処理部を含むことが好ましい。
上記構成により、エレベータ制御システムは、運行の下流側にある乗場扉側係合部の位置から運行の上流側へ予め設定される検知余裕距離だけ離された位置である接近検知位置に設置され、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔が予め定められる安全間隔以下のときに接近検知信号を出力する昇降路内に設けられる検知センサを備える。このように、乗場扉側係合部が設けられる位置より運行の上流側において、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔が安全間隔以下となると接近検知信号が出力されるので、エレベータの運行中に、かご扉が乗場側壁面へ通常ではない接近をすることに余裕を持って対応できる。
また、接近検知位置よりも運行の下流側に確認センサが設けられる。確認センサは、接近検知位置よりも運行の下流側であって、乗場扉側係合部の位置から運行の上流側へ予め設定される確認余裕距離だけ離された位置である接近確認位置に設置され、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔が予め定められる安全間隔以下のときに接近確認信号を出力する。このように、接近検知位置からさらに運行の下流側であって、乗場扉側係合部が設けられる位置より運行の上流側において、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔が安全間隔以下となると接近確認信号が出力されるので、エレベータの運行中に、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔を2度確認することになり、かご扉が乗場側壁面へ通常ではない接近をすることに適切に対応できる。
また、エレベータ制御システムにおいて、検知センサからの接近検知信号を取得したときに、乗りかごが接近確認位置の手前の位置で一時停止できるように、乗りかごの運行速度を変更して減速させる。このように、エレベータの運行中にかご扉が乗場側壁面に通常ではない接近をしたときに、乗りかごを適当な位置に一時停止させるので、エレベータの運行中にかご扉が乗場側壁面へ通常ではない接近をすることに余裕を持って対応できる。
また、エレベータ制御システムにおいて、検知センサからの接近検知信号を取得して異常報知を出力装置に伝送する。これにより、乗りかご内の利用者に状況を知らせることができる。例えば、乗りかご内の利用者によって人為的に乗りかごの内側から外側に向けてかご扉に外圧がかけられた場合等のときは、その利用者が一時停止の理由を知って人為的な外圧を取り除いてくれることが期待できる。
また、エレベータ制御システムにおいて、出力装置に異常報知を出力した後、乗りかごの運行を再開し、その後、確認センサからの接近確認信号を取得したときに、乗りかごを停止させる。これによって、エレベータの運行中にかご扉が乗場側壁面へ通常ではない接近をすることに対応できる。
本発明に係る実施の形態における一実施形態であるエレベータ制御システムを組み込んだエレベータの概略構成図である。 かご扉のかご扉側係合部と乗場扉の乗場扉側係合部とが係合する様子を示す図である。 図1のエレベータ制御システムにおいて、乗りかごが昇階するときの概略構成図である。 図1のエレベータ制御システムにおいて、乗りかごが降階するときの概略構成図である。 図1のエレベータ制御システムにおいて、かご扉が正常な状態のときのかご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔の検知の様子を示す図である。 図1のエレベータ制御システムにおいて、かご扉が異常な状態のときのかご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔の検知の様子を示す図である。 図1のエレベータ制御システムにおいて、エレベータ運行制御の手順を示すフローチャートである。 図1のエレベータ制御システムにおいて、エレベータ運行における時間経過と乗りかごの状態を示すグラフである。