JP2011083147A - 電池パック、そのファームウェア更新方法、および電池パックシステム - Google Patents

電池パック、そのファームウェア更新方法、および電池パックシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ファームウェアの不具合で安全保護機能を動作させて電池パックが使用不可となった場合に、その使用を回復すると共に、更新されたファームウェアによる正常な動作を提供することが可能な電池パックを提供することを目的とする。
【解決手段】電池パック31では、フラッシュメモリ51にファームウェアを格納しており、電池コントローラ43は、フラッシュメモリ51に格納されたファームウェアを実行して電池パック31内のエラー検出を行い、エラーを検出した場合に安全保護機能を動作させた後、エラーの再チェックを行い、エラーが検出されなかった場合には、誤検出と判断して、フラッシュメモリ51に格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換え、安全保護機能の動作をリセットする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電池パック、そのファームウェア更新方法、および電池パックシステムに関する。
携帯型電子機器の中でも代表的な存在であるノート型パーソナル・コンピュータ(以降、「ノートPC」と称する)は、CPUの動作周波数の上昇に伴い最大消費電力も年々増加する傾向にある。さらに、電池での長時間動作や小型軽量性などの要求にも応えねばならないことから、近年のノートPCで使用される電池は、エネルギー密度の高いリチウム・イオン蓄電池などが主流になっている。それと同時に、充放電状態を厳密に管理して電池パックを効率的に使用するために、電池パック自体がマイクロ・コンピュータを持ち、ノートPC本体と情報を交換しつつ充電および放電を制御するスマート・バッテリと呼ばれるバッテリ装置の仕組みが一般的なものになっている。スマート・バッテリは、米国インテル社および米国デュラセル社によって提唱されたSBS(Smart Battery System)と呼ばれる規格に準拠したバッテリ装置であり、同規格に準拠した電池パックは、インテリジェント電池とも呼ばれる。
インテリジェント電池に対応した電池パックは、複数のセルを組み合わせ形成した電池ブロックと、電池コントローラ、電流測定回路、電圧測定回路および各種センサなどを基板に実装した電気回路部で構成されている。そして、電池コントローラがコミュニケーション・ラインを介してノートPC本体のエンベデッド・コントローラと通信を行い、セルからノートPC本体への放電および充電を管理し、安定した放電を長時間にわたって継続することが可能である。また、ノートPCは、セルの充電容量の残量に応じて消費電力モードを変更したり、残量が少なくなった場合にディスプレイ上に警告を表示した上で動作を終了したりするということも可能になっている。
リチウム・イオン電池は、過充電または過放電が行われた場合に、発火、発煙、破裂および特性の劣化などの危険性が高い。このため、インテリジェント電池の電気回路部は、セルの電圧が満充電電圧以上になると、充電電流を遮断して過充電を防止する。そしてセルの電圧が放電禁止電圧以下になると、放電電流を遮断して過放電を防止する。また、過電流が流れた時には電流を遮断してセルの劣化および電気回路の破損を防止する。そして、満充電電圧、放電禁止電圧もしくは過電流の状態が解消された後は、当該インテリジェント電池は再び正常に使用できる。
電池パックでは、電池コントローラがファームウェア(以下、「F/W」とも称する)を実行して電池パックのエラー(異常)検出を行い、エラーを検出した場合に、安全保護機能を動作させて充放電動作を停止させる。ここで、検出したエラーが正しい場合に、安全保護機能を動作させることは望ましいことであるが、F/Wの不具合でエラーを誤検出した場合に、電池パックの安全保護機能を動作させると、電池パックを本来的にまだ使用可能であるのに使用できなくなり、ユーザにとって不都合となる。
F/Wの不具合でエラーを誤検出してしまう場合として、例えば、(1)F/Wのバグにより誤検出してしまう場合、(2)電池ブロックの製造上のバラツキが大きく個体差が大きい場合に、F/Wの閾値(同機種の電池パックの場合には一律に設定される)が不適切なためエラーと誤検出される場合等がある。これにより、例えば、セルの電解液の添加剤不良が原因で、経時によって特定セルの電圧のみが下がった状態でまだ使用可能であるのにエラーと誤検出してしまう場合や、セルの設計不良により、ストレージ状態で特定のセルのみ著しく劣化した状態(セルの劣化にバラツキがある)でまだ使用可能であるのにエラーと誤検出してしまう場合がある。
例えば、特許文献1では、電池パックのF/Wの更新を可能とした電池電源装置が提案されている。同文献では、同電池電源装置では、電池パックのF/Wはフラッシュメモリ等の書換え可能な記憶手段に格納し、障害対応や機能向上の必要が生じたとき、更新F/Wを記憶媒体もしくはインターネットから入手し、パソコン本体(ホスト機器)のF/W転送手段からSMBusを通じて電池パックに送信する。電池パックは、F/W書換え手段によりフラッシュメモリに格納されたF/Wを更新F/Wに書き換える。
しかしながら、特許文献1では、F/Wを更新する方法を開示しているだけであり、F/Wの不具合で安全動作機能を動作させて電池パックが使用不可となった場合に回復する方法について何等提案されていない。
