JP2011027316A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気調和機において、吸込パネルの回動という簡単な動作により、運転停止時、運転時及び塵埃除去時のそれぞれに適した回動位置にできる。
【解決手段】空気調和機1は、化粧パネル3の空気吸込口30aを覆うように設けられた左右に長い吸込パネル4と、フィルタ11に捕集された塵埃を清掃する清掃装置5と、吸込パネル4を駆動するパネル駆動装置7とを備える。清掃装置5は、フィルタ11の清掃を行う清掃部51と、掃除部51により清掃された塵埃を溜めるダストボックス53とを備える。吸込パネル4は、パネル駆動装置7により支持されて空気吸込口30aを閉じる運転停止時の回動位置と、パネル駆動装置7により支持されて空気吸込口30aを開く運転時の回動位置と、パネル駆動装置7による支持を解除してダストボックス53の塵埃取出口が真下に露出するように開く塵埃除去時の回動位置とを取り得るように設置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機に係わり、特にフィルタに捕集された塵埃を清掃する清掃装置及び吸込パネルを駆動するパネル駆動装置を備えた天井埋込形空気調和機に好適なものである。
清掃装置を備えた従来の天井埋込形空気調和機としては、特開2007−271174号公報(特許文献1)に示されたものがある。
この特許文献1の空気調和機は、天井から懸架された筐体本体、吹出口を形成した化粧パネル及び同化粧パネルに装着され且つ吸込口を備えた吸込グリルからなる筐体と、吸込口の裏面に設けられたフィルタと、化粧パネルと筐体本体との間に設けられたフィルタ清掃手段と、吸込グリルと吹出口とを結ぶ空気流路に設けられたファン及び熱交換器と、を備えている。
前記フィルタ清掃手段は、前記フィルタに付着した塵埃を除去する清掃ブラシ、前記清掃ブラシの回動を規制するロック部材及び除去された塵埃を回収する回収ブラシを内蔵し、前記清掃ブラシにより除去された塵埃を回収するフィルタ清掃ユニットと、前記フィルタ清掃ユニットを前記フィルタ上で移動させる駆動手段と、を備えている。
前記フィルタ清掃ユニットの中央部には、開閉自在な塵埃回収窓が設けられ、この塵埃回収窓に掃除機の吸引ノズル等を差し入れることにより、内部に貯留された塵埃を吸引できるようになっている。
一方、パネル駆動装置を備えた従来の天井埋込形空気調和機としては、特開10−110966号公報(特許文献2)の図1から図7に示されたものがある。
この特許文献2の天井埋込形空気調和機は、室内熱交換器および送風機などを収容するユニット本体と、このユニット本体の被空調室内と対向する下面部として構成され、被空調室内の空気を上記室内熱交換器に導く吸込み口が設けられるとともに、この吸込み口に対向して着脱自在なフィルタが取り付けられた化粧パネルと、開閉駆動機構とを具備して構成されている。
前記化粧パネルは、周端枠部と、この周端枠部に囲繞され吸込み口を構成するとともにフィルタが取り付けられるフィルタ取付部と、このフィルタ取付部に囲繞され開閉駆動機構を収納する中央パネル部とから構成されている。
前記開閉駆動機構は、化粧パネルのフィルタ取付部をユニット本体に対して回動自在に枢支する枢支部と、その一端部が化粧パネルのフィルタ取付部の自由端に接続されるワイヤと、ワイヤの他端部が接続されるベルト体と、このベルト体を無端走行自在に掛止するプーリと、このプーリを介してベルト体を往復駆動し、ワイヤを進退移動して化粧パネルのフィルタ取付部をユニット本体に対して開閉駆動する駆動モータとから構成されている。
特開2007−271174号公報 特開10-110966公報(図1から図7)
前記特許文献1の天井埋込形空気調和機では、吸込グリル自身の通風口を通して内部が見えることとなり意匠的に好ましくなく、運転停止時に室内空気が吸込グリル自身の通風口を通して筐体内に侵入して室内空気中の塵埃で内部を汚すおそれがある、等の課題があった。なお、この吸込グリルは、運転停止時、運転時及び塵埃除去時の何れにおいても同一状態で化粧パネルに装着されており、それぞれの時に対応して変化させる必要がなかった。
また、前記特許文献2の天井埋込形空気調和機でも、運転停止時に、通風口を構成するフィルタ取付部自身の通風口を通して内部が見え意匠的に好ましくなく、室内空気がフィルタ取付部自身の通風口を通して筐体内に侵入して内部を汚すおそれがある、等の課題があった。なお、このフィルタ取付部は、塵埃除去時にフィルタと共に開放可能になっているものの、運転停止時及び運転時においては同一状態で化粧パネルに装着されている。
