JP2011035070A - 太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011035070A
JP2011035070A JP2009178255A JP2009178255A JP2011035070A JP 2011035070 A JP2011035070 A JP 2011035070A JP 2009178255 A JP2009178255 A JP 2009178255A JP 2009178255 A JP2009178255 A JP 2009178255A JP 2011035070 A JP2011035070 A JP 2011035070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
solar cell
cell module
back sheet
circuit layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009178255A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Furuya
明彦 古屋
Masaaki Chino
正晃 地野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2009178255A priority Critical patent/JP2011035070A/ja
Publication of JP2011035070A publication Critical patent/JP2011035070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/04Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof adapted as photovoltaic [PV] conversion devices
    • H01L31/042PV modules or arrays of single PV cells
    • H01L31/05Electrical interconnection means between PV cells inside the PV module, e.g. series connection of PV cells
    • H01L31/0504Electrical interconnection means between PV cells inside the PV module, e.g. series connection of PV cells specially adapted for series or parallel connection of solar cells in a module
    • H01L31/0516Electrical interconnection means between PV cells inside the PV module, e.g. series connection of PV cells specially adapted for series or parallel connection of solar cells in a module specially adapted for interconnection of back-contact solar cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】バックコンタクト方式の太陽電池セルを用いた太陽電池モジュールを簡便に製造でき、その生産性を高くできる太陽電池モジュール用バックシート提供する。
【解決手段】本発明の太陽電池モジュール用バックシート10は、繊維および樹脂を含有する複合材料からなる絶縁層11と、絶縁層11の一方の面に設けられ、太陽電池セルに電気的に接続される回路層12とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、裏面にプラス電極(P型半導体電極)、マイナス電極(N型半導体電極)の両電極を備えるバックコンタクト方式の太陽電池セルを固定するための太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法に関する。
近年、自然エネルギーを利用する発電システムである太陽光発電の普及が急速に進められている。太陽光発電をするための太陽電池モジュールは、図5に示すように、受光側に配置された透光性基板120と、裏面側に配置されたバックシート110と、透光性基板120およびバックシート110の間に配置された多数の太陽電池セル130とを有している。また、太陽電池セル130は、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)フィルム等の封止用フィルム140a,140bに挟まれて封止されている。