特開2001−275270号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ファームウェアの不具合で安全保護機能を動作させて電池パックが使用不可となった場合に、その使用を回復すると共に、更新されたファームウェアによる正常な動作を提供することが可能な電池パック、そのファームウェア更新方法、および電池パックシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、電子機器に装着され、かつ、当該電子機器とデータ通信可能に構成されており、二次電池を備えた電池パックであって、ファームウェアを格納する書き換え可能な不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに格納されたファームウェアを実行して前記電池パック内のエラー検出を行い、エラーを検出した場合に、安全保護機能を動作させるエラー検出手段と、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換えるファームウェア書換手段と、前記エラー検出手段で検出されたエラーの再チェックを行うエラー再チェック手段と、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットする安全保護機能リセット手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記ファームウェア書換手段は、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換えることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記不揮発性メモリは、エラーフラグを格納しており、前記エラー検出手段でエラーが検出された場合に、前記不揮発性メモリのエラーフラグをセットし、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、エラーフラグをリセットするフラグ設定手段を備えることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記エラー検出手段でエラーが検出された場合に、エラー情報を前記電子機器に通知するエラー通知手段を備え、前記電子機器では、通知されたエラー情報に対応した更新ファームウェアがある場合には、当該更新ファームウェアを前記電池パックに転送し、前記ファームウェア書換手段は、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、前記電子機器から転送される更新ファームウェアに書き換えることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記安全保護機能の動作は、前記二次電池の充放電パスの一部を形成するスイッチ素子で充放電パスを遮断する動作であることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、エラーチェック・プログラムを格納するROMを備え、前記エラー再チェック手段は、ROMに格納されている再チェック・プログラムを使用して、前記エラー検出手段で検出されたエラーの再チェックを行うことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記ROMに格納される再チェック・プログラムのエラー検出アルゴリズムは、前記不揮発性メモリに格納されるファームウェアのエラー検出アルゴリズムに比して簡潔であることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記エラー検出手段は、第1種のエラーが検出された場合には、リセット可能な安全保護機能を動作させる一方、第2種のエラーが検出された場合には、リセット不可の安全保護機能を動作させ、前記エラー再チェック手段は、前記エラー検出手段で第1種のエラーが検出された場合に、当該第1種のエラーの再チェックを行い、前記ファームウェア書換手段は、前記エラー再チェック手段で第1のエラーが検出されなかった場合に、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換え、前記安全保護機能リセット手段は、前記エラー再チェック手段で第1種のエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットすることが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器に装着され、かつ、当該電子機器とデータ通信可能に構成されており、二次電池を備えた電池パックのファームウェア更新方法であって、不揮発性メモリに格納されたファームウェアを実行して、電池パック内のエラー検出を行い、エラーが検出された場合に、安全保護機能を動作させるエラー検出工程と、前記エラー検出工程で検出されたエラーの再チェックを行うエラー再チェック工程と、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換えるファームウェア書換工程と、前記エラー再チェック工程でエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットする安全保護機能リセット工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器と、当該電子機器に装着される二次電池を備えた電池パックとで構成され、互いにデータ通信可能に構成された電池パックシステムにおいて、前記電池パックは、ファームウェアを格納する書き換え可能な不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに格納されたファームウェアを実行して前記電池パック内のエラー検出を行い、エラーが検出された場合に、安全保護機能を動作させるエラー検出手段と、前記エラー検出手段でエラーが検出された場合に、エラー情報を前記電子機器に通知するエラー通知手段と、前記エラー検出手段で検出されたエラーの再チェックを行うエラー再チェック手段と、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換えるファームウェア書換手段と、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットする安全保護機能リセット手段と、を含み、前記電子機器は、前記電池パックから通知されたエラー情報に対応した更新ファームウェアがある場合には、当該更新ファームウェアを前記電池パックに転送する更新ファームウェア転送手段と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、電子機器に装着され、かつ、当該電子機器とデータ通信可能に構成されており、二次電池を備えた電池パックであって、ファームウェアを格納する書き換え可能な不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに格納されたファームウェアを実行して前記電池パック内のエラー検出を行い、エラーを検出した場合に、安全保護機能を動作させるエラー検出手段と、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、ファームウェアに書き換えるファームウェア書換手段と、前記エラー検出手段で検出されたエラーの再チェックを行うエラー再チェック手段と、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットする安全保護機能リセット手段と、を備えているので、ファームウェアの不具合で安全保護機能を動作させて電池パックが使用不可となった場合に、その使用を回復すると共に、更新されたファームウェアによる正常な動作を提供することが可能な電池パックを提供することが可能になるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態が適用されるノートPCのブロック構成を示す図である。 図2は、本実施の形態が適用される電池パック、および当該電池パックの周辺に関わる構成の概略を示した図である。 図3は、フラッシュメモリのメモリ構成例を示す図である。 図4は、ROMのメモリ構成例を示す図である。 図5は、電池パックにおけるフラッシュメモリに格納されるF/Wの更新手順の概略を説明するためのフローを示す図である。
(実施の形態)
以下に、この発明の実施の形態にかかる電池パック、そのファームウェア更新方法、および電池パックシステムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施の形態が適用されるノートPC本体1のブロック構成を示す図であり、図1では、特に、電源装置30に関わるブロック構成のみを示している。ノートPC本体1は、図1に示すように、CPU11、メインメモリ13、CPUブリッジ14、ビデオサブシステム15、LCD(液晶ディスプレイ)16、カードバスコントローラ19、カードスロット20、ネットワークカード21、USBコネクタ22、HDD23、CD/ROMドライブ24、エンベデッド・コントローラ26、フラッシュROM27等を備えている。
CPU11は、ノートPC全体の頭脳として機能し、OSの制御下でユーティリティプログラムの他、各種プログラムを実行している。CPU11は、システムバスであるFS(Front Side)バス12、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Peripheral Component Interconnect)バス17、低速のI/O装置用バスとしてのISA(Industry Standard Architecture)バス25という3段階のバスを介して、各構成要素と相互接続されている。
FSバス12とPCIバス17は、メモリ/PCIチップと呼ばれるCPUブリッジ(ホスト−PCIブリッジ)14によって連結されている。このCPUブリッジ14は、メインメモリ13へのアクセス動作を制御するためのメモリコントローラ機能や、FSバス12とPCIバス17との間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータバッファ等を含んだ構成となっている。
メインメモリ13は、CPU11の実行プログラムの読み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリであり、例えば、複数個のDRAMチップで構成され、例えば64MBを標準装備し、320MBまで増設することが可能である。この実行プログラムには、OSや周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーションプログラム、BIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)等のファームウェアが含まれる。
ビデオサブシステム15は、ビデオに関連する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオコントローラを含んでいる。このビデオコントローラは、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画情報をビデオメモリに書き込むと共に、ビデオメモリからこの描画情報を読み出して、LCD16に描画データとして出力している。
PCIバス17は、比較的高速なデータ転送が可能なバスであり、データバス幅を32ビットまたは64ビット、最大動作周波数を33MHz、66MHz、最大データ転送速度を132MB/秒、528MB/秒とする仕様によって規格化されている。このPCIバス17には、PCI−ISAブリッジ18、カードバスコントローラ19等がそれぞれ接続されている。
カードバスコントローラ19は、PCIバス17のバスシグナルをカードスロット20のインターフェースコネクタ(カードバス)に直結させるための専用コントローラであり、このカードスロット20には、PCカードを装填することが可能である。同図に示す例では、PCカードとして、インターネットに接続して通信を行うためのネットワークカード21が装着されている。ノートPC本体1は、ネットワークカード21を通じて、インターネットに接続されているメーカサーバ100と通信が可能に構成されている。メーカサーバ100は、ノートPC本体1や電池パック31の各種更新プログラム等を格納しており、ノートPC本体1は、メーカサーバ100から更新プログラムをダウンロード可能となっている。