本発明の目的は、吸込パネルの回動という簡単な動作により、運転停止時、運転時及び塵埃除去時のそれぞれに適した回動位置にできる空気調和機を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明では、左右に長く形成された空気吸込口及び空気吹出口を有する化粧パネルを筐体本体の下面に備えた筐体と、前記筐体内に配置され、室内空気を前記空気吸込口より吸込み前記空気吹出口より吹出すファンと、前記筐体内で前記ファンの空気吸込側に配置された熱交換器と、前記筐体内で前記熱交換器の空気吸込側に配置されたフィルタと、前記化粧パネルの空気吸込口に設けられた左右に長い吸込パネルと、前記筐体内で前記フィルタに捕集された塵埃を清掃する清掃装置と、前記筐体内で前記吸込パネルを駆動するパネル駆動装置と、を備えた空気調和機において、前記清掃装置は、前記フィルタの清掃を行う清掃部と、前記掃除部により清掃された塵埃を溜めるダストボックスと、を備え、前記吸込パネルは、一側に回転軸心を有して回動可能に支持され、前記パネル駆動装置により支持されて前記空気吸込口を閉じる運転停止時の回動位置と、前記パネル駆動装置により支持されて前記空気吸込口を開く運転時の回動位置と、前記パネル駆動装置による支持を解除して前記ダストボックスの下面の塵埃取出口が真下に露出するように開く塵埃除去時の回動位置と、を取り得るように設置されている構成にしたことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記吸込パネルは、前記空気吸込口を開閉する一枚の帯状の合成樹脂製パネル部材と、前記パネル部材に組み合わされる金属製補強板と、を備えていること。
(2)前記パネル部材は、前記空気吸込口を閉じる運転停止時の回動位置及び前記空気吸込口を開く運転時の回動位置で前記補強板に連結され、塵埃除去時の回動位置にする場合に前記補強板との連結が解除可能であること。
(3)前記パネル部材と前記補強板とは複数のラッチを介して連結されていること。
係る本発明の空気調和機によれば、吸込パネルの回動という簡単な動作により、運転停止時、運転時及び塵埃除去時のそれぞれに適した回動位置にできる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の斜視図である。 図1の空気調和機の縦断面図である。 図2のパネル駆動装置の分解斜視図である。 図2の空気調和機の吸込み部を拡大して表す斜視図である。 図2の空気調和機の吸込み部を図4と異なる位置で拡大して表す斜視図である。 図4のパネル昇降アームの斜視図である。 図2の清掃装置の塵埃除去時に吸込パネルを開放する方法を説明する図である。 図2の清掃装置の塵埃を掃除機を用いて吸い取る方法を説明する図である。 図2の清掃装置の塵埃を掃除機を用いて吸い取る方法を説明する拡大斜視図である。 図1の化粧パネルを下方から見た斜視図である。 図10の化粧パネルの受光部の拡大斜視図である。
以下、本発明の空気調和機の一実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
まず、本実施形態の空気調和機1の全体構成に関して、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は空気調和機1の設置状態を示す斜視図、図2は図1の空気調和機1の縦断面図である。ここで、図1及び図2は吸込パネル4及び吹出パネル22が開いた運転状態を示す。なお、本実施形態の空気調和機1は天井埋込形空気調和機である。
空気調和機1は、筐体30、ファン8、ファンモータ10、熱交換器9、フィルタ11、清掃装置5、パネル駆動装置7等を備えて構成されている。
筐体30は、天井面31内に埋め込まれる筐体本体2と、この筐体本体2の下面開口を覆う化粧パネル3とから構成されている。この筐体30は、吊ボルト32を介して、天井内の上壁面に吊り下げられる。筐体本体2は、横幅寸法(左右方向の寸法)より奥行寸法(前後方向の寸法)が小さく、奥行寸法より高さ寸法が小さい直方体の外観形状をしている。天上面31には筐体本体2の下面に合致する位置に四角の穴が形成される。室内天井面から天井内上面の荒床面までの寸法が短い住宅では、特に筐体30の高さ寸法が小さいことが強く望まれており、本実施形態では後述する構成をすることにより、それに対応できる構成となっている。なお、本実施形態の空気調和機1における前後左右は、標準的な設置例を基準として空気吹出口を前側としたものである。
化粧パネル3は、筐体本体2の下面開口と天上面31の穴の縁部とを覆って天井面31より下方に露出するように配置される。この化粧パネル3は、平面から見て筐体本体2より大きな長方形状をしており、筐体本体2に取り付けられている。筐体30の下面を構成する化粧パネル3には、空気吸込口30a及び空気吹出口30bが設けられている。空気吸込口30aは化粧パネル3の後側部分に左右に長く設けられ、空気吹出口30bは化粧パネル3の前側部分に左右に長く設けられている。
