JP2011096063A - ドライブレコーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定のイベントが発生する前の状況と所定委のイベントが発生した後の状況をそれぞれ適切に撮影することができるドライブレコーダ装置を提供する。
【解決手段】車両センサ信号解析部4から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた前後で異なるモードでの映像出力を撮像部1に指示し、タイマー機能を有し、車両センサ信号解析部4から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた前後の所定期間分の圧縮映像データをバッファ6から読み出して外部メモリ10に記録させる制御部3を備えるドライブレコーダ装置。
【選択図】図1

Description

本発明は車両の運行状況に関するデータを記録するドライブレコーダ装置に関する。
従来から、運転走行中の周辺環境の映像及び車速・加速度・ブレーキ圧・ハンドル・舵角等車両走行状態を示す車両センサ信号を記録するドライブレコーダ装置が提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
ドライブレコーダ装置は、リングバッファ構造のバッファに、走行中の映像及び車両センサ信号を一番古い情報を順次更新するように連続して記録し、車両センサ信号からの入力に応じて事故発生もしくは危険運転と判断した場合にその前後の情報をバッファから別の記憶媒体(例えばSDカード)に記録するイベント記録モード方式が一般的である。
イベント記録方式ドライブレコーダ装置において、事故時だけでなく、危険運転時にも記録が残ることは、運転者の安全運転の意識を高めることが可能となるため非常に有益である。このため、タクシー、バス、トラック等へのイベント記録方式ドライブレコーダ装置の搭載が検討されている。
当然のことながら事故発生時、ドライブレコーダ装置で周辺環境をできるだけ詳細に記録することが事故発生の原因究明に役立つ。例えば特許文献1では、信号機を記録画像の所定領域内に位置するように追尾しながら記録することにより、事故発生時の有力な情報である信号機の点灯状態を事故原因解析の有力な手掛かりとすることができるドライブレコーダ装置が提案されている。
特開2003−151042号公報 特開2002−209173号公報
しかしながら、従来のドライブレコーダ装置では、例えば、事故の直前の状況は把握できるが、事故後の状況を十分に撮影できるとは限らず、例えば追突事故発生時は相手車両の特定が困難であるという問題を有していた。特に、特許文献1及び特許文献2で提案されているドライブレコーダ装置では、事故発生時点で撮影が停止するので、事故後の状態は全く撮影されていなかった。
さらに、特許文献1提案されているドライブレコーダ装置は、事故の直前の詳細な情報を得るために撮像部の撮影方向または倍率を可変させる駆動部を搭載しているので、高価な装置となってしまうという問題も有していた。
本発明は、上記の状況に鑑み、所定のイベントが発生する前の状況と所定委のイベントが発生した後の状況をそれぞれ適切に撮影することができるドライブレコーダ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係るドライブレコーダ装置は、車両に搭載されるドライブレコーダ装置であって、撮像部と、前記撮像部からの映像を圧縮して圧縮映像データに変換する映像圧縮部と、前記映像圧縮部から出力される圧縮映像データを一定期間分保存するバッファと、前記バッファに保存されている一定期間分の圧縮映像データのうち、最も古い圧縮映像データを最新の圧縮映像データに順次更新して前記バッファに記録させる制御部と、前記車両の状態を示す車両センサ信号を出力する車両センサ信号出力部と、前記車両センサ信号を解析し、所定のイベントが発生した場合にその旨を前記制御部に通知する車両センサ信号解析部とを備え、前記制御部は、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた前後で異なるモードでの映像出力を前記撮像部に指示し、タイマー機能を有し、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた前後の所定期間分の圧縮映像データを前記バッファから読み出して外部メモリに記録させる構成とする。かかる構成によると、撮像部が所定のイベント発生前後で異なるモードでの映像出力を行うので、所定のイベントが発生する前の状況と所定のイベントが発生した後の状況をそれぞれ適切に撮影することが可能となる。
また、前記映像圧縮部は、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を前記制御部が受けた前後で圧縮レートを同一に保つ又は可変圧縮レートの上限を同一に保つようにしてもよい。これにより、所定のイベント発生前後のいずれか一方において外部メモリの記録領域が圧迫されるおそれがなくなる。
