JP2011029709A - 読み取り装置、画像形成装置、読み取り制御方法、画像形成方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

読み取り装置、画像形成装置、読み取り制御方法、画像形成方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】一部の点光源が故障した場合でもダウンタイムを低減することができる読み取り装置、画像形成装置、読み取り制御方法、画像形成方法、プログラム、及び記録媒体を提供する。
【解決手段】フラットベット読み取りの場合の原稿サイズを検出するか、ADF読み取りの場合の原稿サイズを検出し、原稿サイズの検出結果とそれぞれの読み取り方法での原稿読み取り位置と点光源の故障位置との比較により最適な読み取り手段を選択可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、読み取り装置、画像形成装置、読み取り制御方法、画像形成方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、LED(light-emitting diode:発光ダイオード)は、電子機器のバックライト、照明器具、及び道路表示等あらゆる部分で普及してきている。
従来の光源に対してLEDを採用するメリットとしては、コスト削減が挙げられる。すなわち、消費電力が小さいこと、長寿命であることなどが挙げられる。
スキャナ用光源としても点光源である白色LEDを主走査方向に複数個並べる事により、従来の光源(ハロゲンランプ、冷陰極管、キセノンランプなど)と同様の線光源として使用する技術が既に知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の発明は、画像読み取り装置に関する発明である。具体的には、複数の発光素子で構成された原稿照明手段(線光源)と、原稿反射光を読み取る光電変換手段と、原稿サイズ検出手段と、検出原稿サイズの主走査領域に応じた原稿領域点灯制御手段と、シェーディング補正手段と、操作手段を持って構成された画像読み取り装置に於いて、セット原稿の端部(エッジ)に対して、原稿サイズ毎に光量を補うための補助照明手段を持たせたことと、原稿照明手段を用い、原稿領域のみの点灯制御状態でのシェーディング補正、及び、原稿走査を行うことが挙げられる。
特許文献1に記載の発明によれば、原稿サイズ毎に変動する原稿照射時の端部光量の減衰を補助光源で補い、配光特性を改善した上で各々の原稿サイズに最適なシェーディング補正を行うことによって画像品質を高める効果と、原稿照明光が原稿外領域から漏れ出ることによってオペレータの目の健康を害することを予防する効果があるとしている。
ところで、特許文献1には目的として、下記3点が記載されている。
(1)原稿領域外からの光の漏れを防止すること。
(2)光源点灯時の電力を低減すること。
(3)原稿に対して均一な光を照射すること。
特許文献1のポイントとしては、
(a)原稿サイズ検知結果に応じて白色LEDで原稿領域のみ照明制御を行うこと。
(b)原稿エリアのみ照射する為、原稿端部での光量低下が発生すること。
(c)光量低下を防ぐ為に補助電極を設ける事により原稿が置かれたエリアのみを均一な光で照射する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、原稿サイズを検出してLED点灯制御を行うものの、ダウンタイム低減という問題は解消できていない。
このため、点光源である白色LEDを主走査方向に複数個並べる事によりキセノンランプなどと同様な光源して使用する場合に、一部のLEDが故障した場合でも可能な限りスキャナが使用できない時間(ダウンタイム)を低減することが望まれる。
そこで、本発明の目的は、一部の点光源が故障した場合でもダウンタイムを低減することができる読み取り装置、画像形成装置、読み取り制御方法、画像形成方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、点光源を主走査方向に複数個並べて原稿を照射する手段と、前記原稿からの反射光を電気信号に変換する手段と、前記変換手段に強制的にハレーションを発生させる手段と、前記原稿のサイズを検出する手段と、前記ハレーション及び前記ハレーションが発生した位置での画像信号レベルを検出し、前記ハレーションが発生した位置の情報より、前記原稿に対して前記点光源の位置及び前記点光源の故障位置を検出して、前記原稿のサイズの検出結果とを比較して読み取り動作可否を判断することにより、ダウンタイムを低減する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ハレーションを発生させる手段は、長手方向を主走査方向に平行に配置した少なくとも1つの帯状凸面鏡であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記制御手段は、前記ハレーションが発生した位置の情報及び前記ハレーション発生位置での画像信号レベルより、読み取り原稿サイズ範囲内で故障した点光源が主走査方向に連続的に