JP2011055148A - 映像合成装置、映像表示装置および映像合成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力映像信号に応じて、立体視用映像または二次元映像のグラフィック画像を合成した映像を表示すること。
【解決手段】信号判別部201は入力映像信号が立体視用映像か二次元映像かを判別する。入力映像信号が立体視用映像である場合、OSD生成部211が個別に生成した左目用と右目用のOSD画像信号を、入力映像信号から左右画像分離部221が分離した左目用または右目用の映像信号にブレンド処理部222,223が同期して合成し、フレームレート変換部224が画像フレーム配列を生成して、この画像フレーム配列の画像フレームを所定順序で順次表示器61に出力する。入力映像信号が二次元映像である場合、生成した二次元のOSD画像信号を、入力映像信号に同期して合成した画像フレーム配列が生成される。さらに、この画像フレーム配列が所定順序で順次出力される。
【選択図】 図2
【解決手段】信号判別部201は入力映像信号が立体視用映像か二次元映像かを判別する。入力映像信号が立体視用映像である場合、OSD生成部211が個別に生成した左目用と右目用のOSD画像信号を、入力映像信号から左右画像分離部221が分離した左目用または右目用の映像信号にブレンド処理部222,223が同期して合成し、フレームレート変換部224が画像フレーム配列を生成して、この画像フレーム配列の画像フレームを所定順序で順次表示器61に出力する。入力映像信号が二次元映像である場合、生成した二次元のOSD画像信号を、入力映像信号に同期して合成した画像フレーム配列が生成される。さらに、この画像フレーム配列が所定順序で順次出力される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、オンスクリーンディスプレイなどのグラフィック画像を生成して表示する映像合成装置、映像表示装置および映像合成方法に関する。
近年、立体視用映像コンテンツを表示する機能を搭載したテレビジョン受像機や映像モニター装置が広く普及してきている。また、このようなテレビジョン受像機や映像モニター装置の普及だけでなく、多くの立体視用映像コンテンツが、多数の放送事業者やインターネット上のコンテンツサーバから提供されるようになっている。なお、立体視用映像コンテンツの映像信号は、これまでの一般的な非立体視用映像コンテンツである二次元映像コンテンツの二次元映像信号とは異なる、立体視用映像信号として提供されている場合が多い。そして、この立体視用映像信号としての実装のために、様々な手法が開示され、また実現されている。
例えば、特許文献1では、一般に流通しているLCDに代表される蓄積・上書き型のディスプレイと電子シャッタ付き眼鏡との組み合わせによる立体映像装置における、電子シャッタの開閉タイミングを制御する手法が開示されている。
また一方で、依然として、二次元映像コンテンツの映像信号を表示するテレビジョン受像機や映像モニター装置や、二次元映像コンテンツの提供が一般的であるので、立体視映像だけでなく二次元映像も切替えて表示するための手法の開示も必要である。
例えば特許文献2では、2次元画像と立体画像を切換えて表示可能であって、従来よりも表示品位が高く、高速な切替えが可能であり、2次元画像と立体画像の混在表示が任意の選択領域で表示可能な立体画像表示装置に関する手法が開示されている。
しかし、特許文献1による手法では、電子シャッタの開閉時間が短いために映像信号の輝度が低くなることにより、画面上で立体画像が表示される領域は制限されていた。そして、この制限により立体画像が表示できない領域には映像に関するロゴや解説文等の情報がグラフィック画像であるOSD(On Screen Display;以下、OSDと称する)として表示される構成となっていて、換言すると、このOSDは非立体映像として表示されていた。
また、特許文献2による手法では、2次元画像と立体画像を切換えて表示するために、複屈折性レンズアレイとしての液晶レンズ、および、複屈折位相変調手段としての1/2波長フィルムまたは強誘電性液晶セルを備えていた。また、これら複屈折性レンズアレイや複屈折位相変調手段によるレンズ効果が電圧により制御される、といった複雑な構成によって、2次元画像と立体画像を切換えて表示するものであった。また、表示した2次元画像または立体画像に合成するグラフィック画像に関しては、全く記述されていなかった。
すなわち従来は、入力された映像信号は、入力映像信号に応じて、立体視用映像と二次元映像とを切り替えて表示することはできたが、入力信号に含まれないグラフィック画像を、入力映像信号に応じて、立体視用映像または二次元映像として切替えて表示することはできなかった。
そこで、本発明は上述した課題を解決するために、入力映像信号に応じて、立体視用映像または二次元映像のグラフィック画像を合成した映像を表示することができる映像合成装置、映像表示装置および映像合成方法を提供することを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するため、左目用の映像信号と右目用の映像信号とを含む立体視用映像信号から、左目用の画像フレームと右目用の画像フレームとを分離して抽出するフレーム抽出手段と、前記フレーム抽出手段が抽出した前記左目用の画像フレームに重畳して画面表示する左目用のグラフィック画像と、前記フレーム抽出手段が抽出した前記右目用の画像フレームに重畳して画面表示する右目用のグラフィック画像とを生成するグラフィック画像生成手段と、前記グラフィック画像生成手段が生成した前記左目用のグラフィック画像を所定の前記左目用の画像フレームに同期をとって合成した新たな左目用の画像フレームと、前記グラフィック画像生成手段が生成した前記右目用のグラフィック画像を所定の前記右目用の画像フレームに同期をとって合成した新たな右目用の画像フレームとを生成する合成画像生成手段と、前記合成画像生成手段が生成した前記新たな左目用の画像フレームおよび前記新たな右目用の画像フレームに基づいてフレーム補間し、フレーム数を増やした左目用画像フレーム群と、フレーム数を増やした右目用画像フレーム群とを生成するフレーム群生成手段と、前記フレーム群生成手段が生成した左目用画像フレーム群と右目用画像フレーム群とが、交互に画面上に表示されるように、前記数を増やした複数の左目用の画像フレームと前記数を増やした複数の右目用の画像フレームとで画面上の表示を順次書き換えて出力する画像出力手段と、を具備することを特徴とするものである。
また本発明は上述した課題を解決するため、左目用の映像信号と右目用の映像信号とを含む立体視用映像信号から、左目用の画像フレームと右目用の画像フレームとを分離して抽出し、抽出した前記左目用の画像フレームに重畳して画面表示する左目用のグラフィック画像と、抽出した前記右目用の画像フレームに重畳して画面表示する右目用のグラフィック画像とを生成し、生成した前記左目用のグラフィック画像を所定の前記左目用の画像フレームに同期をとって合成した新たな左目用の画像フレームと、生成した前記右目用のグラフィック画像を所定の前記右目用の画像フレームに同期をとって合成した新たな右目用の画像フレームとを生成し、生成した前記新たな左目用の画像フレームおよび前記新たな右目用の画像フレームに基づいてフレーム補間し、フレーム数を増やした左目用画像フレーム群と、フレーム数を増やした右目用画像フレーム群とを生成し、生成した左目用画像フレーム群と右目用画像フレーム群とが、交互に画面上に表示されるように、前記数を増やした複数の左目用の画像フレームと前記数を増やした複数の右目用の画像フレームとで画面上の表示を順次書き換えて出力する、ことを特徴とするものである。
本発明によれば、入力映像信号に応じて、立体視用映像または二次元映像のグラフィック画像を合成した映像を表示することができる映像合成装置、映像表示装置および映像合成方法を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明における第1の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る映像合成装置を備える映像表示装置であるテレビジョン受像機10の構成を示すブロック図である。
本第1の実施形態に係るテレビジョン受像機10は、放送波処理部20、外部機器IF部31、信号処理制御部40、操作部51、受光部52、表示器61、スピーカ62、シャッタ制御部81などで構成されている。また、表示器61は、液晶パネル101、バックライト102などで構成されている。さらに、放送波処理部20にはアンテナATが接続されていて、受光部52はリモコンRCと、シャッタ制御部81は立体視用眼鏡EGとそれぞれ情報の情報のやりとりを行う。
以下、本発明における第1の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る映像合成装置を備える映像表示装置であるテレビジョン受像機10の構成を示すブロック図である。
本第1の実施形態に係るテレビジョン受像機10は、放送波処理部20、外部機器IF部31、信号処理制御部40、操作部51、受光部52、表示器61、スピーカ62、シャッタ制御部81などで構成されている。また、表示器61は、液晶パネル101、バックライト102などで構成されている。さらに、放送波処理部20にはアンテナATが接続されていて、受光部52はリモコンRCと、シャッタ制御部81は立体視用眼鏡EGとそれぞれ情報の情報のやりとりを行う。
