JP2011048949A - シールドコネクタ装置 - Google Patents

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聡史 釣田
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Abstract

【課題】ボルトの締付け操作によってシールドコネクタを嵌合完了位置に至らせると共に、電気的な遮蔽体を形成させることができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】機器側シールドハウジング51を有する機器側シールドコネクタ50と電線側シールドハウジング21を有する電線側シールドコネクタ20とを備え、機器側シールドハウジング51にはコネクタ嵌合用ナット65が形成され、電線側シールドハウジング21にはコネクタ嵌合用ナット65に螺合させることで両シールドコネクタを嵌合させる嵌合用ボルト39が形成されたシールドコネクタにおいて、機器側シールドハウジングには機器側接地面部64が形成され、電線側シールドハウジングには電線側接地面部38が形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、シールドコネクタ装置に関する。
例えば、車両の車体に取り付けられて複数本のシールド電線を接続するためのシールドコネクタとして、特許文献1に記載のものが知られている。
この種のシールドコネクタ装置は機器側コネクタを装着し電線側に延びた機器側シールドケースと、そのシールドケースを収容するフード部を有し電線側コネクタを装着した電線側シールドハウジングとを備えている。
特開2005−11646号公報
ところで、この種のシールドコネクタ装置はレバーによる嵌合操作によって電線側シールドハウジングのフード部内に機器側シールドケースの取付部を収容すると共に両コネクタどうしを嵌合完了位置に嵌合させる。
ところが、電線側シールドハウジングと機器側シールドケースとの間には僅かな隙間ができ、遮蔽漏れが発生する。この為、両コネクタを嵌合させた後、ボルト等によるシールドハウジングの締め付け操作によって互いを電気的に接触させることで十分に閉じた遮蔽体を形成している。これらの事から、従来型のシールドコネクタ装置において、十分に閉じた遮蔽体が形成されたシールドコネクタ装置を完成させるには作業工数が多くなり、煩雑化することで作業性が悪くなるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ボルトの締付け操作のみでコネクタを嵌合完了位置に至らせると共に、両コネクタのシールド面どうしを当接させて十分に閉じた遮蔽体を形成させることができるシールドコネクタ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として本発明は機器のシールドケースに設けたコネクタ取付部に取り付けられる機器側コネクタと、シールドハウジングを有し前記コネクタ取付部に装着されて前記機器側コネクタに接続される電線側コネクタとを備えたシールドコネクタ装置において、前記シールドケースの前記コネクタ取付部に設けられたコネクタ嵌合用ナットと、前記電線側コネクタの前記シールドハウジングに設けられ前記嵌合用ナットに螺合することで前記電線側コネクタを前記機器側コネクタに嵌合させる嵌合用ボルトと、前記シールドケースと電気的に連なり、かつ、前記機器側コネクタをほぼループ状に包囲する形状で前記コネクタ取付部に形成され前記両コネクタの嵌合方向に対して交差する面を有する機器側接地面部と、前記電線側コネクタの前記シールドハウジングに前記電線側コネクタをほぼループ状に包囲する形状で設けられ前記嵌合用ボルトを前記嵌合用ナットに螺合させて前記両コネクタを嵌合完了位置に嵌合させたときに前記機器側接地面部に対して電気的に接触する電線側接地面部とを備えるところに特徴を有する。
このような構成のシールドコネクタにおいて、嵌合用ボルトを嵌合用ナットに螺合させてお互いのコネクタを嵌合完了位置に至らせたときには、機器側接地面部と電線側接地面部とが当接し、嵌合と同時に導電性遮蔽体を形成させることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が望ましい。
前記嵌合用ボルトは前記電線側コネクタの前記シールドハウジングを貫通した状態で前記機器側コネクタとの嵌合面側に設けた抜け止めリングによって抜け止め保持されており、前記電線側接地面部は前記シールドハウジングに対して前記抜け止めリングの厚さ寸法以上の高さ寸法を有して形成されていることが望ましい。
