JP2011108088A - 印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 - Google Patents
印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011108088A JP2011108088A JP2009263877A JP2009263877A JP2011108088A JP 2011108088 A JP2011108088 A JP 2011108088A JP 2009263877 A JP2009263877 A JP 2009263877A JP 2009263877 A JP2009263877 A JP 2009263877A JP 2011108088 A JP2011108088 A JP 2011108088A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- print job
- waiting time
- job
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
【課題】印刷物の排出に関する良好な利便性を有する印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法を提供する。
【解決手段】画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置50と、印刷装置50が接続されているネットワーク90を介して、画像データが含まれている印刷ジョブを印刷装置50に対して送信し、印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置20とを有する印刷システム10である。当該印刷システム10は、印刷指示装置20から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手段と、第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置50と、印刷装置50が接続されているネットワーク90を介して、画像データが含まれている印刷ジョブを印刷装置50に対して送信し、印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置20とを有する印刷システム10である。当該印刷システム10は、印刷指示装置20から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手段と、第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法に関する。
印刷装置に対して印刷ジョブの実行を要求したユーザが、印刷装置の排紙トレイから自己の印刷ジョブに係る印刷物を取り出す際、次ジョブに係る印刷物の排出が開始されると、その排出が完了するまで待機し、混在した印刷物の束から自己の印刷ジョブに係る印刷物を抜き出し、次ジョブに係る残余を排紙トレイに戻す作業が必要であり、不便である。
そのため、2以上のジョブに係る印刷物を混在させて積層する混在スタックを許可するか否かの設定をジョブ単位に受け付け、少なくとも一方のジョブに混在スタックの不許可が設定されている場合、同一の排紙トレイへ重ねて排出することを禁止している(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、混在スタックが不許可に設定されていると、排紙トレイから印刷物が取り除かれるまで、次ジョブの画像形成(印刷)の実行が見合わせられる。そのため、印刷装置の排紙トレイに先行ジョブに係る印刷物が取り残されている場合、自己の印刷ジョブに係る画像形成が実行されず、印刷物が排出されない問題を有する。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、印刷物の排出に関する良好な利便性を有する印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置と、
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムであって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手段と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段と
を有することを特徴とする印刷システム。
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムであって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手段と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段と
を有することを特徴とする印刷システム。
(2)前記印刷指示装置は、前記指定手段と、前記待機時間を前記印刷装置に対して送信する送信手段とを有し、
前記印刷装置は、前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手段を有する
ことを特徴とする前記(1)に記載の印刷システム。
前記印刷装置は、前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手段を有する
ことを特徴とする前記(1)に記載の印刷システム。
(3)前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記印刷装置は、前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手段を有する
ことを特徴とする前記(2)に記載の印刷システム。
前記印刷装置は、前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手段を有する
ことを特徴とする前記(2)に記載の印刷システム。
(4)前記印刷装置は、前記指定手段を有することを特徴とする前記(1)に記載の印刷システム。
(5)前記印刷装置は、形成された印刷物が排出される排出口に配置されるセンサをさらに有し、
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御手段は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手段を有する
ことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の印刷システム。
