JP2011073028A - 成形用パンチ金型,該成形用パンチ金型を備えた成形装置、および成形方法 - Google Patents

成形用パンチ金型,該成形用パンチ金型を備えた成形装置、および成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】成形体の形状を変えることなく金型の応力集中の抑制が可能なパンチ金型構造,成形装置、および成形方法を提供することである。
【解決手段】略筒形状を有するとともに内周側に軸方向に突出した突出部、又は半径方向の段差部または窪み部を有する筒状部材を圧粉成形するために使用するパンチ金型300であって、略筒形状を有するとともに内周面または外周面の少なくとも一部に中心方向に突出した突出部330を有し、該突出部の下面と同一面で上下2分割され、分割された面同士が機械的に締結され又は接着材により接着されていることを特徴とする筒状部材の成形用パンチ金型,成形装置、および成形方法にある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、圧粉成形によって筒状構造の内周側または外周側に軸方向に突出した突出部を有する筒状部材を製造するために使用する成形用パンチ金型,該パンチ金型を備えた成形装置および成形方法に関する。
内周側または外周側に突出部を有する圧粉成形体は、圧粉磁心材を用いたモータコアなどで使用される。例えば、モータコアでは、リング構造の内周部に、周方向に離散的に突起構造を有する三次元成形体を使用する。この成形体の密度が大きいほど、モータ出力の向上,モータトルクの向上に寄与する。〔特許文献1〕には、磁性粉の圧縮により固定子鉄心を形成した回転電機について開示されている。
特開2007−124884号公報
図2(a)は、〔特許文献1〕に示された圧粉成形によって成形された筒状の圧粉成形体200の斜視図であり、図2(b)は、図2(a)のA部における内周面側を拡大して示した拡大斜視図である。筒状の圧粉成形体200は、ドーナツ状または円筒状の本体部210を有し、本体部210の内周側に軸方向に突出した突出部220、或いは半径方向の突起部210の外面,内面間の段差部または窪み部を有する。
以下に上記筒状の圧粉成形体200を製造するための金型構造,成形装置および成形方法の従来例を説明する。
図4は、図2の圧粉成形体200を製造するための成形用パンチ金型の上パンチ400の形状を示したものであり、図4(a)は、上パンチ400を側面上方から見た斜視図であり、図4(b)は、上パンチ400を側面下方から見た斜視図である。上パンチ400は、リング部410とリング部410の内周側に半径方向に突出した突出部420からなる。リング部410の底面411で成形体のリング部上面211を、突出部420の下面421で成形体の突出部上面221を加圧する。
図12は、図4(a)のB−B線断面で示す上パンチを備えた圧粉成形装置1200の構成および成形方法を示す要部断面図である。圧粉成形装置1200は、内周部のコア金型1210,外周部のダイ1220、および粉体1201に上方向から押し圧力を加える上パンチ1230,粉体に下方向から押し圧力を加える下パンチ1240からなる。上パンチ1230と下パンチ1240を相対的に移動させることによって、圧粉成形体1202を形成する。
上記構成において、上パンチ400のコーナー部430に応力集中が発生し亀裂が生じることが問題となる。圧粉成形時に、上パンチ400の突出部下面421にはプレス機により印加した圧力が、上パンチ400のリング部内周面412には粉体が沿いつぶされることによる側圧が加わる。これにより、コーナー部430に強い引っ張り応力が発生する。このため、従来は、コーナー部430に曲面を設け、応力集中の緩和を図っている。一方で、図2に示すように成形体200の該当箇所にも同様の曲面ができる。このように、従来方法では、成形体に不必要な曲面を設けることとなり、成形体の設計自由度が制限される。例えば、成形体を〔特許文献1〕に示すようなモータコアに用いた場合には、突起部の鉄量が減少するためモータ出力やモータトルクが低下するなど、十分な特性を得られない場合がある。
従って、本発明の課題は、成形体の形状を変えることなく金型の応力集中の抑制が可能なパンチ金型構造,成形装置、および成形方法を提供することである。
上記課題を達成するために、本発明は略筒形状を有するとともに内周側または外周側に軸方向に突出した突出部または半径方向の段差部または窪み部を有する筒状部材を圧粉成形するために使用する成形用パンチ金型であって、略筒形状を有するとともに内周面または外周面の少なくとも一部に中心方向に突出した突出部を有し、該突出部の下面と同一面で上下2分割され、分割された面同士が機械的に締結され又は接着材により接着されていることを特徴とするものである。
