JP2011062896A - サーマルプリンタと、サーマルプリンタを用いた印刷方法 - Google Patents

サーマルプリンタと、サーマルプリンタを用いた印刷方法 Download PDF

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陽三 小林
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Abstract

【課題】高速印刷と低速印刷に切換え可能でかつ良好な画質を得ることができるサーマルプリンタを提供する。
【解決手段】ラベルプリンタ10は、低速モードと高速モードに切換え可能な搬送機構13と、第1または第2のサーマルヘッド50を交換可能に保持するサーマルヘッド保持部と、サーマルヘッド50を検出する検出器を含んでいる。第1のサーマルヘッドは、電気抵抗値が低い短サイズの発熱素子を備えている。第2のサーマルヘッドは、電気抵抗値が高い長サイズの発熱素子を有している。前記検出器によって第1のサーマルヘッドが検出されると、搬送機構13が高速モードに設定され、短サイズの発熱素子のための印刷制御が行われる。前記検出器によって第2のサーマルヘッドが検出されると、搬送機構13が低速モードに設定され、長サイズの発熱素子のための印刷制御が行われる。
【選択図】図1

Description

この発明は、サーマルヘッドによって熱的に印刷を行うサーマルプリンタと、サーマルプリンタを用いた印刷方法に関する。
サーマルプリンタは、POS(point of sales)の端末や電子式キャッシュレジスタ、ラベルプリンタ、バーコードプリンタ、計量器など様々な機器に使用されている。サーマルプリンタは、ラインサーマルヘッド(以下、サーマルヘッドという)によって熱転写インクリボン(以下、インクリボンという)のインクを受容紙に熱転写する方式のものと、感熱紙にサーマルヘッドの熱を与えて発色印刷する方式のものとがある。いずれの場合もサーマルヘッドは、複数の発熱素子を受容紙の搬送方向と直交する方向(主走査方向)に配列することにより構成されている。
インクリボンを用いるサーマルプリンタでは、インクリボンの種類に応じて熱時剥離タイプと冷時剥離タイプとに大別される。熱時剥離タイプのインクリボンはワックスの成分を多く含んでいるため、受容紙に転写されたインクの耐摺過性や耐候性に弱点があるが、転写性に優れているため高速印刷に適している。一方、冷時剥離タイプのインクリボンはレジンの成分を含んでいるため、印刷の際には、受容紙に熱転写されたインクが定着したのち受容紙から剥離させる必要がある。このため冷時剥離タイプのインクリボンは、受容紙に熱転写されたインクの耐摺過性や耐候性に優れているという利点がある反面、印刷速度が遅い。このようにインクリボンの種類によって印刷速度が大きく異なっている。
また受容紙の種類も様々であり、熱効率の高い受容紙では熱効率の低い受容紙よりも印刷エネルギーが少なくてすむなど、受容紙によって印刷速度やエネルギーが大きく異なっている。例えばPET(poly ethylene terephthalate)やPP(polypropylene)等の合成樹脂系の受容紙や高耐熱性感熱紙、あるいは複数枚重ねて印刷を行う複写感熱紙などは熱感度が低いために多くの印刷エネルギーが必要であり、画質を良くするためには低速印刷が推奨されている。これらの事情から、従来は一般に高速印刷用のサーマルプリンタと低速印刷用のサーマルプリンタが別々に開発され製造されていた。
その一方で、例えば下記の特許文献1に開示されているように、サーマルヘッドに記憶させたヘッド情報に基いてサーマルヘッドの特性に応じた印刷制御を行うことができるサーマルプリンタも提案されている。また特許文献2のサーマルプリンタのように、印刷密度に応じて複数種類のサーマルヘッドを搭載可能とし、所望の印刷密度に応じていずれのサーマルヘッドが取付けられた状態でも印刷を行えるようにしたものも提案されている。
1台のサーマルプリンタで印刷速度を高速と低速とに切換えることができても、低速印刷と高速印刷とで速度に数倍以上のひらきがある場合には、低速印刷と高速印刷の双方で同等の画質を得ることは容易でない。例えば12IPS(Inch Per Second)の高速印刷を行う場合と、3IPSの低速印刷を行う場合とについて以下に説明する。