テレビジョン受像機10は、放送波処理部20、外部機器IF部31などから提供される立体視用映像(以下、3D映像とも称する)または、一般的な非立体視用映像である二次元映像(以下、2D映像とも称する)の信号を取得する。さらに、テレビジョン受像機10は、取得した立体視用映像または二次元映像の信号に応じて、立体視用または二次元の、文字や図形などのグラフィックを表示するグラフィック画像であるOSD(On Screen Display;以下、OSDと称する)画像の信号を生成し、取得した立体視用映像または二次元映像に重畳して表示器61に表示する。さらに、テレビジョン受像機10は、取得した立体視用映像または二次元映像に応じて、立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉を制御する。
放送波処理部20は、アンテナATによって受信されたデジタル放送波やアナログ放送波の信号を取得し、この取得した信号に対して特定チャンネルの選局処理および復調復号処理を施し、番組の映像音声データや電子番組表(以下、EPGとも称する)を生成するためのデータなどを信号処理制御部40に出力する。本第1の実施形態では、放送波処理部20は、立体視用映像信号および二次元映像信号が含まれる信号を取得する。
外部機器IF部31は、HDMI(登録商標)規格やUSB規格、IEEE1394規格などの様々な規格に準じた接続部によりテレビジョン受像機10の外部機器に接続し、この接続した外部機器から提供される映像音声データやEPGを作成するためのデータなどを取得して信号処理制御部40へ出力する。また、外部機器IF部31は、HDMI規格やUSB規格、IEEE1394規格などに準じた接続部によりテレビジョン受像機10の外部HDDやメモリーカードなどの記録媒体に接続して、この接続した記録媒体との間で番組の映像音声データなどを出力または入力する。この外部機器IF部31は、テレビジョン受像機10の外部機器から立体視用映像信号および二次元映像信号が含まれる信号を取得する。
操作部51は、テレビジョン受像機10を操作する操作入力の情報を受信して信号処理制御部40へ出力する。同様に受光部52は、リモコンRCからの操作入力の情報を受光(受信)して信号処理制御部40へ出力する。
信号処理制御部40は、操作部51や受光部52からの操作入力の情報に基づいて、放送波処理部20や外部機器IF部31などから取得された信号に対して、圧縮されたデータの伸張処理などの様々な処理や、EPGを作成するためのデータ抽出処理を施す。この信号処理制御部40は、入力された信号(データ)に対して、MPEG符号化/復号化演算処理や、映像信号と音声信号の分離処理などの様々な処理を施して表示器61へ映像信号を出力し、スピーカ62へ音声信号を出力する。また、信号処理制御部40はCPUを備えていて、信号処理制御部40自身に備えられた各モジュールや信号処理制御部40自身に接続された各モジュールを利用して複数の処理の実行を制御する。
本第1の実施形態では、信号処理制御部40は、放送波処理部20や、外部機器IF部31などから取得された立体視用映像信号および二次元映像信号が含まれる信号に所定の処理を施し、立体視用映像または二次元映像を表示器61へ表示させる。また、信号処理制御部40は、取得した立体視用映像または二次元映像の信号に応じて、立体視用または二次元のOSD画像の信号を生成し、取得した立体視用映像または二次元映像に重畳して表示器61に表示させる。また、信号処理制御部40は、取得した立体視用映像または二次元映像に応じて、立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉を制御するための情報をシャッタ制御部81へ出力する。
表示器61は、信号処理制御部40から入力された映像信号を表示する表示モジュールであって、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などの薄型ディスプレイである。この表示器61は、信号処理制御部40から入力された映像信号を、映像を表示する光透過型の映像表示パネルである液晶パネル101に表示し、また、信号処理制御部40からの制御信号に応じてバックライト102の照明を点灯または消灯する。なお、以降の説明は、表示器61の例として液晶ディスプレイを適用するが、これに限定されるものではない。
液晶パネル101は、信号処理制御部40から入力された映像信号を表示する複数の表示画素を、所定数量のマトリクス状に配置している映像表示パネルである。この液晶パネル101は、信号処理制御部40から入力された映像信号に基づいて、所定の走査線に対する走査に従って、画面上の表示を順次書き換えていくことで映像を表示していく。
バックライト102は、液晶パネル101の裏面から当該液晶パネル101を照明するための光源であって、直下型の冷陰極管や、直下型又はサイド照射型のLED、EL(Electro-Luminescence)などを利用した光源である。本第1の実施形態では、バックライト102は、直下型又はサイド照射型を利用したLED光源であり、信号処理制御部40からの制御情報に応じて点灯または消灯する。
スピーカ62は、信号処理制御部40から入力された音声信号を出力する。
シャッタ制御部81は、信号処理制御部40から入力された情報に基づいて、立体視用眼鏡EGに備えられた左目用シャッタおよび右目用シャッタの開閉を制御するシャッタ制御信号を出力する。本第1の実施形態では、シャッタ制御部81は、信号処理制御部40と別体として構成される例を説明するが、信号処理制御部40に一体で構成される実施形態であってもよい。
シャッタ制御部81は、信号処理制御部40から入力された情報に基づいて、立体視用眼鏡EGに備えられた左目用シャッタおよび右目用シャッタの開閉を制御するシャッタ制御信号を出力する。本第1の実施形態では、シャッタ制御部81は、信号処理制御部40と別体として構成される例を説明するが、信号処理制御部40に一体で構成される実施形態であってもよい。
なお、本第1の実施形態は、本発明に係る構成を適用した映像表示装置として、テレビジョン受像機を例とした形態であるが、本第1の実施形態と同様の構造の、HDDレコーダ、DVDレコーダ、パーソナルコンピュータ、携帯移動端末などを例とした形態であっても構わない。またさらには、テレビ放送や衛星放送だけでなく、ラジオ放送やインターネット等を用いた有線放送などを受信する映像表示装置である、例えばセットトップボックスなどを例とした実施形態であってもよい。
このような構成により、本発明の第1の実施形態に係るテレビジョン受像機10は、取得した立体視用映像または二次元映像の信号を取得し、この取得した立体視用映像または二次元映像の信号に応じて、立体視用または二次元のOSD画像の信号を生成して、取得した立体視用映像または二次元映像に重畳して表示器61に表示する。さらに、テレビジョン受像機10は、取得した立体視用映像または二次元映像に応じて、立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉を制御する。
つまり、これらの処理は、放送波処理部20、外部機器IF部31などから取得した映像信号に基づいて、主に信号処理制御部40が実行するものである。
次に、図2を用いて、図1で説明した信号処理制御部40に主として備えられ、入力された映像信号に応じて、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する各ブロックを説明する。
次に、図2を用いて、図1で説明した信号処理制御部40に主として備えられ、入力された映像信号に応じて、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する各ブロックを説明する。
図2は、本第1の実施形態における、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する各ブロックによるシステム構成図である。
そして、図2に示したこのシステム構成により映像合成装置が構成される。また、この映像合成装置は、信号処理制御部40と別体で構成されてもよい。
本第1の実施形態に係る信号処理制御部40は、信号判別部201、OSD生成部211、左目用OSDバッファ212、右目用OSDバッファ213、セレクタ214、左右画像分離部221、ブレンド処理部222,223、フレームレート変換部224、表示無効部231などを備えている。
本第1の実施形態に係る信号処理制御部40は、信号判別部201、OSD生成部211、左目用OSDバッファ212、右目用OSDバッファ213、セレクタ214、左右画像分離部221、ブレンド処理部222,223、フレームレート変換部224、表示無効部231などを備えている。
信号判別部201は、入力された映像信号が、立体視用映像か二次元映像かを判別して、この判別した結果を他の各ブロックに出力する。例えば、信号判別部201は、外部機器IF部31を介して、HDMI規格に準じた接続部に接続された外部機器から提供される映像信号の種別を示す情報に基づいて判別する。具体的には、HDMI規格のVer1.4で定義された3D映像のデータ転送に関する取り決めに基づいて、HDMI規格に準じた接続部に接続された外部機器との接続認証におけるネゴシエーションにより取り交わされる情報により、信号判別部201は判別を行うことが可能となる。
また更には、信号判別部201は、放送波処理部20や、外部機器IF部31などから入力された映像信号の符号化に関する情報に含まれる立体視用コンテンツ識別情報の検出や、両眼視差を利用するSide−by−Side方式などの立体視用映像特有の画像フォーマットの検出などを、それぞれ単独的にもしくは複合的に実行することで立体視用映像の特徴を有するかを検出して判別することも可能であり、特定の手法に限定されるものではない。
