JP2011065350A - 中継装置、通信カード、計測装置、中継システム、計測システム及び分電盤 - Google Patents

中継装置、通信カード、計測装置、中継システム、計測システム及び分電盤 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で、金属製の筐体内の情報を、筐体の外部に中継する。
【解決手段】電力量計9のスロット部14は、金属製の筐体2内の情報を、その筐体2内から外部に中継するために筐体2内に設置される。スロット部14は、スロット40と通信コイル36とを備える。スロット40は、筐体2の扉3に設けられた開口部4を介して筐体2の内部に挿入される通信カード15を、その一部が筐体2の外部に露出した状態で、装着可能である。通信コイル36は、スロット40に挿入された通信カード15の通信コイル39との間で、非接触で通信可能である。通信カード15の無線通信部51は、通信コイル36、39を介して得られた情報を、筐体2の外部に送信する。
【選択図】図6

Description

この発明は、金属製の筐体内の情報を、その筐体の外部に中継出力するためにその筐体内に設置される中継装置等に関する。
従来より、アンテナが内蔵され、計測された電力量を外部に無線通信により出力する電力量計が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような電力量計は、主として、家庭内などの、電波の伝搬状態が良好な環境で使用される。
また、ビルや工場等に設置され、その中の電気設備に電力を分配する分電盤は、一般に、機械的強度や耐火性を確保するため、その筐体が電波を遮蔽する金属で構成されている。このため、分電盤内から無線電波を発信しても、その電波は筐体によって遮断されるため、分電盤内に設けられた電力量計から、その計測値を外部の監視装置等へ無線で送信するのは困難となる。そこで、分電盤内部に設けられた電力量計の計測値を、外部の監視装置等に送信すべく、アンテナを分電盤外部に別途取り付け、そのアンテナと筐体内部の電力量計とをケーブルで接続する構成が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−017243号公報 特開2002−223481号公報
昨今の省エネへの関心の高まりと規制強化の状況から、ビルや工場の電力系統の電力量を、より詳細に測定したいという要求が高まっている。そのため、分電盤内に設置される電力量計の数が増える方向にある。電力量計の数が増えると、その分だけ、個々の電力量計と外部アンテナとを接続する配線数が増大し、装置構成が複雑になる。これらの配線を集約することも考えられるが、集約する配線の本数にも限界がある。また、電力量計を増やす度に、新たな内部配線を追加する必要がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、簡単な構成で、金属製の筐体内の情報を、その筐体の外部に中継出力することができる中継装置等を得るものである。
この発明に係る中継装置は、金属製の筐体内の情報を、その筐体内から外部に中継するためにその筐体内に設置される中継装置である。この中継装置は、スロットと、通信部とを備える。スロットは、筐体に設けられた開口部を介して前記筐体の内部に挿入される通信カードを、その一部が筐体の外部に露出した状態で、装着可能である。通信部は、スロット部のスロットに挿入された通信カードとの間で、非接触で通信可能である。
この発明によれば、金属製の筐体内の情報を、有線のケーブル及びアンテナを用いずに、非接触な通信方式を用いて、スロットに装着された通信カードへ送信し、通信カードから外部の装置へ出力する。このため、有線ケーブルやアンテナ等を配設することなく、簡単な構成で、金属製の筐体内の情報を、筐体の外部に中継することができる。
この発明の実施の形態1に係る分電盤の正面図である。 扉を開いた状態の図1の分電盤の正面図である。 内蓋を取り除いた状態の図1の分電盤の正面図である。 図4(A)は、電力量計の斜視図であり、図4(B)は、電力量計のセンサ情報入力部の外観図である。 通信カードの斜視図である。 通信カードがスロット部に挿入された状態を示す断面図である。 通信カードがスロット部に挿入された状態の図1の分電盤の正面図である。 電力量計及び通信カードのデータ送受信機能のブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る計測システムの構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態2に係る分電盤の正面図である。 分電盤の筐体内部に設置された電力量計付近の断面図である。 この発明の実施の形態2に係る中継システムの斜視図である。 図12の中継器の側面図である。 図12の中継器の内部構成を示すブロック図である。 図12の中継システムの動作を説明するための模式図である。 この発明の実施の形態3に係る中継器付近の断面図である。 図17(A)は、この発明の実施の形態4に係る電力量計付近の正面図であり、図17(B)は、図17(A)の電力量計付近の断面図である。
