JP2011013890A - 画像合成装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特徴点の分布を均一にして画像の合成精度を向上させる。
【解決手段】第1画像65の重複画像領域65b内から、特徴のある信号勾配を持つ複数の特徴点65cを抽出する。特徴65cが抽出された重複画像領域65bを、縦m×横n個の複数の分割領域65eに分割する。各分割領域65e内の特徴点65cの個数が均一になるように、各分割領域65eから特徴点65cをランダムに削除する。削除後に重複画像領域65b内に残った、分布が均一な特徴点65cを用いて画像合成を行う。
【選択図】図10

Description

本発明は、互いに重複した画像領域を有する少なくとも2つの画像を、各画像の重複画像領域から抽出した特徴点に基づいて合成する画像合成装置及び方法に関する。
広い画角の画像あるいは細密な画像を得るために、複数の画像を合成して1つの合成画像を作成する画像合成が用いられている。合成される複数の画像の位置を合わせる手法の一つとして、特徴点マッチングと呼ばれる手法がある。特徴点マッチングでは、複数の画像において互いに重複した重複画像領域を算出し、各重複画像領域内の被写体像のエッジ上から互いに対応する特徴点を抽出し、対応する特徴点同士の相関から画像間のずれを検出している。
画像間のずれの検出精度は、画像の合成精度に大きな影響を及ぼす。特許文献1記載の発明では、画像間のずれの検出精度を向上させるため、合成対象である一方の画像から像のエッジを示す線を含む線画像を作成し、この線画像の線幅を拡大させ、この線幅が拡大された線画像から特徴点を抽出している。また、特許文献2記載の発明では、画像合成を行うコンピュータ上において、合成される複数の画像間の特徴点を手動で対応付けして画像間のずれを算出し、算出したずれが打ち消されるように画像を平行移動させている。
特開平11−015951号公報 特開平07−311841号公報
図9(A)、(B)は、撮影画角が水平方向で重なるように撮影された第1画像65,第2画像66であり、第1画像65から抽出された特徴点65cと、これらの特徴点65cに対応する第2画像66の対応特徴点66cとを丸印によって表している。第1、第2画像65,66は、数人の人物からなる主要な被写体と、その背景の壁とからなる。特徴点は、均一なテクスチャを持つ被写体よりも、複雑なテクスチャを持つ被写体のほうが抽出されやすい。そのため、第1、第2画像65、66のようなシーンでは、背景の壁から抽出される特徴点65cが主要被写体よりも少なくなり、特徴点65cが不均一な分布となる。
図22に示すように、特徴点の分布が不均一、かつ局所的に集中した第1画像65と第2画像66とを合成すると、その合成画像100は、主要被写体の部分で局所的に最適化されてしまい、背景の壁にずれが生じ、合成精度が低下してしまう。特許文献1、2の発明は、画像間のずれ検出精度は向上するものの、特徴点の分布の不均一に対する考慮はなされていない。
本発明の目的は、画像のシーンによらず特徴点の分布を均一にして画像の合成精度を向上させることにある。
本発明の画像合成装置は、重複画像領域決定手段、特徴点抽出手段、特徴点追尾手段、特徴点削除手段、画像変形手段及び画像合成手段を備えている。重複画像領域決定手段は、少なくとも2つの画像の互いに重複した画像領域を決定している。特徴点抽出手段は、一方の画像の重複画像領域から特徴点を抽出している。特徴点追尾手段は、他方の画像の重複画像領域において一方の画像の特徴点に対応する対応特徴点を追尾し、特徴点と対応特徴点との間のオプティカルフローを算出している。特徴点削除手段は、特徴点の分布または個数に応じて特徴点及び対応特徴点の個数を削減している。画像変形手段は、特徴点の座標と対応特徴点の座標とに基づいて、対応特徴点を特徴点に一致させる幾何変換パラメータを算出し、この幾何変換パラメータに基づいて他方の画像を変形している。画像合成手段は、特徴点と対応特徴点とが重なるように一方の画像と変形後の他方の画像とを合成している。
特徴点削除手段は、一方の画像の重複画像領域を複数の分割領域に分割し、各分割領域内の特徴点の個数が等しくなるように特徴点を削除している。
特徴点削除手段は、分割領域内の特徴点の個数が閾値以下のときに、分割領域から特徴点を削除しないようにしてもよい。この場合、各分割領域内の特徴点数の最小値と、予め決定されている下限値とを比較し、いずれか大きい方の値を閾値とするのが好ましい。