また、前記制御部は、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受ける前は広角モードでの映像出力を前記撮像部に指示し、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた後は前記広角モードでの映像から所定の範囲を切り出すモードである切り出しモードでの映像出力を前記撮像部に指示するようにしてもよい。これにより、所定のイベント発生前は広角モードで広い範囲の周辺情報を記録し、所定のイベント発生時の原因推定に役立て、所定のイベント発生後は切りだしモードで相手車両の特定等が行えるように詳細な記録を行うことが可能となる。
また、前記撮像部は魚眼レンズを有するようにしてもよい。これにより、車両の周辺情報を収集するための追加機能(例えば、撮像部の撮影方向または倍率を可変させる駆動部)が必要なくなるため、低コスト化を図ることができる。
また、前記車両センサ信号出力部は、前記車両が受けた衝撃に関する情報を出力する衝撃検出部および/または前記車両の走行状態に関する情報を出力する車両情報出力部を有し、前記バッファが前記衝撃検出部および/または前記車両情報出力部からの情報を前記圧縮映像データと同期させて保存するようにしてもよい。これにより、イベント発生前後の状況がより詳細に外部メモリに記録されることになる。
また、前記制御部はナンバープレート認識部を有し、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた後、前記ナンバープレート認識部が前記撮像部から出力される映像内に車両のナンバープレート部が有るか否かを判断し、前記撮像部から出力される映像内に車両のナンバープレート部が有る場合には前記撮像部から出力される映像に車両のナンバープレート部の映像を重ね合わせて前記バッファに記録させるようにしてもよい。これにより、例えば事故発生時に、より簡単に相手車両の特定を行うことができる。
また、マイクと、前記マイクから出力される音声データを圧縮して圧縮音声データに変換する音声圧縮部とを備え、前記バッファが前記圧縮音声データを前記圧縮映像データと同期させて保存するようにしてもよい。これにより、イベント発生前後の状況がより詳細に外部メモリに記録されることになる。
また、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信してドライブレコーダ装置の位置情報を生成するGPS受信部を備え、前記バッファが前記位置情報を前記圧縮映像データと同期させて保存するようにしてもよい。これにより、イベント発生時の場所も外部メモリに記録されることになる。
また、前記制御部が時計機能を有し、前記バッファが前記制御部から出力される時刻情報を前記圧縮映像データと同期させて保存するようにしてもよい。これにより、イベント発生時の時間も外部メモリに記録されることになる。
本発明に係るドライブレコーダ装置によると、撮像部が所定のイベント発生前後で異なるモードでの映像出力を行うので、所定のイベントが発生する前の状況と所定のイベントが発生した後の状況をそれぞれ適切に撮影することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成を示すブロック図である。 魚眼レンズの画角の一例を示す図である。 バッファメモリをリングバッファ構造で使用した例を示す図である。 広角モードでの映像データの例を示すイメージ図である。 切り出しモードでの映像データの例を示すイメージ図である。 本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成を示すブロック図である。 切り出しモード時に制御部で車両のナンバープレートを認識した場合の映像データのイメージ図である。 本発明の第2実施形態に係るドライブレコーダ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成を示すブロック図である。
<<第1実施形態>>
まず、本発明の第1実施形態について図1乃至図6を参照して以下に説明する。
<第1実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成>
本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成を図1に示す。図1に示す本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置は、魚眼レンズを搭載した撮像部1と、映像圧縮部2と、タイマー機能を有する制御部3と、車両センサ信号解析部4と、車両センサ信号出力部5と、バッファメモリ6と、外部メモリインターフェース7とを備えている。そして、車両センサ信号出力部5は、車両情報出力部8と、衝撃検出部9とを有している。また、外部メモリ(例えばSDカード)10は外部メモリインターフェース7に対して着脱自在である。
