JP2011107687A - 光ファイバ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の空孔構造の光ファイバと同等以上の光学特性を実現できると共に、製造時の空孔制御や特殊な接続工程が不要となり、歩留まりの向上やコストの低減を図ることができる光ファイバを提供する。
【解決手段】屈折率n1を有する固体材料からなるファイバ本体11よりも小さい屈折率n2の固体材料からなると共にファイバ本体11の直径Dよりも小さい直径dをなす低屈折率体12がファイバ本体11の中心部Ecを包囲する周辺部Eaに当該中心部Ecを取り囲むように複数埋設されることにより、ファイバ本体11の中心部Ecがコア領域を構成し、ファイバ本体11の周辺部Eaがクラッド領域を構成している光ファイバ10とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバに関し、特に、光伝送システムの伝送媒体等に利用すると有効なものである。
光ファイバ通信システムにおいては、光ファイバの波長分散および非線形効果によって、伝送特性が制限されてしまう。そのため、光ファイバの波長分散および非線形効果を低減させるように、現在、種々の構造の光ファイバが開発され、広く利用され始めている。そして、近年、光ファイバの内部に空孔を有する構造の光ファイバが、従来の充実型の光ファイバでは到底実現できない種々の特性を発現できることから、新しい光伝送媒体として高い関心を集めている。
例えば、下記非特許文献1,2では、空孔構造を有する光ファイバを用いた低非線形光伝送路を実現するために、光波が伝搬する面積である実効断面積を拡大した光ファイバが報告されている。
松井ら,「フォトニック結晶ファイバの実効断面積拡大に関する検討」,2008年電子情報通信学会ソサイエティ大会,p.275,Sep.2008. K. Mukasa et al, "Comparisons of merits on wide-band transmission systems between using extremely improved solid SMFs with Aeff of 160 μm2 and loss of 0.175 dB/km and using large-Aeff holey fibers enabling transmission over 600 nm bandwidth", the Proceedings of OFC2008, OthR1, Feb. 2008.
しかしながら、前述したような従来の空孔構造型の光ファイバにおいては、以下のような課題があった。
(1)空孔構造型の光ファイバにおいても、曲げ損失低減、単一モード動作領域の拡大、実効断面積の拡大等の特性に、互いにトレードオフの関係があることから、所定の条件下における実効断面積の拡大量に限界があった。
(2)空孔構造型の光ファイバは、製造するにあたって、空孔構造を制御するための技術が必要であることから、製造歩留まりが低くなると共に製造コストが大きくなってしまう。
(3)空孔構造型の光ファイバは、接続するにあたって、端面における空孔封止や融着時の放電条件の調整等のような特殊な工程を要することから、接続コストが高くなってしまう。
(4)空孔構造型の光ファイバは、空孔構造による導波路分散が正の値になる傾向に強くあるため、通信波長帯における波長分散が、従来の充実型の光ファイバと比べて大きくなってしまう。
前述した課題を解決するための、本発明に係る光ファイバは、屈折率n1を有する固体材料からなるファイバ本体よりも小さい屈折率n2の固体材料からなると共に当該ファイバ本体の直径Dよりも小さい直径dをなす低屈折率体が当該ファイバ本体の中心部を包囲する周辺部に当該中心部を取り囲むように複数埋設されることにより、当該ファイバ本体の上記中心部がコア領域を構成し、当該ファイバ本体の上記周辺部がクラッド領域を構成していることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、前記ファイバ本体の屈折率n1に対する前記低屈折率体の屈折率n2の比屈折率差Δが−0.5%以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、前記ファイバ本体の屈折率n1に対する前記低屈折率体の屈折率n2の比屈折率差Δが−0.7%以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、前記ファイバ本体の屈折率n1に対する前記低屈折率体の屈折率n2の比屈折率差Δが−0.8%以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、遮断波長が1260nm以下であり、曲げ半径30