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御手段は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手段を有する
ことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の印刷システム。
(6)印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置にネットワークを介して接続され、印刷ジョブが含まれている画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置であって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手段あるいは前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手段と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段と
を有することを特徴とする印刷装置。
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手段あるいは前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手段と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段と
を有することを特徴とする印刷装置。
(7)前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する前記受信手段を有し、
前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手段をさらに有する
ことを特徴とする前記(6)に記載の印刷装置。
前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手段をさらに有する
ことを特徴とする前記(6)に記載の印刷装置。
(8)前記画像データが印刷された用紙が排出される排出口に配置されるセンサをさらに有し、
前記センサは、前記排出口を通過する用紙を検出するように構成されており、
前記制御手段は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手段を有する
ことを特徴とする前記(6)又は(7)に記載の印刷装置。
前記センサは、前記排出口を通過する用紙を検出するように構成されており、
前記制御手段は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手段を有する
ことを特徴とする前記(6)又は(7)に記載の印刷装置。
(9)第1の印刷ジョブの終了後、所定の待機時間が経過するまで、第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段と、ネットワークを介して、前記印刷ジョブを受信する受信手段とを有し、前記印刷ジョブに含まれる画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置に、前記ネットワークを介して接続され、前記印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置であって、
前記待機時間を指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された前記待機時間を、前記印刷装置に対して送信する送信手段と
を有することを特徴とする印刷指示装置。
前記待機時間を指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された前記待機時間を、前記印刷装置に対して送信する送信手段と
を有することを特徴とする印刷指示装置。
(10)前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでいることを特徴とする前記(9)に記載の印刷指示装置。
(11)画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置と、
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムを制御する印刷制御プログラムであって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手順と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手順と
を、前記システムに実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムを制御する印刷制御プログラムであって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手順と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手順と
を、前記システムに実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
(12)前記指定手順と、前記待機時間を前記印刷装置に対して送信する送信手順とを、前記印刷指示装置に実行させ、
前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手順を、前記印刷装置に実行させる
ことを特徴とする前記(11)に記載の印刷制御プログラム。
前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手順を、前記印刷装置に実行させる
ことを特徴とする前記(11)に記載の印刷制御プログラム。
(13)前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手順を、前記印刷装置に実行させる
ことを特徴とする前記(12)に記載の印刷制御プログラム。
前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手順を、前記印刷装置に実行させる
ことを特徴とする前記(12)に記載の印刷制御プログラム。
(14)前記指定手順を、前記印刷装置に実行させることを特徴とする前記(11)に記載の印刷制御プログラム。
(15)前記印刷装置は、形成された印刷物が排出される排出口に配置されるセンサをさらに有し、