高速印刷を行う場合、受容紙の送り速度が早い分だけ、印刷されたドットに「尾引き」と呼ばれる印刷のひきずりを生じることにより、受容紙の送り方向にドットが長く伸びる傾向がある。このため発熱素子の長さによっては、横線(受容紙の送り方向に対して直角な方向の線)を小ピッチで印刷したときに、横線どうしが受容紙の送り方向につながってしまい、横線の解像度が悪くなる。印刷のひきずりを抑えるために印刷エネルギーを小さくすると、線がかすれてしまい、良好な画質が得られなくなる。しかも高速印刷は印刷周期が短いため、発熱素子の電気抵抗値によっては通電時間が不足しがちとなる。
これに対し低速印刷では、高速印刷と比較して、印刷のひきずりが小さい分だけ印刷されるドットが短くなる。このため発熱素子の長さによっては、横線(受容紙の送り方向の線)を印刷したときに横線が細く貧弱となる。また、短い発熱素子によって低速で縦線を印刷するとドットが縦方向に分かれてしまい、縦線がつながりにくくなる。
このため1台のサーマルプリンタで低速印刷と高速印刷を両立させようとすると、画質が犠牲になるという問題があった。この問題は、低速印刷と高速印刷とで速度の差が大きくなるほど顕著に現れる。これらの理由から、低速印刷と高速印刷とで速度のひらきが大きい場合には、1台のサーマルプリンタでは対応が難しいという問題があった。この点に関して前記引用文献1と引用文献2は、高速印刷と低速印刷とを切換えることが可能なサーマルプリンタにおいて速度にかかわらず同等の解像度の画質が得られるように構成されたものではなかった。
従ってこの発明は、高速印刷と低速印刷の双方で良好な画質を得ることができるサーマルプリンタと、サーマルプリンタを用いた印刷方法を提供することにある。
本発明のサーマルプリンタは、受容紙を搬送経路に沿って搬送しかつ搬送速度を少なくとも高速モードと低速モードの2種類に切換えることが可能な搬送機構と、第1の長さと第1の電気抵抗値を有する短サイズの発熱素子を備えた第1のサーマルヘッドと、前記短サイズの発熱素子よりも長い第2の長さと前記第1の電気抵抗値よりも大きい第2の電気抵抗値を有する長サイズの発熱素子を備えた第2のサーマルヘッドとのいずれか一方を、前記搬送経路に対し所定位置に交換可能に保持するサーマルヘッド保持部と、前記高速モードのときには前記短サイズの発熱素子のための印刷制御を行い、前記低速モードのときには前記長サイズの発熱素子のための印刷制御を行う制御手段とを具備している。この発明において、前記サーマルヘッド保持部に保持されたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドであるか前記第2のサーマルヘッドであるかを検出する検出手段を備えていてもよい。
本発明の印刷方法では、第1の長さを有する短サイズの発熱素子を備えた第1のサーマルヘッドと、前記短サイズの発熱素子よりも長い第2の長さを有する長サイズの発熱素子を備えた第2のサーマルヘッドのいずれか一方をサーマルヘッド保持部に取付けること、前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドのときに搬送機構を高速モードに設定して前記受容紙を高速で搬送し、前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第2のサーマルヘッドのときには前記搬送機構を低速モードに設定して前記受容紙を低速で搬送すること、前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドのときに第1のサーマルヘッドのための印刷エネルギーに関する情報を前記記憶手段から読出して前記短サイズの発熱素子に供給し、前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第2のサーマルヘッドのときには第2のサーマルヘッドのための印刷エネルギーに関する情報を前記記憶手段から読出して前記長サイズの発熱素子に供給することにより前記受容紙に印刷を行うことを具備している。
本発明によれば、高速モードの印刷では短サイズの発熱素子を有するサーマルヘッドを使って高速印刷に適した印刷制御を行うことによって良好な画質が得られ、また低速モードの印刷では長サイズの発熱素子を有するサーマルヘッドを使って低速印刷に適した印刷制御を行うことによって良好な画質が得られる。このため1台のサーマルプリンタにおいて画質を犠牲にすることなく高速モードと低速モードとに切換えて使用することが実用上可能となる。本発明ではサーマルヘッドの種類に応じて印刷速度等の印刷条件が自動で設定されるため、入力ミスを生じるおそれがなく、媒体に適した速度で高品質の印刷を行うことができる。