別の特徴点削除手段としては、分割領域ごとに特徴点のオプティカルフローの平均値を算出し、この平均値から遠い値のオプティカルフローを有する特徴点から順に削除してもよい。
更に別の特徴点削除手段としては、分割領域ごとに複数の特徴点の中から基準特徴点を決定し、基準特徴点のオプティカルフローに近い値のオプティカルフローを有する特徴点から順に削除してもよい。
更にまた別の特徴点削除手段としては、複数の特徴点の中から基準特徴点を選択し、この基準特徴点を順次に変更しながら、基準特徴点から所定距離内に存在する特徴点を削除してもよい。
合成される複数の画像の位置関係が明確でない場合には、重複画像領域決定手段によって重複した画像領域を決定する前に、画像位置関係算出手段によって各画像を解析し、各画像間の位置関係を規定してもよい。
本発明の画像合成方法は、重複画像領域決定工程、特徴点抽出工程、特徴点追尾工程、特徴点削除工程、画像変形工程及び画像合成工程を備えている。重複画像領域決定工程では、少なくとも2つの画像の互いに重複した画像領域が決定される。特徴点抽出工程では、一方の画像の重複画像領域から特徴点を抽出される。特徴点追尾工程では、他方の画像の重複画像領域において一方の画像の特徴点に対応する対応特徴点が追尾され、特徴点と対応特徴点との間のオプティカルフローが算出される。特徴点削除工程では、特徴点の分布または個数に応じて特徴点及び対応特徴点の個数が削減される。画像変形工程では、特徴点の座標と対応特徴点の座標とに基づいて、対応特徴点を特徴点に一致させる幾何変換パラメータが算出され、この幾何変換パラメータに基づいて他方の画像が変形される。画像合成工程では、特徴点と対応特徴点とが重なるように一方の画像と変形後の他方の画像とが合成される。
特徴点削除工程では、一方の画像の重複画像領域を複数の分割領域に分割し、各分割領域内の特徴点の個数が等しくなるように特徴点を削除するのが好ましい。
特徴点削除工程は、分割領域内の特徴点の個数が閾値以下のときに、分割領域から特徴点を削除しないようにしてもよい。この場合、各分割領域内の特徴点数の最小値と、予め決定されている下限値とを比較し、いずれか大きい方の値を閾値とするのが好ましい。
別の特徴点削除工程としては、分割領域ごとに特徴点のオプティカルフローの平均値を算出し、この平均値から遠い値のオプティカルフローを有する特徴点から順に削除してもよい。
更に別の特徴点削除工程としては、分割領域ごとに複数の特徴点の中から基準特徴点を決定し、基準特徴点のオプティカルフローに近い値のオプティカルフローを有する特徴点から順に削除してもよい。
更にまた別の特徴点削除工程としては、複数の特徴点の中から基準特徴点を選択し、この基準特徴点を順次に変更しながら、基準特徴点から所定距離内に存在する特徴点を削除してもよい。
本発明の画像合成装置及び方法によれば、特徴点の分布が均一になるので、合成画像が局所的に最適化されることがなく、合成画像全体としての合成精度が向上する。
特徴点の削除は、重複画像領域を分割した各分割領域内の特徴点の個数に基づいて行われるので、基準が明確であり、かつ処理も容易である。更に、削除する特徴点の閾値を設け、この閾値以下のときには特徴点を削除しないので、特徴点が削除されすぎることもない。
また、各分割領域内の特徴点の個数だけに注目して特徴点を削除した場合、隣接する分割領域内の特徴点が近接したときに特徴点の分布の均一化が図られなくなるが、各分割領域内の特徴点のオプティカルフローに基づいて削除する特徴点を選択すれば、このような弊害が生じることもない。また、各特徴点間の距離に基づいて削除する特徴点を選択した場合には、重複画像領域全体における特徴点の分布を均一化することができる。
