JP2011056823A - サーマルプリントヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】端縁近傍の突条の斜面に発熱領域を設けたサーマルプリントヘッドのサーマルプリンタへの取り付けを容易にする。
【解決手段】
絶縁板22と、絶縁板22の主面上にその主面の端縁に接して帯状に延びて頂部の両側に斜面が形成された突条21を備えた保温層25と、突条21の端縁に近いほうの斜面で突条が延びる方向に間隔を置いて配列された複数の抵抗体23と、抵抗体23の表面に突条21の端縁に近いほうの斜面に位置する発熱領域24を挟んで対向して設けられた電極28と、保温層25と抵抗体23と電極28とを覆う保護層29と、を備えたサーマルプリントヘッドにおいて、保護層29の表面の突条21を横切る方向に発熱領域24の前後の所定の長さの領域に、平坦部71を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーマルプリントヘッドおよびその製造方法に関する。
サーマルプリントヘッドは、主走査方向に配列された複数の抵抗発熱体を発熱させ、その熱により感熱記録紙などの被印刷体に文字や図形などの画像を形成する出力用デバイスである。このサーマルプリントヘッドは、バーコードプリンタ、デジタル製版機、ビデオプリンター、イメージャー、シールプリンターなどの記録機器に広く利用されている。
一般的なサーマルプリントヘッドは、放熱板と、放熱板に取り付けられた発熱体板と、発熱体板と同じ側で放熱板に取り付けられた回路基板とを備えている。この発熱体板の放熱板と相対する表面の反対側の表面の帯状に延びる発熱領域には、発熱抵抗体が所定の間隔で直線状に配列されている。また、発熱体を駆動する駆動回路の一部となるドライバICは、たとえば発熱体板に搭載されている。
このようなサーマルプリントヘッドを用いたプリンタは、一般的に、所定の弾性を持つ材料で円筒状に形成されたプラテンローラを備えている。このプラテンローラは、主走査方向を軸として、その側面が支持基板上の発熱領域に接するように配置され、その軸を中心に回転可能に設けられる。プラテンローラの回転によって、プラテンローラと発熱領域の間に挿入された媒体は、主走査方向に垂直な副走査方向に移動する。プラテンローラによって媒体を発熱領域に押し付けつつ、その媒体を副走査方向に移動させ、発熱領域の発熱パターンを媒体の移動とともに変化させることにより、所望の画像を被印刷体上に形成する。
被印刷媒体が硬質である場合、印刷時の被印刷媒体の通過経路は、直線である必要がある。また、印刷の高速化のためには、被印刷媒体の通過経路は、できるだけ直線に近い単純なものであることが好ましい。
サーマルプリントヘッドの発熱部近傍の表面が平坦である場合、被印刷媒体をこのようなストレートパスで搬送することは不可能である。また、サーマルプリントヘッドの保温層に突条を設けた場合でも、ドライバICなどを保護している樹脂との干渉により、このようなストレートパスを確保することは困難である。
一方、絶縁基板の端面に発熱領域を形成した端面型のサーマルプリントヘッドや、絶縁基板の端部近傍に斜面を形成し、その斜面上に発熱領域を形成したコーナーエッジ型のサーマルプリントヘッドでは、ストレートパスを確保することが比較的容易である。しかし、端面型あるいはコーナーエッジ型のサーマルプリントヘッドは、製造が比較的困難であるため、製造コストが大きくなる傾向にある。
そこで、サーマルプリントヘッドの構造として、硬質の被印刷媒体がドライバICなどを保護している樹脂と干渉しないように、ニアエッジ構造を採用している場合がある。ニアエッジ構造では、突条に形成したグレーズ層の頂点を挟んでドライバICの反対側に発熱領域を配置し、発熱領域を発熱体板の端部のごく近傍に設けている(たとえば特許文献1参照)。ニアエッジ構造では、絶縁基板の主面に発熱領域を形成するため、狭い端面への抵抗膜などの形成が不要である。また、絶縁基板に斜面を形成する必要がなり。このため、ニアエッジ構造のサーマルプリントヘッドは、端面型あるいはコーナーエッジ型に比べて製造コストが比較的小さくて済む。
特願2005−262828号公報
サーマルプリントヘッドを用いたサーマルプリンタにおいて、被印刷媒体は、プラテンローラによって、発熱領域に押し付けられる。被印刷媒体が発熱領域に密着するほど発熱領域から被印刷媒体への伝熱は大きくなるため、プラテンローラの回転軸は、発熱領域におけるサーマルプリントヘッドの表面の法線方向に位置していることが好ましい。
