JP2011012736A - 自動変速機のクラッチ潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クラッチの摩擦係合要素に適温かつ適量の潤滑油を供給して引きずりの防止や潤滑性能の確保を図る。
【解決手段】 湿式多板型のクラッチC2は、クラッチハブ58およびクラッチドラム59間に配置した摩擦係合要素60を相互に係合させるクラッチピストン61を備える。クラッチC2の締結時には変速機ケース42から供給された潤滑油をクラッチピストン61の油孔61aを介してクラッチハブ58の内周部に供給して摩擦係合要素60を潤滑し、またクラッチC2の非締結時にはクラッチピストン61の油孔61aから供給された潤滑油の少なくとも一部を、クラッチハブ58の内周部に供給することなくクラッチドラム59に形成した油孔59cから排出するので、摩擦係合要素60に余剰の潤滑油が供給されてクラッチC2の引きずりが発生するのを防止することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンから入力軸に入力される駆動力を湿式多板型のクラッチを介して出力軸に伝達する自動変速機のクラッチ潤滑構造、あるいはエンジンから入力軸に入力される駆動力を出力軸に伝達する湿式多板型の第1クラッチの径方向外側に前記駆動力を前記出力軸に伝達する湿式多板型の第2クラッチを配置した自動変速機のクラッチ潤滑構造に関する。
二つの湿式多板型のクラッチを中心軸に関して径方向内外に配置し、中心軸から潤滑油を供給して両クラッチの摩擦係合要素を潤滑する場合、径方向内側のクラッチの摩擦係合要素を潤滑して温度上昇した潤滑油が径方向外側のクラッチに供給されてしまうと、その径方向外側のクラッチの潤滑性能が低下してしまう問題がある。これを防止するために、大量の潤滑油を供給すると、クラッチの非締結時に摩擦係合要素間に必要以上の潤滑油が保持されて引きずりが発生する問題がある。
そこで、径方向内側に配置した第1クラッチに第1油路を介して潤滑油を供給するとともに、径方向外側に配置した第2クラッチに前記第1油路とは独立した第2油路を介して潤滑油を供給し、第1クラッチの外周と第2クラッチの内周との間に配置した両クラッチに共通の入力部材に、第1油路から供給されて第1クラッチの摩擦係合要素を潤滑した潤滑油を排出する第3油路と、第2油路から供給された潤滑油を第2クラッチの摩擦係合要素に導く、前記第3油路とは独立した第4油路とを形成したものが、下記特許文献1により公知である。
特開2008−128385号公報
しかしながら上記従来のものは、相互に独立した第3油路および第4油路を備える入力部材の構造が複雑になるため、そのコスト、重量、寸法等が増加する可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、クラッチの摩擦係合要素に適温かつ適量の潤滑油を供給して引きずりの防止や潤滑性能の確保を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンから入力軸に入力される駆動力を湿式多板型のクラッチを介して出力軸に伝達する自動変速機のクラッチ潤滑構造であって、前記クラッチはクラッチハブおよびクラッチドラム間に配置された複数の摩擦係合要素と、前記摩擦係合要素を相互に係合させて前記クラッチを締結する作動部材とを備えるものにおいて、前記クラッチの締結時には固定部材から供給された潤滑油を前記作動部材に形成した油孔を介して前記クラッチハブの内周部に供給して前記摩擦係合要素を潤滑するとともに、前記クラッチの非締結時には前記作動部材の油孔を介して供給された潤滑油の少なくとも一部を、前記クラッチハブの内周部に供給することなく前記クラッチドラムに形成した油孔から排出することを特徴とする自動変速機のクラッチ潤滑構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記クラッチドラムの油孔は、前記摩擦係合要素よりも前記作動部材寄りの位置に設けられることを特徴とする自動変速機のクラッチ潤滑構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、エンジンから入力軸に入力される駆動力を出力軸に伝達する湿式多板型の第1クラッチの径方