本発明を実施したデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 信号処理部の構成を示すブロック図である。 重複画像領域の算出状態を模式的に表す説明図である。 特徴点抽出、特徴点追尾、オプティカルフローの算出を模式的に表す説明図である。 冗長な特徴点を削除した後の画像を示す説明図である。 画像の幾何変換及び合成状態を模式的に表す説明図である。 画像合成の処理手順を示すフローチャートである。 合成対象である第1画像及び第2画像の画像図である。 第1画像及び第2画像から抽出された特徴点及び対応特徴点、算出されたオプティカルフローを示す画像図である。 第1実施形態による冗長特徴点の削除を示す説明図である。 第1実施形態による冗長特徴点の手順を示すフローチャートである。 冗長特徴点の削除後に合成した画像を示す画像図である。 第2実施形態による冗長特徴点の削除を示す説明図である。 第2実施形態による冗長特徴点の手順を示すフローチャートである。 第3実施形態による冗長特徴点の削除を示す説明図である。 第3実施形態による冗長特徴点の手順を示すフローチャートである。 第4実施形態による冗長特徴点の削除を示す説明図である。 第4実施形態による冗長特徴点の手順を示すフローチャートである。 外部入力された複数画像を合成する画像合成装置のブロック図である。 複数画像間の位置関係を規定する画像位置関係規定回路を備えた信号処理部のブロック図である。 複数画像間の位置関係に基づいて設定されるテンプレートマッチングの領域を示す説明図である。 冗長な特徴点を削除せずに合成した合成画像の例を示す画像図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の画像合成装置を組み込んだデジタルカメラ10の構成を示している。デジタルカメラ10は、例えば撮影画角が重なるように水平方向に並べて配置した第1、第2撮像部11、12によって2つの画像を撮影し、この2つの画像を合成して広い画角の合成画像を作成する。
第1撮像部11について説明する。なお、第2撮像部12は、第1撮像部11と同一の構成を有しているため、詳しい説明は省略する。第1撮像部11は、撮影レンズ15、レンズ駆動回路16、撮像素子17、撮像素子駆動回路18、CDS19、ADC20、TG21等を備えている。
撮影レンズ15は、レンズ駆動回路16によって撮影光軸方向に移動され、被写体像を撮像素子17の撮像面に結像する。撮像素子17は、例えばCCDであり、撮像素子駆動回路18に駆動されて被写体像を撮像し、アナログの撮像信号を出力する。CDS19は、撮像信号に相関二重サンプリングを施してノイズを除去する。ADC20は、CDS19から入力されたアナログの撮像信号をデジタルの画像データに変換する。TG21は、レンズ駆動回路16、撮像素子駆動回路18、CDS19及びADC20に制御用のタイミング信号を入力する。
メモリ24は、例えばSDRAM等からなり、第1、第2撮像部11、12のADC20から出力された画像データを記憶する。メモリ24は、デジタルカメラ10内に設けられたデータバス25に接続されている。CPU26は、TG21を介して第1、第2撮像部11、12を制御する。また、CPU26は、メモリ24と同様にデータバス25に接続されており、データバス25に接続された各部を統轄的に制御する。
操作部29は、デジタルカメラ10のモード設定、撮影操作、画像の再生操作、各種設定操作等に用いられる。操作部29は、デジタルカメラ10の筐体に設けられた各種操作部材と、この操作部材の操作を検出するスイッチ等からなり、各スイッチの操作信号はデータバス25を介してCPU26に入力される。
信号処理部32は、第1、第2撮像部11、12によって撮影された2つの画像の合成処理と、合成画像の圧縮処理及び伸張処理とを行う。メディアI/F35は、信号処理部32によって圧縮処理された画像データをメモリカード等の記録メディア36に記録する。また、デジタルカメラ10が再生モードに設定されたときには、メディアI/F35によって記録メディア36内の画像データが信号処理部32に読み出され、LCD39によって再生表示可能なように画像データが伸張処理される。
LCD39は、LCDパネルと、このLCDパネルを駆動するLCDドライバとを有している。LCD39は、デジタルカメラ10が撮影モードであるときには、第1、第2撮像部11、12が撮像した画像をスルー画表示する。また、LCD39は、デジタルカメラ10が再生モードであるときには、記録メディア36から読み出された画像データの画像を再生表示する。
LCD39によるスルー画表示は、例えば第1、第2撮像部11、12の画像を同時に分割表示してもよいし、第1、第2撮像部11、12のいずれか一方の画像のみを表示し、切換操作によって他方の画像を表示させてもよい。また、第1、第2撮像部11、12の画像を画像処理部32で合成し、その合成画像をスルー画表示してもよい。