ファン8は、室内空気を空気吸込口30aより吸込み、熱交換器9を通してから、空気吹出口30bより吹出すように、筐体本体2内に配置されている。このファン8は左右方向に長い貫流ファンで構成されている。ファン8を駆動するファンモータ10は、ファン8の左右方向の一側に並置され、ファン8及びファンモータ10の回転軸同士が連結されている。図2ではファンモータ10をファン8と共に示して両者の位置関係を表すようにしていあるが、実際には、ファンモータ10が配置される空間はファン8の通風路と仕切り板により仕切られている。
化粧パネル3には、空気吸込口30aを開閉する吸込パネル4と、空気吹出口30bを開閉する吹出パネル22とが備えられている。吸込パネル4及び吹出パネル22は、空気調和機1の運転時に空気吸込口30aを開き、運転停止時に空気吸込口30aを閉じるようにパネル駆動装置7により駆動される。このパネル駆動装置7の駆動動作は制御装置(図示せず)により制御される。係る構成によって、空調運転時に所定の通風ができると共に、運転停止時に室内空気が筐体内に侵入して室内空気中の塵埃で内部を汚すことを防止できる。吸込パネル4自身に通風口を有しないため、意匠的に良好である。
吸込パネル4は、前側が回転可能に軸支され、後側がパネル昇降アーム71の下端に支持され、パネル昇降アーム71の上下動によって回動される。この吸込パネル4の回動動作により、空気吸込口30aが開閉される。パネル昇降アーム71は、パネル駆動装置7のアームパネル駆動装置72(図4参照)により上下動される。
また、吸込パネル4は、パネル駆動装置7により支持されて空気吸込口30aを開く運転時の状態と、パネル駆動装置7による支持が解除されてダストボックス53の下面の塵埃取出口53a(図8参照)が真下に露出するように開く塵埃除去時の状態と、を取り得るように設置されている。
さらには、吸込パネル4は、空気吸込口30aを開閉する一枚の帯状の合成樹脂製パネル部材41と、このパネル部材41に組み合わされる金属製補強板42とを主要構成要素として構成されている。補強板42を用いることにより吸込パネル4の強度を向上することができる。アーム7でこの補強板42を支持し、補強板42を介してパネル部材41を回動させることにより、吸込パネル4の信頼性を維持することができる。
吹出パネル22は、後側が回転可能に軸支され、吹出パネル駆動モータにより回動される。この吹出パネル22は風向を上下させる吹出風向板を兼ねており、吹出パネル22の開閉角度の調整により、室内に送り出される風向を調整できる。吹出パネル22は、制御装置で吹出パネル駆動モータを制御することにより、冷房時に空気吹出口30bから主に前方に風を吹出し、暖房時に主に下方に風を吹出すように駆動される。
吸込パネル4及び吹出パネル22は、化粧パネル3の中央部分の下面から連続する下面を有して設置されている。換言すれば、化粧パネル3の中央部分より前方の部分及び後方の部分の下面は、中央部分の下面より段部を介して上方に位置しており、吸込パネル4及び吹出パネル22はその段部で形成された空間に設置されている。係る構成によって、空気調和機の下面の外観意匠を良好なものとすることができる。
また、吸込パネル4及び吹出パネル22の左右方向の寸法は、互いに同一であり、且つ化粧パネル3の左右方向の寸法と同じに設定してある。換言すれば、吸込パネル4及び吹出パネル22は、空気吸込口30a及び空気吹出口30bよりも左右方向に突出して化粧パネル3の両側端部まで延びている。この点からも、空気調和機の下面の外観意匠を良好なものとすることができる。
熱交換器9は、筐体30内で、ファン8の空気吸込側の通風路に配置されている。この熱交換器9は、ファン8の背面側に設けられた背面熱交換器部9aと、ファン8の下面側に設けられた下面熱交換器部9bとから構成されている。背面熱交換器部9aは、その下部が前側(ファン側)に、その上部が後側(反ファン側)に位置するように傾斜して設置されている。下面熱交換器部9bは、その前側が若干低くなるように傾斜して設置されている。
背面熱交換器部9aと下面熱交換機部9bとで取り付け角度を変えて取り付けることで、熱交換器9としての伝熱面積が大きく取れ、性能を向上させることができる。ここで、傾斜の小さな下面熱交換器9bのプレートフィンのスリットを無くすことで、冷房運転時の結露水の流れを良くし、スリットの部分に結露水が溜まることや、その結露水が大きな通風抵抗となって風量の低下や騒音の増大といった問題を起こすことを抑制できる。
下面熱交換器9bの風速分布が小さく、背面熱交換器部9aの風速分布が大きくなることに対応して、背面熱交換器部9a及び下面熱交換機部9bの伝熱面積を設定することで、風量と伝熱面積のバランスを最適なものにすることができ、性能の向上や、騒音低減に効果的である。
背面熱交換器部9aの下端部から下面熱交換器部9bが連続的に前方下方にファン8を取り囲むように延びている。係る構成によって、高さ寸法を増大することなく、熱交換器9の通風面積を増大することができ、低騒音で熱交換性能を向上することができ、天井埋込形空気調和機に適したものとなっている。また、熱交換器9の背面側には、側面から見て略三角形状の空間が形成されることとなる。
熱交換器9は冷凍サイクルの一部を構成するものである。冷凍サイクルは、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、減圧装置、熱交換器9、四方弁、圧縮機の順に冷媒を循環させるように構成されている。熱交換器9(背面熱交換器部9a及び下面熱交換器部9b)は、左右方向に並置された多数のプレートフィンと、これらのプレートフィンを貫通する蛇行状の冷媒管とから構成されている。熱交換器9の通風部の横幅とファン8の横幅とは、ほぼ同一となっている。
フィルタ11は、熱交換器9に流入する室内空気の塵埃を捕集するものであり、枠部と網目部とから構成されている。このフィルタ11は、筐体30内で熱交換器9の空気吸込側の通風路に配置され、清掃中に移動されることなく静止された状態で設置されている。
このフィルタ11は、熱交換器部9の背面後方の略三角形状の空間に設置されており、背面熱交換器部9aの傾斜面に沿って傾斜している。具体的には、フィルタ11は空気吸込口30aの上方で且つ背面熱交換器部9aの後方の空間内に傾斜して収納されている。係る構成によって、空気調和機1の高さ寸法を増大することなく、フィルタ11の通風面積を増大することができ、低騒音で集塵性能を向上することができ、天井埋込形空気調和機に適したものとなっている。
清掃装置5は、筐体30内に配置され、フィルタ11に捕集された塵埃を清掃して回収するものであり、フィルタ11の吸込み側に捕集された塵埃を当該フィルタ11の背面側で清掃して回収する。係る構成によって、空気調和機1の高さ寸法を増大することなく、傾斜したフィルタ11の背面側空間を利用して塵埃の清掃、回収を行うことができ、天井埋込形空気調和機に適したものとなっている。
この清掃装置5は、フィルタ11に沿って移動して当該フィルタ11の清掃を行う清掃部51と、この清掃部51を駆動する清掃駆動部52とをユニット化して備えている。清掃部51にはダストボックス53を備えている。ダストボックス53は、清掃部51によりフィルタ11から清掃された塵埃を一時的に集めておくものである。係る構成によって、フィルタ11を静止した状態で当該フィルタ11に捕集された塵埃を清掃しつつ回収でき、効率よく塵埃の清掃、回収を行うことができる。
パネル駆動装置7は、筐体30内に配置されて吸込パネル4を駆動するものであり、運転時に吸込パネル4を開き、運転停止時に吸込パネル4を閉じるようにを制御装置により制御される。
このパネル駆動装置7は、図2に示すように、ファン8、熱交換器9及びフィルタ11に対して水平方向の前側に位置して設置されている。吸込パネル4は、図2に示すように、筐体本体2内部の吸込パネル4の回転軸から最も遠い位置に配置されたパネル駆動装置7によって開閉される。このことで、吸込パネル4の開閉に必要なモータトルクを最小限に抑えることができる。
パネル駆動装置7は、吸込パネル4の左右方向に設置された複数のパネル駆動装置で構成されており、本実施形態では、吸込パネル4の両側の上方に設置された左パネル駆動装置及び右パネル駆動装置で構成されている。パネル駆動装置7が吸込口側の空きスペースに縦方向に設置されることにより、通風を邪魔することなく筐体本体2の中にパネル駆動装置7を収めることができ、筐体本体2の高さ寸法が高くなるといった問題も起きない。
空気調和機1が運転されると、圧縮機が駆動されて冷凍サイクルが動作し、パネル駆動装置7が駆動されて吸込パネル4が回動して空気吸込口30aを開き、吹出パネル駆動モータが駆動されて吹出パネル22が回動して空気吹出口30bを開き、ファンモータ10が駆動されてファン8が回転する。これらの動作は制御装置により制御される。
このファン8の回転によって、室内空気は、空気吸込口30aを通して筐体30内に吸込まれ、フィルタ11を通過する。この際に室内空気に含まれる塵埃はフィルタ11に捕集される。フィルタ11を通過した室内空気は、熱交換器9により加熱、冷却、除湿等の空気調和が行われ、ファン8を通って、空気吹出口30b吹出口から再び室内空間に吹出される。