従来、太陽電池モジュールにおいては、多数の太陽電池セル130,130・・・が、幅1〜3mmの配線材150で電気的に直列に接続されていた。太陽電池セル130は、太陽の受光面130aである表面側にマイナス電極(N型半導体電極)131、裏面側にプラス電極(P型半導体電極)132が設けられているため、配線材150で接続すると、太陽電池セル130の受光面130aの上に配線材150が重なり、光電変換の面積効率が低下する傾向にあった。
また、上記の電極の配置では、配線材150が太陽電池セル130の表側から裏側に回り込む構造になるが、このような構造では、各部材の熱膨張の差が原因で配線材150が断線することがあった。
そこで、特許文献1,2では、プラス電極、マイナス電極の両電極がセルの裏面に設置されたバックコンタクト方式の太陽電池セルが提案されている。この方式の太陽電池セルでは、裏面で直列に接続することが可能であり、セル表面の受光面積が犠牲にならず、光電変換の面積効率の低下を防止できる。また、配線材を表側から裏側に回り込む構造にしなくてもよいため、各部材の熱膨張の差による配線材の断線も防止できる。
このバックコンタクト方式の太陽電池セルを用いて太陽電池モジュールを製造する際には、多数の太陽電池セルを、配線材を用いて電気的に直列に接続した後、EVAフィルムにより挟んで封止し、透光性基板とバックシートとで挟持していた。
特開2005−11869号公報 特開2009−111122号公報
近年、太陽光発電の普及が進むにつれて、低コスト化が求められ、太陽電池モジュール製造における生産性向上が重要になってきている。しかしながら、従来、バックコンタクト方式の太陽電池セルを用いた太陽電池モジュールの製造方法では、リボン上の配線材を用いてプラス電極とマイナス電極とを一つずつ接続していたので、簡便ではなく、生産性が高いとは言えなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、バックコンタクト方式の太陽電池セルを用いた太陽電池モジュールを簡便に製造でき、その生産性を高くできる太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成を有する。
[1] 繊維および樹脂を含有する複合材料からなる絶縁層と、該絶縁層の一方の面に設けられ、太陽電池セルに電気的に接続される回路層とを有することを特徴とする太陽電池モジュール用バックシート。
[2] 前記回路層の、太陽電池セルに接触する電極部に、スタッドバンプが設けられていることを特徴とする[1]に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
[3] 前記回路層の電極部以外の部分が、絶縁性材料からなるオーバーコート層により被覆されていることを特徴とする[2]に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
[4] 絶縁層の他方の面にバリア層が設けられていることを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の太陽電池モジュール用バックシート。
[5] 前記スタッドバンプは、銀、銅、錫、鉛、ニッケル、金よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有することを特徴とする[2]〜[4]のいずれかに記載の太陽電池モジュール用バックシート。
[6] 前記スタッドバンプは、銀、銅、錫、半田よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有する導電性ペーストから形成されたことを特徴とする[2]〜[5]のいずれかに記載の太陽電池モジュール用バックシート。
[7] 導電性ペーストが低温硬化タイプであることを特徴とする[6]に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
[8] 繊維および半硬化の熱硬化性樹脂を含有する半硬化複合材料層の一方の面に導電層を積層し、加熱加圧処理を施し、前記導電層をパターン加工して回路層を形成することを特徴とする太陽電池モジュール用バックシートの製造方法。
本願請求項1に係る発明では、絶縁層の一方の面に設けられた回路層に太陽電池セルを積層することよって、多数の太陽電池セルを一度の工程で電気的に直列に接続できる。すなわち、太陽電池セルのバックシートへの積層と太陽電池セル同士の接続とを同時に行うことができる。したがって、本願請求項1に係る発明の太陽電池モジュール用バックシートによれば、バックコンタクト方式の太陽電池セルを用いた太陽電池モジュールを簡便に製造でき、その生産性を高くできる。
また、絶縁層が複合材料からなることで、回路層との密着性が高くなっている。さらに、絶縁層が複合材料からなるため、太陽電池モジュール用バックシートの寸法安定性および剛性が高い。
本願請求項2に係る発明では、回路層の電極部にスタッドバンプが設けられているため、太陽電池セルの電極と容易に接続できる上に、電気的接続の信頼性を向上させることができる。
本願請求項3に係る発明では、回路層の電極部以外の部分がオーバーコート層によって被覆されているため、互いに隣接する回路層同士の短絡を防止できる。また、太陽電池モジュールの製造にEVAフィルムが用いられる場合には、EVAフィルムから放出される酢酸ガスによる回路層の腐食を防止できる。