PCI−ISAブリッジ18は、PCIバス17とISAバス25とのブリッジ機能を備えている。また、DMAコントローラ機能、プログラマブル割り込みコントローラ(PIC)機能、プログラマブル・インターバル・タイマ(PIT)機能、IDE(Integrated Device Electronics)インターフェース機能、USB(Universal Serial Bus)機能、SMB(System Management Bus)インターフェース機能を備えると共に、リアルタイムクロック(RTC)を内蔵している。
DMAコントローラ機能は、FDD等の周辺機器とメインメモリ13との間のデータ転送をCPU11の介在なしに実行するための機能である。PIC機能は、周辺機器からの割り込み要求(IRQ)に応答して、所定のプログラム(割り込みハンドラ)を実行させる機能である。PIT機能は、タイマ信号を所定周期で発生させる機能である。また、IDEインターフェース機能によって実現されるインターフェースは、IDEハードディスクドライブ(HDD)23が接続される他、CD−ROMドライブ24がATAPI(AT Attachment Packet Interface)接続される。このCD−ROMドライブ24の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブのような、他のタイプのIDE装置が接続されても構わない。HDD23やCD−ROMドライブ24等の外部記憶装置は、例えば、ノートPC本体1内の「メディアベイ」または「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に格納される。これらの標準装備された外部記憶装置は、FDDや電池パックのような他の機器類と交換可能かつ排他的に取り付けられる場合もある。
PCI−ISAブリッジ18にはUSBポートが設けられており、このUSBポートは、例えばノートPC本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ22と接続されている。
さらに、PCI−ISAブリッジ18は電源装置30に接続されている。この電源装置30は、電池パック31、ACアダプタ32、充電器33、DC−DCコンバータ34などから構成される。電池パック31は、SBS規格に準拠したインテリジェント電池で、ノートPC本体1に着脱可能なように構成されている。電池パック31は、市場で交換部品または予備部品として単独で流通している。ACアダプタ32は、商用電源(図示せず)に接続される電源供給装置である。充電器33は、ACアダプタ32から供給された直流電源によって電池パック31を充電する。ACアダプタ32および電池パック31から供給される電力は、DC−DCコンバータ34を経由してノートPC内の各部へ供給される。
ISAバス25は、PCIバス17よりもデータ転送速度が低いバスである(例えば、バス幅16ビット、最大データ転送速度4MB/秒)。このISAバス25には、エンベデッド・コントローラ26、BIOS等を格納するフラッシュROM27等が接続されている。
エンベデッド・コントローラ26は、ノートPCの電源管理機能を担うものであり、電源装置30を制御し、同時にISAバス25、PCI−ISAブリッジ18、PCIバス17、CPUブリッジ14、FSバス12などを介して、CPU11、メインメモリ13、およびノートPC本体1を構成するその他のハードウェア要素と相互接続され、通信することが可能である。
図2は、本実施の形態が適用される電池パック31、および当該電池パック31の周辺に関わる構成の概略を示した図である。図2において、ACアダプタ32は、ノートPC本体1の電源端子に接続が可能であり、交流電圧を直流電圧に変換する。充電器33は、ACアダプタ32から入力された直流電圧を電池パック31の充電に適した直流電圧に変換して出力する。充電器33は、エンベデッド・コントローラ26から入力される制御信号に従って動作し、定電圧制御および定電流制御が可能となっており、出力電圧または出力電流が設定電圧Vchgまたは設定電流Ichgのいずれかに一致するように動作する。
エンベデッド・コントローラ26は、電池パック31と通信して、電池パック31が検出した電池セルの表面温度、電池電圧、充電電流、充電電力、放電電力、残容量等の情報を取得可能となっており、これらの情報に基づいて、充電器33の動作を制御する。
電池パック31は、充放電が行われる蓄電池の本体であり、複数の単セルからなる電池ブロック41、電池パック31を制御すると共にエンベデッド・コントローラ26とコミュニケーション・ライン62(CLOCKおよびDATAの2線)を介して通信を行う電池コントローラ43、電池ブロック41から充放電される充放電電流値を計測する電流測定回路45、電池ブロック41の出力電圧値を計測する電圧測定回路47、放電保護スイッチFET1、充電保護スイッチFET2、およびヒューズ用スイッチFET3等を備えている。
電池ブロック41は、例えば2並列3直列の6セルで構成されるリチウム・イオン組電池である。電池ブロック41の出力電圧値は、電源ライン61、グランド・ライン63を通り、DC−DCコンバータ34へ出力される。電池ブロック41の表面には、1個〜複数個のサーミスタなどの温度素子THが貼り付けられている。温度素子THの出力は、電池コントローラ43のTH1ポートに接続されている。
電流測定回路45は、電池ブロック41の充電電流および放電電流を検出して、電池コントローラ43のA/D#2ポートに出力する。電圧測定回路47は、電池ブロック41の出力電圧値、およびその各セルの出力電圧を検出して、電池コントローラ43のA/D#1ポートに出力する。