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、この実施の形態1に係る分電盤1は、直方体の筐体2を有している。筐体2は、機械的な強度や、耐火性を確保するために金属製となっている。筐体2の前方には、観音開きの扉3が設けられている。
この実施の形態では、扉3にスリット状の開口部4が設けられている。この開口部4の内周縁部には、ブッシング5が取り付けられている。ブッシング5は、開口部4や、後述する電力量計9のスロット部14を保護するために設けられている。開口部4の奥には、後述する電力量計9の一部(金属カバー16やスロット40)が見える。
図2には、扉3を開いた状態が示されている。図2に示すように、分電盤1の内部に、内蓋6が取り付けられている。内蓋6には、主幹ブレーカ7、分岐ブレーカ8、電力量計9用の開口部17が設けられている。分岐ブレーカ8は、分電盤1内部の最奥側に設置された取り付けスロット10に取り付けられている。電力量計9は、分岐ブレーカ8用の取り付けスロット10に取り付けられる。
図3には、この内蓋6を取り除いた状態が示されている。図3に示すように、分電盤1内部の最奥側には、電力線11、12が結線されている。主幹ブレーカ7は、3相の電力線11と接続されている。分岐ブレーカ8は、3相の電力線11から引き出された2相の電力線12と接続されている。
図1乃至図3に総合的に示すように、扉3の開口部4は、電力量計9に対応するように設けられている。電力量計9の端部(図3の前方側の端部)の金属カバー16は、扉3の開口部4(より正確にはブッシング5)に当接している。金属カバー16は、開口部4全体をカバーできるように、開口部4よりも大きくなっている。
電力量計9は、電流センサ18と、電圧センサ19と接続されている。電流センサ18は、測定対象となる電力線11又は12に装着され、そこに流れる電流を検出し、その検出値を電力量計9に出力する。電圧センサ19は、測定対象となる電力線11又は12に装着され、そこに印加される電圧を検出し、その検出値を、電力量計9に出力する。なお、電圧センサ19は、トランスを介して電圧を検出する方式のものが採用されている。
なお、このような電圧センサ19を用いず、電力量計9に入力された電源電圧を、内部抵抗で分圧し、その分圧された電圧値に基づいて、電力量計9内部で、電圧値を求めるようにしてもよい。
図4(A)に示すように、電力量計9は、本体部13と、スロット部14と、を備える。本体部13は、分電盤1の背面側(奥側)に配置され、スロット部14は、分電盤1の正面側(扉側)に配置されている。
本体部13は、電力量計9の本体である。本体部13では、その筐体上に、取り付け部20と、センサ情報入力部21と、電源入力部22と、表示部23と、連結部24と、が設けられている。
取り付け部20は、本体部13の背面側(筐体2の最奥側)に設けられている。この取り付け部20により、電力量計9が、取り付けスロット10に取り付けられる。
センサ情報入力部21は、図4(B)に示すように、電流センサ18との接続コネクタと、電圧センサ19との接続コネクタ等の1又は複数のコネクタを備える。これらのコネクタを介して、電力センサ18により検出される電流値や、電圧センサ19から出力される電圧値等の各種センサ出力が入力される。電源入力部22の端子台には、分岐ブレーカ8と同様に電力供給バー(不図示)を介して、駆動電力が入力される。
表示部23には、複数個のLED(Light Emitting Diode)が設けられている。各LEDは、点灯、点滅、又は表示色により、電力量計9の稼働状態や計測データを表示する。
連結部24は、本体部13と、スロット部14とを連結するために設けられている。連結部24は、スライドガイド30と、スライド溝31と、固定部32と、を備える。スライドガイド30は、スライド溝31に沿って摺動可能である。このスライドガイド30をスライド溝31内で摺動させれば、本体部13とスロット部14との相対位置を調整することができる。固定部32は、スライドガイド30の摺動を係止することにより、本体部13、スロット部14との相対位置を固定する。
スロット部14には、後述する通信カード15が挿入されるスロット40が設けられている。さらに、スロット部14のスロット40が設けられた端面、すなわちスロット40と、金属カバー16との間には、緩衝材としての保護クッション41が設けられている。この保護クッション41により、扉3が閉じられた時にブッシング5と金属カバー16が当接することにより発生する衝撃が、スロット部14に伝達されるのを防止している。
スロット部14のスロット40に挿入される通信カード15は、図5に示すように、コイル通信部50と、無線通信部51と、表示部52と、を備える。図6に示すように、コイル通信部50が、スロット40に挿入される。
コイル通信部50は、通信コイル39を内蔵する。通信コイル39は、スロット40に挿入された状態で、スロット部14に内蔵される通信コイル36と対向する。これにより、2つの通信コイル36、39間で、電磁誘導によるデータ送受信や電力の供給が可能となる。