端面型のサーマルプリントヘッドでは、発熱領域におけるサーマルプリントヘッドの表面の法線方向は、サーマルプリントヘッドの主面に平行であるから、プラテンローラの位置決めは比較的容易である。また、コーナーエッジ型のサーマルプリントヘッドでも、発熱領域におけるサーマルプリントヘッドの表面の法線方向は、サーマルプリントヘッドの主面と所定の角度をなしているため、プラテンローラの位置決めは比較的容易である。
突条に形成したグレーズ層の面に発熱領域を設けたニアエッジ構造のサーマルプリントヘッドでは、発熱領域は断面が弧となった突条の斜面に形成されている。このため、発熱領域の副走査方向へのずれによって、発熱領域におけるサーマルプリントヘッドの表面の法線方向が変化してしまう。また、グレーズ層の突条は、ガラスを高温にして滑らかにしているため、断面形状を制御することが困難である。その結果、同一の設計条件で製造したサーマルプリントヘッドであっても、発熱領域におけるサーマルプリントヘッドの表面の法線方向が変化してしまう場合がある。
発熱領域におけるサーマルプリントヘッドの表面の法線方向が変化すると、サーマルプリントヘッドおよびプラテンローラをサーマルプリンタに取り付ける際に、相対的な位置決めが困難になる。正確な位置決めができないと印刷精度が低下し、正確な位置決めをしようとすると製造コストが増加する可能性がある。
そこで、本発明は、突条に形成したグレーズ層の頂点を挟んでドライバICの反対側に発熱領域を配置し、発熱領域を発熱体板の端部のごく近傍に設けたサーマルプリントヘッドのサーマルプリンタへの取り付けを容易にすることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、サーマルプリントヘッドにおいて、絶縁板と前記絶縁板の主面上にその主面の端縁に接して帯状に延びて頂部の両側に斜面が形成された突条を備えた保温層とを有する絶縁基板と、前記端縁に近いほうの斜面で前記突条が延びる方向に間隔を置いて配列された複数の抵抗体と前記抵抗体の表面で前記端縁に近いほうの斜面上に位置する発熱領域を挟んで対向して設けられた電極とを備えた配線層と、前記絶縁基板と前記抵抗体と前記電極とを覆って前記突条を横切る方向に前記発熱領域の前後の所定の長さの表面領域が平坦に形成されている保護層と、を具備することを特徴とする。
また、本発明は、サーマルプリントヘッドの製造方法において、絶縁板と前記絶縁板の主面上にその主面の端縁に接して帯状に延びて頂部の両側に斜面が形成された突条を備えた保温層とを有する絶縁基板を形成する工程と、前記突条の前記端縁に近いほうの斜面で前記突条が延びる方向に間隔を置いて配列された複数の抵抗体と前記抵抗体の表面に前記突条の前記端縁に近いほうの斜面に位置する発熱領域を挟んで対向して設けられた電極とを備えた配線層を形成する工程と、前記絶縁基板と前記抵抗体と前記電極とを覆う保護層を形成する保護層形成工程と、前記保護層の前記突条の前記端縁に近いほうの斜面の前記突条を横切る方向に所定の長さの領域を前記絶縁板の主面に対して所定の角度に研磨して平坦部を形成する保護層研磨工程と、を具備することを特徴とする。
また、本発明は、サーマルプリントヘッドの製造方法において、絶縁板と前記絶縁板の主面上にその主面の端縁に接して帯状に延びて頂部の両側に斜面が形成された突条を備えた保温層とを有する絶縁基板を形成する工程と、前記保温層の前記突条の前記端縁に近いほうの斜面の前記突条を横切る方向に所定の長さの領域を前記絶縁板の主面に対して所定の角度に研磨して平坦部を形成する工程と、前記平坦部で前記突条が延びる方向に間隔を置いて配列された複数の抵抗体と前記抵抗体の表面に前記突条の前記端縁に近いほうの斜面に位置する発熱領域を挟んで対向して設けられた電極とを備えた配線層を形成する工程と、前記絶縁基板と前記抵抗体と前記電極とを覆う保護層を形成する工程と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、突条に形成したグレーズ層の頂点を挟んでドライバICの反対側に発熱領域を配置し、発熱領域を発熱体板の端部のごく近傍に設けたサーマルプリントヘッドのサーマルプリンタへの取り付けを容易になる。