本願請求項4に係る発明では、絶縁層の他方の面にバリア層が設けられているため、太陽電池モジュールの耐候性、絶縁性等の長期信頼性を向上させることができる。
本願請求項5に係る発明では、スタッドバンプが、銀、銅、錫、鉛、ニッケル、金よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有するため、太陽電池セルの電極と回路層との電気抵抗を低くすることができる。
本願請求項6に係る発明では、スタッドバンプが、銀、銅、錫、半田よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有する導電性ペーストから形成されているため、太陽電池セルの電極と容易に接続できる形状(例えば、円錐状、円筒状等)を形成できる。
本願請求項7に係る発明では、導電性ペーストが低温硬化タイプであるため、120〜160℃という低温で太陽電池セルの電極と回路層とを電気的に接続できる。
本願請求項8に係る発明では、半硬化複合材料層の一方の面に導電層を積層し、加熱加圧処理を施し、前記導電層をパターン加工するため、多数の太陽電池セルの電極と電気的に接続するための回路層を容易に形成できる。また、本願請求項8に係る発明によれば、絶縁層と回路層との密着性を高くできる。また、絶縁層として複合材料を用いているため、得られる太陽電池モジュール用バックシートの寸法安定性および剛性を高くできる。
本発明の太陽電池モジュール用バックシートの一実施形態例を示す断面模式図である。 本発明の太陽電池モジュール用バックシートの製造方法の一実施形態例を示す断面模式図である。 図1に示す太陽電池モジュール用バックシートを用いた太陽電池モジュールの一例を示す断面模式図です。 図3に示す太陽電池モジュールの製造方法を示す断面模式図です。 従来の太陽電池モジュールの一例を示す断面模式図である。
(太陽電池モジュール用バックシート)
本発明の太陽電池モジュール用バックシート(以下、「バックシート」と略す。)の一実施形態例について説明する。
図1に、本実施形態例のバックシートを示す。このバックシート10は、絶縁層11と、絶縁層11の一方の面に設けられた回路層12と、絶縁層11の他方の面に設けられたバリア層13と、回路層12の、太陽電池セルに接触する電極部12aに設けられたスタッドバンプ14と、回路層12の電極部12a以外の部分12b(以下、非電極部12bという。)を被覆するオーバーコート層15とを有する。
[絶縁層]
絶縁層11は、繊維および樹脂を含有する複合材料からなる。
繊維としては、例えば、ガラスクロス、ガラス不織布、紙などが挙げられ、樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。
[回路層]
回路層12は、太陽電池セルに電気的に接続される層である。また、回路層12は、バックシート10に積層される多数の太陽電池セルを電気的に直列に接続するパターンを有している。
回路層12を構成する材料としては、電気抵抗が低い材料、例えば、銅、アルミニウム、鉄−ニッケル合金などが使用される。また、導電性高分子を使用することもできる。
回路層12の表面は、スタッドバンプ14およびオーバーコート層15との密着性を向上させるために、ギ酸、硫酸、硝酸などの腐食性薬液によって粗面化処理が施されていることが好ましい。
[バリア層]
バリア層13は空気透過を調整する層である。バリア層13としては、耐候性、絶縁性など長期信頼性を有する材料が使用され、例えば、フッ素樹脂フィルム、低オリゴマー・耐熱ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム/ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルム、シリカ(SiO)蒸着フィルム、アルミニウム箔などが使用される。
[スタッドバンプ]
スタッドバンプ14は、回路層12と太陽電池セルとの電気的接続を補助する部材であり、太陽電池セルの電極に対応するように配置されている。本実施形態例のスタッドバンプ14は、切頭円錐形になっており、先端がオーバーコート層15の表面から突出している。
スタッドバンプ14の材料としては、電気抵抗が低い材料が使用される。中でも、回路層12との電気抵抗が低くなることから、銀、銅、錫、鉛、ニッケル、金よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有することが好ましい。
スタッドバンプ14は、粘度が高く、容易に切頭円錐形等の所望の形状にできることから、銀、銅、錫、半田(銅と鉛が主成分である。)よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有する導電性ペーストにより形成されていることが好ましい。
また、導電性ペーストは低温硬化タイプであることが好ましい。導電性ペーストが低温硬化タイプであれば、120〜160℃という低温で太陽電池セルの電極と回路層12とを電気的に接続できる。120〜160℃は、封止用フィルムとして使用可能なEVAフィルムの軟化、溶融、架橋が生じる温度であるから、封止用フィルムとしてEVAフィルムを用いる場合には、容易に加工できるため、太陽電池セルの電極と該導電性ペーストから形成されるスタッドバンプ14とをより容易に電気的に接続させることができる。
