JP2011065874A - 照明用led駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明用LED駆動回路に関し、商用交流電源に対する力率改善と照明用LEDの高効率駆動とを図る。
【解決手段】商用交流電源1に接続した全波整流回路2の出力電圧を印加する第1のトランジスタQ1とリアクトルL1との直列回路と、リアクトルL1と並列的に接続した第2のトランジスタQ2とコンデンサC1との直列回路と、コンデンサC1の端子電圧と、この端子電圧を照明用のLED7に印加して発光させると共に、流れる電流とを検出して、第1及び第2のトランジスタQ1,Q2を同時にオフとなる期間を介在させて交互にオン、オフ制御し、端子電圧及び電流を所定値に制御する制御回路5と、第1及び第2のトランジスタQ1,Q2にそれぞれ並列に接続したコンデンサC2,C3とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用交流電源からの交流電圧を整流し、且つ所望の直流電圧として照明用LEDに供給する照明用LED駆動回路に関する。
半導体技術の進歩により、LED(発光ダイオード;Light Emitting Diode)の発光効率の向上及び演色性の改善が進み、白熱灯や蛍光灯に代わって照明用として採用されるようになっている。このような照明用LEDの駆動回路は、LEDの直列接続数に対応した直流電圧を印加する必要がある。その為に、DC/DCコンバータを適用する場合が一般的である。又LEDの駆動回路は、商用交流電源からの電力を利用するものであり、純抵抗特性を有するものではないことから、商用交流電源側に対する力率改善を行うことが要望されている。従って、一般的には、整流回路と力率改善回路とDC/DCコンバータとの組合せによる駆動回路を適用することになる。例えば、図8に示すように、商用交流電源100の交流電圧を整流回路101により整流し、力率改善コンバータ102により、商用交流電源100の交流電圧位相と同一位相の交流電流が流れるように制御し、DC/DCコンバータ103により、複数個直列接続したLED104に所定の直流電圧を印加し、所定の直流電流が流れるように制御する。このような駆動回路に於いて、整流回路101により整流した脈流分を含む電圧を入力する力率改善コンバータ102は、図示のように、リアクトル111とトランジスタ112とダイオード113とコンデンサ114とPWM制御回路115とを含む構成が一般的である。又DC/DCコンバータ103は、リアクトル121とトランジスタ122とダイオード123とコンデンサ124とPWM制御回路125とを含む構成が一般的である。
この力率改善コンバータ102は、整流回路101による整流出力電圧の正弦波の半波波形の瞬時値に対応した値の電流が流れるようにトランジスタ112をPWM制御回路115によりオン、オフ制御し、ダイオード113を介してコンデンサ114に印加し、所定の電圧値として、DC/DCコンバータ103の入力電圧とする。このDC/DCコンバータ103は、トランジスタ122をPWM制御回路125によりオン、オフ制御し、ダイオード123とリアクトル121とコンデンサ124とにより、整流平滑化した所定の電圧をLED104に印加して発光させるもので、供給電流等の制御構成は図示を省略している。
又前述のように、商用交流電源からの交流電圧を所望の直流電圧に変換すると共に、商用交流電源側に対する力率の低下を回避できるように制御する力率改善回路を備えた各種の構成が提案されている。例えば、全波整流電圧を第1のスイッチングトランジスタを介してチョークコイルに印加し、次段の第2のスイッチングトランジスタを介してコンデンサに印加し、全波整流電圧によって流れる電流波形を、全波整流電圧波形と比較して、第1のスイッチングトランジスタのオン、オフ比を制御し、商用交流電圧波形に同期した電流波形となるように制御することにより、力率改善を行う構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。又LEDを照明用に適用する為の各種の点灯制御回路は、既に各種提案されており、このようなLEDの点灯制御を行うと共に、LEDに対する印加電圧を制御することにより、調光を行う構成も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−76168号公報 特開2002−231471号公報