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御手順は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手順を有する
ことを特徴とする前記(11)〜(14)のいずれか1項に記載の印刷制御プログラム。
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御手順は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手順を有する
ことを特徴とする前記(11)〜(14)のいずれか1項に記載の印刷制御プログラム。
(16)画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置と、
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムで実行される印刷制御方法であって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定ステップと、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御ステップと
を有することを特徴とする印刷制御方法。
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムで実行される印刷制御方法であって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定ステップと、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御ステップと
を有することを特徴とする印刷制御方法。
(17)前記印刷指示装置が、前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定ステップと、
前記印刷指示装置が、前記待機時間を前記印刷装置に対して送信する送信ステップと、
前記印刷装置が、前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信ステップと
を有することを特徴とする前記(16)に記載の印刷制御方法。
前記印刷指示装置が、前記待機時間を前記印刷装置に対して送信する送信ステップと、
前記印刷装置が、前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信ステップと
を有することを特徴とする前記(16)に記載の印刷制御方法。
(18)前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記印刷装置が、前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出ステップを有する
ことを特徴とする前記(17)に記載の印刷制御方法。
前記印刷装置が、前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出ステップを有する
ことを特徴とする前記(17)に記載の印刷制御方法。
(19)前記印刷装置が、前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定ステップを有することを特徴とする前記(16)に記載の印刷制御方法。
(20)前記印刷装置は、形成された印刷物が排出される排出口に配置されるセンサをさらに有し、
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御ステップは、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断ステップを有する
ことを特徴とする前記(16)〜(19)のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御ステップは、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断ステップを有する
ことを特徴とする前記(16)〜(19)のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
本発明に係る印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法によれば、第1の印刷ジョブの終了後、指定された待機時間が経過するまで、第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブに係る印刷物は排出されない。したがって、指定された待機時間の間に第1の印刷ジョブに係る印刷物が取り出される場合、第1の印刷ジョブに係る印刷物と第2の印刷ジョブに係る印刷物とが混在することはない。また、指定された待機時間が経過すれば、第2の印刷ジョブの画像形成(印刷)が実行され、形成された印刷物は排出されるため、その排出が過度に遅延することはない。つまり、印刷物の排出に関する良好な利便性を有する印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法を提供することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの全体構成を説明するためのブロック図である。
図1に示される印刷システム10は、クライアント20と、印刷装置50と、ネットワーク90とを有する。クライアント20は、印刷装置50に対して印刷ジョブを送信し、印刷ジョブの実行を指示するために使用される印刷指示装置である。印刷装置50は、コピー機能、プリンタ機能およびスキャン機能を有するMFP(Multi−Function Peripheral)であり、印刷ジョブに含まれる画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する。
ネットワーク90は、クライアント20と印刷装置50とを相互に通信可能に接続するために使用され、イーサネット(登録商標)、トークンリング、およびFDDI(Fiber−Distributed Data Interface)等の規格によりコンピュータやネットワーク機器同士を接続する構内情報通信網(LAN:Local Area Network)、LAN同士を専用線で接続した広域情報通信網(WAN:Wide Area Network)、インターネット、これらの組み合わせ等の各種のネットワークからなる。ネットワークプロトコルは、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)である。ネットワーク90に接続される機器の種類および台数は、図1に示される構成に限定されない。
