JP5260038B2 - サーマルプリントヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、サーマルプリントヘッドおよびその製造方法に関する。
サーマルプリントヘッドは、抵抗発熱部に配列された複数の発熱体を発熱させ、その熱により感熱記録紙などの被印刷体に文字や図形などの画像を形成する出力用デバイスである。このサーマルプリントヘッドは、バーコードプリンタ、デジタル製版機、ビデオプリンター、イメージャー、シールプリンターなどの記録機器に広く利用されている。
一般的なサーマルプリントヘッドは、放熱板と、放熱板に取り付けられた発熱体板と、発熱体板と同じ側で放熱板に取り付けられた回路基板とを備えている。この発熱体板の放熱板と相対する表面の反対側の表面の帯状に延びる発熱領域には、発熱体が所定の間隔で直線状に配列されている。また、発熱体を駆動する駆動回路の一部となるドライバICは、たとえば発熱体板に搭載されている。
このようなサーマルプリントヘッドを用いたプリンタは、一般的に、所定の弾性を持つ材料で円筒状に形成されたプラテンローラを備えている。このプラテンローラは、発熱抵抗体が配列された主走査方向を軸として、その側面が支持基板上の発熱領域に接するように配置され、その軸を中心に回転可能に設けられる。プラテンローラの回転によって、プラテンローラと発熱領域の間に挿入された媒体は、主走査方向に垂直な副走査方向に移動する。プラテンローラによって媒体を発熱領域に押し付けつつ、その媒体を副走査方向に移動させ、発熱領域の発熱パターンを媒体の移動とともに変化させることにより、所望の画像を被印刷体上に形成する。
特開平2−229054号公報 特開平5−254164号公報 実開平4−89352号公報
サーマルプリントヘッドの印刷の精細度を向上させるためには、発熱体のピッチを小さくする必要がある。一方、印刷可能範囲を大きくするためには、発熱体の数を多くする必要がある。しかし、1個のドライバICで駆動する発熱体の数は、ある程度限定されるため、所定の印刷可能範囲を確保しつつ、精細度を高めるためには、複数のドライバICを用いる必要がある。
1個のドライバICが駆動する発熱体が主走査方向に配列した長さが、そのドライバICの長さよりも短い場合、複数のドライバICを主走査方向に並べて配置することはできない。また、ドライバICから発熱体板の配線パターンへのワイヤボンディングをすべて平行にしようとすると、ドライバICを主走査方向に配列した場合の発熱体のピッチは、ドライバICの電極のピッチに限定されてしまう。
そこで、たとえば特許文献1ないし特許文献3には、ドライバICを主走査方向に対して斜めに配置する方法が開示されている。しかし、発熱体板に形成された配線パターンと同じ面上にドライバICを配置すると、ドライバICは配線パターンを避けて配置する必要があるため、印刷の精細度の向上には限界がある。
そこで、本発明は、サーマルプリントヘッドの印刷の精細度を向上させることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、サーマルプリントヘッドにおいて、長方形の支持基板と、前記支持基板の表面に形成された、前記支持基板の一方の長辺に沿って間隔を置いて配列されて帯状に延びる発熱領域を形成する複数の発熱体と、これらの発熱体のそれぞれに対して設けられ、隣接する前記発熱体をまとめたグループごとに前記発熱領域が延びる方向に対して傾いた直線に沿って配列されたボンディングパッドと、前記発熱体とこの発熱体に対して設けられたボンディングパッドとを接続するリード電極と、を含む配線層と、前記配線層を覆い、前記ボンディングパッドの表面に開口部が形成された保護膜と、前記保護膜の表面に前記グループごとに載置され、それぞれの一部が隣り合う前記グループに属する前記リード電極の上に配置された、前記発熱体を発熱させる複数のドライバICと、前記ドライバICから前記ボンディングパッドに架け渡されたボンディングワイヤと、を具備し、前記ドライバICは、前記ボンディングパッドが配列する直線に対してほぼ平行に配置されていて、前記グループ内での前記ボンディングパッドの前記発熱領域が延びる方向のピッチが前記発熱体のピッチよりも小さく、前記配線層には、さらに、