向外側に前記駆動力を前記出力軸に伝達する湿式多板型の第2クラッチを配置した自動変速機のクラッチ潤滑構造であって、前記第1クラッチは第1クラッチハブおよび第1クラッチドラム間に配置された複数の第1摩擦係合要素と、前記第1摩擦係合要素を相互に係合させて前記第1クラッチを締結する第1作動部材とを備えるとともに、前記第2クラッチは第2クラッチハブおよび第2クラッチドラム間に配置された複数の第2摩擦係合要素と、前記第2摩擦係合要素を相互に係合させて前記第2クラッチを締結する第2作動部材とを備え、前記第1摩擦係合要素に前記入力軸の内部から第1の経路を介して潤滑油を供給し、前記第2摩擦係合要素に固定部材から前記第2作動部材に形成した油孔を通る第2の経路を介して潤滑油を供給するものにおいて、前記第2クラッチハブに油孔を形成し、前記第1の経路を介して前記第1摩擦係合要素に供給された潤滑油を、前記第2摩擦係合要素に達する手前で前記第2クラッチハブの油孔から排出することを特徴とする自動変速機のクラッチ潤滑構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記第1クラッチドラムの潤滑油排出孔と、前記第2クラッチハブの潤滑油供給孔とを軸方向に重ならないように配置したことを特徴とする自動変速機のクラッチ潤滑構造が提案される。
尚、実施の形態の第2クラッチC2は本発明のクラッチに対応し、実施の形態の主入力軸13は本発明の入力軸に対応し、実施の形態の第1、第2出力軸16,17は本発明の出力軸に対応し、実施の形態の変速機ケース42は本発明の固定部材に対応し、実施の形態の第1クラッチピストン53は本発明の第1作動部材に対応し、実施の形態の第2クラッチハブ58は本発明のクラッチハブに対応し、実施の形態の第2クラッチドラム59は本発明のクラッチドラムに対応し、実施の形態の第2摩擦係合要素60は本発明の摩擦係合要素に対応し、実施の形態の第2クラッチピストン61は本発明の作動部材あるいは第2作動部材に対応する。
請求項1の構成によれば、入力軸の駆動力を出力軸に伝達する湿式多板型のクラッチは、クラッチハブおよびクラッチドラム間に配置した摩擦係合要素を相互に係合させる作動部材を備える。クラッチの締結時には固定部材から供給された潤滑油を作動部材に形成した油孔を介してクラッチハブの内周部に供給して摩擦係合要素を潤滑するので、摩擦係合要素の潤滑不良による過熱や耐久性低下を防止することができ、またクラッチの非締結時には作動部材の油孔から供給された潤滑油の少なくとも一部を、クラッチハブの内周部に供給することなくクラッチドラムに形成した油孔から排出するので、クラッチハブの内周部から摩擦係合要素に余剰の潤滑油が供給されてクラッチの引きずりが発生するのを防止することができる。
また請求項2の構成によれば、クラッチドラムの油孔を摩擦係合要素よりも作動部材寄りの位置に設けたので、クラッチの非締結時に作動部材の油孔からの潤滑油が摩擦係合要素に供給されるのを一層効果的に防止することができる。
また請求項3に記載された発明によれば、入力軸の駆動力は湿式多板型の第1クラッチを介して出力軸に伝達されるとともに、第1クラッチの径方向外側に配置された湿式多板型の第2クラッチを介して出力軸に伝達される。第1クラッチは第1クラッチハブおよび第1クラッチドラム間に配置された複数の第1摩擦係合要素を第1作動部材で係合させることで締結し、第2クラッチは第2クラッチハブおよび第2クラッチドラム間に配置された複数の第2摩擦係合要素を第2作動部材で係合させることで締結する。
第1摩擦係合要素に入力軸の内部から第1の経路を介して潤滑油を供給し、第2摩擦係合要素に固定部材から第2作動部材に形成した油孔を通る第2の経路を介して潤滑油を供給する。このとき、第2クラッチハブに油孔を形成し、第1の経路を介して第1摩擦係合要素に供給された潤滑油を、第2摩擦係合要素に達する手前で第2クラッチハブの油孔から排出するので、第1クラッチの第1摩擦係合要素を潤滑して温度上昇した潤滑油は第2クラッチの第2摩擦係合要素に接触し難くなり、しかも第2摩擦係合要素には第2の経路を介して低温の潤滑油を供給するので、第2摩擦係合要素の過熱を防止して耐久性を高めることができる。