実装され読み取り画像に影響する場合に、読み取り動作を抑止することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、フラットベット読み取りの場合の原稿サイズを検出する手段、及び、ADF読み取りの場合の原稿サイズを検出する手段、を有し、前記制御手段は、前記原稿サイズの検出結果とそれぞれの原稿サイズを検出する手段での原稿読み取り位置と前記点光源の故障位置との比較により最適な手段を選択可能にすることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の読み取り装置を用いた画像形成装置であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、点光源を主走査方向に複数個並べて原稿を照射する手段と、前記原稿からの反射光を電気信号に変換する手段と、強制的にハレーションを発生させる手段と、前記ハレーションを検出する手段と、前記ハレーションの発生位置での画像信号レベルを検出する手段と、前記原稿のサイズを検出する手段と、を備え、前記ハレーションが発生した位置情報より、前記原稿に対して前記点光源の実装位置及び前記点光源の故障位置を検出して、原稿サイズ検出結果との比較により読み取り動作可否を判断することにより、ダウンタイムを低減する可能にすることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記ハレーションが発生した位置情報及び前記ハレーション発生位置での画像信号レベルより、読み取り原稿サイズ範囲内で故障した点光源が主走査方向に連続的に実装され読み取り画像に影響する場合に、読み取り動作の実行を抑止することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、フラットベット読み取りの場合の原稿サイズを検出するか、ADF読み取りの場合の原稿サイズを検出し、原稿サイズの検出結果とそれぞれの読み取り方法での原稿読み取り位置と前記点光源の故障位置との比較により最適な読み取り手段を選択可能にすることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項記載の読み取り制御方法を用いた画像形成方法であることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、点光源を主走査方向に複数個並べて原稿を照射する手段と、前記原稿からの反射光を電気信号に変換する手段と、前記変換手段に強制的にハレーションを発生させる手段と、を備えた読み取り装置のコンピュータに、前記ハレーションを検出する手段、前記ハレーションの発生位置での画像信号レベルを検出する手段、原稿サイズを検出する手段、前記ハレーションが発生した位置情報より、前記原稿に対して前記点光源の実装位置及び前記点光源の故障位置を検出して、原稿サイズ検出結果との比較により読み取り動作可否を判断することにより、ダウンタイムを低減する可能にする手段、として機能させるプログラムであることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載のプログラムを記録した記録媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、強制的にハレーションを発生する手段を設けて、ハレーションが読み取り主走査方向のどの位置に発生するのかを検出する。原稿エリアに対する点光源の実装位置は装置個々で変わる為、ハレーションを利用して点光源の実装位置を正確に把握することができる。また、回路故障や点光源の寿命などで点光源が点灯できない状態になった場合、点光源の故障位置も正確に把握する事も可能になる。原稿台にセットされた原稿サイズを検出し、この検出したサイズと点光源が点灯できない位置を比較する事により読み取り動作可否を判断するので、一部の点光源が故障した場合でもダウンタイムを低減することができる。
本発明に係る読み取り装置の一実施の形態を示すブロック図である。 図1に示した読み取り装置に用いられるスキャナの概略構成図の一例である。 図1に示した読み取り装置の説明図である。 図1に示した画像読み取り装置の光学的位置関係図について説明するための説明図である。 図1に示した読み取り装置における基準白板読み取り時の1ライン出力分布図について説明するための説明図である。 図1に示した読み取り装置におけるハレーション発生部読み取り時の1ライン出力分布図について説明するための説明図である。 図1に示した読み取り装置におけるLED実装位置と原稿との位置関係について説明するための説明図である。 図1に示した読み取り装置を電源オンした時の動作を示すフローチャートの一例である。 図1に示した読み取り装置における原稿をscanする際のフローチャートの一例である。 図1に示した読み取り装置において実際にハレーションが発生した際の画像サンプルについて説明するための説明図である。 図1に示した読み取り装置における原稿照射が原稿により変化する様子を示した図である。 本発明に係る読み取り装置におけるハレーション発生部の構成の一例を示す図である。 本発明に係る読み取り装置におけるハレーション発生部の構成の他の一例を示す図である。 図1に示した読み取り装置を用いた画像形成装置の一例を示す概念図である。
