JP2011099268A - 洗浄タンク装置及び水洗式便器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】洗浄タンク装置10は、便器排水路3内の空気を吸引する吸気装置40を備えている。吸気装置40は、吸気室41、吸気口42、弁室43、弁体44、フロート部材45及び吸着部材47を保持した保持部46を具備している。吸気室41は、側面部41Aと上面部41Bとにより形成されている。吸気口42は、吸気室41に連通し、上下方向に開口している。弁室43は、便器排水路3に吸気路6を介して連通している。弁体44は、弁室43内に収納され、吸気口42を開閉可能である。フロート部材45は、貯水室25内における洗浄水の最高水位よりも低い設定水位以下で下降する。保持部46は、フロート部材45の昇降に連動して昇降し、吸着部材47を保持している。吸着部材47は弁体44と引き付け合って吸気口42を開放する。
【選択図】図1
Description
前記吸気装置は、連通口が貫設され、前記洗浄タンク本体内を区画した側面部と、この側面部の上端に連結された上面部とにより形成された吸気室と、
連通口より上方に設けられ、吸気室に連通し、上下方向に開口した吸気口と、
吸気口の周縁部から上方に延びて形成され、前記便器排水路に吸気路を介して連通する弁室と、
弁室内に収納され、吸気口を開閉可能な弁体と、
前記吸気室と区画されて前記洗浄タンク本体内に形成され、前記給水装置から直接的に洗浄水が供給される貯水室内に配置され、貯水室内における洗浄水の最高水位よりも低い設定水位以下で下降するフロート部材と、
フロート部材の昇降に連動して前記弁室に沿って昇降し、前記弁体との間隔が設定範囲内に近づくと引き付け合って前記吸気口を開放する吸着部材を保持した保持部とを具備していることを特徴とする。
前記便器排水路に吸気路及び前記弁室を介して前記吸気口が連通され、前記便鉢の上部開口の内周縁に設けられたリム通水路に前記排水口が連通されていることを特徴とする。この水洗式便器では、上述したように、洗浄タンク装置が大型化せず、便器洗浄を良好に行なうことができる。
実施例1の水洗式便器は、図1に示すように、便器本体1と便器本体1の後部上面に載置された洗浄タンク装置10とを具備している。便器本体1は便鉢2及び便鉢2の下流側に連通する便器排水路3を備えている。また、便鉢2の上部開口の内周縁にはリム通水路4が設けられている。
実施例2の水洗式便器は、図8に示すように、吸気装置140の支持部材145が長さ調整可能に構成されている。他の構成は、実施例1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
(1)実施例1及び2では、弁体が鉄製であり、吸着部材が永久磁石により形成されていたが、弁体を永久磁石により形成し、吸着部材を鉄製にしてもよい。
(2)実施例1及び2では、弁体が球体であったが、弁体は円盤状、円錐状又はフラッパー形状であってもよい。
(3)実施例1及び2では、吸気室が洗浄タンク本体とは別体であって円筒状の側面部により形成されていたが、吸気室は洗浄タンク本体と一体に形成されていてもよい。また、吸気室の側面部は円筒状でなくてもよい。
(4)実施例2では、支持部材の長さが2段階に調整可能であったが、支持部材は多段階さらには連続的に長さを調整可能にしてもよい。
2…便鉢
3…便器排水路
6…吸気路
10…洗浄タンク装置
20…洗浄タンク本体
21…フロート弁(開閉弁)
22…排水口
25…貯水室
30…ボールタップ(給水装置)
40…吸気装置
41…吸気室
41A…側面部
41B…上面部
41C…連通口
42…吸気口
43…弁室
43B…返し部
44…弁体
45…フロート部材
46…保持部
47…吸着部材
Claims (8)
- 便鉢及び便鉢の下流側に連通する便器排水路を備えた便器本体を洗浄する洗浄水を貯留し、開閉弁により開閉可能な排水口を有した洗浄タンク本体と、洗浄タンク本体内に洗浄水を供給する給水装置と、便器排水路内の空気を吸引する吸気装置とを備えた洗浄タンク装置であって、
前記吸気装置は、連通口が貫設され、前記洗浄タンク本体内を区画した側面部と、この側面部の上端に連結された上面部とにより形成された吸気室と、
連通口より上方に設けられ、吸気室に連通し、上下方向に開口した吸気口と、
吸気口の周縁部から上方に延びて形成され、前記便器排水路に吸気路を介して連通する弁室と、
弁室内に収納され、吸気口を開閉可能な弁体と、
前記吸気室と区画されて前記洗浄タンク本体内に形成され、前記給水装置から直接的に洗浄水が供給される貯水室内に配置され、貯水室内における洗浄水の最高水位よりも低い設定水位以下で下降するフロート部材と、
フロート部材の昇降に連動して前記弁室に沿って昇降し、前記弁体との間隔が設定範囲内に近づくと引き付け合って前記吸気口を開放する吸着部材を保持した保持部とを具備していることを特徴とする洗浄タンク装置。 - 前記吸気口は、前記吸気室内における洗浄水の最高水位よりも上方に形成されていることを特徴とする請求項1記載の洗浄タンク装置。
- 前記フロート部材は、前記吸気室を形成する前記側面部の外側面に案内されて昇降することを特徴とする請求項1又は2記載の洗浄タンク装置。
- 前記フロート部材と前記保持部とは、長さ調整可能な支持部材を介して連動可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の洗浄タンク装置。
- 前記保持部は、最も下降した際、前記吸着部材と前記弁体とが引き付け合うことができない位置に吸着部材を下降させることにより、弁体が前記吸気口を閉鎖することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の洗浄タンク装置。
- 前記弁室内には、前記弁体が設定高さ以上に上昇しないように返し部が設けられ、前記保持部が最も上昇した際、弁体は前記吸着部材と引き付け合わず、前記吸気口を閉鎖することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の洗浄タンク装置。
- 前記弁体は球形状であり、前記吸気口の周縁上部は内側に傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の洗浄タンク装置。
- 便鉢及び便鉢の下流側に連通する便器排水路を備えた便器本体と、請求項1乃至7のいずれか1項記載の洗浄タンク装置とを具備し、
前記便器排水路に吸気路及び前記弁室を介して前記吸気口が連通され、前記便鉢の上部開口の内周縁に設けられたリム通水路に前記排水口が連通されていることを特徴とする水洗式便器。
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JPH0742217A (ja) * | 1993-08-03 | 1995-02-10 | Toto Ltd | 水洗式便器 |
JP2007063980A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-03-15 | Inax Corp | 便器洗浄装置及び洗浄方法 |
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