更に、本発明は成形用パンチ金型において、前記上下に分割されたパンチ金型同士が、前記分割面でボルト締結,ネジ締結、或いは一方のパンチに凹部を形成し他方のパンチに凸部を形成して嵌め込みによって締結されていることを特徴とするものである。
更に、本発明は成形用パンチ金型において、圧粉成形される筒状部材の形状に対応させて上下に2分割されたパンチのうち下部のパンチが交換可能であることを特徴とするものである。
更に、本発明は上述の成形用パンチ金型において、前記突出部の下面と前記下部のパンチの内周面との連結部であるコーナー部が、非曲面構造の角張った構造であるか、または、前記コーナー部の曲率半径をR、前記突出部の半径方向の幅をδとした場合にR/δ<0.2mmを満足するか、または、前記コーナー部の曲率半径をRとした場合にR<0.2mmであるか、のうちの少なくとも何れか1つであることを特徴とするものである。
更に、本発明は上述の成形用パンチ金型を上パンチ金型とし、前記上パンチ金型と軸方向に対向して下パンチ金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の外側にダイを配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の内側にコア金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の間に充填された粉体を、前記上パンチと前記下パンチを相対的に移動させることによって成形することを特徴とするものである。
更に、本発明は上述の成形用パンチ金型を用いて、前記下パンチ金型が前記筒状部材の突出部の外径におおよそ対応した径で、内周パンチと外周パンチに分割されており、粉体を前記上パンチと前記内周パンチ、および前記外周パンチを相対的に移動させることによって成形することを特徴とするものである。
また、上記課題を達成するために、本発明は筒状部材の成形方法において、内周面の少なくとも一部に中心方向に突出した突出部を有し、該突出部の下面と同一面で上下2分割され、分割された面同士が機械的に締結され又は接着材により接着されている上パンチに軸方向に対向して下パンチ金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の外側にダイを配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の内側にコア金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の間に充填された粉体を、前記上パンチと前記下パンチを相対的に移動させることにより圧粉成形し、略筒形状で内周側に段差または窪みを有する圧粉成形の筒状部材を製造することを特徴とするものである。
更に、本発明は筒状部材の成形方法において、前記上下に分割されたパンチ金型同士が、前記分割面でボルト締結,ネジ締結、或いは一方のパンチに凹部を形成し他方のパンチに凸部を形成して嵌め込みによって締結されていることを特徴とするものである。
更に、本発明は筒状部材の成形方法において、圧粉成形される筒状部材の形状に対応させて上下に2分割されたパンチのうち下部のパンチが交換可能であることを特徴とするものである。
更に、本発明は筒状部材の成形方法において、前記突出部の下面と前記下部のパンチの内周面との連結部であるコーナー部が、非曲面構造の角張った構造であるか、または、前記コーナー部の曲率半径をR、前記突出部の半径方向の幅をδとした場合にR/δ<0.2mmを満足するか、または、前記コーナー部の曲率半径をRとした場合にR<0.2mmであるか、のうちの少なくとも何れか1つであることを特徴とするものである。
更に、本発明は筒状部材の成形装置において、上述の筒状部材の成形方法に用いられるパンチ金型を上パンチ金型とし、前記上パンチ金型と軸方向に対向して下パンチ金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の外側にダイを配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の内側にコア金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の間に充填された粉体を、前記上パンチと前記下パンチを相対的に移動させることによって成形することを特徴とするものである。