本発明の1つの実施形態に係るサーマルプリンタを模式的に示す縦断面図。 図1に示されたサーマルプリンタの制御部等の電気的接続を示すブロック図。 図1に示されたサーマルプリンタのサーマルヘッドの正面図。 図3に示されたサーマルヘッドの一部の断面図。 短サイズの発熱素子と長サイズの発熱素子の印刷エネルギーと濃度との関係を示す図。 高速モードで印刷を行う場合と低速モードで印刷を行う場合の周囲温度と印刷エネルギーとの関係を示す図。 サーマルヘッドの熱履歴の一例を示す図。 図1に示されたサーマルプリンタの印刷制御を示すフローチャート。
以下に本発明の1つの実施形態に係るサーマルプリンタの一例であるラベルプリンタについて、図1から図8を参照して説明する。
図1はラベルプリンタ10の内部を模式的に示している。図2はラベルプリンタ10の要部の電気的接続を示すブロック図である。このラベルプリンタ10は、筐体11を備えている。筐体11の内部には、受容紙の一例であるラベル用紙12を搬送するための搬送機構13と、インクリボン15を供給するためのインクリボン送り機構16と、制御手段として機能する制御部17(図2に示す)などが収容されている。搬送機構13は、少なくとも2種類の速度(例えば12IPSの高速モードと、3IPSの低速モード)に切換えることができるようになっている。
筐体11は、図1において下側に位置する本体ケース11aと、本体ケース11aに対しヒンジ部(図示せず)を介して上下方向に回動可能に設けられたカバー11bとを含んでいる。筐体11の前面11c側に、ラベル排出口20と、各種操作スイッチ21(図2に示す)と、表示器22などが配置されている。
筐体11の内部に形成された受容紙収容部25にラベル用紙ロール12aが収容されている。ラベル用紙ロール12aは、台紙付きのラベル用紙12をロール状に巻いたものであり、台紙12bが外側を向くように巻かれている。ラベル用紙12には、台紙12bと接する面に粘着層が設けられており、必要に応じてラベル用紙12を台紙12bから剥がすことができるようになっている。
筐体11の内部に、ラベル用紙12を搬送するための搬送経路30が形成されている。搬送経路30は、受容紙収容部25にセットされたラベル用紙ロール12aの下面からラベル排出口20に向ってほぼ水平方向に延びている。そしてこの搬送経路30の途中に、プラテンローラ31と、ガイドローラ32と、ピンチローラ33などが配置されている。
プラテンローラ31とガイドローラ32等はラベル用紙12を搬送するための搬送機構13の一部をなし、図示しないモータおよびギヤ等を含む駆動手段によって所定の方向に回転するように構成されている。図1において矢印Fがラベル用紙12の搬送方向を示している。
ラベル排出口20は搬送経路30の終端付近に形成されている。ラベル排出口20の近傍に台紙剥離ガイド40が設けられている。台紙剥離ガイド40は、台紙12bを備えたラベル用紙12をラベル排出口20の直前で急角度に折曲げることにより、ラベル用紙12を台紙12bから剥離させるようにしている。台紙12bから剥離したラベル12cはラベル排出口20から取出すことができる。搬送経路30の下方には、剥離された台紙12bを巻取るための台紙巻取り機構41が設けられている。台紙巻取り機構41は、図示しないモータおよびギヤ等を含む駆動手段によって回転する台紙巻取りローラ42を含んでいる。
搬送経路30の途中にサーマルヘッド50が設けられている。図3はサーマルヘッド50を模式的に表わした正面図である。サーマルヘッド50はプラテンローラ31の上方に対向して配置され、プラテンローラ31とサーマルヘッド50との間に台紙12b付きのラベル用紙12が挟まれるようになっている。サーマルヘッド50は、ヘッドブラケット51の下面に固定されている。
図4に示すように、サーマルヘッド50の下面近傍に発熱素子52が設けられている。発熱素子52の下には熱伝導率が高くかつ蓄熱体として機能するグレーズ53と、耐摩耗性でかつ熱伝導率の高い材料からなる保護膜54が設けられている。サーマルヘッド50は、適用する媒体等に応じて、少なくとも2種類、すなわち高速印刷用の第1のサーマルヘッドと、低速印刷用の第2のサーマルヘッドとが用意されている。