無線通信部51は、外部と無線通信を行うために、通信カード15が、スロット40に装着された状態であっても、分電盤1の外部に露出している。これにより、無線通信部51は、分電盤1の外部との無線通信が可能となる。表示部52は、無線通信部51の端部に設けられた表示灯であり、例えばLEDである。
図7に示すように、開口部4の大きさは、無線通信部51よりも大きくなっている。これにより、後述するように、分電盤1の扉3は、通信カード15をスロット40に挿入したままで開閉可能となる。
続いて、分電盤1への電力量計9の設置方法について説明する。電力量計9は、取り付け部20を介して、分岐ブレーカ8の取り付け用スロット10のうちの空きスロットに装着される。
その後、固定部32による固定はしないまま、スライドガイド30を適当に伸ばし、スロット部14が、扉3からやや突出する状態とする。この状態で、扉3をゆっくり閉める。このようにすれば、扉3を閉めるに当たって、金属カバー16が、扉3の開口部4に設けられたブッシング5に押され、スライドガイド30がスライド溝31内で摺動するようになる。
最終的に扉3が閉じた後、扉3を再び開いて、スロット部14の金属カバー16が、ブッシング5と当接していることを確認し、この状態で、固定部32によりスロット部14の位置を固定する。これにより、電力量計9の設置が完了する。
このようにして、電力量計9を取り付けた後、開口部17が設けられた内蓋6が取り付けられ、図2に示される状態となる。続いて、扉3が閉められ、図1に示される状態となる。この状態で、図7に示すように、通信カード15を、開口部4を介して、スロット40に装着する。この状態で、電力量計9と、外部との通信が可能となる。
もっとも、上述のようにして電力量計9を設置しなくても、筐体2の奥行きを計測して、その長さに合わせてスライドガイド30の長さを調節し、固定部32で、スロット部14の位置を固定するようにしても構わない。
次に、電力量計9及び通信カード15において行われるデータ送受信機能について説明する。電力量計9は、前述のように、センサ情報入力部21、電源入力部22、表示部23を備える。この他にも、図8に示すように、電力量計9は、電源回路60、マイコン61、コイル送受信制御部62、FPC(Flexible Printed Circuits)67、コイル駆動回路63をさらに備える。マイコン61、コイル送受信制御部62、コイル駆動回路63は、電源入力部22から電源回路60を介して供給される電力により動作する。
センサ情報入力部21は、測定対象となる電力線に取り付けられた電流センサ18や電圧センサ19の検出信号を入力する。センサ情報入力部21は、これらの検出信号を、増幅したり、分圧したり、インピーダンス変換等するなどして、マイコン61に入力可能な信号に変換する。
マイコン61は、AD変換部70と、データ処理部71と、入出力信号制御部72と、メモリ73を備える1チップのマイクロコンピュータである。マイコン61は、センサ情報入力部21で変換された信号を、入出力信号制御部72の制御により、入力する。マイコン61は、AD変換部70によるAD変換と、データ処理部71における演算処理を行って、センサ情報入力部21から入力された信号に相当する電力値を周期的に算出する。ここで、電力値とは、例えば1秒間の平均電力値であり、単位は、W又はkWである。電力値は、一般的には、瞬間的な電力のことである。これに対して、電力量値とは、電力量が積算された値であり、どのくらい電力が使用されたかを示す値である。単位は、Wh又はkWhである。
マイコン61は、メモリ73を必要に応じて使用しつつ、電力値の積算処理を行って、電力量値を求める。マイコン61は、算出された電力値や電力量値等の計測値(すなわち電力使用量)を、入出力信号制御部72の制御により、コイル送受信制御部62に出力する。
コイル送受信制御部62は、FPC67、コイル駆動回路63を介して、通信コイル36を駆動し、電磁誘導により、通信コイル39へ電力使用量を送信する。なお、電力量計9では、コイル送受信制御部62が、本体部13に収納されており、コイル駆動回路63及び通信コイル36が、スロット部14に収納されている。FPC67は、本体部13に設けられたコイル送受信制御部62と、スロット部14に設けられたコイル駆動回路63との間を接続している。
通信カード15の通信コイル39は、送信された電力使用量を受信する。通信カード15は、前述の表示部52に加え、コイル駆動回路80、コイル送受信制御部81、マイコン82、無線送受信回路83、アンテナ84を、さらに備えている。
コイル送受信制御部81は、コイル駆動回路80を介して、通信コイル39で受信された電力使用量を入力する。入力された電力使用量は、さらに、マイコン82に入力される。マイコン82は、電力使用量を、無線送信プロトコルに従った送信データに変換する。マイコン82は、この送信データを、無線送受信回路83に出力する。無線送受信回路83は、アンテナ84から、送信データに対応する電波を発信する。
以上のような構成を有する電力量計9により、電力使用量が計測され、通信カード15に送信される。通信カード15に送信された電力使用量は、無線通信により、例えば、図9に示すように、分電盤1の外部に設置された監視装置100に接続された無線通信装置101で受信される。