次に、図3から図6を参照しながら、パネル駆動装置7の構成及びその動作を具体的に説明する。図3は図2のパネル駆動装置の分解斜視図、図4は図2の空気調和機の吸込み部を拡大して表す斜視図、図5は図2の空気調和機の吸込み部を図4と異なる位置で拡大して表す斜視図、図6は図4のパネル昇降アームの斜視図である。
パネル駆動装置7は、吸込パネル4の後側を支持するパネル昇降アーム71と、このパネル昇降アーム71を上下動することにより吸込パネル4の後側を回動させるアーム昇降機構72と、を備えて縦長に構成されている。パネル昇降アーム71とアーム昇降機構72とは吸込パネル4を閉じた状態で水平方向に隣接して配置される。これによって、パネル駆動装置7がコンパクトとなり、収納性が良好なものとなっている。
パネル駆動装置7は、吸込パネル4の回動軸心より離れた吸込パネル4の外側端部近傍に配置されてパネル昇降アーム71を垂直方向に上下動させる。これによって、昇降機構モータ72aのトルクを小さいものとすることができる。
パネル昇降アーム71は、上下に2つに分割されたアームで構成され、上アームである第1アーム71aと下アームである第2アーム71bとからなっている。第1アーム71aと第2アーム71bとは連結長さが手動で可変できる連結手段を介して連結されている。この連結手段は、本実施形態では、第1アーム71aの下端面から突出して設けられた雄ねじ部71cと、第2アーム71bの上端面から凹んで設けられた雌ねじ部(図示せず)とで構成されている。
係る連結手段を備えることによって、吸込パネル4で空気吸込口30aを閉じた際に、左右の何れかに隙間を生じた場合には、連結手段でパネル昇降アーム71の高さ寸法を調整して隙間をなくすことができる。即ち、化粧パネル3を筐体本体2に取り付ける場合、天井面31が歪んだり、微小に傾いたりしていると、化粧パネル3がその影響を受け、吸込パネル4が閉じた時に化粧パネル3との隙間が均一にならない場合が生じる。このような時に、第1アーム71aを回転させてアーム71の全長の微調整をすることにより、化粧パネル3と吸込パネル4の隙間寸法を均等に抑えることができる。
アーム昇降機構72は、垂直に回転軸72a1を有する昇降機構モータ72aと、この昇降機構モータ72aの回転軸72a1の回転に伴って垂直の軸心で回転される昇降機構ウォームギア72bと、この昇降機構ウォームギア72bと噛み合う昇降機構ラックギア72dを有する昇降機構本体72cと、角型軸72fと、連結具72gと、ウォームガイド72hと、を備えている。
昇降機構モータ72aはボルト72eにより昇降機構本体72cの上に固定して配置され、その回転軸72a1は下方に突出されている。昇降機構本体72cは筐体本体2に固定されている。
昇降機構ウォームギア72bは、角型軸72f及び連結具72gを介して回転軸72a1に連携されている。角型軸72fは、連結具72gを介して回転軸72a1に固定され、回転軸72a1の回転に伴って回転される。角型軸72fと回転軸72a1とは同一軸心で連結されている。角型軸72fは、昇降機構ラックギア72dと平行に延びるように設置されている。
昇降機構ウォームギア72bの中心部には、角型軸72fの外形より若干大きな角型穴72b1を有しており、この角型穴72b1に角型軸72fが遊嵌されている。これによって、昇降機構ウォームギア72bは当該角型軸72fに案内されて上下動される。
昇降機構ウォームギア72bが昇降機構ラックギア72dと噛み合って上下動することにより、昇降機構ウォームギア72b側の荷重は、昇降機構ラックギア72dで支持され、換言すれば、筐体本体2で支持される。これによって、昇降機構モータ72aの負荷を低減することができるので、そのモータトルクを小さくできる。
昇降機構ウォームギア72bはウォームガイド72hに回動可能に装着されている。第1アーム71aは、このウォームガイド72hに連結ねじ71dを介して回動可能に連結されている。
第2アーム71bの下端部は吸込パネル4の回転軸心と平行な回転軸心を有して吸込パネル4の補強板42に回動可能に取り付けられ、第1アーム71aの上端部は吸込パネル4の回転軸心と平行な回転軸心を有してウォームギアガイド72hを介して昇降機構ウォームギア72bに回動可能に取り付けられている。係る構成によって、昇降機構ウォームギア72bの上下動を吸込パネル4の回動運動に変換することができる。
補強板42は、金属平板からプレス加工され、枠部と穴とを有するフレーム部材で構成され、パネル部材41の長手方向に沿って長く延びている。
吸込パネル4は、空気調和機1が運転する場合や、筐体本体2の内部のメンテナンスを行う場合に開くことができる。