このような構成によると、互いのコネクタを嵌合させるときに嵌合用ボルトを別途用意して取り付けることなく嵌合用ボルトの締付作業が行える為、更に作業工数を削減することができる。
前記嵌合用ボルトは前記電線側コネクタの前記シールドハウジングを貫通した状態で前記機器側コネクタとの嵌合面側に設けた抜け止めリングによって抜け止め保持されており、前記コネクタ取付部の前記機器側接地面部には前記両コネクタの嵌合完了状態において前記抜け止めリングを収容する収容凹部が形成されていることが望ましい。
このような構成によると、機器側接地面部と電線側接地面部とが当接する時に抜け止めリングが収容凹部に収容されることによって、機器側接地面部と電線側接地面部との接触面を大きくすることができ、より遮蔽性に優れた遮蔽体を形成することができる。
前記機器側コネクタ及び前記電線側コネクタには、両コネクタが嵌合完了位置に至ったときに互いに嵌合状態となる一対のロック検知コネクタが設けられ、一方の前記ロック検知コネクタは一対の嵌合検知用端子金具を有し、他方の前記ロック検知コネクタは前記嵌合検知用端子金具間を短絡させるショート端子を備えることが望ましい。
このような構成によると不透明なシールドハウジング内であってもお互いのコネクタが嵌合した時には、ロック検知コネクタの検知用端子金具間が短絡されるため、ロック検知コネクタの通電状態を確認することでコネクタが嵌合完了状態に至っているか判断することができる。
前記電線側コネクタの前記シールドハウジングは、前記電線側コネクタを覆う本体部と、この本体部よりも前記機器側コネクタとの嵌合方向の先端側に位置して段付き状に拡幅された先端フード部とを有し、前記先端フード部には前記両コネクタの嵌合方向に伸びるスリットが前記先端フード部の先端縁に開口して形成され、前記シールドケースのコネクタ取付部には前記両コネクタの嵌合に伴って前記スリット内に進入する嵌合検知突片が突設され、前記嵌合検知突片の高さ寸法は前記両ハウジングが前記嵌合完了位置に至ったときに前記嵌合検知突片の先端が前記先端フード部と前記本体部との境界に位置する段付き部の外表面と一致する寸法に設定されていることが望ましい。
このような構成において、両コネクタが嵌合完了位置に至ったか確認するには嵌合検知突片と前記先端フード部と前記本体部との境界に位置する段付き部の外表面との段差がなくなり、両者が同一面上に連なっているか確認する。両者の段差が無くなり同一面上に連なったときには両コネクタが嵌合完了位置に至り、電気的なシールドの接地が完了したと判断することができる。そして、両者が同一面に無いときには未だ両コネクタが嵌合完了位置に至っていないと判断することができる。
ところが、両者が同一面に連なっていないときには、嵌合検知突片と前記先端フード部と前記本体部との境界に位置する段付き部の外表面との段差が残ったままとなって同一面上に連なることができず、未だ両コネクタが半嵌合の状態であると同時にシールドコネクタが電気的に未接地状態であると容易に判別できる。
前記スリットの奥端には前記先端フード部とは異なる色の着色部が形成され、前記両コネクタが前記嵌合完了位置に至ったときには前記着色部が前記嵌合検知突片の先端により覆い隠されるようにされていることが望ましい。
このような構成において、両コネクタが嵌合完了位置に至る時には、スリットの奥端に付された着色部が嵌合検知突片により徐々に覆い隠される。そして、両コネクタが嵌合完了位置に至ったときには嵌合検知突片が完全に着色部を覆い隠す状態にいたることから、着色部の有無を確認することによって両コネクタが嵌合完了位置に至っているかより明瞭に判別することができる。
前記電線側コネクタの前記シールドハウジングの所定位置には嵌合検知開口が形成されると共に、前記シールドケースの前記コネクタ取付部には前記両コネクタが前記嵌合完了位置に至ったときに前記嵌合検知開口に対応して外部から覗き見可能な位置に標識部が形成されていることが望ましい。
このような構成において、両コネクタが嵌合完了位置に至る時には、コネクタ取付部に形成された標識部が電線側シールドハウジングに形成された嵌合検知開口の下方向から徐々に現れる。そして、嵌合完了位置に至ったときには嵌合検知開口と標識部が完全に一致することから、嵌合検知開口を外部から覗き見することによって両コネクタが嵌合完了位置に至っているか判別することができる。
本発明によれば、シールドコネクタの嵌合作業と共に電気的な遮蔽体を形成させることで作業工数を削減し、作業性を向上させるシールドコネクタを提供することができる。