更に、本発明は筒状部材の成形装置において、前記下パンチ金型が前記筒状部材の突出部の外径におおよそ対応した径で、内周パンチと外周パンチに分割されており、粉体を前記上パンチと前記内周パンチ、および前記外周パンチを相対的に移動させることによって成形することを特徴とするものである。
本発明のパンチ金型は、突出部が2分割されているため、下記理由により、コーナー部での破損が生じにくい。
1)パンチ金型の突出部の下面と円筒部の内周面が材料的に一体化されていないので、コーナー部分に該下面と内周面の応力の加算がない。
2)強い荷重がパンチ金型の突出部に垂直に加わるが、パンチ金型の突出部の下面と同一平面状での分割され連結された構成により、突出部での引張応力が弱まる。
3)突出部でパンチ金型が分離されているので、亀裂の進行がない。
そのため、パンチ金型の突出部下面と、これに連結する円筒部内周面との連結部であるコーナー部の応力集中を低減できる。
(a)は、第1実施形態の圧粉成形装置で製造された圧粉成形体を示す斜視図であり、(b)は、(a)図のF部における外周面側を拡大して示した拡大斜視図である。 (a)は、従来の圧粉成形装置で製造された圧粉成形体を示す斜視図であり、(b)は、(a)図のA部における外周面側を拡大して示した拡大斜視図である。 実施例1の形態のパンチ金型の構成を示したものであり、(a)は、上部パンチと下部パンチが締結されたパンチ金型の斜視図であり、(b)は、上部パンチと下部パンチが分離された状態のパンチ金型の斜視図である。 従来のパンチ金型の形状を示した図であり、(a)は、パンチ金型を側面上方から見た斜視図であり、(b)は、パンチ金型を側面下方から見た斜視図である。 実施例2の図3C−C線断面で示す上パンチ金型を備えた圧粉成形装置の要部断面構成図である。 従来例を示す。 実施例4の圧粉成形装置の要部断面構成図である。 (a)は、第3実施形態の圧粉成形装置で製造された圧粉成形体を示す斜視図であり、(b)は、(a)図のI部における外周面側を拡大して示した拡大斜視図である。 実施例3のパンチ金型の構成を示したものであり、(a)は、上部パンチと下部パンチが締結されたパンチ金型の斜視図であり、(b)は、上部パンチと下部パンチが分離された状態のパンチ金型の斜視図である。 実施例4の圧粉成形装置で製造された圧粉成形体を示す斜視図である。 実施例1の図3C−C線断面で示す上パンチ金型を備えた圧粉成形装置の要部断面構成図である。 従来パンチ金型の図4B−B線断面で示す上パンチ金型を備えた圧粉成形装置の要部断面構成図である。 実施例5の圧粉成形装置の要部断面構成図である。 実施例4の圧粉成形装置により成形された圧粉成形体をモータの固定子に適用した例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図3は、実施例1のパンチ金型300の構成を示したものであり、図3(a)は上部パンチ310と下部パンチ320が連結されたパンチ金型300の斜視図であり、図3(b)は、上部パンチ310と下部パンチ320が分離された状態のパンチ金型300の斜視図である。
図3(a)に示すように、第1実施形態のパンチ金型は、成形体の本体部,突出部形状を形作るものであり、略円筒状を呈しており、上側の内周面には中心方向に突出部320が周方向に3個形成されている。
パンチ金型300は、図3(b)に示すように、突出部320の下面と同一面で上下2つに分割され、上部パンチ310と下部パンチ320に分離して構成され、パンチ金型の分割面は、突出部下面と同一面をなしている。
この分割面にて、上下のパンチが分割可能な接続方法で締結されており、例えば、下部パンチにボルトを取り付け(図示せず)、これに対応する上部パンチにナット(図示せず)を取り付けることで、上下のパンチ同士をボルト締めし強く接続することができる。
この上下コアの締結方法は、ボルト締結に限らず、上下パンチの分割面の一方に凹部を形成し、他方に凸部を形成して、上部パンチと下部パンチとを該凹凸部を嵌合し圧入等により結合してもよい。
なお、上下パンチの連結は、接着材等により結合してもよく、またネジ締結を採用してもよい。
上述した如く、パンチ金型は、上部パンチ下面および下部パンチの上面とからなる平らな面の分割面で、上部パンチと下部パンチが接合されている。
そのため、パンチ金型の段差が形成される突出部の下面331と内周面321とで形成されるコーナー部(図示せず)は非曲面構造を形成可能であり、例えば垂直面等の角張った形状で形成されている。