OSD生成部211は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、左目用のOSD画像信号を生成して左目用OSDバッファ212へ出力し、同様に、右目用のOSD画像信号を生成して右目用OSDバッファ213へ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、OSD生成部211は、二次元のOSD画像信号を生成して、右目用OSDバッファ213へ出力する。
左目用OSDバッファ212は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、OSD生成部211から入力された左目用のOSD画像信号を格納し、所定のタイミングでセレクタ214へ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合、左目用OSDバッファ212は、OSD生成部211からの入力信号がないので、何も格納しない。
右目用OSDバッファ213は、OSD生成部211から入力された、立体視用映像に対応する右目用のOSD画像信号または、二次元映像に対応する二次元のOSD画像信号を格納し、所定のタイミングでセレクタ214およびブレンド処理部223へ出力する。
セレクタ214は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、左目用OSDバッファ212から入力された左目用のOSD画像信号をブレンド処理部222へ出力するように、入力信号の選択を切替えた状態にしておく。一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、セレクタ214は、右目用OSDバッファ213から入力された二次元のOSD画像信号をブレンド処理部222へ出力するように、入力信号の選択を切替えた状態にしておく。
左右画像分離部221は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、入力された立体視用映像信号の画像フレームに含まれる左目用の映像信号(左目用の画像フレームの信号)と右目用の映像信号(左目用の画像フレームの信号)とを、画像フレーム単位で所定の処理を施して抽出し、2つの画像フレームに分離してブレンド処理部222,223へ出力する。なお、左目用の映像信号および右目用の映像信号は、走査線の奇数と偶数とに交互に配置される形態や、画像フレームの左側の領域と右側の領域に配置される形態などのエンコード方式の形態で多重化される。さらには、左目用および右目用の映像信号は、所定の画素数からなる方形の領域がチェッカーフラッグ様に配置される形態、左目用および右目用の画像フレームが時分割して交互に配列される形態などのエンコード方式の形態で多重化されることもある。
一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、左右画像分離部221は、入力された映像信号に左目用および右目用の映像信号が存在しないので分離はせず、入力された映像信号による二次元の画像フレームを抽出してブレンド処理部222,223それぞれへ出力する。
ブレンド処理部222は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、左右画像分離部221から入力された左目用の映像信号と、セレクタ214を介して左目用OSDバッファ212から入力された左目用のOSD画像信号とを合成(重畳)した新たな左目用の画像フレームを生成してフレームレート変換部224へ出力する。また、ブレンド処理部223は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、左右画像分離部221から入力された右目用の映像信号と、右目用OSDバッファ213から入力された右目用のOSD画像信号とを合成(重畳)した新たな右目用の画像フレームを生成してフレームレート変換部224へ出力する。
そして、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合でも、ブレンド処理部222,223は、立体視用映像信号に対する処理と同様の処理を施して合成(重畳)した画像フレームを、フレームレート変換部224へ出力する。
フレームレート変換部224は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、ブレンド処理部222から入力された左目用の画像フレームに基づいて、所定の数の画像フレームである内挿フレームを追加してフレーム補完し、フレーム数を増やした複数の左目用の画像フレームを配列した左目用画像フレーム群を生成する。また同様に、フレームレート変換部224は、ブレンド処理部223から入力された右目用の画像フレームに基づいて、数を増やした複数の右目用の画像フレームを配列した右目用画像フレーム群を生成する。
すわなち、内挿フレームにより生成された左目用画像フレーム群および右目用画像フレーム群は、ブレンド処理部222から入力された左目用の画像フレームおよび右目用の画像フレームよりも画像フレームの数が多いので、フレーム間隔が短く(または、フレームレートが大きく)なるように変換されることになる。またさらに、フレームレート変換部224は、生成された左目用画像フレーム群および右目用画像フレーム群それぞれの特定の画像フレームを、所定順序で表示器61に対して出力して表示させる。
一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、フレームレート変換部224は、ブレンド処理部222,223の両方から入力された画像フレームの何れか一方を選択し、この選択した画像フレームに基づいて、所定の数の画像フレームである内挿フレームを追加してフレーム補完する。また、フレームレート変換部224は、このようにしてフレーム数を増やした複数の二次元の画像フレームを配列した二次元画像フレーム群を生成する。そして、このフレームレート変換部224は、生成された二次元画像フレーム群を、所定順序で表示器61に対して出力して表示させる。
表示無効部231は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、表示器61に表示される画像フレームの表示が所定タイミングにおいて無効となるように、当該所定のタイミングでバックライト102を消灯するか、または、表示器61の表示が非表示状態となる映像信号を液晶パネル101へ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、表示無効部231は、基本的には、表示器61に表示される画像フレームの表示が有効となるように制御するが、いわゆる「動きボケ」を解消する目的で、所定のタイミングで表示を無効とするように制御することもある。
シャッタ制御部81は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、フレームレート変換部224が左目用または右目用の画像フレームを出力するタイミングと同期して、立体視用眼鏡EGに備えられた左目用シャッタおよび右目用シャッタを交互に開閉するシャッタ制御信号を立体視用眼鏡EGへ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合、シャッタ制御部81は、立体視用眼鏡EGに備えられた左目用シャッタおよび右目用シャッタそれぞれが定常的に開となるシャッタ制御信号を立体視用眼鏡EGへ出力する。
前述したとおり、フレームレート変換部224が画像フレームを出力するタイミングで、シャッタ制御部81がシャッタの開閉を制御するシャッタ制御信号を出力するように、図2に示したほとんどのブロックは、所定のタイミングで同期して処理を実行する必要がある。本第1の実施形態では、左右画像分離部221が画像フレームを出力するタイミングに基づいて、シャッタ制御部81が管理する所定の同期信号により、図2に示した各ブロックが所定のタイミングで同期して処理を実行することが好ましい。しかし、シャッタ制御部81が所定の同期信号を管理するのではなく、他のブロックが管理する実施形態であっても構わない。
また、図2に示したシステム構成図において、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合に、右と左の定義を逆とした構成としてもよい。具体的には、立体視用映像の場合に、左目用OSDバッファ212と右目用OSDバッファ213とに格納するOSD画像信号の左右が逆になる。そして、左右画像分離部221がブレンド処理部222,223に出力する映像信号の左右も逆になり、フレームレート変換部224がブレンド処理部222,223から入力される画像フレームの左右も逆になる。また、これら以外のブロックでも左右の定義が逆として処理される。
さらに、図2に示したシステム構成図において、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元用映像であると判別した場合に、左右画像分離部221が、入力された二次元の映像信号をブレンド処理部222,223の何れか一方へ出力するようにしてもよい。このような構成では、フレームレート変換部224は、ブレンド処理部222,223のうちの信号が入力されたほうの一方から入力される信号を選択することになる。さらに、ブレンド処理部222,223のうちの映像信号が入力されないほうの一方は、OSD画像信号を入力される必要がなくなり、また、入力されたとしても出力する必要がなくなる。
また、セレクタ214が、左目用OSDバッファ212とブレンド処理部222の間に設けられるのではなく、右目用OSDバッファ213とブレンド処理部223の間に設けられてもよい。
このようなシステムの構成により、本発明の第1の実施形態に係る信号処理制御部40は、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する。