車両センサ信号解析部4は、車両情報出力部8及び衝撃検出部9からの情報により、事故発生もしくは危険運転と判断した場合には、制御部3に映像を記録するタイミング(以下イベント発生と称す)を通知する。ここで、車両情報出力部8は例えば車速・ブレーキ圧・ハンドル・舵角等車両走行状態を出力し、衝撃検出部9は加速度を出力する構成が考えられ、車両センサ信号解析部4は、瞬間的な加速度の変化(例えば0.3G以上)があり、かつ、急発進、急ブレーキ、もしくは急ハンドルを検出した場合に、事故発生もしくは危険運転と判断し、制御部3にイベント発生を通知する。
車両センサ信号解析部4からイベント発生の通知を受け取っていない場合、制御部3は、モード指示信号S1により、撮像部1に広角モードでの映像出力を指示する。撮像部1は魚眼レンズを通して撮像した映像を基に、広角モードでの映像を映像圧縮部2に出力する。映像圧縮部2は、撮像部1から受け取った映像に対して、MPEG4もしくはMotion JPEGの圧縮方式で一定の圧縮レートで符号化処理を行って圧縮映像データに変換し、その圧縮映像データを制御部3に出力する。制御部3は、バッファメモリ6をリングバッファ構造で使用し、一定期間分の圧縮映像データをバッファリングする。
ここでは、一定の圧縮レートで符号化処理を行う方法について説明したが、可変圧縮レートであっても圧縮レートの上限を決めておけば同様に使用することが可能となる。
尚、魚眼レンズ、リングバッファ構造、広角モードの詳細な説明は後述する。
一方、車両センサ信号解析部4からイベント発生の通知を受け取った場合、制御部3は、内部タイマーでの計時を開始し、かつ、モード指示信号S1により、撮像部1に切り出しモードでの映像出力を指示する。そして、制御部3は、内部タイマーでの計時開始から所定時間経過後に、バッファメモリ6に格納されている圧縮映像データ(イベント発生前後の圧縮映像データ)を外部メモリインターフェース7を介して外部メモリ10に記録する。また、制御部3は、車両情報出力部8から出力される情報および/または衝撃検出部9から出力される情報を前記圧縮映像データと同期させてバッファメモリ6に記録させるようにしてもよい。
イベント発生前後の記録時間については最低限イベント発生前が10秒、イベント発生後が5秒程度であれば、イベント発生前の周辺環境の記録及びイベント発生後の詳細状況を記録することが可能と考えられる。
尚、切り出しモードの詳細な説明は後述する。
<魚眼レンズの説明>
次に、魚眼レンズについて説明する。魚眼レンズとは180度前後の画角を持ったレンズのことである。魚眼レンズを用いると、半球状に盛り上がったレンズの光屈折を利用し、人間の視野に納まらないほぼ水平の視野を一度に写すことが可能となる。図2は、魚眼レンズの画角の一例を示す図であり、水平画角180度、垂直画角144度を想定している。この場合には、信号機の高さを一般的な5mと想定すると、信号機からの距離が2mであっても信号機を映像内に捕らえることができるため、交差点進入時において信号機の状況を十分判別することが可能となる。
<リングバッファ構造の説明>
次に、リングバッファ構造について説明する。図3は、バッファメモリ6をリングバッファ構造で使用した例を示す図である。イベント発生前は、図3(a)に示すように、最新の映像である「広角映像(N)」(Nは時間)に「記録ポインタ1」を置き、外部メモリ10への記録時間である15秒だけ最新の映像から遡った映像である「広角映像(N−14)」に「記録ポインタ2」を置いている。図3(a)に示す状態から1秒経過した段階では「記録ポインタ1」、「記録ポインタ2」はともに一つ下に下がり、最新の映像データは「広角映像(N−19)」の場所に上書きされ、一番古い情報を順次更新するような構成となる。
図3(a)に示す状態でイベントが発生した場合には、広角モードでの圧縮映像データの1番古い映像から順次、切り出しモードでの圧縮映像データに上書きされ、広角モードから切り出しモードに切り替わった後5秒経過した時点すなわち図3(b)に示す状態になった時点で、「記録ポインタ1」と「記録ポインタ2」の間に位置する15秒分の圧縮映像データを外部メモリ10に記録することになる。
ここで、電源投入直後は圧縮映像データの蓄積がないため、「記録ポインタ2」は「記録ポインタ1」と同じ場所にあり、電源投入後15秒経過するまでは、「記録ポインタ2」は動かないように制御部3により制御される。
<広角モード及び切り出しモードの説明>
図4は広角モードでの映像データの例を示すイメージ図である。魚眼レンズのため通常は四隅が歪むことになるが図4においてはこの四隅の歪みを省略している。図4の点線部が切り出しモード時の撮像範囲であり、図5が切り出しモードでの映像データの例を示すイメージ図である。なお、図4及び図5において、斜線部は自車両のボンネットを示している。