本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態における発熱体板の部分断面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態の一部切欠き上面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態を用いたサーマルプリンタの一部の断面図である。 本実施の形態におけるサーマルプリントヘッドの製造方法のフローチャートである。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態における保護層形成工程後の発熱体板の部分断面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態における研磨工程時の発熱体板の部分断面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第2の実施の形態における発熱体板の部分断面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第3の実施の形態における発熱体板の部分断面図である。
本発明に係るサーマルプリントヘッドの実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施の形態]
図3は、本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態を用いたサーマルプリンタの一部の断面図である。
本実施の形態のサーマルプリントヘッド10は、たとえば発熱体板20、回路基板40および放熱板30を有している。発熱体板20には、主走査方向に帯状に延びる発熱領域24が形成されている。この発熱体板20は、放熱板30に載置されている。放熱板30は、たとえばアルミニウムなどの金属で形成された板である。発熱領域24に所定の発熱パターンを形成するための制御信号や駆動電力は、回路基板40に入力され、さらに回路基板40と電気的に接続された発熱体板20に入力される。
このサーマルプリントヘッド10を用いたサーマルプリンタは、固定台54およびプラテンローラ50を有している。固定台54は、基準面56を持つ。サーマルプリントヘッド10は、固定台54の基準面56の上に載置され、ねじ55で固定台54に固定されている。プラテンローラ50は、所定の弾性を持つ材料で円筒状に形成され、主走査方向に平行な軸52を持つ。この軸52は、発熱領域24における発熱体板20の表面の法線方向に位置している。プラテンローラ50は、その側面が発熱領域24に接するように配置され、軸52を中心に回転可能に設けられる。
プラテンローラ50の回転によって、プラテンローラ50と発熱領域24との間に挿入された被印刷媒体60は、主走査方向に対して垂直な副走査方向に移動する。被印刷媒体60は、発色温度以上に加熱されると発色する、たとえば感熱紙である。プラテンローラ50によって被印刷媒体60を発熱領域24に押し付けつつ、その被印刷媒体60を副走査方向に移動させ、発熱領域24の発熱パターンを被印刷媒体60の移動とともに変化させることにより、所望の画像を被印刷媒体60上に形成する。なお、被印刷媒体60は、硬質のカードなどと、これとともに移動する感熱フィルムなどの組み合わせであってもよい。
図1は、本実施の形態における発熱体板の部分断面図である。図2は、本実施の形態のサーマルプリントヘッドの一部切欠き上面図である。
発熱体板20は、絶縁板22と、保温層25と、抵抗体23と、電極28と、保護層29とを有している。絶縁板22は、たとえばアルミナ(Al)などの絶縁体で形成されている。保温層25は、絶縁板22の表面に層状に、たとえば酸化珪素(SiO)で形成されている。また、保温層25の一部には、突条21が形成されている。突条21は、たとえば円柱あるいは楕円柱を軸に平行な平面で切った形状をしている。
突条21は、絶縁板22の端縁に接して所定の幅の帯状に設けられている。この突条21は、絶縁板22の端縁に沿って延びる頂部74まで絶縁板22の主面から突出した保温層25の一部である。突条21の頂部74の両側、すなわち線状の頂部74から副走査方向の上流側および下流側に向かって、斜面75,76が形成されている。斜面75,76はいずれも外側に向かって凸に形成されている。主走査方向に垂直に切った断面では、突条21の表面は弧を描いている。
