JP2011007833A - 表示装置の駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自発光型または受光型の表示装置における、よりきめ細かな省電力化を実現する表示装置の駆動方法を提供すること。
【解決手段】表示装置100の駆動方法は、複数の画素が設けられた表示領域110aを有するシート状の表示部130を備え、表示部130が自発光型であり、人体等により表示部130への接触があるか否か、または人体等の接触に伴って画素における表示が遮蔽状態であるか否かを検出するセンサーを備え、表示部130の駆動中にセンサーからの出力に基づいて、接触がある、または表示が遮蔽されたと判断されたときに、少なくとも接触部位111a,111bの画素を消灯または減光する。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置の駆動方法に関する。
上記表示装置の駆動方法としては、液晶表示パネルの前面側部に配置された人体検知用センサーで液晶表示パネルに対して人体の接近や離遠を検知して、バックライトの点灯や消灯または減光を制御するバックライト点灯制御回路を備えた液晶画像表示装置が知られている(特許文献1)。
上記液晶画像表示装置は、上記バックライト点灯制御回路を備えることにより、省電力効果に加えて、バックライトの長寿命化を図っている。
また、他の表示装置の駆動方法としては、表示板と、表示板に対する接触に基づいて感知出力信号を生成する複数の感知部と、感知出力信号に基づいて接触の有無を判断して動作する第1接触判断部および第2接触判断部とを有する表示装置の駆動方法が知られている(特許文献2)。
特許文献2の表示装置の駆動方法は、第1接触判断部における節電モードの動作と、第2接触判断部における正常モードの動作とを適宜使い分けることによって電力消費を低減しようとするものである。
特開平8−211360号公報 特開2007−87393号公報
特許文献1の上記液晶画像表示装置では、液晶表示パネルの全面に亘るバックライトの点灯、消灯または減光を制御している。また、特許文献2の上記表示装置の駆動方法では、表示板全体を対象とする2つの駆動モード(節電モードと正常モード)を使い分けている。すなわち、これらの表示装置における制御または駆動方法では、比較的に単純な駆動制御が行われており、電池等を電源とする携帯型情報機器においては、よりきめ細かな駆動制御により省電力化を図ることが求められている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例の表示装置の駆動方法は、複数の画素が設けられた表示領域を有するシート状の表示部を備えた表示装置の駆動方法であって、前記表示部が自発光型であり、人体等により前記表示部への接触があるか否か、または人体等の接触に伴って前記画素における表示が遮蔽状態であるか否かを検出するセンサーを備え、前記表示部の駆動中に前記センサーからの出力に基づいて、前記接触がある、または前記表示が遮蔽されたと判断されたときに、少なくとも接触部位の画素を消灯または減光することを特徴とする。
この方法によれば、少なくとも接触部位の画素を単位として消灯または減光することによって、きめ細かな節電状態として省電力化することができる。
[適用例2]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記接触部位の画素に隣接する少なくとも1つの前記画素を消灯または減光するとしてもよい。
この方法によれば、表示の視認において支障をきたさない程度に節電状態として、より省電力化することができる。
[適用例3]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記表示領域は、複数の領域に分けて駆動制御されており、前記接触部位の画素を含む前記領域を消灯または減光するとしてもよい。
この方法によれば、節電状態の範囲を積極的に広げて、より省電力化することができる。
[適用例4]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記接触が所定の時間継続したと判断されたときに、前記接触部位の画素を含む前記表示領域のすべてを消灯または減光することが好ましい。
人体等による表示部への接触が所定の時間継続している状態を表示が視認されていないと判断して表示領域のすべてを消灯または減光するので、効率よく省電力化することができる。
[適用例5]上記適用例の表示装置の駆動方法において、一方の端部が綴じられた複数の前記表示部を備え、少なくとも2つの前記表示部のうち一方の表示部に他方の表示部が重なったとき、前記他方の表示部が重なった前記一方の表示部の前記表示領域の少なくとも一部を消灯または減光することを特徴とする。
この方法によれば、複数の表示部を備えた場合に起こり得る表示部間の重なり合いを想定して節電状態とするので、効率よく省電力化することができる。
[適用例6]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記他方の表示部が重なり合った部分の前記一方の表示部の前記画素を消灯または減光するとしてもよい。
この方法によれば、表示寄与しない部分を確実に節電状態として省電力化することができる。
[適用例7]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記一方の表示部に対する前記他方の表示部の重なり合いが所定の時間継続したと判断されたときに、前記一方の表示部の前記表示領域のすべてを消灯または減光するとしてもよい。