監視装置100は、無線通信装置101を介して、分電盤1に設置された電力量計9及び通信カード15を介して送信される電力使用量を収集する。監視装置100は、収集された電力使用量を、例えば、管理者又は使用者が確認することができるように、例えば、ディスプレイ表示する。
さらに、監理装置100は、測定条件等の電力量計9の設定を、遠隔操作により変更することができる。電力使用量のデータが送信される経路と逆に、監理装置100→無線通信装置101→通信カード15(図8のアンテナ84→無線送受信回路83→マイコン82→コイル送受信制御部81→コイル駆動回路80→通信コイル39)→電力量計9(通信コイル36→コイル駆動回路63→コイル通信制御部62→マイコン61)という経路で、測定条件等の変更要求が送られる。マイコン61では、この変更要求に従って、測定条件等の変更を行う。以降は、変更された測定条件の下で、電力使用量の計測が行われる。
また、電力量計9の通信コイル36から、通信カード15の通信コイル39への電力の送信も可能である。図8の回路図において、電源回路60と、コイル駆動回路63とを接続し、電源回路60から電力をコイル駆動回路63に供給すれば、電力の送信が可能となる。通信カード15の回路は、通信コイル36、39を介して給電された電力によって動作する。
また、電力量計9において、マイコン61は、表示部23に、電力量計9の稼働状態や、電力使用量に関する情報を表示できるようになっている。この表示部23を見れば、電力量計9の稼動状態を確認することができる。
さらに、通信カード15において、マイコン82は、表示部52に、電力量計9の稼働状態や、電力使用量に関する情報を表示できるようになっている。この結果、分電盤1の外部から、これらの情報を、管理者や、使用者が、確認することができるようになっている。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、中継装置としての電力量計9と、通信カード15とを用いて、金属製の筐体2の内部で計測された電力使用量の送信経路を、無線通信化することができるので、簡単な構成で、金属製の筐体2内の情報を、筐体2の外部に配置された監視装置100に、中継することができる。
これにより、筐体2の内外において、省配線化が可能となる。この結果、電力量計9の設置コストを低減することができる。また、電力量計9を容易に増設することができるようになる。この結果、分電盤1内の電力量計9の数を容易に増やすことができるので、よりきめ細かい電力使用量の監視が可能となる。
また、この実施の形態によれば、電力量計9では、本体部13と、スロット部14とを、連結部24により連結している。連結部24は、その長さを調節可能である。これにより、本体部13と、スロット部14との相対位置を調節可能となっている。このため、取り付け位置や分電盤1のサイズによる設置スペースの違い等に左右されずに、スロット部14を、扉3の開口部4に当接させ、なおかつ本体部13の取り付け部20を、筐体2の最奥側の取り付けスロット10に取り付けた状態で、電力量計9を容易に設置することができる。
また、監視装置100との間の無線通信の通信プロトコル処理を行う役割を、通信カード15が担っている。このため、通信カード15を通信プロトコルごとに備え、無線通信装置101で用いられている通信プロトコルに対応する通信カード15を、電力量計9に装着すれば、どのような通信プロトコルの無線通信にも対応することができる。
また、扉3と、スロット部14との間に保護クッション41を設けたので、扉3の開閉時の衝撃等を緩和して、電力量計9を保護することができる。
また、通信カード15に表示部52を設けたので、分電盤1の扉3を開けなくても電力量計9が正常であるか否かを判断することができる。
また、通信カード15と電力量計9との通信方式として、通信コイルを用いた非接触な通信方式を採用したため、それらのインターフェイスの空間であるスロット40内の空間を、樹脂で囲まれた空間とすることができる。これにより、物理的接触を有するインターフェイスよりも異物混入に対する耐性を高くすることができる。この結果、電力使用量の集計システムの信頼性を高めることができる。
また、開口部4が扉3に設けられているので、分電盤1の上下左右にスペースがない場所でも、通信カード15を装着して、電力使用量の中継出力が可能となる。
また、電力使用量を送信する経路を、電力量計9と通信カード15とに分担させることができるので、故障時のメンテナンスにおいて、故障箇所の切り分けがし易くなる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
上述の実施の形態1では、分電盤1に設置される電力量計9は、1台であったが、この実施の形態では、図10に示すように、1台の分電盤1に、複数台(2台)の電力量計90が設置される。さらに、分電盤1内には、各電力量計90から無線送信される計測データを中継して、外部に出力する中継器91が設置されている。