図11は、図3のC−C′線断面で示すパンチ金型を上パンチ1130として備えた圧粉成形装置1100の要部断面構成図であり、図11(a)は上パンチを上昇させた圧粉成形前の装置構成を示しており、図11(b)は上パンチ1130を下降させるとともに、下パンチ1140を下降させて、粉体1101を押圧し圧粉成形体1102を成形した圧粉成形直後で圧粉成形体1102の抜出前の装置構成を示している。
図11(a),(b)において、中心線Dから左側は突出部があるパンチ金型部分での装置構成図であり、中心線Dから右側は突出部がないパンチ金型部分での装置構成図である。
図11(a)に示すように、圧粉成形装置1100は、コア金型1110の外周面外側部分に、下方から押圧力を加える下パンチ1140が配置され、さらに該下パンチ1140の外周面外側部分にダイ1120が配置され、このダイ1120,コア金型1110、および下パンチ1140で形成される空間Eの上方に、上方から押圧力を加える上パンチ1130が配置されている。
この構成の圧粉成形装置1100において図11(a)に示すように、ダイ1120,コア金型1110、および下パンチ1140で形成される空間Eに粉体1101を充填し、図11(b)の白抜き矢印に示すように、上パンチ1130を下降させて粉体1101に上方から荷重を加えるとともに、粉体1101に下方からも荷重が加わるよう下パンチ1140を下降させる。以上のように、粉体1101をダイ1120,コア金型1110,下パンチ1140、および上パンチ1130で押圧して成形し、圧粉成形体1102を製造する。
なお、粉体として圧粉磁心材を用いて、圧粉成形体の全体密度を、粉体を構成する圧粉磁性材が真密度の92%以上となるように、プレス機の圧粉成形装置によって荷重を加え、図1に示す構造の圧粉成形体を製造した。
なお、図1(a)は、圧粉成形装置1100で製造された圧粉成形体100を示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)に示す圧粉成形体100のF部における外周側面側を拡大して示す拡大斜視図である。
図1、および図11に示すように、圧粉成形装置1100を用いることにより、ドーナツ状構造の本体部110の上面に、周方向に3個の突起部120を有する圧粉成形体100が成形される。
圧粉成形体100は、略筒形状を有するとともに、内周側に軸方向に突出した突起部120、または半径方向の段差部または窪み部、すなわち突起部120を形成する半径方向の段差部または窪み部を有している。
ところで、前記の図4に示すパンチ金型400においては、成形に際してコーナー部430に応力集中が起こり亀裂が生じ、パンチ金型が短期間で破損する。
圧粉成形体の粉体の真密度が高いほどパンチ金型に加わる荷重が大きくなるので、パンチ金型の寿命は短くなる。
これに対して、実施例1では、パンチ金型300が、図3に示すように、突出部の下面と同一面で上部パンチ310と下部パンチ320とに上下に2分割され締結される構成なので、パンチ金型300の突出部の下面331と内周面321とで形成されるコーナー(図示せず)は、別体の上部パンチ310と下部パンチ320とで形成されるため、応力集中が起こることがなく、パンチ金型300に過大な応力が加わることが防止され、破損することはない。
また、本実施の形態では、図1に示す圧粉成形体100は、突起部120の先端面121と外周面122との連結部の曲率半径123をほぼゼロにすることができる。
一方、前記の図2の場合、図2(b)に示す圧粉成形体200のコーナー部223は、曲面構造であるため、先端面221のフラットな領域の面積が小さくなる。
このように、圧粉成形体の突起部の先端面の平坦性が向上した場合、下記の効果が得られる。
1)粉成形体の突起部の先端面を重ね合わせた場合、突起部の先端面がフラットである方が、より密着力が向上する。
2)圧粉成形体の先端面で構成される全端面がフラットな方が、幅の薄い,幅寸法が小さい機器向けに、薄型にできる点で好ましい。
3)圧粉磁心材を使ったモータコアなどの成形に適用した場合、必要がない曲面形状を避け同一体格で鉄量が増加するため、モータ出力やモータトルクが大きくなる。
尚、前述の実施例1では、図1に示すように、圧粉成形体の突起部の数が3個の場合を示したが、3個以外のものでも同様の効果がある。
図5を用い第2実施形態を説明する。図5は、第2実施形態の圧粉成形装置500の構成を示す要部断面図である。図5(a)は、上パンチ530を上昇させた圧粉成形前の装置構成を示しており、図5(b)は上パンチ530を下降させるとともに、下外周側パンチ540および下内周側パンチ550を下降させて、粉体501を押圧し圧粉成形体502を成形した直後で圧風成形体502の抜出前の装置構成を示している。