この方法によれば、表示部の重なり合いによる時間経過を考慮して、無駄な表示用の電力を節電できる。
[適用例8]本適用例の他の表示装置の駆動方法は、複数の画素が設けられた表示領域を有するシート状の表示部を備えた表示装置の駆動方法であって、前記表示部が受光型であり、前記表示部の直下に配置され、少なくとも前記表示領域を照明する複数の光源を有する照明装置と、人体等により前記表示部への接触があるか否か、または人体等の接触に伴って前記画素における表示が遮蔽状態であるか否かを検出するセンサーとを備え、前記表示部の駆動中に前記センサーからの出力に基づいて、前記接触がある、または前記表示が遮蔽されたと判断されたときに、少なくとも接触部位の前記光源を消灯または減光することを特徴とする。
この方法によれば、少なくとも接触部位の光源を単位として照明装置を節電状態として、省電力化することができる。
[適用例9]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記接触部位の前記光源に隣接する少なくとも1つの前記光源を消灯または減光するとしてもよい。
この方法によれば、表示の視認において支障をきたさない程度に照明装置を節電状態として、より省電力化することができる。
[適用例10]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記照明装置は、前記表示領域を複数の領域に分けて照明するように制御されており、前記領域ごとに少なくとも1つの前記光源を有し、前記接触部位が含まれる前記領域に設けられた前記光源を消灯または減光するとしてもよい。
この方法によれば、照明装置における節電状態の範囲を積極的に広げて、より省電力化することができる。
[適用例11]上記適用例の表示装置の駆動方法において、一方の端部が綴じられた複数の前記表示部を備え、少なくとも2つの前記表示部のうち一方の表示部に他方の表示部が重なったとき、前記他方の表示部が重なった前記一方の表示部の前記照明装置の少なくとも1つの前記光源を消灯または減光することを特徴とする。
この方法によれば、複数の表示部を備えた場合に起こり得る表示部間の重なり合いを想定して照明装置を節電状態とするので、効率よく省電力化することができる。
[適用例12]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記一方の表示部の前記照明装置における前記他方の表示部が重なり合った部分の前記光源を消灯または減光するとしてもよい。
この方法によれば、表示寄与しない部分に対応する照明装置の光源を確実に節電状態として省電力化することができる。
[適用例13]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記一方の表示部に対する前記他方の表示部の重なり合いが所定の時間継続したと判断されたときに、前記一方の表示部の前記照明装置におけるすべての前記光源を消灯または減光することが好ましい。
この方法によれば、表示部の重なり合いによる時間経過を考慮して、照明装置における無駄な照明用の電力を節電できる。
[適用例14]上記適用例の表示装置の駆動方法において、前記センサーは、光検知、圧力検知、電気容量検知のうち少なくとも1つの方法を用いていることを特徴とする。
周知の検知技術を応用または組み合わせることにより、表示部が自発光型あるいは受光型のいかんに関わらず、人体等による表示部への接触、または人体等の接触に伴う画素の表示が遮蔽された状態を検出可能である。
実施形態1の表示装置の構成を示す概略平面図。 図1のA−A'線で切った実施形態1の表示装置の構造を示す概略断面図。 実施形態1の表示装置の電気的な構成を示すブロック図。 実施例1の表示装置の駆動方法を示す概略図。 実施例2の表示装置の駆動方法を示す概略図。 実施例3の表示装置の駆動方法を示す概略図。 実施形態2の表示装置の構成を示す概略平面図。 図7のB−B'線で切った実施形態2の表示装置の構造を示す概略断面図。 実施形態2の表示装置の電気的な構成を示すブロック図。 実施例4の表示装置の駆動方法を示す概略図。 実施例5の表示装置の駆動方法を示す概略図。 (a)および(b)は実施形態3の表示装置の構成を示す斜視図。 実施形態3の表示装置の駆動方法を示す斜視図。 変形例の表示装置の構造を示す概略断面図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。
(実施形態1)
まず、本実施形態の表示装置の駆動方法を適用する表示装置の構成について、図1〜図3を参照して説明する。図1は実施形態1の表示装置の構成を示す概略平面図、図2は図1のA−A'線で切った実施形態1の表示装置の構造を示す概略断面図、図3は実施形態1の表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の表示装置100は、外形が四角形の表示パネル110を内包した表示部130を備えている。表示パネル110は、R(赤)、G(緑)、B(青)、3色の色表示が可能な複数の画素15が設けられた表示領域110aを有している。複数の画素15は、表示領域110aにおいて3色のうち同色の画素15が短辺に沿った方向に配列した所謂ストライプ状の配列となっている。なお、画素15の配列はこれに限定されるものではない。