mmにおける波長1260〜1625nmの曲げ損失が0.1dB/100turns以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、遮断波長が1260nm以下であり、曲げ半径30mmにおける波長1260〜1625nmの曲げ損失が0.5dB/100turns以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、遮断波長が1450nm以下であり、曲げ半径30mmにおける波長1450〜1625nmの曲げ損失が0.1dB/100turns以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、遮断波長が1450nm以下であり、曲げ半径30mmにおける波長1450〜1625nmの曲げ損失が0.5dB/100turns以下であることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、複数の前記低屈折率体が、前記ファイバ本体の中心部を正多角形状または円環状に取り囲むように当該ファイバ本体の上記周辺部に配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、複数の前記低屈折率体が、前記ファイバ本体の中心部を径方向に3層で取り囲むように当該ファイバ本体の上記周辺部に配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、複数の前記低屈折率体が、前記ファイバ本体の中心部を正六角形状に取り囲むように当該ファイバ本体の上記周辺部に配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、前記ファイバ本体が、純石英からなり、前記低屈折率体が、屈折率を低減させる不純物を添加された石英からなることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、前記ファイバ本体が、屈折率を増加させる不純物を添加された石英からなり、前記低屈折率体が、純石英からなることを特徴とする。
また、本発明に係る光ファイバは、上述した光ファイバにおいて、前記ファイバ本体が、屈折率を増加させる不純物を添加された石英からなり、前記低屈折率体が、屈折率を低減させる不純物を添加された石英からなることを特徴とする。
本発明に係る光ファイバによれば、固体材料からなるファイバ本体に固体材料からなる複数の低屈折率体が離散的に配置されていることから、従来の空孔構造の光ファイバと同等以上の光学特性を実現できると共に、製造時の空孔制御や特殊な接続工程が不要となり、歩留まりの向上やコストの低減を図ることができる。
図1は、本発明に係る光ファイバの主な実施形態の概略構造を表す断面図である。 図2は、本発明に係る光ファイバ及び従来の空孔構造の光ファイバの規格化ロッド直径d/Λと規格化遮断波長λc/Λとの関係を表すグラフである。 図3Aは、比屈折率差Δを−1.5%とした本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフであり、図3Bは、従来の空孔構造の光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフである。 図4は、本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフであって、図4Aが比屈折率差Δを−0.6%とした場合であり、図4Bが比屈折率差Δを−0.7%とした場合であり、図4Cが比屈折率差Δを−0.8%とした場合であり、図4Dが比屈折率差Δを−0.9%とした場合であり、図4Eが比屈折率差Δを−1.5%とした場合であり、図4Fが比屈折率差Δを−2.0%とした場合である。 図5は、本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフであって、図5Aが比屈折率差Δを−0.6%とした場合であり、図5Bが比屈折率差Δを−0.7%とした場合であり、図5Cが比屈折率差Δを−0.8%とした場合であり、図5Dが比屈折率差Δを−0.9%とした場合であり、図5Eに比屈折率差Δを−1.5%とした場合であり、図5Fが比屈折率差Δを−2.0%とした場合である。 図6は、本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフであって、図6Aが比屈折率差Δを−0.6%とした場合であり、図6Bが比屈折率差Δを−0.7%とした場合であり、図6Cに比屈折率差Δを−0.8%とした場合であり、図6Dが比屈折率差Δを−0.9%とした場合であり、図6Eが比屈折率差Δを−1.5%とした場合であり、図6Fに比屈折率差Δを−2.0%とした場合である。 