次に、クライアント20を詳述する。
図2は、図1に示されるクライアントの構成を説明するためのブロック図、図3は、図2に示されるディスプレイに表示されるプリンタドライバの設定画面の一例を説明するための概略図、図4は、図1に示されるクライアントから送信される印刷データを説明するための概略図である。
クライアント20は、本体部30、ディスプレイ40および入力装置45を有するコンピュータ装置によって構成される。
本体部30は、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスク(HDD)34および通信インターフェース35を有し、これらは、バス36を経由して相互に接続されている。
CPU31は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、クライアント20の各機能は、それに対応するプログラムをCPU31が実行することにより発揮される。
ROM32は、各種プログラムおよび各種データを保存する読取り専用の記憶装置である。RAM33は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速のランダムアクセス記憶装置である。HDD34は、プリンタドライバやオペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを保存する大容量のランダムアクセス記憶装置である。なお、ROM32に保存されるプログラムやデータの一部を、必要に応じ、HDD34に保存することも可能である。
通信インターフェース35は、所謂LANボードからなる通信部であり、ネットワーク90を経由して印刷装置50に接続し、データの送受信を実行するための通信機能をクライアント20に追加する拡張装置である。ディスプレイ40は、たとえば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイあるいはLCD(Liquid Crystal Display)であり、各種の情報を表示するために使用される。入力装置45は、マウス等のポインティングデバイスおよびキーボードを有し、各種の入力を行うために使用される。
なお、クライアント20のHDD34には、ネットワーク90を介して接続されている印刷装置50に対して印刷ジョブを送信するために必要なプリンタドライバが、インストールされている。
プリンタドライバは、例えば、図3に示される設定画面をディスプレイ40に表示するように構成されており、クライアント20のユーザが、クライアント20から送信されるジョブ(カレントジョブ)の後続となる次ジョブの待機時間を指定することが可能である。図3に示される例においては、次ジョブの指定待機時間は、「10秒」が指定されている。この場合、印刷装置50においては、カレントジョブの終了後、10秒が経過するまで、次ジョブの画像形成(印刷)の実行を見合わせるように制御される。
したがって、指定待機時間の間にカレントジョブに係る印刷物が取り出される場合、カレントジョブに係る印刷物と次ジョブに係る印刷物とが混在することはない。また、指定された待機時間が経過すれば、次ジョブの画像形成が実行され、形成された印刷物は排出されるため、その排出が過度に遅延することはない。つまり、印刷物の排出に関する良好な利便性を得ることが可能である。
ジョブに含まれるデータは、例えば、図4に示されるように、印刷される画像データに加えて、次ジョブの指定待機時間のデータを含んでいる。図4に示される例においては、次ジョブの指定待機時間(NextJobWait)は、「30秒」である。
次に、印刷装置50を詳述する。
図5は、図1に示される印刷装置の構成を説明するためのブロック図、図6は、図5に示されるHDDに保存される管理テーブルを説明するため図表、図7は、図5に示される表示部および操作部を説明するため平面図、図8は、図5に示される排紙部の構成を説明するため斜視図である。
印刷装置50は、制御部60、ADF70、画像読み取り部72、画像印字部74、表示部76、操作部78および排紙部80を有し、これらは、バス85を経由して相互に接続されている。
制御部60は、CPU61、RAM62、HDD63および通信インターフェース64を有し、これらは、バス65を経由して相互に接続されている。
CPU61は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、印刷装置50の各機能は、それに対応するプログラムを制御部60が実行することにより発揮される。
RAM62は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速のランダムアクセス記憶装置である。
HDD63は、プリンタドライバやオペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを保存する大容量のランダムアクセス記憶装置である。保存されているプログラムは、CPU61により必要に応じて読み出され、RAM62上で実行処理される。
保存されているプログラムは、RIP処理(ラスタライズ処理:Raster Image Processing)、画像データ処理、印刷制御処理のためのプログラムが含まれる。
RIP処理は、クライアント20から受信したカレントジョブに含まれる画像データを、画像印字部74が印刷に用いるラスターイメージデータに変換する処理である。画像データ処理は、カレントジョブを解析し、カレントジョブに含まれる指定待機時間を抽出する処理である。印刷制御処理は、カレントジョブの終了後、指定された待機時間が経過するまで、カレントジョブの後続となる次ジョブの実行を見合わせるように制御する処理である。
保存されているデータは、例えば、画像読み取り部72や通信インターフェース64からの画像データや、図6に示される管理テーブルである。管理テーブルは、次ジョブの待機時間を管理するために使用され、登録されたジョブ毎の指定待機時間が保持されている。図6に示される例においては、カレントジョブである「ジョブ1」の指定待機時間は「30秒」であるため、先行ジョブの終了後、30秒が経過すると、ジョブ1の実行が開始され、ジョブ1の後続となる次ジョブである「ジョブ2」の待機時間は「0」であるため、ジョブ1の終了後、ジョブ2の実行が直ちに開始され、ジョブ2の後続となる次ジョブである「ジョブ3」の待機時間は「10」であるため、ジョブ2の終了後、10秒が経過すると、ジョブ3の実行が開始されることになる。なお、管理テーブルは、RAM62に保存することも可能である。
通信インターフェース64は、所謂LANボードからなる通信部であり、ネットワーク90を経由してクライアント20に接続し、データの送受信を実行するための通信機能を印刷装置50に追加する拡張装置である。