前記ボンディングパッドが配列された直線に沿って形成された入力信号用ボンディングパッドと、前記ドライバICに対して前記発熱領域の反対側で前記支持基板の長辺に沿って配列された複数の信号入力部と、前記入力信号用ボンディングパッドと前記信号入力部とに接続されて前記ドライバICへ入力される信号を伝達する入力信号線とが前記支持基板の表面に形成されていて、前記ボンディングワイヤは、前記ドライバICから前記入力信号用ボンディングパッドにも架け渡されていて、前記配線層には、前記支持基板の前記発熱領域から遠い方の長辺と前記信号入力部との間を延びてさらに前記信号入力部の間を通って前記ドライバICに近づくように延びる接地線が形成されていて、前記ドライバICはそのドライバICに対して前記ボンディングパッドの反対側の複数の場所で前記接地線と前記信号入力部よりも前記発熱領域に近い側で接続されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、サーマルプリントヘッドの印刷の精細度を向上させることができる。
本発明に係るサーマルプリントヘッドの実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施の形態]
図3は、本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態を用いたサーマルプリンタの一部の断面図である。
サーマルプリントヘッド10は、たとえば発熱体板20、回路基板40および放熱板30を有している。発熱体板20は、放熱板30に載置されている。発熱体板20には、主走査方向に延びる発熱領域24が形成されている。
放熱板30は、たとえばアルミニウムなどの金属で形成された板である。発熱領域24に所定の発熱パターンを形成するための制御信号や駆動電力は、たとえばコネクタ46を介して回路基板40に入力され、さらに回路基板40と電気的に接続された発熱体板20に入力される。回路基板40は、たとえばフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)である。
このサーマルプリントヘッド10を用いたサーマルプリンタは、所定の弾性を持つ材料で円筒状に形成されたプラテンローラ50を有している。このプラテンローラ50は、主走査方向に平行な直線上に軸52を持つ。また、プラテンローラ50の側面が発熱領域24に接するように配置され、軸52を中心に回転可能に設けられる。
プラテンローラ50の回転によって、プラテンローラ50と発熱領域24との間に挿入された感熱記録媒体60は、主走査方向に対して垂直な副走査方向に移動する。感熱記録媒体60は、発色温度以上に加熱されると発色する、たとえば感熱紙である。プラテンローラ50によって感熱記録媒体60を発熱領域24に押し付けつつ、その感熱記録媒体60を副走査方向に移動させ、発熱領域24の発熱パターンを感熱記録媒体60の移動とともに変化させることにより、所望の画像を感熱記録媒体60上に形成する。
図1は、本実施の形態における発熱体板の一部を拡大して一部を切り欠いた、図2におけるI−I矢視上面図である。図2は、図1のII−II矢視断面図である。
発熱体板20は、支持基板11と、配線層70と、保護膜14と、ドライバIC42と、ボンディングワイヤ44とを有している。
支持基板11は、絶縁体で形成された板であり、たとえば絶縁板31とその絶縁板31の表面に固着されたグレーズ層32を備えている。絶縁板31は、たとえばアルミナ(Al)などのセラミックで形成されている。グレーズ層32は、たとえば酸化珪素(SiO)で形成されている。
配線層70は、支持基板11の表面に形成されている。この配線層70は、たとえばグレーズ層32の表面に積層した抵抗体層71と電極層72とからなる。抵抗体層71の厚さは、たとえば0.05〜0.07μm程度である。また、電極層72の厚さは、たとえば0.5〜0.7μm程度である。配線層70には、ボンディングパッド75と、リード電極73と、発熱体74とが形成されている。
発熱体74は、複数形成されていて、それぞれ間隔を置いて配列されて帯状に延びる発熱領域24を形成している。このような発熱体74は、たとえば電極層72の一部に設けられた間隙の部分に抵抗体層71が露出することにより、電流が流れると発熱する部分として形成されている。
