JP2011110675A - 形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定者の操作に応じて関節部の回転動作を補助するように構成された形状測定装置を提供する。
【解決手段】形状測定装置100は、光学式センサ40により被測定物体51を非接触で走査して当該被測定物体51の形状の測定情報を出力するプローブ12と、アーム部11a及び2以上の関節部11bを有し、所定の空間内でプローブ12を移動可能に支持する移動機構部11と、関節部11bの各々に設けられ、当該関節部11bが接続するアーム部11a間、若しくは、アーム部11aとプローブ12との角度情報を検出するエンコーダ21と、関節部11bに設けられ、当該関節部11bにより接続された一方のアーム部11a若しくはプローブ12を他方のアーム部11aに対して回転駆動させる駆動部15と、角度情報からプローブ12の移動を検出して駆動部15を作動させる制御部20と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、形状測定装置に関する。
多関節型アームの先端に非接触センサを有するプローブを取り付けた形状測定装置であって、測定者が手動で操作することにより被検査物体の形状を測定するように構成された装置(以下、「マニュアル測定機」と呼ぶ)が開発されている(例えば、特許文献1参照)。このようなマニュアル測定機には、関節部にエンコーダが取り付けられており、移動機構部の先端部(最も先端側のアーム部の先端部)の移動速度や空間座標を検出可能に構成されている。複雑な形状の被測定物体を測定する場合は、装置駆動のプログラミングに時間がかかるため、手動による測定が行われている。
特開2009−192401号公報
このようなマニュアル測定機で被検査物体の形状を測定する場合、アーム部を含む移動機構部を手動で動かすことになるが、移動機構部にテンションがかかっているため、測定者は長時間の操作に耐えられず、また、手動で操作するため、装置の移動時間にムラが生じ、計測データが安定しない場合もあるという課題があった。さらに、非接触センサには、一般的に指向性があるが、手動操作によると、指向性に合わせた操作が難しい。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、測定者の操作に応じて関節部の回転動作を補助するように構成された形状測定装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る形状測定装置は、光学式センサにより被測定物体を非接触で走査して当該被測定物体の形状の測定情報を出力するプローブと、アーム部、及び、アーム部間、若しくは、アーム部とプローブとを回転可能に接続する2以上の接続部を有し、所定の空間内でプローブを移動可能に支持する移動機構部と、接続部の各々に設けられ、当該接続部が接続するアーム部間、若しくは、アーム部とプローブとの角度情報を検出する角度情報検出部と、接続部に設けられ、当該接続部により接続された一方のアーム部若しくはプローブを他方のアーム部に対して回転駆動させる駆動部と、角度情報からプローブの移動を検出し、当該移動に応じて駆動部を作動させる制御部と、を有する。
このような形状測定装置は、接続部の各々に設けられ、当該接続部にかかるトルクの大きさ及び方向を検出するトルク検出部を有し、制御部は、接続部の各々において、当該接続部に設けられたトルク検出部が検出したトルクの方向と同じ方向に、アーム部若しくはプローブを回転させるように当該接続部に設けられた駆動部を作動させることが好ましい。
また、このような形状測定装置において、制御部は、プローブの移動速度が所定の範囲内となるように、駆動部を作動させることが好ましい。
また、このような形状測定装置において、移動機構部は、3以上の接続部を有し、制御部は、プローブの移動方向が所定の方向となるように駆動部を作動させることが好ましい。
また、このような形状測定装置において、プローブに設けられた光学式センサは、光源と、光源からの光をライン光として被測定物体に照射するライン光形成光学系と、ライン光の反射光を結像する撮像光学系と、反射光の像を検出する撮像素子と、有し、この撮像素子により検出された像により、被測定物体の形状を測定するように構成され、制御部は、この光学式センサの指向性に応じた方向にプローブが移動するように駆動部を作動させることが好ましい。
このとき、制御部は、プローブが被測定物体の表面に沿ってライン光が延びる方向と直交する方向に移動するように駆動部を作動させることが好ましい。