ADF70は、単数もしくは複数枚の原稿を、一枚ずつ所定の読み取り位置に搬送するために使用される自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder)である。
画像読み取り部72は、原稿台に載置される用紙から画像データを生成するためのCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサを備えているスキャナからなる。
画像印字部74は、帯電、露光、現像、転写および定着工程を含む電子写真式プロセス等の作像プロセスを用いて、記録媒体である用紙上に画像を形成するエンジンを有しており、画像読み取り部72や通信インターフェース64からの画像データを、制御部60の指示により、印刷するために使用される。
表示部76は、例えば、LCDからなり、機器構成、プリントジョブの進行状況、エラーの発生状況、現在変更可能な設定などを、ユーザに提示するために使用される出力手段である。
操作部78は、キーボード、マウス、プッシュボタン、タッチパネル等からなり、文字入力、各種設定、スタート指示などのユーザ指示を取得するために使用される入力手段である。キーボードは、例えば、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー等からなる複数のキーを有している。
排紙部80は、画像印字部74から搬送される印刷物を排出するために使用され、図7に示されるように、排出口81、トレイ82およびセンサ83を有する。排出口81は、画像印字部74からの搬送路に連通しており、排出口81を通過した印刷物は、トレイ82に向かって排出され、トレイ82に載置される。
センサ83は、排出口81に設置されており、排出口を通過する印刷物や、トレイ82上に残っている印刷物を検出するように構成されている。センサ83は、例えば、光学センサからなり、その検出結果は、制御部60において、カレントジョブの終了を判断するために使用される。
なお、トレイ82を昇降自在に構成し、印刷物が積載されるにしたがってトレイ82を徐々に下降するように制御することで、印刷物が一定の高さでトレイ82に載置されるようにすることが可能である。この場合、センサ83として、トレイ82の高さ位置を検出する位置センサを適用することも可能である。また、センサ83として、トレイ82に載置される印刷物の重量を検出する重量センサを適用することも可能である。
センサ83は、原理、感度および検出範囲などを考慮し、トレイ82側に設置することも可能である。また、排紙部80には、ステープル処理やパンチ穴開け処理などのフィニッシング処理のための装置(フィニッシャ)を配置することも可能である。
次に、本発明の実施形態に係る印刷制御方法を説明する。
図9は、本発明の実施形態に係る印刷制御方法を説明するためフローチャート、図10は、図9に示されるステップS104に係る印刷開始通知タスクを説明するためのフローチャート、図11は、図10に示されるステップS204に係る計時タスクを説明するためのフローチャートである。なお、図9〜11に示されるフローチャートにより示されるアルゴリズムは、印刷装置50のHDD63にプログラムとして記憶されており、CPU61によって実行される。
本発明の実施形態に係る印刷制御方法においては、まず、クライアント20からネットワーク90を経由して送信されたカレントジョブを、通信インターフェース64を使用して受信すると(ステップS101)、制御部60は、カレントジョブを解析し、カレントジョブから指定待機時間(図4の「NextJobWait」参照)を抽出し、当該指定待機時間を管理テーブル(図6参照)に登録する(ステップS102)。そして、RIP処理を実行する(ステップS103)。
RIP処理後、印刷開始通知タスクを起動し(ステップS104)、印刷開始通知を受信するまで待機する(ステップS105)。なお、印刷開始通知タスクは、カレントジョブの待機時間を制御するものであり、カレントジョブより前に受信した先行ジョブに含まれる指定待機時間(カレントジョブの指定待機時間)が経過した場合あるいは先行ジョブに係る印刷物がトレイから取り出された(トレイに存在しない)場合に、印刷開始通知を発行する機能を有する。
印刷開始通知を受信すると(ステップS105のYES)、カレントジョブの印刷処理を行う(ステップS106)。印刷処理が終了すると、管理テーブルからカレントジョブの指定待機時間の設定が消去される(ステップS107)。
したがって、先行ジョブに含まれる指定待機時間の間にカレントジョブに係る印刷物が取り出される場合、先行ジョブに係る印刷物と、カレントジョブに係る印刷物とが混在することはない。また、指定された待機時間が経過すれば、カレントジョブの画像形成(印刷)が実行され、形成された印刷物は排出されるため、その排出が過度に遅延することはない。つまり、印刷物の排出に関する良好な利便性を得ることが可能である。
次に、図10を参照し、印刷開始通知タスクを詳述する。
印刷開始通知タスクにおいては、まず、排紙部80のセンサ83の検出結果に基づいて、現在印刷中の先行ジョブが存在するか否かが判断される(ステップS201)。現在印刷中の先行ジョブが存在しない場合(ステップS201のNo)、プロセスは、ステップS203に進む。現在印刷中の先行ジョブが存在する場合(ステップS201のYes)、印刷が完了するまで待機する(ステップS202)。印刷が完了すると(ステップS202:Yes)、プロセスは、ステップS203に進む。
ステップS203においては、管理テーブルに登録されているカレントジョブの指定待機時間が「0」であるか否かが判断される。指定待機時間が「0」である場合(ステップS203のYes)、プロセスは、ステップS208に進む。指定待機時間が「0」でない場合(ステップS203のNo)、計時タスクを起動する(ステップS204)。なお、計時タスクは、待機時間を計測するためのものであり、計測時間が指定待機時間と一致する場合、カウントダウン終了通知を発行する機能を有する。
その後、排紙部80のセンサ83の検出結果に基づいて、先行ジョブに係る印刷物が、トレイ82(図8参照)上に存在するか否かが判断される(ステップS205)。印刷物が存在しない場合(ステップS205のNo)、ステップS204において起動された計時タスクを停止させるため、カウントダウン終了通知が通知され(ステップS206)、プロセスは、ステップS208に進む。これは、先行ジョブに係る印刷物が存在せず、カレントジョブに係る印刷物が混在する虞が無いため、指定待機時間の経過を待つことが不要であるためである。