LEDを照明用として発光させる為には、所定の電圧の直流電圧を印加することが必要であり、1個のLEDに対する印加電圧は数ボルト程度の比較的低い電圧であるから、通常は複数個のLEDを直列接続して、例えば、商用交流電源の100Vを整流した直流電圧を、LEDの直列接続個数に対応した電圧とし、所定の電流を供給できる駆動回路を用いるもので、従来は、例えば、前述の図8に示すように、整流回路101と力率改善コンバータ102とDC/DCコンバータ103とにより構成する場合が一般的である。従って、回路構成が比較的複雑であると共に高コストとなる問題があり、且つ小型化することが容易ではない問題があった。
本発明は、前述の従来の問題点を改善することを目的とし、照明用LEDに対して印加する所望の直流電圧を出力し、且つ力率改善を可能とすると共に、コストアップすることなく、効率改善を可能とした照明用LEDの駆動回路を提供するものである。
本発明の照明用LED駆動回路は、LEDに直流電圧を印加して照明用の光源とする為の照明用LED駆動回路であって、商用交流電源に接続した全波整流回路の出力電圧を印加する第1のトランジスタとリアクトルとの直列回路と、このリアクトルと並列的に接続した第2のトランジスタとコンデンサとの直列回路と、このコンデンサの端子電圧と、この端子電圧をLEDに印加して流れる電流との何れか一方又は両方を検出して、第1及び第2のトランジスタを同時にオフとなる期間を介在させて交互にオン、オフして、前記端子電圧と前記電流との何れか一方又は両方を所定値に制御する制御回路と、第1及び第2のトランジスタにそれぞれ並列に接続したコンデンサとを備えている。
又前記リアクトルに二次巻線を設け、この二次巻線の誘起電圧をダイオードにより整流して、制御回路の動作電力として供給する構成を備えることができる。又前記リアクトルを一次巻線と二次巻線とにより構成し、この一次巻線に直列に前記第1のトランジスタを接続し、二次巻線に前記第2のトランジスタと前記コンデンサとの直列回路を接続した構成を備えることができる。
第1のトランジスタと第2のトランジスタとにより、DC/DCコンバータの機能と力率改善の機能とを実現することが可能となり、照明用LEDに所定の直流電圧を供給して発光させ、且つ商用交流電源を電源として直流電圧を形成する場合の力率を改善することが可能となり、且つ第1のトランジスタと第2のトランジスタのスイッチング損失の低減を図ることも可能となる利点がある。
本発明の実施例1の説明図である。 本発明の実施例1の制御動作の概要説明図である。 本発明の実施例1の入力電圧と入力電流との概要説明図である。 本発明の実施例1の制御回路の説明図である。 本発明の実施例1の動作波形の説明図である。 本発明の実施例2の説明図である。 本発明の実施例3の説明図である。 従来例の説明図である。
本発明の照明用LED駆動回路は、図1を参照して説明すると、LED7に直流電圧を印加して照明用の光源とする為の照明用LED駆動回路であって、商用交流電源1に接続した全波整流回路2の出力電圧を印加する第1のトランジスタQ1とリアクトルL1との直列回路と、このリアクトルL1と並列的に接続した第2のトランジスタQ2とコンデンサC1との直列回路と、このコンデンサC1の端子電圧と、この端子電圧をLED7に印加して流れる電流との何れか一方又は両方を検出し、第1及び第2のトランジスタQ1,Q2を同時にオフとなる期間を介在させて交互にオン、オフ制御し、端子電圧と電流との何れか一方又は両方を所定値に制御する制御回路5と、第1及び第2のトランジスタQ1,Q2にそれぞれ並列に接続したコンデンサC2,C3とを備えている。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、1は商用交流電源、2は全波整流回路、3,4はドライブ回路、5は制御回路、6は電流検出部、7はLED、L1はリアクトル、C1,C2,C3はコンデンサ、Q1,Q2は第1、第2のトランジスタ(電界効果トランジスタ;FET)を示す。第1、第2のトランジスタQ1,Q2(以下混同しない場合は、「第1」、「第2」を省略する)は寄生ダイオードを含む構成を有する場合を示し、それぞれ並列にコンデンサC2,C3を接続する。制御回路5は、LEDに印加する電圧と、電流検出部6によるLED7に流れる電流検出値とを入力し、ドライブ回路3,4を介してトランジスタQ1,Q2を、同時にオフとなる期間を介在させて交互にオン、オフ制御を行う。又電流検出部6は、電流検出用の抵抗や、カレントトランス形式等の既に知られている電流検出手段を適用することができる。又LED7は、所望の照度が得られるように、通常は、複数個を直列接続するものであり、又直列接続したLEDを、更に複数個並列接続する場合もある。