高速印刷用の第1のサーマルヘッドは、発熱素子52の長さL1(図4に示す)が第1の長さ、例えば90μmに設定されている。低速印刷用の第2のサーマルヘッドの場合、発熱素子52の長さL1は前記第1の長さよりも大きい第2の長さ、例えば120μmとしている。これら発熱素子52は、プラテンローラ31の軸線方向に沿って、ラベル用紙12の搬送方向と直角な方向(主走査方向)に所定間隔で複数配置されている。
この明細書では、第1のサーマルヘッドに使用される短い発熱素子(例えば長さ90μm)を短サイズの発熱素子と称し、第2のサーマルヘッドに使用される長い発熱素子(例えば長さ120μm)を長サイズの発熱素子と称している。図5に示すように、短サイズの発熱素子は長サイズの発熱素子と比較して同一エネルギーであれば印刷濃度が濃く、エネルギー効率が良い。このため本実施形態では、短サイズの発熱素子を有する第1のサーマルヘッドによって高速印刷を行なう場合には、第2のサーマルヘッドによって低速印刷を行なう場合と比較して、発熱素子に供給する通電時間を短く設定することができ、印刷周期を短くすることができる。
またグレーズ53に関し、グレーズ厚さG1は、高速印刷用の第1のサーマルヘッドでは比較的薄い第1の厚さに設定される。これに対し低速印刷用の第2のサーマルヘッドのグレーズ厚さG1は、第1の厚さよりも大きい第2の厚さとしている。
保護膜54に関し、高速印刷用の第1のサーマルヘッドでは、熱効率を重視した保護膜材料が使用され、低速印刷用の第2のサーマルヘッドでは、耐摩耗性を重視した保護膜材料が使用されている。一般的に高感度で印刷速度を上げることができるような媒体は、サーマルヘッドの保護膜の摩耗に影響する度合いが少ない。このため高速印刷用の第1のサーマルヘッドの保護膜には、摩耗よりも熱エネルギー効率を重視した材料が使用することができる。逆に、低感度で印刷速度を遅くせざるを得ない媒体は、サーマルヘッドの保護膜の摩耗に影響を及ぼすことが多いため、低速印刷用の第2のサーマルヘッドには、耐摩耗性を重視した保護膜種類を使用するとよい。
第1のサーマルヘッドに使用される短サイズの発熱素子は第1の電気抵抗値を有している。第1のサーマルヘッドによる高速印刷(例えば12IPS)では、発熱素子の抵抗値が大きいと通電時間が不足する可能性があるため電気抵抗値を低めに設定し、例えば24ボルトで1000Ω未満としている。
これに対し第2のサーマルヘッドに使用される長サイズの発熱素子は、第2の電気抵抗値を有している。第2のサーマルヘッドによる低速印刷(例えば3IPS)では、印刷周期が長いため、発熱素子の抵抗値が小さいとエネルギーが過剰となってスティッキング等の不具合が発生しやすくなる。このため電気抵抗値は短サイズの発熱素子よりも大きく設定され、例えば24ボルトで1000Ω以上としている。
インクリボン送り機構16は、ラベルプリンタ10内のインクリボンロール15a(図1に示す)から繰出されるインクリボン15を、搬送経路30上のラベル用紙12に向けて供給するように構成されている。ラベル用紙12に向けて供給されたインクリボン15は、ラベル用紙12上に重なった状態でプラテンローラ31とサーマルヘッド50との間を通ったのち、上方に向きを変えてインクリボン巻取りローラ55に巻取られるようになっている。
図2に示すように制御部17は、ラベルプリンタ10の動作を制御するための演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)60と、印刷制御プログラム等の固定的データを格納する記憶手段の一例であるROM(Read Only Memory)61と、各種データを書き換え可能に格納するRAM(Random Access Memory)62などを有し、これらがバスライン63を介して互いに電気的に接続されている。
CPU60には、前記搬送機構13のモータやインクリボン送り機構16のモータがバスライン63を介して接続されている。またこのCPU60には、操作スイッチ21と、表示器22と、台紙巻取り機構41と、サーマルヘッド50と、通信用インタフェース65と、後述する検出器90などがバスライン63を介して接続されている。通信用インタフェース65は、図示しないホストコンピュータから印刷に関する各種データを受信する機能を担っている。
図3に示すようにサーマルヘッド50の両端部には、ラベルプリンタ10の両側部に設けられたフレーム部材75等に取付けるための取付部80,81が設けられている。取付部80,81の一例は、それぞれ複数のピン82,83を備えている。これらのピン82,83を、例えば筐体11のフレーム部材75に設けられたサーマルヘッド保持部85,86に嵌合させるなどして支持することにより、サーマルヘッド50を搬送経路30に対してラベルプリンタ10内の所定位置に保持するようになっている。