また請求項4の構成によれば、第1クラッチドラムの潤滑油排出孔と、第2クラッチハブの潤滑油供給孔とを軸方向に重ならないように配置したので、第1クラッチの第1摩擦係合要素を潤滑した後に遠心力で径方向外側に移動する温度上昇した潤滑油が第2クラッチに摩擦係合要素に接触するのを一層確実に防止することができる。
ツインクラッチ式の自動変速機のスケルトン図(第1の実施の形態)。 第2クラッチが非締結状態にあるときの第1、第2クラッチの拡大断面図(第1の実施の形態)。 第2クラッチが締結状態にあるときの第1、第2クラッチの拡大断面図(第1の実施の形態)。 第2クラッチが締結状態にあるときの第1、第2クラッチの拡大断面図(第2の実施の形態)。
以下、図1〜図3に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1には前進7速、後進1速のツインクラッチ式の自動変速機の骨格が示される。自動変速機Tは、エンジンEのクランクシャフト11の駆動力がトルクコンバータ12を介して入力される主入力軸13を備えており、主入力軸13の外周に第1副入力軸14および第2副入力軸15が同軸かつ相対回転自在に嵌合する。主入力軸13と径方向内側の第1副入力軸14とは湿式多板型の第1クラッチC1を介して結合可能であり、かつ主入力軸13と径方向外側の第2副入力軸15とは湿式多板型の第2クラッチC2を介して結合可能である。そして主入力軸13と平行に第1出力軸16および第2出力軸17が配置される。
第1副入力軸14には1速ドライブギヤ18と、3速−5速ドライブギヤ19と、7速ドライブギヤ20とが固設され、第2副入力軸15には2速−リバースドライブギヤ21と、4速−6速ドライブギヤ22とが固設される。
第1出力軸16には1速ドライブギヤ18に噛合する1速ドリブンギヤ23と、3速−5速ドライブギヤ19に噛合する3速ドリブンギヤ24と、4速−6速ドライブギヤ22に噛合する4速ドリブンギヤ25と、リバースドリブンギヤ27とが相対回転自在に支持される。1速ドリブンギヤ23および3速ドリブンギヤ24は、1速−3速シンクロ装置S1を介して第1出力軸16に選択的に結合可能であり、4速ドリブンギヤ25およびリバースドリブンギヤ27、4速−リバースシンクロ装置S2を介して第1出力軸16に選択的に結合可能である。
第2出力軸17には3速−5速ドライブギヤ19に噛合する5速ドリブンギヤ28と、7速ドライブギヤ20に噛合する7速ドリブンギヤ29と、2速−リバースドライブギヤ21およびリバースドリブンギヤ27に噛合する2速ドリブンギヤ30と、4速−6速ドライブギヤ22に噛合する6速ドリブンギヤ31とが相対回転自在に支持される。5速ドリブンギヤ28および7速ドリブンギヤ29は、5速−7速シンクロ装置S3を介して第2出力軸17に選択的に結合可能であり、2速ドリブンギヤ30および6速ドリブンギヤ31は2速−6速シンクロ装置S4を介して第2出力軸17に選択的に結合可能である。
第1出力軸16に固設した第1ファイナルドライブギヤ32と、第2出力軸17に固設した第2ファイナルドライブギヤ33とがディファレンシャルギヤDのファイナルドリブンギヤ34に噛合し、ディファレンシャルギヤDから左右に延びるドライブシャフト35,35に左右の車輪W,Wが接続される。
上記構成により、第1クラッチC1を締結すると、エンジンEのクランクシャフト11の駆動力はトルクコンバータ12→主入力軸13→第1クラッチC1の経路で第1副入力軸14に伝達され、第2クラッチC2を締結すると、エンジンEのクランクシャフト11の駆動力はトルクコンバータ12→主入力軸13→第2クラッチC2の経路で第2副入力軸15に伝達される。
よって、1速−3速シンクロ装置S1を右動して1速ドリブンギヤ23を第1出力軸16に結合した状態で第1クラッチC1を締結すると1速変速段が確立し、2速−6速シンクロ装置S4を右動して2速ドリブンギヤ30を第2出力軸17に結合した状態で第2クラッチC2を締結すると2速変速段が確立し、1速−3速シンクロ装置S1を左動して3速ドリブンギヤ24を第1出力軸16に結合した状態で第1クラッチC1を締結すると3速変速段が確立し、4速−リバースシンクロ装置S2を左動して4速ドリブンギヤ25を第1出力軸16に結合した状態で第2クラッチC2を締結すると4速変速段が確立し、5速−7速シンクロ装置S3を左動して5速ドリブンギヤ28を第2出力軸17に結合した状態で第1クラッチC1を締結すると5速変速段が確立し、2速−6速シンクロ装置S4を左動して6速ドリブンギヤ31を第2出力軸17に結合した状態で第2クラッチC2を締結すると6速変速段が確立し、5速−7速シンクロ装置S3を右動して7速ドリブンギヤ29を第2出力軸17に結合した状態で第1クラッチC1を締結すると7速変速段が確立する。また4速−リバースシンクロ装置S2を右動してリバースドリブンギヤ27を第1出力軸16に結合して第2クラッチC2を締結するとリバース変速段が確立する。