実施形態1における雄雌シールドコネクタの嵌合前状態の正面図 実施形態1における雄雌シールドコネクタの嵌合前状態の斜視図 雄雌シールドコネクタの嵌合前状態の電線側後方面図 図3のA−A断面図 図3のB−B断面図 図3の実施形態1におけるC−C断面図 電線側シールドコネクタの組み上げ前状態を示した斜視図 機器側シールドコネクタの組み上げ前状態を示した斜視図 電線側シールドコネクタの前方面図 機器側シールドコネクタの前方面図 図4の雄雌シールドコネクタを嵌合させた状態に相当する断面図 図5の雄雌シールドコネクタを嵌合させた状態に相当する断面図 図6の雄雌シールドコネクタを嵌合させた状態に相当する断面図 実施形態2における雄雌シールドコネクタの嵌合前状態の正面図 図14におけるD−D断面図 実施形態2における雄雌シールドコネクタの嵌合後状態の正面図 図16におけるE−E断面図 実施形態3における雄雌シールドコネクタの嵌合前状態の正面図 図18におけるF−F断面図 実施形態3における雄雌側シールドコネクタの嵌合後状態の正面図 図20におけるG−G断面図 実施形態4における電線側シールドコネクタの前方面図 実施形態4における機器側シールドコネクタの前方面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1乃至図13によって説明する。
本実施形態のシールドコネクタは前後方向に延びる楕円状の筒部が後方向に四段階細くなる五段の外周壁を有する電線側シールドコネクタ20と、電線側シールドコネクタ20に挿入され前後方向に延びる楕円状の筒部が後方に向かって一段階太くなる二段の外周壁を有する機器のシールドケースに取り付けたコネクタ取付部に相当する機器側シールドコネクタ50とから構成される。
電線側シールドコネクタ20は図1乃至図7に示すように前後方向に貫通し前後両面が開口した楕円形の筒状を成す電線側シールドハウジング21の内部に電線側コネクタハウジング23が組みつけられて構成されている。
電線側シールドハウジング21には内周壁、外周壁共に段差が形成されている。電線側シールドハウジング21の外周壁には前方開口縁から後方向にぼぼ均等に三つの段差を持つ四段の電線側外周壁21A,21B,21C,21Dが形成されている。電線側シールドハウジング21の内周壁には前方開口縁から後方向に向かって全体の1/4長さの位置と全体の中央部分の位置に段差を持つ三段の電線側内周壁21E,21F,21Gが形成されている。そして、電線側内周壁21Fと電線側内周壁21Gとの間には前方方向に向いた段差面21Hが形成されている。
電線側コネクタハウジング23は前後方向に貫通しその全体の外観は二本の電線側円筒部25の間に扁平な電線側箱部26を挟んだ形状を成している。電線側コネクタハウジング23の前後方向中央部付近には電線側フランジ部24が形成されている。電線側箱部26には長手部分の後方端面よりやや前方の位置に弾性変形可能な係合爪29が形成されている。
電線側コネクタハウジング23は電線側シールドハウジング21に前方開口縁から挿入され、電線側コネクタハウジング23の外周壁と電線側シールドハウジング21の電線側内周壁21Gとが摺動しながら電線側コネクタハウジング23の電線側フランジ部24と電線側シールドハウジング21の段差面21Hとが当接するまで挿入されている。電線側フランジ部24と段差面21Hとが当接した時には、電線側コネクタハウジング23に形成されている係合爪29が電線側箱部26側に弾性変形しながら電線側シールドハウジング21が貫くと共に、電線側シールドハウジング21の後方端面と係合される。これにより電線側コネクタハウジング23は電線側シールドハウジング21に組みつけられている。
電線側コネクタハウジング23の電線側フランジ部24より前方側において電線側フランジ部24からその中央部までは電線側円筒部25と電線側箱部26とが一体となった基部23Bが形成されている。基部23Bにはその外周壁を周回し楕円状の第一ゴムリング31が装着された電線側リング溝30が形成されている。
基部23Bの先端部分の位置には後側方向に延びる円筒部に比べてやや細めの前方円筒部25Aが形成され、その前方円筒部25Aの間にはやや細めに形成された前方箱部26Aが形成されている。前方円筒部25Aと前方箱部26Aとの間には電線側フランジ部に向かって延びるコネクタスリット23Aが形成されている。
後述される機器側端子金具が挿入される前方円筒部25Aの前方端面は前方円筒部25Aの前方端面の外周側から円の中心に向けて半分程度塞がっている。前方円筒部25Aの電線側箱部26側の壁面は前方端面から電線側フランジ部24に向かって切欠かれており、その為、前方円筒部25Aの前方端面は円周の一部が欠けた円弧状の開口縁となっている。