図2に示すように、信号処理部32は、重複画像領域算出回路42、特徴点抽出回路43、特徴点追尾回路44、冗長特徴点削除回路45、画像変形回路46、画像合成回路47、圧縮伸張回路48を備えている。
重複画像領域算出回路42は、第1撮像部11及び第2撮像部12によって撮影された2つの画像間において互いに重複する重複画像領域を算出する。図3(A),(B)に示すように、第1撮像部11及び第2撮像部12によって第1画像51及び第2画像52が撮影された場合に、重複画像領域算出回路42は、第2画像52の左側縁の領域52aをテンプレートにして、第1画像51の右側縁の領域51a内をテンプレートマッチングにより探索し、同一の被写体像を含む重複画像領域51b,52bを算出する。
テンプレートとして用いる領域52aと、テンプレートマッチングが行われる領域51aの位置及び範囲は、第1撮像部11と第2撮像部12との撮影画角の重なり量に基づいて予め決定されている。なお、より厳密なマッチングをとる場合には、領域52aをより細分化してマッチングをとればよい。
重複画像領域51b、52bの算出には、例えば、領域51a、52a間の画素値の差の2乗和を求めるSSD(Sum of Squared Difference)等のテンプレートマッチングが用いられる。領域51a、52a間のSSDを表すRSSDは、下記式(1)によって求められる。式(1)の「Image1」及び「Temp」は、それぞれ領域51a、52aを表している。また、重複画像領域51b、52bの算出には、領域51a、52a間の画素値の差の絶対値の総和を求めるSAD(Sum of Absolute Difference)等を用いてもよい。
Figure 2011013890
特徴点抽出回路43は、第1画像の重複画像領域内から、特徴のある信号勾配を持つ複数の特徴点を抽出する。図4(A)に示すように、第1画像55が符号55aのような被写体像を含むとき、特徴点抽出回路43は、被写体像55aのエッジ上とその背景から複数の特徴点55bを抽出する。特徴点55bの抽出には、例えば、Harrisオペレータ、Susanオペレータ等の特徴点抽出法が用いられる。
特徴点追尾回路44は、第2撮像部12によって撮影された第2画像の重複画像領域内から、第1画像の特徴点に対応する対応特徴点を追尾し、特徴点と対応特徴点との間のオプティカルフローを算出する。オプティカルフローとは、画像間における特徴点の軌跡であり、特徴点の移動方向及び移動量を表す動きベクトルである。特徴点の追尾には、例えばKLT(Kanade-Lucas-Tomasi)等の手法が用いられる。
図4(B)は、同図(A)の第1画像55に対応した第2画像57を示している。第2画像57には、第1画像55の主要被写体55aと同一の被写体像57aが含まれている。特徴点追尾回路44は、第2画像57から、第1画像55の特徴点55bに対応する対応特徴点57bを追尾し、特徴点55bと対応特徴点57bとの間のオプティカルフロー57cを算出する。
冗長特徴点削除回路45は、特徴点の分布及び個数に応じて特徴点を削減し、重複画像領域全体における特徴点の分布を均一にする。図4(A)に示すように、第1画像55のシーンが被写体像55aと空等の背景からなるとき、空等の均一なテクスチャからは特徴点55bが抽出しにくいため、被写体像55aに特徴点55bが集中し、特徴点55bの分布が不均一になる。このような第1画像55と、同図(B)の第2画像57とを合成すると、合成画像は主要被写体55a,57aの部分で局所的に最適化されてしまい、背景にずれが生じてしまう。
冗長特徴点削除回路45は、上述のような局所的な最適化による合成精度の低下を防止するため、第1画像55の特徴点55bをその個数及び分布に応じて削減し、図5に示すように、特徴点55bの分布の均一化を図る。なお、冗長特徴点削除回路45は、第1画像55から削除した特徴点55bに基づいて、第2画像57の対応特徴点57bを一緒に削除する。
画像変形回路46は、特徴点の座標と対応特徴点の座標とに基づいて、対応特徴点を特徴点に一致させる幾何変換パラメータを算出し、この幾何変換パラメータに基づいて第2画像を変形させる。画像合成回路47は、第1画像と幾何変換された第2画像とを合成して1つの合成画像を作成する。圧縮伸張回路48は、合成画像の画像データの圧縮処理及び伸張処理を行う。