また、制御部は、撮像素子の略中央部にライン光の像が位置するように駆動部を作動させることが好ましい。
本発明に係る形状測定装置を以上のように構成すると、測定者の操作に応じて関節部の回転動作を補助することができる。
形状測定装置の構成を示す説明図である。 形状測定装置の制御部の基本的な構成を示すブロック図である。 プローブに設けられた光学式センサの構成を示す説明図である。 形状測定装置による形状測定処理を示すフローチャートである。 駆動部の作動を制御するためのフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1〜図3を用いて、本実施形態に係る形状測定装置の構成について説明する。この形状測定装置100は、例えば、ステージ50上に載置された被測定物体51の形状を測定する形状測定部10と、この形状測定部10から出力される角度情報及び測定情報に基づいて被測定物体51に関する形状情報を算出する制御部20と、算出された形状情報を、例えば、3次元画像にして出力するための表示部30と、を有して構成される。なお、被測定物体51は、ステージ50上に載置されていなくても測定可能である。また、この形状測定装置100は、測定者が形状測定部10を操作して被測定物体51の形状情報を取得するように構成されたマニュアル測定機である。
形状測定部10は、複数のアーム部11aを複数の関節部(接続部)11bで接続した多関節構造の移動機構部11と、この移動機構部11の先端部(最も先端側に位置するアーム部11aの先端部)に対して取付部14を介して着脱可能に構成されたプローブ12と、移動機構部11の基端部(最も基端側に位置するアーム部11aの基端部)が取り付けられた基台13と、を有して構成される。なお、関節部11bは、アーム部11a同士を繋ぎ、一方のアーム部11aに対して他方のアーム部11aを回転させる(揺動させる)ものや、基台13に対して基端側のアーム部11aを接地面に垂直方向の軸を中心に回転させるもの、若しくは、取付部14に取り付けられたプローブ12を、先端側のアーム部11aに対して揺動させたり、回転させたりするものがある。
関節部11bの回転軸の各々には、基台13や基端側に位置するアーム部11aに対して、この関節部11bに接続された先端側に位置するアーム部11a若しくはプローブ12のなす角度を検出するためにこの回転軸の回転量を計測するエンコーダ(角度情報検出部)21が取り付けられており、これらのエンコーダ21による計測値(以下、「角度情報」と呼ぶ)は、図2に示すように、制御部20に出力される。また、この関節部11bには、各々の関節部11bが接続するアーム部11a間若しくはアーム部11aとプローブ12との間でこの関節部11bにかかるトルクを検出するトルク検出部であるトルクセンサ27が設けられている。さらに、この関節部11bには、関節部11bを介して接続されている基端側のアーム部11aに対して先端側のアーム部11a若しくはプローブ12を回転軸を中心に回転(揺動)させる駆動部(例えば、モータ等)15が接続されている。なお、トルクセンサ27の検出値(以下、「トルク情報」と呼ぶ)は制御部20に出力され、駆動部15の作動の制御は制御部20により行われる。
一方、プローブ12には、図3に示すように、レーザーダイオード等の光源41と、この光源41から放射された光をシリンドリカルレンズ等のトーリックレンズ光学系によりライン光としてステージ50上の被測定物体51に照射するライン光形成光学系42と、被測定物体51に投射されたライン光の像(以下、「ライン像」と呼ぶ)を結像する撮像光学系43と、このライン像を検出する撮像素子44と、からなる光学式センサ40が設けられている。また、図1に示すように、このプローブ12には、測定者が、被測定物体51の形状測定の開始及び停止を制御部20に指示するための操作スイッチ25が設けられている。なお、光源41から放射された光をライン光に変換するには、ガルバノスキャナ等によりライン光として照射する構成でも実現可能である。