前方箱部26Aには前方端面の中央部に開口したロック検知端子収容部27が形成され、ロック検知端子収容部27には二本の針状突起28Aを有する板状の嵌合検知用端子金具28が装着されている。嵌合検知用端子金具28は、一対のロック検知コネクタの片割れであり、お互いのコネクタ内に装着されている端子金具どうしが接続状態に至ったときには、これに対応するショート端子60に挿入される構成となっている。ロック検知コネクタでは嵌合検知用端子金具28がショート端子60に挿入されると、嵌合検知用端子金具28の針状突起28A間が短絡されて導通状態が形成されるようになっており、これらの通電状態をモニターすることで目視不可能なシールドコネクタ内であっても端子金具どうしの接続状態を確認することができるようになっている。
電線側コネクタハウジング23の電線側円筒部25の後方外周壁には電線側コネクタハウジング23の長手面側にリテーナ止25Bが四箇所形成されている。
電線側コネクタハウジング23の電線側円筒部25の内部には収容孔34とランス35が形成され、収容孔34には電線32が圧着された電線側端子金具33が収容されている。
電線側端子金具33は、先端が円筒形状を有し、中央部の内壁に接続部33Aが設けられ、接続部33Aの後方に係合部33Bが設けられている。電線側端子金具33は、係合部33Bとランス35とが係合することにより、電線側コネクタハウジング23から抜け止めされている。
電線側コネクタハウジング23には電線側コネクタハウジング23の後方端面に電線32の抜け止め用のバックリテーナ36が取り付けられている。バックリテーナ36には前方方向に一対の板状突起を有し二本の電線32を挟みこんで電線間の間隔を固定する架橋部36Aと、リテーナ止25Bに対応する位置に設けられた四箇所の係合枠36Bと、が形成されている。
バックリテーナ36を電線側コネクタハウジング23へ取り付けるときには二本の電線32を挟みこんで固定した後、架橋部36Aを電線側コネクタハウジング23の電線側箱部26と電線側箱部26の係合爪29との間に挿入することで係合枠36Bとリテーナ止25Bとを係合させる。このときに架橋部36Aはバックリテーナ36のズレを防止すると共に、係合爪29の抜け止めを行っている。
電線32にはバックリテーナ36の前方端面の位置にリング状ゴム栓37が取り付けられ、電線側コネクタハウジング23の内壁部と電線32との間の防水を図っている。
一方、機器側シールドコネクタ50は図1乃至図6及び図8に示すように機器側シールドコネクタの後方端面の開口縁を機器側に取り付けるための固定フランジ51Cが形成された第一のシールドハウジングに相当する機器側シールドハウジング51を有する。
機器側シールドハウジング51には機器側シールドハウジング51の外周壁に前方開口縁から後方向に一つの段差を持つ二段の機器側外周壁51A,51Bが形成され、機器側外周壁51Aには楕円形状の第二ゴムリング63を装着した機器側リング溝52が形成されている。
機器側シールドハウジング51の後方開口縁には後方開口縁からやや前方に楕円形状に窪んだフランジ収容部55が形成され、フランジ収容部55には長手部分の中央に係合突起55Aが形成されている。
機器側シールドハウジング51のフランジ収容部55には機器側シールドハウジング51の後方向より機器側からの浸水を防止するための楕円形状のゴムパッキン57が取り付けられ、更にその後方から機器側コネクタハウジング54を機器側コネクタハウジングの前後方向中央部に形成された機器側フランジ56がゴムパッキン57に当接するまで機器側コネクタハウジング54が挿入されている。
機器側フランジ56には長手部分の中央部にフランジ収容部55の係合突起55Aと対応する圧入孔56Aが形成されている。フランジ収容部55の係合突起55Aを圧入孔56Aに圧入することによって機器側コネクタハウジング54を機器側シールドハウジングに組みつけている。
機器側コネクタハウジング54は全体の外観が二本の機器側円筒部58の間に扁平な機器側箱部59を挟んだ形状を成し、お互いのシールドコネクタが嵌合するときには、機器側円筒部58の前方内部に電線側コネクタハウジング23の前方円筒部25Aを収納し、機器側箱部59の前方内部に電線側コネクタハウジング23の電線側箱部26を収容する構成となっている。
機器側円筒部58には後方内壁面に円錐形状の機器側端子金具62がモールドされることによって組みつけられ、機器側端子金具62には円錐の頭頂部から突出する突出端子62Aと突出端子62Aの先端部を合成樹脂によってモールドしている接続頭62Bとが形成されている。