以上のように、1速変速段から7速変速段へのシフトアップ時には、第1クラッチC1および第2クラッチC2が交互に締結し、7速変速段から1速変速段へのシフトダウン時にも、第1クラッチC1および第2クラッチC2が交互に締結する。
次に、図2を参照して第1クラッチC1および第2クラッチC2の構造を詳述する。
主入力軸13の軸端の外周にスプライン結合した筒状の支持部材41が変速機ケース42にボールベアリング43を介して回転自在に支持される。主入力軸13の外周にニードルベアリング44を介して支持された第1副入力軸14の外周に、更にニードルベアリング45を介して第2副入力軸15が支持される。第1副入力軸14と支持部材41との間にはスラストベアリング46が配置され、第1副入力軸14と第2副入力軸15との間にスラストベアリング47が配置される。第2副入力軸15はボールベアリング48を介して変速機ケース42に支持される。
径方向内側に位置する第1クラッチC1は、第1副入力軸14に固定された第1クラッチハブ49と、支持部材41に固定された第1クラッチドラム50と、第1クラッチハブ49および第1クラッチドラム50にスプライン嵌合する複数のクラッチディスクおよびクラッチプレートよりなる第1摩擦係合要素51…と、支持部材41の外周に支持された隔壁部材52と、支持部材41に対して軸方向摺動自在に支持されて第1摩擦係合要素51…を相互に密着させる第1クラッチピストン53と、隔壁部材52との間に配置されて第1クラッチピストン53を第1摩擦係合要素51…から離反させる方向に付勢するコイルばねよりなるリターンスプリング54とを備える。
第1クラッチドラム50および第1クラッチピストン53の間には第1作動油室55が区画され、第1クラッチピストン53および隔壁部材52の間には第1キャンセラ油室56が区画される。第1クラッチピストン53の先端に形成された環状溝には、全体として環状に形成されて軸方向に波うつウエーブスプリング57が装着される。従って、第1クラッチピストン53の押圧力はウエーブスプリング57を介して第1摩擦係合要素51…に伝達される。
径方向外側に位置する第2クラッチC2は、第2副入力軸15に固定された第2クラッチハブ58と、支持部材41に固定された第2クラッチドラム59と、第2クラッチハブ58および第2クラッチドラム59にスプライン嵌合する複数のクラッチディスクおよびクラッチプレートよりなる第2摩擦係合要素60…と、支持部材41に対して軸方向摺動自在に支持されて第2摩擦係合要素60…を相互に密着させる第2クラッチピストン61と、第1クラッチドラム50との間に配置されて第2クラッチピストン61を第2摩擦係合要素60…から離反させる方向に付勢する皿ばねよりなるリターンスプリング62とを備える。
第2クラッチドラム59および第2クラッチピストン61の間には第2作動油室63が区画され、第2クラッチピストン61および第1クラッチドラム50の間には第2キャンセラ油室64が区画される。第1クラッチピストン53の先端に形成された環状溝には、全体として環状に形成されて軸方向に波うつウエーブスプリング65が装着される。従って、第2クラッチピストン61の押圧力はウエーブスプリング65を介して第2摩擦係合要素60…に伝達される。
次に、第1、第2クラッチC1,C2の潤滑のための構造を説明する。
変速機ケース42には、図示せぬオイルポンプから潤滑油が供給される潤滑油通路42a,42bが形成される。潤滑油通路42bは主入力軸13の内部を軸方向に延びる潤滑油通路13aの開口端に対向しており、主入力軸13の潤滑油通過13aから油孔13b〜13dが径方向に貫通する。主入力軸13の油孔13bは、その外周を囲む支持部材41を径方向に貫通する油孔41aに連通し、主入力軸13の油孔13cは、その外周を囲む支持部材41および第1副入力軸14の対向端部間の空間66に連通し、主入力軸13の油孔13dは、その外周を囲む第1副入力軸14を径方向に貫通する油孔14aに連通する。
