JP2011071872A - 携帯通信装置、モード切換方法およびモード切換プログラム - Google Patents

携帯通信装置、モード切換方法およびモード切換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 使用時における操作の利便性を確保しつつ、不使用時の消費電力を低減する。
【解決手段】 上部と下部とがスライドして開状態と閉状態とに状態を変化可能な携帯電話機は、閉状態においてユーザが操作可能な複数の操作キーと、閉状態を検出する閉センサと、イネーブル状態において複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されると指示を検出し、ディスイネーブル状態において複数の操作キーがユーザにより操作されても指示を検出しない入力制御部と、を備え、閉状態が検出されてから入力制御部により指示が検出されることなく第1の時間が経過すると(S10でYES)入力制御部をディスイネーブル状態にした後に(S11)、動作モードを通常モードからスリープモードに切り換える(S12)。
【選択図】 図6

Description

この発明は、携帯通信装置、モード切換方法およびモード切換プログラムに関し、特に開状態と閉状態とに状態を変化可能な携帯通信装置、その携帯通信装置で実行されるモード切換方法およびモード切換プログラムに関する。
携帯電話機で代表される携帯通信装置は、二次電池等のバッテリで駆動するものが多く、可能な限り長時間使用できるようにするために、消費電力が小さいことが望ましい。このため、動作モードを使用状態に応じて切り換えるものがある。例えば、使用時は通常モードに切り換え、使用しないときは消費電力が通常モードより小さいスリープモードに切り換える。携帯電話機が有するボタンスイッチが押されることにより、動作モードがスリープモードから通常モードに復帰する。一方、携帯電話機は、鞄等に収納して持ち歩かれることが多く、携帯電話機のボタンスイッチがユーザの意に反して、鞄やそれに収納される他の物品により押されてしまうことがある。
この問題に対応するために、特開2009−171507号公報には、サイドキーが押下された状態とサイドキーが押下されていない状態とをキースイッチに接続された配線の電圧レベルがHighかLowかによって検出するキー押下検出手段と、キーロックが設定された状態で、なおかつ、閉状態または折返し状態であることを検出すると、サイドキーが押下された状態でも押下されていない状態でもそのサイドキーに対応するキースイッチに接続された配線の電圧レベルが同じHighまたはLowとなるよう制御する制御手段と、を有する電子機器が記載されている。この従来の電子機器によれば、サイドキーが押下された状態と押下されていない状態とでキースイッチに接続された配線の電圧レベルが変化しないので、キーロックが設定された状態で、なおかつ、閉状態または折返し状態の場合に、サイドキーが押下されたことが検出されないようにするとともに、消費電力を低減することができる。
しかしながら、キーロックが設定されている状態では、閉状態になるとサイドキーが無効になるので、閉状態では操作することができないといった問題がある。また、キーロックが設定されていない状態では、閉状態であってもサイドキーが押下されると、それが検出されるので、ユーザは消費電力を低減させるためにキーロックを設定する操作をしなければならず、操作が煩雑であるといった問題がある。
特開2009−171507号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、使用時における操作の利便性を確保しつつ、不使用時の消費電力を低減することが可能な携帯通信装置を提供することである。
この発明の他の目的は、使用時における操作の利便性を確保しつつ、不使用時の消費電力を低減することが可能なモード切換方法を提供することである。
この発明の他の目的は、使用時における操作の利便性を確保しつつ、不使用時の消費電力を低減することが可能なモード切換プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、携帯通信装置は、第1筐体と第2筐体とが開閉して開状態と閉状態とに状態を変化可能な携帯通信装置であって、閉状態においてユーザが操作可能な複数の操作キーと、閉状態を検出する閉状態検出部と、イネーブル状態において複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されると指示を受け付け、ディスイネーブル状態において複数の操作キーがユーザにより操作されても指示を受け付けない入力制御部と、所定の条件が成立すると、動作モードを通常モードから通常モードよりも消費電力の小さいスリープモードに切り換える主制御部と、を備え、主制御部は、閉状態が検出されてから入力制御部により指示が受け付けられることなく第1の時間が経過すると入力制御部をディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードからスリープモードに切り換え、閉状態が検出されることなく入力制御部により最後に指示が受け付けられてから第2の時間が経過すると、入力制御部をイネーブル状態に維持したまま動作モードを通常モードからスリープモードに切り換え、入力制御部は、イネーブル状態において複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されて指示を受け付けると、主制御部に第1割り込み信号を出力し、主制御部は、動作モードがスリープモードのときは、第1割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換える。
この局面によれば、閉状態が検出されてから入力制御部により指示が受け付けられることなく第1の時間が経過すると入力制御部をディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードからスリープモードに切り換える。このため、閉状態に状態が変化した後に第1の時間が経過すると、第1割り込み信号が入力されないので、スリープモードが維持される。ユーザが携帯通信装置を使用しない場合、特に、鞄等に収納する場合は、携帯通信装置を閉状態にする場合が多いので、携帯通信装置を使用しないとき、特に搬送中における消費電力を低減することができる。一方、閉状態が検出されてから第1の時間が経過するまでは、第1割り込み信号が入力されるので、操作キーを用いて操作をすることができる。さらに、閉状態が検出されることなく入力制御部により最後に指示が受け付けられてから第2の時間が経過すると、入力制御部をイネーブル状態に維持したまま動作モードを通常モードからスリープモードに切り換える。このため、閉状態が検出されない場合は、スリープモードにおいても第1割り込み信号が入力されるので、ユーザは通常モードの場合と同様の操作をすることができる。その結果、使用時における操作の利便性を確保しつつ、不使用時の消費電力を低減することが可能な携帯通信装置を提供することができる。