また、制御部20には、図2に示すように、この形状測定装置100による被測定物体51の形状測定の処理を制御する処理部22と、エンコーダ21の各々から出力される角度情報を用いてプローブ12の空間座標及び姿勢(測定空間内の予め決められた点を原点とする座標及び姿勢であって、以下、「位置情報」と呼ぶ)を演算する位置演算部23と、撮像素子44から出力されるライン像(以下、「測定情報」と呼ぶ)及び位置演算部23から出力される位置情報を用いて、被測定物体51の形状情報を算出する形状演算部24と、トルクセンサ27から出力されるトルク情報により、各関節部11bにかかるトルク(量及び方向)を演算するトルク演算部28と、トルクセンサ27から出力されるトルク情報やエンコーダ21から出力される角度情報(若しくは、位置演算部23から出力される位置情報)を用いて関節部11bの回転動作を補助するための駆動部15の回転方向及びトルクを演算する駆動力補助部29と、を有して構成されている。なお、操作スイッチ25からの出力(操作信号)は処理部22に入力され、光源41の点灯・消灯動作は処理部22により制御される。また、形状演算部24から出力された形状情報は、例えば、制御部20に設けられた記憶部26に記憶され、さらに、この形状情報は処理部22で処理されて表示部30に3次元画像として出力される。ここで、測定空間とは、この形状測定装置100により、プローブ12を移動させて被測定物体51の空間座標を取得できる範囲(空間)を指している。また、制御部20は、例えばコンピュータで実現され、処理部22、位置演算部23、形状演算部24、トルク演算部28及び駆動力補助部29は、このコンピュータで実行されるプログラムとして実装される。
ここで、アーム部11aの長さ等の情報は既知であるため、制御部20の位置演算部23は、エンコーダ21から出力された角度情報に基づいて、基台13や基端側に位置するアーム部11aに対する、先端側に接続されたアーム部11a若しくはプローブ12の角度を算出することにより、プローブ12の空間上の3次元座標(空間座標)を求めることができる。また同様に、プローブ12における光源41、ライン光形成光学系42、撮像光学系43及び撮像素子44の位置(座標)も既知であるため、形状演算部24は、三角測量の原理に基づいて撮像素子44で取得された測定情報(ライン像)を処理することにより、撮像素子44で撮像できる範囲内にある被測定物体51の形状(ライン光が投影されている被測定物体51の形状(例えば、この範囲の離散的に表される測定空間内での座標群として表現される))を演算して求めることができる。
なお、プローブ12による被測定物体51の形状情報の取得方法は、上述の光切断による三角測量による方法だけでなく、明視野画像を取得してコンピュータ解析により形状を測定する方法や、ステレオ画像を用いた三角測量による方法等を適宜用いることができる。
次に、この形状測定装置100を用いて被測定物体51の形状を測定する方法について図4を用いて説明する。なお、上述の図3において、被測定物体51をライン光により走査する方向をx軸とし、ライン光の長手方向をy軸とし、x軸及びy軸に直交する方向をz軸とする。操作者は、形状測定装置100のプローブ12を操作し、被測定物体51の測定開始位置にこのプローブ12を移動させる。そして、測定者は、被測定物体51に対してプローブ12を所定の距離及び角度に配置し、操作スイッチ25をオン操作する。処理部22は、操作スイッチ25のオン操作を検知すると(ステップS100)、光源41を点灯させ、ライン光を被測定物体50に照射する(ステップS110)。この状態で、測定者は、被測定物体51の測定対象面に沿って(図3のx軸方向(x軸および測定対象面に沿ったx軸に対応するx′軸、以下x軸とx′軸をまとめてx軸と称する場合がある)に)所定の高さ(z軸方向(z軸方向若しくは物体面と切断線の距離、以下まとめてz軸方向と称する場合がある)の距離)でプローブ12を移動させることにより、被測定物体51の表面を走査する。処理部22は、操作スイッチ25がオン操作されると、所定の時間間隔で、位置演算部23から位置情報を取得し(ステップS120)、さらに、撮像素子44から測定情報(ライン像)を取得して形状演算部24により被測定物体51の形状情報を取得し(ステップS130)、その都度、この形状情報を記憶部26に記憶する(ステップS140)。処理部22は、操作スイッチ25がオフ操作されるまで、この処理を繰り返すため、操作スイッチ25がオン操作されている間にプローブ12が走査した範囲の被測定物体51の形状情報が記憶部26に記憶される(ステップS150)。そして、操作スイッチ25が測定者によりオフ操作されると、処理部22は光源41を消灯し(ステップS160)、それまでに取得した形状情報を記憶部26から読み出して、被測定物体51の走査範囲の3次元画像を生成し(ステップS170)、表示部30に出力する(ステップS180)。このように、表示部30に測定結果である3次元画像を表示することにより、形状情報を適切に取得できたか否かや、被測定物体51のどの部分の形状情報を取得できたかなどを、測定者は、目視により、適宜確認することができる。