次に、図3を用いて、図2で説明した各ブロックによって実行される、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理の動作を説明する。
図3は、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、信号判別部201は、入力された映像信号が立体視用映像か二次元映像かを判別する(S301)。信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合(S301のYes)、OSD生成部211は、左目用のOSD画像信号を生成して左目用OSDバッファ212へ出力し、同様に、右目用のOSD画像信号を生成して右目用OSDバッファ213へ出力する(S302)。
まず、信号判別部201は、入力された映像信号が立体視用映像か二次元映像かを判別する(S301)。信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合(S301のYes)、OSD生成部211は、左目用のOSD画像信号を生成して左目用OSDバッファ212へ出力し、同様に、右目用のOSD画像信号を生成して右目用OSDバッファ213へ出力する(S302)。
また、左右画像分離部221は、入力された映像信号の画像フレームに含まれる左目用の映像信号と右目用の映像信号とを抽出して分離したそれぞれの信号をブレンド処理部222,223へ出力する(S303)。
そして、ブレンド処理部222は、分離された左目用の映像信号と、セレクタ214を介して左目用OSDバッファ212から入力された左目用のOSD画像信号とを、所定のタイミングで合成(重畳)した新たな左目用の画像フレームを生成してフレームレート変換部224へ出力する。同様に、ブレンド処理部223は、分離された右目用の映像信号と、右目用OSDバッファ213から入力された右目用のOSD画像信号とを、所定のタイミングで合成(重畳)した新たな右目用の画像フレームを生成してフレームレート変換部224へ出力する(S304)。このとき、セレクタ214は、左目用のOSD画像信号をブレンド処理部222へ出力するように、入力信号の選択を切替えた状態にしておく。
さらに、フレームレート変換部224は、ブレンド処理部222から入力された左目用の画像フレームに基づいて生成した左目用画像フレーム群の特定の画像フレームと、ブレンド処理部223から入力された右目用の画像フレームに基づいて生成した右目用画像フレーム群の特定の画像フレームとを交互に配列し、所定順序で表示器61に対して出力して表示させる(S305)。
一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合(S301のNo)、OSD生成部211は、二次元のOSD画像信号を生成して、右目用OSDバッファ213へ出力する(S306)。また、左右画像分離部221は、入力された映像信号を分離せずに、入力された映像信号による二次元の画像フレームをブレンド処理部222,223それぞれへ出力する(S307)。
そして、ブレンド処理部222は、左右画像分離部221からの入力映像信号と、セレクタ214を介して右目用OSDバッファ213から入力された二次元のOSD画像信号とを、所定のタイミングで合成(重畳)した新たな二次元の画像フレームを生成してフレームレート変換部224へ出力する。同様に、ブレンド処理部222は、左右画像分離部221からの入力映像信号と、右目用OSDバッファ213から入力された二次元のOSD画像信号とを、所定のタイミングで合成(重畳)した新たな二次元の画像フレームを生成してフレームレート変換部224へ出力する(S308)。このとき、セレクタ214は、右目用のOSD画像信号をブレンド処理部222へ出力するように、入力信号の選択を切替えた状態にしておく。
さらに、フレームレート変換部224は、ブレンド処理部222,223の両方から入力された画像フレームのうち一方に基づいて生成した二次元画像フレーム群の特定の画像フレームを、所定順序で表示器61に対して出力して表示させる(S309)。
このようにして、本第1の実施形態に係る信号処理制御部40などに備えられた各ブロックによって、入力された映像信号が立体視用映像か二次元映像かに応じて、入力映像信号に対応するOSD画像が生成され、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像が重畳されて表示される。
次に、図4〜8を用いて、図2で説明した各ブロックによって実行される、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理における基本的な処理である、入力された立体視用映像を表示する処理を説明する。
まず、図4,5を用いて、図2で説明した信号判別部201および左右画像分離部221に入力される立体視用映像信号の具体例を説明する。
図4,5は、立体視用映像信号の具体例を示す図である。
具体的には、図4に示す立体視用映像信号の画像フレームV1は、1走査線毎に左目用の映像信号Lと右目用の映像信号Rとを交互に有するエンコード方式で、左目用および右目用の映像信号が多重化されている。そして、左右画像分離部221は、入力された画像フレームV1に基づいて、左目用の映像信号Lをノンインターレース変換した左目用の画像フレームL1と、右目用の映像信号Rをノンインターレース変換した右目用の画像フレームR1とをそれぞれ抽出して、2つの画像フレームに分離する。
図4,5は、立体視用映像信号の具体例を示す図である。
具体的には、図4に示す立体視用映像信号の画像フレームV1は、1走査線毎に左目用の映像信号Lと右目用の映像信号Rとを交互に有するエンコード方式で、左目用および右目用の映像信号が多重化されている。そして、左右画像分離部221は、入力された画像フレームV1に基づいて、左目用の映像信号Lをノンインターレース変換した左目用の画像フレームL1と、右目用の映像信号Rをノンインターレース変換した右目用の画像フレームR1とをそれぞれ抽出して、2つの画像フレームに分離する。
また、図5に示す立体視用映像信号の画像フレームV2(V3)は、1つの画像フレームの左側の領域に左目用の映像信号Lを、右側の領域に右目用の映像信号Rを有するエンコード方式で、左目用および右目用の映像信号が多重化されている。そして、左右画像分離部221は、入力された画像フレームV2(V3)に基づいて、左目用の映像信号Lを水平二倍伸張した左目用の画像フレームL2(L3)と、右目用の映像信号Rを水平二倍伸張した右目用の画像フレームR2(R3)とをそれぞれ抽出して、2つの画像フレームに分離する。
さらに、図示しない、所定の画素数からなる方形の領域がチェッカーフラッグ様に配置されるエンコード方式で左目用および右目用の映像信号が多重化される場合も、図5に示した立体視用映像信号と同様の処理によって、左目用および右目用の画像フレームが抽出される。
また、図示しない、左目用の画像フレームと右目用の画像フレームとが時分割して交互に配列される形態などのエンコード方式の場合は、1つの画像フレームからの左目用および右目用の画像フレームの抽出はされず、配列された画像フレーム単位で、左目用および右目用の画像フレームが抽出される。
図4,5に示した立体視用映像信号のエンコード方式などに関する情報は、HDMI規格に基づく外部機器との接続認証に係る情報や、入力された映像信号の符号化に関する情報に含まれている。従って、信号判別部201は、このような情報を利用して、入力された映像信号が立体視用映像か否かを判別することができる。
次に、図6,7を用いて、図2で説明した信号判別部201および左右画像分離部221に入力される立体視用映像信号に基づいて、フレームレートが変換されて配列された、表示器61へ出力される画像フレームの具体例を説明する。
図6,7は、入力される立体視用映像信号に基づいて、フレームレートが変換されて配列された、表示器61へ出力される画像フレームの具体例を説明するための概念図である。
具体的には、図6は、図5に示した立体視用映像信号に基づいて、表示器61へ出力される画像フレームの具体例を示している。図6に示すように、左目用の映像信号Lおよび右目用の映像信号Rが多重化された画像フレームV2,V3は、1/60[s]のフレーム間隔(60[f/s]のフレームレート)で入力される。
画像フレームV2から抽出されて分離された左目用の画像フレームL2および右目用の画像フレームR2は、ブレンド処理部222,223にてそれぞれ所定の処理を施されてフレームレート変換部224へ入力される。そして、フレームレート変換部224は、入力された左目用の画像フレームL2に基づいて、内挿フレームである画像フレームL2aを生成し、画像フレームL2,L2aを配列した左目用画像フレーム群L2grpを生成する。同様にして、フレームレート変換部224は、入力された右目用の画像フレームR2に基づいて、内挿フレームである画像フレームR2aを生成し、画像フレームR2,R2aを配列した右目用画像フレーム群R2grpを生成する。
なお、ここで、左目用および右目用の内挿フレームがそれぞれ1つずつ生成される実施形態を説明したが、生成される内挿フレームの数はさらに多くてもよく、限定されるものではない。また、内挿フレームは、基となる画像フレームをコピーして生成されてもよいし、左目用または右目用の画像フレーム毎に、直前または直後の画像フレームに基づいて所定の処理を施して画像補完して生成されてもよい。
また、フレームレート変換部224は、生成された左目用画像フレーム群L2grpおよび右目用画像フレーム群R2grpそれぞれを時分割して交互に配列して、それぞれの画像フレーム群から特定の画像フレームを順次表示器61に対して出力して表示させる。