[読み取り装置]
<特 徴>
要するに、本発明では、強制的にハレーションを発生する手段を設けて、ハレーションが読み取り主走査方向のどの位置に発生するのかを検出する。
原稿エリアに対するLEDの実装位置は装置個々で変わる為、読み取り装置は、ハレーションを利用してLEDの実装位置を正確に把握する。
また、回路故障やLED寿命などでLEDが点灯できない状態になった場合、LEDの故障位置も正確に把握する事も可能になる。
原稿台にセットされた原稿サイズを検出し、この検出したサイズとLEDが点灯できない位置を比較する事により読み取り動作可否を判断することが特徴になっている。
<構 成>
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る読み取り装置の一実施の形態を示すブロック図である。
同図に示す読み取り装置は、スキャナ、ADF(auto document feeder:自動給紙装置)、及び制御基板を有する。
スキャナは、点光源としてのLED(light-emitting diode:発光ダイオード)7と、CCD(charge-coupled device:電荷結合素子)16とを有する読み取りモジュールと、ハレーション発生部11と、スキャナ原稿サイズ検知部12と、FBモータ(フラットベットモータ:図ではFB Motorと表記)6とを有する。
LED制御部4は、LED7を駆動する為の制御信号を出力する機能を有すると共に、CPU1により制御され、その設定に基づいて駆動信号を出力する。
FBモータ6は、読み取りモジュールを駆動して原稿を走査するためのモータであり、原稿台に載置された原稿を読み取る際に制御される。
LED7は、原稿照射用のスキャナ用光源であり、主走査方向に複数個並べることにより、原稿面上で均一な光量となるように実装される。
ハレーション発生部11は、LED7からCCD16までの光路上にハレーションを強制的に発生させるための部材であり、読み取りモジュールが走査することによりハレーションが発生する光学的、物理的な形状とする。具体的には後述するように長手方向を主走査方向に平行に配置した少なくとも1つの帯状凸面鏡である。
スキャナ原稿サイズ検知部12は、スキャナの原稿台に載置された原稿のサイズを検出するためのセンサーであり、例えば、反射型フォトインタラプタが用いられる。
CCD16は、原稿からの反射光を電気信号に変換する読み取りデバイスである。
ADFは、ADF原稿サイズ検知部15と、ADFモータ(図ではADF Motorと表記)14とを有する。
ADFモータ14は、原稿を搬送して読み取り動作を行う際に制御されるモータであり、例えば、ステッピングモータが用いられる。
ADF原稿サイズ検知部15は、ADFにセットされた原稿サイズを検出するためのセンサーであり、例えば、反射型フォトインタラプタが用いられる。
制御基板は、駆動制御部と、CPU(central processing unit:中央処理装置)1と、AFE(analog front-end)8と、ハレーション検出部9と、画像処理部10と、メモリー17と、を有する。
駆動制御部は、CCD/AFE制御部2と、フラットベットモータ制御部3と、LED制御部4と、ADFモータ制御部13とを有し、CPU1から制御される。
CPU1は、読み取り装置及びスキャナが実装されるMFP(multifunction printer)全体の制御を行う。
CCD/AFE制御部2は、CCD16及びAFE8を駆動するための制御信号を出力する機能を有すると共に、CPU1により制御され、その設定に基づいて駆動信号を出力する。
フラットベットモータ制御部3は、フラットベットモータ6を駆動するための制御信号を出力する機能を有すると共に、CPU1により制御され、その設定に基づいて駆動信号を出力する。
LED制御部4は、LED7を駆動するための制御信号を出力する機能を有すると共に、CPU1により制御され、その設定に基づいて駆動信号を出力する。
ADFモータ制御部13は、ADFモータ14を駆動するための制御信号を出力する機能を有すると共に、CPU1により制御され、その設定に基づいて駆動信号を出力する。
AFE8は、CCD1から出力されるアナログ画像信号をデジタルデータに変換するエレキモジュールであり、出力されるデジタルデータの暗オフセットレベル調整及び明出力調整機能も有する。
ハレーション検出部9は、ハレーション発生部11からの反射光がCCD16に入射され、AFE8にて変換されたデジタルデータからハレーションの発生の有無を検出する。また、ハレーション検出部9は、読み取り光源として配置された複数のLED7の位置関係と、ハレーションにより出力レベルが局所的に高くなった画素位置とを検出する。
画像処理部10は、AFE8から出力されたスキャナデジタル画像データを画像処理する。また、画像処理部10は、暗出力補正、シェーディング補正、ガンマ補正などの処理を行うと共に、ハレーション発生位置での画像信号レベルを確認する。