表示パネル110の長辺に沿って設けられた端子部10aには、表示パネル110を駆動制御する表示制御部131(図3参照)との電気的な接続を図るべく、複数(3つ)の中継基板120A,120B,120Cが実装されている。中継基板120A,120B,120Cは、例えばフレキシブル回路基板(FPC)であって、その表面に表示パネル110を駆動する駆動回路の一部を構成する例えばドライバーICなどの電子部品を実装したものも採用することができる。
図2に示すように、表示装置100の表示部130は、中継基板120Aが実装された表示パネル110を樹脂フィルム40Aと樹脂フィルム40Bとの間に挟んでラミネートされた構造となっている。
表示パネル110は、画素15ごとに対応して設けられた発光素子としての有機エレクトロルミネセンス素子11(以降、有機EL素子11と呼ぶ)を有する素子基板10と、同じく画素15ごとに対応して設けられた着色層を具備するカラーフィルター21を有する封止基板20とを、可視光透過性を有する封止樹脂35を介してシール材30により接合したものである。有機EL素子11は白色光を発するものであり、白色光がカラーフィルター21を透過して封止基板20側から射出することにより、カラー表示を可能とする所謂トップエミッション構造となっている。
素子基板10には、画素15ごとの有機EL素子11を駆動するため駆動回路(図示省略)が設けられており、有機EL素子11は駆動回路上に形成されている。駆動回路は薄膜トランジスターなどのスイッチング素子やこれに繋がる配線等を含むものであって、公知の構成を採用することができる。
また、駆動回路は、画素15ごとに設けられたセンサー13を含んでいる。センサー13は、前述した薄膜トランジスターを構成する半導体膜や絶縁膜、配線を構成する導電膜等により構成することができ、例えば、光感応型の半導体膜を有する光検知素子や圧力感応型の抵抗素子、静電容量の変化を検知する電気容量素子のうち少なくとも1つからなるものである。
このように発光素子を有する自発光型の表示パネル110において、素子基板10は透明なガラスや樹脂などの基板や、不透明なシリコンやセラミックなどの基板を用いることができる。一方、有機EL素子11からの発光が取り出される側の封止基板20は透明なガラスや樹脂などの基板を用いる。
本実施形態では、素子基板10および封止基板20ともに透明なガラス基板が用いられており、素子基板10と封止基板20とを接合した後に、その表面を機械的または化学的な研磨を施すことにより、それぞれの基板の厚みを薄くする加工が施されている。例えば、それぞれの基板の元の厚みは、およそ0.5mmである。そして、加工後の総厚がおよそ300μm以下となるように研磨されている。したがって、表示パネル110自体がある程度の可撓性を有する構成となっている。
それゆえに、表示パネル110自体では、外部からの衝撃に対して弱い、また衝撃で破損したときの飛散を防ぐ必要がある。また発光素子として有機EL素子11を用いているので密封構造とすることで外部からの水分等の浸入を防ぎより長い発光寿命を確保したいなどの理由から、同じく可撓性を有する樹脂フィルム40A,40Bでラミネートしている。
ラミネートに用いられる樹脂フィルム40Aは、ガス透過性が低い透明な基材フィルム41Aの一方の表面に接着剤を均一に塗布して形成された接着層42Aを有する。同様に樹脂フィルム40Bは、ガス透過性が低い透明な基材フィルム41Bの一方の表面に透明な接着剤を均一に塗布して形成された接着層42Bを有する。
基材フィルム41A,41Bとしては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)やPEN(ポリエチレンナフタレート)などのポリエステル、PES(ポリエーテルスルホン)、PC(ポリカーボネート)、PE(ポリエチレン)などの樹脂からなるフィルムが挙げられる。その厚みは、およそ50μm程度である。
接着剤は、例えば熱硬化型のエポキシ樹脂を用いることができる。また、粘着性を有する粘着剤としてもよい。粘着剤を用いればリペア性を実現できる。
接着層42A,42Bが相対するように表示パネル110を挟んで2つの樹脂フィルム40A,40Bによりラミネートする。また、有機EL素子11の防湿性、言い換えれば封止性を確保するために、ラミネート時に表示パネル110の周辺に発生するおそれがある空間43,44を封止樹脂により埋めた構造となっている。すなわち、封止樹脂と一緒に表示パネル110を挟んでラミネートしており、はみ出した封止樹脂の一部45が樹脂フィルム40A,40Bの端面に盛り上がった状態となっている。
素子基板10の端子部10aには、異方性導電膜(ACF)7Aを用いて中継基板120Aが実装されている。中継基板120Aの接続部を除く表面は絶縁性を有する例えばポリイミドやソルダーレジストなどの保護膜で覆われており、樹脂フィルム40A,40Bの接着層42A,42Bと上記保護膜との接着性を確保するために、双方の界面に接着性を示す中間接着層8A,9Aが設けられている。
このような構成の表示部130は所謂シート状(板状)であって、外部応力にある程度追随して表示面を湾曲させることができる。
なお、表示パネル110がトップエミッション構造の有機EL素子11を有しているため、素子基板10側から光を取り出す必要がない。したがって、素子基板10側を覆う樹脂フィルム40Bは透明性を有する必要はなく、ラミネートが可能な金属薄膜などの熱伝導体を備えた不透明な樹脂フィルムでもよい。熱伝導体により有機EL素子11の発光に伴う発熱を放熱することが可能となる。