支持部材41には更に4個の油孔41b〜41eが径方向に貫通する。変速機ケース42の潤滑油通路42bから供給された潤滑油は、支持部材41の油孔41bを通過して第1クラッチC1の第1キャンセラ油室56に供給される。変速機ケース42と支持部材41との間に配置されたスリーブ67は第1制御油路67a、油孔67bおよび第2制御油路67cを備えており、変速機ケース42の油孔42cから供給された潤滑油は、スリーブ67の油孔67bおよび支持部材41の油孔41dを通過して第2クラッチC2の第2キャンセラ油室64に導入される。
スリーブ67の第1制御油路67aから供給された制御油は、支持部材41の油孔41cを介して第1クラッチC1の第1作動油室55に導入される。またスリーブ67の第2制御油路67cから供給された制御油は、支持部材41の油孔41eを介して第2クラッチC2の第2作動油室63に導入される。
第1クラッチC1の第1クラッチハブ49は、第1摩擦係合要素51…を支持する部分に複数の潤滑油供給孔49a…を備えるとともに、第1クラッチドラム50は、第1摩擦係合要素51…を支持する部分に複数の潤滑油排出孔50a…を備える。同様に、第2クラッチC2の第2クラッチハブ58は、第2摩擦係合要素60…を支持する部分に複数の潤滑油供給孔58a…を備えるとともに、第2クラッチドラム59は、第2摩擦係合要素60…を支持する部分に複数の潤滑油排出孔59a…を備える。
変速機ケース42の潤滑油通路42aには油孔42dが形成されており、この油孔42dに対向するように、第2クラッチドラム59および第2クラッチピストン61にそれぞれ油孔59b,61aが形成される。第2クラッチドラム59には、変速機ケース42の油孔42dからの潤滑油を導くためのガイド部材68が設けられる。また第2クラッチC2の第2クラッチハブ58には、第1クラッチC1の第1クラッチドラム50の第1摩擦係合要素51…を支持する部分よりも僅かに径方向外側に、油孔58bが形成される。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態における第1、第2クラッチC1,C2の潤滑に関する作用を説明する。
図2は、それまで締結していた第1クラッチC1が締結解除し、第2クラッチC2が締結を開始する直前の状態を示している。
図示せぬオイルポンプから変速機ケース42の潤滑油通路42a,42bに供給された潤滑油は、潤滑油通路42bの出口端から主入力軸13の潤滑油通路13aに供給される。主入力軸13の潤滑油通路13a内の潤滑油の一部は、主入力軸13の油孔13bから支持部材41の油孔41aを通過してスラストベアリング46を潤滑した後、第1クラッチC1の第1クラッチハブ49の内周面に達し、そこから第1クラッチハブ49の潤滑油供給孔49a…を通過して第1摩擦係合要素51…を潤滑し、第1クラッチドラム50の潤滑油排出孔50a…から排出される。
第1クラッチC1の第1摩擦係合要素51…を潤滑して第1クラッチドラム50の潤滑油排出孔50a…から排出された潤滑油は温度上昇しているため、その潤滑油を第2クラッチC2に供給すると、第2クラッチC2の潤滑不良や過熱が発生する虞がある。しかしながら、第1クラッチドラム50の潤滑油排出孔50a…から排出された温度上昇した潤滑油の大部分は、図2において右方向に流れて第2クラッチC2のクラッチハブ58の油孔58bから排出されるため、第1クラッチC1を通過して温度上昇した潤滑油が第2クラッチC2に大量に流入することが防止される。
一方、変速機ケース42の潤滑油通路42aの油孔42dから供給された潤滑油は、第2クラッチC2の第2クラッチドラム59に設けたガイド部材68にガイドされて油孔59bに導入され、そこから第2クラッチピストン61の油孔61aおよび皿ばねよりなるリターンスプリング62の切欠き62a…を通過する。図2に示す状態では第2クラッチC2が非締結状態にあって第2クラッチピストン61が作動しておらず、従って第2クラッチピストン61のウエーブスプリング65は非圧縮状態にあって潤滑油が自由に通過できるため、リターンスプリング62の切欠き62a…を通過した潤滑油の大部分は遠心力で径方向外側に流れて第2クラッチドラム59の油孔59cを通過して排出される。よって、第2クラッチC2が非締結状態にあるとき、第2クラッチC2の第2摩擦係合要素60…に供給される潤滑油の量は最小限に抑えられる。