ボンディングパッド75は、発熱体74のそれぞれに対して設けられている。また、ボンディングパッド75は、隣接する発熱体74をまとめたグループ81ごとに、発熱領域24に対して傾いた直線82に沿って配列されている。本実施の形態では、1つのグループ81は、8個の発熱体74をまとめたものである。
リード電極73は、発熱体74とボンディングパッド75とを接続する。また、発熱体74に対してボンディングパッド75の反対側の電極層72は、たとえば共通電極76に接続されている。
配線層70には、さらに、信号入力部77および入力信号線78が形成されている。信号入力部77には、発熱領域24に所定の発熱パターンを形成するための制御信号や駆動電力が回路基板40から入力されて、入力信号線78を介して伝達される。
保護膜14は、配線層70を覆うように形成されている。また、保護膜14には、ボンディングパッド75の表面および入力信号線78の一部の表面に開口部15が形成されている。保護膜14の厚さは、たとえば3〜10μm程度である。
ドライバIC42は、保護膜14の表面に載置されている。ドライバIC42の厚みは、たとえば0.25〜0.3mm程度である。ボンディングワイヤ44は、ドライバIC42からボンディングパッド75に架け渡されている。発熱領域24を発熱させる駆動回路は、発熱体板20の上に実装されたドライバIC42などによって形成されているドライバIC42およびボンディングワイヤ44は、たとえば樹脂48によって封止されている。
また、ドライバIC42は、図1において1点鎖線で示すグループ81の境界線83を跨いで配置されている。つまり、ドライバIC42の一部は、隣のグループ81のリード電極73の上に配置されている。
なお、本実施の形態では、図の簡略化のために、1つのドライバIC42が駆動する発熱体74の数を比較的少ない8個としている。しかし、1つのドライバIC42が駆動する発熱ビット数をさらに大きくすることもできる。
また、本実施の形態では、ボンディングパッド75から発熱体74に向かう途中でリード電極73を曲げて、ボンディングパッド75の近傍におけるリード電極73の主走査方向へのピッチを、発熱体74の近傍におけるピッチよりも小さくしている。しかし、ボンディングパッド75を配置することができれば、ボンディングパッド75の近傍におけるリード電極73の主走査方向へのピッチを、発熱体74の近傍におけるピッチと等しくしてもよい。
次に、このようなサーマルプリントヘッド10の製造方法を説明する。
図4は、本実施の形態におけるサーマルプリントヘッドの製造方法の流れ図である。
まず、支持基板11を形成する(工程S1)。支持基板11は、たとえばアルミナの板に酸化珪素を融着させて形成する。
次に、たとえば薄膜プロセスによって、支持基板11の表面に抵抗膜を形成し(工程S2)、その表面にさらに電極膜を形成する(工程S3)。その後、抵抗膜および電極膜の積層に、たとえばフォトエングレービングプロセスによってパターニングを施し、配線層70の配線パターンを形成する。その後に、抵抗安定化処理を施してもよい。
さらに、配線層70の表面を覆う保護膜14を形成する。保護膜14は、適切な位置に開口部15ができるように、たとえばシャドウマスクを用いたスパッタリングによって形成する。
このようにして形成された発熱体板20は、放熱板30に貼り付けられる(工程S6)。なお、この状態では、発熱体板20には、ドライバIC42などが取り付けられていない状態である。また、放熱板30には、回路基板40が貼り付けられ(工程S7)て、発熱体板20と回路基板40とを電気的に接続する。
その後、ドライバIC42を保護膜14の上に、ダイボンディングする(工程S8)。さらに、ボンディングパッド75からドライバIC42にボンディングワイヤ44を架け渡(ワイヤボンディング)する(工程S9)。また、この際、ドライバIC42と入力信号線78との間などにもワイヤボンディングを施す。
ワイヤボンディングが終了した後に、ボンディングワイヤ44を樹脂48で封止するなど、必要なモールディングを行う(工程S10)。さらに、コネクタ46を取り付け、必要に応じてカバーを取り付けるなどの外装を施し(工程S11)て、サーマルプリントヘッドが完成する。