好ましくは、主制御部は、閉状態が検出されてから第1の時間が経過する前に、入力制御部により指示が受け付けられる場合には、最後に指示が受け付けられてから第3の時間が経過した後に、入力制御部をディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードからスリープモードに切り換える。
この局面に従えば、ユーザは第3の時間が経過する前に操作をすれば、通常モードが維持されるので、閉状態において操作を継続してすることができる。
好ましくは、操作キーとは別に設けられ、閉状態においてユーザが操作可能な特定キーと、特定キーがユーザにより指示されることに応じて、主制御部に第2割り込み信号を出力する割り込み信号発生部を、さらに備え、主制御部は、動作モードがスリープモードのときは、第2割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換えるとともに、入力制御部をイネーブル状態に切り換える。
この局面に従えば、ユーザは特定キーを操作すれば、通常モードに切り換わるので、スリープモードから通常モードに容易に切り換えることができる。
好ましくは、閉状態検出部は、閉状態を検出している状態から検出しない状態に変化することに応じて、主制御部に第3割り込み信号を出力し、主制御部は、動作モードがスリープモードのときは、第3割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換えるとともに、入力制御部をイネーブル状態に切り換える。
この局面に従えば、ユーザは閉状態から開状態に形状を変化させる操作すれば、通常モードに切り換わるので、スリープモードから通常モードに容易に切り換えることができる。
この発明の他の局面によれば、モード切換方法は、第1筐体と第2筐体とが開閉して開状態と閉状態とに状態を変化可能な携帯通信装置で実行されるモード切換方法であって、携帯通信装置は、閉状態においてユーザが操作可能な複数の操作キーと、イネーブル状態において複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されると指示を受け付け、ディスイネーブル状態において複数の操作キーがユーザにより操作されても指示を受け付けない入力制御部と、を備えており、入力制御部は、イネーブル状態において複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されて指示を受け付けると、第1割り込み信号を出力し、閉状態を検出するステップと、閉状態が検出されてから入力制御部により指示が受け付けられることなく第1の時間が経過すると入力制御部をディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードから通常モードよりも消費電力の小さいスリープモードに切り換えるステップと、閉状態が検出されることなく入力制御部により最後に指示が受け付けられてから第2の時間が経過すると、入力制御部をイネーブル状態に維持したまま動作モードを通常モードからスリープモードに切り換えるステップと、動作モードがスリープモードのときは、第1割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換えるステップと、を含む。
この局面に従えば、使用時における操作の利便性を確保しつつ、不使用時の消費電力を低減することが可能なモード切換方法を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、モード切換プログラムは、第1筐体と第2筐体とが開閉して開状態と閉状態とに状態を変化可能な携帯通信装置を制御するコンピュータで実行されるモード切換プログラムであって、携帯通信装置は、閉状態においてユーザが操作可能な複数の操作キーと、イネーブル状態において複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されると指示を受け付け、ディスイネーブル状態において複数の操作キーがユーザにより操作されても指示を受け付けない入力制御部と、を備えており、入力制御部は、イネーブル状態において複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されて指示を受け付けると、第1割り込み信号を出力し、閉状態を検出するステップと、閉状態が検出されてから入力制御部により指示が受け付けられることなく第1の時間が経過すると入力制御部をディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードから通常モードよりも消費電力の小さいスリープモードに切り換えるステップと、閉状態が検出されることなく入力制御部により最後に指示が受け付けられてから第2の時間が経過すると、入力制御部をイネーブル状態に維持したまま動作モードを通常モードからスリープモードに切り換えるステップと、動作モードがスリープモードのときは、第1割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換えるステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、使用時における操作の利便性を確保しつつ、不使用時の消費電力を低減することが可能なモード切換プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
以下の説明では、携帯通信装置の一例として携帯電話機1について説明する。図1および図2は、本発明の実施の形態の1つにおける携帯電話機の外観を示す斜視図である。なお、図中の点線は説明のために付したもので、実際には存在しない。携帯電話機1は、開状態と閉状態とに形状を変化可能である。図1は、開状態における携帯電話機の概観を示し、図2は、閉状態における携帯電話機の概観を示す。図1および図2を参照して、携帯電話機1は、第1筐体となる上部2と、第2筐体となる下部3と、を含む。上部2は、その裏面が下部3の表面と向かい合うように、長手方向にスライド可能に下部3と結合される。図1においては、上部2を下部3に対してスライドさせて、携帯電話機1が開いた状態を示している。携帯電話機1が閉状態においては、上部2の裏面は、下部3の表面と重なる。