図7は、本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフであって、図7Aが比屈折率差Δを−0.6%とした場合であり、図7Bが比屈折率差Δを−0.7%とした場合であり、図7Cが比屈折率差Δを−0.8%とした場合であり、図7Dが比屈折率差Δを−0.9%とした場合であり、図7Eに比屈折率差Δを−1.5%とした場合であり、図7Fに比屈折率差Δを−2.0%とした場合である。 図8は、本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作条件下における最大の実効断面積と比屈折率差Δとの関係を表すグラフである。 図9は、低屈折率体の層数を3とした本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフである。 図10は、本発明に係る光ファイバの波長分散特性を表すグラフである。
本発明に係る光ファイバの実施形態を図1〜5に基づいて以下に説明するが、本発明は、図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
[主な実施形態]
図1に示すように、本実施形態に係る光ファイバ10は、屈折率n1を有する固体材料からなるファイバ本体(バックグラウンド)11よりも小さい屈折率n2(n1>n2)の固体材料からなると共に当該ファイバ本体11の直径Dよりも小さい直径d(D>d)をなす低屈折率体(ロッド)12が、当該ファイバ本体11の中心部Ec(図1中、内側の点線の内側の範囲)を包囲する周辺部Ea(図1中、外側の点線の内側と内側の点線の外側との間の範囲)に、径方向に複数層(段)(本実施形態では5層(段))で正多角形状(本実施形態では正六角形状)に当該中心部Ecを取り囲むように複数埋設されることにより、当該ファイバ本体11の上記中心部Ecがコア領域を構成し、当該ファイバ本体11の上記周辺部Eaがクラッド領域を構成している。なお、図1中、Λは、隣り合う前記低屈折率体(ロッド)12の中心間距離(ピッチ)である。
ここで、上記固体材料は、上記ファイバ本体11を純石英としたとき、上記低屈折率体12を、屈折率を低減させる不純物(例えば、フッ素(F)、ホウ素(B)等)を添加した石英とし、上記低屈折率体12を純石英としたとき、上記ファイバ本体11を、屈折率を増加させる不純物(例えば、ゲルマニウム(Ge)、アルミニウム(Al)等)を添加した石英とする。また、上記ファイバ本体11を、上記屈折率増加不純物を添加した石英とすると共に、上記低屈折率体12を、上記屈折率低減不純物を添加した石英とすることも可能である。
このような本実施形態に係る光ファイバ10では、周辺部(クラッド領域)Eaにおける実効的な屈折率が中心部(コア領域)Ecよりも低いため、中心部(コア領域)Ecに入射した光波が全反射して内部を伝搬するようになる。
このため、本実施形態に係る光ファイバ10においては、空孔構造とすることなく充実型構造で導波路が形成されていることから、製造時に空孔制御等の工程が不要となると共に、接続時の特殊な接続工程も不要となる。
図2は、本発明に係る光ファイバ及び従来の空孔構造の光ファイバの規格化ロッド直径d/Λと規格化遮断波長λc/Λとの関係を表すグラフである。図2において、横軸は、前記ロッド12の直径dをピッチΛで規格化した規格化ロッド直径d/Λを表し、縦軸は、遮断波長λcをピッチΛで規格化した規格化遮断波長λc/Λを表している。なお、Δは、前記ファイバ本体11に対する前記ロッド12の比屈折率差である。
図2からわかるように、本発明に係る光ファイバは、前記比屈折率差Δがどのような値であっても、従来の空孔構造の光ファイバの場合と同様に、広波長域単一モード動作を実現できることが認められた。また、本発明に係る光ファイバは、前記比屈折率差Δを小さくするほど、同じ構造でも遮断波長λcがより短波長になることが認められた。よって、本発明に係る光ファイバは、前記比屈折率差Δを適切な値に設定することにより、従来の空孔構造の光ファイバと同等以上の光学特性をより広い設計範囲で得られることが認められた。
図3は、光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフである。図3Aは、比屈折率差Δを−1.5%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図3Bは、従来の空孔構造の光ファイバの場合である。図3において、曲げ損失の条件は、基本モードの曲げ損失BLFMが、波長1260〜1625nm、曲げ半径30mmにおいて、100回巻き当たり0.1dB以下とした。単一モード動作の評価の条件は、第一高次モードにおける曲げ損失BLHOMが、波長1260〜1625nm、曲げ半径140mmにおいて、1dB/m以上とした。