図5(a)に示すように、本形態では、成形体の下面を押圧する下パンチが内周側下パンチ550と外周側下パンチ540に2分割されている。成形前には外周側パンチ540を上昇させておくことで、図1に示した成形体の本体部分110の粉体高さを成形体突起部分120の粉体高さより低くすることができる。
図5(a)の状態から、上パンチ530を下降させ粉体501を押圧する。同時に、下外周側パンチ540は、上方向に荷重を加えながら下外周パンチ540の上面541が下内周側パンチ550の上面551と略一致する位置まで下降させる。
上記により、成形体の本体部110と突起部120とで粉体の圧縮量を略同一とすることが可能である。すなわち、成形体の本体部110と突起部120との密度を均一化させた成形が可能になる。
このように、圧粉成形体の本体部と突起部の密度を均一化した場合、下記の効果が得られる。
1)成形体の強度を本体部、突起部で均一化することができる。
2)圧粉磁心を使ったモータコアなどの成形に適用した場合、モータコア内で飽和磁束密度や鉄損などの磁気特性が略均一となる。
図8,図9を用い実施例3を説明する。図9は、第3実施形態のパンチ金型900の構成を示したものであり、図9(a)は上部パンチ910と下部パンチ920が連結されたパンチ金型900の斜視図であり、図9(b)は、上部パンチ910と下部パンチ920が分離された状態のパンチ金型900の斜視図である。
図9(a)に示すように、第3実施形態のパンチ金型900は、成形体の本体部,突出部形状を形作るものであり、略円筒状を呈しており、上側の内周面には中心方向に突出部930が周方向に3個形成されている。突出部930の下面931は、内周側から外周側にかけ軸方向下向きの2段階のテーパ状となっている。
パンチ金型900は、図9(b)に示すように、突出部930のテーパ状下面931の傾きが異なる位置で上下2つに分割され、上部パンチ910と下部パンチ920に分離して構成され、パンチ金型900の分割面は、突出部下面と同一面をなしている。
この分割面にて、上下のパンチが分割可能な接続方法で締結されており、例えば、下部パンチにボルトを取り付け(図示せず)、これに対応する上部パンチにナット(図示せず)を取り付けることで、上下のパンチ同士をボルト締めし強く接続することができる。
この上下コアの締結方法は、ボルト締結に限らず、上下パンチの分割面の一方に凹部を形成し、他方に凸部を形成して、上部パンチ910と下部パンチ920とを該凹凸部を嵌合し圧入等により結合してもよい。
なお、上下パンチの連結は、接着材等により結合してもよく、またネジ締結を採用してもよい。
上述した如く、パンチ金型900は、上部パンチ下面および下部パンチの上面とからなる平らな面の分割面で、上部パンチ910と下部パンチ920が接合されている。
なお、図8(a)は、図9のパンチ金型900を上パンチとして用いた圧粉成形装置500で製造された圧粉成形体800を示す斜視図であり、図8(b)は、図8(a)に示す圧粉成形体800のI部における外周側面側を拡大して示す拡大斜視図である。
図8に示すように、圧粉成形装置500を用いることにより、ドーナツ状構造の本体部810の上面に、周方向に3個の突起部820を有する圧粉成形体800が成形される。
圧粉成形体800は、略筒形状を有するとともに、内周側に軸方向に突出した突起部820、または半径方向の段差部または窪み部、すなわち突起部820を形成する半径方向の段差部または窪み部を有している。成形体800の突起部820の上面の周方向には内周側から外周側に下がるテーパ823を有し、突起部820の上面の径方向には内側から外側に下がるテーパ824を有し、突起部820の外周面822には上端から下端にかけ外周側に拡大するテーパ825を有する。
このように、パンチ金型にテーパを設けた場合、下記の効果が得られる。
1)圧粉成形体の突起部分が軸方向上に向け細くなっていくため、圧粉成形後に上パンチを成形体から外しやすくなる。
実施例4の3D(ディメンション)モータの固定子コアを圧粉成形する場合を、図7,図10,図14を用いて説明する。
図7は、3Dモータコアを圧粉成形する圧粉成形装置700の構成を示す要部断面図であり、図7(a)は、上パンチ730を上昇させた圧粉成形前の装置構成を示しており、図7(b)は上パンチ730を下降させるとともに、下パンチを下降させて、粉体を押圧し圧粉成形体702を成形した圧粉成形直後で圧風成形体702の抜出前の装置構成を示している。
図7(a),(b)において、中心線Jから左側は突出部があるパンチ金型部分での装置構成図であり、中心線Jから右側は突出部がないパンチ金型部分での装置構成図である。