上部2の表面は、液晶表示装置(LCD)5と、操作キー群14と、電源キー17(特定キー)と、レシーバとしてのスピーカ11と、が配置される。電源キー17は、携帯電話機1の主電源のONとOFFとを切り換える操作を入力するためのボタンスイッチである。誤操作を防止するために、電源キー17の表面、換言すれば、ユーザの指により押下される部分が、上部2の表面よりも少し低くなるように設置される。操作キー群14は、ジョイスティック14Aと、メニューキー14B〜14Eとを含む。ジョイスティック14Aは、上下左右および押下の操作を受け付けるための5つのスイッチをONとOFFとに切り換える。また、操作を容易にするために、上部2の表面がジョイスティック14Aの周辺で窪んでおり、ジョイスティック14Aの突起部分は、上部2の表面よりも高くなるように設置されている。メニューキー14B〜14Eは、予め定められた操作が割り当てられたスイッチをONとOFFとに切り換える。
なお、ここでは携帯電話機1がLCD5を備える例を示すが、LCD5に代えて、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を用いてもよい。
携帯電話機1が開いた状態において、下部3の表面の一部が露出する。下部3は、表面の露出する部分にテンキーを含む英数キー群15と、マイクロフォン13とが配置される。また、下部3の側面には、サイドキー19が配置される。
携帯電話機1が閉状態においては、英数キー群15は、上部2に覆い隠される。このため、ユーザは英数キー群15を操作することはできない。一方、操作キー群14と、電源キー17と、サイドキー19とは、携帯電話機1が閉状態において外部に露出する。このため、ユーザは、携帯電話機1が閉状態において操作キー群14と、電源キー17と、サイドキー19とを操作することができる。その一方で、携帯電話機1を閉状態で使用していないとき、例えば、鞄等で搬送中に、操作キー群14と、サイドキー19とが他の物品と接触して、スイッチがONされる場合がある。なお、電源キー17は、ユーザの指により押下される部分が上部2の表面よりも少し低くなるように設置されるので、鞄等で搬送中に他の物品と接触し、押下される確率が低い。本実施の形態における携帯電話機1は、このユーザの意に反して操作キー群14またはサイドキー19が押下されて、スイッチがONされることを、可能な限り防止する。
図3は、本実施の形態における携帯電話機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、携帯電話機1は、携帯電話機1の全体を制御するための主制御部21と、アンテナ22Aと接続された無線回路22と、音声データを符号化または復号するためのコーデック部23と、音声データを処理するための音声制御部28と、カメラ24と、入力制御部25と、着信を報知するための振動部26と、主制御部21で実行するプログラム等を記憶するためのフラッシュメモリ31と、主制御部21の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)32と、カードインターフェース(I/F)27と、閉センサ29と、を含む。
無線回路22は、主制御部21により制御され、通信網に接続された無線基地局と通信する。具体的には、無線回路22は、アンテナ22Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した音声信号をコーデック部23に出力する。また、無線回路22は、コーデック部23から音声信号が入力され、音声信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。コーデック部23は、無線回路22から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、音声制御部28に出力する。また、コーデック部23は、音声制御部28からアナログの音声信号が入力され、音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号を無線回路22に出力する。
音声制御部28は、マイクロフォン13と接続され、マイクロフォン13が集音して出力するアナログの音声信号が入力される。音声制御部28は、マイクロフォン13から入力される音声信号をコーデック部23に出力する。また、音声制御部28は、コーデック部23から音声信号が入力され、コーデック部23から入力された音声信号をスピーカ11に出力する。
また、無線回路22は、無線基地局との間でデータ通信が可能である。特に、無線回路22は、無線基地局に接続された電子メールサーバと無線基地局を介して通信することが可能である。無線回路22は、電子メールサーバから送信される電子メールを受信し、主制御部21に出力する。また、無線回路22は、主制御部21から入力される電子メールを電子メールサーバに送信する。主制御部21は、電子メールサーバとの間で送受信した電子メールをフラッシュメモリ31に記憶する。
入力制御部25は、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、英数キー群15およびサイドキー19それぞれに対応するスイッチと接続され、各々のスイッチのONとOFFとを検出する。ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、英数キー群15およびサイドキー19がユーザにより操作されると、対応するスイッチがOFFからONに切り換わるので、このONへの切り換わりを検出することにより、指示を検出する。入力制御部25は、主制御部21により制御され、主制御部21からの指令に基づいて、入力モードをイネーブル状態とディスイネーブル状態とのいずれかに切り換える。入力制御部25は、入力モードがイネーブル状態においては、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、英数キー群15およびサイドキー19いずれかがユーザにより操作されて対応するスイッチがOFFからONに切り換わっても、それを検出することなく、ユーザによる指示を検出しない。入力制御部25は、入力モードがディスイネーブル状態において、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、英数キー群15およびサイドキー19のいずれかがユーザにより操作されて対応するスイッチがOFFからONに切り換わると、スイッチがOFFからONに切り換わったことを検出し、ユーザによる指示を検出する。入力制御部25は、ユーザによる指示を検出すると、主制御部21に第1割り込み信号を出力する。