100V等の商用交流電源1の交流電圧を全波整流回路2により整流して、トランジスタQ1とリアクトルL1とに印加し、トランジスタQ1をオンとして、リアクトルL1に矢印方向に電流ILを流し、このトランジスタQ1をオフとした後に、トランジスタQ2をオンとして、リアクトルL1の蓄積エネルギによる矢印方向の電流を、トランジスタQ2を介してコンデンサC1に印加し、このコンデンサC1の端子電圧をLED7に印加する。制御回路5は、コンデンサC1の両端の電圧、即ち、LED7に対する印加電圧と電流検出部6によるLED7に流れる電流とを検出して、トランジスタQ1,Q2のオン、オフを、ドライブ回路3,4を介して交互に制御する。この制御回路5の動作電圧は、全波整流回路2により整流した直流電圧を、所望の電圧として平滑化した電圧とすることができるもので、図示を省略しているが、既に知られている各種の構成を適用することができる。
図2は、制御動作の概要を示すもので、Q1,Q2はトランジスタQ1,Q2のオン、オフのタイミングを示し、ILはリアクトルL1に流れる電流、I1はトランジスタQ1に流れる電流、V1はトランジスタQ1の両端子間の印加電圧、I2はトランジスタQ2に流れる電流、V2はトランジスタQ2の両端子間の印加電圧を示す。トランジスタQ1をオン(ON)とする期間はトランジスタQ2をオフとし、反対に、トランジスタQ2をオン(ON)とする期間はトランジスタQ1をオフとし、トランジスタQ1,Q2の同時オン状態とならないように、両方共オフとなる期間を設けている。制御回路5によりドライブ回路3を介してトランジスタQ1をオンとすると、リアクトルL1に流れる電流ILは、そのインダクタンス成分に応じて順次増加し、トランジスタQ1に流れる電流I1も順次増加する。このトランジスタQ1のオン期間では、そのオン抵抗が無視できる程度に小さい値であるから、トランジスタQ1のソース・ドレイン間の電圧V1は0Vであり、従って、トランジスタQ1に並列に接続したコンデンサC2の両端電圧も0Vである。次にトランジスタQ1をオフとするものであるが、その時、コンデンサC2の電圧が0Vであるから、トランジスタQ1は零電圧ターンオフとなる。
このトランジスタQ1のターンオフにより、リアクトルL1の蓄積エネルギによる電流ILが、トランジスタQ2の寄生ダイオードを介してコンデンサC1及びLED7側へ流れる。そして、トランジスタQ2をオンとする。この時、トランジスタQ2の寄生ダイオードと並列に接続されているコンデンサC3の両端の電圧は、寄生ダイオードの順方向電圧降下は無視できる程度であるから略0Vである。従って、トランジスタQ2は零電圧ターンオンとなる。又トランジスタQ2のオンにより、リアクトルL1の蓄積エネルギによるトランジスタQ2を流れる電流I2はピーク点から次第に減少し、このトランジスタQ2のオン状態継続により、電流I2の流れる方向は反転し、或る値となると、トランジスタQ2はオフとする。このトランジスタQ2をオフとする時、前述のオン状態のトランジスタQ1の場合と同様に、トランジスタQ2に並列に接続したコンデンサC3の両端の電圧は0Vとなっているから、トランジスタQ2は、零電圧ターンオフとなる。即ち、トランジスタQ1,Q2は、何れも零電圧ターンオン及び零電圧ターンオフとすることができ、トランジスタQ1,Q2のオン、オフ制御の低損失化を図ることができる。
図3は、リアクトルL1に流れる電流(A)と、商用交流電源からの入力電流(B)とを、商用交流電源からの入力電圧の半波期間について示すもので、トランジスタQ1のオン期間に流れる電流は、印加電圧波形の瞬時値にほぼ比例した値となる。従って、入力電流の最大値を結ぶ包絡線は、入力電圧波形に近似した正弦波状となる。即ち、従来例の例えば、図8に示す力率改善コンバータの機能を備えたものとなる。