図7(a)に示すように、圧粉成形装置700は、コア金型710の外周面外側部分に、下方から押圧力を加える下内周側パンチ750および下外周側パンチ740が配置され、さらに該下外周側パンチ740の外周面外側部分にダイ720が配置され、このダイ720,コア金型710、および下内周側パンチ750,下外周側パンチ740で形成される空間Kの上方に、上方から押圧力を加える上パンチ730が配置されている。
この構成の圧粉成形装置700において図7(a)に示すように、ダイ720,コア金型710、および下内周側パンチ750,下外周側パンチ740で形成される空間Kに粉体701を充填し、図7(b)の白抜き矢印に示すように、上パンチ730を下降させて粉体701に上方から荷重を加えるとともに、粉体701に下方からも荷重が加わるよう下外周側パンチ740を下降させる。以上のように、粉体701をダイ720,コア金型710,下内周側パンチ750,下外周側パンチ740および上パンチ730で押圧して成形し、圧粉成形体701を製造する。
なお、粉体として圧粉磁心材を用いて、圧粉成形体の全体密度を、粉体を構成する圧粉磁性材が真密度の92%以上となるように、プレス機の圧粉成形装置によって荷重を加え、図10,図14に示す構造の圧粉成形体を製造した。
図10は、圧粉成形装置700で製造された圧粉成形体1000を示す斜視図であり、図14は、圧粉成形装置700により成形された圧粉成形体1410をモータの固定子に適用した例を示す斜視図である。
図14(a),図14(c)は圧粉成形装置700により成形された圧粉成形体1410のモータの固定子の斜視図であり、図14(b)は、これらの圧粉成形体1410のモータの固定子により挟着される電流を流すためのコイル1420の斜視図である。
上記構成においては、鉄の圧粉磁心材を利用し、圧粉成形体の突起部構造の密度と圧粉成形体の全体の密度を92%以上とするように、上パンチおよび下パンチで粉体に荷重を加えた。
従来、このような高密度では、前記の図4に示すように、上パンチ金型400のコーナー部430に応力集中が生じ、パンチ400が短期間で破損する場合がある。成形体の材料の密度が高くなるほど、上パンチに加わる荷重が大きくなるため、寿命が短くなる。
しかし、本実施例4においては、パンチ金型730のコーナー部731が上部パンチ732と下部パンチ733とが分割されて連結され構成されているため、パンチ金型730の破損が抑止される。
前記の成形により、図10,図14(a),図14(c)に示すように、環状構造体1010の上面に突起部1020が周方向に12個存在している圧粉成形体(1000,1410)が成形される。
圧粉成形体は、略筒形状を有するとともに、内周側に軸方向に突出した突起部1020、または半径方向の段差部または窪み部、すなわち突起部1020を形成する半径方向の段サブまたは窪み部を有している。
この圧粉成形体1000においては、図7に示すように、圧粉成形体1000を成形する圧粉成形装置700のパンチ金型730が上部パンチ732と下部パンチ733との2分割構成であり、図10に示す圧粉成形体の突起部1020の外周面側と先端面1022の連結部1023は図10に示すように、上部パンチの突出部の下面と下部パンチの内周面で成形され、圧粉成形体の連結部1023を非曲面構造の垂直面,非垂直面等の角張った形状とすることが可能であり、先端面1022を平らな面に成形することができる。
本実施形態では、成形体の内周突起部に対応する位置731でのみパンチを分割したが、成形体の外周側の段差部734でパンチを分割してもよい。さらには、その両者を併用することも可能である。
このように、圧粉成形体の突起部の先端面の平坦性を向上することにより、下記の効果が得られる。
1)圧粉成形体の突起部の先端面で重ね合わせていくとき、平らな面の方が、密着力が向上する。先端面と平面状の材料の接続時に、平らな領域が大きい先端面で接続面を最大化することができ、接触力を向上できるとともに、無駄なスペースをなくすことができる。
2)先端面が平らな方が幅の狭い機器向けに、薄型にできる点で好ましい。
本実施例4では、曲率半径Rがゼロの場合を例示して説明したが、曲率半径が有限でも、R<δ/0.2、若しくはR<0.1mmであれば上記効果は十分得られる。なお、図10に示すように、δは圧粉成形体の突起部の先端面の幅寸法である。
さらに、R/δ<0.1,R/δ<0.05と小さな値になるにつれ、上記効果は高まり、また、R<0.1mm,R<0.05mmと小さな値になるにつれ、上記効果は高まる。