中継器91は、扉3に取り付けられている。中継器91には、内蓋6の開口部98を通過して延びるケーブル96を介して電力が供給される。このケーブル96は、電力量計90に接続されている。すなわち、中継器91は、電力量計90から電力(例えば、5V(selv:安全特別低電圧))の供給を受けて動作する。
図11に示すように、電力量計90は、上記実施の形態1に係る電力量計9と同様に、分岐ブレーカ8の取り付けスロット10に取り付けられている。電力量計90は、分電盤1の内蓋6の開口部17から、電力量計90のスロット40に通信カード15を挿入可能な状態で設置される。
この実施の形態では、中継器91を介して筐体2の外部に、電力使用量を送信するため、電力量計90のスロット40を、扉3の開口部4に当接させる必要がない。このため、電力量計90では、その奥行きを調整する必要がないので、電力量計9とは異なり、連結部24が設けられていない。電力量計90では、その本体にスロット40が設けられている。図12に示すように、スロット40には、通信カードが装着される。
電力量計90の基本機能は、上記実施の形態1に係る電力量計9とほぼ同じである。すなわち、電力量計90は、上記実施の形態1に係る電力量計9と同様に、電流センサ18、電圧センサ19から出力されるセンサ信号を入力し、そのセンサ信号に基づいて、電力値又は電力量値等の計測データ(電力使用量)を算出する。電力使用量は、通信コイル36を介して、電力量計90のスロット40に挿入された通信カード15の通信コイル39に送信される。
また、スロット40に装着された通信カード15は、通信コイル39を介して受信した電力使用量を、中継器91と無線通信を行うためのデータに変換して送信する。
中継器91は、図13に示すように、取り付け部94を介して、保護クッション41を挟んだ状態で、例えばネジ止めにより、扉3に設置されている。なお、扉3が金属性であるため、中継器91は、例えば磁石で、扉3に取り付けられるようにしてもよい。
中継器91は、スロット40をさらに備える。スロット40は、図13に示すように、分電盤1の扉3のスリット状の開口部4に位置合わせされている。このスロット40には、通信カード15が挿入される。中継器91のスロット40に通信カード15を装着することにより、分電盤1内外でのデータ通信が可能となる。
スロット40内には、通信カード15装着時にホールドするための突起やラッチ構造95が設けられている。通信カード15との中継器91との間の通信方式は、非接触の電磁誘導によるコイル通信であるので、通信カード15の厳密な位置決めは必要なく、ラッチ構造95はなくても特に問題はない。
電力量計90は、図12に示すように、中継器91への電力供給コネクタ93をさらに備える。中継器91は、電力量計90から、ケーブル96を介して、電源供給を受けて動作する。電力量計90の電源供給コネクタ93に接続されたケーブル96は、中継器91の電源供給コネクタ97に接続される。
図10に示すように、このケーブル96を通すための開口部98が内蓋6に施されている。中継器91の電源供給の為のケーブル96の接続は、電力量計90が複数設置されている場合は、例えば主幹ブレーカ7に接続された電力量計90と接続するのが望ましい。主幹ブレーカ7に接続された電力量計90は、最後まで電源供給されているからである。
また、ケーブル96の長さは、扉3の開閉に支障のないような十分な長さとする必要がある。また、扉3の隙間へケーブル96が挟み込まれること等がないように、ケーブル96の一部を、筐体2の裏側に留めておくなど、その配線については、慎重を期する必要がある。
図13に示すように、中継器91には、アンテナ65、通信コイル36が設けられている。また、図14に示すように、無線制御回路66、マイコン61、コイル送受信制御部62、FPC67、コイル駆動回路63がさらに設けられている。
無線制御回路66は、アンテナ65を介して、1又は複数の電力量計90との間で(正確には、各電力量計90に装着された通信カード15との間で)無線信号を送受信する。
マイコン61は、コイル送受信制御部62から出力されたデータの転送要求を、無線制御回路66での通信プロトコルに変換して、無線制御回路66に出力する。また、マイコン61は、無線制御回路66を通じて電力量計90から送られた電力使用量を、通信コイル36で送信可能なデータ形式に変換して、コイル送受信制御部62に出力する。
コイル送受信制御部62は、通信コイル36、コイル駆動回路63及びFPC67を介して、データの転送要求を受信し、それをマイコン61に出力する。また、コイル送受信制御部62は、FPC67を介して、コイル駆動回路63に、マイコン61から入力された電力使用量を送る。FPC67は、通信コイル36の位置を調整可能とする。
コイル駆動回路63は、通信カード15の通信コイル39から送信されたデータの転送要求を、通信コイル36を介して受信し、FPC67を介して、コイル送受信制御部62に出力する。また、コイル駆動回路63は、通信コイル36を介して、通信カード15の通信コイル39に電力使用量を送信する。
なお、FPC67に代えて、他のケーブルを用いても問題ないが、スロット40を薄型に作るためには、FPC67を用いるのが望ましい。
このように、分電盤1に組み込まれた1又は複数の電力量計90及び通信カード15と、中継器91及び通信カード15とで、電力使用量の計測システムを構築することができる。