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。以下では、エレベータの乗場扉とかご扉に片開き扉を用いた場合を説明するが、その他にも例えば両開き扉等の適当な扉であってもよい。また扉に設けられる係合部としてローラとベーンの組み合わせを説明するがこれ以外の構造の乗場側係合部とかご扉側係合部であってもよい。また、検知センサと確認センサについては、それぞれ発光素子と受光素子とを組み合わせた透過型の光センサを用いた場合を説明するが、光センサは透過型の他にも反射型光センサであってもよく、また光センサ以外の例えば超音波センサや磁気センサ等の適当なセンサを用いることができる。
また、以下で説明する寸法、物体の形状、運行速度等は、本発明の理解を容易にするための例示の一例であって、具体的な形状、数値、方向などはエレベータの用途、目的、仕様に応じて適宜変更することができる。
以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、エレベータ制御システム10の構成を示す図である。 エレベータ制御システム10は、建物11と、昇降路12と、乗場側壁面13と、駆動部64と、制御装置50と、監視センタ62と、乗場階16と、乗りかご14と、出力装置18と、乗場扉24と、乗場扉側係合部22と、かご扉34と、かご扉側係合部32と、検知センサ40,44と、確認センサ42,46とを含んで構成される。
このエレベータ制御システム10は、エレベータの乗場扉24とかご扉34とを係合状態として連動させて開閉するエレベータの運行制御を行う機能を有し、特に、昇降路12内を乗りかご14が運行する際に、かご扉34側の係合部であるかご扉側係合部32と、昇降路12内の乗場側壁面13との間の間隔が通常でない場合の乗りかご14の運行制御を行う機能を有する。
なお、図1にはXYZ軸を併記しており、X軸は乗場階16から昇降路12へ向かう方向を示し、Y軸は乗場階16から見て乗場扉24が右から左へ向かう方向を示し、Z軸は乗りかご14が昇降路12内を下から上へ向かう方向を示している。
昇降路12は、建物11を最上階から最下階まで貫通している空間で、この空間内を乗りかご14が昇降する。
駆動部64は、例えば昇降路12の最上部において建物11の屋上に設けられる昇降ロープ巻上げ機等であり、制御装置50の制御の下で乗りかご14を昇降させる機能を有する。
乗りかご14は、その内部空間内に利用者を乗せることができる移動かごであり、乗り込んだ利用者が希望する目的階を指定できる行先登録操作盤を有する。
かご扉34は、例えば片開き扉であって、乗りかご14に設けられ、利用者が乗りかご14から出入りする扉である。かご扉34の開閉は図示されていない扉開閉装置によって行われる。
出力装置18は、乗りかご14内にあって、乗りかご14内の利用者に画像表示またはや音声表示等によって情報を伝達するものであって、例えばディスプレイやスピーカ等を用いることができる。
乗場階16は、建物11内の各階に設けられるエレベータホールであって、その階に乗りかご14を呼ぶための呼びボタンを有する。
乗場扉24は、エレベータホールである乗場階16に設けられ、乗りかご14がその乗場階16に到着したときにかご扉開閉と連動して開閉し、これにより利用者が乗りかご14から出入りできる扉である。
乗場扉側係合部22は、乗場扉24のかご扉34側と対向する面に設けられる1対のローラである。乗場扉側係合部22はかご扉側係合部32と係合状態としてかご扉34の開閉に連動し乗場扉24の開閉を行わせる機能を有する。
かご扉側係合部32は、かご扉34の乗場扉24側と対向する面に設けられ、乗場扉側係合部22の1対のローラの間に入り込む部材である。この部材はベーンと呼ばれることがある。かご扉側係合部32は、乗場扉側係合部22と係合状態として連動させて乗場扉24の開閉を行う機能を有する。
かご扉34のかご扉側係合部32と乗場扉24の乗場扉側係合部22とが係合する様子を図2によって説明する。かご扉34と乗場扉24を対向させる場合において、上記のようにかご扉34に設けられたかご扉側係合部32であるベーンの両側に、乗場扉24に設けられた乗場扉側係合部22である1対のローラが設置されている。