一方のサーマルヘッド保持部85の近傍に、サーマルヘッド50の種類を識別するための検出器90が設けられている。例えばサーマルヘッド50の一方の取付部80に設けられた複数のピン82の形状あるいはピン群の組合せに応じて作動する検出器90により、サーマルヘッド50の種類を識別して制御部17に出力するようになっている。この検出器90は、サーマルヘッド50の種類を検出するための検出手段として機能する。
制御部17の記憶手段であるROM61には、サーマルヘッド50の種類(少なくとも高速印刷用の第1のサーマルヘッドと低速印刷用の第2のサーマルヘッド)に応じて、周囲温度に基いて補正すべき印刷エネルギーに関する情報を記憶したテーブル(周囲温度テーブル)が格納されている。またこのROM61には、サーマルヘッド50の種類に応じて、発熱素子52の熱履歴に基いて補正すべき印刷エネルギーに関する情報を記憶したテーブル(熱履歴テーブル)が格納されている。各テーブルの一例を表1に示す。
Figure 2011062896
図6は高速印刷を行う場合(12IPS)と、低速印刷を行う場合(3IPS)のそれぞれの周囲温度と印刷エネルギーとの関係を示している。一般に低速印刷は低感度の媒体が対象となるため、高速印刷と比較して同一の周囲温度であれば印刷エネルギーを多く必要とする。
図7は、熱履歴を示す図である。線分Q1は印刷周期が短い場合で連続してドットを印刷する例を示している。線分Q2は印刷周期が比較的長い場合を示している。いずれの場合も、1回目のドットを印刷した直後に次のドットを印刷する際には、前回のドットを印刷したときの熱が下がりきっていない分を考慮して、前回よりも少ないエネルギーを供給する必要がある。
しかも高速印刷と低速印刷とでは、熱履歴と印刷エネルギーとの関係が異なっている。そこで本実施例では、高速印刷用の熱履歴テーブルと、低速印刷用の熱履歴テーブルとを用意して制御部17のROM61に格納し、検出器90によって検出されたサーマルヘッドの種類に応じた熱履歴テーブルを読出してRAM62に格納するようにしている。
制御手段として機能するCPU60は、検出器90によって第1のサーマルヘッドが検出された場合に、搬送機構13を高速モードに設定するとともに、第1のサーマルヘッドに適した印刷エネルギーを短サイズの発熱素子に供給するように印刷制御を行う。また第2のサーマルヘッドが検出された場合には、搬送機構13を低速モードに設定するとともに、第2のサーマルヘッドに適した印刷エネルギーを長サイズの発熱素子に供給するように印刷制御を行う。
図8は前記ラベルプリンタ10を用いて印刷を行う際の処理の流れを示すフローチャートである。以下にこのフローチャートを参照しながら本実施形態のラベルプリンタ10による印刷方法の一例について説明する。
操作スイッチ21が操作されたときに、制御部17のCPU60は、以下に説明するように搬送機構13とインクリボン送り機構16とサーマルヘッド50等を作動させ、インクリボン15のインクをラベル用紙12に熱転写するように印刷制御プログラムを実行する。
印刷条件を設定するステップS1では、使用する媒体に応じて、第1のサーマルヘッドを用いるか第2のサーマルヘッドを用いるかを判断する。ステップS2では、目的に応じたインクリボンあるいは受容紙(例えばラベル用紙12)をラベルプリンタ10にセットする。さらにステップS3において、媒体に応じたサーマルヘッド50をサーマルヘッド保持部85,86に取付ける。
例えば熱時剥離タイプのインクリボンを用いる場合や、一般普及紙系の受容紙を用いる場合、あるいは画質よりも高速印刷を重視する場合などに、第1のサーマルヘッドをサーマルヘッド保持部85,86に取付ける。つまり高速モードでの印刷は通電時間に限界があるため、エネルギー効率の良い熱時剥離タイプのインクリボンや熱感度の良い受容紙を使用し、かつ、電気抵抗値の低い短サイズの発熱素子を備えた第1のサーマルヘッドが使用される。
逆に冷時剥離タイプのインクリボンを用いる場合や、合成紙系の受容紙を用いる場合などには、第2のサーマルヘッドをサーマルヘッド保持部85,86に取付ける。例えば、熱感度が悪いレジン系のインクリボンと、PET,PP,PI等の合成樹脂系受容紙との組合せなどでは、電気抵抗値の大きい長サイズの発熱素子を備えた第2のサーマルヘッドによって低速モードで印刷が行われる。