ところで、第1クラッチC1が係合して奇数変速段が確立している状態から、第1クラッチC1が締結解除し、第2クラッチC2が締結して偶数変速段が確立するとき、第2クラッチC2の第2摩擦係合要素60…に作用する潤滑油の剪断力は小さいことが望ましい。その理由は、第2クラッチC2の第2クラッチドラム59は主入力軸13とともに常時回転しているため、第2摩擦係合要素60…に作用する潤滑油の剪断力が大きいと第2副入力軸15が主入力軸13に対して連れ回りしてしまい、第2副入力軸15に第1、第2出力軸16,17を結合する4速−リバースシンクロ装置S2および2速−6速シンクロ装置S4の同期荷重が大きくなり、スムーズなインギヤが妨げられて変速ショックが発生するからである。
しかしながら、本実施の形態によれば、第2クラッチC2が締結を開始する直前の状態、つまり4速−リバースシンクロ装置S2あるいは2速−6速シンクロ装置S4の同期荷が作用するときに、第2クラッチC2の第2摩擦係合要素60…に供給される潤滑油の量を最小限に抑えることで、第2副入力軸15の連れ回りを抑制して4速−リバースシンクロ装置S2あるいは2速−6速シンクロ装置S4をスムーズに作動させることが可能になる。
そして、図3に示すように、第2クラッチC2が締結すると、第2クラッチピストン61のウエーブスプリング65が圧縮されて隙間が消滅するため、皿ばねよりなるリターンスプリング62の切欠きを通過した潤滑油はウエーブスプリング65に阻止されて第2クラッチドラム59の油孔59cから排出されず、右方向に流れて第2クラッチC2の第2クラッチハブ58の内周に供給され、そこから第2クラッチハブ58の潤滑油供給孔58a…を通過して第2摩擦係合要素60…を潤滑した後、第2クラッチドラム59の潤滑油排出孔59a…から排出される。
このように、第2クラッチC2の締結時および非締結時を問わず、第1クラッチC1を通過して温度上昇した潤滑油を第2クラッチハブ58の油孔58bから排出して第2クラッチC2に供給されないようにしながら、第2クラッチC2の締結時には、変速機ケース42の油孔42dから供給される低温の潤滑油で該第2クラッチC2の第2摩擦係合要素60…を潤滑し、第2クラッチC2の非締結時には、変速機ケース42の油孔42dから供給される低温の潤滑油が該第2クラッチC2の第2摩擦係合要素60…に供給されないようにして、第2副入力軸15の連れ回りを抑制することができる。
次に、図4に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
図2に示すように、第1の実施の形態では第2クラッチC2に対して第1クラッチC1が図中右方向に若干ずれて配置されているが、図4に示すように、第2の実施の形態では第2クラッチC2に対して第1クラッチC1が更に大きく右方向にずれて配置されている。第2の実施の形態のその他の構成は、第1の実施の形態と同じである。
仮に、第1クラッチC1および第2クラッチC2が軸線方向の同じ位置で内外に配置されていると、径方向内側の第1クラッチC1を通過して温度上昇した潤滑油の多くが径方向外側の第2クラッチC2に供給されてしまい、第2クラッチC2の潤滑性能を低下させる問題がある。第2の実施の形態は、第2クラッチC2に対して第1クラッチC1を大きく右方向にずらして配置することで、第1クラッチC1を通過した潤滑油が第2クラッチC2に供給され難くしたものである。
具体的には、第1クラッチC1の第1クラッチドラム50の潤滑油排出孔50a…の左端(最も第2クラッチC2寄りの端部)と、第2クラッチC2の第2クラッチハブ58の潤滑油供給孔58a…の右端(最も第1クラッチC1寄りの端部)とが、軸線方向にオーバーラップしないように離れて配置される。これにより、第1クラッチC1の第1クラッチドラム50の潤滑油排出孔50a…を出た高温の潤滑油が第2クラッチC2の第2クラッチハブ58の潤滑油供給孔58a…に供給され難くなり、第2クラッチC2の潤滑性能の低下を一層効果的に防止することができる。