例えば、第1画像及び第2画像が図6(A),(B)に示すような画像60、61である場合、第1画像60と第2画像62とをそのまま合成しても適切な合成画像を得ることはできない。しかし、同図(C)に示すように、第1画像60の特徴点60aに第2画像61の対応特徴点61aが一致するように第2画像61を変形させることにより、各画像60、61に含まれる被写体像にずれが生じないように合成画像62を作成することができる。
第2画像61を変形させる幾何変換には、例えば、アフィン変換が用いられる。画像変形回路46は、特徴点60a及び対応特徴点61aの座標より、アフィン変換式(2)、(3)の係数a,b,s,c,d,tを算出する。係数の算出には、下記式(4)〜(9)のように最小二乗法を用いるとよい。最小二乗法を用いた場合、数式(4)〜(9)の左辺が0に近づくような値が係数として求められる。係数を算出した後、アフィン変換式(2)、(3)により第2画像61を変形する。なお、幾何変換には、射影変換を用いてもよい。
Figure 2011013890
次に、上記信号処理部32の作用を図7のフローチャートに基づいて説明する。重複画像領域算出回路42は、第1撮像部11及び第2撮像部12の画像データをメモリ24から読み出す。図8(A)、(B)は、メモリ24から読み出した画像データにより表される第1画像65及び第2画像66である。
重複画像領域算出回路42は、予め設定されている第2画像66の領域66aをテンプレートとして、第1画像65の領域65a内をパターンマッチングにより探索し、第1画像65及び第2画像66間において互いに重複する重複画像領域65b、66bを算出する。重複画像領域65b、66bの算出には、上記式(1)が用いられる。
特徴点抽出回路43は、図9(A)に示すように、第1画像65の重複画像領域65b内から、複数の特徴点65cを抽出する。重複画像領域65b内の被写体像は、数人の人物と、その背後の壁であるため、テクスチャが均一な壁からは特徴点65cがほとんど抽出されず、人物に特徴点65cが集中してしまう。
特徴点追尾回路44は、図9(B)に示すように、第2画像66の重複画像領域66b内から、第1画像65の特徴点65cに対応する複数の対応特徴点66cを追尾する。また、特徴点追尾回路44は、特徴点65cと対応特徴点66cとの間のオプティカルフロー66dを算出する。なお、図面の煩雑化を避けるため、オプティカルフロー66dの図示を数ヶ所のみに留めているが、実際には全ての特徴点65cと対応特徴点66cとの間のオプティカルフロー66dが算出されている。
冗長特徴点削除回路45は、図10(A)及び図11に示すように、第1画像65の重複画像領域65bを例えば縦m×横n個の分割領域65eに分割し、各分割領域65e内の特徴点65cの個数をカウントする。そして、全ての分割領域65e内において最小の特徴点数Nを決定し、この最小特徴点数Nと予め決定されている閾値Tとを比較する。
冗長特徴点削除回路45は、最小特徴点数Nが閾値Tよりも大きいときには、各分割領域65e内の特徴点65cの個数がN個になるまでランダムに特徴点65cを削除する。また、冗長特徴点削除回路45は、最小特徴点数Nが閾値Tよりも小さいときには、各分割領域65e内の特徴点65cの個数がT個になるまでランダムに特徴点65cを削除する。
図10(A)に示す例では、特徴点65cが抽出されていない分割領域65eがあるため、最小特徴点数Nは「0」となる。したがって、閾値Tが例えば「1」であるときには、同図(B)に示すように、冗長特徴点削除回路45によって各分割領域65e内の特徴点65cの個数がそれぞれ1個になるまでランダムに削除される。また、特徴点65cの個数が閾値T以下のときには、その分割領域65eから特徴点65cは削除されない。冗長特徴点削除回路45は、第1画像65の特徴点65cの削除後、第2画像66から、削除した特徴点65cに対応する対応特徴点66cを削除する。
なお、削除する特徴点65cは、上述したようにランダムに選択してもよいし、例えば、各分割領域65eの中心座標に近い特徴点65cを残すように削除するなど、他の方法を用いてもよい。
画像変形回路46は、特徴点65c及び対応特徴点66cの座標より、アフィン変換式(2)、(3)の係数a,b,s,c,d,tを最小二乗法(4)〜(9)により算出する。係数を算出した後、アフィン変換式(2)、(3)により第2画像66を変形する。
画像合成回路47は、図12に示すように、特徴点65c及び対応特徴点66cに基づいて、第1画像65と変形後の第2画像66とを合成し、1つの合成画像70を作成する。合成方法として、例えば、重複画像領域66b内全ての対応特徴点66cのオプティカルフロー66dの平均値の分だけ、変形後の第2画像66を第1画像65に対して平行移動させる方法が挙げられる。