電源キー17は、ユーザにより押下されるとONとなり、押下されない状態でOFFとなるスイッチを含む。電源キー17がOFFからONへ変化すると、主制御部21に第2割り込み信号が入力される。
閉センサ29は、上部2のメニューキー14Eの裏側に設けられるスイッチと、下部3のマイクロフォン13の横に配置される磁石とを含む。磁石は、携帯電話機1が閉状態においてスイッチからの距離が最も近くなる位置に配置される。スイッチは、磁石が所定の距離以内まで近づくとOFFとなり、磁石が所定の距離より離れるとONとなる。このため、閉センサ29は、携帯電話機1が閉状態となるとOFFとなり、閉状態でなくなるとONとなる。したがって、閉センサ29は、携帯電話機1の閉状態を検出する。閉センサ29がOFFからONへ変化すると、主制御部21に第3割り込み信号が入力される。なお、ここでは、閉センサ29として、磁石の接近によりONとOFFとを切り換えるスイッチを用いたが、ボタンスイッチ等の接触型のスイッチを用いるようにしてもよいし、フォトインタラプタ等の非接触型のスイッチを用いるようにしてもよい。
カードI/F27には、着脱可能なメモリカード27Aが装着される。メモリカード27Aは、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを有し、プログラムを記憶可能である。主制御部21は、カードI/F27を介して、メモリカード27Aにアクセスが可能である。なお、ここでは主制御部21で実行するためのプログラムをフラッシュメモリ31に記憶しておく例を説明するが、プログラムをメモリカード27Aに記憶しておき、メモリカード27Aからプログラムを読み出して、主制御部21で実行するようにしてもよい。プログラムを記憶する記録媒体としては、メモリカード27Aに限らず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等でもよい。また、主制御部21が、無線回路22を介してインターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードし、そのプログラムを実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、主制御部21により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
カメラ24は、下部3の裏面に設けられ、レンズおよびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の光電変換素子を備え、レンズで集光した光をCMOSセンサに結像し、CMOSセンサは受光した光を光電変換して画像データを主制御部21に出力する。カメラ24は、主制御部21により制御され、主制御部21からの指示により撮像を開始して、得られる静止画データまたは動画データを主制御部21に出力する。主制御部21は、カメラ24が出力する静止画データまたは動画データをLCD5に表示する、または、圧縮符号化方式で静止画データまたは動画データを符号化して、フラッシュメモリ31またはカードI/F27に装着されたメモリカード27Aに記憶する。
主制御部21は、動作モードを通常モードと、通常モードよりも消費電力の小さいスリープモードとのいずれかに切り換える。主制御部21は、例えば、ユーザによる操作が所定時間入力されない場合に、動作モードを通常モードからスリープモードに切り換える。主制御部21は、動作モードをスリープモードに切り換える前に、入力制御部25に入力モードをディスイネーブル状態に切り換える指令を出力する場合と、出力しない場合とがある。また、主制御部21は、動作モードをスリープモードに切り換えているときに、第1〜第3割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードを通常モードに切り換える。主制御部21は、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換える場合、入力制御部25に入力モードをイネーブル状態に切り換える指令を出力する。
図4は、入力制御部とジョイスティックおよびサイドキーとの接続の一例を示す図である。ここでは、入力制御部25と、ジョイスティック14Aおよびサイドキー19との接続を例に示すが、メニューキー14B〜14Eおよび英数キー群15と入力制御部25との接続も同様である。
図4を参照して、ジョイスティック14Aが上方向に操作される場合にONとなるスイッチ103と、下方向に操作される場合にONとなるスイッチ105と、右方向に操作される場合にONとなるスイッチ107とは、一端が行方向のラインKEYC3に接続され、他端がそれぞれ抵抗を介して電源電圧VDDに接続される。また、スイッチ103の他端は列方向のラインKEYS2と接続され、スイッチ105の他端は列方向のラインKEYS3と接続され、スイッチ107の他端は列方向のラインKEYS4と接続される。
ジョイスティック14Aが左方向に操作される場合にONとなるスイッチ113と、垂直方向に操作(押下)される場合にONとなるスイッチ115と、サイドキー19が操作される場合にONとなるスイッチ117とは、一端がラインKEYC4に接続され、他端がそれぞれ抵抗を介して電源電圧VDDに接続される。また、スイッチ113の他端は列方向のラインKEYS2と接続され、スイッチ115の他端は列方向のラインKEYS3と接続され、スイッチ117の他端は列方向のラインKEYS4と接続される。
入力制御部25は、出力バッファ101,111と、入力バッファ109,119,121,123,124とを備える。出力バッファ101は、その出力端子がラインKEYC3に接続され、出力バッファ111は、その出力端子がラインKEYC4に接続される。入力バッファ109はその入力端子がラインKEYC3に接続され、ラインKEYC3の電圧を検出する。入力バッファ119はその入力端子がラインKEYC4に接続され、ラインKEYC4の電圧を検出する。さらに、入力バッファ121はその入力端子がラインKEYS4に接続され、ラインKEYS4の電圧を検出する。入力バッファ123はその入力端子がラインKEYS3に接続され、ラインKEYS3の電圧を検出する。入力バッファ125はその入力端子がラインKEYS2が接続され、ラインKEYS2の電圧を検出する。