低温硬化タイプの導電性ペーストとしては、ポリマーと導電性フィラーを含有し、ポリマーの硬化による導電性フィラーの物理的接触によって導電性を発現するもの、有機物に銀もしくは銅を配位、還元させたナノ粒子を含有し、低温焼結(120〜160℃)させることにより導電性を発現するものが挙げられる。電気抵抗がより低くなる点では、後者の材料が好ましい。
[オーバーコート層]
オーバーコート層15は、絶縁性材料からなっている。オーバーコート層15を構成する絶縁性材料としては、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂などが挙げられる。これら樹脂は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、上記の樹脂に、シリカ(SiO)、マイカ、アルミナ、硫酸バリウムからなる群から選ばれる1種以上の無機粉末を含有してもよい。
[作用効果]
上記バックシート10に、絶縁層11の一方の面に設けられた回路層12に太陽電池セルを積層することよって、太陽電池セルを電気的に直列に接続できる。このように、太陽電池セルのバックシート10への積層と太陽電池セル同士の接続とを同時に行うことができるため、太陽電池モジュールを容易に製造でき、その生産性を高くできる。
また、回路層12に接する絶縁層11は複合材料からなっており、絶縁層11を形成するための半硬化複合材料層は、半硬化の熱硬化性樹脂を含有しているため、加熱加圧処理によって絶縁層11と回路層12およびバリア層13と架橋する。そのため、絶縁層11と回路層12およびバリア層13との密着性は高くなっている。さらに、絶縁層11が複合材料からなるため、バックシート10の寸法安定性、剛性に優れる。特に、例えば、従来広く使用されているPET基材、PEN基材からなるバックシートよりも寸法安定性および剛性に優れる。したがって、絶縁層11が複合材料からなることで、バックシート10は優れた物性を有するものとなる。
また、後述するように、バックシート10に封止用フィルムにより封止された太陽電池セルを積層した際には、スタッドバンプ14が封止用フィルムを貫通するため、太陽電池セルの電極に電気的により容易に接続させることができる。また、スタッドバンプ14を用いることで、確実にかつ充分な面積で接続させることができるため、電気的接続の信頼性を向上させることができる。
また、バックシート10は、オーバーコート層15を有しているため、互いに隣接する回路層12の短絡を防止できる上、封止用フィルムとしてEVAフィルムを用いた場合には、EVAフィルムから放出される酢酸ガスによる回路層12の腐食を防止できる。
(バックシートの製造方法)
本実施形態例のバックシート10の製造方法について説明する。
本実施形態例のバックシート10の製造方法では、まず、図2(a)に示すように、繊維および半硬化の熱硬化性樹脂を含有する半硬化複合材料層11aの一方の面に導電層16を積層し、半硬化複合材料層11aの他方の面にバリア層13を積層し、加熱加圧処理する。この処理により、半硬化複合材料層11aは絶縁層11になる。
ここで、導電層16としては、例えば、銅、アルミニウム、鉄−ニッケル合金などの金属の金属箔を使用することができる。また、導電性高分子を含有する層であってもよい。
次いで、図2(b)に示すように導電層16の上にレジストパターン17を設け、エッチング処理して、図2(c)に示すような回路層12を形成する。この回路層12の形成では、フォトリソグラフィを適用する。
フォトリソグラフィでは、まず、導電層16の表面の全面にレジスト層を設ける。その際、レジスト層としては、ドライフィルムレジストを用いてもよいし、ウェットレジストを導電層16に塗工して形成したものでもよい。
次いで、レジスト層の上にフォトマスクを配置し、露光し、現像してレジストパターン17を設ける。次いで、レジストパターン17で被覆されていない導電層16をエッチング処理して除去する。エッチングとしては、ドライエッチング、ウェットエッチングのいずれであってもよいが、通常は、ウェットエッチングが適用される。
その後、レジストパターン17を剥離する。このように、導電層16をパターン加工して、回路層12を得る。
得られた回路層12の表面には粗面化処理を施してもよい。回路層12の表面に粗面化処理を施すと、スタッドバンプ14の密着性を向上させることができる。粗面化処理は、例えば、腐食性薬液を回路層12の表面に接触させる方法を適用することができる。
次いで、図2(d)に示すように、絶縁性のオーバーコート材を回路層12の非電極部12bに塗工してオーバーコート層15を形成する。
オーバーコート材としては、例えば、熱可塑性樹脂を含有する塗工液、熱硬化性成分を含有する塗工液、光硬化性成分を含有する塗工液などを使用できる。熱可塑性樹脂を含有する塗工液を使用した場合には、塗工後、乾燥処理を行う。熱硬化性成分を含有する塗工液を使用した場合には、塗工後、熱硬化処理を行う。光硬化性成分を含有する塗工液を用いる場合には、光硬化処理を行う。