印刷物が存在する場合(ステップS205のYes)、指定待機時間終了通知を受信したか否かが判断される(ステップS207)。指定待機時間終了通知を受信していない場合(ステップS207のNo)、プロセスは、ステップS205にリターンし、先行ジョブに係る印刷物が存在するか否かの判別処理が再度実行される。指定待機時間終了通知を受信した場合(ステップS206:Yes)、プロセスは、ステップS208に進む。
ステップS208においては、ステップS105(図8参照)の待機プロセスに対して、印刷開始通知が送信される。
次に、図11を参照し、ステップS204において起動される計時タスクを詳述する。
まず、カレントジョブの指定待機時間nが管理テーブル(図6)から取得され(ステップS301)、カウンタ値iが初期化され、「0」がセットされる(ステップS302)。そして、カウントダウン終了通知(図10のステップS206参照)を受信したか否かが判断される(ステップS303)。カウントダウン終了通知が受信された場合(ステップS303のYes)、計時タスクは停止する。
カウントダウン終了通知が受信されない場合(ステップS303:No)、1秒経過後、カウンタ値iに「1」が加算される(ステップS304)。その後、指定待機時間が終了したか否かが判断される(ステップS305)。
カウンタ値iが指定待機時間nより小さい場合(ステップS305:No)、指定待機時間が終了していないと判断され、プロセスは、ステップS303にリターンし、カウントダウン終了通知を受信したか否かの判別処理が繰返される。
カウンタ値iが指定待機時間nと一致した場合、指定待機時間が終了したと判断され、指定待機時間終了通知を発行し、管理テーブルがアップデートされる(ステップS306)。なお、指定待機時間終了通知は、印刷開始通知タスクのステップS206の判断処理に利用される。
図12は、本発明の実施形態に係る変形例を説明するための概略図である。
次ジョブの待機時間を指定する指定手段は、クライアント20に配置する形態(図3参照)に限定されず、印刷装置50に配置することも可能である。この場合、図12に示されるように、表示部76に設定画面を表示し、操作部78を使用して次ジョブの待機時間を指定する形態を採用することにより、印刷装置50単独で実行されるジョブ、例えば、コピージョブに対応することができる。
以上のように、本実施の形態において、カレントジョブの終了後、指定された待機時間が経過するまで、カレントジョブの後続となる次ジョブに係る印刷物は排出されない。したがって、指定された待機時間の間にカレントジョブに係る印刷物が取り出される場合、カレントジョブに係る印刷物と次ジョブに係る印刷物とが混在することはない。また、指定された待機時間が経過すれば、次ジョブの画像形成(印刷)が実行され、形成された印刷物は排出されるため、その排出が過度に遅延することはない。つまり、印刷物の排出に関する良好な利便性を有する印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法を提供することが可能である。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。例えば、印刷装置は、MFPに限定されない。
なお、本発明に係る手段、方法およびプログラムは、専用のハードウェア回路によっても実現することも可能である。また、プログラムされたコンピュータ装置によって本発明を実現する場合、コンピュータ装置を動作させるプログラムは、フロッピーディスクやCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供したり、記録媒体によらず、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供したりすることも可能である。この場合、プログラムは、通常、コンピュータ装置のハードディスク等のランダムアクセス記憶装置に送信されて記憶される。また、プログラムは、単独のアプリケーションソフトウェアとして提供されてもよいし、コンピュータ装置の一機能としてそのコンピュータ装置のソフトウェアに組み込むことも可能である。
10 印刷システム、
20 クライアント、
30 本体部、
31 CPU、
32 ROM、
33 RAM、
34 ハードディスク(HDD)、
35 通信インターフェース、
36 バス、
40 ディスプレイ、
45 入力装置、
50 印刷装置、
60 制御部、
61 CPU、
62 RAM、
63 ハードディスク(HDD)、
64 通信インターフェース、
65 バス、
70 ADF、
72 画像読み取り部、
74 画像印字部、
76 表示部、
78 操作部、
80 排紙部、
81 排出口、
82 トレイ、
83 センサ、
85 バス、
90 ネットワーク。
20 クライアント、
30 本体部、
31 CPU、
32 ROM、
33 RAM、
34 ハードディスク(HDD)、
35 通信インターフェース、
36 バス、
40 ディスプレイ、
45 入力装置、
50 印刷装置、
60 制御部、
61 CPU、
62 RAM、
63 ハードディスク(HDD)、
64 通信インターフェース、
65 バス、
70 ADF、
72 画像読み取り部、
74 画像印字部、
76 表示部、
78 操作部、
80 排紙部、
81 排出口、
82 トレイ、
83 センサ、
85 バス、
90 ネットワーク。
Claims (20)
- 画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置と、
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムであって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手段と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段と
を有することを特徴とする印刷システム。 - 前記印刷指示装置は、前記指定手段と、前記待機時間を前記印刷装置に対して送信する送信手段とを有し、
前記印刷装置は、前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。 - 前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記印刷装置は、前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手段を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。 - 前記印刷装置は、前記指定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