ステップS4において、検出器90によってサーマルヘッド50の有無が検出される。サーマルヘッド50が無い場合、その旨が表示器等に表示され、オペレータにサーマルヘッドの装着を促す。サーマルヘッド50が検出された場合、サーマルヘッド50の種類が検出される。そしてサーマルヘッド50の種類に応じて、前述の周囲温度テーブルと熱履歴テーブル等がROM61から読込まれる。ROM61は、サーマルヘッド50の種類に対応した印刷条件に関する情報を格納するための記憶手段として機能する。
ステップS5において、サーマルヘッド50に応じた周囲温度テーブルがROM61から読出され、RAM62に格納される。さらにステップS6において、サーマルヘッド50に応じた熱履歴テーブルがROM61から読出され、RAM62に格納される。
ステップS7では、検出されたサーマルヘッド50が第1のサーマルヘッドの場合に、搬送機構13の搬送速度が高速モードに設定される。第2のサーマルヘッドの場合には、搬送機構13の搬送速度が低速モードに設定される。例えば長さが90μmの短サイズの発熱素子を用いる高速モードで、解像度が12ドット/mmの場合には、例えば8IPS,10IPS,12IPSの3種類の高速側の搬送速度の中から最適な印刷速度と印刷エネルギーが選定される。長さが120μmの長サイズの発熱素子を用いる低速モードで、解像度が12ドット/mmの場合には、例えば3IPS,5IPS,8IPSの3種類の低速側の搬送速度の中から最適な印刷速度と印刷エネルギーが選定される。
他の例として、発熱素子の長さが125μmで解像度が8ドット/mmの場合、例えば8IPS,10IPS,12IPSの中から最適な印刷速度と印刷エネルギーが選定される。また発熱素子の長さが140μmで、解像度が8ドット/mmの場合には、例えば3IPS,5IPS,8IPSの中から最適な印刷速度と印刷エネルギーが選定される。
データ読込みステップS8において、印刷すべきデータが読出される。判断ステップS9において複数ライン分のデータが読出されたと判断されたら、書込みステップS10において熱履歴テーブルを書込んだのち、印刷ステップS11において複数ライン分を印刷する。判断ステップS12において全副走査ラインの印刷が終了したと判断されると印刷終了となる。
このように受容紙等の媒体に応じて高速印刷を行う際、オペレータは第1のサーマルヘッドをラベルプリンタ10のサーマルヘッド保持部85,86に取付ける。そうすると検出器90からの信号がCPU60に入力されることにより、第1のサーマルヘッドに適した印刷条件(各種設定値)が制御部17に設定され、短サイズの発熱素子のための高速モードの印刷制御がなされる。また低速印刷を行う場合には、第2のサーマルヘッドをサーマルヘッド保持部85,86に取付ける。そうすると検出器90からの信号がCPU60に入力されることにより、第2のサーマルヘッドに適した印刷条件(各種設定値)が制御部17に設定され、長サイズの発熱素子のための低速モードの印刷制御がなされる。
すなわち制御手段として機能するCPU60は、検出されたサーマルヘッド50の種類に応じて搬送機構13を高速モードあるいは低速モードに切換えるとともに、検出されたサーマルヘッド50の種類に応じて、例えば周囲温度テーブルあるいは前記熱履歴テーブルによって補正された印刷エネルギーを発熱素子52に供給する。
なお、第1のサーマルヘッドを使って高速モードで印刷を行う場合には、短サイズの発熱素子に1ドット当たり第1の通電時間で印刷エネルギーを供給し、第2のサーマルヘッドを使って低速モードで印刷を行う場合には、前記第1の通電時間よりも長い第2の通電時間で長サイズの発熱素子に印刷エネルギーを供給するといった印刷制御が行われてもよい。
以上説明したように本実施形態のラベルプリンタの印刷方法は、下記の工程を含んでいる。
(1)発熱素子の長さが互いに異なる少なくとも2種類のサーマルヘッドに応じた搬送速度と印刷条件等を、記憶手段としての制御部17のROM61に予め格納すること。
(2)媒体に応じたサーマルヘッド50をラベルプリンタ10のサーマルヘッド保持部85,86に取付けること。
(3)サーマルヘッド保持部85,86に取付けられたサーマルヘッド50が、検出手段としての検出器90によって検出されること。
(4)検出器90によって検出されたサーマルヘッド50に応じた印刷条件がROM61から読出されること。
(5)検出されたサーマルヘッド50が第1のサーマルヘッドの場合、搬送機構13を高速モードに設定して受容紙を高速で搬送し、検出されたサーマルヘッド50が第2のサーマルヘッドの場合には、搬送機構13を低速モードに設定して受容紙を低速で搬送すること。