電源ライン61には、それぞれp型MOS−FETで構成された放電保護スイッチFET1、充電保護スイッチFET2、およびヒューズFUSEが直列に接続されている。なお、ここでは、放電保護スイッチFET1、充電保護スイッチFET2として、p型MOS−FETを使用しているが、n型MOS−FETを使用することにしてもよい。放電保護スイッチFET1には、ヒューズFUSEおよび電流検出回路45を介して、6つのリチウム・イオン電池セルで構成された電池ブロック41が直列に接続されている。電池ブロック41からの放電電流および電池ブロック41に対する充電電流は、電源ライン61およびグランド・ライン63で構成される充放電回路を通じてノートPC本体1との間を流れる。かかる充放電回路は、電池ブロック41に対する充放電パスを形成する。充電保護スイッチFET2および放電保護スイッチFET1は、通常状態でONとなっており、エラー(異常)検出時に、電池コントローラ43によりOFFとされる。
また、電源ライン61には、ヒューズFUSEの近傍に設けられた電熱線Rとn型MOS−FETで構成されたヒューズ用スイッチFET3の直列回路が接続されている。ヒューズ用スイッチFET3は、通常状態でOFFとなっており、エラー検出時に、電池コントローラ43によりONとされる。
電池コントローラ43は、8〜16ビット程度のCPUの他に、フラッシュメモリ51、ROM52、RAM、A/D変換器、D/A変換器、タイマ、インターフェース回路などを備えた集積回路であり、フラッシュメモリ51やROM52に格納されたプログラムを実行して、電池パック31の各部を制御したり、エンベデッド・コントローラ26と通信を行う。
電池コントローラ43は、電圧測定回路47、電流測定回路45から出力された測定結果であるアナログ信号を取得するアナログ入力端子A−D#1、A−D#2を備える。電池コントローラ43は、これらの測定結果を内部でA/D(Analog to Digital)変換して処理し、電池電圧、セル電圧、充電電流、充電電力、放電電力、残容量、放電回数などの情報を把握している。把握された電池に関わる情報は、通信経路であるコミュニケーション・ライン62を介し、SBSで定められたプロトコルによってノートPC本体1側のエンベデッド・コントローラ26に送信される。
また、電池コントローラ43は、充電保護スイッチFET2および放電保護スイッチFET1をオン/オフ制御する信号を出力するアナログ出力端子C−CTLおよびD−CTLと、n型MOS−FETで構成されたヒューズ用スイッチFET3のON/OFFを制御する信号を出力するF−CTL端子を備えている。電池コントローラ43は、ヒューズ用スイッチFET3をオンにして、ヒューズFUSEの近傍にある電熱線Rに電流を流し、ヒューズFUSEを溶断することができる。
また、電池コントローラ43は、DATA端子を通じてコミュニケーション・ライン62がノートPC本体1のエンベデッド・コントローラ26に接続され、電池コントローラ43とエンベデッド・コントローラ26との間での通信が可能になっている。コミュニケーション・ライン62にはクロック・ラインも含まれている。電池コントローラ43は、エンベデッド・コントローラ26に対して充電器33に設定する設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgを送り、エンベデッド・コントローラ26はこの設定値を充電器33にセットし、充電器33の動作を開始させたり停止させたりする。
また、電池コントローラ43は、過電流安全保護機能、過電圧安全保護機能、および低電圧安全保護機能等を備え、電圧測定回路47および電流測定回路45の測定結果から電池ブロック41のエラー(異常)を検出した場合に、充電保護スイッチFET2および/または放電保護スイッチFET1をOFFしたり、ヒューズ用スイッチFET3をONする。電池コントローラ43は、フラッシュメモリ51に格納したF/Wを更新F/Wに書き換え可能となっている。
図3は、フラッシュメモリ51のメモリ構成例を示す図である。フラッシュメモリ51は、同図に示すように、各種F/W(アルゴリズム、閾値等)が格納されるF/W格納領域70と、データが格納されるデータ格納領域80とを備えている。
F/W格納領域70には、ノートPC本体1側とのデータ通信や電池の容量検出等の基本機能を実行するための基本機能F/W(以下「基本機能」と称する)71と、電池パック31の内部ショートのエラー検出を実行するための第1のエラー検出機能F/W(以下、「第1のエラー検出機能」と称する)72と、電池ブロック41のセルインバランスのエラー検出を実行するための第2のエラー検出機能F/W(以下、「第2のエラー検出機能」と称する)73、電池ブロック41の過電圧のエラー検出を実行するための第3のエラー検出機能F/W(以下、「第3のエラー検出機能」と称する)74等が格納されている。
データ格納領域80には、第1のエラー検出機能72でエラーが検出された場合にセット(ON)される第1のError Flag81、第2のエラー検出機能73でエラーが検出された場合にセットされるError Flag82、第3のエラー検出機能74でエラーが検出された場合にセットされる第3のError Flag83、F/Wのバージョン情報84、充放電回数やF/Wのアップデート回数等の履歴データ85、キャリブレーションデータ86、製品番号、製造番号等が格納される。
電池コントローラ43は、第1のエラー検出機能72を実行して、エラー検出した場合、第1のError Flag81をセットした後、安全保護機能を動作させ、充電保護スイッチFET2および/または放電保護スイッチFET1をオフにし、Error Status(エラー情報:エラーの内容、動作させた安全保護機能の種類、セットしたError Flagの情報を含む)をエンベデッド・コントローラ26に通知する。
同様に、電池コントローラ43は、第2のエラー検出機能73を実行して、エラー検出した場合、第2のError Flag82をセットした後、安全保護機能を動作させ、充電保護スイッチFET2および/または放電保護スイッチFET1をオフにし、Error Statusをエンベデッド・コントローラ26に通知する。第1、第2のError Flag81,82は、リセット可能になっている。