例えば、乗りかご14が乗場階16で停止した際、かご扉34がY方向に沿って右に開くときには、かご扉側係合部32が乗場扉側係合部22である右側のローラと接触し、係合状態として連動して乗場扉24もY方向に沿って右に開く。また、かご扉34がY方向に沿って左に閉まるときには、かご扉側係合部32が乗場扉側係合部22である左側のローラと接触し、係合状態として連動し乗場扉24もY方向に沿って左に閉まる。
図1に再び戻り、検知センサ40,44は昇降路12内に設けられ、乗りかご14の運行が昇階するときと降階するときとのそれぞれについて、運行の下流側にある乗場扉側係合部22が設けられる位置から運行の上流側へ予め設定された検知余裕距離だけ離れた位置である接近検知位置に設置され、かご扉側係合部32と乗場側壁面13との間の間隔Cが予め定められる安全間隔C0以下のときに接近検知信号を出力する機能を有する。なお、検知余裕距離の内容については後述する。
確認センサ42,46は接近検知位置よりも運行の下流側の昇降路12内に設けられ、予め設定される確認余裕距離を用いて、乗場扉側係合部22が設けられる位置から運行の上流側へ確認余裕距離だけ離れた位置である接近確認位置に設置され、かご扉側係合部32と乗場側壁面13との間の間隔Cが安全間隔C0以下のときに接近確認信号を出力する機能を有する。なお、確認余裕距離の内容については後述する。
次に検知センサ40,44と、確認センサ42,46が、例えば乗場階16をN階として、N階に設置される各センサの位置関係を説明する。N階の床面から次の階であるN+1階の床面までの高さに対応する昇降路12の内壁には、2つの検知センサ40,44と2つの確認センサ42,46が設置されている。N階への降階用の1つの検知センサ40とN階への降階用の1つの確認センサ42と、N階への昇階用の1つの確認センサ46と、N+1階への昇階用の1つの検知センサ44である。なお、検知センサ40,44と、確認センサ42,46の配置関係については図3、図4を用いて後述する。
制御装置50は、乗りかご14を昇降するエレベータの運行を全体として制御する機能を有する。制御装置50はコンピュータで構成でき、接近検知信号取得処理部52と、減速停止処理部54と、異常報知処理部56と、接近確認信号取得処理部58と、緊急停止処理部60とを含んで構成される。
接近検知信号取得処理部52は、検知センサ40,44からの接近検知信号を取得する機能を有する。
減速停止処理部54は、接近検知信号取得処理部52において検知センサ40,44からの接近検知信号を取得したときに、乗りかご14が接近確認位置の手前の位置で一時停止できるように、検知センサ40,44の位置からの乗りかご14の運行速度を変更して減速させる機能を有する。
異常報知処理部56は、接近検知信号取得処理部52において検知センサ40,44からの接近検知信号を取得し減速停止処理部54において処理後、異常報知を出力装置18に伝送する機能を有する。
接近確認信号取得処理部58は、確認センサ42,46からの接近確認信号を取得する機能を有する。
緊急停止処理部60は、接近確認信号取得処理部58において確認センサ42,46からの接近確認信号を取得したときに、乗りかご14を停止させる機能を有する。
接近検知信号取得処理部52と、減速停止処理部54と、異常報知処理部56と、接近確認信号取得処理部58と、緊急停止処理部60の機能はソフトウェアの実行で実現することができる。具体的には、エレベータ運行制御プログラムを実行することで実現することができる。
なお、監視センタ62は、建物11内または遠隔の別の施設に設けられ、通信回線等で制御装置50と接続されエレベータの運行状態を監視する遠隔監視センタである。ここでは特に、緊急停止処理部60において緊急停止の通報を受信する機能を有する。これによって以後の対応を適切に行うことができる。
次に各センサの配置関係について図3と図4を用いて説明する。図3と図4は昇降路12内のYZ平面における概略構成図である。