図4は、本発明の実施例1の制御回路の説明図であり、図1に示す制御回路5の構成の一例を示すもので、6は図1に於けるLED7に流れる電流を検出する電流検出部、13は比較器、14はランプ信号発生部、15は電流電圧変換器(I/V)、16は比較器、17は入力された信号の立下りを検出する立下り微分回路、18はラッチ回路、19は遅延回路(DL)、20は入力された信号の立上りを検出する立上り微分回路、21、22は反転回路(インバータ)、23は遅延回路(DL)、24はアンド回路、25はトランジスタQ1のドライブ信号の出力端子、26はトランジスタQ2のドライブ信号の出力端子、Vrは基準電圧を示す。又a1,a2及び(b)〜(j)は、図5に示す一例の動作波形図と対応させた信号を示す。
図5に示す動作波形の説明図に於いて、(a)はランプ信号発生部14の出力のランプ信号a1と電流電圧変換器15の出力電圧a2との一例を示し、(b)は出力端子25から出力するトランジスタQ1のドライブ信号、(c)は立下り微分回路17からラッチ回路18に入力するリセット信号、(d)は遅延回路23の出力信号、(e)はリアクトルL1に流れる電流、(f)はラッチ回路18の出力信号、(g)は反転回路21の出力信号、(h)は出力端子26から出力するトランジスタQ2のドライブ信号、(i)は遅延回路19の出力信号、(j)は立上り微分回路20の出力信号をそれぞれ示し、出力信号(j)は、ランプ信号発生部14に対するリセット信号となる。なお、LED7に流れる電流に対応する出力電圧a2は、通常LED7を定電流駆動する場合が一般的で、出力電圧a2は殆ど一定値を示すことになるが、変化した場合を図示している。
前述の図4に示す制御回路の動作を、図5を参照して説明する。ランプ信号発生部14からのランプ信号a1(基準値から一定の立上り特性で上昇し、リセットにより基準値に急速低下する鋸歯状波形の信号)と、LED7(図1参照)に流れる電流の検出値を電流電圧変換器15により電圧に変換した信号a2とを比較器13により比較する。この比較出力信号(b)は、出力端子25からトランジスタQ1のドライブ信号となる。又電流電圧変換器15により電圧に変換した信号a2と基準電圧Vrとを比較器16により比較し、比較出力信号をラッチ回路18に入力する。又出力端子25は、図1のドライブ回路3に接続し、出力端子26は、図1のドライブ回路4に接続し、アンド回路24の出力信号(h)を、トランジスタQ2のドライブ信号として出力する。
又ランプ信号発生部14は、その出力のランプ信号a1が例えば0V等の基準値から所定の傾斜の立上り特性で上昇し、立上り微分回路20からの出力信号(j)によってリセットされて基準値に戻り、再び所定の傾斜の立上り特性で上昇することを繰り返し、鋸歯状波信号を出力するもので、このランプ信号a1とLED7に流れる電流の検出値を電圧値に変換した検出値a2とを比較器13により比較し、出力端子25からトランジスタQ1のドライブ信号(b)を出力し、図1に於けるドライブ回路3を介してトランジスタQ1のオン、オフを制御する。なお、検出値a2は、前述のように、通常殆ど一定の状態を維持するものであるが、説明の便宜上、緩やかな変化をした場合について示している。この比較器13の出力信号(b)を、インバータ22と立下り微分回路17とに入力し、インバータ22により反転し、遅延回路23により遅延させた信号(d)を、アンド回路24の一方の入力信号とする。
又立下り微分回路17によりドライブ信号(b)を微分した信号(c)(ドライブ信号(b)の立下り検出信号)をラッチ回路18のリセット信号とする。このラッチ回路18の出力信号(f)を、インバータ21と遅延回路19とに入力し、インバータ21の出力信号(g)をアンド回路24の他方の入力信号とする。このアンド回路24の出力信号(h)をトランジスタQ2のドライブ信号とする。又遅延回路19により遅延した信号(i)を立上り微分回路20により微分し、その微分出力信号(j)(遅延回路19により遅延した信号(i)の立上り検出信号)を、ランプ信号発生部14のリセット信号とする。それによって、図1に於けるトランジスタQ1,Q2のオン、オフを制御し、LED7に対して供給する電流を一定化する定電流駆動特性の制御回路とすることができると共に、商用交流電源から供給される電流の位相を、交流電圧位相に一致させて力率改善を図ることができる。なお、LED7に印加する電圧を検出して、検出電圧を基準電圧に一致させるように、トランジスタQ1,Q2のオン、オフ制御を行う定電圧駆動特性の制御回路とすることも可能である。