(6)検出されたサーマルヘッド50が第1のサーマルヘッドの場合に第1のサーマルヘッドのための印刷エネルギーを短サイズの発熱素子に供給し、検出されたサーマルヘッドが第2のサーマルヘッドの場合には第2のサーマルヘッドのための印刷エネルギーを長サイズの発熱素子に供給することにより受容紙に印刷を行うこと。
以上述べた工程(1)〜(6)を有する印刷方法により、各種媒体に応じた印刷速度で良質な画質を得ることができる。
前記第1のサーマルヘッドの発熱素子は、長さが小さく電気抵抗値が低くグレーズが薄いため高速モードで高解像度の画像を得るのに適している。これに対し第2のサーマルヘッドの発熱素子は、長さが大きく電気抵抗値が高くグレーズが厚いため低速モードで高解像度の画像を得るのに適している。本実施形態では、1台のサーマルプリンタで第1のサーマルヘッドによる高速印刷と、第2のサーマルヘッドによる低速印刷を媒体に応じて自動で使い分けることができ、速度が変わっても縦線や横線のつぶれや、かすれを生じることなく、高解像度の良好な画像を得ることができる。
なお本発明は、感熱紙を用いるサーマルプリンタにも適用することができる。またラベルプリンタ以外のサーマルプリンタにも適用することもできる。従って受容紙はラベル用紙以外であってもよい。また本発明を実施するに当たり、サーマルプリンタを構成する搬送機構やサーマルヘッド、搬送経路をはじめとして、制御部や検出手段等の形状や配置等を種々に変更して実施できることは言うまでもない。
10…ラベルプリンタ(サーマルプリンタの一例),12…ラベル用紙(受容紙の一例),13…搬送機構,17…制御部(制御手段),30…搬送経路,50…サーマルヘッド,52…発熱素子,61…ROM(記憶手段),85,86…サーマルヘッド保持部,90…検出器(検出手段の一例)。
特開2003−334985号公報 特開2009−172775号公報

Claims (7)

  1. 受容紙を搬送経路に沿って搬送しかつ搬送速度を少なくとも高速モードと低速モードの2種類に切換えることが可能な搬送機構と、
    第1の長さと第1の電気抵抗値を有する短サイズの発熱素子を備えた第1のサーマルヘッドと、前記短サイズの発熱素子よりも長い第2の長さと前記第1の電気抵抗値よりも大きい第2の電気抵抗値を有する長サイズの発熱素子を備えた第2のサーマルヘッドとのいずれか一方を、前記搬送経路に対し所定位置に交換可能に保持するサーマルヘッド保持部と、
    前記高速モードのときには前記短サイズの発熱素子のための印刷制御を行い、前記低速モードのときには前記長サイズの発熱素子のための印刷制御を行う制御手段と、
    を具備したことを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 受容紙を搬送経路に沿って搬送しかつ搬送速度を少なくとも高速モードと低速モードの2種類に切換えることが可能な搬送機構と、
    第1の長さと第1の電気抵抗値を有する短サイズの発熱素子を備えた第1のサーマルヘッドと、前記短サイズの発熱素子よりも長い第2の長さと前記第1の電気抵抗値よりも大きい第2の電気抵抗値を有する長サイズの発熱素子を備えた第2のサーマルヘッドとのいずれか一方を、前記搬送経路に対し所定位置に交換可能に保持するサーマルヘッド保持部と、
    前記サーマルヘッド保持部に保持されたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドであるか前記第2のサーマルヘッドであるかを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドのときに前記搬送機構の搬送速度を前記高速モードに設定して前記受容紙を高速で搬送するとともに前記短サイズの発熱素子のための印刷制御を行い、前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドが前記第2のサーマルヘッドのときには前記搬送機構の搬送速度を前記低速モードに設定して前記受容紙を低速で搬送するとともに前記長サイズの発熱素子のための印刷制御を行う制御手段と、
    を具備したことを特徴とするサーマルプリンタ。