図3は、乗りかご14が昇階するときの様子を示す。図3においては、昇階用の検知センサ44をU1とし、昇階用の確認センサ46をU2とする。ここで乗場階16の床面から次の乗場階16の床面までの高さを3000mmとし、乗りかご14の通常の運行速度v0=6000mm/minとした場合、乗りかご14が減速し、その後停止するまでに1600mmから1700mmまでの間の距離を要するとする。
N階への昇階用の検知センサ44であるU1は、N階の乗場扉側係合部22より、上記の条件に基づいて運行の1800mm上流側つまりN−1階側に設置される。1800mmとすることで、この地点で乗りかごの通常の運行速度v0から減速すれば、1600mmから1700mmよりも手前で階間停止させることができる。これにより乗りかご14のかご扉側係合部32が乗場扉側係合部22係合する手前の位置で乗りかご14を停止させることができる。この意味で1800mmを検知余裕距離とすることができる。
N階への昇階用の確認センサ46であるU2は、N階に対応する昇降路12の内壁に設置されたN階の乗場扉側係合部22より、運行の150mm上流側つまりN−1階側に設置される。接近確認位置を乗りかご14が運行速度v2=300mm/minで運行しているとして、150mmとすることで、この地点で乗りかご14の運行速度v2から停止すれば、乗りかご14のかご扉側係合部32が乗場扉側係合部22と係合する手前の位置で停止することができる。この意味でこの150mmを確認余裕距離と呼ぶことができる。乗りかご14の運行速度については図8で詳述する。
図4は、乗りかご14が降階するときの様子を示す。図4においては、降階用の検知センサ44をU1とし、降階用の確認センサ46をU2とする。ここでも昇階のときとは運行の方向が異なるが、同様に乗場階16の床面から次の乗場階16の床面までの高さを3000mmとし、乗りかご14の通常の運行速度v0=6000mm/minとした場合、乗りかご14が減速し、その後停止するまでに1600mmから1700mmまでの間の距離を要するとする。
N階への降階用の検知センサ40であるU1は、N階の乗場扉側係合部22より、上記の条件に基づいて運行の1800mm上流側つまりN+1階側に設置される。1800mmとすることで、この地点で乗りかごの通常の運行速度v0から減速すれば、1600mmから1700mmよりも手前で階間停止させることができる。これにより乗りかご14のかご扉側係合部32が乗場扉側係合部22係合する手前の位置で乗りかご14を停止させることができる。この意味でここでもやはり1800mmを検知余裕距離とすることができる。
N階への降階用の確認センサ46であるU2は、N階に対応する昇降路12の内壁に設置されたN階の乗場扉側係合部22より、運行の150mm上流側つまりN+1階側に設置される。接近確認位置を乗りかご14が運行速度v2=300mm/minで運行しているとして、150mmとすることで、この地点で乗りかご14の運行速度v2から停止すれば、乗りかご14のかご扉側係合部32が乗場扉側係合部22と係合する手前の位置で停止することができる。この意味でここでもやはりこの150mmを確認余裕距離と呼ぶことができる。
次に、検知センサ40,44の接近検知信号と、確認センサ42,46の接近確認信号について、図5と図6を用いて説明する。検知センサ40,44と、確認センサ42,46は同じ構成なので、以下では検知センサ40に代表させて説明する。
図5は、かご扉34が正常な状態のとき、すなわちかご扉側係合部32が乗場側壁面13に対して安全間隔C0を保っているときの乗場扉側係合部22とかご扉側係合部32との相対的関係を示すXY平面図である。昇降路12内を乗りかご14が降階しているとき、かご扉側係合部32と乗場側壁面13との間の間隔Cと安全間隔C0との関係はC>C0である。
なお、乗場側壁面13とは、昇降路12の乗場階16側の壁面であって、最も乗りかご14に接近している最近接壁面のことである。場合によっては、乗場扉24の壁面のこともある。安全間隔C0とは、かご扉側係合部32または乗場扉側係合部22の大きさや設置位置等により定められるものであり、エレベータの設計基づき、30mmや10mm等の適当な間隔を設定することができる。以下では例えば安全間隔C0を30mmとすると、設置位置は、昇降路12の内壁であって乗場扉24が設けられる壁の左右両側の壁において乗場側壁面13から30mm離れた位置に設置することができる。また、乗場扉24の両側にあって、乗場扉24が設けられる壁に扉の開閉の妨げとならないように適当な治具を用いて設置してもよい。