ドライバIC42から発熱体74への電気的な接続の一部にワイヤボンディングを用いる場合、ボンディングパッド75にある程度の広がりが必要である。ボンディングパッド75に要求される幅が大きくなり、発熱体74の主走査方向への幅よりも大きくなると、ボンディングパッド75を、主走査方向に配列することができない。
本実施の形態のサーマルプリントヘッド10では、ボンディングパッド75を、1つのドライバIC42によって駆動されるグループ81ごとに主走査方向に対して傾いた直線82に沿って配列している。このため、発熱体74の主走査方向への幅よりも大きなボンディングパッド75を適切に配列することができる。したがって、発熱体74の大きさを小さくし、それらの間隔を小さくすることができる。
また、本実施の形態では、ドライバIC42を保護膜14の表面に載置している。このため、ドライバIC42は、保護膜14の開口部15を避けて配置すればよく、ドライバIC42の配置の自由度が増す。このため、ドライバIC42を、ボンディングパッド75が配列する直線82に沿って配置して、隣のグループ81のリード電極73の上にも、ドライバIC42を配置することができる。したがって、1個のドライバIC42が駆動する発熱体74の主走査方向に沿った長さよりも長いドライバIC42を用いることができる。
さらに、ドライバIC42を保護膜14の表面に載置しているため、配線層70の配線パターンの自由度が増す。配線層70の配線パターンの自由度が小さいと、配線パターンの一部に細い部分を設けなければならない場合がある。また、配線パターンを長く引き回さなければならない場合がある。配線パターンに細い部分を形成すると、その部分の電気抵抗が大きくなる。また、長く引き回された配線パターンの電気抵抗も大きくなる。
配線パターンの電気抵抗が大きくなると、電気的な損失が大きくなる。また、その電気抵抗が、発熱体74に接続される電極ごとに異なると、発熱体74の印刷時の発熱量が均一でなくなり、印刷にムラを生じる場合がある。
しかし、本実施の形態のサーマルプリントヘッド10では、配線層70の配線パターンの自由度を高めることができるため、このような電気抵抗の増加を抑制することが可能であり、印刷ムラを抑制することができる。
このように本実施の形態のサーマルプリントヘッド10では、印刷ムラを抑制しつつ、発熱体74の大きさを小さくし、それらの間隔を小さくすることができるため、印刷の精細度を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明に係るサーマルプリントヘッドの第2の実施の形態における発熱体板の一部を拡大して、一部を切り欠いた上面図である。
本実施の形態のサーマルプリントヘッドは、第1の実施の形態に比べて、1個のドライバIC42が駆動する発熱体74(図1参照)を128個に増加させて、精細度を高めたものである。また、入力信号線78とドライバIC42とのワイヤボンディングする場所を、発熱体74(図1参照)につながるボンディングパッド75と同じ直線状に配置している。
また、配線層70(図2参照)には、接地線79が形成されている。接地線79の表面の複数の場所には、保護膜14の開口部15が設けられている。ドライバIC42は、そのドライバIC42に対して、発熱体74(図1参照)につながるボンディングパッド75の反対側の開口部15で、接地線79に接続されている。接地線79は、このサーマルプリントヘッドを用いたプリンタの接地電位の部分に電気的に接続されている。
このようにドライバIC42への入力側のボンディングワイヤ44を、ドライバIC42に対して、ドライバIC42からの出力側のボンディングワイヤ44と同じ側に設けている。このため、このようなワイヤボンディングに際して、ワイヤボンダーの移動距離が短くなるため、製造時間を短縮することができる。また、開口部15を集約しているため、開口部15の形成のために用いるシャドウマスクのパターンを単純化することができる。
また、ドライバIC42に対してボンディングパッド75の反対側に接地線79を設けているため、幅が広い接地線79を形成することができる。このため、接地線79での電気抵抗を小さくすることができ、接地線79の各部での電位差を小さくすることができる。このため、電気的な損失が低下し、また、電気的に安定する。