まず、従来の空孔構造の光ファイバにおいては、図3Bからわかるように、隣り合う空孔(直径d)の中心間距離(ピッチ)Λが10.7μm以下、規格化空孔直径d/Λが0.5より小さい構造であると、前述した条件を満足できることが認められた。この条件下で得られる最大の実効断面積は、非特許文献1より、波長1550nmにおいて約130μm2である。
他方、本発明に係る光ファイバにおいては、図3Aからわかるように、前記ピッチΛが11.8μm以下、前記規格化ロッド直径d/Λが0.64以下であると、前述した条件を満足できることが認められた。この条件下で得られる実効断面積は、波長1550nmにおいて約150μm2である。
よって、本発明に係る光ファイバは、従来の空孔構造の光ファイバと比べて、前述の条件を満たすピッチΛをより大きくすることができるので、コア面積及び実効断面積をより大きくできることが認められた。
図4は、光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフである。図4Aは、比屈折率差Δを−0.6%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図4Bは、比屈折率差Δを−0.7%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図4Cは、比屈折率差Δを−0.8%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図4Dは、比屈折率差Δを−0.9%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図4Eは、比屈折率差Δを−1.5%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図4Fは、比屈折率差Δを−2.0%とした本発明に係る光ファイバの場合である。図4において、曲げ損失の条件は、基本モードの曲げ損失BLFMが、波長1260〜1625nm、曲げ半径30mmにおいて、ITU−T勧告G.652を満たす100回巻き当たり0.1dB以下とした。単一モード動作の評価の条件は、第一高次モードにおける曲げ損失BLHOMが、波長1260〜1625nm、曲げ半径140mmにおいて、1dB/m以上とした。
ここで、以下に示す表1は上記図4の条件での最適構造を示したものである。表1中のHFは従来の空孔構造の光ファイバを仮定したものである。本発明に係る光ファイバにおいては、表1から分かるように、比屈折率差Δを−0.6%、−0.7%、−0.8%、−0.9%、−1.5%、−2.0%とした何れの場合においても、9.5μm以上のロッド間間隔を実現でき、比屈折率差Δを−0.8%以下とすることで従来の空孔構造の光ファイバと比較して大きな実効断面積が実現できることが認められた。
Figure 2011107687
図5は、光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフである。図5Aは、比屈折率差Δを−0.6%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図5Bは、比屈折率差Δを−0.7%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図5Cは、比屈折率差Δを−0.8%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図5Dは、比屈折率差Δを−0.9%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図5Eは、比屈折率差Δを−1.5%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図5Fは、比屈折率差Δを−2.0%とした本発明に係る光ファイバの場合である。図5において、曲げ損失の条件は、基本モードの曲げ損失BLFMが、波長1260〜1625nm、曲げ半径30mmにおいて、ITU−T勧告G.655、656を満たす100回巻き当たり0.5dB以下とした。単一モード動作の評価の条件は、図4の場合と同一の条件とした。
ここで、以下に示す表2は上記図5の条件での最適構造を示したものである。表2中のHFは従来の空孔構造の光ファイバを仮定したものである。本発明に係る光ファイバにおいては、表2にから分かるように、比屈折率差Δを−0.6%、−0.7%、−0.8%、−0.9%、−1.5%、−2.0%とした何れの場合においても、10μm以上のロッド間間隔を実現でき、比屈折率差Δを−0.7%以下とすることで従来の空孔構造の光ファイバと比較して大きな実効断面積が実現できることが認められた。