図6は、本発明の実施例2の説明図であり、図1と同一符号は、同一名称部分を示し、リアクトルL2は、二次巻線を有し、二次巻線の誘起電圧を、ダイオードD2を介して制御回路5の動作電圧として供給する。又全波整流回路2の出力電圧を、抵抗R1とコンデンサC4とに印加し、コンデンサC4の端子電圧を起動用の電圧として制御回路5に入力する。なお、図1に於けるLED7の印加電圧と、LED7に流れる電流の検出値とを制御回路5に入力する構成と、トランジスタQ1,Q2を駆動するドライブ回路3,4とは図示を省略している。又制御回路5によるトランジスタQ1,Q2の制御動作は、図1に示す構成の場合と同様とすることができるものであり、トランジスタQ1,Q2を交互にオン、オフ制御し、且つ両方のトランジスタQ1,Q2が同時にオン状態とならないオフ期間を形成している。即ち、図1及び図4に示す制御回路5と同様の構成によって、トランジスタQ1,Q2のオン、オフ制御を行い、LED7に所定の電圧を印加して所定の電流を供給し、照明用としてLED7を発光させると共に、商用交流電源1に対する力率改善を図ることができる。又各トランジスタQ1,Q2に並列に接続したコンデンサC2,C3によって、各トランジスタQ1,Q2の零電圧ターンオン及びターンオフ動作を可能とし、電力損失の低減を図ることができる。又制御回路5は、LED7に対して定電流駆動特性又は定電圧駆動特性を有する構成とすることができる。
図7は、本発明の実施例3の説明図であり、図1と同一符号は、同一名称部分を示し、リアクトルL3は、前述の実施例2のリアクトルL2と同様に一次巻線と二次巻線とを有する構成とすると共に、トランスと同様に、一次巻線と二次巻線とを電位的に分離し、その二次巻線の誘起電圧をトランジスタQ2によってオン、オフしてコンデンサC1に印加し、コンデンサC1の端子電圧をLED7に印加し、電流を供給して発光させる。又全波整流回路2の出力電圧をリアクトルL3の一次巻線にトランジスタQ1を介して印加し、トランジスタQ1,Q2のオン、オフを交互に且つ両方のトランジスタQ1,Q2が同時にオフとなる期間を介在させて、制御回路5により制御する。この制御回路5は、図示を省略しているが、コンデンサC1の端子電圧と、LED7に流れる電流とを検出して入力し、LED7に供給する電圧又は電流又は電圧と電流との両方を所定値となるように、トランジスタQ1,Q2のオン、オフを制御するもので、図4に示す構成を適用することができる。又トランジスタQ1,Q2には、それぞれコンデンサC2,C3を並列に接続して、トランジスタQ1,Q2の零電圧ターンオフ及び零電圧ターンオンの制御を可能として電力損失の低減を図ることができる。又全波整流回路2からトランジスタQ1を介して断続的に流れる電流のピーク値の包絡線は、図3の(B)に示すように、正弦波状となるから、力率改善を図ることが可能となる。この実施例に於ける制御回路5も、LED7に対して、前述のように、定電流駆動特性又は定電圧駆動特性を有する構成とすることができる。
1 商用交流電源
2 全波整流回路
3,4 ドライブ回路
5 制御回路
6 電流検出部
7 LED
C1,C2,C3 コンデンサ
L1 リアクトル
Q1,Q2 トランジスタ

Claims (3)

  1. LEDに直流電圧を印加して照明用の光源とする為の照明用LED駆動回路に於いて、
    商用交流電源に接続した全波整流回路の出力電圧を印加する第1のトランジスタとリアクトルとの直列回路と、
    該リアクトルと並列的に接続した第2のトランジスタとコンデンサとの直列回路と、
    該コンデンサの端子電圧と、該端子電圧を前記LEDに印加して流れる電流との何れか一方又は両方を検出し、前記第1及び第2のトランジスタを同時にオフとなる期間を介在させて交互にオン、オフして、前記端子電圧と前記電流との何れか一方又は両方を所定値に制御する制御回路と、
    前記第1及び第2のトランジスタにそれぞれ並列に接続したコンデンサと
    を備えたことを特徴とする照明用LED駆動回路。
  2. 前記リアクトルに二次巻線を設け、該二次巻線の誘起電圧をダイオードにより整流して前記制御回路の動作電力として供給する構成を備えたことを特徴とする請求項1記載の照明用LED駆動回路。
  3. 前記リアクトルを一次巻線と二次巻線とにより構成し、該一次巻線に直列に前記第1のトランジスタを接続し、前記二次巻線に前記第2のトランジスタと前記コンデンサとの直列回路を接続した構成を備えたことを特徴とする請求項1記載の照明用LED駆動回路。
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