機器側円筒部58と機器側箱部59との間からは前方方向に真っ直ぐ延び電線側コネクタハウジング23のコネクタスリット23Aに対応する板状のリブ板54Aが二枚突出している。
電線側コネクタハウジング23と機器側コネクタハウジング54とが嵌合する時には前方円筒部25A,電線側箱部26及びリブ板54Aのそれぞれが対応する機器側円筒部58,機器側箱部59及びコネクタスリット23Aの内部に前方から挿入される。
機器側コネクタハウジング54にはその機器側箱部59の後方開口縁に前述した嵌合検知用端子金具28に対応するショート端子60が挿入され、その後方から端子リテーナ61が挿入されることによってショート端子60の抜け止めが行われている。ショート端子60には嵌合検知用端子金具28が挿入可能な一対の挿入口が前方端面に形成されている。
端子リテーナ61は箱型形状をなし、その両側面に形成された係合突起61Aとその後方端面に設けられた開口部61Bとを有している。その係合突起61Aが機器側コネクタハウジング54の機器側箱部59の後方開口縁より内壁部に進入した後、機器側箱部59の内壁部に形成された係合段面59Aに係合されることにより、端子リテーナ61を機器側コネクタハウジング54から抜け止めが行われている。
さて、機器側シールドハウジングには機器側外周壁51Bの長手部分の片面に突出し機器側シールドハウジングの後方端面から機器側外周壁51Aと機器側外周壁51Bとの境まで延びた突部53が設けられ、その突部53には前方端面にコネクタ嵌合用ナット65が設けられている。
一方、電線側シールドハウジング21の電線側外周壁21Aの長手部分の片面には電線側外周壁21Aから突出し前方開口縁から電線側外周壁21Aと前方二段目の電線側外周壁21Bとの境まで延びて空洞部を有する箱型状の先端フード部22が設けられている。先端フード部22には突部53のコネクタ嵌合用ナット65に螺合することで互いのシールドコネクタを嵌合させる嵌合用ボルト39が組みつけられている。
嵌合用ボルト39は先端フード部22の後方端面から貫通させた状態のままEリング40によって先端フード部22に保持されている。Eリング40は先端フード部22内の嵌合面側に形成されたEリングの厚みよりやや深めの取付け溝42において嵌合用ボルト39に係合されることによって嵌合用ボルト39に取り付けられている。
電線側シールドハウジング21には電線側シールドハウジング21の電線側内周壁21Eと電線側内周壁21Fとの間に設けられ電線側コネクタハウジング23をほぼループ状に包囲する電線側接地面部38が形成されている。この電線側接地面部38は電線側シールドハウジング21の先端フード部22内の嵌合面と一体に形成されている。
機器側シールドハウジング51には電線側シールドハウジング21の機器側外周壁51Aと機器側外周壁51Bとの間に設けられ機器側コネクタハウジング54をループ状に包囲する機器側接地面部64が形成されている。この機器側接地面部64は機器側シールドハウジング51の突部53の前方端面と一体に形成され、電線側シールドハウジング21の電線側接地面部38と対応する構成となっている。
本実施形態のシールドコネクタの嵌合操作は次のように行われる。
図1及び図4に示す状態から、機器側シールドコネクタ50に電線側シールドコネクタ20を嵌合させる時には、まず電線側コネクタハウジング23が機器側シールドハウジング51内に進入する。この時には機器側コネクタハウジング54のリブ板54Aが電線側コネクタハウジング23のコネクタスリット23Aに進入し始める。
更に電線側シールドコネクタ20を嵌合方向に嵌め合わせると、電線側コネクタハウジング23の前方円筒部25Aと電線側箱部26とがそれぞれに対応する機器側コネクタハウジング54の機器側円筒部58と機器側箱部59内に進入し始めると共に、電線側シールドハウジング21の先端フード部22に取り付けられた嵌合用ボルト39の先端が機器側シールドハウジングの突部53に設けられたコネクタ嵌合用ナット65に進入し始める。
その後はコネクタ嵌合用ナット65に進入した嵌合用ボルト39をコネクタ嵌合用ナット65に螺合させることで電線側シールドコネクタ20を機器側シールドコネクタ50に嵌合させる。
嵌合用ボルト39をコネクタ嵌合用ナット65に螺合させると電線側コネクタハウジング23の前方円筒部25Aの前方端面の中心に設けられた開口縁から機器側端子金具62が進入する。前方円筒部25Aの内部において電線側端子金具33の接続部33Aに機器側端子金具62の接続頭62Bが係合されることで機器側端子金具62の突出端子62Aと電線側端子金具33の内壁面とが当接し、お互いの端子金具が電気的に接続状態に至る。この時には、ロック検知端子収容部27内に装着された嵌合検知用端子金具28と機器側コネクタハウジング54に装着されたショート端子60とが接続されて導通状態が形成され、このロック検知コネクタの導通状態をモニターすることにより端子金具が正規嵌合状態に至っているか確認することが出来る。