他方、電池コントローラ43は、第3のエラー検出機能74を実行して、エラー検出した場合、第3のError Flag83をセットした後、安全保護機能を動作させ、ヒューズ用スイッチFET3をオンにしてヒューズFUSEを溶断し、Error Statusをエンベデッド・コントローラ26に通知する。第3のエラー検出機能74で検出するエラーは、ヒューズFUSEを溶断して電池パック31を恒久的に使用不可とするもので、第3のError Flag83はリセット不可となっている。リセット可能な安全保護機能を動作させるエラーを第1種のエラーと称し、リセット不可な安全保護機能を動作させるエラーを第2種のエラーと称する。例えば、第1種のエラーは、バグや閾値の誤りがある可能性のあるF/W(例えば、製造メーカ独自のエラー検出方式を採用したF/W)で検出されたエラーである。第2種のエラーは、バグや閾値の誤りがある可能性の低いF/W(例えば、バッテリ業界で確立されているエラー検出方式を採用したF/W)で検出されたエラーである。本実施の形態のエラーの種類、および第1、第2種のエラーの種類はその一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
図4は、ROM52のメモリ構成例を示す図である。ROM52には、同図に示すように、フラッシュメモリ51のF/Wのアップデートを実行するためのF/Wアップデート・プログラム91、第1のエラー検出機能72や第2のエラー検出機能73でエラーが検出された場合において、F/Wを更新する際に、エラーの再チェックを実行するためのエラー再チェック・プログラム92等が格納されている。
第1、第2のエラー検出機能72、73は、通常時のエラー検出に使用されるものであり、微細な現象の前兆を捕らえてエラーを検出するため、検出に時間がかかる。これに対して、エラー再チェック・プログラム92は、第1のエラー検出機能72や第2のエラー検出機能73のエラー検出アルゴリズムに比して簡潔なアルゴリズムになっている。第1、第2のエラー検出機能72、73でエラー検出後、エラーの現象が起きているとすると症状が進んでいるので、エラー再チェック・プログラム92による短時間のチェックでエラーの検出ができ、短時間で明らかな異常が検出できない場合は、第1,第2のエラー検出機能72、73でのエラー検出の誤検出と判断する。
例えば、電池ブロック41の内部ショートエラーが起きると、急激に特定のセルの電圧が低下するが、その前兆として緩やかな電圧低下が起きるので、第1のエラー検出機能72では、その緩やかな低下を長時間のモニタによって検出する。第1のエラー検出機能72による内部ショート検出後、真のエラーであればセル間の電圧差が拡大するので、エラー再チェック・プログラム92では、セル間の電圧差を確認して、真のエラーか否かを判断する。
図5は、図1および図2に示す電池パック31のフラッシュメモリ51に格納されるF/Wの更新手順の概略を説明するためのフローである。以下の説明では、フラッシュメモリ51に格納されている第1のエラー検出機能72(図3参照)でエラーを検出した後、フラッシュメモリ51のF/Wを更新する手順を一例として説明する。
電池パック31では、まず、電池コントローラ43は、フラッシュメモリ51に格納されている第1のエラー検出機能72を実行してエラーを検出した場合には(ステップS1)、フラッシュメモリ51の第1のError Flag81をセットする(ステップS2)。電池コントローラ43は、安全保護機能を動作させて(ステップS3)、放電保護スイッチFET1および/または充電保護スイッチFET2をOFFにし、Error StatusをノートPC本体1のエンベデッド・コントローラ26に通知する(ステップS4)。
ノートPC本体1では、エンベデッド・コントローラ26は、CPU11およびビデオシステム15を介して、LCD16に電池パック31のエラーを表示する(ステップT1)。そして、エンベデッド・コントローラ26は、第1のエラー検出機能72の対策が施された更新F/WのアップデートをCPU11に要求する。
CPU11は、ネットワークカード21を介して、メーカサーバ100にアクセスし、第1のエラー検出機能72の対策が施された更新F/Wがあるか否かを確認する(ステップT2)。メーカサーバ100に更新F/Wがある場合には、CPU11は、メーカサーバ100から更新F/Wのダウンロードを開始して、メインメモリ13に格納する(ステップU1、T3)。そして、エンベデッド・コントローラ26は、電池パック31の認証(authentication)を行う。この認証では、(1)電池パック31が純正の電池パックであり、(2)純正の電池パックである場合に、更新F/Wがこの電池パック31用のものであるかを確認し、(1)、(2)の確認ができた場合に認証成功とする。認証後、電池パック31の電池コントローラ43に更新F/Wの転送を開始し(ステップT4)、まず、更新F/Wのヘッダ(Top 32Bytes of New F/W)を転送する。このヘッダには、セットされたError Flagのリセット要求が含まれている。
電池コントローラ43は、更新F/Wのヘッダを受信すると、フラッシュメモリ51に格納されているエラー再チェック・プログラム92を実行して、エラーを再チェックし(ステップS5)、エラーがある場合には、エンベデッド・コントローラ26に、更新F/Wのアップデートの停止を要求し(ステップS6)、エンベデッド・コントローラ26は、更新F/Wの転送を停止する。他方、電池コントローラ43は、エラーがない場合には、誤検出と判断して、フラッシュメモリ51の第1のError Flag81をリセットする(ステップS7)。電池コントローラ43は、エンベデッド・コントローラ26に、更新F/Wのアップデートの継続を要求し(ステップS8)、エンベデッド・コントローラ26は、残りの更新F/Wを電池コントローラ43に転送する。電池コントローラ43は、フラッシュメモリ51のF/Wを更新F/Wに書き換え、その後、更新F/Wを実行して、安全保護動作をリセット(OFFしたFETをONする)する(ステップS9)。これにより、電池パック31が再び使用可能となる。