空気調和機1が運転指令を受けると、制御装置は昇降機構モータ72aを回転させて吸込パネル4を開く。即ち、昇降機構モータ72aが回転されることにより、角型軸72f及び昇降機構ウォームギア72bが回転され、昇降機構ウォームギア72bが昇降機構ラックギア72dとの噛み合いで下方向に動くことで、補強板42に連結されているパネル部材41が開く。
吸込パネル4の開く角度及び開閉スピードは、昇降機構モータ72aの回転する時間及び回転スピードによって決定され、それらは制御装置からの指令データを変更することで、容易に変更が可能である。
昇降機構モータ72aのトルクは、吸込パネル4を動かしている時に必要となるが、停止時には、昇降機構ウォームギア72bと昇降機構ラックギア72dの噛み合わせにより保持されるため、昇降機構モータ72aに保持力は殆んど必要がなく、吸込パネル4を停止した状態で保持できる。これは、昇降機構モータ72aが垂直軸心の水平方向で回転するのに対し、昇降機構ウォームギア72bが垂直方向で移動するためである。
吸込パネル4の開度、換言すれば昇降機構ウォームギア72bの下停止位置は、昇降機構モータ72aの送りパルス数で決定される。この送りパルス数は制御装置により制御される。これによって、吸込パネル4の開度を容易に決定することができる。
また、吸込パネル4が閉じる時は、昇降機構モータ72aを開時の逆方向に回転させて、昇降機構ウォームギア72bを上方向に動かすことで、吸込パネル4を閉じることができる。
この吸込パネル4が閉じた際に吸込パネル4と化粧パネル3との間に大きな隙間ができると、意匠上の問題が発生するため、図4に示すように、化粧パネル3側にリミットスイッチ14を備えている。吸込パネル4が閉じる際にリミットスイッチ14を押すと、昇降機構モータ72aの回転が停止し、吸込パネル4が停止する。これによって、吸込パネル4が化粧パネル3に対して一定の隙間で停止する。このリミットスイッチ14の使用によって、化粧パネル3の隙間を最小限に抑えることができ、昇降機構モータ72aによる増し締動作を行わなくて済む。これによって、昇降機構モータ72aによる増し締め時に発生する振動音やびれ音などを抑制できる。なお、昇降機構モータ72aによる増し締動作とは、吸込パネル4が化粧パネル3に大きな隙間を生じないように、昇降機構モータ72aに送りパルスを余分に加えることであり、多くの場合に吸込パネル4が化粧パネル3に衝突して、吸込パネル4から昇降機構モータ72aの間に大きな負荷が加わる。
次に、図7から図9を参照しながら、清掃装置5のダストボックス53からの塵埃の除去について説明する。図7は図2の清掃装置の塵埃除去時に吸込パネルを開放する方法を説明する図、図8は図2の清掃装置の塵埃を掃除機を用いて吸い取る方法を説明する図、図9は図2の清掃装置の塵埃を掃除機を用いて吸い取る方法を説明する拡大斜視図である。
アーム71は補強板42に取り付けられており、補強板42とパネル部材41とは左右方向に複数設けられたラッチ17で連結されている。複数のラッチ17にて吸込パネル4を支えることで、パネル部材41の重量を分散して補強板42で支持することができる。ラッチ17は、補強板42に設けられた雌部と、パネル部材41に設けられた雄部とを備えて構成されている。パネル部材41を補強板42側に押すことにより、ラッチ17の雌部と雄部の連結は解除される。また、解除されたパネル部材41を補強板42側に押すことにより、ラッチ17の雌部と雄部とが連結される。
補強板42はパネル部材41の吸込パネル開閉軸4aと同一軸心の回転軸を持ち、アーム71の動きに合わせて、パネル部材41と一緒に開閉動作を行う。
フラット形のパネル部材41はパネル自体の重量が重く、成型時のそりや据付状況により、うねりなどの問題が発生しやすく、パネル部材41を補強板42に複数箇所固定することで、パネル部材41のそりを最小限に抑えることができる。
ダストボックス53内の塵埃を除去する際には、一般の電気掃除機に装着可能な専用のアダプター18を使用することが望ましい。アダプター18は当接部18aと吸い取り口部18bとを有している。アダプター18は、当接部18aをパネル部材41の下面に当接し、パネル部材41を押してラッチ17を解除するために使用される。また、アダプター18は、当接部18aを渡り補強板20に当接し、吸い取り口部18bをダストボックス53の塵埃取出口53a内に挿入し、さらにはダンパー53bを押してダストボックス53内まで侵入させ、ダストボックス53内の塵埃を吸い取るために使用される。このようにアダプター18を使用することによって、極めて簡単にダストボックス53内の塵埃を吸い取ることができる。