さらに具体的には、フレームレート変換部224は、画像フレームL2,L2a,R2,R2aの順で表示器61へ順次出力する。そして、画像フレームV3に対しても、同様の処理が施され、画像フレームL3,L3aを配列した左目用画像フレーム群L3grpおよび、画像フレームR3,R3aを配列した右目用画像フレーム群R3grpが生成される。さらに、画像フレームL3,L3a,R3,R3aの順で、それぞれの画像フレームが表示器61へ出力される。
すなわち、フレームレート変換部224は、入力される1つの立体視用映像信号の画像フレームに基づいて、2つの左目用の画像フレームおよび2つの右目用の画像フレームを時分割して交互に配列して、順次表示器61へ出力するので、1/60[s]のフレーム間隔が1/240[s]のフレーム間隔(240[f/s]のフレームレート)に変換される。
また、図7に示すように、左目用の映像信号である画像フレームV21,V23および右目用の映像信号である画像フレームV22,V24は、1/120[s]のフレーム間隔(120[f/s]のフレームレート)で右目用および左目用の画像フレームが交互に入力される。
このような立体視用映像信号が入力された場合、画像フレーム単位で、左目用および右目用の2つの画像フレームがそれぞれ抽出される。そして、フレームレート変換部224は、入力された左目用の画像フレームV21に基づいて、画像フレームL21(V21),L21aを配列した左目用画像フレーム群L21grpおよび、入力された右目用の画像フレームV22に基づいて、画像フレームR22(V22),R22aを配列した右目用画像フレーム群R22grpを生成する。さらに、フレームレート変換部224は、画像フレームL21,L21a,R22,R22aの順で、それぞれの画像フレームを表示器61へ出力する。同様に、画像フレームV23、V24に対しても、同様の処理が施され、画像フレームL23,L23a,R24,R24aの順で、それぞれの画像フレームが表示器61へ出力される。
すなわち、図7に示した1/120[s]のフレーム間隔の立体視用映像信号であっても、フレームレート変換部224は、交互に入力される左目用または右目用の画像フレームに基づいて、2つの画像フレームを配列して、順次表示器61へ出力するので、1/120[s]のフレーム間隔が1/240[s]のフレーム間隔に変換される。
次に、図8を用いて、表示器61への立体視用映像信号の出力および立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉の制御のタイミングを説明する。
図8は、表示器61への立体視用映像信号の出力および立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉の制御のタイミングを説明するためのタイミングチャートである。
図8は、表示器61への立体視用映像信号の出力および立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉の制御のタイミングを説明するためのタイミングチャートである。
図8に示すように、フレームレート変換部224から入力された画像フレームは、表示パネル101の走査線に対する表示画面の上から下に向かう方向の走査に従って順次書き換えられる。そして、表示パネル101への画像フレームの書き換えに同期して、表示無効部231は表示を有効または無効となるように制御し、シャッタ制御部81が立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉を制御する。このようにして、テレビジョン受像機10の利用者は、画面に表示された立体視用映像を立体視用眼鏡EGを介して立体映像として視認することができる。
具体的には、左目用の画像フレームL2が走査される期間では、直前に走査された右目用の画像フレームRが左目用の画像フレームL2に書き換えられているので、右目用の画像フレームRと左目用の画像フレームL2とが混在した「R+L2」の映像が表示される。この期間では、表示無効部231は表示を無効とするために、バックライト102が「消灯」となるように制御する。そしてシャッタ制御部81は、シャッタが、Lが閉,「R」が開となるように制御するが、開閉状態が逆の、Lが開,Rが閉となるように、または、LR共に閉となるように制御してもよい。
また、左目用の画像フレームL2aが走査される期間では、直前に走査された左目用の画像フレームL2が左目用の画像フレームL2aに書き換えられているので、左目用の画像フレームL2,L2aが混在した「L2+L2a」の映像が表示される。この期間では、表示を有効とするために、バックライト102が「点灯」となるように制御される。シャッタは「L」が開,Rが閉となるように制御される。
次に、右目用の画像フレームR2が走査される期間では、直前に走査された左目用の画像フレームL2aが右目用の画像フレームR2に書き換えられているので、左目用の画像フレームL2aと右目用の画像フレームR2とが混在した「L2a+R2」の映像が表示される。この期間では、表示を無効とするために、バックライト102が「消灯」となるように制御される。そしてシャッタは、「L」が開,Rが閉となるように制御されるが、開閉状態が逆の、Lが閉,Rが開となるように、または、LR共に閉となるように制御してもよい。
さらに、右目用の画像フレームR2aが走査される期間では、直前に走査された右目用の画像フレームR2が右目用の画像フレームR2aに書き換えられているので、右目用の画像フレームR2,R2aが混在した「R2+R2a」の映像が表示される。この期間では、表示を有効とするために、バックライト102が「点灯」となるように制御される。シャッタはLが開,「R」が閉となるように制御される。
このようにして、表示無効部231は、左目用から右目用、右目用から左目用の画像フレームの書き換え期間は表示を無効とし、一方、左目用(右目用)の画像フレームを次の左目用(右目用)の画像フレームで書き換えている期間では表示を有効とする。そして、右目用または左目用の画像フレームが混在せずに画面に表示されている期間に、対応する右目用または左目用のシャッタが開くように制御するため、立体感の損なわれた映像が表示されることを防止することができる。
(変形例)
次に、図9を用いて、入力された映像信号に応じて、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する各ブロックの変形例を説明する。
次に、図9を用いて、入力された映像信号に応じて、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する各ブロックの変形例を説明する。
図9は、本第1の実施形態の変形例における、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する各ブロックによるシステム構成図である。
本第1の実施形態の変形例に係る信号処理制御部40は、信号判別部201、OSD生成部911、左目用OSDバッファ912、右目用OSDバッファ913、左右画像分離部221、ブレンド処理部922,223、フレームレート変換部224、表示無効部231などを備えている。
そして、図9に示したこのシステム構成によっても映像合成装置が構成される。また、この映像合成装置は、信号処理制御部40と別体で構成されてもよい。
この変形例は、図2に示したシステム構成図による処理とほぼ同じ処理を実行するが、構成において、セレクタ214が備えられずに、左目用OSDバッファ912とブレンド処理部222とが直接的に接続されている点で異なる。また、動作においては、主に、OSD生成部911が、信号判別部201の判別結果によらずに、左目用OSDバッファ912および右目用OSDバッファ913へ所定のOSD信号を出力する点で異なる。
この変形例は、図2に示したシステム構成図による処理とほぼ同じ処理を実行するが、構成において、セレクタ214が備えられずに、左目用OSDバッファ912とブレンド処理部222とが直接的に接続されている点で異なる。また、動作においては、主に、OSD生成部911が、信号判別部201の判別結果によらずに、左目用OSDバッファ912および右目用OSDバッファ913へ所定のOSD信号を出力する点で異なる。
そして、この差異により、OSD生成部911、左目用OSDバッファ912、右目用OSDバッファ913、ブレンド処理部922は、図2に示したOSD生成部211、左目用OSDバッファ212、右目用OSDバッファ213、ブレンド処理部222それぞれと異なる動作を実行する。その他のブロックは、図2に示した各ブロックと同様の動作を実行するので同一の符号を付して、各々に関しての説明は省略する。従って以降は、OSD生成部911、左目用OSDバッファ912、右目用OSDバッファ913、ブレンド処理部922に関して、詳細に説明する。
OSD生成部911は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、左目用のOSD画像信号を生成して左目用OSDバッファ912へ出力し、同様に、右目用のOSD画像信号を生成して右目用OSDバッファ913へ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、OSD生成部911は、二次元のOSD画像信号を生成して、左目用OSDバッファ912および右目用OSDバッファ913へ出力する。
左目用OSDバッファ912は、OSD生成部911から入力された、立体視用映像に対応する左目用のOSD画像信号または、二次元映像に対応する二次元のOSD画像信号を格納し、所定のタイミングでブレンド処理部922へ出力する。
右目用OSDバッファ913は、OSD生成部911から入力された、立体視用映像に対応する右目用のOSD画像信号または、二次元映像に対応する二次元のOSD画像信号を格納し、所定のタイミングでブレンド処理部923へ出力する。