本実施形態に係る形状測定装置100は、上述のように関節部11bの各々に駆動部15が設けられており、測定者の操作に応じて関節部11bの回転動作を補助するように構成されている。以下に、補助方法について説明する。
[操作負荷の軽減制御]
上述のように、関節部11bの各々にはトルクセンサ27が取り付けられており、この関節部11bにかかるトルク情報を検出するように構成されている。このトルクセンサ27から出力されるトルク情報はトルク演算部28に入力され、各々の関節部11bにかかるトルクの量及び方向が求められる。また、駆動力補助部29は、トルク演算部28によりトルクの量及び方向が出力されるとその方向にアーム部11a若しくはプローブ12を回転させるように駆動部15を作動させるための回転方向及びトルクを算出する。そして、処理部22は、駆動力補助部29により算出された回転方向及びトルクとなるように各々の駆動部15の作動を制御する。なお、駆動力補助部29は、トルク演算部28から出力されるトルク量がゼロになるように駆動部15をフィードバック制御するための回転方向及びトルク量を算出する。このように、関節部11bにかかるトルクを検出し、測定射の測定動作を補助するように駆動部15を作動させることにより、プローブ12を操作する測定者の負荷を軽減することができ、長時間の測定操作が可能になる。
[等速制御]
次に、被測定物体51の測定対象面に沿ってプローブ12を移動させることにより、この測定対象面の形状を測定する際に、プローブ12を一定の速度で移動させて計測データを正確に測定するための制御について図5を用いて説明する。
処理部22は、操作スイッチ25がオン操作されたのを検出すると(ステップS200)、所定の時間が経過するのを監視する(ステップS210)。この所定の時間においては、駆動力補助部29及び処理部22により、上述の操作負荷の軽減制御を行うことにより、プローブ12を操作する測定者の負荷を軽減することができる。なお、このように所定の時間が経過するまで待つのは、プローブ12が被測定物体51の測定対象面に沿って移動を開始したときには大きな力が必要であり、加速する期間であるので、このプローブ12の移動速度が所定の速度になるまで待つためである。
ステップS210で、測定開始から所定の時間が経過したと判断すると、処理部22は、駆動力補助部29により、駆動部15を作動させるための回転方向及びトルクを算出させる。具体的には、駆動力補助部29は、まず、位置演算部23から位置情報を取得してプローブ12の(最も先端側に位置するアーム部11aの先端部の)移動ベクトル(移動方向及び速度)を演算して取得する(ステップS220)。また、ライン光を走査することにより測定情報を取得するのに最適な移動速度の範囲を算出して取得する(ステップS230)。さらに、移動ベクトルのうち移動速度が最適な移動速度の範囲に入っているか否かを判断し、この範囲から外れている場合には、最適な速度になるように、この移動ベクトルを補正するベクトルを算出する(ステップS240)。例えば、プローブ12の移動速度が最適な移動速度の範囲より速い場合には、遅くする方向のベクトルを算出し、反対に、遅い場合には、速くする方向のベクトルを算出する。最後に、この補正ベクトルを、複数の関節部11bのそれぞれの回転方向及びトルクに分解して処理部22に渡すと、処理部22によりこの回転方向及びトルクとなるように駆動部15の各々の作動が制御される(ステップS240)。そして、処理部22は、操作スイッチ25がオフ操作されるまでステップS220からS240の処理を繰り返す(ステップS250)。このように、プローブ12の移動速度が所定の速度内になるように駆動部15を作動させることにより、形状演算部24で取得される形状情報のデータムラが少なくなり、測定結果を安定させることができる。
[指向性制御]
最後に、プローブ12に設けられた光学式センサ40の指向性を考慮して、プローブ12の移動方向を最適な方向となるように制御することにより、測定情報の精度を向上させる方法について説明する。この指向性制御においては、上述のステップS230での最適ベクトルの算出において、速度だけでなく、最適な移動方向も考慮する。すなわち、図3を用いて説明したように、光学式センサ40は、y軸方向に延びるライン光を被測定物体51に照射して形状情報を取得するため、このライン光は、被測定物体51に対してライン光の延びる方向と直交する方向(x軸方向)に移動させると、最も効率良く形状情報を取得することができる。そのため、駆動力補助部29は、位置演算部23から位置情報を取得して、プローブ12の向きを検出し、このプローブ12が、ライン光と直交する方向に移動するように最適ベクトルの向きを決定する。また、光学式センサ40の撮像素子44で測定される測定情報(ライン像)がこの撮像素子44の撮像範囲から離れる方向に移動している場合(撮像素子44の中心から外側に移動している場合であって、例えば、被測定物体51の測定対象面が、走査方向と直交する方向(図3のz軸方向もしくは物体面と切断面との距離)に変化している場合)には、それに応じてライン像が撮像素子44の略中央部に移動するように、最適ベクトルの向きを決定する。