具体的にダストボックス53内の塵埃の除去方法を説明すると、まず、アダプター18を掃除機の柄19の先に取り付けた後、パネル部材41を開けるため、アダプター18で吸込パネル4のラッチ17部を図7に示すように押して、すべてのラッチ17を開放させる。ラッチ17が全て開放されると、パネル部材41は、補強板42との結合が解かれ、パネル部材41自身の荷重により吸込パネル開閉軸4aを中心として回動されて全開まで開かれる。これによって、ダストボックス53の下面に設けられた塵埃取出口53aが真下に露出される。補強板42はアーム72に支持されているため、化粧パネル3の空気吸込口30a側に残るが、補強板42の穴の部分を通して塵埃取出口53aが真下に露出されることとなる。
なお、パネル部材41と補強板42とを分離して回動させる理由は次の通りである。動作アーム71で吸込パネル4を駆動する場合、吸込パネル4の開放角度は、アーム71の長さと吸込パネル開閉軸4aからアーム71の支持点までの距離とで決定される。吸込パネル開閉軸4aからアーム71の支持点までの距離を大きくしてモータトルクを小さくしつつ吸込パネル4の開放角度を大きくしようとすると、アーム71の長さを長くする必要がある。この場合、筐体30の高さ寸法を大きくしてアーム71を筐体30内に収納しなければならないという不都合が生ずる。また、アーム71の長さを短くして筐体30の高さ寸法を小さくしつつ、吸込パネル4の開放角度を大きくしようとすると、吸込パネル開閉軸4aからアーム71の支持点までの距離を小さくする必要がある。この場合、モータトルクを大きくしなければならないという不都合を生ずる。本実施形態では、上述したパネル部材41と補強板42とを分離して回動させる構成としたことにより、係る不都合を解消することができる。
次に、アダプター18の向きを90度回転させて、化粧パネル3の吸込み部にある渡り補強板20にアダプター18の一方を引っかける。この時、ダストボックス53のダンパー53b部はアダプター18の塵埃取出口53aの位置まで移動し、アダプター18の片方を渡り補強板20に引っかけて、もう一方をダストボックス53のダンパー53b部に先端を挿入した状態で、掃除機により、ダストボックス53内の塵埃を吸い出す。
アダプター18の片側を渡り補強板に引っかけるのは、アダプター18の付いた掃除機の柄19でダストボックス53を押す時、必要以上の力がダストボックス53にかかり、ダストボックス53が破損するのを防ぐためである。
塵埃の吸い取りが終了したら、アダプター18をダストボックス53から抜き取り、アダプター18を90度回転させて、吸込パネル4のラッチ17部を押して、全てのラッチ17をロックさせることで、吸込パネル4が閉じる。
このように、アダプター17を掃除機の柄19につけて作業することで、高台にのって作業をするような危険が無く、安全に作業することができる。仮に、吸込パネル4が全閉の時、故障が発生した時のサービス方法についても、吸込パネル4のラッチ17部すべて開放して、吸込パネル4を全開にしてから、アーム71のジョイント部から、第1アーム71a、第2アーム71bを分離し、補強板42ごと全開にしてメンテナンス作業を行うことができる。
次に、図10及び図11を参照しながら、吹出パネル22に関して説明する。図10は図1の化粧パネルを下方から見た斜視図、図11は図10の化粧パネルの受光部の拡大斜視図である。
化粧パネル3の吹出部には、風を部屋の隅々まで行き渡らせるための、吹出パネル22と、吹出パネル22とファン8との間に縦羽根21と、が設置されている。吹出パネル22は遠近方向の吹き分けを行うものであり、縦羽根21は左右方向の吹き分けを行うものである。
吹出パネル22は、風を横羽根となるパネルに沿って導く役割を持つため、大きな面積を持つことが理想である。吹出パネル22は、短手、長手方向共に、化粧パネル3の端部23まで大きくとることで、風を羽根に沿って、遠方、近方に効率良く送ることが可能となる。
吹き出す風は、吹出パネル22により、方向を変えて吹き出すことになるが、羽根幅が小さいと風の乱れや巻き込みが発生して、思うように遠方に風が流れない。吹出パネル22をパネル端部23位置まで大きくとることで、風の巻き込みを押さえ、スムーズに遠方まで風を送ることが可能となる。
吹出パネル22は幅方向のみでなく、長手方向に大きくすることで、左右方向への風の吹き分けをスムーズに行う効果があり、吹出パネル22の長手方向も化粧パネル3の端部23までの長さとすることで、左右方向への風の流れをスムーズにすることができる。
また、左右に吹き分ける場合に起こる空気吹出口30bの角部での風の乱れ、巻き込みを無くすため、空気吹出口30bの角部に、斜めに風を導く傾斜面24を設け、風の乱れ、巻き込みの無い、スムーズな風の流れを実現している。