ブレンド処理部922は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、左右画像分離部221から入力された左目用の映像信号と、左目用OSDバッファ912から入力された左目用のOSD画像信号とを合成(重畳)した新たな左目用の画像フレームを生成してフレームレート変換部224へ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合、ブレンド処理部922は、左右画像分離部221から入力された二次元の映像信号と、左目用OSDバッファ912から入力された二次元のOSD画像信号とを合成(重畳)した新たな二次元の画像フレームを生成してフレームレート変換部224へ出力する。
また、図9に示したシステム構成において、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合に、右と左の定義を逆とした構成としてもよい。具体的には、立体視用映像の場合に、左目用OSDバッファ912と右目用OSDバッファ913とに格納するOSD画像信号の左右が逆になる。そして、左右画像分離部221がブレンド処理部922,223に出力する映像信号の左右も逆になり、フレームレート変換部224がブレンド処理部922,223から入力される画像フレームの左右も逆になる。また、これら以外のブロックでも左右の定義が逆として処理される。
さらに、図9に示したシステム構成において、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元用映像であると判別した場合に、左右画像分離部221が、入力された二次元の映像信号をブレンド処理部922,223の何れか一方へ出力するようにしてもよい。このような構成では、フレームレート変換部224は、ブレンド処理部922,223のうちの信号が入力されたほうの一方から入力される信号を選択することになる。そして、ブレンド処理部922,223のうちの映像信号が入力されないほうの一方は、OSD画像信号を入力される必要がなくなり、また、入力されたとしても出力する必要がなくなる。さらに、ブレンド処理部922,223のうち、映像信号が入力されないほうの一方に対応する左目用OSDバッファ912または右目用OSDバッファ913は、OSD画像信号を格納する必要がなくなる。
このようなシステムの構成により、本発明の第1の実施形態の変形例に係る信号処理制御部40も、第1の実施形態と同様に、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する。
すなわち、本第1の実施形態による、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理では、入力された映像信号に応じて、立体視用または二次元のOSD画像信号が生成される。そして、立体視用映像には立体視用のOSD画像信号が重畳され、二次元の映像には二次元のOSD画像信号が重畳される。また、この入力信号に応じたOSD画像が合成された画像フレームに基づいて、所定数の画像フレームからなる画像フレーム群が生成され、当該画像フレーム群が所定順序で表示器61に表示される。さらに、立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉も、入力された映像信号に応じて制御される。
(第2の実施形態)
次に、図10を用いて、前述したような、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理を実行するシステムの構成の第2の実施形態を説明する。
次に、図10を用いて、前述したような、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理を実行するシステムの構成の第2の実施形態を説明する。
図10は、本第2の実施形態における、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する各ブロックによるシステム構成図である。
本第2の実施形態に係る信号処理制御部40は、信号判別部201、OSD生成部911、左目用OSDバッファ1012、右目用OSDバッファ1013、セレクタ1014、左右画像分離部1021、フレーム転送処理部1022、ブレンド処理部1023、フレームレート変換部1024、表示無効部231を備えている。
そして、図10に示したこのシステム構成によっても映像合成装置が構成される。また、この映像合成装置は、信号処理制御部40と別体で構成されてもよい。
本第2の実施形態は、前述した第1の実施形態およびこの変形例と略同様の動作を実行するが、図2,図9で説明したブロック図におけるいくつかのブロックの動作が異なるものである。従って、以降では、主に、図2,図9で示した各ブロックとは異なる動作を実行するブロックについて詳細に説明し、同様の動作を実行するブロックについては説明を省略する。
本第2の実施形態は、前述した第1の実施形態およびこの変形例と略同様の動作を実行するが、図2,図9で説明したブロック図におけるいくつかのブロックの動作が異なるものである。従って、以降では、主に、図2,図9で示した各ブロックとは異なる動作を実行するブロックについて詳細に説明し、同様の動作を実行するブロックについては説明を省略する。
信号判別部201およびOSD生成部911は、それぞれが、図2で示した信号判別部201および図9で示したOSD生成部911と同様の動作を実行するので説明を省略する。
左目用OSDバッファ1012は、OSD生成部911から入力された、立体視用映像に対応する左目用のOSD画像信号または、二次元映像に対応する二次元のOSD画像信号を格納し、所定のタイミングでセレクタ1014へ出力する。
右目用OSDバッファ1013は、OSD生成部911から入力された、立体視用映像に対応する右目用のOSD画像信号または、二次元映像に対応する二次元のOSD画像信号を格納し、所定のタイミングでセレクタ1014へ出力する。
セレクタ1014は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、左目用OSDバッファ1012から入力された左目用のOSD画像信号と、右目用OSDバッファ1013から入力された右目用のOSD画像信号とを、所定のタイミングで切替えて画像フレーム単位でブレンド処理部1023へ出力する。
一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合にも、セレクタ1014は、左目用OSDバッファ1012または右目用OSDバッファ1013から入力された二次元のOSD画像信号を、所定のタイミングで切替えてブレンド処理部1023へ出力する。
左右画像分離部1021は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、入力された立体視用映像信号の画像フレームに含まれる左目用の映像信号(左目用の画像フレームの信号)と右目用の映像信号(右目用の画像フレームの信号)とを、画像フレーム単位で所定の処理を施して抽出し、2つの画像フレームに分離してフレーム転送処理部1022へ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、左右画像分離部1021は、入力された映像信号に左目用および右目用の映像信号が存在しないので分離はせず、入力された映像信号による二次元の画像フレームを抽出してフレーム転送処理部1022へ出力する。
フレーム転送処理部1022は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、左右画像分離部1021から入力された左目用および右目用の画像フレームを時分割して交互に配列して、ブレンド処理部1023へ転送(出力)する。一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、フレーム転送処理部1022は、入力された映像信号(二次元の画像フレーム)をブレンド処理部1023へ転送(出力)する。
ブレンド処理部1023は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、フレーム転送処理部1022から入力された左目用および右目用の画像フレームが交互に配列された画像フレームと、この画像フレームとの同期をとってセレクタ1014から入力された左目用および右目用のOSD画像フレームとを合成(重畳)した新たな左目用および右目用の画像フレームを生成してフレームレート変換部1024へ出力する。一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合でも、ブレンド処理部1023は、立体視用映像信号に対する処理と同様の処理を施して合成(重畳)した画像フレームを、フレームレート変換部1024へ出力する。
フレームレート変換部1024は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、ブレンド処理部1023から入力された左目用および右目用の画像フレームそれぞれに基づいて、所定の数の画像フレームであるそれぞれの内挿フレームを追加してフレーム補完する。また、フレームレート変換部1024は、このようにしてフレーム数を増やした複数の左目用および右目用の画像フレームを左目用および右目用ごとに配列した左目用画像フレーム群および右目用画像フレーム群を生成する。さらに、フレームレート変換部1024は、生成された左目用画像フレーム群および右目用画像フレーム群それぞれの特定の画像フレームを、所定順序で表示器61に対して出力して表示させる。