メモリー17は、各種データを一時的に保管するものであり、例えばRAMが用いられる。ハレーション検出部9により検出されたハレーション発生位置の情報も格納しておく。
図2は、図1に示した読み取り装置に用いられるスキャナの概略構成図の一例である。
スキャナは、スキャナユニット21と、ADF22と、原稿圧板23と、ガラス台24と、読み取りモジュール25と、を有する。
ADF22は、原稿の有無を検出して自動的に原稿を搬送するユニットである。
原稿圧板23は、原稿台にセットされた原稿を押さえる為の圧板である。
ガラス台24は、原稿を置く為のガラス板である。
読み取りモジュール25は、読み取りデバイスであるCCD16及び点光源などが実装されたモジュールであり、図1に示した読み取り装置に用いられる読み取りモジュールに相当する部分である。
フラットベットで読み取る際には、このモジュールを原稿エリアで移動する事により読み取り動作を行う。これに対して、ADF22で読み取る際には、ADF読み取り位置にモジュールを移動して原稿をADF22で搬送することにより読み取り動作を行う。
図3は、図1に示した読み取り装置の説明図である。
画像読み取り装置内部の読み取りモジュール及びADFでの原稿読み取り位置、ハレーション発生部、基準白板、フラットベットスキャン時の原稿読み取り位置の関係を示したものである。
CCD30は、SBU(Sensor Board Unit:センサー基板ユニット)上に実装される読み取りデバイスであり、原稿からの反射光がレンズ31で集光されCCD30上で結像される。
レンズ31は、原稿からの反射光を集光する為のレンズである。
LED基板32は、読み取り用の光源であるLEDを実装した基板である。
LED33は、読み取り用の光源であり、LED基板32上、主走査方向に複数個実装されている。LED駆動信号はLED制御部よりLED基板32に入力される。
ミラー34は、原稿からの反射光を折り返す為のミラーである。図では1枚しか記載していないが、実際には複数枚のミラーで構成される。
SBU35は、CCD30を実装する読み取り用基板である。
ADF用原稿ガラス36は、原稿をADF22で搬送して読み取りを行う際のガラス板である。ADF22で原稿を読み取る際には、読み取りモジュールをガラス下部に移動させ、このガラス上を原稿が移動する事により読み取りを行う。
ハレーション発生部37は、光源を点灯した状態でこの部分を読み取った場合、強制的にハレーションを発生する部分である。
ハレーション発生部の構成は、後述する図12、13に記載されている。
基準白板38は、白レベルの基準となる部材である。この基準白板38を読み取る事によりAFE22での白レベル調整やシェーディング補正用のデータとして使用する。
原稿ガラス39は、フラットベット読み取り用のガラス(フラットベットガラスとも言う。)である。この原稿ガラス39上に原稿が置かれると読み取りモジュールはガラス下部を移動して原稿を走査する。読み取りモジュールの移動はモータ制御部より出力されるパルス情報に基付きモータが駆動することにより移動する。
読み取りモジュール40は、CCD30、レンズ31、光源(LED基板32及びLED33)、ミラー34により構成されるモジュールである。
読み取りモジュール40は、ADF用原稿ガラス36、ハレーション発生部37、基準白板38、及び原稿ガラス39を図示した様な位置関係にすることにより、原稿読み取りと同時にハレーションを検出することが可能である。
例えば、フラットベットガラスに原稿が置かれた場合、スキャン動作を開始し、先ずハレーション発生部でのハレーション有無検出を行う。
次に基準白板38に移動してシェーディング補正用データの生成を行う。
更に原稿ガラス下部に移動して原稿読み取りを行う。ADF22に原稿がセットされた場合、スキャン動作を開始し、先ずハレーション発生部37でのハレーションの有無の検出を行う。
次に基準白板38に移動してシェーディング補正用データの生成を行う。更にADF用原稿ガラス36の下部に移動して原稿読み取り動作を行う。
よって、シェーディングデータを生成する為に基準白板38へ移動する途中にハレーション発生部37を配置する事により、読み取りの生産性を落とさずにハレーション発生の有無(=LED故障検出)を行うことが可能となる。
図4は、図1に示した画像読み取り装置の光学的位置関係図について説明するための説明図である。
同図は、光源であるLED33と読み取りデバイスであるCCD30との位置関係を示したものである。
同図は、上から見た位置関係を示してある。
LED基板32に実装された複数のLED33が発光し、レンズ31で集光されSBU35に実装されたCCD30で結像される。
図5は、図1に示した読み取り装置における基準白板読み取り時の1ライン出力分布図について説明するための説明図である。
同図は、基準白板読み取り時のCCD出力1ライン分の出力分布を示したものである。
LED33が発光して基準白板を照射した反射光がCCD30に入射し、CCD30から出力されるアナログ画像データをAFEにてデジタルデータに変換した時の1ライン分の主走査方向での分布を示している。