圧粉成形体の全体密度を、粉体を構成する物質の真密度の92%以上と高密度化することにより、下記の効果がある。
1)圧粉成形体が高密度化することにより堅くなり、圧粉成形体の強度が向上する。
2)搭機部品である場合のように限られたスペースに圧粉成形体を搭載する場合、有効である。
3)ネットシェイプ鍛造で圧粉成形体の成形が可能であり、生産性が向上する。
さらには、圧粉磁心材を使ったモータコアなどの成形に圧粉成形体を活用した場合、下記の効果がある。
4)圧粉成形体をより所望の形状に成形できるので、磁束の歪みが抑制され磁束密度が向上し、磁束密度に依存するモータ出力や、モータトルクが大きくなる。
さらに、最大応力が低減されるので下記効果がある。
1)圧粉成形体に加わる応力が平均化し、成形体密度を均一化できる。
2)圧粉成形体の一部に集中する残留応力を低減でき、ヒステリシス損が低減できる。
3)粉体に絶縁被覆した圧粉磁心材を利用している場合、圧粉成形体に加わる応力が平均化して集中しないため、その絶縁被覆の破壊が防止され、渦電流損が低減する。
4)パンチ金型における応力集中が防止されるので、過大な応力がかかることがなく金型寿命が長くなる。
5)上述のことから、モータの部品,アクチュエータの部品、または電装部品に使用した場合に効果がある。
実施例5を図13を用い説明する。図13は、実施例5の構成を示す要部断面図であり、図13(a)は、上パンチ1330を上昇させた圧粉成形前の装置構成1300を示しており、図13(b)は上パンチ1330を下降させるとともに、下内周側パンチ1350を下降させて、粉体1301を押圧し圧粉成形体1302を成形した圧粉成形直後で圧風成形体1302の抜出前の装置構成を示している。
本実施形態で成形される成形体は、外周側に突起部1303を有するが、実施例4と同様に成形体の突起上端部1331でパンチ金型を分割することで同様の効果が得られる。また、成形体内周部の段差部1334でパンチを分割してもよい。さらには、その両者を併用しても同様の効果が獲られる
100,200,502,702,800,1000,1410,1102,1202,1302 圧粉成形体(成形体)
110,210,810,1010 本体部
120,220,820,1020,1303 突起部
121,221,821,1022 突起部上端面
122,222,822,1021 突起部外周面
123,223,823,1023 突起部上端面と突起部外周面とからなるコーナー部
300,400,900,1330 パンチ金型
310,732,910,1332 上部パンチ
320,733,920,1333 下部パンチ
321,412 リング部の内周面
330,420 突出部
331,421,931 突出部の下面
340,430,731,1331 コーナー部
411 リング部下面
500,700,1100,1200,1300 圧粉成形装置(成形装置)
501,701,1101,1201 粉体
510,710,1110,1210 コア金型
520,720,1120,1220 ダイ
530,730,1130,1230 上パンチ
540,740,1340 下外周側パンチ
541 下外周側パンチ上端面
550,750,1350 下内周側パンチ
551 下内周側パンチ上端面
824 突起上端面のテーパ
825 突起外周面のテーパ
1140,1240 下パンチ
1420 リングコイル
R 曲率半径(コーナー部の曲率半径)
δ 突起部の先端面の幅寸法

Claims (12)

  1. 略筒形状を有するとともに内周側または外周側に軸方向に突出した突出部または半径方向の段差部または窪み部を有する筒状部材を圧粉成形するために使用する成形用パンチ金型であって、
    略筒形状を有するとともに内周面または外周面の少なくとも一部に中心方向に突出した突出部を有し、該突出部の下面と同一面で上下2分割され、分割された面同士が機械的に締結され又は接着材により接着されていることを特徴とする筒状部材の成形用パンチ金型。
  2. 請求項1において、
    前記上下に分割されたパンチ金型同士が、前記分割面でボルト締結,ネジ締結、或いは一方のパンチに凹部を形成し他方のパンチに凸部を形成して嵌め込みによって締結されている
    ことを特徴とする筒状部材の成形用パンチ金型。
  3. 請求項1において、
    圧粉成形される筒状部材の形状に対応させて上下に2分割されたパンチのうち下部のパンチが交換可能である
    ことを特徴とする筒状部材の成形用パンチ金型。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項の筒状部材の成形用パンチ金型において、