検知センサ40は、透過型の光センサの場合、乗場扉24の左側に発光素子、右側に受光素子がそれぞれ配置される。図5の場合、C>C0であるのでY方向に沿って乗場側壁面13から30mm離れた位置で発光素子側から受光素子側へ向かって、かご扉側係合部32によって遮られることなく光が進む。よって、接近検知信号は出力されない。
図6は、かご扉34が異常な状態のとき、すなわちかご扉側係合部32が乗場側壁面13に対して安全間隔C0以下に接近したときの乗場扉側係合部22とかご扉側係合部32との相対的関係を示すXY平面図である。昇降路12内をかご扉側係合部22が図5に示すC>C0で降階していた状態から、図6ではかご扉側係合部32が乗場側壁面へ安全間隔C0以下に接近したC≦C0の位置を降階することとなる。図6の場合、C≦C0であるのでY方向に沿って乗場側壁面13から30mm離れた位置で発光素子側から受光素子側へ向かって光の進む道に、かご扉側係合部32があるため、光が遮断される。よって、接近検知信号が出力され、このときに出力された接近検知信号は制御装置50へ伝送される。確認センサ44の場合は接近確認信号を出力する。
以下に、上記構成の作用を図7から図8を用いて詳細に説明する。図7は、エレベータの乗場扉24とかご扉34とを係合状態として連動させて開閉するエレベータの運行制御の手順を示すフローチャートである。図8は、エレベータ運行における時間経過と乗りかごの位置状態を示すタイムチャートであり、ここでは、N階の乗場階16に向かう乗りかご14のZ軸に沿った位置の時間変化が示されている。ここで横軸が時間、縦軸は位置である。単位は任意であるが、例えば横軸時間を分、縦軸位置をmmとすることができる。
図7は、上記のように、エレベータ運行制御の手順を示すフローチャートであるが、各手順は、エレベータ運行制御プログラムの各処理手順にそれぞれ対応する。図7において、エレベータ制御システム10が起動すると、エレベータ運行制御プログラムが立ち上がり、初期条件が設定される。その後、利用者の指示等によって、乗りかご14が昇降路12の中を昇降する運行が行われる(S10)。
いま、N階を利用者の停止目的階として、下層階から昇階している場合を説明すると、図3で説明したように、例えば、乗りかご運行速度v0=6000mm/minで昇階し、N−1階の検知センサ44であるU1に向かうことになる。検知センサ44であるU1の位置に乗りかご14が来たとき、検知センサ44からの接近検知信号を取得したか否かが判断される(S12)。この手順は、制御装置50の接近検知信号取得処理部52の機能によって実行される。
具体的には、図5,6で説明したように、かご扉側係合部32と乗場側壁面13との間の間隔Cが安全間隔C0以下か否かが判断されることになる。乗りかご14と乗場側壁面13との関係が図6の状態であるとき、S12の判断が肯定され、図5の状態であると、S12の判断が否定される。
S12で判断が否定されると、乗りかご14の状態は正常である(S28)。このときは、そのままN階の乗場階16の位置に向かって進行し、そこで停止し、かご扉34と乗場扉24とが連動して開く。その後S10へ戻って、利用者によって他の階への指示があれば運行を続ける。
S12の判断が肯定されると、減速停止が行われる(S14)。この手順は制御装置50の減速停止処理部54の機能によって実行される。具体的には、乗りかご14が接近確認位置の手前の位置で一時停止できるように、乗りかご14の運行速度を変更して減速させる。例えば、乗りかご14の運行速度を通常の運行速度v0から減速運行速度v1に運行速度を変更し減速する。
これらの様子が図8に示される。すなわち任意の時間t0から出発して、時間t1に検知センサ44の位置である接近検知位置に来たとして、時間t1までは、乗りかご14の運行速度が通常の運行速度v0である。