次に表示装置100の電気的な構成について説明する。図3に示すように、表示装置100は、表示部130と、表示信号の入力を受けて表示部130を駆動制御する表示制御部131と、AC(交流)またはDC(直流)の外部電源からの電力供給を受けて表示制御部131に駆動電力を供給する電源回路132とを有する。
表示制御部131は、表示信号の入力に対応してR,G,Bの各有機EL素子11を点灯させる。また、有機EL素子11は、これを流れる電流量により発光する輝度(強度)を変えることができる。したがって、表示制御部131は、各有機EL素子11の点灯や消灯だけでなく、点灯時に比べて電流量を減らすことにより低い輝度で点灯させることもできる。以降、このような低い輝度での点灯状態を減光と言う。
センサー13は、前述したように光検知素子、抵抗素子、電気容量素子のうち少なくとも1つからなり、人体等による表示部130への接触、または人体等の接触に伴う画素15の表示が遮蔽された状態を検出可能となっている。
このような構成を備えた表示装置100は、表示制御部131がセンサー13からの出力信号を参照して画素15を構成する有機EL素子11の発光を制御することにより、省電力化を実現している。詳しい表示装置100の駆動方法について、引き続き説明する。
<表示装置の駆動方法>
本実施形態の表示装置100の駆動方法について、図4〜図6を参照して説明する。図4は実施例1の表示装置の駆動方法を示す概略図、図5は実施例2の表示装置の駆動方法を示す概略図、図6は実施例3の表示装置の駆動方法を示す概略図である。
(実施例1)
図4に示すように、実施例1の表示装置100の駆動方法は、シート状の表示部130を手にとったときに、その接触をセンサー13により検知して、表示制御部131が接触部位の画素15の有機EL素子11を消灯または減光する。
この場合、表示部130の表示領域110a(すなわち表示面)に対して、親指が接触、あるいは表示面を遮蔽している。親指が接触した部位を接触部位111aとする。これに対して、表示部130の背面側には、残る人差し指から小指までの4本の指が接触している。4本の指が接触した部位を接触部位111bとする。
センサー13は、これらの接触あるいは表示面の遮蔽された状態を検知して出力信号を表示制御部131に送出する。表示制御部131はこの出力信号を参照して、接触部位111a,111bに対応する画素15の有機EL素子11を消灯または減光する。
このような有機EL素子11の消灯または減光は、表示装置100を駆動するために必要な電力を削減できる。また、表示の視認性を確保する観点では、親指によって遮蔽された接触部位111aの画素15の有機EL素子11だけを消灯または減光するとしてもよい。
(実施例2)
図5に示すように、実施例2の表示装置100の駆動方法は、実施例1に対して接触部位111a,111bの画素15の有機EL素子11に隣接する少なくとも1つの有機EL素子11を含んで消灯または減光する方法である。これにより節電する範囲をさらに拡大させる。具体的には、表示領域110aにおける有機EL素子11の平面的な配置座標データに対してセンサー13の出力信号を参照して、手(指)が接触した部分の平面的な最大範囲を特定する。例えば、親指の接触部位111a(図4)を含む四角形の領域112aの画素15を消灯または減光する。あるいは、4本の指の接触部位111b(図4)を含む四角形の領域112bを消灯または減光する。
実施例1において述べたように、表示の視認性を確保する観点では、領域112aだけを消灯または減光するとしてもよい。
上記実施例1および実施例2の表示装置100の駆動方法によれば、表示部130に対して人体(手)が接触、または人体(手)の接触に伴って表示が遮蔽された状態をセンサー13が検知して、表示制御部131が接触部位111aと接触部位111bのうち少なくとも一方、あるいは領域112aと領域112bのうちいずれか一方に含まれる複数の画素15の有機EL素子11を消灯または減光することにより、省電力化が図られる。
人体による接触を検知するという観点からセンサー13としては、光(可視光領域の波長を有する光)検知、圧力検知、電気容量検知の他にも温度(赤外線)検知、磁気(磁場)検知などの方法(素子)を採用することもできる。
(実施例3)
実施例3の表示装置100の駆動方法は、実施例1や実施例2の人体の接触に対して、人体以外の接触を鑑みた節電の方法である。例えば、図6に示すように、人体以外の接触物として紙やノートなど遮蔽物が表示部130に重ねられることが想定される。そのような場合には、表示制御部131はセンサー13からの出力信号を参照して、遮蔽物によって表示が遮蔽された領域113aの画素15の有機EL素子11を消灯または減光する。
実施例3によれば、表示の視認性を優先して、表示が視認できない領域113aの表示を行わない、あるいは視認できないようにして、省電力化することができる。
実施例1〜実施例3における発光素子としての有機EL素子11の消灯または減光は、接触または表示が遮蔽された状態の初期段階には減光し、所定の時間(数十秒程度)経過したときには、消灯することが好ましい。
特に、有機EL素子11は発光に伴って発熱することがあり、人体(手)が接触する部位または当該部位を含む周辺領域の有機EL素子11を消灯して発熱を抑えることができる。長時間に亘って人体が表示部130に接触している場合の低温火傷を防ぐことができる。