次に、この実施の形態に係る計測システムの動作について説明する。図15に示すように、監視装置100により、分電盤1を監視する場合について説明する。監視装置100には、無線通信装置102が内蔵されている。
分電盤1内には、それぞれ、3台の電力量計90が設置されている。そのうち1台は、3相の電力線11の電力使用量を計測するために設置されており、残りの2台が、2相の電力線12の電力使用量を計測するために設置されている。ケーブル96は、主幹ブレーカ7に接続された3相の電力線11の電力使用量を計測するために設置された電力量計90と、中継器91とを接続しており、この電力量計90から中継器91に電力が供給されている。
監視装置100は、内部の無線通信装置102を介して、電力量計90に対して、電力使用量の取得要求を、無線通信により送信することにより、監視動作を開始する。
監視装置100からの取得要求は、中継器91のスロット40に挿入された通信カード15により受信される。この要求は、通信コイル39、36を介したコイル通信により、中継器91に送られる。中継器91は、取得要求を、中継器91と、電力量計90に装着された通信カード15との間で行われる無線通信の通信プロトコルに従ったデータに変換する。変換されたデータに相当する無線電波が、中継器91に内蔵されたアンテナ65から、分電盤1の内部に発信される。
3台の電力量計90には、それぞれ通信カード15が装着された状態となっている。装着された通信カード15は、中継器91から発信された無線信号を受信して、挿入された電力量計90に送信する。各電力量計90は、この要求に応じて、電力使用量を、通信カード15を介して、中継器91に返信する。
中継器91には、3台の電力量計90から電力使用量を順次受信する。3台の電力量計90によって計測された電力使用量は、中継器91から、分電盤1の外部の通信カード15に送信される。監視装置100は、無線通信装置102を介して、3台の電力量計90の電力使用量を受信する。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、電力使用量を外部に中継出力する中継器91と電力使用量を計測する電力量計90との間を、無線通信可能とし、両者を物理的に分離した。これにより、分電盤1内の筐体2の開口部4の数を増やしたり、内部配線を増やしたりすることなく、分電盤1内の電力量計90を容易に増設することができるようになる。また、筐体2の外部から装着される通信カードの数も、1枚ですむ。
また、中継器91と電力量計90とを物理的に分離したので、電力量計90の取り付け位置を、簡単に変更することができるようになる。これにより、電圧や電流などの測定箇所の変更が容易になる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。
上記実施の形態2では、分電盤1の外部から装着される通信カード15を、中継器91のスロット40内のラッチ構造95等でホールドする構造を採用した。これに対して、この実施の形態では、図16に示すように、通信カード15の無線通信部51の扉3に接する側に磁石110を内蔵する。この磁石110により、通信カード15を、金属性の分電盤1の扉3に吸着させることができる。
また、通信カード15の無線通信部51には、扉3のブッシング5に干渉することがないように、窪み111が設けられている。この窪み111により、磁石110を、扉3に近づけることができるので、その保持力がさらに向上する。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、通信カード15の挿抜に際し、ラッチ構造95の磨耗等が発生することがない。また、中継器91に対する機械的ストレスを軽減することができる。この結果、中継器91の寿命を延ばすこともできる。
また、窪み111により、磁石110を、分電盤1の扉3に、さらに近づけることができる。この結果、磁石110による保持力がさらに向上する。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4について説明する。
上記各実施の形態では、電力量計9、90にスロット40を設け、そのスロット40に非接触のコイル通信が可能な通信カード15を装着することにより、無線通信機能を実現した。これに対して、この実施の形態では、図17に示すように、電力量計120にスロットを設けず(すなわち通信コイル39を搭載せず)、電力量計120を、FPC123を介して、アンテナ121に接続することもできる。
FPC123は、分岐ブレーカ8の開口部17から引き出されている。これにより、アンテナ121は、内蓋6よりも扉3側に引き出されるようになるので、中継器91のアンテナ65との間で、無線通信が可能となる。
アンテナ121は、非常に薄型に製作されている。アンテナ121は、スペーサ122を介して、両面テープ等で内蓋6に固定されている。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、分電盤1の内蓋6に電力量計120用の開口部17を新たに設ける必要がなくなる。この結果、分電盤1の製造コストを低減することができる。また、通信コイルによる非接触通信に必要な回路(例えば、コイル送受信制御部62やコイル駆動回路63)が不要となるため、上記実施の形態2の電力量計90よりも、製造コストを低減することができる。