一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合には、フレームレート変換部1024は、ブレンド処理部1023から入力された画像フレームに基づいて、所定の数量の画像フレームである内挿フレームを追加してフレーム補完して、フレーム数を増やした複数の二次元の画像フレームを配列した二次元画像フレーム群を生成する。そして、フレームレート変換部1024は、生成された二次元画像フレーム群を、所定順序で表示器61に対して出力して表示させる。
表示無効部231は、図2で示した表示無効部231と同様の動作を実行するので説明を省略する。
また、シャッタ制御部81は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、フレームレート変換部1024が左目用または右目用の画像フレームを出力するタイミングと同期して、立体視用眼鏡EGに備えられた左目用シャッタおよび右目用シャッタを交互に開閉するシャッタ制御信号を立体視用眼鏡EGへ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合、シャッタ制御部81は、立体視用眼鏡EGに備えられた左目用シャッタおよび右目用シャッタそれぞれが定常的に開となるシャッタ制御信号を立体視用眼鏡EGへ出力する。
また、シャッタ制御部81は、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合、フレームレート変換部1024が左目用または右目用の画像フレームを出力するタイミングと同期して、立体視用眼鏡EGに備えられた左目用シャッタおよび右目用シャッタを交互に開閉するシャッタ制御信号を立体視用眼鏡EGへ出力する。また、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合、シャッタ制御部81は、立体視用眼鏡EGに備えられた左目用シャッタおよび右目用シャッタそれぞれが定常的に開となるシャッタ制御信号を立体視用眼鏡EGへ出力する。
前述したとおり、フレームレート変換部1024が画像フレームを出力するタイミングで、シャッタ制御部81がシャッタの開閉を制御するシャッタ制御信号を出力するように、図10に示したほとんどのブロックは、所定のタイミングで同期して処理を実行する必要がある。本第2の実施形態では、左右画像分離部221が画像フレームを出力するタイミングに基づいて、シャッタ制御部81が管理する所定の同期信号により、図10に示した各ブロックが所定のタイミングで同期して処理を実行することが好ましい。しかし、シャッタ制御部81が所定の同期信号を管理するのではなく、他のブロックが管理する実施形態であっても構わない。
また、図10に示したシステム構成図において、信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合に、右と左の定義を逆とした構成としてもよい。具体的には、立体視用映像の場合に、左目用OSDバッファ1012と右目用OSDバッファ1013とに格納するOSD画像信号の左右が逆になる。そして、左右画像分離部1021がフレーム転送処理部1022に出力する映像信号の左右も逆になる。また、これら以外のブロックでも左右の定義が逆として処理される。
さらに、図10に示したシステム構成図において、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元用映像であると判別した場合に、OSD生成部911が、二次元のOSD画像信号を左目用OSDバッファ1012、右目用OSDバッファ1013の何れか一方へ出力するようにしてもよい。このような構成では、セレクタ1014は、左目用OSDバッファ1012、右目用OSDバッファ1013のうちの信号が入力されたほうの一方から入力される信号を出力するように、入力信号の選択を切替えた状態にしておく。つまり、左目用OSDバッファ1012、右目用OSDバッファ1013のうちの信号が入力されないほうの一方は、OSD生成部911からの入力信号がないので、何も格納しない。
このようなシステムの構成により、本発明の第2の実施形態に係る信号処理制御部40は、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理、および、立体視用眼鏡EGを制御する処理を実行する。
すなわち、本第2の実施形態による、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理においても、入力された映像信号に応じて、立体視用映像には立体視用のOSD画像信号が重畳され、二次元の映像には二次元のOSD画像信号が重畳される。また、この入力信号に応じたOSD画像が合成された画像フレームに基づいて生成された、所定数の画像フレームからなる画像フレーム群が、所定順序で表示器61に表示される。さらに、立体視用眼鏡EGに備えられたシャッタの開閉も、入力された映像信号に応じて制御される。
次に、図11を用いて、図2で説明した各ブロックによって実行される、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理の動作を説明する。
図11は、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像を重畳して表示する処理の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、信号判別部201は、入力された映像信号が立体視用映像か二次元映像かを判別する(S1101)。信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合(S1101のYes)、OSD生成部911は、左目用のOSD画像信号を生成して左目用OSDバッファ1012へ出力し、同様に、右目用のOSD画像信号を生成して右目用OSDバッファ1013へ出力する(S1102)。
まず、信号判別部201は、入力された映像信号が立体視用映像か二次元映像かを判別する(S1101)。信号判別部201が、入力された映像信号が立体視用映像であると判別した場合(S1101のYes)、OSD生成部911は、左目用のOSD画像信号を生成して左目用OSDバッファ1012へ出力し、同様に、右目用のOSD画像信号を生成して右目用OSDバッファ1013へ出力する(S1102)。
また、左右画像分離部1021は、入力された映像信号の画像フレームに含まれる左目用の映像信号(左目用の画像フレームの信号)と右目用の映像信号(左目用の画像フレームの信号)とを抽出して分離したそれぞれの信号をフレーム転送処理部1022へ出力する。そして、フレーム転送処理部1022は、入力された左目用および右目用の画像フレームを時分割して交互に配列して、ブレンド処理部1023へ転送(出力)する。(S1103)。
そして、ブレンド処理部1023は、入力された左目用および右目用の画像フレームと、これらの画像フレームとの同期をとってセレクタ1014から入力された左目用および右目用のOSD画像フレームとを合成(重畳)した新たな左目用および右目用の画像フレームを生成してフレームレート変換部1024へ出力する(S1104)。つまり、このとき、セレクタ1014は、フレーム転送処理部1022から出力される、左目用および右目用の画像フレームとの同期をとって、左目用OSDバッファ1012から入力された左目用のOSD画像信号および右目用OSDバッファ1013から入力された右目用のOSD画像信号を切替えて画像フレーム単位でブレンド処理部1023へ出力している。
さらに、フレームレート変換部1024は、入力された左目用および右目用の画像フレームそれぞれに基づいて生成した左目用画像フレーム群および右目用画像フレーム群の特定の画像フレームを、所定順序で表示器61に対して出力して表示させる(S1105)。
一方、信号判別部201が、入力された映像信号が二次元映像であると判別した場合(S1101のNo)、OSD生成部911は、二次元のOSD画像信号を生成して、左目用OSDバッファ1012および右目用OSDバッファ1013へ出力する(S1106)。また、左右画像分離部1021は、入力された映像信号を分離せずに、入力された映像信号による二次元の画像フレームをフレーム転送処理部1022へ出力する。そして、フレーム転送処理部1022は、入力された映像信号をブレンド処理部1023へ転送(出力)する。(S1107)。
そして、ブレンド処理部1023は、左右画像分離部1021,フレーム転送処理部1022を介した入力映像信号と、この入力映像信号との同期をとってセレクタ1014から入力された二次元のOSD画像信号とを合成(重畳)した新たな二次元の画像フレームを生成してフレームレート変換部1024へ出力する(S1108)。このとき、セレクタ1014は、フレーム転送処理部1022から出力される、二次元の画像フレームとの同期をとって、左目用OSDバッファ1012から入力された二次元のOSD画像信号および右目用OSDバッファ1013から入力された二次元のOSD画像信号を切替えて画像フレーム単位でブレンド処理部1023へ出力している。
さらに、フレームレート変換部1024は、ブレンド処理部1023から入力された画像フレームに基づいて生成した二次元画像フレーム群の特定の画像フレームを、所定順序で表示器61に対して出力して表示させる(S1109)。
このようにして、本第2の実施形態に係る信号処理制御部40などに備えられた各ブロックによって、入力された映像信号が立体視用映像か二次元映像かに応じて、入力映像信号に対応するOSD画像が生成され、入力された映像信号に立体視用映像または二次元映像のOSD画像が重畳されて表示される。