なお、有機EL素子11の消灯または減光を頻繁に繰り返すことによって、かえって消費電力を増やすおそれがあるときには、接触または表示が遮蔽された状態が所定の時間(例えば5分程度)継続したときに、すべての有機EL素子11を消灯または減光してもよい。
上記所定の時間は、表示装置100の使用方法に応じて任意に設定可能とすることもできる。
(実施形態2)
次に、他の実施形態の表示装置とその駆動方法について、図7〜図11を参照して説明する。図7は実施形態2の表示装置の構成を示す概略平面図、図8は図7のB−B'線で切った実施形態2の表示装置の構造を示す概略断面図、図9は実施形態2の表示装置の電気的な構成を示すブロック図、図10は実施例4の表示装置の駆動方法を示す概略図、図11は実施例5の表示装置の駆動方法を示す概略図である。
図7に示すように、本実施形態の表示装置200は、外形が四角形の表示パネル150を内包した表示部170を備えている。表示パネル150は、R(赤)、G(緑)、B(青)、3色の色表示が可能な複数の画素55が設けられた表示領域150aを有している。複数の画素55は、表示領域150aにおいてストライプ状の配列となっている。
表示パネル150の長辺に沿って設けられた端子部50aには、表示パネル150を駆動制御する表示制御部171(図9参照)との電気的な接続を図るべく、複数(3つ)の中継基板160A,160B,160Cが実装されている。中継基板160A,160B,160Cは、例えばフレキシブル回路基板(FPC)であって、その表面に表示パネル150を駆動する駆動回路の一部を構成する例えばドライバーICなどの電子部品を実装したものも採用することができる。
本実施形態の表示装置200は、平面的には実施形態1の表示装置100と同様な構成を有しているも、表示パネル150が受光型であって、表示パネル150の背面側(直下)には、これを照明する照明装置(バックライト;B/L)が備えられている。また、照明装置を駆動制御するB/L制御部173(図9参照)との電気的な接続を図るべく、中継基板160A、160B,160Cには他の中継基板(図示省略)が実装されている。詳しくは、図8を参照して説明する。
図8に示すように、表示装置200の表示部170は、中継基板160Aが実装された表示パネル150とこれを照明する照明装置90とが重ね合わされた積層体を、樹脂フィルム40Aと樹脂フィルム40Bとの間に挟んでラミネートされた構造となっている。
表示パネル150は、液晶パネルであって、例えば、一対の基板としての素子基板50および対向基板60と、シール材70を介して接合された素子基板50と対向基板60との隙間に挟持された液晶層80とを備えている。
素子基板50の液晶層80側には、画素55ごとに設けられた画素電極51とこれを駆動するための駆動回路と、複数の画素電極51を覆う配向膜56とが設けられている。
また、駆動回路は、画素55ごとに設けられたセンサー53を含んでいる。センサー53は、例えば、光感応型の半導体膜を有する光検知素子や圧力感応型の抵抗素子、静電容量の変化を検知する電気容量素子のうち少なくとも1つからなるものであって、駆動回路における薄膜トランジスターを構成する半導体膜や絶縁膜、配線を構成する導電膜等により構成することができる。
対向基板60の液晶層80側には、画素55ごとに設けられた着色層を有するカラーフィルター61とカラーフィルター61上に設けられた共通電極62と、共通電極62を覆う配向膜63とが設けられている。
液晶層80と反対側の対向基板60の表面には、上偏光板64が貼り付けられている。同じく、液晶層80と反対側の素子基板50の表面には、下偏光板57が貼り付けられている。
このような表示パネル150の光学設計条件としては、非駆動時に黒表示となるノーマリーブラックモードが採用されている。したがって、表示パネル150が非駆動時には、照明装置90の照明光は表示パネル150を透過することができない。なお、これに限らず、非駆動時に白表示となるノーマリーホワイトモードの光学設計条件としてもよい。
照明装置90は、実装基板92と実装基板92上にほぼ均等に配置され実装された複数の光源91とを有する。光源91は点光源に近い例えばLEDや有機EL素子などの発光素子である。照明装置90は、素子基板50側において表示パネル150の直下に配置され、少なくとも表示領域150aに亘ってほぼ均一に照明可能な状態となっている。以降、照明装置90をB/L(バックライト)90と呼ぶこともある。
光源91が実装された実装基板92の一方の端部には、接続端子(図示省略)が設けられており、中継基板161Aの一方の端部が電気的に接続されている。中継基板161Aの他方の端部は、素子基板50の端子部50aに実装された中継基板160Aの一方の表面に電気的に接続されている。電気的な接続方法は、例えば半田付けによるものである。
表示パネル150は、素子基板50と対向基板60とを接合して、その隙間に液晶を封入した後に、機械的または化学的な研磨を施して薄型化されている。この場合も実施形態1の表示パネル110と同様に、それぞれの基板の元の厚みはおよそ0.5mm程度であって、表示パネル150の厚みがおよそ300μm以下となるように研磨加工されている。研磨加工後に上偏光板64と下偏光板57とが貼り付けられている。
照明装置90における実装基板92は、リジットな回路基板であってもフレキシブルな回路基板であってもよいが、やはり100μm以下の薄い回路基板が好ましい。