お互いのシールドコネクタが正規嵌合状態に至ったときには、図11乃至図13に示すように、電線側シールドハウジング21の電線側接地面部38と機器側シールドハウジング51の機器側接地面部64とが当接することで電線側シールドハウジング21と機器側シールドハウジング51とが電気的に接続され、電線側コネクタと機器側コネクタとが接続された領域はループ状に遮蔽体が形成されたシールドコネクタが構成される。
その他、お互いのシールドコネクタが正規嵌合状態に至ったときには、機器側シールドハウジングに装着された第二ゴムリング63が電線側シールドハウジングの電線側内周壁21Fに圧接された状態を形成すると共に、電線側コネクタハウジング23が装着された第一ゴムリング31が機器側シールドハウジング51の内壁面に圧接された状態を形成する。これによって、端子金具の領域は二重に防水対策が施され、両コネクタハウジング内への浸水が防がれる状態となる。
以上説明したように本実施形態によれば、両シールドハウジングを嵌合させるときには機器側シールドハウジング51に電線側シールドハウジング21を覆い被せた後、コネクタ嵌合用ナット65に嵌合用ボルト39を螺合させる工程のみで、互いのコネクタハウジング内の端子金具を接続状態に至らせた正規嵌合状態にすると共に、互いの接地面部が当接することで電気的に接続されて遮蔽体が構成されたシールドコネクタを構成することが出来る。これにより、作業工数を大幅に削減し、作業効率を上げることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図14乃至図17によって説明する。
実施形態2のシールドコネクタは、上述した実施形態1と同様の作用効果を奏すると共に、実施形態1に加えて互いのシールドコネクタの嵌合完了状態が容易に判別できる構成となっている。
図14及び図15に示すように電線側シールドハウジング21の先端フード部22にはスリット22Bが形成され、機器側シールドハウジング51の突部53にスリット22Bに対応する嵌合検知突片53Aが形成されている。スリット22Bは先端フード部22の突出面に前方開口縁から後方端面22Aまで嵌合方向に真っ直ぐに開口して形成され、嵌合検知突片53Aは突部53の後方端面からスリット22Bの終端である先端フード部22の後方端面まで真っ直ぐ延びた板状に形成されている。
互いのシールドコネクタが嵌合するときには、嵌合検知突片53Aはスリット22B内に収容され、嵌合完了位置に至ったときには嵌合検知突片53Aの先端面53Bが先端フード部22の後方端面と一致して同一面上に連なる構成となっている。また、スリット22Bの奥端には先端フード部とは異なる色を着色した着色部22Cが形成され、先端フード部22の後方端面22Aと嵌合検知突片53Aの先端面53Bとが同一面上に連なった時には着色部22Cが嵌合検知突片53Aによって覆い隠される構成となっている。
実施形態2のシールドコネクタの嵌合操作は上述した実施形態1と同様に行われるが、機器側シールドコネクタ50に電線側シールドコネクタ20を嵌合させる時には、まず電線側コネクタハウジング23が機器側シールドハウジング51内に進入し始め、そのすぐ後に嵌合検知突片53Aがスリット22Bの先端部に進入し始める。
嵌合用ボルト39をコネクタ嵌合用ナット65に螺合させると徐々に嵌合検知突片53Aがスリット22Bに挿入され、互いのシールドコネクタが嵌合完了位置に至ったときには先端フード部22の後方端面22Aと嵌合検知突片53Aの先端面53Bとが同一面上に連なると共に、電線側シールドハウジング21内において電線側シールドハウジング21の電線側接地面部38と機器側シールドハウジング51の機器側接地面部64とが当接する(図16及び図17参照)。
これらのことから、シールドコネクタを嵌合完了状態に至らせるときには、例えば目視又は手などによる触接によってスリット22Bの終端面である後方端面22Aと嵌合検知突片53Aの先端面53Bとの状態を確認する。
それらが同一面上に連なっているときには互いのシールドコネクタが嵌合完了状態に至ったことを表し、段差が残っているときには互いのシールドコネクタが嵌合完了状態にないことを表すため、それらの状態を確認することで互いのシールドコネクタが嵌合完了状態に至ったか容易に判断することができる。