次いで、回路層12の電極部12aにスタッドバンプ14を形成する。スタッドバンプ14の形成方法としては、例えば、めっき、スクリーン印刷、ディスペンス、転写などの方法を適用することができる。その際には、容易に切頭円錐形等の所望の形状にできることから、銀、銅、錫、半田よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有する導電性ペーストを用いることが好ましい。さらには、太陽電池セルの電極とスタッドバンプ14とをより容易に電気的に接続させることができる点では、低温硬化タイプの導電性ペーストがより好ましい。
以上の製造方法により、図1に示すバックシート10が得られる。
上記バックシート10の製造方法では、半硬化複合材料層11aの一方の面に導電層16を積層し、加熱加圧処理を施し、絶縁層11に積層した導電層16をパターン加工するため、回路層12を容易に形成できる。
また、上記製造方法によれば、絶縁層11と回路層12との密着性を高くできる。また、絶縁層11として複合材料を用いているため、得られるバックシート10の寸法安定性および剛性を高くできる。
(太陽電池モジュール)
上記バックシート10は太陽電池モジュールに使用される。
図3に、上記バックシート10を使用した太陽電池モジュールを示す。この太陽電池モジュール1は、受光面側に配置された透光性基板20と、裏面側に配置されたバックシート10と、透光性基板20およびバックシート10の間に配置された多数の太陽電池セル30,30・・・と、太陽電池セル30,30・・・を封止する封止層40とを具備する。
透光性基板20としては、例えば、ガラス基板、透明樹脂基板などが挙げられる。透明樹脂基板を構成する透明樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどが挙げられる。
本実施形態例に使用される太陽電池セル30は、裏面にプラス電極およびマイナス電極を備えるバックコンタクト方式のものである。太陽電池セル30としては、単結晶シリコン型、多結晶シリコン型、アモルファスシリコン型、化合物型、色素増感型などが挙げられる。これらの中でも、発電効率に優れる点では、単結晶シリコン型が好ましい。
封止層40は、封止用フィルムにより形成される。封止用フィルムとしては、例えば、EVAフィルム、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体フィルム、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素樹脂フィルムなどが使用される。通常、封止用フィルムは、太陽電池セル30を挟み込むように2枚以上で使用される。
上記太陽電池モジュール1は、上記バックシート10を用いたものであるため、バックコンタクト方式の太陽電池セル30を積層すると同時に多数の太陽電池セル30,30・・・を電気的に直列に接続することで得られる。したがって、簡便に製造されるものである。
この太陽電池モジュール1は、例えば、以下の製造方法により製造される。
すなわち、まず、図4に示すように、バックシート10に、封止用フィルム40a、太陽電池セル30、封止用フィルム40b、透光性基板20を積層する。その際、太陽電池セル30の電極31にバックシート10のスタッドバンプ14が対向するように配置する。
次いで、バックシート10/封止用フィルム40a/太陽電池セル30/封止用フィルム40b/透光性基板20の積層体を加熱加圧する。この加熱加圧により、スタッドバンプ14を封止用フィルム40aに貫通させて太陽電池セル30の電極31に接触させ、さらにスタッドバンプ14の先端を押し潰して、充分な接続面積を確保する。
以上の方法により、バックシート10、封止用フィルム40a、太陽電池セル30、封止用フィルム40b、透光性基板20を密着させると同時に、太陽電池セル30を回路層12により電気的に直列に接続して、図1に示す太陽電池モジュール1を得る。
上述したように、バックシート10は寸法安定性および剛性に優れる。そのため、太陽電池モジュール1を製造する際に、バックシート10に封止用フィルム40a、太陽電池セル30、封止用フィルム40b、透光性基板20を高い位置精度で積層できる。
(他の実施形態例)
なお、本発明は上記実施形態例に限定されない。例えば、上記実施形態例のバックシート10は、バリア層13、スタッドバンプ14およびオーバーコート層15を有していたが、これらは任意のものである。しかし、太陽電池モジュールの長期信頼性が向上する点では、バリア層13を有することが好ましい。また、より簡便に太陽電池モジュールを製造できる点では、スタッドバンプ14を有することが好ましい。また、互いに隣接する回路層12の短絡を防止できる上、EVAフィルムから放出される酢酸ガスによる回路層12の腐食を防止できる点で、オーバーコート層15を有することが好ましい。
スタッドバンプ14の形状は、切頭円錐形に限らず、円錐形、円筒形、三角錐形、半球状などであってもよい。ただし、スタッドバンプ14の形状は、円錐状、円筒形等の封止用フィルム40aを貫通しやすく、さらに太陽電池セル30の電極31との接続性に優れる形状が好ましい。
まず、図2(a)に示すように、厚さ200μmの複合材料(商品名:MCL−E−67N、日立化成工業製)からなる半硬化複合材料層11aの一方の面に、厚さ35μmの導電層16(商品名:JTC銅箔、日鉱金属製)を積層すると共に、半硬化複合材料層11aの他方の面に、厚さ25μmのバリア層13(商品名:テドラー、デュポン製)を積層して積層体を得た。次いで、その積層体を、真空度:2kPa、温度:170℃、圧力:2MPa、加熱加圧時間120分の条件で加熱加圧した。この処理により、半硬化複合材料層11aを絶縁層11とした。
