JP2011064094A - 密閉型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】密閉型圧縮機において、上蓋にリード線が接触していると、円筒シェルに上蓋を溶接する時の熱によりリード線の溶断、皮膜の劣化が発生するため、リード線は中間縛りを施しているが、縛る作業は工数が高い。リード線の配線作業を改善して、コストを低減する。
【解決手段】密閉容器に配設された端子に接続されるリード線107のうちの1本のリード線201を他のリード線に巻きつけることにより、中間縛りがなくなるので、コストを低減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】密閉容器に配設された端子に接続されるリード線107のうちの1本のリード線201を他のリード線に巻きつけることにより、中間縛りがなくなるので、コストを低減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機やヒートポンプ式給湯機などに用いられる密閉型圧縮機に関するものである。
従来、この種の圧縮機は図4に示すように、密閉容器101の内部に、電動機102とこの電動機により駆動の主軸103を支持する軸受104と、この主軸を介して圧縮工程を行う圧縮機構105を形成する圧縮ケース106が前記電動機102の上部に配設されており、前記電動機102の固定子116より延在のリード線107は、前記軸受104及び圧縮ケース106を貫通された切り欠き通路110を通り、容器上部に配設された密閉端子108に接続されている。また密閉容器101の下部が油溜まりとなっている。
圧縮機の吸入管109から吸入した冷媒気体は、圧縮機構105の吸入口111から入り、圧縮され、吐出口112から前記電動機102の側面隙間を経て、切り欠き通路110を通り吐出管113より圧縮機の外に吐出される。
上蓋114にリード線107が接触していると、円筒シェル115に上蓋114を溶接する時の熱によりリード線107の溶断、皮膜の劣化が発生するため図5に示すように、リード線107は中間縛り117を施している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特に最近の厳しい低コスト化が望まれる中、わずかでも材料コストが少ない方が望ましい。特に、上記従来技術においては縛るという工数が高く、低コスト化の妨げの一因となっていた。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、リード線中間縛りを無くすことで材料費及び工数を減らして低コスト化を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、リード線のうち1本を他のリード線に巻きつける構成としたものである。
リード線のうち1本を他のリード線に巻きつけることにより中間縛りが無くなり、コストを低減することができる。
密閉容器の内部に、電動機とこの電動機により駆動され圧縮工程を行う圧縮機構部を配設し、前記電動機のリード線が、密閉容器に配設された密閉端子に接続される構成において、前記リード線のうち1本を他のリード線に巻きつけた構成にしたものである。
これにより、材料費及び工数を減らして、コストを低減することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1において、密閉容器101の内部に、電動機102とこの電動機により駆動の主軸103を支持する軸受104と、この軸受を介して圧縮工程を行う圧縮機構105を形成する圧縮ケース106が電動機102の上部に配設されており、電動機102の固定子116より延在のリード線107は、軸受104及び圧縮ケース106に貫通された切り欠き通路110を通り、密閉容器101の上部に配設された密閉端子108に接続されている。また密閉容器101の下部が油溜まりとなっている。
圧縮機の吸入管109から吸入した冷媒気体は、圧縮機構105の吸入口111から入り、圧縮され、吐出口112から前記電動機102の側面隙間を経て、切り欠き通路110を通り吐出管113より圧縮機の外に吐出される。
図2にリード線の詳細形状を説明する。
同図においてリード線107のうち1本を他のリード線に巻きつける201ことにより、リード線107の固定を行っている。
図3により、密閉型圧縮機の組立手順を説明する。
まず、電動機固定子116を焼きばめした円筒シェル115に、組立後の圧縮機構部を挿入し、溶接にて固定する。
挿入の際、圧縮機構部の外周部に設けた切り欠き通路110にリード線107を通して上部に引き出す。次に、上部に引き出したリード線107を密閉端子108に接続して、上蓋114をかぶせ円周溶接をして組立てる。
上記の組立方法では、リード線107は巻きつけることにより固定されているため、上蓋より確実に離れており、溶接時の熱によって溶断、劣化することがない。
リード線を固定する為の特別な部品は必要とせず安価な圧縮機の実現が可能である。
以上のように、本発明にかかる圧縮機は、低コスト化を実現可能であり、エアーコンディショナー用圧縮機のほかに、ヒートポンプ式給湯機や乗り物用冷凍空調機、冷蔵庫などの用途にも適用できる。
101 密閉容器
102 電動機
103 主軸
104 軸受
105 圧縮機構
106 圧縮ケース
107 リード線
108 密閉端子
109 吸入管
110 切り欠き通路
111 吸入口
112 吐出口
113 吐出管
114 上蓋
115 円筒シェル
116 固定子
117 中間縛り
201 リード線巻きつけ
102 電動機
103 主軸
104 軸受
105 圧縮機構
106 圧縮ケース
107 リード線
108 密閉端子
109 吸入管
110 切り欠き通路
111 吸入口
112 吐出口
113 吐出管
114 上蓋
115 円筒シェル
116 固定子
117 中間縛り
201 リード線巻きつけ
Claims (1)
- 密閉容器の内部に、電動機とこの電動機により駆動され圧縮工程を行う圧縮機構部を配設し、前記電動機のリード線が、密閉容器に配設された密閉端子に接続される構成において、前記リード線のうち1本を他のリード線に巻きつけることを特徴とする密閉型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009213946A JP2011064094A (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 密閉型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009213946A JP2011064094A (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 密閉型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011064094A true JP2011064094A (ja) | 2011-03-31 |
Family
ID=43950602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009213946A Pending JP2011064094A (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 密閉型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011064094A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103244376A (zh) * | 2012-02-02 | 2013-08-14 | 株式会社丰田自动织机 | 电动压缩机 |
JP2020051323A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | アイチエレック株式会社 | 圧縮機 |
JP2020051324A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | アイチエレック株式会社 | 圧縮機 |
-
2009
- 2009-09-16 JP JP2009213946A patent/JP2011064094A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103244376A (zh) * | 2012-02-02 | 2013-08-14 | 株式会社丰田自动织机 | 电动压缩机 |
JP2013160090A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-19 | Toyota Industries Corp | 電動圧縮機 |
JP2020051323A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | アイチエレック株式会社 | 圧縮機 |
JP2020051324A (ja) * | 2018-09-26 | 2020-04-02 | アイチエレック株式会社 | 圧縮機 |
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