Figure 2011107687
図6は、光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフである。図6Aは、比屈折率差Δを−0.6%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図6Bは、比屈折率差Δを−0.7%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図6Cは、比屈折率差Δを−0.8%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図6Dは、比屈折率差Δを−0.9%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図6Eは、比屈折率差Δを−1.5%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図6Fは、比屈折率差Δを−2.0%とした本発明に係る光ファイバの場合である。図6において、曲げ損失の条件は、基本モードの曲げ損失BLFMが、波長1450〜1625nm、曲げ半径30mmにおいて、100回巻き当たり0.1dB以下とした。単一モード動作の評価の条件は、第一高次モードにおける曲げ損失BLHOMが、波長1450〜1625nm、曲げ半径140mmにおいて、1dB/m以上とした。
ここで、以下に示す表3は上記図6の条件での最適構造を示したものである。表3中のHFは従来の空孔構造の光ファイバを仮定したものである。本発明に係る光ファイバにおいては、表3から分かるように、比屈折率差Δを−0.6%、−0.7%、−0.8%、−0.9%、−1.5%、−2.0%とした何れの場合においても、11μm以上のロッド間間隔を実現でき、比屈折率差Δを−0.7%以下とすることで従来の空孔構造の光ファイバと比較して大きな実効断面積が実現できることが認められた。
Figure 2011107687
図7は、光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフである。図7Aは、比屈折率差Δを−0.6%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図7Bは、比屈折率差Δを−0.7%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図7Cは、比屈折率差Δを−0.8%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図7Dは、比屈折率差Δを−0.9%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図7Eは、比屈折率差Δを−1.5%とした本発明に係る光ファイバの場合であり、図7Fは、比屈折率差Δを−2.0%とした本発明に係る光ファイバの場合である。図7において、曲げ損失の条件は、基本モードの曲げ損失BLFMが、波長1450〜1625nm、曲げ半径30mmにおいて、100回巻き当たり0.5dB以下とした。単一モード動作の評価の条件は図6の場合と同一の条件とした。
ここで、以下に示す表4は上記図7の条件での最適構造を示したものである。表4中のHFは従来の空孔構造の光ファイバを仮定したものである。本発明に係る光ファイバにおいては、表4から分かるように、比屈折率差Δを−0.6%、−0.7%、−0.8%、−0.9%、−1.5%、−2.0%とした何れの場合においても、10μm以上のロッド間間隔を実現でき、比屈折率差Δを−0.8%以下とすることで従来の空孔構造の光ファイバと比較して大きな実効断面積が実現できることが認められた。
Figure 2011107687
表3および表4より、比屈折率差Δが−0.8%以下である場合、従来の空孔構造光ファイバより大きな実効断面積が得られ、非線形効果の更なる抑圧が可能となり好ましい。一方、比屈折率差Δを−0.6〜−0.8%とした場合不純物の添加量を抑えることができるため、従来の空孔構造光ファイバと同等の実効断面積を得ると同時に安定した製造性および接続性を実現でき好ましい。
図8は、本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作条件下における最大の実効断面積と比屈折率差Δとの関係を表すグラフである。図8において、横軸は、比屈折率差Δを表し、縦軸は、低曲げ損失及び単一モード動作の条件下で得られる最大の実効断面積を表す(例えば、図3Aの場合、ピッチΛ=11.8μm、規格化ロッド直径d/Λ=0.64で実効断面積が約150μm2)。なお、対象の波長帯は、1260〜1625nm及び1450〜1625nmとし、曲げ損失及び単一モード動作条件は、図3に示した場合と同一の条件とした。