合成画像70は、冗長な特徴点65c及び対応特徴点66cを削除し、分布が均一化されるように残された特徴点65c及び対応特徴点66cに基づいて合成されているので、局所的な最適化による像のずれはなく、背景の壁まで精度よく像が合成されている。圧縮伸張回路48は、合成画像70の画像データを圧縮処理する。圧縮処理された画像データは、データバス25を介してメディアI/F35に送信され、メディアI/F35により記録メディア36に記録される。
次に、冗長特徴点削除工程の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同じ構成については、同符号を用いて詳しい説明は省略する。第1実施形態では、各分割領域65e内の特徴点65cの個数が等しくなるように特徴点65cをランダムに削除している。しかし、この削除手法では、隣接する分割領域65e内の互いに近接する特徴点65cが削除されずに残ってしまうことがあり、特徴点65cの分布の均一化が図られない場合がある。そこで、第2実施形態では、各分割領域65e内のオプティカルフローの傾向に基づいて削除する特徴点65cを選択している。
図13(A)及び図14に示すように、第2実施形態の冗長特徴点削除回路は、分割領域65eごとに特徴点65cのオプティカルフローの平均値を算出する。符号75は、分割領域65eごとに算出された平均オプティカルフローを示している。次いで、冗長特徴点削除回路は、分割領域65eごとに、特徴点65cのオプティカルフローの値を平均オプティカルフロー75と比較し、平均オプティカルフロー75に近い値のオプティカルフローを有する特徴点65cを各分割領域65eにおいてN個ずつ残し、残りを削除する。このNが1個であるとき、第1画像65の重複画像領域65b内に残る特徴点65cは、図13(B)に示すような分布となる。これによれば、各分割領域65e内に残された第1実施形態よりも特徴点65cの分布を均一化することができる。
次に、冗長特徴点削除工程の第3の実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同じ構成については、同符号を用いて詳しい説明は省略する。第2実施形態では、分割領域65eごとに求めたオプティカルフローの平均値に近似したオプティカルフローを有する特徴点65cを削除せずに残しているが、重複画像領域65b中に平均値と大きく異なるオプティカルフローを有する特異な特徴点65cが存在していた場合、その特異な特徴点65c近傍での画像合成にずれが生じる可能性がある。そこで、第3実施形態では、特異なオプティカルフローを有する特徴点65cが残るように特徴点65cを削除する。
図15(A)及び図16に示すように、第3実施形態の冗長特徴点削除回路は、分割領域65eごとに基準特徴点65fをランダムに決定する。図15(A)では、オプティカルフローの矢印が描かれている特徴点が基準特徴点65fであり、矢印がない特徴点65cが削除対象となる。冗長特徴点削除回路は、基準特徴点65fのオプティカルフローに近い値のオプティカルフローを有する特徴点65cから順に削除し、予め設定したT個の特徴点65cが各分割領域65e内に残るようにしている。
例えば設定値Tが2個であるとき、図15(B)に示すように、重複画像領域65b内には、基準特徴点65fと、この基準特徴点65fのオプティカルフローと遠い値のオプティカルフローを有する特徴点65cとが残ることになる。これによれば、オプティカルフローの値が互いに近似しない特徴点65cを用いて画像合成を行うので、画像の合成精度が向上する。
次に、冗長特徴点削除工程の第4の実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同じ構成については、同符号を用いて詳しい説明は省略する。第1〜3実施形態では、重複画像領域65bを複数の分割領域65eに分割し、分割領域65eごとに特徴点65cの個数を調整している。しかし、この削除手法では、隣接する分割領域65e内の互いに近接する特徴点65cが削除されずに残ってしまうことがあり、特徴点65cの分布の均一化が図られない場合がある。そこで、第4実施形態では、各特徴点から所定距離内にある特徴点を削除することにより、特徴点の分布の更なる均一化を図っている。