抵抗体23は、保温層25の表面に層状に、たとえばサーメットで形成されている。抵抗体23は、絶縁板22の端縁が延びる方向に間隔をおいて配列されている。また、抵抗体23は、それぞれ突条21を跨いで延びている。
電極28は、抵抗体23の表面に層状に、たとえばアルミニウムで形成される。また、電極28は、突条21の端縁に近いほうの斜面に位置する抵抗体が延びる方向の間隙を挟んで対向して設けられている。電極28を流れてきた電流は、この間隙の部分では抵抗体23を通ることとなるため、抵抗体23の間隙に対応する部分が発熱領域24となる。この発熱部は、絶縁板22の端縁が延びる方向、すなわち主走査方向に間隔をおいて配列されて、主走査方向に延びる発熱領域24を形成している。
このように、本実施の形態のサーマルプリントヘッド10は、突条21に形成した保温層25の稜線を挟んでドライバIC42の反対側に、発熱領域24が設けられたニアエッジ構造を有している。
保温層25と抵抗体23と電極28とは、保護層29で覆われている。電極28の一部の表面には、保護層29は設けられておらず、その部分にボンディングワイヤ44が接続される。このボンディングワイヤ44を介して、電極28は、回路基板上のドライバIC42と接続されている。ドライバIC42およびボンディングワイヤ44は、樹脂48で封止されている。
保護層29には、表面が平面となった平坦部71が形成されている。この平坦部は、突条21を横切る方向、すなわち副走査方向に、発熱領域24の前後に所定の長さの領域を占めている。つまり、平坦部71のいずれの場所でも、法線は、発熱領域24における法線方向70と平行である。また、この平坦部は、保護層29表面の主走査方向の全体に亘っている。平坦部71は、たとえば放熱板30の下面に対して10度程度の傾きを持っている。
図4は、本実施の形態におけるサーマルプリントヘッドの製造方法のフローチャートである。
本実施の形態におけるサーマルプリントヘッドの製造方法では、まず、絶縁板を形成する(S1)。この絶縁板は、最終的に製造される発熱体板20が複数切り出される大きさとする。
次に、工程S1で形成された絶縁板上に、ガラスペーストをパターン印刷する(S2)。ここで印刷されるガラスペーストは、複数の発熱体板20のそれぞれの突条21に対応する位置に帯状の盛り上がり部分が形成されたパターンとする。
次に、ガラスペーストが印刷された絶縁板を焼成する(S3)。これにより、パターン印刷されたガラスが溶融し、絶縁板に固着する。この結果、突条21を備えた保温層25が形成される。この工程(S3)を、保温層形成工程と呼ぶ。
その後、保温層25の表面に抵抗体23および電極28を形成する(S4)。より具体的には、まず、保温層25の表面に、サーメットなどの抵抗材料をスパッタリングなどで固着させる。その後、突条21の斜面に突条21が延びる方向に間隔を置いて配列した抵抗体を形成するように、エッチングにより抵抗体23をパターニングする。さらに、抵抗体23が形成された板に、アルミニウムなどの導電性材料をスパッタリングなどで固着させる。その後、突条21の斜面に位置する間隙を挟んで抵抗体23に沿って延びるように、エッチングにより電極28をパターニングする。
工程S4の後に、保温層25と抵抗体23と電極28とを覆う保護層29を形成する(S5)。工程S5を保護層形成工程と呼ぶ。この時点では、保護層29の厚さは、全体に亘ってほぼ一様とする。
図5は、本実施の形態における保護層形成工程後の発熱体板の部分断面図である。
保温層25の突条21部分の表面は、主走査方向に垂直な断面において実質的に弧を描いている。このため、保護層形成工程(S5)後には、主走査方向に垂直な断面において、保護層29の表面は発熱領域24の近傍で弧78を描いている。つまり、この時点では、発熱領域24近傍において、副走査方向の位置が異なると、保護層29の表面の法線は異なる方向を向いている。なお、副走査方向の前後では存在している電極28は、発熱領域24では存在していないため、発熱領域24に対応する部分では、保護層29の表面には窪み79が形成されている場合もある。
そこで、次に、保護層29までが形成された板を、ダイシングなどによって板厚方向に切断し、複数の発熱体板20に分割し(S6)、保護層29の突条21を横切る方向すなわち副走査方向に発熱領域24の前後に所定の長さの領域を、平坦に研磨する(S7)。工程S5を研磨工程と呼ぶ。これにより、保護層29に、平坦部71が形成される。研磨工程(S7)において、電極28および抵抗体23を研磨しないように、また、保護層29が過度に薄くならないように、保護層29の厚さに対して平坦部71の大きさを適切に設定する。