尚、スリット22Bの奥端には着色部22Cが形成されていることから、嵌合検知突片53Aが着色部22Cを覆い隠す状態に至った時には先端フード部22の後方端面22Aと嵌合検知突片53Aの先端面53Bとが同一面上に連なることを表すため、互いのシールドコネクタが嵌合完了状態に至ったかより容易に判断することができる(図16及び図17参照)。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図18乃至図21によって説明する。
実施形態3のシールドコネクタは、上述した実施形態1と同様の作用効果を奏すると共に、実施形態1に加えて互いのシールドコネクタの嵌合完了状態が容易に判別できる構成となっている。
図18及び図19に示すように電線側シールドハウジング21の先端フード部22の前後方向中央部には先端フード部22を貫通する嵌合検知開口22Dが形成され、機器側シールドハウジング51の突部53には標識部53Cが形成されている。標識部53Cは嵌合検知開口22Dと対応する位置に嵌合検知開口22Dと一致した大きさで形成され、先端フード部22とは異なる色によって着色されている。互いのシールドコネクタが嵌合完了状態に至ったときには嵌合検知開口22Dと標識部53Cとが一致して先端フード部22の外部から標識部53Cの全体が確認できる状態となる。
実施形態3のシールドコネクタの嵌合操作は上述した実施形態1と同様に行われる。そして、互いのシールドコネクタを嵌合完了状態に至るときには先端フード部22に形成された嵌合検知開口22Dから徐々に突部53に着色された標識部53Cが現れ、嵌合完了状態に至ったときには嵌合検知開口22Dと標識部53Cとが完全に一致する。
これらのことから、互いのシールドコネクタを嵌合完了状態に至らせるときには、嵌合検知開口22Dと標識部53Cとが完全に一致しているかを確認することで互いのシールドコネクタが嵌合完了状態にあるのか容易に判断することができる(図20及び図21参照)。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図22及び図23によって説明する。
実施形態4のシールドコネクタは、上述した実施形態1と同様の作用効果を奏するが、シールド接地面積をより大きくした構成となっており、図22及び図23に示すように実施形態1の電線側接地面部38と機器側接地面部64の一部において構成が異なる。
嵌合用ボルト39を保持するEリング40は電線側接地面部38において嵌合用ボルト39に係合されることによって嵌合用ボルト39に取り付けられている。一方、機器側接地面部64にはEリング40よりやや深くてやや大きい収容凹部64Aが形成されており、両シールドコネクタが嵌合完了状態に至った時にはEリング40は収容凹部64Aに収容される。
実施形態4のシールドコネクタの嵌合操作は上述した実施形態1と同様に行われるが、互いのシールドコネクタが嵌合完了状態に至った時にはEリング40は収容凹部64Aに収容される状態となる。
嵌合完了状態において収容凹部64AにEリング40が収容される構成としたことから、電線側接地面部38と機器側接地面部64との接地面を大きく、且つ、ループ状にすることができ、遮蔽効果をより大きくすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では、嵌合用ボルト39は予め先端フード部22に組みつけられている構成としたが、本発明は、電線側シールドハウジング21に機器側シールドハウジング51を挿入した後に嵌合用ボルト39を取り付ける構成としてもよい。
(2)本実施形態では、機器側接地面部64を機器側シールドハウジング51の外壁面に形成した構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明では機器用接地面部を例えば機器側シールドハウジングの前方端面に形成してもよい。
(3)本実施形態2では、スリット22Bを先端フード部22に形成し、嵌合検知突片53Aを突部53に形成する構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明は、例えば、スリットを電線側シールドハウジング21の外壁に形成し、嵌合検知突片を機器側シールドハウジング51の外壁に形成する構成としてもよい。もちろん、このときに形成されるスリットと嵌合検知突片とは互いに嵌合される状態にあるものとする。
(4)本実施形態2及び本実施形態3では、着色部22C及び標識部53Cに先端フード部22と異なる色を着色する構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明は、例えばこれらの位置に着色とは異なる印を付すような構成としてもよい。