次いで、導電層16の表面にドライフィルムレジスト(商品名:RY3315、日立化成工業製)を、ロールラミネーターを用いて、温度:110℃、搬送速度:0.5m/分の条件で貼り付けた。その後、フォトマスクを用いた露光(露光量:80mJ/cm)、現像(1質量%のNaCO、温度:30℃)により、図2(b)に示すような、レジストパターン17を形成した。
次いで、露出している導電層16を塩化銅(温度:50℃)によりエッチングした後、50℃、5質量%の水酸化ナトリウム水溶液によりレジストパターン17を剥離して、図2(c)に示すような、回路パターンを有する回路層12を形成した。
次いで、回路層12の表面に、マイクロエッチング剤(商品名:CZ8100、メック製)を、30℃で50秒間接触させて、粗面化処理を施した。
次いで、絶縁性のオーバーコート材(商品名:SR7000、日立化成工業製)をスクリーン印刷機により回路層12の非電極部12bに塗工した。その後、70℃で30分間プリベークを施し、高圧水銀ランプで2000mJ/cmの紫外線を照射し、170℃で60分間のポストベークを施して、図2(d)に示すような、オーバーコート層15を形成した。
次いで、回路層12の電極部12aに、銀ペースト(商品名:SD1114、ハリマ化成製)をスクリーン印刷機により印刷して、切頭円錐形のスタッドバンプ14を形成した。これにより、バックシート10を得た。
次いで、図4に示すように、上記バックシート10に、EVAフィルム(封止用フィルム40a)、太陽電池セル30、EVAフィルム(封止用フィルム40b)、ガラス基板(透光性基板20)を積層した。その際、太陽電池セル30の電極31にバックシート10のスタッドバンプ14が対向するように配置した。
次いで、バックシート10/封止用フィルム40a/太陽電池セル30/封止用フィルム40b/透光性基板20の積層体を加熱加圧し、スタッドバンプ14を封止用フィルム40aに貫通させた。これにより、スタッドバンプ14と太陽電池セル30の電極31とを接続して、図3に示す太陽電池モジュール1を得た。
10 バックシート(太陽電池モジュール用バックシート)
11 絶縁層
11a 半硬化複合材料層
12 回路層
12a 電極部
12b 非電極部
13 バリア層
14 スタッドバンプ
15 オーバーコート層
16 導電層
17 レジストパターン
20 透光性基板
30 太陽電池セル
31 電極
40 封止層
40a,40b 封止用フィルム
110 バックシート
120 透光性基板
130 太陽電池セル
131 マイナス電極(N型半導体電極)
132 プラス電極(P型半導体電極)
140a,140b 封止用フィルム
150 配線材

Claims (8)

  1. 繊維および樹脂を含有する複合材料からなる絶縁層と、該絶縁層の一方の面に設けられ、太陽電池セルに電気的に接続される回路層とを有することを特徴とする太陽電池モジュール用バックシート。
  2. 前記回路層の、太陽電池セルに接触する電極部に、スタッドバンプが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
  3. 前記回路層の電極部以外の部分が、絶縁性材料からなるオーバーコート層により被覆されていることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
  4. 絶縁層の他方の面にバリア層が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池モジュール用バックシート。
  5. 前記スタッドバンプは、銀、銅、錫、鉛、ニッケル、金よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の太陽電池モジュール用バックシート。
  6. 前記スタッドバンプは、銀、銅、錫、半田よりなる群から選ばれる1種以上の金属を含有する導電性ペーストから形成されたことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の太陽電池モジュール用バックシート。
  7. 導電性ペーストが低温硬化タイプであることを特徴とする請求項6に記載の太陽電池モジュール用バックシート。
  8. 繊維および半硬化の熱硬化性樹脂を含有する半硬化複合材料層の一方の面に導電層を積層し、加熱加圧処理を施し、前記導電層をパターン加工して回路層を形成することを特徴とする太陽電池モジュール用バックシートの製造方法。
JP2009178255A 2009-07-30 2009-07-30 太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法 Pending JP2011035070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009178255A JP2011035070A (ja) 2009-07-30 2009-07-30 太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009178255A JP2011035070A (ja) 2009-07-30 2009-07-30 太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011035070A true JP2011035070A (ja) 2011-02-17