図17(A)及び図18に示すように、第4実施形態の冗長特徴点削除回路は、第1画像65の原点からの距離が最短の特徴点を最初の基準特徴点として選択する。原点は、第1画像65の所定位置でもよいし、重複画像領域65bの所定位置でもよい。本実施形態では、第1画像65の右上の角部を原点とするので、最初に選択されるのは特徴点80aである。冗長特徴点削除回路は、基準特徴点80aを中心とした半径rの架空の円81a内に存在する特徴点を全て削除する。削除する特徴点がないとき若しくはなくなったときには、冗長特徴点削除回路は、まだ基準となっていない特徴点であって、直前の基準特徴点に最も近い特徴点を次の基準特徴点として選択し、新たな基準特徴点から所定距離内の特徴点を全て削除する。冗長特徴点削除回路は、この工程を基準となっていない特徴点がなくなるまで繰り返す。
図17(B)は、最初の基準特徴点80aから最後の基準特等点80jまで特徴点の削除を行った後の第1画像65である。これによれば、重複画像領域65bには、所定距離以上の間隔を空けて特徴点が分布することになるので、画像の合成精度が向上する。
上記各実施形態では、第1画像と第2画像との2つの画像の合成について説明したが、本発明は、3つ以上の複数の画像合成にも適用可能である。例えば、本実施形態のデジタルカメラ10に3個以上の撮像部を設け、各撮像部で撮像した画像を合成してもよい。3つ以上の画像の合成は、隣接する2つの画像同士で順に合成していってもよいし、全ての画像間で互いに重複する重複画像領域を用いて画像合成を行ってもよい。
上記第1〜第4実施形態は、デジタルカメラ10に画像合成装置を組み込んだ例について説明したが、本発明は、図19に示すように、画像入力I/F85から入力された複数の画像を合成する単体の画像合成装置86として構成することも可能である。この場合、信号処理部87には、図20に示すように、入力された複数の画像を解析して各画像間の位置関係を規定する画像位置関係規定回路88を設けるのが好ましい。
画像位置関係規定回路88または重複画像領域算出回路42は、入力された複数の画像の位置関係に応じて、テンプレートマッチングに用いる領域を設定するのが好ましい。例えば、図21に示すように、基準となる画像90に対し、基準画像90に合成される被合成画像91が基準画像90の右方に配置される場合には、領域90a、91aをテンプレートマッチングに用いる領域として設定する。同様に、被合成画像91が基準画像91の上方に配置される場合には、領域90b、91bをテンプレートマッチングに用いる領域として設定する。なお、第1実施形態と同じ構成については、同符号を用いて詳しい説明を省略する。
以上、本発明に係る画像合成装置及び方法について説明したが、本発明は、上記の各実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 デジタルカメラ
11 第1撮像部
12 第2撮像部
32、87 信号処理部
42 重複画像領域算出回路
43 特徴点抽出回路
44 特徴点追尾回路
45 冗長特徴点削除回路
46 画像変形回路
47 画像合成回路
48 圧縮伸張回路
51、55、60、65 第1画像
52、57、61、66 第2画像
51b、52b、65b、66b 重複画像領域
55b、60a、65c 特徴点
57b、61a、66c 対応特徴点
57c、66d オプティカルフロー
65e 分割領域
65f,80a〜80j 基準特徴点
70、100 合成画像
75 平均オプティカルフロー
86 画像合成装置
88 画像位置関係規定回路

Claims (15)

  1. 少なくとも2つの画像の互いに重複した画像領域を決定する重複画像領域決定手段と、
    前記一方の画像の重複画像領域から特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
    前記他方の画像の重複画像領域において前記一方の画像の特徴点に対応する対応特徴点を追尾し、前記特徴点と前記対応特徴点との間のオプティカルフローを算出する特徴点追尾手段と、
    前記特徴点の分布または個数に応じて前記特徴点及び対応特徴点の個数を削減する特徴点削除手段と、
    前記特徴点の座標と前記対応特徴点の座標とに基づいて、前記対応特徴点を前記特徴点に一致させる幾何変換パラメータを算出し、前記幾何変換パラメータに基づいて前記他方の画像を変形する画像変形手段と、