以上説明したように本実施形態によれば、入力された映像信号が立体視用映像か二次元映像かが判別され、入力された映像信号が立体視用映像である場合、個別に生成した左目用と右目用のOSD画像信号を、入力された映像信号から分離された左目用または右目用の映像信号に同期して合成した画像フレーム配列が生成される。そして、この画像フレーム配列の画像フレームが所定順序で順次出力される。また、入力された映像信号が二次元映像である場合には、生成した二次元のOSD画像信号を、入力された映像信号に同期して合成した画像フレーム配列が生成される。さらに、この画像フレーム配列の画像フレームが所定順序で順次出力される。つまり、入力された映像信号が立体視用映像であっても二次元映像であっても、同一の構成によって処理することが可能となる。すなわち、本発明に係る実施形態によれば、入力映像信号に応じて、立体視用映像または二次元映像のグラフィック画像を合成した映像を表示することができる。
また本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
10…テレビジョン受像機、20…放送波処理部、31…外部機器IF部、40…信号処理制御部、51…操作部、52…受光部、61…表示器、62…スピーカ、81…シャッタ制御部、101…液晶パネル、102…バックライト、AT…アンテナ、RC…リモコン、EG…立体視用眼鏡、201…信号判別部、211,911…OSD生成部、212,912,1012…左目用OSDバッファ、213,913,1013…右目用OSDバッファ、214,1014…セレクタ、221,1021…左右画像分離部、222,223,922,1023…ブレンド処理部、224,1024…フレームレート変換部、231…表示無効部、1022…フレーム転送処理部。
Claims (11)
- 左目用の映像信号と右目用の映像信号とを含む立体視用映像信号から、左目用の画像フレームと右目用の画像フレームとを分離して抽出するフレーム抽出手段と、
前記フレーム抽出手段が抽出した前記左目用の画像フレームに重畳して画面表示する左目用のグラフィック画像と、前記フレーム抽出手段が抽出した前記右目用の画像フレームに重畳して画面表示する右目用のグラフィック画像とを生成するグラフィック画像生成手段と、
前記グラフィック画像生成手段が生成した前記左目用のグラフィック画像を所定の前記左目用の画像フレームに同期をとって合成した新たな左目用の画像フレームと、前記グラフィック画像生成手段が生成した前記右目用のグラフィック画像を所定の前記右目用の画像フレームに同期をとって合成した新たな右目用の画像フレームとを生成する合成画像生成手段と、
前記合成画像生成手段が生成した前記新たな左目用の画像フレームおよび前記新たな右目用の画像フレームに基づいてフレーム補間し、フレーム数を増やした左目用画像フレーム群および、フレーム数を増やした右目用画像フレーム群とを生成するフレーム群生成手段と、
前記フレーム群生成手段が生成した左目用画像フレーム群と右目用画像フレーム群とが、交互に画面上に表示されるように、前記数を増やした複数の左目用の画像フレームと前記数を増やした複数の右目用の画像フレームとで前記画面上の表示を順次書き換えて出力する画像出力手段と、
を具備することを特徴とする映像合成装置。 - 前記画像出力手段が前記左目用の画像フレームを前記右目用の画像フレームで書き換えて出力する第1の期間と、および前記右目用の画像フレームを前記左目用の画像フレームで書き換えて出力する第2の期間とで、前記画面上の表示を無効にする表示無効手段、
を具備することを特徴とする請求項1記載の映像合成装置。 - 前記表示無効手段は、光源からの光の供給を受けて映像を表示する光透過型の映像表示パネルの前記画面に対して、前記第1および第2の期間で、前記光源の発光を停止させて前記表示を無効にするか、または、前記表示無効手段は、前記第1および第2の期間で、前記画面上の表示が非表示状態となる映像信号を前記画像出力手段に出力させて前記表示を無効にすることを特徴とする請求項2記載の映像合成装置。
- 前記フレーム群生成手段は、前記合成画像生成手段が生成した前記新たな左目用の画像フレームおよび前記新たな右目用の画像フレームそれぞれをコピーした内挿フレームを個別に生成し、これらの内挿フレームとコピー元の画像フレームとを配列して前記左目用フレーム群および前記右目用フレーム群を生成する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像合成装置。 - 前記立体視用映像信号または二次元の映像である二次元映像信号とを入力する信号入力手段と、
前記信号入力手段に入力された前記立体視用映像信号と前記二次元映像信号との判別を行う信号判別手段とを具備し、
前記信号判別手段が、前記信号入力手段に前記二次元映像信号が入力されたことを判別した場合、前記フレーム抽出手段は、前記入力された二次元映像信号から二次元の画像フレームを抽出し、
前記グラフィック画像生成手段は、前記抽出された前記二次元の画像フレームに重畳して画面表示する二次元のグラフィック画像を生成し、
前記合成画像生成手段は、前記生成された前記二次元のグラフィック画像を前記二次元の画像フレームに合成した新たな二次元映像の画像フレームを生成し、
前記画像出力手段は、前記生成された新たな二次元の画像フレームで画面上の表示を順次書き換えて出力する、
ことを特徴とする請求項1記載の映像合成装置。 - 前記合成画像生成手段を複数具備し、
前記複数の合成画像生成手段は、前記信号判別手段が、前記信号入力手段に前記立体視用映像信号が入力されたことを判別した場合、前記新たな左目用の画像フレームと前記新たな右目用の画像フレームとを、並行して生成することを特徴とすることを特徴とする請求項5項記載の映像合成装置。 - 前記グラフィック画像生成手段が生成する前記左目用のグラフィック画像のデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記グラフィック画像生成手段が生成する前記右目用のグラフィック画像のデータを記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された前記左目用のグラフィック画像のデータまたは、前記第2の記憶手段に記憶された前記右目用のグラフィック画像のデータの何れか一方を選択する選択手段と、
を具備し、
前記選択手段は、前記信号判別手段が、前記信号入力手段に前記立体視用映像信号が入力されたことを判別した場合、前記左目用のグラフィック画像のデータまたは前記右目用のグラフィック画像のデータの何れか一方を選択した状態を維持し、
前記複数の合成画像生成手段のうち特定の合成画像生成手段は、前記選択手段が選択した前記左目用のグラフィック画像のデータに基づいて合成した前記新たな左目用の画像フレームまたは、前記右目用のグラフィック画像のデータに基づいて合成した前記新たな左目用の画像フレームを生成することを特徴とする請求項6記載の映像合成装置。 - 前記合成画像生成手段は、前記信号判別手段が、前記信号入力手段に前記立体視用映像信号が入力されたことを判別した場合、前記新たな左目用の画像フレームと前記新たな右目用の画像フレームとを、交互に生成することを特徴とすることを特徴とする請求項5記載の映像合成装置。
- 前記グラフィック画像生成手段が生成する前記左目用のグラフィック画像のデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記グラフィック画像生成手段が生成する前記右目用のグラフィック画像のデータを記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された前記左目用のグラフィック画像のデータまたは、前記第2の記憶手段に記憶された前記右目用のグラフィック画像のデータの何れか一方を選択する選択手段と、
を具備し、
前記選択手段は、前記信号判別手段が、前記信号入力手段に前記立体視用映像信号が入力されたことを判別した場合、前記左目用のグラフィック画像のデータまたは前記右目用のグラフィック画像のデータの何れか一方を所定のタイミングで交互に選択し、
前記合成画像生成手段は、前記選択手段が選択した前記左目用のグラフィック画像のデータに基づいて合成した前記新たな左目用の画像フレームおよび、前記右目用のグラフィック画像のデータに基づいて合成した前記新たな左目用の画像フレームを生成することを特徴とする請求項8記載の映像合成装置。 - 請求項1乃至9の何れか1項記載の映像合成装置を備えることを特徴とする映像表示装置。
- 左目用の映像信号と右目用の映像信号とを含む立体視用映像信号から、左目用の画像フレームと右目用の画像フレームとを分離して抽出し、
抽出した前記左目用の画像フレームに重畳して画面表示する左目用のグラフィック画像と、抽出した前記右目用の画像フレームに重畳して画面表示する右目用のグラフィック画像とを生成し、
生成した前記左目用のグラフィック画像を所定の前記左目用の画像フレームに同期をとって合成した新たな左目用の画像フレームと、生成した前記右目用のグラフィック画像を所定の前記右目用の画像フレームに同期をとって合成した新たな右目用の画像フレームとを生成し、
生成した前記新たな左目用の画像フレームおよび前記新たな右目用の画像フレームに基づいてフレーム補間し、フレーム数を増やした左目用画像フレーム群とおよび、フレーム数を増やした右目用画像フレーム群とを生成し、
生成した左目用画像フレーム群と右目用画像フレーム群とが、交互に画面上に表示されるように、前記数を増やした複数の左目用の画像フレームと前記数を増やした複数の右目用の画像フレームとで画面上の表示を順次書き換えて出力する、
ことを特徴とする映像合成方法。
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