なお、FPC123でなく、細線同軸ケーブルでアンテナ121を、開口部17を通過して、内蓋6の前に引き出すようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態では、無線通信のプロトコル処理等は、適用される無線通信規格に準じて処理されているものとし、特に言及しなかった。このような無線通信の方式としては、例えばZigbee(登録商標)やBluetooth(登録商標)等が想定される。
なお、上記各実施の形態では、マイコンを、組み込みシステムでよく用いられている1チップのマイクロコンピュータとしたが、この発明は、これには限られない。マイコンは、複数のチップから構成されていてもよい。
また、上記各実施の形態では、分電盤1に、電力量計9等を設置する場合について説明したが、計測対象は、分電盤1に限られず、金属製の筐体を有する物、すなわち遮蔽された電波環境が形成される物であれば適用可能である。
この発明は、例えば、ビルや工場等金属材料で作られた分電盤内に電力量計を設置し、電力使用量に基づいて、節電などを行って、省エネルギ化を実現するのに適している。
1 分電盤
2 筐体
3 扉
4 開口部
5 ブッシング
6 内蓋
7 主幹ブレーカ
8 分岐ブレーカ
9 電力量計
10 取り付けスロット
11、12 電力線
13 本体部
14 スロット部
15 通信カード
16 金属カバー
17 開口部
18 電流センサ
19 電圧センサ
20 取り付け部
21 センサ情報入力部
22 電源入力部
23 表示部
24 連結部
30 スライドガイド
31 スライド溝
32 固定部
36 通信コイル
39 通信コイル
40 スロット
41 保護クッション
50 コイル通信部
51 無線通信部
52 表示部
60 電源回路
61 マイコン
62 コイル送受信制御部
63 コイル駆動回路
65 アンテナ
66 無線制御回路
67 FPC
70 AD変換部
71 データ処理部
72 入出力信号制御部
73 メモリ
80 コイル駆動回路
81 コイル送受信制御部
82 マイコン
83 無線送受信回路
84 アンテナ
90 電力量計
91 中継器
93 電力供給コネクタ
94 取り付け部
95 ラッチ構造
96 ケーブル
97 電源供給コネクタ
98 開口部
100 監視装置
101、102 無線通信装置
110 磁石
111 窪み
120 電力量計
121 アンテナ
122 スペーサ
123 FPC

Claims (24)

  1. 金属製の筐体内の情報を、前記筐体の外部に中継するために前記筐体内に設置される中継装置であって、
    前記筐体に設けられた開口部を介して前記筐体の内部に挿入される通信カードを、その一部が前記筐体の外部に露出した状態で、装着可能なスロットと、
    前記スロットに挿入された前記通信カードとの間で、非接触で通信可能な通信部と、
    を備える中継装置。
  2. 前記通信部は、
    前記スロットに挿入された前記通信カードの通信コイルに対して、電磁誘導により、前記情報を送信する通信コイルを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記通信部の前記通信コイルを介して、前記通信カードの前記通信コイルに電力を供給する電力供給部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記筐体内で所定の計測対象を計測することにより、前記情報としての計測値を取得する計測部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の中継装置。
  5. 前記スロット及び前記通信部と、前記計測部との間の相対位置を調節可能な調節部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  6. 前記開口部は、前記筐体の扉に設けられ、
    前記スロットは、
    前記扉が閉じた状態で、前記扉の前記開口部に合致するように設置される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の中継装置。
  7. 前記筐体は、分電盤の筐体であり、
    前記計測部は、
    前記分電盤の分岐ブレーカの取り付け部に装着され、
    前記スロットは、
    前記調節部による調整により、前記分電盤の前記筐体の扉に設けられた前記開口部に合致するように設置される、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の中継装置。
  8. 前記筐体の扉と前記スロットとの間に挿入され、前記通信カードを前記スロットに挿入可能に開口部が設けられ、前記通信カードが通過可能な前記扉の前記開口部よりも大きな金属カバーをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項7に記載の中継装置。