図6は、本実施の形態における研磨工程時の発熱体板の部分断面図である。
研磨工程(S7)では、発熱体板20の下面、すなわち、絶縁板22の下面を平坦な作業台80の上に置き、研磨具81で保護層29の表面を研磨する。研磨具81は、平坦面82と研磨面83を備えている。研磨面83は、平坦面82と所定の角度をなす平面であり、たとえば炭化珪素(SiC)製の研磨フィルムなどを貼るなどして保護層29よりも硬い材質の研磨材で形成されている。
研磨具81の平坦面82を作業台80の表面に押し付けることにより、研磨具81の研磨面83は、作業台80の表面と一定の角度とすることができる。この状態で、研磨具81を発熱体板20の長手方向すなわち発熱領域24が延びる方向に研磨具81を移動させて、保護層29を研磨する。これにより、研磨面83の角度を基準面となる絶縁板22の下面に対して所定の角度としたまま、保護層29の表面を研磨することができる。
このようにして形成された発熱体板20を、回路基板40とともに放熱板30に載置する(S8)。また、発熱体板20と回路基板40をボンディングワイヤ44で結線し(S9)、さらにボンディングワイヤ44による結線部を樹脂48で封止する(S10)ことなどにより、サーマルプリントヘッド10が製造される。
このようにして形成されたサーマルプリントヘッド10は、絶縁板22の下面に対して所定の角度となる平坦部71を持つ。放熱板30の発熱体板20を載置する面と下面とを平行に形成しておき、発熱体板20の下面が放熱板30の発熱体板20を載置する面に平行になるように発熱体板20を放熱板30に固定することにより、保護層29の平坦部71は放熱板30の下面と所定の角度をなすことになる。
このサーマルプリントヘッド10をサーマルプリンタの固定台54の固定面56に載置し、ねじ55で固定される。このようにして、サーマルプリントヘッド10は、サーマルプリンタ中での位置が決定される。
保温層25はたとえばガラスを焼成して形成するため、保温層25の断面形状にはある程度のばらつきが生じる。本実施の形態のサーマルプリントヘッド10は、突条21に形成した保温層25の頂点を挟んでドライバICの反対側に発熱領域24を配置し、発熱領域24を発熱体板20の端部のごく近傍に設けたニアエッジ構造である。このため、保温層25の所定の位置に抵抗体23および電極を積層して発熱領域24を形成したとしても、発熱領域24における保護層29の表面の法線方向・接線方向にはある程度のばらつきが生じてしまう。
また、保温層25の表面への抵抗体23および電極28を形成においても、ある程度の位置ずれは避けられず、発熱領域24の形成位置にはある程度のばらつきが生じる。このため、発熱体板20の保護層29の表面の断面が所定の形状の弧を描いているとしても、発熱領域24における保護層29の表面の法線方向・接線方向にはある程度のばらつきが生じてしまう。
所定の印刷精度を得るためには、プラテンローラ50は発熱領域24における保護層29の表面の接線方向から所定の幅の範囲に位置している必要がある。発熱領域24における保護層29の表面の法線方向・接線方向にばらつきがある場合、プラテンローラ50の位置決めは非常に困難である。このような場合、たとえばサーマルプリントヘッド10が固定台54の基準面56に沿ってのみ移動可能であるとすると、プラテンローラ50は基準面56に平行な方向および垂直な方向の少なくとも2方向に移動させて位置決めをする必要がある。あるいは、プラテンローラ50が1方向にのみ移動可能であるとすると、サーマルプリントヘッド10を固定台54に対して傾けなければ位置決めすることができない。
しかし、本実施の形態では、発熱領域24における保護層29の表面の法線方向・接線方向が、固定台54の基準面56に対して所定の精度で一定の角度であることが保証される。このため、サーマルプリントヘッド10が固定台54の基準面56に沿ってのみ移動可能であるとしてもプラテンローラ50を1方向にのみ移動させることにより位置決めすることができる。
このように本実施の形態では、ニアエッジ構造のサーマルプリントヘッド10のサーマルプリンタへの取り付けが、容易になる。
また、保護層29の形成時に、保護層29の表面に窪み79が形成されたとしても、研磨により保護層29の表面を平坦化できる。このため、被印刷媒体60がサーマルプリントヘッド10の表面によりよく接することとなり、熱伝達特性が向上する。