  3. 前記制御手段は、前記第1のサーマルヘッドと第2のサーマルヘッドのための周囲温度と印刷エネルギーに関する情報を格納した記憶手段を有し、前記検出手段によって検出された前記サーマルヘッドの種類に応じて、前記周囲温度によって補正された印刷エネルギーを前記短サイズの発熱素子または長サイズの発熱素子に供給することを特徴とする請求項2に記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記制御手段は、前記第1のサーマルヘッドと第2のサーマルヘッドのための熱履歴と印刷エネルギーに関する情報を格納した記憶手段を有し、前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドの種類に応じて前記熱履歴によって補正された印刷エネルギーを前記短サイズの発熱素子または長サイズの発熱素子に供給することを特徴とする請求項2または3に記載のサーマルプリンタ。
  5. 第1の長さを有する短サイズの発熱素子を備えた第1のサーマルヘッドと、前記短サイズの発熱素子よりも長い第2の長さを有する長サイズの発熱素子を備えた第2のサーマルヘッドのいずれか一方をサーマルヘッド保持部に取付けること、
    前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドのときに搬送機構を高速モードに設定して前記受容紙を高速で搬送し、前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第2のサーマルヘッドのときには前記搬送機構を低速モードに設定して前記受容紙を低速で搬送すること、
    前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドのときに第1のサーマルヘッドのための印刷エネルギーに関する情報を前記記憶手段から読出して前記短サイズの発熱素子に供給し、前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第2のサーマルヘッドのときには第2のサーマルヘッドのための印刷エネルギーに関する情報を前記記憶手段から読出して前記長サイズの発熱素子に供給することにより前記受容紙に印刷を行うこと、
    を具備したことを特徴とするサーマルプリンタの印刷方法。
  6. 第1の長さを有する短サイズの発熱素子を備えた第1のサーマルヘッドと、前記短サイズの発熱素子よりも長い第2の長さを有する長サイズの発熱素子を備えた第2のサーマルヘッドのいずれか一方をサーマルヘッド保持部に取付けること、
    前記サーマルヘッド保持部に取付けられたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドであるか前記第2のサーマルヘッドであるかを検出手段によって検出すること、
    前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドのときに搬送機構を高速モードに設定して前記受容紙を高速で搬送し、前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドが前記第2のサーマルヘッドのときには前記搬送機構を低速モードに設定して前記受容紙を低速で搬送すること、
    前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドのときに第1のサーマルヘッドのための印刷エネルギーに関する情報を前記記憶手段から読出して前記短サイズの発熱素子に供給し、前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドが前記第2のサーマルヘッドのときには第2のサーマルヘッドのための印刷エネルギーに関する情報を前記記憶手段から読出して前記長サイズの発熱素子に供給することにより前記受容紙に印刷を行うこと、
    を具備したことを特徴とするサーマルプリンタの印刷方法。
  7. 前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドが前記第1のサーマルヘッドのときに前記短サイズの発熱素子に1ドット当たり第1の通電時間で印刷エネルギーを供給し、前記検出手段によって検出されたサーマルヘッドが前記第2のサーマルヘッドのときには前記第1の通電時間よりも長い第2の通電時間で前記長サイズの発熱素子に印刷エネルギーを供給することを特徴とする請求項6に記載のサーマルプリンタの印刷方法。
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