図4と図5を比較して分かる通り、広角モードは、周辺環境を十分撮像できるが、車両等は小さく写るため、事故後の詳細情報の記録には向いていない。それに比べ、切り出しモードは、周辺環境を撮像する範囲は狭くなるが、自車両の前方付近を詳細に記録することができるため、事故後の詳細情報の記録に適している。
<第1実施形態に係るドライブレコーダ装置の動作>
図6は、本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置の動作を示すフローチャートである。本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置の電源が投入されると、まず制御部3は、撮像部1を広角モードに設定する(ステップS10)。次に制御部3は、広角モードでの圧縮映像データをバッファメモリ6に記録させながら(ステップS20)、車両センサ信号解析部4からの通知を基にイベントが発生したか否かを判断する(ステップS30)。
イベントが発生していない場合(ステップS30のNO)、ステップS20に戻って広角モードでの圧縮映像データのバッファメモリ6への記録を継続する。一方、イベントが発生した場合(ステップS30のYES)、制御部3は、撮像部1を広角モードから切り出しモードに変更する(ステップS40)。
ステップS40の処理後、制御部3は、切り出しモードでの圧縮映像データをバッファメモリ6に記録させながら(ステップS50)、イベント発生から所定の時間(例えば5秒)が経過したか否かを判断する(ステップS60)。
イベント発生から所定の時間が経過していない場合(ステップS60のNO)、ステップS50に戻って切り出しモードでの圧縮映像データのバッファメモリ6への記録を継続する。一方、イベント発生から所定の時間が経過した場合(ステップS60のYES)、制御部3は、上述の「記録ポインタ1」と「記録ポインタ2」の間に位置する15秒分の圧縮映像データを外部メモリ10に記録し(ステップS70)、その後ステップS10に戻る。
本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置は、上述した通り、広角モードでの映像データと切り出しモードでの映像データを同一の圧縮レート(可変圧縮レートの場合は同一の上限圧縮レート)で記録する構成であるため、外部メモリ10の記録領域を圧迫することなく、切り出しモード時は広角モード時に比べて画像品質が向上する構成となる。これにより、イベント発生前は広角モードで広い範囲の周辺情報を記録し、イベント発生時の原因推定に役立て、イベント発生後は切りだしモードで相手車両の特定等が行えるように詳細な記録を行うことが可能となり、イベントが発生した後の状況を適切に撮影することができる。
<<第2実施形態>>
次に、本発明の第2実施形態について図7乃至図9を参照して以下に説明する。
<第2実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成>
本発明の第2実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成を図7に示す。尚、図7において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
図7に示す本発明の第2実施形態に係るドライブレコーダ装置は、図1に示す本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置から制御部3を取り除き、その代わりに制御部3′を設けた構成である。
制御部3′は、ナンバープレート認識部を含んでおり、制御部3の機能にナンバープレート認識機能を追加したものである。制御部3′は、車両センサ信号解析部4からイベント発生の通知を受け取ると、内部タイマーでの計時を開始し、かつ、モード指示信号S1により、撮像部1に切り出しモードでの映像出力を指示し、その後、切り出しモードでの映像の中にナンバープレート部分があるか否かを画像認識技術を用いて判断し、ナンバープレート部分あれば当該部分を切り出しモードでの映像データに重ね合わせてバッファメモリ6に記録させ、内部タイマーでの計時開始から所定時間経過後に、バッファメモリ6に格納されている圧縮映像データ(イベント発生前後の圧縮映像データ)を外部メモリインターフェース7を介して外部メモリ10に記録させる。尚、制御部3′は、例えば、ナンバープレート部分の特徴事項(例えば形状、色等)を内蔵メモリに予め記憶しており、当該特事項にマッチングする箇所が切り出しモードでの映像の中に存在するかを調べることにより、切り出しモードでの映像の中にナンバープレート部分があるか否かを判断するとよい。また、ナンバープレート部分は拡大してから切り出しモードでの映像データに重ね合わせることが望ましい。
<広角モードでの映像の説明>