点光源としてのLED33を複数個並べて、その光を読み取りモジュール内部で光学的に拡散させた状態で原稿を照射させるので、原稿面の1ラインでは、ほぼ均一な光が照射される。これにより、画像データの分布も均一になる。
尚、原稿面に対して均一な光が照射されている場合、LED単一の故障が発生しても隣接するLEDからの光によりある程度の画像信号レベルが得られるので故障を検出するのは困難である。
図6は、図1に示した読み取り装置におけるハレーション発生部読み取り時の1ライン出力分布図について説明するための説明図である。
同図は、ハレーション発生部読み取り時、ハレーションが発生した際のCCD出力1ライン分の出力分布を示したものである。
同図は、図5と同様に1ライン分の主走査方向での分布を示したものである。
ハレーション発生部を走査した際、基準白板読み取り時の様に均一な光はCCDに入射しない。
複数個並んだLEDのピッチに相当する画素数の間隔置きに強い光が入射することになる。
よって、CCDから出力されるアナログ画像データは周期的に高い出力となる。
ハレーション発生部にて強制的にハレーションを発生させている為、この様な分布となる。
読み取りモジュールで、このハレーション発生部を走査した際、LEDピッチに相当する位置の画像レベルをピークホールドする事により、LEDが点灯しているかを検出することが可能である。
ある規定のスレッシュとピークレベルを比較する事によりハレーション発生(LED故障)有無が検出可能となる。
図7は、図1に示した読み取り装置におけるLED実装位置と原稿との位置関係について説明するための説明図である。
同図は、原稿台エリアに対する各種サイズの原稿を読み取る際の位置関係を示した図である。
図6に示したハレーション発生位置を検出して主走査方向にならぶLEDの内故障したLEDを検出する(上図の場合にはLED2である)。
フラットベットにA4サイズの原稿がセットされた場合、故障したLED実装位置に対して原稿の位置関係を確認することにより、読み取り動作可否の判断を行う。
読み取り装置によっては、フラットベットとADFとで読み取りを行う際に原稿台に対する読み取り位置が異なる。
この様な場合でも原稿がフラットベットとADFとで置かれた状態それぞれに対して読み取り可否を判断する(例えば上図LED6が故障の場合、ADFでは読み取り不可だがフラットベットでは読み取り可能である。)。
<動 作>
図8は、図1に示した読み取り装置を電源オンした時の動作を示すフローチャートの一例である。
ステップS60にて読み取り装置の電源が投入されると、ステップS61にてCPUはフラットベットモータ制御部を介してフラットベットモータを起動して読み取りモジュールをハレーション発生位置まで移動する。
ステップS62にて読み取りモジュールがハレーション発生位置まで移動すると1ライン毎に主走査方向全画素のピーク値を更新していく。
ピーク値の更新は、ハレーション発生位置が終了するまで行う。
ステップS63、S64にてハレーション発生位置まで読み取り動作を行うと、そのピーク値よりハレーション発生位置(すなわちLED実装位置)を検出する。
ステップS65にてLED実装位置情報をメモリー内に保存して、電源オフ/オンが実施された場合には再度同じ制御を実施する。
図9は、図1に示した読み取り装置における原稿をスキャン(scan)する際のフローチャートの一例である。
ステップS40にて本発明に係る読み取り装置に実装された操作部よりユーザがコピーを起動する、或いは読み取り装置外部の機器(例えばPC(Personal Computer))からスキャナ用途としてスキャンが実行された事をCPUが検出する。
ステップS41にてCPUは、モータ制御部に制御信号を入力する。これにより、モータ制御部はモータを駆動して読み取りモジュールをハレーション発生部に移動させる。
ステップS42〜S45にて読み取りモジュールがハレーション発生部に到達すると、LED実装位置での画像信号レベルをピークホールドする。
これらをハレーション発生部の走査が終了するまで繰り返す。
ピークホールドする画素は、例えばLEDが実装された位置がCCD上の1000画素に相当する場合、その周辺画素(10画素など)の平均値を算出して、そのラインのピーク値とする事により突発的なノイズ成分など除去する。
ステップS46にてハレーション発生部の走査が終了した後、各LED実装位置での画像信号レベルのピーク値が基準値以上であるか否かをCPUは判断する。
ステップS47〜S53にてピーク値が規定値以上の場合には、読み取りモジュールを基準白板下部に移動して、シェーディング補正用のデータを取得した後、原稿ガラス上に置かれた原稿或いはADFにセットされた原稿を走査する事により読み取り動作を完了する。
一方、ピーク値が規定値以下の場合、LEDが点灯していないと判断して、原稿サイズセンサからの情報より読み取り方式、原稿サイズを確認して、LED故障位置との関係を確認する事により読み取り画像への影響が無いと判断した場合には読み取りモジュールを基準白板下部に移動して、シェーディング補正用のデータを取得後、原稿ガラス上に置かれた原稿或いはADFにセットされた原稿を走査する事により読み取り動作を完了する。
つまりLED故障位置が画像へ影響しない場合には、読み取り動作を行い、ダウンタイムを低減する。