    前記突出部の下面と前記下部のパンチの内周面との連結部であるコーナー部が、非曲面構造の角張った構造であるか、または、前記コーナー部の曲率半径をR、前記突出部の半径方向の幅をδとした場合にR/δ<0.2mmを満足するか、または、前記コーナー部の曲率半径をRとした場合にR<0.2mmであるか、のうちの少なくとも何れか1つである
    ことを特徴とする筒状部材の成形用パンチ金型。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項の筒状部材の成形用パンチ金型を上パンチ金型とし、前記上パンチ金型と軸方向に対向して下パンチ金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の外側にダイを配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の内側にコア金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の間に充填された粉体を、前記上パンチと前記下パンチを相対的に移動させることによって成形することを特徴とする筒状部材の成形装置。
  6. 請求項5において、
    前記下パンチ金型が前記筒状部材の突出部の外径におおよそ対応した径で、内周パンチと外周パンチに分割されており、粉体を前記上パンチと前記内周パンチ、および前記外周パンチを相対的に移動させることによって成形する
    ことを特徴とする筒状部材の成形装置。
  7. 内周面の少なくとも一部に中心方向に突出した突出部を有し、該突出部の下面と同一面で上下2分割され、分割された面同士が機械的に締結され又は接着材により接着されている上パンチに軸方向に対向して下パンチ金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の外側にダイを配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の内側にコア金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の間に充填された粉体を、前記上パンチと前記下パンチを相対的に移動させることにより圧粉成形し、略筒形状で内周側に段差または窪みを有する圧粉成形の筒状部材を製造することを特徴とする筒状部材の成形方法。
  8. 請求項7において、
    前記上下に分割されたパンチ金型同士が、前記分割面でボルト締結、ネジ締結、或いは一方のパンチに凹部を形成し他方のパンチに凸部を形成して嵌め込みによって締結されている
    ことを特徴とする筒状部材の成形方法。
  9. 請求項7において、
    圧粉成形される筒状部材の形状に対応させて上下に2分割されたパンチのうち下部のパンチが交換可能である
    ことを特徴とする筒状部材の成形方法。
  10. 請求項7から請求項9のうちのいずれかの請求項の筒状部材の成形方法において、
    前記突出部の下面と前記下部のパンチの内周面との連結部であるコーナー部が、非曲面構造の角張った構造であるか、または、前記コーナー部の曲率半径をR、前記突出部の半径方向の幅をδとした場合にR/δ<0.2mmを満足するか、または、前記コーナー部の曲率半径をRとした場合にR<0.2mmであるか、のうちの少なくとも何れか1つである
    ことを特徴とする筒状部材の成形方法。
  11. 請求項7から請求項10のうちのいずれかの請求項の筒状部材の成形方法に用いられるパンチ金型を上パンチ金型とし、前記上パンチ金型と軸方向に対向して下パンチ金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の外側にダイを配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の内側にコア金型を配置し、前記上パンチ金型と前記下パンチ金型の間に充填された粉体を、前記上パンチと前記下パンチを相対的に移動させることによって成形することを特徴とする筒状部材の成形装置。
  12. 請求項11において、
    前記下パンチ金型が前記筒状部材の突出部の外径におおよそ対応した径で、内周パンチと外周パンチに分割されており、粉体を前記上パンチと前記内周パンチ、および前記外周パンチを相対的に移動させることによって成形する
    ことを特徴とする筒状部材の成形装置。
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