図8は切り出しモード時に制御部3′で車両のナンバープレートを認識した場合の映像データのイメージ図であり、映像データの下側にナンバープレートを切り出した画像を重ね合わせている。映像データの下側は自車両のボンネットが写り、事故後の詳細情報検証に必要となるデータ外となる可能性が高いため、ナンバープレートを切り出した画像を重ね合わせる場所として適している。
<第2実施形態に係るドライブレコーダ装置の動作>
図9は、本発明の第2実施形態に係るドライブレコーダ装置の動作を示すフローチャートである。尚、図9において図6と同一のステップには同一の符号を付す。
図9に示すフローチャートは、図6に示すフローチャートにステップS41及びS42を追加したものである。
本発明の第2実施形態に係るドライブレコーダ装置の電源が投入されると、まず制御部3′は、撮像部1を広角モードに設定する(ステップS10)。次に制御部3′は、広角モードでの圧縮映像データをバッファメモリ6に記録させながら(ステップS20)、車両センサ信号解析部4からの通知を基にイベントが発生したか否かを判断する(ステップS30)。
イベントが発生していない場合(ステップS30のNO)、ステップS20に戻って広角モードでの圧縮映像データのバッファメモリ6への記録を継続する。一方、イベントが発生した場合(ステップS30のYES)、制御部3′は、撮像部1を広角モードから切り出しモードに変更する(ステップS40)。
ステップS40の処理後、制御部3′は、切り出しモードでの映像の中にナンバープレート部分があるか否かを判断する(ステップS41)。切り出しモードでの映像の中にナンバープレート部分がなければ(ステップS41のNO)、直ちにステップS50に移行する。一方、切り出しモードでの映像の中にナンバープレート部分があれば(ステップS41のYES)、制御部3′は、切り出しモードでの映像にナンバープレート部分を重ね合わせ(ステップS42)、その後ステップS50に移行する。
そして、制御部3′は、切り出しモードでの圧縮映像データをバッファメモリ6に記録させながら(ステップS50)、イベント発生から所定の時間(例えば5秒)が経過したか否かを判断する(ステップS60)。
イベント発生から所定の時間が経過していない場合(ステップS60のNO)、ステップS50に戻って切り出しモードでの圧縮映像データのバッファメモリ6への記録を継続する。一方、イベント発生から所定の時間が経過した場合(ステップS60のYES)、制御部3′は、上述の「記録ポインタ1」と「記録ポインタ2」の間に位置する15秒分の圧縮映像データを外部メモリ10に記録し(ステップS70)、その後ステップS10に戻る。
本発明の第2実施形態に係るドライブレコーダ装置は、上述した通り、ナンバープレート部分を切り出しモードでの映像に重ね合わせる構成であるので、本発明の第2実施形態に係るドライブレコーダ装置に比べて事故発生時により簡単に相手車両の特定を行うことができる。
<<第3実施形態>>
次に、本発明の第3実施形態について図10を参照して以下に説明する。
<第3実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成>
本発明の第3実施形態に係るドライブレコーダ装置の構成を図10に示す。尚、図10において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
図10に示す本発明の第3実施形態に係るドライブレコーダ装置は、図1に示す本発明の第1実施形態に係るドライブレコーダ装置から制御部3を取り除き、その代わりに制御部3″を設け、更にマイク11と、音声圧縮部12と、GPS受信部13とを新たに設けた構成である。GPS受信部13は、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信して図10に示す本発明の第3実施形態に係るドライブレコーダ装置の位置情報を生成する。制御部3″は、制御部3の機能に時計機能とGPS受信部13が生成した位置情報を処理する機能とを追加したものである。
制御部3″は、音声圧縮部12は、マイク11から出力される音声データに対して所定の圧縮方式で符号化処理を行って圧縮音声データに変換し、その圧縮音声データを制御部3″に出力する。制御部3″は、圧縮音声データを圧縮映像データと同期させてバッファメモリ6に記録させる。これにより、イベント発生前後の状況がより詳細に外部メモリ10に記録されることになる。
また、制御部3″は、時刻情報や位置情報も圧縮音声データ及び圧縮映像データと同期させてバッファメモリ6に記録させる。これにより、イベント発生時の場所や時間も外部メモリ10に記録されることになる。
<<その他>>
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実行することができる。
例えば、上述した本発明の第2実施形態と第3実施形態を組み合わせて実施してもよい。また、例えば、魚眼レンズの代わりに広角レンズを用いるようにしてもよい。