画像への影響があると判断した場合には、操作部上に警告(Warning)を表示する。
警告の表示内容は、読み取り可能な原稿サイズ上限や、読み取り可能な読み取り方式を表示する事により極力ダウンタイムを低減する様な構成及び制御とする。
図10は、図1に示した読み取り装置において実際にハレーションが発生した際の画像サンプルについて説明するための説明図である。
同図より、LEDの配列ピッチに相当する位置に局部的に光強度の強くなった画像が確認できる。
ハレーションは、本などを開いた状態で原稿ガラスに置いた際に綴じシロ部分などの様にガラス面から浮いた状態のものを読み取った際に確認しやすい現象である。
この現象が発生する理由は、綴じシロ部分の湾曲部分で反射した光が読み取りの光軸上に正反射光として直接入射してしまう為である。
図11(a)、(b)は、図1に示した読み取り装置における原稿照射が原稿により変化する様子を示した図である。
図11(a)は、平面原稿の場合の照射光線の様子を示し、図11(b)は、立体原稿の場合の照射原稿の様子を示す。
平面原稿読み取り時には、原稿に照射された光は照射角度に応じて反射する成分(PA)と、読み取り光軸上への成分(PB)とが発生する。
これに対して立体原稿読み取り時には、原稿に照射された光は正反射成分として強度の強い光として光軸上にそのまま入力されてしまう場合がある。
図12は、本発明に係る読み取り装置におけるハレーション発生部の構成の一例を示す図である。
ハレーションは、光源からの光が原稿で照射されその際の正反射作用の影響で強い光強度のままCCD30へ入射してしまう時に顕著になる現象である。
よってハレーション発生部37−1は、副走査方向へ湾曲した物理形状、すなわち長手方向に沿って山折りすると共に主走査方向に平行に配置した帯状凸面鏡とし、読み取りモジュールでハレーション発生部37−1を走査する事により、副走査方向でのいずれかの場所で正反射光が光軸上に入射し、強制的にハレーションを発生させる事が可能となる。尚、ハレーション発生部37−1は、帯状凸面鏡を長手方向に沿って内側に折り曲げる代わりに、複数の帯状凸面鏡を主走査方向に平行かつ凸面が接近するように配置してもよい。
図13は、本発明に係る読み取り装置におけるハレーション発生部の構成の他の一例を示す図である。
このハレーション発生部37−2は、図10とは上下逆に湾曲している開口角の広い部材(ミラーなど)を想定したものである。すなわち、ハレーション部37−2は、長手方向を主走査方向に平行に配置した帯状凸面鏡としたものである。
あらゆる角度からの光を集光可能な光学的特性を有するものなどが考えられる。
車内に設置するバックミラーや、近年では道路の曲がり角などで衝突防止の為にこの様なミラーが設置されているのを見かける(FFミラー(fantastic flat mirror)等と呼ばれている)。
この様な光学的特性を有する部材の下を読み取りモジュールで走査する事により、いずれかの場所で正反射光が光軸上に入射し、強制的にハレーションを発生させる事が可能となる。
<画像形成装置>
図14は、図1に示した読み取り装置を用いた画像形成装置の一例を示す概念図である。
図14に示すプリンタ100は、回転可能に支持されて矢印方向に回転する感光体201の外周部には、除電装置Lと、クリーニング装置202と、帯電装置203と、現像装置205とが配設されている。
感光体201の外周部における帯電装置203と現像装置205との間には、露光装置204から発せられる光情報を入射させるスペースが確保されている。
図14に示す構成では感光体201が4個(201a、201b、201c、201d)あるが、現像装置205が扱う色材(トナー)の色が異なるのみであり、それぞれの外周部に設けられる画像形成用の上述した部品構成は同じである。
感光体201は、直径が30mm〜100mm程度のアルミニュム円筒表面に、光導電性物質である有機半導体の層を設けて構成され、その一部が中間転写ベルト(第1の顕像担持手段)210に接している。
中間転写ベルト210は、回転するローラ211、212、213、214により支持され、図14の矢印方向に移動可能に張架されている。この中間転写ベルト210の裏側(ループの内側)には、第1の転写手段としてのローラ212が感光体201の近傍に配備され、感光体201上の顕像を中間転写ベルト210に転写させる。
中間転写ベルト210のベルトループの外側における、中間転写ベルト210から顕像を記録媒体または裏面用中間転写ベルト(第2の顕像担持手段)200に転写する位置の下流に、中間転写ベルト用クリーニング装置250が配設されている。このクリーニング装置250のブラシは、中間転写ベルト210から顕像が他に転写された後でベルト表面に残留する不要なトナーを拭い去る。
図14はブラシローラが裏面用中間転写ベルト200の表面から離れた状態にある。このブラシローラは支点250Aを中心として揺動可能に設けられ、裏面用中間転写ベルト200表面に接離可能な構造になっている。
中間転写ベルト210から転写されたトナー像を記録媒体Pに転写する以前、すなわち裏面用中間転写ベルト100がトナー像を担持しているときは離れた状態とし、記録媒体Pへの転写が行われてクリーニングが必要となったとき、ブラシローラは図14での反時計方向に揺動し接触される。