  9. 前記筐体の扉と前記スロット部との間に、緩衝材が挿入されている、
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の中継装置。
  10. 前記筐体内で所定の計測対象を計測することにより、前記情報としての計測値を取得する1又は複数の計測装置との間で無線通信を行う無線通信部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の中継装置。
  11. 前記開口部は、前記筐体の扉に設けられ、
    前記スロットは、
    前記開口部に合致するように、前記扉の裏面に設置される、
    ことを特徴とする請求項10に記載の中継装置。
  12. 前記筐体は、分電盤の筐体であり、
    前記分電盤の分岐ブレーカの取り付け部に装着された前記計測装置と通信を行う、
    ことを特徴とする請求項11に記載の中継装置。
  13. 金属製の筐体に形成された開口部を介して、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の中継装置のスロットに装着可能な通信カードであって、
    前記スロットに挿入され、前記中継装置から送信された情報を、電磁誘導により、受信する通信コイルと、
    前記スロットに装着された状態で、前記筐体の外部に露出し、前記通信コイルで受信された、前記情報を、外部に無線送信する無線通信部と、
    を備える通信カード。
  14. 前記中継装置から送信される前記情報には、前記中継装置の動作状態に関する情報が含まれ、
    前記中継装置の動作状態に関する情報を表示する表示部が、前記スロットに挿入された状態で前記筐体の外部に露出する部分に設けられている、
    ことを特徴とする請求項13に記載の通信カード。
  15. 前記スロットに挿入された状態で、前記筐体に対向する位置に設けられた磁石をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の通信カード。
  16. 前記スロットに挿入された状態で、前記筐体の前記開口部の内周部に設けられたブッシングとの干渉を回避するための凹部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項15に記載の通信カード。
  17. 金属製の筐体内で所定の計測対象を計測することにより、前記情報としての計測値を取得する計測部と、
    前記計測部の計測値を含む情報を、請求項10乃至12のいずれか一項に記載の中継装置へ、無線通信により、送信する無線通信部と、
    を備える計測装置。
  18. 前記筐体は、分電盤の筐体であり、
    前記分電盤の分岐ブレーカの取り付け部に装着され、
    前記無線通信部は、
    受信した前記情報を無線送信する通信カードと、
    前記通信カードを挿入するスロットと、
    前記スロットに挿入された通信カードとの間で、非接触で通信可能な通信部と、
    を備えることを特徴とする請求項17に記載の計測装置。
  19. 前記筐体は、分電盤の筐体であり、
    前記分電盤の前記筐体内の内蓋に取り付けられる取り付け部と、
    前記分岐ブレーカ用の内蓋に設けられた分岐用ブレーカ用の開口部から引き出された可撓性のケーブルと、
    をさらに備え、
    前記無線通信部は、
    前記内蓋に設けられた前記分岐用ブレーカ用の開口部から引き出された前記ケーブルの他端に接続されている、
    ことを特徴とする請求項17に記載の計測装置。
  20. 請求項10乃至12のいずれか一項に記載の中継装置に電力を供給する電力供給部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項17乃至19のいずれか一項に記載の計測装置。
  21. 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の中継装置と、
    請求項13乃至16のいずれか一項に記載の通信カードと、
    を備える中継システム。
  22. 請求項10乃至12のいずれか一項に記載の中継装置と、
    請求項13乃至16のいずれか一項に記載の通信カードと、
    請求項17乃至20のいずれか一項に記載の計測装置と、
    を備える計測システム。
  23. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載の中継装置が内部に設置され、
    請求項13乃至16のいずれか一項に記載の通信カードを挿入可能な開口部が、筐体に形成されている分電盤。
  24. 請求項12に記載の中継装置が内部に設置され、
    請求項13乃至16のいずれか一項に記載の通信カードを挿入可能な開口部が、筐体に形成され、
    請求項18又は19に記載の計測装置を備える分電盤。
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