Family

ID=43763872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009178255A Pending JP2011035070A (ja) 2009-07-30 2009-07-30 太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011035070A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061151A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Toppan Printing Co Ltd 太陽電池用裏面保護シートおよびその製造方法、太陽電池モジュール
DE102011004501A1 (de) * 2011-02-22 2012-08-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung eines Moduls mit einem elektronischen Bauelement
CN102709359A (zh) * 2012-05-08 2012-10-03 常州天合光能有限公司 太阳能电池组件复合式导电背板及其制备和使用方法
JP2013042078A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Toppan Printing Co Ltd 太陽電池モジュール、回路シート、着色封止材料
JP2014067806A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Dainippon Printing Co Ltd 太陽電池用集電シートの製造方法
CN110112232A (zh) * 2019-04-30 2019-08-09 北京铂阳顶荣光伏科技有限公司 薄膜太阳能电池前板及其制备方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1016118A (ja) * 1996-07-05 1998-01-20 Toppan Printing Co Ltd 感光性剥離現像型積層体とそれを使用した厚膜回路の製造方法
US5951786A (en) * 1997-12-19 1999-09-14 Sandia Corporation Laminated photovoltaic modules using back-contact solar cells
JP2004006829A (ja) * 2002-04-25 2004-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 配線転写シートとその製造方法、および配線基板とその製造方法
JP2008130764A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Sharp Corp プリント配線板製造装置、プリント配線板、プリント配線板製造方法および電子機器
JP2009004744A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Samsung Electro Mech Co Ltd プリント基板

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1016118A (ja) * 1996-07-05 1998-01-20 Toppan Printing Co Ltd 感光性剥離現像型積層体とそれを使用した厚膜回路の製造方法
US5951786A (en) * 1997-12-19 1999-09-14 Sandia Corporation Laminated photovoltaic modules using back-contact solar cells
JP2004006829A (ja) * 2002-04-25 2004-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 配線転写シートとその製造方法、および配線基板とその製造方法
JP2008130764A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Sharp Corp プリント配線板製造装置、プリント配線板、プリント配線板製造方法および電子機器
JP2009004744A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Samsung Electro Mech Co Ltd プリント基板