除去された不要トナーはトナー収納部250Bに集められる。
露光装置204は公知のレーザ方式によるもので、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体201表面に潜像として照射する。この露光装置204としては、LEDアレイと結像手段とから成る露光装置を用いてもよい。
このように、上述した感光体201と、クリーニング装置202と、帯電装置203と、露光装置204と、現像装置205と、除電装置Lと、第1の転写手段212とが、中間転写ベルト210に転写する顕像(トナーによる像)を生成する作像手段として機能する。
中間転写ベルト210は、基体の厚みが例えば50μm〜600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にしたベルトであり、感光体211からトナーを転写可能とする抵抗値を備える。
この中間転写ベルト210に対して図14の右方には、ベルト状の裏面用中間転写ベルト(第2の顕像担持手段)200が配設されている。この裏面用中間転写ベルト200は、回転ローラ216、217、218、219により支持され、図14の矢印方向に移動可能に張架されており、裏側(ループの内側)には、第2の転写手段218が配設されている。裏面用中間転写ベルト200によるベルトループの外側に、この裏面用中間転写ベルト用クリーニング装置250、チャージャCH、などが配設されている。
上述した第2の転写手段219と、ローラ218、219と、中間転写ベルト210を支持するローラ214とにより、中間転写ベルト210と裏面用中間転写ベルト200とが接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成する。
裏面用中間転写ベルト200は、基体の厚みが例えば50μm〜600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にしたベルトで、中間転写ベルト210からトナーを転写可能とする抵抗値を備えるベルトである。
記録媒体(用紙)Pは図の下方の給紙装置(給紙カセット)226−1、226−2に収納されており、最上にある用紙が給紙ローラ227で1枚ずつ、複数のガイド229を経てレジストローラ対228に搬送される。
記録媒体Pが搬送されるさらに下流には、定着用加熱手段230、排紙ガイド対231、排紙ローラ対232、排紙スタック部240が配設されている。
図14における中間転写ベルト210の上方で排紙スタック部240の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部TSが設けてある。トナーの色はマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四色があり、カートリッジTCの形態にされている。このカートリッジTCからは、粉体ポンプ等により対応する色の現像装置に適宜補給される。
こうした装置本体の一部であるフレーム251は、開閉支軸251Aを中心として、回動・開放が可能な構造にされている。このため、ユーザはこのフレーム251を開いた状態とすることにより記録媒体の搬送路を大きく開くことができ、ジャムが発生した場合の記録媒体(用紙)の処理を容易にしている。
また、上述した記録媒体Pへの画像形成を行う装置本体の上部に図1に示した読み取り装置が支持部266を介して連設され、この画像読み取り装置により読み取られた画像データを上述した装置本体が記録媒体Pに印刷することで、コピー動作を可能にするよう構成されている。
[プログラム]
以上で説明した本発明にかかる読み取り装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明を実現する場合の説明を以下で行う。
点光源を主走査方向に複数個並べて原稿を照射する手段と、原稿からの反射光を電気信号に変換する手段と、変換手段に強制的にハレーションを発生させる手段と、を備えた読み取り装置のコンピュータに、
(α)ハレーションを検出する手段、
(β)ハレーションの発生位置での画像信号レベルを検出する手段、
(γ)原稿サイズを検出する手段、
(δ)ハレーションが発生した位置情報より、原稿に対して点光源の実装位置及び点光源の故障位置を検出して、原稿サイズ検出結果との比較により読み取り動作可否を判断することにより、ダウンタイムを低減する可能にする手段、
として機能させるプログラムが挙げられる。
これにより、プログラムが実行可能なコンピュータ環境さえあれば、どこにおいても本発明にかかる読み取り装置を実現することができる。
[記録媒体]
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記憶されていてもよい。
ここで、記録媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、Fe−RAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリーやHDD(Hard Disc Drive)が挙げられる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である