時間t1において接近検知信号を取得したか否かのS12の判断が行われる。判断が否定されると、図8の破線で示したように、乗りかご14はそのまま運行を続け、適当な速度制御等により、時間t2にN階の乗場階16に到着してそこで停止する。判断が肯定されると、時間t1以後、乗りかご14の運行速度が減速運行速度v1に変更される。この運行速度v1から適当な速度制御によって、時間t3において乗りかご14が停止する。減速運行速度v1は通常の運行速度v0より低速であるので、乗りかご14はN階の乗場階16の位置より手前の位置で停止する。つまり、この減速処理によって、乗りかご14は、いわゆる階間停止を行うことになる。
再び図7に戻り、S14で乗りかご14が停止した状態において、乗りかご14内の出力装置18に画像表示または音声表示の少なくともいずれかによって、乗りかご14の中の利用者に異常報知を伝達するための出力表示がなされる(S16)。この手順は、制御装置50の異常報知処理部56の機能によって実行される。具体的には、出力装置18に画像表示または音声表示の少なくともいずれかにおいて「かご扉34の異常が検知されました。しばらくお待ちください。」との表示がなされる。
また、かご扉34の乗場側壁面13への通常ではない接近が、乗りかご14内の利用者によってもたらされると考えられる場合には、「かご扉34の異常が検知されました。もし、かご扉34に接触している場合にはかご扉34から離れて、しばらくお待ちください。」との表示がなされてもよい。
これは、かご扉34の乗場側壁面13への通常ではない接近が生じ得る例として、乗りかご14内の利用者が、乗りかご14の内側から外側に向かって人為的にかご扉34に圧力をかける場合が考えられるからである。エレベータは、安全に運行することができるよう設計されており保守点検も行われている。そのため、乗りかご14内の利用者が、かご扉34を乗りかごの内側から外側に向かって軽く圧した程度では、かご扉34が乗場側壁面13に接触等することはない。しかしながら、何らかの理由で乗りかご14内の利用者が、乗りかご14の内側から外側に向かってかご扉34に圧力をかけたときに、場合によっては、かご扉34が乗場側壁面13に接近しすぎて、かご扉側係合部32が例えば乗場扉24や乗場扉側係合部22や内部インターロック等の機器と衝突し、機器を破損する等のことが生じ得る。S16の表示は、このような場合に、利用者の注意を喚起し、例えばかご扉34に圧力をかけること等を止めさせることに有効と考えられる。
表示を行って適当な時間の待機後、再び乗りかご14は徐行運行速度v2で運転を開始する(S18)。徐行運転をする際の乗りかごの運行速度v2は例えば300mm/min程度でよい。すなわち、乗りかご14がN階の乗場階16に向かうことになる。その途中で、確認センサ46であるU2の位置に乗りかご14が来たとき、確認センサ46からの接近確認信号を取得したか否かが判断される(S20)。この手順は、制御装置50の接近確認信号取得処理部58の機能によって実行される。
具体的には、図5,6で説明したように、かご扉側係合部32と乗場側壁面13との間の間隔Cが安全間隔C0以下か否かが判断されることになる。乗りかご14と乗場側壁面13との関係が図6の状態であるとき、S20の判断が肯定され、図5の状態であると、S20の判断が否定される。
S20で判断が否定されるときは、乗りかご14の状態が正常に戻っていることになるので、そのまま低速で徐行を続け(S26)、正常に(S28)N階の乗場階16の位置に向かって進行し、そこで停止し、かご扉34と乗場扉24とが連動して開く。その後S10へ戻って、利用者によって他の階への指示があれば運行を続ける。
S20の判断が肯定されると、かご扉34の乗場側壁面13への通常ではない接近がまだ継続していることになるので、もはや乗りかご14の運行を続けることは好ましくない。そこで緊急停止が行われる(S22)。この手順は制御装置50の緊急停止処理部60の機能によって実行される。具体的には、接近確認信号を取得した時点で、乗りかご14を停止する処理が行われる。これによって、N階の乗場階16の手前で停止する。
緊急停止後、制御装置50によって、乗りかご14が乗場側壁面13に通常より接近していることの情報が監視センタ62に伝送される(S24)。