- 前記印刷装置は、形成された印刷物が排出される排出口に配置されるセンサをさらに有し、
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御手段は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手段を有する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷システム。 - 印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置にネットワークを介して接続され、印刷ジョブが含まれている画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置であって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手段あるいは前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手段と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段と
を有することを特徴とする印刷装置。 - 前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する前記受信手段を有し、
前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。 - 前記画像データが印刷された用紙が排出される排出口に配置されるセンサをさらに有し、
前記センサは、前記排出口を通過する用紙を検出するように構成されており、
前記制御手段は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手段を有する
ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の印刷装置。 - 第1の印刷ジョブの終了後、所定の待機時間が経過するまで、第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手段と、ネットワークを介して、前記印刷ジョブを受信する受信手段とを有し、前記印刷ジョブに含まれる画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置に、前記ネットワークを介して接続され、前記印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置であって、
前記待機時間を指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された前記待機時間を、前記印刷装置に対して送信する送信手段と
を有することを特徴とする印刷指示装置。 - 前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでいることを特徴とする請求項9に記載の印刷指示装置。
- 画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置と、
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムを制御する印刷制御プログラムであって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定手順と、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御手順と
を、前記システムに実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。 - 前記指定手順と、前記待機時間を前記印刷装置に対して送信する送信手順とを、前記印刷指示装置に実行させ、
前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信手順を、前記印刷装置に実行させる
ことを特徴とする請求項11に記載の印刷制御プログラム。 - 前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出手順を、前記印刷装置に実行させる
ことを特徴とする請求項12に記載の印刷制御プログラム。 - 前記指定手順を、前記印刷装置に実行させることを特徴とする請求項11に記載の印刷制御プログラム。
- 前記印刷装置は、形成された印刷物が排出される排出口に配置されるセンサをさらに有し、
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御手順は、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断手順を有する
ことを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載の印刷制御プログラム。 - 画像データを用紙に印刷し、形成された印刷物を排出する印刷装置と、
前記印刷装置が接続されているネットワークを介して、画像データが含まれている印刷ジョブを前記印刷装置に対して送信し、前記印刷ジョブの実行を指示する印刷指示装置と
を有する印刷システムで実行される印刷制御方法であって、
前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定ステップと、
前記第1の印刷ジョブの終了後、前記待機時間が経過するまで、前記第2の印刷ジョブの実行を見合わせるように制御する制御ステップと
を有することを特徴とする印刷制御方法。 - 前記印刷指示装置が、前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定ステップと、
前記印刷指示装置が、前記待機時間を前記印刷装置に対して送信する送信ステップと、
前記印刷装置が、前記待機時間を前記印刷指示装置から受信する受信ステップと
を有することを特徴とする請求項16に記載の印刷制御方法。 - 前記第1の印刷ジョブは、前記待機時間のデータを含んでおり、
前記印刷装置が、前記第1の印刷ジョブを解析し、前記第1の印刷ジョブから前記待機時間を抽出する抽出ステップを有する
ことを特徴とする請求項17に記載の印刷制御方法。 - 前記印刷装置が、前記印刷指示装置から送信される第1の印刷ジョブの後続となる第2の印刷ジョブの待機時間を指定する指定ステップを有することを特徴とする請求項16に記載の印刷制御方法。
- 前記印刷装置は、形成された印刷物が排出される排出口に配置されるセンサをさらに有し、