20...電線側シールドコネクタ
21...電線側シールドハウジング
22...先端フード部
22B...スリット
23...電線側コネクタハウジング
32...電線
33...電線側端子金具
38...電線側接地面部
39...嵌合用ボルト
50...機器側シールドコネクタ
51...機器側シールドハウジング
53...突部
53A...嵌合検知突片
54...機器側コネクタハウジング
62...機器側端子金具
64...機器側接地面部
65...コネクタ嵌合用ナット

Claims (7)

  1. 機器のシールドケースに設けたコネクタ取付部に取り付けられる機器側コネクタと、シールドハウジングを有し前記コネクタ取付部に装着されて前記機器側コネクタに接続される電線側コネクタとを備えたシールドコネクタ装置において、
    前記シールドケースの前記コネクタ取付部に設けられたコネクタ嵌合用ナットと、前記電線側コネクタの前記シールドハウジングに設けられ前記嵌合用ナットに螺合することで前記電線側コネクタを前記機器側コネクタに嵌合させる嵌合用ボルトと、前記シールドケースと電気的に連なり、かつ、前記機器側コネクタをほぼループ状に包囲する形状で前記コネクタ取付部に形成され前記両コネクタの嵌合方向に対して交差する面を有する機器側接地面部と、前記電線側コネクタの前記シールドハウジングに前記電線側コネクタをほぼループ状に包囲する形状で設けられ前記嵌合用ボルトを前記嵌合用ナットに螺合させて前記両コネクタを嵌合完了位置に嵌合させたときに前記機器側接地面部に対して電気的に接触する電線側接地面部とを備えるシールドコネクタ装置。
  2. 前記嵌合用ボルトは前記電線側コネクタの前記シールドハウジングを貫通した状態で前記機器側コネクタとの嵌合面側に設けた抜け止めリングによって抜け止め保持されており、前記電線側接地面部は前記シールドハウジングに対して前記抜け止めリングの厚さ寸法以上の高さ寸法を有して形成されていることを特徴とする請求項1記載のシールドコネクタ装置。
  3. 前記嵌合用ボルトは前記電線側コネクタの前記シールドハウジングを貫通した状態で前記機器側コネクタとの嵌合面側に設けた抜け止めリングによって抜け止め保持されており、前記コネクタ取付部の前記機器側接地面部には前記両コネクタの嵌合完了状態において前記抜け止めリングを収容する収容凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のシールドコネクタ装置。
  4. 前記機器側コネクタ及び前記電線側コネクタには、両コネクタが嵌合完了位置に至ったときに互いに嵌合状態となる一対のロック検知コネクタが設けられ、一方の前記ロック検知コネクタは一対の嵌合検知用端子金具を有し、他方の前記ロック検知コネクタは前記嵌合検知用端子金具間を短絡させるショート端子を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のシールドコネクタ装置。
  5. 前記電線側コネクタの前記シールドハウジングは、前記電線側コネクタを覆う本体部と、この本体部よりも前記機器側コネクタとの嵌合方向の先端側に位置して段付き状に拡幅された先端フード部とを有し、前記先端フード部には前記両コネクタの嵌合方向に伸びるスリットが前記先端フード部の先端縁に開口して形成され、前記シールドケースのコネクタ取付部には前記両コネクタの嵌合に伴って前記スリット内に進入する嵌合検知突片が突設され、前記嵌合検知突片の高さ寸法は前記両ハウジングが前記嵌合完了位置に至ったときに前記嵌合検知突片の先端が前記先端フード部と前記本体部との境界に位置する段付き部の外表面と一致する寸法に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のシールドコネクタ装置。
  6. 前記スリットの奥端には前記先端フード部とは異なる色の着色部が形成され、前記両コネクタが前記嵌合完了位置に至ったときには前記着色部が前記嵌合検知突片の先端により覆い隠されるようにされていることを特徴とする請求項5記載のシールドコネクタ装置。
  7. 前記電線側コネクタの前記シールドハウジングの所定位置には嵌合検知開口が形成されると共に、前記シールドケースの前記コネクタ取付部には前記両コネクタが前記嵌合完了位置に至ったときに前記嵌合検知開口に対応して外部から覗き見可能な位置に標識部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のシールドコネクタ装置。
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