本発明は、スキャナ、複写機、スキャナプリンタ、ファクシミリ装置、複合機に利用できる。
1 CPU
2 CCD/AFE制御部
3 フラットベットモータ制御部
4 LED制御部
5 駆動制御部
6 フラットベットモータ(FB Motor)
7、33 LED
8 AFE
9 ハレーション検出部
10 画像処理部
11、37、37−1、37−2 ハレーション発生部
12 スキャナ原稿サイズ検知部
13 ADFモータ制御部
14 ADFモータ(ADF Motor)
15 ADF原稿サイズ検知部
16、30 CCD
17 メモリー
31 レンズ
32 LED基板
34 ミラー
35 SBU
36 ADF用原稿ガラス
38 基準白板
39 原稿ガラス
40 読み取りモジュール
特開2006−115288号公報

Claims (11)

  1. 点光源を主走査方向に複数個並べて原稿を照射する手段と、
    前記原稿からの反射光を電気信号に変換する手段と、
    前記変換手段に強制的にハレーションを発生させる手段と、
    前記原稿のサイズを検出する手段と、
    前記ハレーション及び前記ハレーションが発生した位置での画像信号レベルを検出し、前記ハレーションが発生した位置の情報より、前記原稿に対して前記点光源の位置及び前記点光源の故障位置を検出して、前記原稿のサイズの検出結果と比較して読み取り動作可否を判断することにより、ダウンタイムを低減する制御手段と、を備えたことを特徴とする読み取り装置。
  2. 前記ハレーションを発生させる手段は、長手方向を主走査方向に平行に配置した少なくとも1つの帯状凸面鏡であることを特徴とする請求項1記載の読み取り装置。
  3. 前記制御手段は、前記ハレーションが発生した位置の情報及び前記ハレーション発生位置での画像信号レベルより、読み取り原稿サイズ範囲内で故障した点光源が主走査方向に連続的に実装され読み取り画像に影響する場合に、読み取り動作を抑止することを特徴とする請求項2の読み取り装置。
  4. フラットベット読み取りの場合の原稿サイズを検出する手段、及び、ADF読み取りの場合の原稿サイズを検出する手段、を有し、
    前記制御手段は、
    前記原稿サイズの検出結果とそれぞれの原稿サイズを検出する手段での原稿読み取り位置と前記点光源の故障位置との比較により最適な手段を選択可能にすることを特徴とする請求項3記載の読み取り装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の読み取り装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 点光源を主走査方向に複数個並べて原稿を照射する手段と、
    前記原稿からの反射光を電気信号に変換する手段と、
    強制的にハレーションを発生させる手段と、
    前記ハレーションを検出する手段と、
    前記ハレーションの発生位置での画像信号レベルを検出する手段と、
    前記原稿のサイズを検出する手段と、を備え、
    前記ハレーションが発生した位置情報より、前記原稿に対して前記点光源の実装位置及び前記点光源の故障位置を検出して、原稿サイズ検出結果との比較により読み取り動作可否を判断することにより、ダウンタイムを低減する可能にすることを特徴とする読み取り制御方法。
  7. 前記ハレーションが発生した位置情報及び前記ハレーション発生位置での画像信号レベルより、読み取り原稿サイズ範囲内で故障した点光源が主走査方向に連続的に実装され読み取り画像に影響する場合に、読み取り動作の実行を抑止することを特徴とする請求項5の読み取り制御方法。
  8. フラットベット読み取りの場合の原稿サイズを検出するか、ADF読み取りの場合の原稿サイズを検出し、原稿サイズの検出結果とそれぞれの読み取り方法での原稿読み取り位置と前記点光源の故障位置との比較により最適な読み取り手段を選択可能にすることを特徴とする読み取り制御方法。
  9. 請求項6から8のいずれか1項記載の読み取り制御方法を用いたことを特徴とする画像形成方法。
  10. 点光源を主走査方向に複数個並べて原稿を照射する手段と、前記原稿からの反射光を電気信号に変換する手段と、前記変換手段に強制的にハレーションを発生させる手段と、を備えた読み取り装置のコンピュータに、
    前記ハレーションを検出する手段、
    前記ハレーションの発生位置での画像信号レベルを検出する手段、
    原稿サイズを検出する手段、
    前記ハレーションが発生した位置情報より、前記原稿に対して前記点光源の実装位置及び前記点光源の故障位置を検出して、原稿サイズ検出結果との比較により読み取り動作可否を判断することにより、ダウンタイムを低減する可能にする手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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