保護層29の表面に、より硬い耐磨耗層を設けてもよい。この場合、耐磨耗層を形成した後に研磨して平坦部を形成することもできるが、耐磨耗層に比べてやわらかい保護層29を研磨するほうが容易である。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明に係るサーマルプリントヘッドの第2の実施の形態における発熱体板の部分断面図である。
本実施の形態のサーマルプリントヘッドの発熱体板20において、保温層25の突条21は、絶縁板22の端縁に接して所定の幅の帯状に設けられている。この突条21は、絶縁板22の端縁に沿って延びる頂部74まで絶縁板22の主面から突出した保温層25の一部である。突条21の頂部74の両側、すなわち線状の頂部74から副走査方向の上流側および下流側に向かって、斜面75,76が形成されている。主走査方向に垂直に切った断面では、突条21の表面の一部は弧を描いている。
保温層25の突条21の斜面75の一部であって発熱領域24の近傍には、平坦部72が形成されている。主走査方向に垂直に切った断面において、平坦部72以外の領域では斜面75は弧を描いている。この平坦部72は、突条21を横切る方向、すなわち副走査方向に、発熱領域24の前後に所定の長さの領域を占めている。保護層29の厚さは、副走査方向の位置によらずほぼ一定となっている。そのため、発熱領域24の近傍における保護層29の表面にも平坦部71が形成されている。
このようなサーマルプリントヘッドは、第1の実施の形態における研磨工程(S7)を保温層形成工程(S3)の後に行う。本実施の形態では、研磨工程において、保温層25を研磨して、平坦部72を形成する。保温層25の研磨の前に基板を分割すると、研磨がより容易になる。
また、本実施の形態でも、保護層29を形成した後に、さらに保護層29の表面を研磨してもよい。これにより、発熱領域24における保護層29の表面の法線方向・接線方向をより正確に形成することができる。保護層29の表面には、発熱領域24に対応する部分に窪みが形成されている場合もある。しかし、保護層29の表面を研磨することにより、保護層29の形成時に保護層29の表面に窪みが形成されたとしても、研磨により保護層29の表面を平坦化できる。このため、被印刷媒体60がサーマルプリントヘッド10の表面によりよく接することとなり、熱伝達特性が向上する。
本実施の形態でも、発熱領域24における保護層29の表面の法線方向・接線方向が、固定台54(図3参照)の基準面56(図3参照)に対して所定の精度で一定の角度であることが保証される。このため、ニアエッジ構造のサーマルプリントヘッド10(図3参照)のサーマルプリンタへの取り付けが、容易になる。
平坦化のために保護層29を研磨する必要がなく、電極28あるいは抵抗体23を研磨してしまうおそれがない。また、保護層29の厚さが一定となる、つまり、被印刷媒体60と接する発熱領域24近傍においても保護層29が薄くない。このため、保護層29の研磨により、電極28あるいは抵抗体23を削ってしまうおそれがない。耐磨耗性能が向上する。
[第3の実施の形態]
図8は、本発明に係るサーマルプリントヘッドの第3の実施の形態における発熱体板の部分断面図である。
本実施の形態では、保温層25の発熱領域24に対応する部分には、突条21と同じ方向に延びる小突条90が設けられている。小突条90は、突条21と同様に酸化珪素(SiO)で形成されている。
本実施の形態では、第2の実施の形態における保温層形成工程(S3)において、対応部分にガラスペーストをパターン印刷して焼成することにより小突条90を形成する。あるいは、大きな突条21を焼成により形成した後に、さらにガラスペーストを印刷してから再度焼成して小突条90を形成してもよい。焼成後の小突条90の表面は、断面が弧を描く形状となっている。そこで、研磨工程において、小突条90の表面を研磨具81(図6参照)で研磨することにより、小突条90の表面に平坦部73を形成する。
本実施の形態でも、発熱領域24における保護層29の表面の法線方向・接線方向が、固定台54(図3参照)の基準面56(図3参照)に対して所定の精度で一定の角度であることが保証される。このため、ニアエッジ構造のサーマルプリントヘッド10(図3参照)のサーマルプリンタへの取り付けが、容易になる。また、保護層29の厚さが一定となる、つまり、被印刷媒体と接する発熱領域24近傍においても保護層29が薄くないため、耐磨耗性能が向上する。