前記センサは、前記排出口を通過する印刷物を検出するように構成されており、
前記制御ステップは、前記センサの検出結果に基づいて、前記第1の印刷ジョブの終了を判断する判断ステップを有する
ことを特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009263877A JP2011108088A (ja) | 2009-11-19 | 2009-11-19 | 印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009263877A JP2011108088A (ja) | 2009-11-19 | 2009-11-19 | 印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011108088A true JP2011108088A (ja) | 2011-06-02 |
Family
ID=44231471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009263877A Pending JP2011108088A (ja) | 2009-11-19 | 2009-11-19 | 印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011108088A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012158077A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Brother Industries Ltd | 印刷装置、印刷システム及び印刷プログラム |
JP2014184723A (ja) * | 2014-05-01 | 2014-10-02 | Brother Ind Ltd | 印刷装置、印刷システム及び印刷プログラム |
CN105391895A (zh) * | 2014-08-28 | 2016-03-09 | 京瓷办公信息***株式会社 | 图像形成装置以及图像形成方法 |
-
2009
- 2009-11-19 JP JP2009263877A patent/JP2011108088A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012158077A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Brother Industries Ltd | 印刷装置、印刷システム及び印刷プログラム |
JP2014184723A (ja) * | 2014-05-01 | 2014-10-02 | Brother Ind Ltd | 印刷装置、印刷システム及び印刷プログラム |
CN105391895A (zh) * | 2014-08-28 | 2016-03-09 | 京瓷办公信息***株式会社 | 图像形成装置以及图像形成方法 |
JP2016049634A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
CN105391895B (zh) * | 2014-08-28 | 2019-04-05 | 京瓷办公信息***株式会社 | 图像形成装置以及图像形成方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5004320B2 (ja) | ジョブ処理装置、ジョブ処理方法及びプログラム | |
US20060176531A1 (en) | Image forming apparatus, image forming method and computer-readable storage medium | |
JP6648877B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法、プログラム | |
US20100123932A1 (en) | Image forming apparatus, and control method and storage medium therefor | |
JP2007283603A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム | |
US7444109B2 (en) | Printed matter preparation device, printing data transmission method and apparatus, and recording medium | |
JP3707339B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010162896A (ja) | 画像形成装置および印刷制御方法 | |
JP4652920B2 (ja) | ジョブ処理方法、画像形成装置 | |
JP2011108088A (ja) | 印刷システム、印刷装置、印刷指示装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 | |
JP2010089457A (ja) | 印刷装置、印刷装置における排紙制御方法 | |
JP5677027B2 (ja) | 表示操作装置、及び、画像形成装置 | |
JP2001058431A (ja) | 画像形成装置及びシステム | |
JP6066984B2 (ja) | 表示操作装置、画像形成装置、及び制御方法 | |
JP2005094524A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014203217A (ja) | 画像形成システム及び画像形成方法 | |
JP5213750B2 (ja) | シート処理装置、シート処理装置の制御方法、及び、プログラム | |
JP6581638B2 (ja) | 表示操作装置、及び画像形成装置 | |
JP5782723B2 (ja) | 画像形成システムおよび画像形成装置 | |
JP2009285848A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4298543B2 (ja) | 割り込み制御装置 | |
JP6092834B2 (ja) | 表示操作装置、画像形成装置、及び制御方法 | |
JP2005096959A (ja) | 画像記録装置 | |
JP2011112916A (ja) | 課金ジョブ | |
JP2007336155A (ja) | 画像形成装置 |