尚、本実施の形態では、第1クラッチC1の第1クラッチドラム50の潤滑油排出孔50a…を出た高温の潤滑油を排出し易くするために、第2クラッチC2の第2クラッチハブ58に2個の油孔58b,58bを設けている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではツインクラッチ式の自動変速機Tを例示したが、請求項1および請求項2の発明は、ツインクラッチ式でない自動変速機のクラッチに対しても適用することができる。
C1 第1クラッチ
C2 第2クラッチ(クラッチ)
E エンジン
13 主入力軸(入力軸)
16 第1出力軸(出力軸)
17 第2出力軸(出力軸)
42 変速機ケース(固定部材)
49 第1クラッチハブ
50 第1クラッチドラム
50a 潤滑油排出孔
51 第1摩擦係合要素
53 第1クラッチピストン(第1作動部材)
58 第2クラッチハブ(クラッチハブ)
58a 潤滑油供給孔
58b 第2クラッチハブの油孔
59 第2クラッチドラム(クラッチドラム)
59c クラッチドラムの油孔
60 第2摩擦係合要素(摩擦係合要素)
61 第2クラッチピストン(作動部材、第2作動部材)
61a 作動部材の油孔

Claims (4)

  1. エンジン(E)から入力軸(13)に入力される駆動力を湿式多板型のクラッチ(C2)を介して出力軸(16,17)に伝達する自動変速機のクラッチ潤滑構造であって、
    前記クラッチ(C2)はクラッチハブ(58)およびクラッチドラム(59)間に配置された複数の摩擦係合要素(60)と、前記摩擦係合要素(60)を相互に係合させて前記クラッチ(C2)を締結する作動部材(61)とを備えるものにおいて、
    前記クラッチ(C2)の締結時には固定部材(42)から供給された潤滑油を前記作動部材(61)に形成した油孔(61a)を介して前記クラッチハブ(58)の内周部に供給して前記摩擦係合要素(60)を潤滑するとともに、前記クラッチ(C2)の非締結時には前記作動部材(61)の油孔(61a)を介して供給された潤滑油の少なくとも一部を、前記クラッチハブ(58)の内周部に供給することなく前記クラッチドラム(59)に形成した油孔(59c)から排出することを特徴とする自動変速機のクラッチ潤滑構造。
  2. 前記クラッチドラム(59)の油孔(59c)は、前記摩擦係合要素(60)よりも前記作動部材(61)寄りの位置に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の自動変速機のクラッチ潤滑構造。
  3. エンジン(E)から入力軸(13)に入力される駆動力を出力軸(16,17)に伝達する湿式多板型の第1クラッチ(C1)の径方向外側に前記駆動力を前記出力軸(16,17)に伝達する湿式多板型の第2クラッチ(C2)を配置した自動変速機のクラッチ潤滑構造であって、
    前記第1クラッチ(C1)は第1クラッチハブ(49)および第1クラッチドラム(50)間に配置された複数の第1摩擦係合要素(51)と、前記第1摩擦係合要素(51)を相互に係合させて前記第1クラッチ(C1)を締結する第1作動部材(53)とを備えるとともに、前記第2クラッチ(C2)は第2クラッチハブ(58)および第2クラッチドラム(59)間に配置された複数の第2摩擦係合要素(60)と、前記第2摩擦係合要素(60)を相互に係合させて前記第2クラッチ(C2)を締結する第2作動部材(61)とを備え、前記第1摩擦係合要素(51)に前記入力軸(13)の内部から第1の経路を介して潤滑油を供給し、前記第2摩擦係合要素(60)に固定部材(42)から前記第2作動部材(61)に形成した油孔(61a)を通る第2の経路を介して潤滑油を供給するものにおいて、
    前記第2クラッチハブ(58)に油孔(58b)を形成し、前記第1の経路を介して前記第1摩擦係合要素(51)に供給された潤滑油を、前記第2摩擦係合要素(60)に達する手前で前記第2クラッチハブ(58)の油孔(58b)から排出することを特徴とする自動変速機のクラッチ潤滑構造。
  4. 前記第1クラッチドラム(50)の潤滑油排出孔(50a)と、前記第2クラッチハブ(58)の潤滑油供給孔(58a)とを軸方向に重ならないように配置したことを特徴とする、請求項3に記載の自動変速機のクラッチ潤滑構造。
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