これらの様子が図8に示されている。すなわち、時間t3において一時停止し、そこで異常報知出力が行われる。そして、乗りかご14の中の利用者に状況を表示して説明し、適当な時間をおいて、時間t4において、乗りかご14は、運行速度v2で徐行運転を再開する。運行速度v2は運行速度v1よりもさらに低速である。
時間t5において接近確認信号を取得したか否かのS20の判断が行われる。判断が否定されると、図8の破線で示したように、乗りかご14はそのまま運行を続け、適当な速度制御等により、時間t6にN階の乗場階16に到着してそこで停止する。判断が肯定されると、時間t5において乗りかご14に対し停止処理が行われる。これによって、そのときの速度で定まる停止に必要な距離を進み、乗りかご14はN階の乗場階16の位置より手前の位置で停止する。
これらによって、エレベータの運行中におけるかご扉が乗場側壁面に通常ではない接近をすることに対応することができる。
本発明に係るエレベータ制御システムは、エレベータの乗場扉とかご扉とを係合状態として連動させて開閉するエレベータの制御システムに関する。
10 エレベータ制御システム、11 建物、12 昇降路、13 乗場側壁面、14 乗りかご、16 乗場階、18 出力装置、22 乗場扉側係合部、24 乗場扉、32 かご扉側係合部、34 かご扉、40,44 検知センサ、42,46 確認センサ、50 制御装置、52 接近検知信号取得処理部、54 減速停止処理部、56 異常報知処理部、58 接近確認信号取得処理部、60 緊急停止処理部、62 監視センタ、64 駆動部。

Claims (4)

  1. 建物の昇降路内を昇降する乗りかごが建物の各乗場階の所定の位置に来た際に、乗りかごのかご扉と乗場階の乗場扉とを係合状態としてかご扉と乗場扉を連動させて開閉するエレベータ制御システムであって、
    かご扉に設けられ、乗場扉に設けられる乗場扉側係合部と係合するかご扉側係合部と、
    乗りかごの運行が昇階するときと降階するときとのそれぞれについて、運行の下流側にある乗場扉側係合部の位置から運行の上流側へ予め設定される検知余裕距離だけ離された位置である接近検知位置に設置され、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔が予め定められる安全間隔以下のときに接近検知信号を出力する昇降路内に設けられる検知センサと、
    接近検知位置よりも運行の下流側であって、乗場扉側係合部の位置から運行の上流側へ予め設定される確認余裕距離だけ離された位置である接近確認位置に設置され、かご扉側係合部と乗場側壁面との間の間隔が予め定められる安全間隔以下のときに接近確認信号を出力する昇降路内に設けられる確認センサと、
    を備えることを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    乗りかごを昇降するエレベータの運行を全体として制御する制御装置を備え、
    制御装置は、
    検知センサからの接近検知信号を取得したときに、乗りかごが接近確認位置の手前の位置で一時停止できるように、乗りかごの運行速度を変更して減速させる減速停止処理部を含むことを特徴とするエレベータ制御システム。
  3. 請求項2に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    乗りかご内に設けられ、異常報知を出力できる出力装置を備え、
    制御装置は、
    検知センサからの接近検知信号を取得して異常報知を出力装置に伝送する異常報知処理部を含むことを特徴とするエレベータ制御システム。
  4. 請求項3に記載のエレベータ制御システムにおいて、
    制御装置は、
    出力装置に異常報知を伝送した後、乗りかごの運行を再開し、その後、確認センサからの接近確認信号を取得したときに、乗りかごのかご扉側係合部が乗場扉側係合部と係合する手前の位置で停止できるように、乗りかごを停止させる緊急停止処理部を含むことを特徴とするエレベータ制御システム。
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