このような表示パネル150と照明装置90の積層体を接着層42A,42Bとが相対するように樹脂フィルム40A,40Bでラミネートして得られたシート状の表示部170は、やはり外部応力に対してある程度湾曲可能な可撓性を有している。
図9に示すように、表示装置200は、表示部170と、表示信号の入力を受けて表示部170を駆動制御する表示制御部171と、B/L90を駆動制御するB/L制御部173と、AC(交流)またはDC(直流)の外部電源からの電力供給を受けて表示制御部171とB/L制御部173とに駆動電力を供給する電源回路172と、を有する。
表示制御部171は、表示信号の入力に対応してR,G,Bの画素55を点灯させる。詳しくは、共通電極62と所望の画素電極51との間に液晶層80を駆動する電位を与える。
センサー53は、前述したように光検知素子、抵抗素子、電気容量素子のうち少なくとも1つからなり、人体等による表示部170への接触、または人体等の接触に伴う画素55の表示が遮蔽された状態を検出可能となっている。
このような構成を備えた表示装置200は、表示制御部171がセンサー53からの出力信号を参照して画素55を点灯制御する。また、B/L制御部173は同じくセンサー53からの出力信号を参照して光源91の発光を制御する。これにより、省電力化を実現している。詳しい表示装置200の駆動方法について、実施例4および実施例5に基づいて説明する。
<他の表示装置の駆動方法>
(実施例4)
図10に示すように、本実施形態の実施例4における表示装置200の駆動方法は、シート状の表示部170を手にとったときに、その接触をセンサー53により検知して、B/L制御部173が接触部位の光源91を消灯または減光する。
表示部170の表示領域150a(すなわち表示面)に対して、親指が接触、あるいは表示面を遮蔽している。表示部170の背面側には、残る人差し指から小指までの4本の指が接触している。
センサー53は、これらの接触あるいは表示面の遮蔽された状態を検知して出力信号を送出する。B/L制御部173はこの出力信号を参照して、例えば親指が接触した接触部位151aに対応する光源91を消灯または減光する。表示領域150a内における光源91の配置は、光源91間の距離が均等となるように配置されているものの、画素55ごとに設けられたセンサー53の配置密度の方が高密度であるため、接触部位151aに対応する光源91を消灯または減光するとその範囲は、手にとった辺部を一辺とする略半円状となる。
このような照明装置90の消灯または減光は、表示装置200を駆動するために必要な電力を削減できる。また、表示の視認性を確保する観点では、親指によって遮蔽された接触部位151aの光源91だけを消灯または減光するとしてもよいが、光源91からの放熱を考慮して上記実施形態1の有機EL素子11の点灯制御と同様に、表示部170の背面側に接触した4本の指の接触部位151bの光源91をさらに消灯または減光するとしてもよい。これによれば、より省電力化が図れる。
(実施例5)
図11に示すように、本実施形態の実施例5における表示装置200の駆動方法は、照明装置90による表示領域150aの照明を複数(例えば3つ)の領域に分けて照明可能とする。そして、シート状の表示部170を手にとったときに、その接触をセンサー53により検知して、B/L制御部173が複数(3つ)の領域のうち手(親指)が接触した部分を含む領域152aの光源91を消灯または減光する。
実施例5の表示装置200の駆動方法によれば、積極的に照明装置90の消灯または減光の範囲を拡大して、より省電力化を図ることができる。なお、照明を制御できる領域の数(3つ)は、これに限定されるものではない。
また、実施例4および実施例5において、B/L制御部173による照明装置90の制御に加えて、表示制御部171がセンサー53の出力信号を参照することにより、接触部位151a、接触部位151b、領域152aのいずれかに含まれる画素55に表示信号を書き込む動作を中断するように制御してもよい。照明装置90の電力消費に比べればわずかであるものの、書き込み動作による電力消費を削減することができる。
さらには、実施例4および実施例5の照明装置90の駆動制御において、表示部170に人体(手)が接触または表示が遮蔽された状態の初期段階に光源91を減光し、所定の時間(数十秒程度)経過したときには、消灯することが好ましい。すなわち、節電に入った初期段階においてもある程度表示を視認することができる。
なお、光源91の消灯または減光を頻繁に繰り返すことによって、かえって照明装置90の消費電力を増やすおそれがあるときには、接触または表示が遮蔽された状態が所定の時間(例えば5分程度)継続したときに、すべての光源91を消灯または減光してもよい。
(実施形態3)
次に、実施形態3の表示装置とその駆動方法について、図12および図13を参照して説明する。図12(a)および(b)は実施形態3の表示装置を示す斜視図、図13は実施形態3の表示装置の駆動方法を示す斜視図である。
図12(a)に示すように、本実施形態の表示装置1000は、上記実施形態1の表示装置100が本体1100内に複数収納されたものである。また、図12(b)に示すように、2つのシート状の表示部130をそれぞれ表示領域(表示面)110aが外側に向くように貼り合わせて1つの表示部を構成している。以降、このような表示部を表示部100A,100B,100C,100Dと呼ぶ。
各表示部100A,100B,100C,100Dは、一方の端、すなわち中継基板120A,120B,120C(図1参照)が設けられた側を本体1100の接続部1120に固定されると共に、接続部1120において電気的に表示制御部131と接続されている。