入力制御部25は、主制御部21により制御され、主制御部21からの指令に基づいて、入力モードをイネーブル状態とディスイネーブル状態とのいずれかに切り換える。入力制御部25は、入力モードがイネーブル状態の場合、行方向のラインKEYC3,KEYC4の電圧を入力バッファ109,119それぞれで検出し、列方向のラインKEYS2,KEYS3,KEYS4の電圧を入力バッファ121.123,124それぞれで検出することにより、スイッチ103,105,107,113,115,117のいずれかONとなったかを検出する。入力制御部25は、スイッチ103,105,107,113,115,117のいずれかONとなったかを検出すると、第1割り込み信号を主制御部21に出力する。
具体的には、入力モードがイネーブル状態の場合、出力バッファ101,111それぞれの出力をLowに切り換える。この状態でスイッチ103,105,107,113,115,117すべてがOFFならば、列方向のラインKEYS2,KEYS3,KEYS4それぞれの電圧はHighである。一方、スイッチ103,113のいずれかがONとなると、ラインKEYS2の電圧がLowとなるので、入力バッファ124によってスイッチ103,113のいずれかがONとなったことが検出される。次に、キースキャンを実行することにより、スイッチ103,113のいずれがONとなったかを検出する。より具体的には、出力バッファ101,111のいずれか一方の出力をLowに切り換え、他方の出力をHighに切り換え、列方向のラインKEYS2の電圧を、入力バッファ124で検出する。出力バッファ101の出力をLowに切り換え、出力バッファ111の出力をHighに切り換えているときに、列方向のラインKEYS2がLowならば、スイッチ103がONされたことを検出し、出力バッファ101の出力をHighに切り換え、出力バッファ111の出力をLowに切り換えているときに、列方向のラインKEYS2がLowならば、スイッチ113がONされたことを検出する。
同様に、出力バッファ101,111それぞれの出力をLowに切り換えている状態でスイッチ105,115のいずれかがONとなると、ラインKEYS3の電圧がLowとなるので、入力バッファ123によってスイッチ105,115のいずれかがONとなったことが検出される。次に、キースキャンを実行することにより、スイッチ105,115のいずれがONとなったかを検出する。
さらに、出力バッファ101,111それぞれの出力をLowに切り換えている状態でスイッチ107,117のいずれかがONとなると、ラインKEYS4の電圧がLowとなるので、入力バッファ121によってスイッチ107,117のいずれかがONとなったことを検出する。次に、キースキャンを実行することにより、スイッチ107,117のいずれがONとなったかを検出する。
また、入力制御部25は、入力モードがディスイネーブル状態の場合、出力バッファ101,111それぞれの出力をHighに切り換える。この状態でスイッチ103,105,107,113,115,117すべてがOFFならば、列方向のラインKEYS2,KEYS3,KEYS4それぞれの電圧はHighである。一方、スイッチ103,113のいずれかがONとなってもラインKEYS2の電圧はHighであり、スイッチ105,115のいずれかがONとなってもラインKEYS3の電圧はHighであり、スイッチ105,115のいずれがONとなってもラインKEYS4の電圧はHighである。このため、入力制御部25は、入力モードがディスイネーブル状態の場合、スイッチ103,105,107,113,115,117のいずれかがONとなる場合であっても、それを検出しないので、第1割り込み信号を主制御部21に出力しない。
図5は、電源キーおよび閉センサの回路の詳細を示す図である。図5を参照して、電源キー17は、スイッチ17Aを含み、スイッチ17Aの一端が接地されたラインに接続され、他端が主制御部21の第1割り込み端子と接続されるラインに接続される。また、主制御部21の第1割り込み端子と接続されるラインは、抵抗を介して電源電圧VDDに接続される。電源キー17が押下されなければスイッチ17AはOFFであり、主制御部21の第1割り込み端子は電源電圧VDDが引加され、Highとなる。一方、電源キー17が押下されるとスイッチ17AはONとなり、主制御部21の第1割り込み端子が接地され、Lowとなる。主制御部21は、第1割り込み端子の電圧を検出しており、電圧がHighからLowに変化すると、第2割り込み信号を検出する。
閉センサ29は、スイッチ29Aを含み、スイッチ29Aの一端が接地されたラインに接続され、他端が主制御部21の第2割り込み端子と接続されるラインに接続される。また、主制御部21の第2割り込み端子と接続されるラインは、抵抗を介して電源電圧VDDに接続される。スイッチ29Aは、携帯電話機1が閉状態でOFFとなり、閉状態でないときONとなる。携帯電話機1が閉状態のときスイッチ29AがOFFとなるので、主制御部21の第2割り込み端子は電源電圧VDDが引加され、Highとなる。一方、携帯電話機1が閉状態でないときスイッチ29AがONとなるので、主制御部21の第2割り込み端子が接地され、Lowとなる。主制御部21は、第2割り込み端子の電圧を検出しており、電圧がHighからLowに変化すると、第3割り込み信号を検出する。
図6は、動作モード切換処理の流れの一例を示すフローチャートである。動作モード切換処理は、主制御部21がフラッシュメモリ31に記憶されたモード切換プログラムを実行することにより、主制御部21により実行される処理である。また、主制御部21は、入力制御部25、閉センサ29および電源キー17のいずれかから割り込み信号が入力されることに応じて動作モード切換処理を実行する。
図6を参照して、主制御部21は、携帯電話機1の形状が開形状か否かを判断する(ステップS01)。閉センサ29がONならば開形状と判断する。開形状ならば処理をステップS02に進めるが、そうでなければ処理をステップS08に進める。ステップS02においては、キーが操作されたか否かを判断する。携帯電話機1が備えるキー、ここでは、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、英数キー群15、サイドキー19、電源キー17のいずれかが操作されたか否かを判断する。いずれかのキーが操作されたならば処理をステップS03に進めるが、そうでなければ処理をステップS05に進める。