なお、フラッシュメモリ51に格納されたF/Wを更新F/Wに書き換える場合は、F/W格納領域70の全てのF/Wを書き換えてもよく、また、エラーを検出したF/Wのみを書き換えることにしてもよい。
上記実施の形態では、ノートPC本体1で更新F/Wをメーカサーバ100から自動的にダウンロードする例を示したが、ユーザまたはサービスマンがノートPC1本体を使用して、手動(ユーザまたはサービスマンの操作)で更新F/Wをメーカサーバ100からダウンロードすることにしてもよい。
また、更新F/Wをメーカサーバ100からダウンロードする場合を説明したが、更新F/Wの入手方法はこれに限られるものではなく、更新F/Wを格納した記憶媒体(FD、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等)から読み込むことにしてもよく、また、サービスマンが電池パック31のF/Wを更新するための特殊なツールを使用して、フラッシュメモリ51のF/Wを更新することにしてもよい。
また、ROM52に格納された再チェック・プログラム92でエラーの再チェックを行い、誤検出と判断した場合に、フラッシュメモリ51のF/Wを更新F/Wに書き換え、安全保護機能の動作をリセットすることとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、フラッシュメモリ51のF/Wを更新F/Wに書き換えた後、更新F/Wでエラーの再チェックを行い、エラーが検出されなかった場合に、安全保護機能の動作をリセットすることにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電池パック31では、フラッシュメモリ51にF/Wを格納しており、電池コントローラ43は、フラッシュメモリ51に格納されたF/Wを実行して電池パック31内のエラー検出を行い、エラーを検出した場合に、安全保護機能を動作させた後、エラーの再チェックを行い、エラーが検出されなかった場合には、誤検出と判断して、フラッシュメモリ51に格納されているF/Wを、更新F/Wに書き換え、安全保護機能の動作をリセットすることとしたので、F/Wのバグや不適切な閾値等の不具合で安全保護機能を動作させて電池パックが使用不可となった場合に、その使用を回復することが可能となると共に、更新されたファームウェアによる正常な動作を提供することが可能となる。
また、電池コントローラ43は、F/Wでエラーを検出した場合には、そのエラー情報をノートPC本体1に通知し、ノートPC本体1では、通知されたエラー情報に対応した更新F/Wがある場合には、当該更新F/Wを電池コントローラ43に転送し、再チェックでエラーが検出されなかった場合に、フラッシュメモリ51に格納されているF/Wを、更新F/Wに書き換えることとしたので、自動的にフラッシュメモリ51のF/Wを更新することが可能となる。
また、電池コントローラ43は、ROM52に格納された簡易的なアルゴリズムのエラー再チェック・プログラム92を使用して、エラーの再チェックを行うこととしたので、高速にエラーの再チェックを行うことが可能となる。
また、電池コントローラ43は、第1種のエラーが検出された場合には、リセット可能な安全保護機能を動作させる一方、第2種のエラーが検出された場合には、リセット不可の安全保護機能を動作させることとしたので、エラーの種類に応じて適切な処理を行うことが可能となる。
なお、上記した実施の形態では、ノート型PCに搭載される電池パックについて説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、情報機器、日用品、電動工具、輸送機器等の各種電子機器で使用される電池パックに適用可能である。
以上のように、本発明にかかる電池パック、そのファームウェア更新方法、および電池パックシステムは、情報機器、日用品、電動工具、輸送機器等の各種電子機器で使用される電池パックに有用である。
1 ノートPC本体
11 CPU
12 FS(Front Side)バス
13 メインメモリ
14 CPUブリッジ
15 ビデオサブシステム
16 LCD
17 PCI(Peripheral Component Interconnect)バス
18 PCI−ISAバス
19 カードバスコントローラ
20 カードスロット
21 ネットワークカード
22 USBコネクタ
23 HDD
24 CD/ROMドライブ
25 ISA(Industry Standard Architecture)バス
26 エンベデッド・コントローラ
27 フラッシュROM
30 電源装置
31 電池パック
32 ACアダプタ
33 充電器
34 DC−DCコンバータ
41 電池ブロック
43 電池コントローラ
45 電流測定回路
47 電圧測定回路
51 フラッシュメモリ
52 ROM
61 電源ライン
62 コミュニケーション・ライン
63 グランド・ライン
70 F/W格納領域
80 データ格納領域
100 メーカサーバ
TH 温度素子
FET1 放電保護スイッチ
FET2 充電保護スイッチ
FET3 ヒューズ用スイッチ

Claims (10)

  1. 電子機器に装着され、かつ、当該電子機器とデータ通信可能に構成されており、二次電池を備えた電池パックであって、
    ファームウェアを格納する書き換え可能な不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリに格納されたファームウェアを実行して前記電池パック内のエラー検出を行い、エラーを検出した場合に、安全保護機能を動作させるエラー検出手段と、
    前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換えるファームウェア書換手段と、