本体1100は接続部1120を中心にして開くことができ、各表示部100A,100B,100C,100Dをあたかも本のページのようにめくることができる。本の表紙に相当する本体1100には、表示制御部131、表示情報を一時的に蓄積する例えばフラッシュメモリーなどの記憶部(図示省略)、電源回路132、電源として例えばリチウムイオン電池などの小型二次電池(図示省略)等が内蔵されている。
<表示装置の駆動方法>
図13に示すように、表示装置1000の駆動方法は、上記実施形態1における表示装置100の駆動方法における実施例1〜実施例3の駆動方法を個々の表示部100A,100B,100C,100Dに適用可能である。
また、これに加えて例えば一方の表示部100Aと他方の表示部100Bとが重なった場合には、一方の表示部100Aにおける表示領域110Aaの有機EL素子11を消灯または減光する。同図において表示部100Aの裏面側の表示領域110Aaや表示部100Bの裏面側すなわち表示部100Aと重なり合う側の表示領域110Baも同様に消灯または減光する。
また、一方の表示部100Dに部分的に他方の表示部100Cが重なり合った場合には、一方の表示部100Dにおいて表示が遮蔽された領域110Dbの有機EL素子11を消灯または減光する。
また、表示部100A,100B,100C,100D間の重なり合いの時間経過を考慮して、初期段階には節電対象の有機EL素子11を減光し、所定の時間(数十秒程度)経過した後に消灯することが好ましい。
このような表示装置1000の駆動方法によれば、複数の表示部100A,100B,100C,100Dを備えても効率的な省電力化を図ることができる。
なお、表示装置1000の構成は、これに限定されず、上記実施形態2の表示装置200を本体1100に複数備える構成としてもよい。そして、上記実施形態2の実施例4および実施例5の表示装置200の駆動方法を、表示装置1000に適用してもよい。
以上、本発明を具体化した実施形態1〜実施形態3について、実施例を挙げて説明した。ところで、発光素子や光源の点灯が減光または消灯された節電モードを通常の点灯状態(通常モード)に戻す方法としては、例えば、センサー13が人体等の接触や表示の遮蔽状態が解除されたことを検知して、表示制御部131に通常点灯の信号を送り、表示部130を通常点灯させる方法、表示領域110aのうち特定の部位に指で繰り返して触れる動作(マウスによるダブルクリックのような動作)、あるいは指で表示領域110aをなぞって円などの特定の形状を描く動作を行い、これらの動作をセンサー13により検知して節電モードを解除するといった方法が挙げられる。
上記実施形態以外にも様々な変形例が考えられる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)上記実施形態1および上記実施形態2において、センサー13(センサー53)は、素子基板10(素子基板50)側において画素15(画素55)ごとに設けられることに限定されない。例えば、複数の画素15(画素55)置きにセンサー13(センサー53)を配置してもよい。
(変形例2)上記実施形態1および上記実施形態2において、センサー13(センサー53)は、表示パネル110(表示パネル150)内に設けられることに限定されない。図14は変形例の表示装置の構造を示す概略断面図である。例えば、図14に示すように、変形例の表示装置300は、上記実施形態1の表示装置100において、封止基板20と樹脂フィルム40Aとの間にセンサーとしてのタッチパネル135を備えたものである。タッチパネル135としては、抵抗膜方式、静電容量方式などを採用することができる。これにより、少なくともタッチパネル135が装備された封止基板20側から人体等が表示部130に接触したときに、その接触位置を検出することができる。タッチパネル135からの接触位置検出結果に基づいて、表示制御部131が接触部位の有機EL素子11を消灯または減光する構成とすればよい。表示部130の厚みがタッチパネル135の分だけ増えてしまうものの、素子基板10側にセンサー13を組み込む必要がないので、表示パネル110の構成を簡略化できる。
(変形例3)上記実施形態2における受光型の表示パネル150の構成は、これに限定されない。例えば、一方の基板側に一対の電極を備え、当該電極間に発生させた横電界により液晶層を駆動するFFS(Fringe Field Switching)方式やIPS(In Place Switching)方式の液晶パネルとしてもよい。あるいはスイッチング素子を有するアクティブ方式の表示装置に限定されず、パッシブ方式の液晶パネルであってもよい。
(変形例4)上記実施形態1において、表示装置100をR,G,Bの画素15を有するものとして駆動制御したが、封止基板20側のカラーフィルター21を削除し、有機EL素子11を例えば白色発光させれば、表示装置100をシート状の照明装置として駆動制御し、省電力化を図ることができる。
(変形例5)上記実施形態1において、自発光型の表示部130における発光素子は、有機EL素子11に限定されない。例えば、LED(Light Emitting Diode)、FED(Field Emission Display)やSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)に用いられている電界放出素子などの発光素子を適用することができる。