また、本実施の形態では、保温層25の研磨部分が小突条90の部分に限定されるため、第2の実施の形態に比べて研磨する領域が小さくて済むため、研磨に要する時間・コストを低減することができる。また、小突条90の近傍では、プラテンローラ50(図3参照)に向かって凸の断面形状を有するため、発熱領域24の近傍において被印刷媒体60がサーマルプリントヘッド10の表面によりよく接することとなり、熱伝達特性が向上する。
[他の実施の形態]
上述の各実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれらに限定されない。また、各実施の形態の特徴を組み合わせて実施することもできる。
10…サーマルプリントヘッド、20…発熱体板、21…突条、22…絶縁板、23…抵抗体、24…発熱領域、25…保温層、28…電極、29…保護層、30…放熱板、40…回路基板、42…ドライバIC、44…ボンディングワイヤ、48…樹脂、50…プラテンローラ、52…軸、54…固定台、55…ねじ、56…基準面、60…被印刷媒体、70…法線方向、71…平坦部、72…平坦部、73…平坦部、74…頂部、75,76…斜面、78…弧、79…窪み、80…作業台、81…研磨具、82…平坦面、83…研磨面、90…小突条

Claims (5)

  1. 絶縁板と前記絶縁板の主面上にその主面の端縁に接して帯状に延びて頂部の両側に斜面が形成された突条を備えた保温層とを有する絶縁基板と、
    前記端縁に近いほうの斜面で前記突条が延びる方向に間隔を置いて配列された複数の抵抗体と前記抵抗体の表面で前記端縁に近いほうの斜面上に位置する発熱領域を挟んで対向して設けられた電極とを備えた配線層と、
    前記絶縁基板と前記抵抗体と前記電極とを覆って前記突条を横切る方向に前記発熱領域の前後の所定の長さの表面領域が平坦に形成されている保護層と、
    を具備することを特徴とするサーマルプリントヘッド。
  2. 前記保温層は前記突条を横切る方向に前記発熱部の前後の所定の長さの表面領域が平坦に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  3. 前記保温層は前記突条の前記端縁に近いほうの斜面から前記配線層側に突出して前記突条と同じ方向に延びる小突条を備え、この小突条の表面の一部が平坦に形成され、この小突条の平坦に形成された部分に前記発熱領域が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のサーマルプリントヘッド。
  4. 絶縁板と前記絶縁板の主面上にその主面の端縁に接して帯状に延びて頂部の両側に斜面が形成された突条を備えた保温層とを有する絶縁基板を形成する工程と、
    前記突条の前記端縁に近いほうの斜面で前記突条が延びる方向に間隔を置いて配列された複数の抵抗体と前記抵抗体の表面に前記突条の前記端縁に近いほうの斜面に位置する発熱領域を挟んで対向して設けられた電極とを備えた配線層を形成する工程と、
    前記絶縁基板と前記抵抗体と前記電極とを覆う保護層を形成する保護層形成工程と、
    前記保護層の前記突条の前記端縁に近いほうの斜面の前記突条を横切る方向に所定の長さの領域を前記絶縁板の主面に対して所定の角度に研磨して平坦部を形成する保護層研磨工程と、
    を具備することを特徴とするサーマルプリントヘッドの製造方法。
  5. 絶縁板と前記絶縁板の主面上にその主面の端縁に接して帯状に延びて頂部の両側に斜面が形成された突条を備えた保温層とを有する絶縁基板を形成する工程と、
    前記保温層の前記突条の前記端縁に近いほうの斜面の前記突条を横切る方向に所定の長さの領域を前記絶縁板の主面に対して所定の角度に研磨して平坦部を形成する工程と、
    前記平坦部で前記突条が延びる方向に間隔を置いて配列された複数の抵抗体と前記抵抗体の表面に前記突条の前記端縁に近いほうの斜面に位置する発熱領域を挟んで対向して設けられた電極とを備えた配線層を形成する工程と、
    前記絶縁基板と前記抵抗体と前記電極とを覆う保護層を形成する工程と、
    を具備することを特徴とするサーマルプリントヘッドの製造方法。
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