    前記特徴点と前記対応特徴点とが重なるように前記一方の画像と変形後の前記他方の画像とを合成する画像合成手段とを備えたことを特徴とする画像合成装置。
  2. 前記特徴点削除手段は、前記一方の画像の重複画像領域を複数の分割領域に分割し、前記各分割領域内の前記特徴点の個数が等しくなるように前記特徴点を削除することを特徴とする請求項1記載の画像合成装置。
  3. 前記特徴点削除手段は、前記分割領域内の前記特徴点の個数が閾値以下のときに、当該分割領域から前記特徴点を削除しないことを特徴とする請求項2記載の画像合成装置。
  4. 前記特徴点削除手段は、前記各分割領域内の前記特徴点の個数の最小値と、予め決定されている下限値とを比較し、いずれか大きい方の値を前記閾値とすることを特徴とする請求項3記載の画像合成装置。
  5. 前記特徴点削除手段は、前記分割領域ごとに前記特徴点のオプティカルフローの平均値を算出し、前記平均値から遠い値のオプティカルフローを有する前記特徴点から順に削除していくことを特徴とする請求項2記載の画像合成装置。
  6. 前記特徴点削除手段は、前記分割領域ごとに複数の前記特徴点の中から基準特徴点を決定し、前記基準特徴点のオプティカルフローに近い値のオプティカルフローを有する特徴点から順に削除していくことを特徴とする請求項2記載の画像合成装置。
  7. 前記特徴点削除手段は、複数の前記特徴点の中から基準特徴点を選択し、前記基準特徴点を順次に変更しながら、前記基準特徴点から所定距離内に存在する特徴点を削除することを特徴とする請求項1記載の画像合成装置。
  8. 前記重複画像領域決定手段によって重複した画像領域を決定する前に、各画像を解析し、各画像間の位置関係を規定する画像位置関係算出手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の画像合成装置。
  9. 少なくとも2つの画像の互いに重複した画像領域を決定する重複画像領域決定工程と、
    前記一方の画像の重複画像領域から特徴点を抽出する特徴点抽出工程と、
    前記他方の画像の重複画像領域において前記一方の画像の特徴点に対応する対応特徴点を追尾し、前記特徴点と前記対応特徴点との間のオプティカルフローを算出する特徴点追尾工程と、
    前記特徴点の分布または個数に応じて前記特徴点及び対応特徴点の個数を削減する特徴点削除工程と、
    前記特徴点の座標と前記対応特徴点の座標とに基づいて、前記対応特徴点を前記特徴点に一致させる幾何変換パラメータを算出し、前記幾何変換パラメータに基づいて前記他方の画像を変形する画像変形工程と、
    前記特徴点と前記対応特徴点とが重なるように前記一方の画像と変形後の前記他方の画像とを合成する画像合成工程とを備えたことを特徴とする画像合成方法。
  10. 前記特徴点削除工程は、前記一方の画像の重複画像領域を複数の分割領域に分割し、前記各分割領域内の前記特徴点の個数が等しくなるように前記特徴点を削除することを特徴とする請求項9記載の画像合成方法。
  11. 前記特徴点削除工程は、前記分割領域内の前記特徴点の個数が閾値以下のときに、当該分割領域から前記特徴点を削除しないことを特徴とする請求項10記載の画像合成方法。
  12. 前記特徴点削除工程は、前記各分割領域内の前記特徴点の個数の最小値と、予め決定されている下限値とを比較し、いずれか大きい方の値を前記閾値とすることを特徴とする請求項11記載の画像合成方法。
  13. 前記特徴点削除工程は、前記分割領域ごとに前記特徴点のオプティカルフローの平均値を算出し、前記平均値から遠い値のオプティカルフローを有する前記特徴点から順に削除していくことを特徴とする請求項10記載の画像合成方法。
  14. 前記特徴点削除工程は、前記分割領域ごとに複数の前記特徴点の中から基準特徴点を決定し、前記基準特徴点のオプティカルフローに近い値のオプティカルフローを有する特徴点から順に削除していくことを特徴とする請求項10記載の画像合成方法。
  15. 前記特徴点削除工程は、複数の前記特徴点の中から基準特徴点を選択し、前記基準特徴点を順次に変更しながら、前記基準特徴点から所定距離内に存在する特徴点を削除することを特徴とする請求項9記載の画像合成方法。
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