(変形例6)上記実施形態3において、表示部100A,100B,100C,100Dの構成は、上記実施形態1の表示装置100が表示面を外側にして2つ重ねられたものに限定されない。例えば、本体1100に対して一定の方向にめくって表示面を確認できるように、複数の表示装置100を接続部1120に取り付けてもよい。また、表示装置100は、トップエミッション構造であるが、素子基板10側にも発光を取り出せる構成とすれば、1つの表示装置100の両面から表示を確認することもできる。
13,53…センサー、15,55…画素、100,200,300,1000…表示装置、90…照明装置、91…光源、110…表示パネル、110a,150a…表示領域、111a,111b,151a,151b…接触部位、112a,112b,152a…表示領域を分けた領域、130…自発光型の表示部、170…受光型の表示部。

Claims (14)

  1. 複数の画素が設けられた表示領域を有するシート状の表示部を備えた表示装置の駆動方法であって、
    前記表示部が自発光型であり、
    人体等により前記表示部への接触があるか否か、または人体等の接触に伴って前記画素における表示が遮蔽状態であるか否かを検出するセンサーを備え、
    前記表示部の駆動中に前記センサーからの出力に基づいて、前記接触がある、または前記表示が遮蔽されたと判断されたときに、少なくとも接触部位の画素を消灯または減光することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  2. 前記接触部位の画素に隣接する少なくとも1つの前記画素を消灯または減光することを特徴とする請求項1に記載の表示装置の駆動方法。
  3. 前記表示領域は、複数の領域に分けて駆動制御されており、前記接触部位の画素を含む前記領域を消灯または減光することを特徴とする請求項1に記載の表示装置の駆動方法。
  4. 前記接触が所定の時間継続したと判断されたときに、前記接触部位の画素を含む前記表示領域のすべてを消灯または減光することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示装置の駆動方法。
  5. 一方の端部が綴じられた複数の前記表示部を備え、少なくとも2つの前記表示部のうち一方の表示部に他方の表示部が重なったとき、前記他方の表示部が重なった前記一方の表示部の前記表示領域の少なくとも一部を消灯または減光することを特徴とする請求項1に記載の表示装置の駆動方法。
  6. 前記他方の表示部が重なり合った部分の前記一方の表示部の前記画素を消灯または減光することを特徴とする請求項5に記載の表示装置の駆動方法。
  7. 前記一方の表示部に対する前記他方の表示部の重なり合いが所定の時間継続したと判断されたときに、前記一方の表示部の前記表示領域のすべてを消灯または減光することを特徴とする請求項5または6に記載の表示装置の駆動方法。
  8. 複数の画素が設けられた表示領域を有するシート状の表示部を備えた表示装置の駆動方法であって、
    前記表示部が受光型であり、前記表示部の直下に配置され、少なくとも前記表示領域を照明する複数の光源を有する照明装置と、
    人体等により前記表示部への接触があるか否か、または人体等の接触に伴って前記画素における表示が遮蔽状態であるか否かを検出するセンサーとを備え、
    前記表示部の駆動中に前記センサーからの出力に基づいて、前記接触がある、または前記表示が遮蔽されたと判断されたときに、少なくとも接触部位の前記光源を消灯または減光することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  9. 前記接触部位の前記光源に隣接する少なくとも1つの前記光源を消灯または減光することを特徴とする請求項8に記載の表示装置の駆動方法。
  10. 前記照明装置は、前記表示領域を複数の領域に分けて照明するように制御されており、前記領域ごとに少なくとも1つの前記光源を有し、
    前記接触部位が含まれる前記領域に設けられた前記光源を消灯または減光することを特徴とする請求項8に記載の表示装置の駆動方法。
  11. 一方の端部が綴じられた複数の前記表示部を備え、少なくとも2つの前記表示部のうち一方の表示部に他方の表示部が重なったとき、前記他方の表示部が重なった前記一方の表示部の前記照明装置の少なくとも1つの前記光源を消灯または減光することを特徴とする請求項8に記載の表示装置の駆動方法。
  12. 前記一方の表示部の前記照明装置における前記他方の表示部が重なり合った部分の前記光源を消灯または減光することを特徴とする請求項11に記載の表示装置の駆動方法。
  13. 前記一方の表示部に対する前記他方の表示部の重なり合いが所定の時間継続したと判断されたときに、前記一方の表示部の前記照明装置におけるすべての前記光源を消灯または減光することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一項に記載の表示装置の駆動方法。
  14. 前記センサーは、光検知、圧力検知、電気容量検知のうち少なくとも1つの方法を用いていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の表示装置の駆動方法。
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