1 撮像部
2 映像圧縮部
3 制御部
4 車両センサ信号解析部
5 車両センサ信号出力部
6 バッファメモリ
7 外部メモリインターフェース
8 車両情報出力部
9 衝撃検出部
10 外部メモリ
11 マイク
12 音声圧縮部
13 GPS受信部

Claims (9)

  1. 車両に搭載されるドライブレコーダ装置であって、
    撮像部と、
    前記撮像部からの映像を圧縮して圧縮映像データに変換する映像圧縮部と、
    前記映像圧縮部から出力される圧縮映像データを一定期間分保存するバッファと、
    前記バッファに保存されている一定期間分の圧縮映像データのうち、最も古い圧縮映像データを最新の圧縮映像データに順次更新して前記バッファに記録させる制御部と、
    前記車両の状態を示す車両センサ信号を出力する車両センサ信号出力部と、
    前記車両センサ信号を解析し、所定のイベントが発生した場合にその旨を前記制御部に通知する車両センサ信号解析部とを備え、
    前記制御部は、
    前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた前後で異なるモードでの映像出力を前記撮像部に指示し、
    タイマー機能を有し、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた前後の所定期間分の圧縮映像データを前記バッファから読み出して外部メモリに記録させることを特徴とするドライブレコーダ装置。
  2. 前記映像圧縮部は、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を前記制御部が受けた前後で圧縮レートを同一に保つ又は可変圧縮レートの上限を同一に保つことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ装置。
  3. 前記制御部は、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受ける前は広角モードでの映像出力を前記撮像部に指示し、前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた後は前記広角モードでの映像から所定の範囲を切り出すモードである切り出しモードでの映像出力を前記撮像部に指示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドライブレコーダ装置。
  4. 前記撮像部は魚眼レンズを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドライブレコーダ装置。
  5. 前記車両センサ信号出力部は、前記車両が受けた衝撃に関する情報を出力する衝撃検出部および/または前記車両の走行状態に関する情報を出力する車両情報出力部を有し、
    前記バッファが前記衝撃検出部および/または前記車両情報出力部からの情報を前記圧縮映像データと同期させて保存することを特徴とする請求項1〜4にいずれか1項に記載のドライブレコーダ装置。
  6. 前記制御部はナンバープレート認識部を有し、
    前記車両センサ信号解析部から所定のイベントが発生した旨の通知を受けた後、前記ナンバープレート認識部が前記撮像部から出力される映像内に車両のナンバープレート部が有るか否かを判断し、前記撮像部から出力される映像内に車両のナンバープレート部が有る場合には前記撮像部から出力される映像に車両のナンバープレート部の映像を重ね合わせて前記バッファに記録させること特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のドライブレコーダ装置。
  7. マイクと、
    前記マイクから出力される音声データを圧縮して圧縮音声データに変換する音声圧縮部とを備え、
    前記バッファが前記圧縮音声データを前記圧縮映像データと同期させて保存することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のドライブレコーダ装置。
  8. GPS衛星から送信されるGPS信号を受信してドライブレコーダ装置の位置情報を生成するGPS受信部を備え、
    前記バッファが前記位置情報を前記圧縮映像データと同期させて保存することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のドライブレコーダ装置。
  9. 前記制御部が時計機能を有し、
    前記バッファが前記制御部から出力される時刻情報を前記圧縮映像データと同期させて保存することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のドライブレコーダ装置。
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