このように最適ベクトルを決定すると、処理部22により、駆動力補助部29から出力される回転方向及びトルクで駆動部15の各々を制御することにより、測定者がプローブ12を動かす力のうち、y軸方向の力は打ち消されてこのプローブ12はx軸方向に移動し、また、被測定物体51に対して最適な距離及び方向でライン光が照射されるようにプローブ12を移動させることができるので、形状情報の計測精度を向上させることができる。なお、ライン光を照射する傾斜方向も考慮し、最適な傾斜方向の範囲に入るように最適ベクトルを決定してもよい。
なお、以上に説明した操作負荷の軽減制御、等速制御及び指向性制御を同時に実行する(図5に示した処理手順で制御する)ように構成しても良いし、いずれかの制御若しくはこれらの制御の組合せを制御部20に接続された図示しない入力装置から測定者に選択させるように構成しても良い。また、被測定物体51に照射されるライン光はスリットを用いて作ることも可能である。
11 移動機構部 11a アーム部 11b 関節部(接続部)
12 プローブ 15 駆動部 20 制御部
21 エンコーダ(角度情報検出部) 27 トルクセンサ(トルク検出部)
40 光学式センサ 41 光源 42 ライン光形成光学系
43 撮像光学系 44 撮像素子 51 被測定物体
100 形状測定装置

Claims (7)

  1. 光学式センサにより被測定物体を非接触で走査して当該被測定物体の形状の測定情報を出力するプローブと、
    アーム部、及び、前記アーム部間、若しくは、前記アーム部と前記プローブとを回転可能に接続する2以上の接続部を有し、所定の空間内で前記プローブを移動可能に支持する移動機構部と、
    前記接続部の各々に設けられ、当該接続部が接続する前記アーム部間、若しくは、前記アーム部と前記プローブとの角度情報を検出する角度情報検出部と、
    前記接続部に設けられ、当該接続部により接続された一方の前記アーム部若しくは前記プローブを他方の前記アーム部に対して回転駆動させる駆動部と、
    前記角度情報から前記プローブの移動を検出し、当該移動に応じて前記駆動部を作動させる制御部と、を有する形状測定装置。
  2. 前記接続部の各々に設けられ、当該接続部にかかるトルクの大きさ及び方向を検出するトルク検出部を有し、
    前記制御部は、前記接続部の各々において、当該接続部に設けられた前記トルク検出部が検出したトルクの方向と同じ方向に、前記アーム部若しくは前記プローブを回転させるように当該接続部に設けられた前記駆動部を作動させる請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記制御部は、前記プローブの移動速度が所定の範囲内となるように、前記駆動部を作動させる請求項1または2に記載の形状測定装置。
  4. 前記移動機構部は、3以上の接続部を有し、
    前記制御部は、前記プローブの移動方向が所定の方向となるように前記駆動部を作動させる請求項1〜3いずれか一項に記載の形状測定装置。
  5. 前記プローブに設けられた前記光学式センサは、光源と、前記光源からの光をライン光として前記被測定物体に照射するライン光形成光学系と、前記ライン光の反射光を結像する撮像光学系と、前記反射光の像を検出する撮像素子と、有し、前記撮像素子により検出された前記像により、前記被測定物体の形状を測定するように構成され、
    前記制御部は、前記光学式センサの指向性に応じた方向に前記プローブが移動するように前記駆動部を作動させる請求項4に記載の形状測定装置。
  6. 前記制御部は、前記プローブが前記被測定物体の表面に沿って前記ライン光が延びる方向と直交する方向に移動するように前記駆動部を作動させる請求項5に記載の形状測定装置。
  7. 前記制御部は、前記撮像素子の略中央部に前記ライン光の像が位置するように前記駆動部を作動させる請求項5または6に記載の形状測定装置。
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