図8からわかるように、本発明に係る光ファイバは、比屈折率差Δが−0.7%以下のとき、波長1260〜1625nmで前記条件を満たしながら130μm2以上の実効断面積が実現でき、比屈折率差Δが−0.5%以下のとき、波長1450〜1625nmで前記条件を満たしながら150μm2以上の実効断面積が実現できることが認められた。よって、本発明に係る光ファイバは、従来の空孔構造の光ファイバと同等以上の光学特性を得られることが確認できた。
これまでは、複数の低屈折率体12がファイバ本体11の中心部を径方向に5層で正六角形状に取り囲む光ファイバを用いて説明したが、複数の低屈折率体12がファイバ本体11の中心部を径方向に3層で正六角形状に取り囲む光ファイバにすることで従来の光ファイバと同等の外径が実現でき、既存の製品・システムと整合性が取れるためより好ましい。
図9は、複数の低屈折率体12がファイバ本体11の中心部を径方向に3層で正六角形状に取り囲んだ本発明に係る光ファイバの低曲げ損失及び単一モード動作が得られる構造の範囲を表すグラフである。比屈折率差Δを−0.6%とし、曲げ損失の条件は、基本モードの曲げ損失BLFMが、波長1450〜1625nm、曲げ半径30mmにおいて、100回巻き当たり0.5dB以下とした。単一モード動作の評価の条件は、第一高次モードにおける曲げ損失BLHOMが、波長1450〜1625nm、曲げ半径140mmにおいて、1dB/m以上とした。
図9からわかるように、ロッド間間隔を13μm以上とすることができ、表4で示した12.7μmを超える値を実現できることが認められた。また、5層の場合は、最外の低屈折率体までの幅(2Λ×層数+d)が136.6μmとなり、既存の光ファイバの外径は125μmであることから、5層では既存の光ファイバと同じ外径で製造することができないことが分かった。3層の場合は87.6μm程度であるので、製造上からみても十分従来の光ファイバと同じ外径で作製することができることが認められた。
ここで、以下に示す表5は、比屈折率差Δに対する最適構造と、実現できる最大の実効断面積を示したものである。本発明に係る光ファイバにおいては、表5から分かるように、比屈折率差Δを−0.8%以下とすることで、5層の場合と比較して大きな実効断面積が実現できることが認められ、非線形効果の更なる抑圧が可能となり好ましい。
Figure 2011107687
なお、低屈折率体の層数を3より小さくすると、基本モードの閉じ込めが弱くなり、閉じ込め損失が急増するため好ましくない。
図10は、本発明に係る光ファイバの波長分散特性を表すグラフである。このときの光ファイバは、ピッチΛ=11.6μm、規格化ロッド直径d/Λ=0.64、比屈折率差Δ=−1.5%である。
図10からわかるように、本発明に係る光ファイバは、波長が1550nmのとき、波長分散が21ps/nm/kmとなり、波長特性が材料分散と同じ傾向であった。他方、従来の空孔構造の光ファイバは、前記非特許文献1より、波長分散が27ps/nm/kmである。このことから、本発明に係る光ファイバは、従来の空孔構造の光ファイバよりも小さな波長分散を得られるといえる。この理由は、空孔構造の光ファイバは、空孔が正の導波路分散を与えるのに対し、本発明に係る光ファイバは、空孔がないので、導波路分散が小さくなったためと考えられる。
よって、本発明に係る光ファイバは、従来の空孔構造の光ファイバよりも小さな波長分散で大きな実効断面積を得ることができ、光伝送路における波長分散及び非線形効果による特性劣化を低減できることが認められた。
また、本発明に係る光ファイバは、先に説明したように、空孔を用いず、石英系の材料のみで構成できることから、従来の空孔構造の光ファイバのような、接続時の特殊な工程が不要であると共に、製造時の空孔制御技術も不要となる。
したがって、本発明に係る光ファイバによれば、従来の空孔構造の光ファイバと同等以上の光学特性を実現できると共に、製造時の空孔制御や特殊な接続工程が不要となり、歩留まりの向上やコストの低減を図ることができる。
[他の実施形態]
なお、前述した実施形態においては、低屈折率体(ロッド)12が、ファイバ本体11の周辺部Eaに、径方向に5層(段)で正六角形状に当該中心部Ecを取り囲むように複数埋設された光ファイバ10の場合について説明したが、本発明はこれに限らず、低屈折率体12が、ファイバ本体11の周辺部Eaに、径方向に1層(段)以上で正三角形状以上の正多角形又は円環状に当該中心部Ecを取り囲むように複数埋設された光ファイバ10であれば、前述した実施形態の場合と同様な作用効果を得ることができる。