吹出パネル22を大きくすると、風の流れはスムーズに吹き分けられるが、吹出パネル22によって、受光部26が隠れる面積が大きくなるため、吹出パネル22が閉じている停止時や、冷房運転で吹出パネルが下向きの状態でも受光が可能な様に、受光部26を吹出パネル22の長手方向の中に配置する構造としている。
この時、受光部26の受信の妨げとなる部分の吹出パネル22に、コの字型の切り欠き25を設けることで、停止時、吹出パネル22が完全に受光部26を隠してしまう場合や、運転中の吹出パネル22の位置が受光部を隠してしまう位置でも、コの字形の切り欠き25を通して、受光可能としている。
受光素子27は意匠上、直接見えない構造とする必要があり、吹出パネル22と、化粧パネル3の計2箇所に受光カバー28を設けることで、直接受光素子27が見えない構造としている。
吹出パネル22に受光カバー28を付ける場合、吹出パネル22に島状に角穴に開けて樹脂の流れを良くする構造とするのが一般的であるが、こうすると吹出パネル22の樹脂部でリモコンからの受光がさえぎられる部分ができてしまうため、横羽根となる吹出パネル22はコの字状に端部まで切り欠いた切り欠き25としている。
1…空気調和機、2…筐体本体、3…化粧パネル、4…吸込パネル、4a…吸込パネル開閉軸、5…清掃装置、7…パネル駆動装置、8…ファン、9…熱交換器、9a…背面熱交換器部、9b…下面熱交換器部、10…ファンモータ、11…フィルタ、12a…昇降機構本体、12b…駆動モータ、12c…軸、12d…ウォームギア、12e…ウォームガイド、12f…固定ねじ、71a…第1アーム、71b…第2アーム、13…アーム組品、14…リミットスイッチ、16…補強板、17…ラッチ、18…アダプター、18a…当接部、18b…吸い取り口部、19…掃除機の柄、20…渡り補強板、21…縦羽根、22…吹出パネル、23…パネル端部、24…傾斜面、25…コの字形の切り欠き、26…受光部、27…受光素子、28…受光カバー、30…筐体、41…パネル部材、42…補強板、51…清掃部、52…清掃駆動部、53…ダストボックス、53a…塵埃取出口、53b…ダンパー、71…パネル昇降アーム、71a…第1アーム(上アーム)、71b…第2アーム(下アーム)、71c…雄ねじ部、71d…連結ねじ、72…アーム昇降機構、72a…昇降機構モータ、72a1…回転軸、72b…昇降機構ウォームギア、72c…昇降機構本体、72d…昇降機構ラックギア、72f…角型軸、72g…連結具、72h…ウォームガイド。

Claims (4)

  1. 左右に長く形成された空気吸込口及び空気吹出口を有する化粧パネルを筐体本体の下面に備えた筐体と、
    前記筐体内に配置され、室内空気を前記空気吸込口より吸込み前記空気吹出口より吹出すファンと、
    前記筐体内で前記ファンの空気吸込側に配置された熱交換器と、
    前記筐体内で前記熱交換器の空気吸込側に配置されたフィルタと、
    前記化粧パネルの空気吸込口に設けられた左右に長い吸込パネルと、
    前記筐体内で前記フィルタに捕集された塵埃を清掃する清掃装置と、
    前記筐体内で前記吸込パネルを駆動するパネル駆動装置と、を備えた空気調和機において、
    前記清掃装置は、前記フィルタの清掃を行う清掃部と、前記掃除部により清掃された塵埃を溜めるダストボックスと、を備え、
    前記吸込パネルは、一側に回転軸心を有して回動可能に支持され、前記パネル駆動装置により支持されて前記空気吸込口を閉じる運転停止時の回動位置と、前記パネル駆動装置により支持されて前記空気吸込口を開く運転時の回動位置と、前記パネル駆動装置による支持を解除して前記ダストボックスの下面の塵埃取出口が真下に露出するように開く塵埃除去時の回動位置と、を取り得るように設置されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1において、
    前記吸込パネルは、前記空気吸込口を開閉する一枚の帯状の合成樹脂製パネル部材と、前記パネル部材に組み合わされる金属製補強板と、を備えている
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項2において、
    前記パネル部材は、前記空気吸込口を閉じる運転停止時の回動位置及び前記空気吸込口を開く運転時の回動位置で前記補強板に連結され、塵埃除去時の回動位置にする場合に前記補強板との連結が解除可能である
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項3において、
    前記パネル部材と前記補強板とは複数のラッチを介して連結されている
    ことを特徴とする空気調和機。
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