ステップS03においては、操作されたキーに対応して予め定められた処理を実行し、処理をステップS04に進める。ステップS04においては、ステップS03において実行された処理が終了処理か否かを判断する。終了処理ならば処理を終了するが、そうでなければ処理をステップS01に戻す。
ステップS05においては、携帯電話機1の状態が閉状態に変化したか否かを判断する。閉センサ29がOFFからONに切り換わったことの検出により、閉状態に変化したことを検出する。閉状態に変化したならば処理をステップS08に進めるが、そうでなければ処理をステップS06に進める。
ステップS08においては、キーが操作されたか否かを判断する。ここでのキーは、携帯電話機1が閉状態なので、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、サイドキー19、電源キー17のいずれかである。キーの操作を検出したならば処理をステップS09に進めるが、そうでなければ処理をステップS10に進める。ステップS09においてはステップS08において操作されたキーに対応して予め定められた処理を実行し、処理をステップS13に進める。
ステップS10においては、携帯電話機1が閉状態に変化してから第1の時間が経過したか否かを判断する。第1の時間が経過したならば処理をステップS11に進めるが、そうでなければ処理をステップS08に戻す。換言すれば、携帯電話機1が閉状態に変化してからいずれのキーが操作されることなく第1の時間が経過する場合に、処理がステップS11に進む。ステップS11においては、入力制御部25に入力モードをディスイネーブル状態に切り換える指令を出力し、処理をステップS12に進める。ステップS12においては、動作モードをスリープモードに切り換え、処理を終了する。
このため、携帯電話機1が閉状態に変化してからキーが操作されることなく第1の時間が経過するまでは、動作モードをスリープモードにしないので、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、サイドキー19、電源キー17のいずれかが操作されると、主制御部21は、それを検出して処理を実行する。このため、ユーザは、携帯電話機1が閉状態に変化してから第1の時間が経過するまでは、操作を継続することができる。
一方、携帯電話機1が閉状態に変化してからキーが操作されることなく第1の時間が経過すると、入力制御部25が入力モードをディスイネーブル状態に切り換えるので、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、サイドキー19のいずれかがユーザまたは他の物品により押下されても第1割り込み信号が入力されないので、主制御部21は、スリープモードのままである。しかし、電源キー17が押下される場合、または、携帯電話機1が開状態に状態が変化する場合に、主制御部21に第2割り込み信号または第3割り込み信号が入力され、主制御部21は、通常モードで動作モード切換処理を実行する。
ステップS13においては、ステップS08と同様に、キーが操作されたか否かを判断する。キーの操作を検出したならば処理をステップS14に進めるが、そうでなければ処理をステップS15に進める。ステップS14においてはステップS13において操作されたキーに対応して予め定められた処理を実行し、処理をステップS13に戻す。
ステップS15においては、最後にキーが操作されてから第3の時間が経過したか否かを判断する。最後にキーが操作されてから第3の時間が経過したならば処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS13に戻す。換言すれば、携帯電話機1が閉状態に変化した後、最後にキーが操作されてから第3の時間が経過した場合に、処理をステップS16に進める。
ステップS16においては、ステップS11と同様に、入力制御部25の入力モードをディスイネーブル状態に切り換える指令を出力し、処理をステップS17に進める。ステップS17においては、動作モードをスリープモードに切り換え、処理を終了する。換言すれば、携帯電話機1が閉状態になった後、最後にキーが操作されてから第3の時間が経過すると、入力制御部25に入力モードをディスイネーブル状態に切り換える指令を出力し、動作モードをスリープモードに切り換える。なお、第3の時間は、第1の時間と同じであってもよいが、異なってもよい。
このため、携帯電話機1が閉状態に変化してからキーが操作される場合、最後にキーが操作されてから第3の時間が経過するまでは、動作モードをスリープモードにしないので、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、サイドキー19、電源キー17のいずれかが操作されると、主制御部21は、それを検出して処理を実行する。換言すれば、ユーザは、携帯電話機1を閉状態にしてから第3の時間が経過するまでに、キーを操作すれば、操作を継続することができる。
一方、最後にキーが操作されてから第3の時間が経過すると、入力制御部25が入力モードをディスイネーブル状態に切り換えるので、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、サイドキー19のいずれかがユーザまたは他の物品により押下されても第1割り込み信号が入力されないので、主制御部21は、スリープモードのままである。しかし、電源キー17が押下される場合、または、携帯電話機1が開状態に状態が変化する場合に、主制御部21に第2割り込み信号または第3割り込み信号が入力され、主制御部21は、入力制御部25に入力モードをイネーブル状態に切り換える指令を出力し、通常モードで動作モード切換処理を実行する。ユーザは、電源キー17を押下する操作、または、携帯電話機1を開状態にする操作をすれば、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換えることができる。