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061151A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Toppan Printing Co Ltd 太陽電池用裏面保護シートおよびその製造方法、太陽電池モジュール
DE102011004501A1 (de) * 2011-02-22 2012-08-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung eines Moduls mit einem elektronischen Bauelement
JP2013042078A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Toppan Printing Co Ltd 太陽電池モジュール、回路シート、着色封止材料
CN102709359A (zh) * 2012-05-08 2012-10-03 常州天合光能有限公司 太阳能电池组件复合式导电背板及其制备和使用方法
JP2014067806A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Dainippon Printing Co Ltd 太陽電池用集電シートの製造方法
CN110112232A (zh) * 2019-04-30 2019-08-09 北京铂阳顶荣光伏科技有限公司 薄膜太阳能电池前板及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4958187B2 (ja) 太陽電池セル、配線シート、配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュール
WO2010001927A1 (ja) 太陽電池モジュールおよびその製造方法
JP2011035070A (ja) 太陽電池モジュール用バックシートおよびその製造方法
US20170077331A1 (en) Sealing film for solar cell and method of manufacturing the same, sealing structure for solar cell module
WO2014185225A1 (ja) 太陽電池モジュール及びその製造方法
JP5424235B2 (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法
JP5545569B2 (ja) 太陽電池用バックシートの製造方法
JP2011159724A (ja) 太陽電池モジュール用基材およびその製造方法
JP2012079838A (ja) 太陽電池モジュールとその製造方法
JP5998442B2 (ja) 太陽電池用集電シート及びそれを用いた太陽電池モジュール
WO2014010486A1 (ja) 太陽電池モジュール及びその製造方法
JP2011159746A (ja) 太陽電池用裏面回路シート、太陽電池モジュール及び太陽電池用裏面回路シートの製造方法
JP5569139B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP5540738B2 (ja) 太陽電池用絶縁基板、太陽電池モジュール、及び太陽電池用絶縁基板の製造方法
JP5652911B2 (ja) 太陽電池モジュールの製造方法
JP2014013838A (ja) 太陽電池用集電シート及び太陽電池モジュール
JP2014192481A (ja) 太陽電池用金属箔積層体、太陽電池モジュール、および太陽電池用金属箔積層体の製造方法
JP5661676B2 (ja) 配線基板付き太陽電池セルの製造方法
JP2010245399A (ja) 配線シート、配線シート付き太陽電池セル、太陽電池モジュール、配線シート付き太陽電池セルの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法
JP5123409B2 (ja) 配線基板付き太陽電池セルの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法
CN209675313U (zh) 背接触太阳电池组件
JP2011159725A (ja) 太陽電池モジュール用基材とその製造方法、太陽電池モジュール
JP2010041009A (ja) 素子形成基板配線ストリング、太陽電池モジュールおよびその製造方法
JP5288409B2 (ja) 配線シート付き太陽電池セル、太陽電池モジュール、配線シート付き太陽電池セルの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法
CN116053346A (zh) 双面受光型太阳能电池模块

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130219

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130517

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131022