本発明に係る光ファイバは、従来の空孔構造の光ファイバと同等以上の光学特性を実現できると共に、歩留まりの向上やコストの低減を図ることができることから、通信産業等を始めとする各種産業において、極めて有益に利用することができる。
10 光ファイバ
11 ファイバ本体(バックグラウンド)
12 低屈折率体(ロッド)
Ec 中心部(コア領域)
Ea 周辺部(クラッド領域)

Claims (14)

  1. 屈折率n1を有する固体材料からなるファイバ本体よりも小さい屈折率n2の固体材料からなると共に当該ファイバ本体の直径Dよりも小さい直径dをなす低屈折率体が当該ファイバ本体の中心部を包囲する周辺部に当該中心部を取り囲むように複数埋設されることにより、当該ファイバ本体の上記中心部がコア領域を構成し、当該ファイバ本体の上記周辺部がクラッド領域を構成している
    ことを特徴とする光ファイバ。
  2. 請求項1に記載の光ファイバにおいて、
    前記ファイバ本体の屈折率n1に対する前記低屈折率体の屈折率n2の比屈折率差Δが−0.5%以下である
    ことを特徴とする光ファイバ。
  3. 請求項1に記載の光ファイバにおいて、
    前記ファイバ本体の屈折率n1に対する前記低屈折率体の屈折率n2の比屈折率差Δが−0.7%以下である
    ことを特徴とする光ファイバ。
  4. 請求項1に記載の光ファイバにおいて、
    前記ファイバ本体の屈折率n1に対する前記低屈折率体の屈折率n2の比屈折率差Δが−0.8%以下である
    ことを特徴とする光ファイバ。
  5. 請求項1又は請求項3又は請求項4に記載の光ファイバにおいて、
    遮断波長が1260nm以下であり、曲げ半径30mmにおける波長1260〜1625nmの曲げ損失が0.1dB/100turns以下である
    ことを特徴とする光ファイバ。
  6. 請求項1又は請求項3に記載の光ファイバにおいて、
    遮断波長が1260nm以下であり、曲げ半径30mmにおける波長1260〜1625nmの曲げ損失が0.5dB/100turns以下である
    ことを特徴とする光ファイバ。
  7. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光ファイバにおいて、
    遮断波長が1450nm以下であり、曲げ半径30mmにおける波長1450〜1625nmの曲げ損失が0.1dB/100turns以下である
    ことを特徴とする光ファイバ。
  8. 請求項1又は請求項4に記載の光ファイバにおいて、
    遮断波長が1450nm以下であり、曲げ半径30mmにおける波長1450〜1625nmの曲げ損失が0.5dB/100turns以下である
    ことを特徴とする光ファイバ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の光ファイバにおいて、
    複数の前記低屈折率体が、前記ファイバ本体の中心部を正多角形状または円環状に取り囲むように当該ファイバ本体の上記周辺部に配置されている
    ことを特徴とする光ファイバ。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の光ファイバにおいて、
    複数の前記低屈折率体が、前記ファイバ本体の中心部を径方向に3層で取り囲むように当該ファイバ本体の上記周辺部に配置されている
    ことを特徴とする光ファイバ。
  11. 請求項10に記載の光ファイバにおいて、
    複数の前記低屈折率体が、前記ファイバ本体の中心部を正六角形状に取り囲むように当該ファイバ本体の上記周辺部に配置されている
    ことを特徴とする光ファイバ。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の光ファイバにおいて、
    前記ファイバ本体が、純石英からなり、
    前記低屈折率体が、屈折率を低減させる不純物を添加された石英からなる
    ことを特徴とする光ファイバ。
  13. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の光ファイバにおいて、
    前記ファイバ本体が、屈折率を増加させる不純物を添加された石英からなり、
    前記低屈折率体が、純石英からなる
    ことを特徴とする光ファイバ。
  14. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の光ファイバにおいて、
    前記ファイバ本体が、屈折率を増加させる不純物を添加された石英からなり、
    前記低屈折率体が、屈折率を低減させる不純物を添加された石英からなる
    ことを特徴とする光ファイバ。
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