一方、処理がステップS06に進む場合は、携帯電話機1が開状態でキーが操作されない場合である。ステップS06においては、最後にキーが操作されてから第2の時間が経過したか否かを判断する。最後にキーが操作されてから第2の時間が経過したならば処理をステップS07に進めるが、そうでなければ処理をステップS02に進める。ステップS07においては、動作モードをスリープモードに切り換え、処理を終了する。換言すれば、携帯電話機1が開状態でキーが操作されることなく第2の時間が経過すると、動作モードがスリープモードに切り換えられる。この場合、入力制御部25の入力モードはディスイネーブル状態に切り換えられないので、イネーブル状態が維持される。このため、ジョイスティック14A、メニューキー14B〜14E、英数キー群15、サイドキー19、電源キー17のいずれかが押下されると、動作モードがスリープモードの主制御部21に第1割り込み信号が入力されるので、主制御部21は、通常モードで動作モード切換処理を再開する。第3の時間は、第1の時間または第2の時間と同じであってもよいし、異なっても良い。ユーザは、携帯電話機1が開状態の場合は、電源キー17を押下する操作または携帯電話機1の状態を変化させる操作などをする必要なく、スリープモードであっても通常モードのときと同様に操作することができる。
以上説明したように本実施の形態における携帯電話機1は、閉状態が検出されてから入力制御部25により指示が検出されることなく第1の時間が経過すると入力制御部25をディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードからスリープモードに切り換える。このため、携帯電話機1が閉状態に変化した後に第1の時間が経過すると、主制御部21に入力制御部25から第1割り込み信号が入力されないので、主制御部21はスリープモードを維持する。ユーザが携帯電話機1を使用しない場合、特に、鞄等に収納する場合は、携帯電話機1を閉状態にする場合が多いので、携帯電話機1を使用しないときまたは搬送中における消費電力を低減することができる。
一方、閉状態が検出されてから第1の時間が経過するまでは、主制御部21に入力制御部25から第1割り込み信号が入力される場合があるので、ユーザは、携帯電話機1を閉状態にしたまま開状態と同様の操作をすることができる。
さらに、閉状態が検出されることなく入力制御部25により最後に指示が検出されてから第2の時間が経過すると、入力制御部25をイネーブル状態に維持したまま動作モードを通常モードからスリープモードに切り換える。このため、携帯電話機1が閉状態でない場合は、スリープモードにおいても第1割り込み信号が入力されるので、直ちに動作モードを通常モードにすることができるので、ユーザは通常モードの場合と同様の操作をすることができる。
また、主制御部21は、携帯電話機1が閉状態とされてから第1の時間が経過する前に、入力制御部25により指示が検出される場合には、最後に指示が検出されてから第3の時間が経過した後に、入力制御部25をディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードからスリープモードに切り換える。このため、ユーザは第3の時間が経過する前に操作をすれば、通常モードが維持されるので、携帯電話機1を閉状態にして操作を継続してすることができる。
また、主制御部21は、動作モードがスリープモードのときは、第2割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換えるとともに、入力制御部25をイネーブル状態に切り換える。このため、ユーザは電源キー17を操作すれば、通常モードに切り換わるので、スリープモードから通常モードに容易に切り換えることができる。
また、閉センサ29は、OFF(閉状態)からON(開状態)に変化することにより主制御部21に第3割り込み信号を出力し、主制御部21は、動作モードがスリープモードのときは、第3割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードをスリープモードから通常モードに切り換えるとともに、入力制御部25をイネーブル状態に切り換える。このため、ユーザは携帯電話機1を閉状態から開状態に形状を変化させる操作すれば、携帯電話機1が通常モードに切り換わるので、スリープモードから通常モードに容易に切り換えることができる。
なお、上記携帯電話機1は、上部1と下部2とがスライドして開状態と閉状態とに状態を変化させるスライド式としたが、開状態と閉状態とに状態を変化可能であれば、スライド式以外であっても、例えば、折り畳み式、回転式であってもよい。さらに、開状態において、上部1が下部2に対して回転するものであってもよい。また、上述した実施の形態においては、携帯電話機1について説明したが、図6に示した動作モード切換処理を、携帯電話機1に実行させるモード切換方法または、動作モード切換処理を主制御部21に実行させるモード切換プログラムとして発明を捕らえること画でいるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおける携帯電話機の開状態における外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の1つにおける携帯電話機の閉状態における外観を示す斜視図である。 本実施の形態における携帯電話機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 入力制御部とジョイスティックおよびサイドキーとの接続の一例を示す図である。 電源キーおよび閉センサの回路の詳細を示す図である。 動作モード切換処理の流れの一例を示すフローチャートである。
1 携帯電話機、2 上部、3 下部、5 LCD、11 スピーカ、13 マイクロフォン、14 操作キー群、14A ジョイスティック、14B-14E メニューキー、14 操作キー群、14 操作キー群、14 操作キー群、14A ジョイスティック、14E メニューキー、15 英数キー群、17 電源キー、19 サイドキー、21 主制御部、22 無線回路、22A アンテナ、23 コーデック部、24 カメラ、25 入力制御部、26 振動部、27 カードI/F、27A メモリカード、28 音声制御部、29 閉センサ、29A スイッチ、31 フラッシュメモリ、101,111 出力バッファ、103,105,107,113,115,117 スイッチ、109,119,121,123,124 入力バッファ。

Claims (6)

  1. 第1筐体と第2筐体とが開閉して開状態と閉状態とに状態を変化可能な携帯通信装置であって、
    前記閉状態においてユーザが操作可能な複数の操作キーと、
    閉状態を検出する閉状態検出部と、