    前記エラー検出手段で検出されたエラーの再チェックを行うエラー再チェック手段と、
    前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットする安全保護機能リセット手段と、
    を備えたことを特徴とする電池パック。
  2. 前記ファームウェア書換手段は、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、前記更新ファームウェアに書き換えることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記不揮発性メモリは、エラーフラグを格納しており、
    前記エラー検出手段でエラーが検出された場合に、前記不揮発性メモリのエラーフラグをセットし、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、当該エラーフラグをリセットするフラグ設定手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記エラー検出手段でエラーが検出された場合に、エラー情報を前記電子機器に通知するエラー通知手段を備え、
    前記電子機器では、通知されたエラー情報に対応した更新ファームウェアがある場合には、当該更新ファームウェアを前記電池パックに転送し、
    前記ファームウェア書換手段は、前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、前記電子機器から転送される更新ファームウェアに書き換えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の電池パック。
  5. 前記安全保護機能の動作は、前記二次電池の充放電パスの一部を形成するスイッチ素子で充放電パスを遮断する動作であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電池パック。
  6. エラー再チェック・プログラムを格納するROMを備え、
    前記エラー再チェック手段は、前記ROMに格納されているエラー再チェック・プログラムを実行して、前記エラー検出手段で検出されたエラーの再チェックを行うことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電池パック。
  7. 前記ROMに格納される再チェック・プログラムのエラー検出アルゴリズムは、前記不揮発性メモリに格納されるファームウェアのエラー検出アルゴリズムに比して簡潔であることを特徴とする請求項6に記載の電池パック。
  8. 前記エラー検出手段は、第1種のエラーが検出された場合には、リセット可能な安全保護機能を動作させる一方、第2種のエラーが検出された場合には、リセット不可の安全保護機能を動作させ、
    前記エラー再チェック手段は、前記エラー検出手段で第1種のエラーが検出された場合に、当該第1種のエラーの再チェックを行い、
    前記ファームウェア書換手段は、前記エラー再チェック手段で第1のエラーが検出されなかった場合に、前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換え、
    前記安全保護機能リセット手段は、前記エラー再チェック手段で第1種のエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットすることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の電池パック。
  9. 電子機器に装着され、かつ、当該電子機器とデータ通信可能に構成されており、二次電池を備えた電池パックのファームウェア更新方法であって、
    不揮発性メモリに格納されたファームウェアを実行して、電池パック内のエラー検出を行い、エラーが検出された場合に、安全保護機能を動作させるエラー検出工程と、
    前記エラー検出工程で検出されたエラーの再チェックを行うエラー再チェック工程と、
    前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換えるファームウェア書換工程と、
    前記エラー再チェック工程でエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットする安全保護機能リセット工程と、
    を含むことを特徴とする電池パックのファームウェア更新方法。
  10. 電子機器と、当該電子機器に装着される二次電池を備えた電池パックとで構成され、互いにデータ通信可能に構成された電池パックシステムにおいて、
    前記電池パックは、
    ファームウェアを格納する書き換え可能な不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリに格納されたファームウェアを実行して前記電池パック内のエラー検出を行い、エラーが検出された場合に、安全保護機能を動作させるエラー検出手段と、
    前記エラー検出手段でエラーが検出された場合に、エラー情報を前記電子機器に通知するエラー通知手段と、
    前記エラー検出手段で検出されたエラーの再チェックを行うエラー再チェック手段と、
    前記不揮発性メモリに格納されているファームウェアを、更新ファームウェアに書き換えるファームウェア書換手段と、
    前記エラー再チェック手段でエラーが検出されなかった場合に、前記安全保護機能の動作をリセットする安全保護機能リセット手段と、
    を含み、
    前記電子機器は、
    前記電池パックから通知されたエラー情報に対応した更新ファームウェアがある場合には、当該更新ファームウェアを前記電池パックに転送する更新ファームウェア転送手段と、
    を含むことを特徴とする電池パックシステム。
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