このように本実施の形態のサーマルプリントヘッドのように、ドライバIC42が駆動する発熱体74の数が多くなっても、印刷ムラを抑制しつつ、発熱体74の大きさを小さくし、それらの間隔を小さくすることができる。このため、印刷の精細度を向上させることができる。
[その他の実施の形態]
なお、以上の説明は単なる例示であり、本発明は上述の各実施の形態に限定されず、様々な形態で実施することができる。また、各実施の形態の特徴を組み合わせて実施することもできる。
本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態における発熱体板の一部を拡大して一部を切り欠いた、図2におけるI−I矢視上面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態を用いたサーマルプリンタの一部の断面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第1の実施の形態の製造方法の流れ図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの第2の実施の形態における発熱体板の一部を拡大して、一部を切り欠いた上面図である。
符号の説明
10…サーマルプリントヘッド、11…支持基板、14…保護膜、15…開口部、20…発熱体板、24…発熱領域、30…放熱板、31…絶縁板、32…グレーズ層、40…回路基板、42…ドライバIC、44…ボンディングワイヤ、46…コネクタ、48…樹脂、50…プラテンローラ、52…軸、60…感熱記録媒体、70…配線層、71…抵抗体層、72…電極層、73…リード電極、74…発熱体、75…ボンディングパッド、76…共通電極、77…信号入力部、78…入力信号線、79…接地線、81…グループ、82…直線

Claims (1)

  1. 長方形の支持基板と、
    前記支持基板の表面に形成された、前記支持基板の一方の長辺に沿って間隔を置いて配列されて帯状に延びる発熱領域を形成する複数の発熱体と、これらの発熱体のそれぞれに対して設けられ、隣接する前記発熱体をまとめたグループごとに前記発熱領域が延びる方向に対して傾いた直線に沿って配列されたボンディングパッドと、前記発熱体とこの発熱体に対して設けられたボンディングパッドとを接続するリード電極と、を含む配線層と、
    前記配線層を覆い、前記ボンディングパッドの表面に開口部が形成された保護膜と、
    前記保護膜の表面に前記グループごとに載置され、それぞれの一部が隣り合う前記グループに属する前記リード電極の上に配置された、前記発熱体を発熱させる複数のドライバICと、
    前記ドライバICから前記ボンディングパッドに架け渡されたボンディングワイヤと、
    を具備し、
    前記ドライバICは、前記ボンディングパッドが配列する直線に対してほぼ平行に配置されていて、
    前記グループ内での前記ボンディングパッドの前記発熱領域が延びる方向のピッチが前記発熱体のピッチよりも小さく、
    前記配線層には、さらに、前記ボンディングパッドが配列された直線に沿って形成された入力信号用ボンディングパッドと、前記ドライバICに対して前記発熱領域の反対側で前記支持基板の長辺に沿って配列された複数の信号入力部と、前記入力信号用ボンディングパッドと前記信号入力部とに接続されて前記ドライバICへ入力される信号を伝達する入力信号線とが前記支持基板の表面に形成されていて、
    前記ボンディングワイヤは、前記ドライバICから前記入力信号用ボンディングパッドにも架け渡されていて、
    前記配線層には、前記支持基板の前記発熱領域から遠い方の長辺と前記信号入力部との間を延びてさらに前記信号入力部の間を通って前記ドライバICに近づくように延びる接地線が形成されていて、
    前記ドライバICはそのドライバICに対して前記ボンディングパッドの反対側の複数の場所で前記接地線と前記信号入力部よりも前記発熱領域に近い側で接続されている、
    ことを特徴とするサーマルプリントヘッド。
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