    イネーブル状態において前記複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されると指示を受け付け、ディスイネーブル状態において前記複数の操作キーがユーザにより操作されても指示を受け付けない入力制御部と、
    所定の条件が成立すると、動作モードを通常モードから前記通常モードよりも消費電力の小さいスリープモードに切り換える主制御部と、を備え、
    前記主制御部は、閉状態が検出されてから前記入力制御部により指示が受け付けられることなく第1の時間が経過すると前記入力制御部を前記ディスイネーブル状態にした後に動作モードを前記通常モードから前記スリープモードに切り換え、閉状態が検出されることなく前記入力制御部により最後に指示が受け付けられてから第2の時間が経過すると、前記入力制御部を前記イネーブル状態に維持したまま動作モードを前記通常モードから前記スリープモードに切り換え、
    前記入力制御部は、イネーブル状態において前記複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されて指示を受け付けると、前記主制御部に第1割り込み信号を出力し、
    前記主制御部は、動作モードが前記スリープモードのときは、前記第1割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードを前記スリープモードから前記通常モードに切り換える、携帯通信装置。
  2. 前記主制御部は、閉状態が検出されてから前記第1の時間が経過する前に、前記入力制御部により指示が受け付けられる場合には、最後に指示が受け付けられてから第3の時間が経過した後に、前記入力制御部を前記ディスイネーブル状態にした後に動作モードを前記通常モードから前記スリープモードに切り換える、請求項1に記載の携帯通信装置。
  3. 前記操作キーとは別に設けられ、前記閉状態においてユーザが操作可能な特定キーと、
    前記特定キーがユーザにより指示されることに応じて、前記主制御部に第2割り込み信号を出力する割り込み信号発生部を、さらに備え、
    前記主制御部は、動作モードが前記スリープモードのときは、前記第2割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードを前記スリープモードから前記通常モードに切り換えるとともに、前記入力制御部を前記イネーブル状態に切り換える、請求項1または2に記載の携帯通信装置。
  4. 前記閉状態検出部は、閉状態を検出している状態から検出しない状態に変化することに応じて、前記主制御部に第3割り込み信号を出力し、
    前記主制御部は、動作モードが前記スリープモードのときは、前記第3割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードを前記スリープモードから前記通常モードに切り換えるとともに、前記入力制御部を前記イネーブル状態に切り換える、請求項1〜3のいずれかに記載の携帯通信装置。
  5. 第1筐体と第2筐体とが開閉して開状態と閉状態とに状態を変化可能な携帯通信装置で実行されるモード切換方法であって、
    前記携帯通信装置は、前記閉状態においてユーザが操作可能な複数の操作キーと、
    イネーブル状態において前記複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されると指示を受け付け、ディスイネーブル状態において前記複数の操作キーがユーザにより操作されても指示を受け付けない入力制御部と、を備えており、
    前記入力制御部は、イネーブル状態において前記複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されて指示を受け付けると、第1割り込み信号を出力し、
    閉状態を検出するステップと、
    閉状態が検出されてから前記入力制御部により指示が受け付けられることなく第1の時間が経過すると前記入力制御部を前記ディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードから前記通常モードよりも消費電力の小さいスリープモードに切り換えるステップと、
    閉状態が検出されることなく前記入力制御部により最後に指示が受け付けられてから第2の時間が経過すると、前記入力制御部を前記イネーブル状態に維持したまま動作モードを前記通常モードから前記スリープモードに切り換えるステップと、
    動作モードが前記スリープモードのときは、前記第1割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードを前記スリープモードから前記通常モードに切り換えるステップと、を含むモード切換方法。
  6. 第1筐体と第2筐体とが開閉して開状態と閉状態とに状態を変化可能な携帯通信装置を制御するコンピュータで実行されるモード切換プログラムであって、
    前記携帯通信装置は、前記閉状態においてユーザが操作可能な複数の操作キーと、
    イネーブル状態において前記複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されると指示を受け付け、ディスイネーブル状態において前記複数の操作キーがユーザにより操作されても指示を受け付けない入力制御部と、を備えており、
    前記入力制御部は、イネーブル状態において前記複数の操作キーのいずれかがユーザにより操作されて指示を受け付けると、第1割り込み信号を出力し、
    閉状態を検出するステップと、
    閉状態が検出されてから前記入力制御部により指示が受け付けられることなく第1の時間が経過すると前記入力制御部を前記ディスイネーブル状態にした後に動作モードを通常モードから前記通常モードよりも消費電力の小さいスリープモードに切り換えるステップと、
    閉状態が検出されることなく前記入力制御部により最後に指示が受け付けられてから第2の時間が経過すると、前記入力制御部を前記イネーブル状態に維持したまま動作モードを前記通常モードから前記スリープモードに切り換えるステップと、
    動作モードが前記スリープモードのときは、前記第1割り込み信号が入力されることに応じて、動作モードを前記スリープモードから前記通常モードに切り換えるステップと、を前記コンピュータに実行させるモード切換プログラム。
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